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きままな無線日記 JS1XQX・サイタマMS118 (2024/5/2 16:35:13)
現在データベースには 100 件のデータが登録されています。
関東UHFコンテスト、今年は電信電話430MHz部門で参加しました。
スタート前にFMをサーチすると、火曜日開催なのでちょっと出ている局が少ないのかなと思いつつも
周波数確保のためにCQを出しまして某局とQSO。
貰ったレポートは59フルスケールとのことですが、こちらからはどうみても55。
まあSWRも悪くないし、こんなこともあるなあと思いながら、いよいよコンテスト開始です。
が、空振りCQばかりであまり呼ばれない・・・。
開始直後なので、1分2局程度は出来なければおかしいし、呼んでくる局の信号が弱い。
決定的だったのがいつも強力な電波を送り込んでくる局がいつもの半分の信号強度。
これはさすがにおかしいと思ってアンテナ系統とかいろいろ調べたが原因が分かりません。
そこでモービルに積んであるサブ機で聞いてみると、ガンガン聞こえるではないですか。
急いでリグを取り換え、諸々の配線を繋ぎ替えてみると、いつもの賑わいが戻りました。
しかし、開始直後のトラブルで1時間程度ロスすることとなり、最低目標の300局にも程遠い結果となりました。
帰宅後、マニュアルを引っ張り出してトラブルシューティングのQ&Aを見ると、RFG:ゲインコントロール???
てっきりスケルチだと思っていたつまみが、RFゲインの調整も兼ねていると知ったのでした。
つまりはスケルチOFF(解放)のつもりが、RFゲインを最大に絞っていたのでした。
実はICOMのリグは使ったことがなく、また今まで使っていたリグではRFゲインのつまみはスケルチとは
独立したものになっていました。
固定観念でのうっかりミスでした。
開始直後には多くの方に呼んで頂いていたと思いますが、まさかの大失態で多くの方にご迷惑をおかけしたことと思います。
先日のオール埼玉コンテストでも、恐らく同様の失態をしていたものと思われます。
次回はマニュアルをしっかり持参して参加したいと思います。
今年の秋の一斉オンエアデイは何とか3連休を取れたので遠征を計画。
1つ目の候補はヘルメット等の装備を買いそろえる必要があるのと、山頂滞在時間に制限があるため断念。
そこで9年前のSVで移動した鳥海山へ足を延ばしてみることに。
片道約500Kmあるので、行くだけでも半日がかりです。
秋オン開始の21時に合わせてこちらを昼すぎに出発、高速を乗り継ぎ開始時刻の1時間前に
鳥海山南側、山形県側の登山口である湯ノ台口の駐車場に到着。
21時の開始時間には数局入感してきましたが、皆さんマッタリラグチューモードのようですし、翌日は早朝出発のため早々に休むことにしました。
翌日は3時30起床、4時30出発、月が明るく照らしてくれますがヘッドライトは必須です。
滝の小屋を過ぎてからは河原宿小屋まで多少きつくなりますが、登山道はよく整備されているので登りやすい。
このあたりで6時開始の富士山ロールコールに合わせてワッチするも、全く入感なし。
しかし、こんな登山途中の中腹でも、おおさと59/1(北奥千丈岳) がRS41で入感してくる。
呼ぼうとするも、QRMが激しいらしくQRXの宣告で交信ならず。
そこから雪渓を見ながら進んでいくと、最大難所のアザミ坂。
ここから外輪に上がるまでが頑張りどころで、外輪まで上がってしまえば外輪山最高地点の七高山まではもうひと踏ん張り。
懐かしい外輪山の最高地点七高山へ到着、早速開局。
7エリアの移動とあって、普段は交信できない局や初めて聞く局が多くて新鮮。
いわてB73局は久々のGW(グランドウェーブ)での交信。
吾妻小富士に遠征しているサイタマAB960局も強力だが、途中の中腹で聞こえていた時の方が強かったかも。
横手山のネリマTN39局、ニイガタHR660局、300Km越えだが安定してQSO出来る。
みちのくロールコールが開催されているとのことなので、少々ワッチしてみる。
キー局が北海道を指定、数局チェックインしているが聞こえない。
しかし、何局かのち、 いぶり4233/8 (北海道松前郡松前町)がチェックインしているのが聞こえる。
(コールサインのメモを失念、後日調査の結果コールサイン判明)
ロールコール中でこちらから呼び出すことが出来ず、その後ワッチしていそうなチャンネルで北海道宛てのCQを出すもQSOには至らずでした。
今回の移動で9年ぶりに再度8エリアとのQSOを狙っていましたが非常に悔やまれます。
みちのくロールコールには無事チェックイン出来ました。
