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Citizens Radio Service (2019/12/16 11:05:58)
現在データベースには 24 件のデータが登録されています。
2アマも養成課程講習会へ
(2014/4/25 22:16:22)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000121.html
アマチュア無線技士の養成課程の対象資格を第二級アマチュア無線技士に拡大するらしい。
アマチュア無線技士の養成課程の対象資格を第二級アマチュア無線技士に拡大するらしい。
WRC-15に向けた日本の暫定見解(案)
(2014/4/7 22:33:29)
WRC-15に向けた日本の暫定見解(案)がパブコメに付された。
アマチュア関係の議題1.4を見ると以下のとおりである。
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議題1.4 5250-5450kHz 帯におけるアマチュア業務への二次的基礎での分配決議第649(WRC-12)に従って、5250-5450kHz の周波数帯内において、アマチュア業務に可能な新規の二次的基礎での分配を検討すること。
<議題の概要>
決議第649(WRC-12)においてITU-R に対して要請されている研究結果に基づき、5250-5450kHz の周波数帯において、帯域全体である必要はなく、また、幾つかのポイント周波数でも良いが、目的に適うスペクトラム量を、アマチュア業務に二次的基礎で分配する可能性を検討するもの。
<暫定見解案>
5250-5450 kHz は、我が国において固定及び移動業務に一次分配で割り当てられ、使用されている。よって、有害な混信の排除を含めたアマチュア業務と既存の一次業務との両立性が達成できるまで、本周波数帯における二次的基礎でのアマチュア業務への新規分配については、適当でない。既存の一次業務の保護の観点から、ITU-R における研究を注視すべき。
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日本で使用されている固定業務の局や移動業務の局とアマチュア局との間の両立性が確保されない限り反対ということである。この両立性の確保は現時点では困難とみているのであろう。
なお、もう一つのアマチュア業務関係の議題である1.18は以下のとおりである。これは現在アマチュア業務が一次業務で分配されている77.5-78GHzに自動車用高分解能レーダーのために、一次業務として無線標定業務を追加しようとするものである。これについては、既に情報通信審議会答申で示されているように、国内的には既定の方針となっている。
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議題1.18 自動車用高分解能レーダーのための77.5-78.0GHz における無線標定業
務への一次分配
決議第654(WRC-12)に従って、自動車用アプリケーションのための77.5-78.0GHz における無線標定業務への一次分配を検討すること。
<議題の概要>
ITU-R の検討結果を考慮し、自動車用アプリケーションのための77.5-78.0GHzにおける無線標定業務への一次分配を検討するもの。
<暫定見解案>
77.5-78.0 GHz の無線標定業務への一次分配によって、76.0-81.0 GHz における自動車レーダーを実現することにより、道路上における交通事故死者や傷害者を低減させることが可能となることから、77.5-78.0 GHz の無線標定業務への一次分配を支持する。
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アマチュア関係の議題1.4を見ると以下のとおりである。
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議題1.4 5250-5450kHz 帯におけるアマチュア業務への二次的基礎での分配決議第649(WRC-12)に従って、5250-5450kHz の周波数帯内において、アマチュア業務に可能な新規の二次的基礎での分配を検討すること。
<議題の概要>
決議第649(WRC-12)においてITU-R に対して要請されている研究結果に基づき、5250-5450kHz の周波数帯において、帯域全体である必要はなく、また、幾つかのポイント周波数でも良いが、目的に適うスペクトラム量を、アマチュア業務に二次的基礎で分配する可能性を検討するもの。
<暫定見解案>
5250-5450 kHz は、我が国において固定及び移動業務に一次分配で割り当てられ、使用されている。よって、有害な混信の排除を含めたアマチュア業務と既存の一次業務との両立性が達成できるまで、本周波数帯における二次的基礎でのアマチュア業務への新規分配については、適当でない。既存の一次業務の保護の観点から、ITU-R における研究を注視すべき。
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日本で使用されている固定業務の局や移動業務の局とアマチュア局との間の両立性が確保されない限り反対ということである。この両立性の確保は現時点では困難とみているのであろう。
なお、もう一つのアマチュア業務関係の議題である1.18は以下のとおりである。これは現在アマチュア業務が一次業務で分配されている77.5-78GHzに自動車用高分解能レーダーのために、一次業務として無線標定業務を追加しようとするものである。これについては、既に情報通信審議会答申で示されているように、国内的には既定の方針となっている。
