無線ブログ集
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毎日はレビュー (2024/11/24 13:05:03)
現在データベースには 722 件のデータが登録されています。
1年半前にAliExpressで購入した300円(送料込み)のアンテナが車のドアのサイドポケットから出てきました。せっかくなので、NanoVNAでSWRを測ってみました。
指の先ほどの大きさのアンテナで、ベース部分は磁石になっています。車のルーフにくっつけて計測してみました。
結果はこんな感じ。433MHzでSWRは1.82。この環境だと同調点はもう少し下のようです。とはいえ、V/Uのハンディホイップは普通こんなものでしょうから、思ったより普通のアンテナのようです。
でも、このサイズのアンテナを車の上につけるくらいならハンディ機に直付けでホイップを使った方が良さそうな気もしますね・・・。
先日購入した第一電波工業のHF80CLのおかげで、車上では80mに出られるようになりました。「あれ、もしかしてこれを使えば自宅でも80mに出られるんじゃないか?」とふと思いまして、試してみました。
自宅だと車のボディのようなアース効果は期待できないので、カウンターポイズが必要です。10mのケーブルを4本用意してみました。
せっかくなので3パターン試してみました。その結果がこれです。
一番左は、4本のケーブルをベランダに無造作にばらまいた状態です。中心周波数は3.53MHzで、SWRは2.2です。思ったより良い結果になりました。
次に試したのが真ん中です。我が家の屋根はガルバリウム鋼板に天然石を吹き付けたものなので、屋根にケーブルをまけば効果が出るんじゃないかと試したものです。中心周波数は少し上がって3.55MHzで、SWRは1.7です。ケーブルは4本まとめて屋根に投げたので、1本ずつ広くばらまけば、また違った結果になるかもしれません。
そして最後に試したのが一番右です。どうせならもっと電気的に屋根と繋げちゃえば・・・とラジアル部分を屋根に短絡させてみたのがこれです。中心周波数はグンと下がって3.50MHzで、SWRは1.48です。
カップラーは使わずにFT8に出てみたかったので真ん中のパターンを採用みました。40mのFT8では苦戦する自宅環境なので、恐る恐るCQを出してみると、驚くことに各局から呼ばれて一気に6局さんと交信となりました。信号強度も相手とそれほど遜色なく飛んで行ってくれたのが不思議です。もしかしたら、40mも普段使っている短縮Vダイポールよりもモビホ+屋根カウンターポイズの方が飛ぶかも・・・今度試してみます。
いつもそうなのですが、80mのFT8は交信済みの局でも呼んでくれますね。「今晩もよろしく~」みたいな文化なんでしょうか(笑)。POTAで使わせてもらっている立場からすると夜間のHF運用としてはとても助かります。
本日はPOTAのJA-0014(秩父多摩甲斐国立公園)のアクティベーションをしながら、天目山の山岳ロールコールにチェックインしようと出かけました。ところが、あてにしていた林道は通行止め。JA-0014にこだわって奥多摩周遊道路に行く時間はもったいないので、JA-1146(奥武蔵自然公園)内にある、子の権現へ向かいました。
駐車場に到着すると見たことのある車を発見。なんと、某ねりま局ご夫妻でございました。お元気だったようで何よりです。特小で山岳ロールコールにチェックインし、さぁどうしようかと思っていると、「せっかくならたまには市民ラジオを運用していって」とご夫妻からおもてなしを受けました。「これはどうも」とCQを出している方に応答すると、「せっかくならCQも出していって」とさらにおもてなしを受けました。
「ならば・・・」と3chでCQを出し始めたところ、そこから始まる怒涛のパイル(笑)!