キー局のアオモリAA113局(岩木山)とも久しぶりのQSOとなりました。
その後、中腹でも聞こえていた、おおさと59局(山梨県山梨市北奥千丈岳)がかすかに入感。
1エリアの壁が厚くなかなか順番が回ってきませんが、根気よく呼び続けて何とかQSO成立。
QRB378Km、1エリアも栃木県や群馬県はQSOの可能性があるとは思っていましたが、まさか山梨県とQSO出来るとは全くの想定外でした。
特小は全体的に出ている局が少ない印象でした。
ネリマTN39局と無理やりお願いして特小でのチャレンジもしましたが駄目でした。
朝方は月山辺りまでは視界が開けていましたが、徐々にガスが濃くなり、正午ごろには視界があまり良くなかったのも原因かと思います。
特小のDXはガスで視界が悪いとあまり期待が出来ない印象です。
周波数が高い分、水蒸気の減衰が如実に表れるのだと思います。
カラッと秋晴れでDXも成功を期待していたのですが残念です。
ともあれ、いくつか心残りの点もありましたが、全体的にはほぼ満足の結果が残せました。
鳥海山、メチャメチャ飛びます。
7エリアはほぼ全域、そして北は8エリア南部、そして過去実績から1・9・0エリアまでグランドウェーブで交信可能エリアがある山と言うのは、そうそうないと思います。
またチャンスがあれば訪れたいと思います。
<今後の課題>
(CB) 日本アルプス方面の高所移動局迎撃
8エリア各方面の伝搬実績作り
(特小) 日本海ダクトがらみでの交信実績作り
8エリアと特小での交信
昔やった勉強のおさらいで考察してみます。
【電波の見通し距離と送受信アンテナ高の計算】
サンプルデータとして、今回のQSOデータで検証してみます。
鳥海山 ~ 北奥千丈岳
4,121×(√ H1+√ H2)
√=ルートです。
H1=(鳥海山の標高+アンテナ高)=2229m+1m=2230m
H2=(北奥千丈岳の標高+アンテナ高)=2601m+1m=2602m
(こちらのリンクで数値を入れると計算してくれます。)
http://www.jh4vaj.com/archives/5238
計算結果:404.82Km
カシミール測定距離:378Km
机上計算では、上記の2点間距離が404Kmまで離れても交信が可能、
つまり378Kmであれば、電波の見通し距離内と言うことになります。
これが2点間の距離が405Kmを超えていることになれば、他に何らかの
影響を及ぼしている要因が存在することになります。
CBの場合、特に影響を及ぼしていると思われるのが対流圏伝搬です。
上空の10~15Kmにある対流圏で、日の出前後の暖かい空気と冷たい空気が
急激に入れ替わる際に屈折現象が起こり、電波が遠方まで伝わります。
日の出前後に電波の見通し距離以上のQSOが出来る場合は、この影響を受けていると
推測されます。
日の出前後はQSO可能だが、それ以降はQSO出来なくなるのも特徴の一つかと思います。
CBに近い周波数の28MHzでのエピソードを一つ。
以前、ALL JAコンテストの28MHzで参加した時、同部門で3連覇した28MHzの猛者から
アドバイスを貰ったのは、”朝方、東ビームにすべし” と言う事でした。
東ビーム?にしてマルチなんか取れる訳ないだろうと思いましたが、実践すると北海道のマルチが
面白いようにとれる。
これ、日の出方向にビームを向けて、対流圏伝搬でマルチを取る方法なんですね。
これを知らないと、本当の見通し距離と突発的なEスポ頼みしかなくなります。
<ALL JA コンテスト 2011年、2012年>
https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/all_ja/2011/entry.html#X28
https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/all_ja/2012/entry.html#X28
<書きかけです。>
2019年9月15日(日)
・ 山形県飽海郡遊佐町鳥海山(七高山) (2229m)
<CB> ICB-87R (500mW)
0932 ニイガタAA461 59/59 鳥海山五合目
0935 いわてB73 55/57 青森県弘前市岩木山八合目 QRB:174Km
0940 ミヤギKK33 51/51 宮城県大崎市
0943 イワテKA215 55/52
0945 アキタSS229 57/57 秋田県南秋田郡八郎潟
0947 アキタMK96 53/55 秋田県横手市大森山
0950 アキタST250 59/59 鳥海山5合目祓川(矢島口)
