無線ブログ集
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毎日はレビュー (2024/11/24 11:05:04)
現在データベースには 722 件のデータが登録されています。
ちょうど2年ほど前、仕事で訪れたラスベガスで空き時間にGigaPartsという無線屋さんに足を運びました。その帰りに乗ったUberのドライバーさんの話をしたいと思います。
私が日本人だとわかったのか「日本は良い所だ、日本人が好き」と話しかけられました。海外でこの手の話かけをされた場合、最後にチップを多めに要求してきたりすることが多いので、話半分に聞き流していました。
すると、いきなり「シバタサン、オハヨーゴザイマス!」と軍人のような日本語を話し始めたものだから気になってしまい、色々と話をお聞きすることになりました。
1980年代に、クウェートの日系プラントで2年ほど働いていたそうです。当時、シバタサンをはじめ日本人の同僚には大変良くしてもらい、そこでの経験からエンジニアを目指して米国に移住したそうです。今では子供も大学を卒業させ、ご自身は悠々自適に過ごしてらっしゃるようでした。
日本人はお互いにリスペクトしていて、協調しているのが強みだと彼は言っていました。すれ違う日本車を指さしながら、日本製は違うと力説されてました。残念ながらシバタサンは既に他界されたそうですが、今でも会いたいとのこと。
異国の地でここまで日本人をほめてもらえたのは、日本の先人たちが40年前に外国で誠意ある対応をしてきた結果だと思います。当時、外国から搾取するような対応を取っていたら、当然このような評価にはなっていなかったと思います。
グローバルではグローバルなりのルールがあり、日本はこと外交は下手と言われてます。でも、現場レベルでは日本人の良さが理解してもらえる余地もあることがわかり、嬉しく思いました。
結果的には少し多めにチップを渡し、握手して車を下りたのでした。
今日はJF7RJM局がPOTAの新潟ツアーを挙行されました。自宅にいる時はハントさせていただくつもりでした。ただ、お昼に歯医者に行く時だけはあきらめるつもりでした。
ところが、たまたま同じタイミングで興味深い話を聞きました。某局が出先から自宅のPCを操作してFT8に応答しているとのこと。これは楽しそうだと早速マネさせていただきました。
PCとAndroidのスマホにそれぞれ、Chromeリモートデスクトップをインストール。設定は2つで5分ほど。簡単なPINコードだけでリモートのネットワークからルータ越えの自宅ローカルIP網にアクセスできます。仕組みがどうなっているのかはわかりません。ただ、便利な世の中になったことだけは確かです(笑)。
歯医者に到着し、スマホでリモートデスクトプをオン。PINを入れると自宅PCの画面が良く見えました。残念ながら交信成立には至りませんでしたが、小さなスマホでも慣れればタイミング良くFT8を操作できることは実感できました。
ローカル局には歩荷が好きな山屋さんがいます。この仕組みをうまく使えば自分の無線機一式を担いで山の上に行ってもらうことができる気がしてきました。こちらは自宅でコーヒーを飲みながらのんびりオペレート(笑)。ネットが到達するエリアであれば、ご病気等の事情で移動運用できない方のサポートも可能になりそうです。
ちなみにアマチュア無線でリモート運用する場合、「 電波法関係審査基準
第15(アマチュア局)の26アマチュア局の遠隔操作(人工衛星に開設するアマチュア局の無線設備の遠隔操作を除く。)について
」に適合していて、申請が必要ですので、その点はご留意ください。
なるほど、アマチュア無線ではリストQSO(今回の話題では厳密にはセルフリストQSO?)と言うものにはかなり嫌悪感をいだいてらっしゃる方が多いのですね。ネットを拝見していて気づきました。CQを出している方が呼ぶ方のコールを最初に聞き取ってリストを作り、そのリストに従ってコールを聞き取れた方と順番に交信していくスタイルです。
非効率であるとか、不公平感があるとかがその嫌われる理由としてありました。確かに急いでる時やコンディションが急変しそうな時には、リストの順番を待たされるのは正直、気持ちよくありませんね。私も同感です。
一方でライセンスフリー無線のロールコール等では、このリストQSOが一般的に行われていたりもします。どうしてなのか考えてみました。一番の理由は電波形式なのかもしれません。デジタル簡易無線やデジタル小電力コミュニティ無線はデジタル形式です。こいつが曲者で、複数の局がかぶった場合、FMのような弱肉強食にはなりません。何も復調(復号?)されなくなります。インジケーターは振れるので誰かに呼ばれているのはわかりますが、完全なる無音状態です。これはかなりやりづらく、ちょっとズルしてずらして最後に呼んできて人しか聞こえない状態になります。ピックアップする側からすると、ちょっとズル目の方しか取れないのは気持ち良いものではありません(笑)。