途切れることなく30局以上と交信いただいてしまいました。無線機をお貸しいただいたご夫妻にも、呼んでくださった皆さんにも感謝です。
ご夫妻が撤収された後は、JA-1146のアクティベーション(2回目)の開始です。6mのFT8から始め、HFへ。その後は430MHzのFMへ。まだ呼んでくださっている方がいらっしゃるのにQRTしなければならなかったのは久しぶりです。交信局は70局。各局、ありがとうございました。
ちなみに、BBQの網を利用したキャパシティハットについてです。24cmの90gと軽量なので問題ないかと思いきや、やはり長いロッドの先では重荷になるようです。若干しなりが出たので本日の継続使用はあきらめました。BBQキャパシティハットの有りと無しで比較したところ、同調周波数が50kHzほど違いが出ることは確認できました。キャパシティハットによる短縮効果は間違いありませんね。
さて、短時間にこれだけの方と交信いただけてしまうと、本当にアマチュア無線局数は減っているのか・・・と言う気もしてきてしまいます。一概に局数だけで判断するのは良くないのかも。正直、熱狂的な人は逆に増えているのかもしれません。最近、「モノからコトへ」というキーワードが流行りです。アマチュア無線も同様かと思います。アマチュア無線についてどんなに熱く語っても興味を示す人は少なく、むしろアマチュア無線で楽しんでいる姿をどんどん露出していく方が仲間を増やすには効果的じゃないかと思ったりしています。
そんな狙いもあって、POTA (Parks on the Air)で楽しんで行こうかと思っているところです。本日、交信いただいた方は POTAにご登録
いただければ、今日の交信がハンターポイントになります。どうぞ、ご検討ください。
【瑞穂町モービル】
0928 とうきょうTK285局 堂平山 M5/M5 デジコミ15ch 29km
【飯能市 子ノ権現】
1120 とうきょうSS44局 天目山 M5/M5 特小L08ch
1147 さいたまCM167局 志木市 57/52 CB8ch
1149 イタバシAY621局 機動隊 59/55 CB3ch(以下すべて同ch)
1151 かながわCE47局 城山湖 58/54
1152 グンマXT59局 栃木市 57/55
1154 しぶや4989局 所沢市 57/59
1156 つくばKB927局 筑波山 59/57
1157 あさかTE124局 機動隊 57/M5
1158 よこはまA29局 花桃の丘 59/56
1200 さいたまFL20局 嵐山町 55/55
1202 トウキョウTK205局 多摩市 59/59
1204 つくばSA524局 子授け 58/54
1205 おおたAA232局 川崎市東扇島 55/55
1208 ちばBK61局 流山市 55/53
1209 グンマTK429局 太田市 58/57
1210 サイタマTS105局 越谷市 57/53
1212 さいたまDP36局 飯能市 54/M5
1215 コオリヤマRS015局 山形市 59/59
1216 スイタIN046局 スイポ 59/59
1217 とうきょうE50局 秋ヶ瀬公園 54/53
1218 さいたまJU926局 堂平山 59/59
1219 さいたまJI555局 機動隊 56/53
1220 かながわBE11局 茅ヶ崎市 53/53
1221 さいたまCM167局 機動隊 54/52
1223 ちばBG92局 鴨川市 59/57
1225 みやぎFS43局 土浦市 54/55
1228 ハママツHP910局 花桃の丘 53/51
1229 いばらきNT23局 常陸大宮市 53/53
1231 あいちAC884局 花桃の丘 56/55
1233 とうきょうMT106局 府中市 55/55
1234 さいたまKS73局 加須市 53/M5
1236 さいたまEP227局 さいたま市中央区 59/55
1238 ヒョウゴAB337局 東久留米市 55/M5
ちょっとキャパシティハットに興味が出てきたのであります。
最近流行りのPOTA (Parks on the Air)運用
では、 JS1WWR局
からお借りしている、第一電波工業のRHM7350改にしたまスペシャル(笑)を使用しています。他にも色々なアンテナを試していますが、コスパの面でこのアンテナの右に出るものは今のところ出てきていません。
受け取る時に「キャパシティハットは重要だから」と取り付けてくれたのが、これです。
そして、昨日
中波ラジオの送信アンテナの先端に取り付けられたキャパシティハットを見て、WWR局のこんな言葉も思い出しました。「100均のBBQの網を買ってきて付けたらもっと飛ぶ・・」
そして、買ってきたアルミの網を取り付けたのが冒頭の写真です。実はキャパシティハットの原理を何も理解していませんので、これで効果があるのかどうかもわかりません。丸くなきゃいけないのかとか、大きさに意味があるのかとか等・・・気になる点はたくさんありますが、その辺りはやってみればわかると思っています。
と言うことで、結果は後日ご報告になるかと思いますが、こうしたトライ&エラーが許されるのが趣味の良いところですね。
ハンディ機のアンテナってよくなくなりませんか? ダイヤモンド製とかコメット製とか、良く飛ぶ社外品が良く無くなるので、その都度買い直してます。同じ経験をお持ちの方は多いと聞きます。一時期、流行った「ソニータイマー」じゃないけれど、無線のアンテナも一定期間過ぎると勝手に消えるんじゃないかと思ったり(笑)。
先日は、DCR用のAZ350Sが消えました。
車につけてモービル用アンテナとして使用していました。仕方がないので、その後はAZ350Rを使用してきましたが、この長さの差は思いのほか大きかったです。上の写真で見ると、左がAZ350Sで右がAZ350Rです。55cmと95cmなのでその差は40cmです。普通に走っている分にはそんなに違いを感じません。ところが、商業施設の駐車場に行くとその差が出てきます。Sではこれまで普通に通れたところがRでは引っかかるようになりました。
AZ350SとAZ350Rの性能差はS1つ
でした(以前の記事)。ここぞと言う時にはRが最強ですが、普段の走行中はこれまで通りSを使いたいと考えていました。
と言うことで、ネットでAZ350Sを改めて注文しようとしていた今日でしたが、なんと車内荷室の隅からなくなったと思っていたAZ350Sを発見です!