0953 イワテTK174 55/55 岩手県奥州市種山高原
0955 アキタYO214 56/57 秋田県羽後町
1020 アキタ04BZ 51/52 秋田県横手市
1023 イワテCA29 58/55 岩手県遠野市
1025 サイタマAB960 55/53 福島県福島市吾妻小富士 QRB:154Km
1030 ミヤギWR113 53/52 宮城県登米市
1032 ネリマTN39 51/53 長野県下高井郡山ノ内町横手山 QRB:301Km
1035 ヤマガタAA21 51/51 山形県天童市
1038 ニイガタHR660 51/52 群馬県吾妻郡中之条町横手山 QRB:301Km
1040 アキタCL824 52/52 秋田県能代市
1045 アキタNT530 59/59 秋田県秋田市大森山
1050 アオモリAA113 55/53 青森県弘前市岩木山 QRB:174Km
1032 ミヤギHO40 51/51 宮城県大崎市
1050 おおさと59 41/41 山梨県山梨市北奥千丈岳 QRB:378Km
1057 イワテAB355 57/57 八幡平
1058 フクシマME71 51/41 福島県田村市 QRB:190Km
1200 アキタDC49 59/59 鳥海山五合目
1305 つくばA3 51/51 新潟県南魚沼郡湯沢町大峰山 QRB:265Km
1342 アキタXV13 53/53 秋田県男鹿市寒風山
1344 ミヤギCB46 54/54 宮城県登米市
1345 アオモリCB144 53/53 秋田県男鹿市寒風山
1348 アキタCL824 53/55 秋田県男鹿市寒風山
1352 ニイガタHR731 51/51 新潟県長岡市 QRB:189Km
(CBL)
みちのくロールコールにチェックインしていた北海道局(松前?) RS41
シズオカAB??? RS41
<特小> DJ-R20D (10mW)
1018 アキタSS229 M5/M5 秋田県八郎潟
1023 ミヤギWR113 M5/M5 宮城県登米市 QRB:118Km
1316 ヤマガタTR839 M5/M5 山形県月山
※ カタカナ、ひらがな表記の違いはご了承下さい。
※ 固定表記以外は全て移動運用です。(/表記は省略)
秋の一斉オンエアデイは、鳥海山(秋田県にかほ市・山形県飽海郡遊佐町)に移動予定です。
CB・特小でGWDX狙います。
(想定DXエリア:日本アルプス超高所山岳移動局、北海道地方、北陸地方、関東地方北部)
9月15日(日) 9時~13時ごろまでの予定です。
今後の天候等によっては変更の予定がありますので、その場合はこちらで告知します。
スケジュール等ご希望の局はお知らせ下さい。
9年前のSV2010に移動しましたが、豪雨と落雷でリグが不調に陥り、思ったような運用が出来ない中、
それでもいくつかのGWDXが達成出来ました。
この時期は山頂の山小屋が閉鎖しているため、早朝出発の日帰り登山開始になるので短時間の運用に
なります。
また関東からは遠方になるので、なかなか移動出来る機会も多くはありませんので、ぜひこの機会に
迎撃して下さい。
<参考過去ログ>
<SV2010 鳥海山 2236m 山形県飽海郡遊佐町>
(CB) トカチAA180 51/51 北海道亀田郡七飯町横津岳 321Km
オシマTK112 51/51 北海道亀田郡七飯町横津岳 321Km
ミエAA469 51/51 石川県珠洲市宝立山 313Km
ながのNA374 51/51 長野県長野市飯綱山 311Km
(特小) いしかわAS36 M4/M3 新潟県上越市菱ヶ岳 2WAY 1mW 267Km
集中呼び出しタイム 特小は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分、市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
DX呼び出しタイム 3:30~7:30の毎時30分(計5回)
※ 今年の開催日に合わせて変更し転載しました。
************************************************
~ 秋オン メモリアル ~ (移動地と主な交信実績)<2018年 長野県北佐久郡立科町 蓼科山 (2531m)>
(CB)・アイチHZ76 54/53 長野県下伊那郡根羽村茶臼山 QRB:113Km
(CB)・ツクバAM7680 51/51 茨城県石岡市 QRB:164Km
(CB)・シガAZ79 51/31 岐阜県関ヶ原町 QRB:187Km
(CB)・サイタマHR125 52/51 茨城県土浦市朝日峠 QRB:165Km