こう考えると、デジタル無線では最初からあえて「ずらしめで呼んでください」とアナウンスし、リストを作るのは合点が行くかと思います。リストQSOで欠点と言われている非効率とか不公平感は、デジタル無線ではむしろ効率的であり、公平なのかもしれません。
色々な考え方があるのが自然なので、個人的には広く許容できる心を持ち続けて無線を楽しんで行けたら良いなと考えているところです。
(写真は、Googleフォトで「リスト」を検索したら出てきたもので、本文とは関係ありません(笑))
POTA (Parks on the
Air)を一緒に楽しんでくださる方が増え、無線運用がますます面白くなってきています。移動運用にはパークアクティベーションの張り合いが、自宅運用にはハンターポイント稼ぎのモチベーションが生まれています。
今の状態を作ってくださった雑誌「 HAM world 」、ラジオ番組「
ハムのラジオ 」「 QRL
」に改めて感謝いたします。
せっかくなので、POTAについて簡単にまとめた資料を作りました。ダウンロードしてご自由にお使いください。
→
POTA楽しく無線.pdf
もし、話も聞いてみたいという方がいらっしゃれば遠慮なくご連絡ください。拙い話ではありますが、一所懸命お話しさせていただきます。
立川ミーティング、いわゆる「立ちミー」 から1年が経ちました( 最終回は28局のご参加あり
)。今年は名古屋ミーティング、略して「なごミー」として帰ってきました。キー局を名乗り出てくださった
JH2XEM局に感謝です!
コロナ禍にあって、人と人との物理的な接触は回避する必要があります。そんな中で、無線+オンラインを活用することで、このコロナ禍の閉そく感を打破することが「立ちミー」や「なごミー」の狙いです。アマチュア無線の資格をもっており、Echolinkを利用できる方であればどなたでもご参加可能です。初めての方も大歓迎です。喋りたくはないけれど聞いてみたいという方もウェルカムです。どんどんタヌキワッチしてください。
日時: 2021年5月2日 (日) 22:00 ~
(KTWRの日本語放送が終わったら「なごミー」と覚えておいてください)
テーマ: 立ちミーでもテーマとしたツチノコ捜索状況(笑)を含む近況報告
アクセス方法: 上記の通り、JH2XEM-Lを中心としてリンクに対しネットもしくは無線からアクセス
(上記の絵にあるノードは現時点で接続が決まっているものです)
お願い:
・JARLの「アマチュア無線と公衆網との接続のための指針」に従って運用ください。
・1回の送信時間は2分30秒以内にしてください。
・ブレークタイムは5秒以上空けてください。
参加したいけれど参加方法がわからないという方、ご心配なく。あと1週間ありますのでゆっくり準備していきましょう。
変異株のためか、ここ最近また新型コロナ感染者が増えてきている残念な状況ではありますが、POTA (Parks on the Air)
に興味を持ってくださる方や、実際に始めてくださる方も増えつつあります。2021年4月22日現在の、 Activator Leaderboard
に掲載のJAコールは26局、 Hunter
Leaderboard に掲載のJAコールは80局となっています。
IOTA や SOTA
といったものを楽しまれている方には敷居が低いためか、スムースに始められて楽しまれてらっしゃる方が多い気がします。また、移動運用が好きな層からの参入も増えてきている感覚です。個人的には
POTA は移動運用のモチベーションにつながると感じているところです。
さて、それでも「POTAとは何なのか、やっぱり良くわからない」と言う方もいらっしゃる気がしています。そんな方にお勧めなのが、 「ハムのラジオ」第432回の配信番組
です。とても分かりやすく解説してくださってます。文字を読む必要がなく、言葉を聞くだけで概要が理解できますので、お忙しい方にも良いかと思います。
少しでもご興味のある方は、ぜひ一度聞いてみてください。
POTA (Parks on the Air)
のユーザ登録の仕方
で、POTA
(Parks on the Air)って何なの?
POTA実践編、いわゆる公園デビューの仕方ですかね
POTAの公園エリアを探すのに便利な環境アセスメントデータベース
POTAでブロンズ証いただきました!
6-Pack アワードって・・・何?
遅番アワードゲット!
今週末はどこの公園へ?
POTAの色々な楽しみ方
POTA ポイント2倍、3倍
POTAに台湾の公園が登録されました!