今回は同じアンテナを買う羽目にならず済んだ次第です。精神的にダメージ大きいですからね。皆さんもお気をつけください(笑)。
送信出力10mWのハンディ無線機で、アンテナは内蔵ホイップのみ、双方がそんな無線機で交信を楽しむ世界があるだけでも驚きなのに、パイルアップになってなかなかピックアップしてもらえない世界があります。ライセンスフリー無線の特定小電力トランシーバー(以下、特小)の世界です。
アマチュア無線だけしか触ったことのない方には信じられない世界だと思います。私も特小が出たての頃には信じられませんでした。UHFのFMで10mW、さらに内蔵のアンテナです。信じられないのは確かです。実際に街中で使うと1kmも交信できないかと思います。
ところが、高い所に行くと100km以上の交信すら可能になってしまう、それが特小なのです。
先日の山岳ロールコールでは、キー局が
あきる野市の麻生山からのオペレートでした。10時からロールコールが開始し、自宅ベランダから私がチェックインできたのは30分後でした。その間、ずっとパイルアップ・・・と言っても、一緒に呼んでいる局は誰一人として聞こえません。チェックインする局が近くにいない限り、平地では聞こえない局とのパイル合戦に参加する点が、アマチュア無線のパイルアップとは大きく異なる点です(笑)。
多い時には100局弱がチェックインする特小ロールコールの世界ですから、パイルアップになるのも当然と言えるでしょう。
普段、CQを出してつながることはかなり稀です。だから、イベント時や特小系のロールコールの日に運用するのが交信のチャンスです。コロナ感染状況次第ではありますが、また早く皆で屋外の特小交信が楽しめる世界が来ることを願ってやみません。
中学生で144MHzのアマチュア無線にデビューした当時、遠くに飛ばすためにはパワーよりもアンテナの地上高を稼げと教えられました。そんなわけでひどい時には長いポール3本をジョイント金具で連結してGPアンテナを上げてました。今思えばかなりデンジャラスです。
最近、FTM-7250Dというパワーを可変にできる無線機を手に入れました。パワーかアンテナ地上高かの差を確かめてみたくなり、晩酌中の某MH160局にお願いして実験してみました。
2局間の距離は10kmちょっとです。でも、我が家から某MH160局方面には20mほどの急な山があり、その後も50mくらい上る必要があります。つまり見通しではありません。実験周波数は435.56MHz。アンテナはヤフオクで手に入れた ツインアストロプレーン
と第一電波工業の SG7900
の2つです。アンテナの地上高は2点の比較です。低いは2階の屋根を超えたあたりで、高いはそこからさらに2mほど上げた地点です。送信出力は5W、25W、50Wで比較しています。その結果が上の表です。送りのところにある数字が某MH160局で受信した際の信号強度です。無線機のSメーターには10個のSメモリがあるため、そのメモリの一番近い所を教えてもらいました。
結果は見ての通り、ある意味想定通りでしたが、自分なりに色々と気づきもありました。
・ツインアストロプレーンでは地上高を上げることが効果を発揮できませんでした。 以前、車上設置で好成績
をたたき出したのはアースが良い具合に効いていたからかもしれません。
・SG7900は地上高を高くした効果が大でした。低い地上高で50W出したものと同じ飛びを、アンテナを2mほど高くするだけで5Wでも達成しています。
・最後にSG7900を地上高高いのままで周波数を145.56MHzに変更してみたところ、信号強度が2倍以上に跳ね上がりました。やはり見通しではない2点間では144MHzの粘り強さが際立ちました。
ということで、やはりアンテナは高い所の方が良いわけですが、雷や台風の影響も受けやすくなりますので、ほどほどで楽しみましょう(笑)。
POTA (Parks on the Air)の6-Packアワード