(CB)・ミエAA469 51/31 三重県四日市市四日市港 QRB:196Km
(特小)・サイタマK7245 M5/M5 埼玉県北葛飾郡松伏町 QRB:138Km
<2016年 埼玉県秩父郡横瀬町丸山・埼玉県比企郡ときがわ町堂平山> <2015年 長野県上田市 四阿山>
(CB)・トヤマHT27 51/52 石川県七尾市別所岳 QRB157Km
(CB)・チバCH47 51/52 静岡県静岡市赤石岳 QRB122Km(特小)・サイタマKR50 M5/M5 埼玉県さいたま市マンション15F QRB134Km
(特小)・イタバシAA123 M5/M5 東京都板橋区マンション17F QRB141Km
(特小)・チバNT312 M5/M5 千葉県野田市 QRB147Km
(特小)・イバラキYY24 M5/M5 茨城県常総市 QRB152Km
<2014年 福島県南会津郡桧枝岐村 燧ケ岳>
(CB)・グンマXT59 52/53 石川県輪島市高州山 QRB212Km
(特小)・いしかわ4137 M5/M5 石川県七尾市別所岳 QRB218Km
(特小)・ミエAA469 M5/M5 石川県七尾市別所岳 QRB218Km
(特小)・むさしのAM634 M4/M5 山梨県甲州市大菩薩峠 2WAY 1mW QRB141Km
<2013年 山梨県山梨市 北奥千丈岳・国師ヶ岳> ※独自振替移動
<2012年 群馬県利根郡片品村 至仏山> (CB)・イバラキRA136 51/51 千葉県富津市鹿野山 196Km <2011年 群馬県藤岡市 西荷鉾山・赤久縄山> (CB) ・サイタマAD966 58/56 茨城県久慈郡大子町八溝山 148Km <2010年 秋田県 男鹿半島(本山・寒風山・入道崎)> <2009年 山形県鶴岡市 月山>
(CB・特小) ・ギフAA365 富山県下新川郡朝日町白馬岳 282.058Km
2019年8月4日(日)
・ 栃木県日光市男体山 (2486m)
<CB> ICB-87R (500mW)
0955 サイタマFL20 54/54 埼玉県熊谷市
0958 サイタマAD421 52/53 埼玉県秩父郡東秩父村二本木峠
1002 カナガワSG99 51/M5 神奈川県横浜市磯子区 QRB:156Km
1005 グンマAD17 55/54 群馬県太田市
1008 サイタマF886 51/52 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢
1010 ヤマガタIT910 53/55 宮城県刈田郡蔵王町刈田岳 QRB:173Km
1012 イワテCY16 51/51 岩手県遠野市寺沢高原 QRB:335Km
1015 トウキョウAD88 53/55 神奈川県相模原市緑区城山湖 QRB:133Km
1016 ヨコハマHN510 51/53 横浜市緑区 QRB:139Km
1017 チバTS106 51/51 千葉県印西市 QRB:119Km
1020 ヨコハマAA815 51/M5 神奈川県横浜市旭区 QRB:143Km
1045 トウキョウSS44 55/55 山梨県甲州市甲斐駒ケ岳 QRB:159Km
1047 トウキョウRV750 51/51 東京都西多摩郡日ノ出町
1050 カナガワCE47 53/54 神奈川県相模原市緑区城山湖 QRB:133Km
1055 サイタマQBM254 51/51 埼玉県比企郡吉見町
1057 トチギSA41 55/53 栃木県鹿沼市
1101 サイタマMK193 52/52 埼玉県比企郡滑川町二ノ宮山
1145 ミヤギKI529 59/59 栃木県日光市
1150 スイタIN046 51/51 埼玉県狭山市
1158 ニイガタHR660 51/53 新潟県長岡市 QRB:89Km
1158 チバKF728 53/53 千葉県木更津市 QRB:158Km
1200 コオリヤマRS015 51/52 埼玉県さいたま市西区
1210 トウキョウYU815I 52/54 埼玉県さいたま市西区
1215 チバMR21 55/55 千葉県袖ヶ浦市 QRB:153Km
1218 ミナミタマFN533 53/52 神奈川県相模原市緑区城山湖 QRB:133Km
<特小> DJ-R20D (10mW)
1115 トチギJJ69 M5/M5 栃木県日光市奥白根山
1118 フクシマFD55 M5/M5 福島県福島市 QRB:123Km
1132 トウキョウAR705 M5/M5 千葉県市川市 QRB:123Km
※ カタカナ、ひらがな表記の違いはご了承下さい。
※ 固定表記以外は全て移動運用です。(/表記は省略)
※ 今回の移動はSV2019の代替仮移動とします。