本日のPOTA運用では、飯能市の関八州見晴台のすぐ下の奥武蔵グリーンラインから、23cmバンドで声を出してみました。つまり、1.2GHz帯です。IC-12Nと言う市販の1.2GHz無線機が出てきた時にローカル局が入手し、クラブコールで使わせてもらったような記憶もありますが、定かではありません。おそらく、初めての1.2GHz運用だと思います。
アンテナは最近お気に入りのアストロプレーン。移動運用なので出力は1W、コネクタはN-M変換していたり、同軸には細い部分があったりと、1.2GHzを運用するには少々なめた環境ではあるものの、横浜市や柏市等、4局さんと交信いただくことができました。ありがとうございます。
1295.06MHzで声を出していたのに、気づいたら1295.04MHzになっていて、「どこでどう変わったのかわからない」と相手の方と交信していたら、1295.02MHzになってました。おそらく、マイクのダウンボタンを押してしまったのかとは思いますが、少し気になります・・・。QRMを与えてしまった方がいましたら、お詫びしたいと思います。
900MHz帯を使用したパーソナル無線はソフトバンクのプラチナバンドになりました(笑)。免許が残っていればまだ使えますが、ほぼ運用局は無いと思われます。そして、アマチュア無線の1.2GHzも今となっては二次業務扱いです。私も出られるようになりましたので、今後は高所では声を出していってみたいと思います。
Turbo HAMLOGのアドオンとして「道の駅
Get's」があります。道の駅アワードに関連して、コードをHAMLOGに転送したり、HAMLOG交信一覧からアワード対象交信数を集計したりすることができます。私も知ったばかりですが・・・(笑)。
この仕組みを利用して、国内の POTA 公園リストを同様に扱える POTA.mcsv を
JA1VVH局さんが作成してくださいました。このような有益なコントリビューションをいただけるのが何より嬉しく、改めて趣味の無線はすばらしい世界だと感じております。
道の駅 Get'sはHAMLOGのフォルダにインストールされますが、その同じフォルダに POTA.mcsv
を格納することで利用可能です。
POTAで交信中に相手から公園コードを聞いたら、すぐに日本語公園名をログに格納することができます。また、交信済み公園の集計が可能です。
Parks on the Air (POTA) の Slack 日本語チャンネル( #activate-japan ) に格納しておきます。ご興味のある方はどうぞご活用ください。
2021年3月19日発売の無線雑誌「ハムワールド
2021年5月号」に、7ページにも渡り、POTA (Parks on the Air)をご紹介いただきました。どうもありがとうございます。
取材を受けたのは緊急事態宣言前の昨年末でした。普段は車に上げたスクリュードライバーアンテナやモービルホイップでの運用が多いのですが、取材では絵になるようにと屋外運用としました。おかげさまで素敵な写真にしていただけました。
現在、POTAのサイトにアクティベーターとしてポイント加算されているJAコールは20局、ハンターとしてポイント加算されているJAコールは65局。これから暖かくなる季節、雑誌でご紹介されたことでますますPOTAを楽しむ方が増えるのではないかと考えています。
これまでの本ブログのPOTA関連記事のリンクを下記に載せておきます。今月号のCQ誌上でも、POTAについて簡単に触れていただきました。今後もしばらくは露出を増やしてまいります。一人でも多くの方にPOTAが無線を楽しむ一助となることを願ってやみません。
POTA (Parks on the Air)
のユーザ登録の仕方
で、POTA
(Parks on the Air)って何なの?
POTA実践編、いわゆる公園デビューの仕方ですかね
POTAの公園エリアを探すのに便利な環境アセスメントデータベース
POTAでブロンズ証いただきました!
6-Pack アワードって・・・何?
遅番アワードゲット!
今週末はどこの公園へ?
POTAの色々な楽しみ方
POTA ポイント2倍、3倍
POTAに台湾の公園が登録されました!
先日、第一電波工業のモビホ HF80CLで自宅から80mデビュー
した際にはガルバリウム鋼板製の屋根に無造作に投げたカウンターポイズが功を奏したのではないかと書きました。
夜暗い中、10mのケーブル4本を束ねて屋根の上に投げたものでした。翌朝見たら、見事に広がらずに一直線に屋根の向こうへ・・・。1本ずつ屋根の上に広くばらまけば良かったです(笑)。
せっかくなので、この屋根カウンターポイズを利用して、HF40CLで40mにも出てみました。
7MHzの下の方に同調しておりSWRも1.5以下となりました。IC-7300の内蔵チューナーは渋めですが、比較的広い範囲で出られそうな状況で、FT8の7.041MHzと7.074MHzには送信できる状態になれました。
参考までにこちらが普段使っているコメットのCHV-5の状況です。SWRはがっつり落とせてますが、かなりピーキーです。7.14MHzあたりに同調させているこの状態だと、IC-7300の内蔵チューナーだけでは、7.041MHzはおろか、7.074MHzも出られません。どうしても家から出る時は外部のカップラーを使っています。
そして、屋根上のカウンターポイズをベランダに落としなおしてみたら、こうなりました。同調点はだいぶ下がりまして、SWRは2.5ほど。やはり、屋根カウンターポイズは効果てきめんのようです。
最近、自宅から運用することは稀ですが、今後 出る際には屋根を最大限活用していこうと思っています。