狙いで最近6mにもオンエアさせていただいてます。普段、HF用にお借りしているRHM7350改を使用して6mに出ると異様にアンテナが短くなって非効率な気がしてました。Twitterで何かお勧めのモービルアンテナはないか皆様のご意見をお聞きしたところ、現行の市販アンテナでは第一電波工業のHF6CLほぼ一択とのことで、早速買ってみました。
今日、家族のお買い物の送り迎えの途中、近所から試してみました。長さは2.2mありますので、モービル基台に取り付けるとさすがに長いです。でも、私は止まっている時しか使わないのでこれでも何ら問題ありません。運用はFT8、だから周波数は50.313MHzです。買ったばかりのHF6CLは50MHzに同調されているので、エレメントのカットが必要とのことでしたが、FT8ならそのまま使用できそうです。現にIC-7300の内蔵チューナーではカット無しでそのまま同調されました。
結果、30分ちょっとの運用で12局の皆様と交信いただくことができました。これはこれまでにないペースですので、HF6CLのおかげだと思われます。北茨城と宮城の局が受信デコードできましたが、さすがにこちらからは飛んでいきませんでした(笑)。受信できただけで良しとしましょう。
HF6CLは実質6,000円ちょっとでの購入となりましたが、良いお買い物だったかと思います。POTAの場合、その日のその場所での交信が嬉しいので、既に6mで交信いただいたとしても、見えていたらまた呼んでいただければ幸いです。
COVID-19関連で初のオンライン開催となった QSO Today Virtual Ham Expo
に参加させていただいたのが昨年の8月でした。その直後から次の開催は3月13日、14日とアナウンスがありましたが、特に何もせずに放置していたら改めてアーリーバードの案内がありました。
アーリーバードといえば・・・早割り。そう、今回は有料なんですね。前回は無料だったので今回も無料かと勝手に思い込んでおりましたが、よくよく考えたらオンラインといえども各種費用はかかりますから当然ですかね。
英語と言う壁はありましたが、前回のExpoでは POTA (Parks on
the Air) に出会えたり、 HamPhotos
のサイトを知ったりと得たものが多かったです。無線の世界でもグローバルを意識すると広がる世界がありますね。
ということで、今回はアーリーバードでチケット購入です。10ドルでした!
おかげさまでPOTA (Parks on the
Air)が、日本国内でも盛り上がってまいりました。
JAコールのユーザ登録が始まってから3か月少し、公園運用局を追いかけるハンターと呼ばれる種類のポイントを計上しているJAコールの方は50局ほどになりました( こちら参照
)。追いかける人が増えれば、公園運用する人のモチベーションアップにもつながります。まさに相乗効果で増えている状況です。
2021年1月7日現在の日本の上位ハンターは下記の方々です。デッドヒートが繰り広げられていて、毎日見ていて楽しいです。
1位: JG7NIF局 49公園
2位: JF7RJM局 47公園
3位: JE4URN局 33公園
世界のトップハンターはさらにすごいです。新年6日で既に189公園をマークしています。1日30公園ハントしていることになります。米国にはそれだけ、公園運用局もいるということですね。
裏を返すと、日本からも米国と交信できる設備をお持ちのDXerであれば、すぐに日本のトップハンターに肩を並べられるというわけです。
これからしばらく外出の娯楽もしづらくなりそうですので、ぜひご自宅からPOTAハントをお楽しみいただければと思います。皆さんのご参加をお待ちしております。
ガンバロー、チームJapan!
■ご参考リンク
POTA (Parks on the Air) のユーザ登録の仕方
で、POTA (Parks on the
Air)って何なの?
POTA実践編、いわゆる公園デビューの仕方ですかね
POTAの公園エリアを探すのに便利な環境アセスメントデータベース