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議題1.18 自動車用高分解能レーダーのための77.5-78.0GHz における無線標定業
務への一次分配
決議第654(WRC-12)に従って、自動車用アプリケーションのための77.5-78.0GHz における無線標定業務への一次分配を検討すること。
<議題の概要>
ITU-R の検討結果を考慮し、自動車用アプリケーションのための77.5-78.0GHzにおける無線標定業務への一次分配を検討するもの。
<暫定見解案>
77.5-78.0 GHz の無線標定業務への一次分配によって、76.0-81.0 GHz における自動車レーダーを実現することにより、道路上における交通事故死者や傷害者を低減させることが可能となることから、77.5-78.0 GHz の無線標定業務への一次分配を支持する。
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次回の電波の利用状況調査の評価結果
(2014/4/5 22:18:37)
「平成25年度電波の利用状況調査の調査結果」の公表及び「平成25年度電波の利用状況調査の評価結果(案)」に対する意見募集が行われている。今回の調査は平成25年3月1日現在において、714MHzを超え3.4GHz以下の周波数を利用する無線局が対象であるから、次回は平成26年3月1日現在において、714MHz以下の周波数を利用する無線局が対象である。市民ラジオに対してはどのような評価となるであろうか。来年の今頃には評価結果案が公表されることになる。
平成20年度電波の利用状況調査の評価結果では、『市民ラジオは、現在も実際に運用されてはいるが、新たな無線設備の出荷台数は過去3 年間で「0 台」となっている。これは、他の手段により市民ラジオと同等の運用が可能になったことによるものであり、この傾向は平成17 年度の調査以前についても同様であり、今後も続いて行くことが予想される。』と記載され、平成23年度電波の利用状況調査の評価結果では、『市民ラジオ(免許不要)は、新たな無線設備の出荷台数は平成20年度から平成22年度の3年間で「17台」となっている。これは、技術基準適合証明を取得した時期からして平成34年11月30日までとなっている旧スプリアス規定の無線設備から新スプリアス規定に対応した無線設備になったものと想定される。今後、新たに技術基準適合証明を取得するものは、新スプリアス規定に対応した市民ラジオとなることが予想されるが、大幅な増加は見込まれないものと考えられる。』と記載された。いずれもあまりポジティブな書かれようではない。
総務省の電波利用ホームページの技術基準適合証明等を受けた機器の検索で調べると、23年度から25年度技術基準適合証明等を受けた市民ラジオの無線設備の数は161である。申請者は個人1名と民間企業1社のみであるが、0→17→161をどう評価するか興味のあるところである。
平成20年度電波の利用状況調査の評価結果では、『市民ラジオは、現在も実際に運用されてはいるが、新たな無線設備の出荷台数は過去3 年間で「0 台」となっている。これは、他の手段により市民ラジオと同等の運用が可能になったことによるものであり、この傾向は平成17 年度の調査以前についても同様であり、今後も続いて行くことが予想される。』と記載され、平成23年度電波の利用状況調査の評価結果では、『市民ラジオ(免許不要)は、新たな無線設備の出荷台数は平成20年度から平成22年度の3年間で「17台」となっている。これは、技術基準適合証明を取得した時期からして平成34年11月30日までとなっている旧スプリアス規定の無線設備から新スプリアス規定に対応した無線設備になったものと想定される。今後、新たに技術基準適合証明を取得するものは、新スプリアス規定に対応した市民ラジオとなることが予想されるが、大幅な増加は見込まれないものと考えられる。』と記載された。いずれもあまりポジティブな書かれようではない。
総務省の電波利用ホームページの技術基準適合証明等を受けた機器の検索で調べると、23年度から25年度技術基準適合証明等を受けた市民ラジオの無線設備の数は161である。申請者は個人1名と民間企業1社のみであるが、0→17→161をどう評価するか興味のあるところである。
平成25年度電波の利用状況調査の評価結果(案)
(2014/4/5 22:12:21)
「平成25年度電波の利用状況調査の評価結果(案)」に対するパブコメが行われているが、この中のアマチュア関係部分を見てみよう。
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(3)1.215GHz超1.4GHz以下の周波数区分
本周波数区分の利用状況については、二次業務である1.2GHz帯アマチュア無線の利用が圧倒的に多いものの、国際的な周波数割当てとの整合性等 から判断すると、適切に利用されている。
本周波数区分においては、今後、FPU及び特定ラジオマイクが普及してくることが想定され、さらには準天頂衛星システムの導入も検討されているこ とから、より一層の周波数有効利用が求められる。
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1260-1300MHzのアマチュア業務は二次業務であり、一方FPU(移動業務)や準天頂衛星(無線航行衛星業務)は一次業務である。FPU については、これを保護するためのアマチュア局の運用に制約を課す方法がすでに示されている。準天頂衛星は、2010年代後半を目途にまずは4機 体制を整備し、将来的には持続測位が可能となる7機体制を目指すことが閣議決定されている。準天頂衛星から発射される測位信号は、1.2GHz帯 だけではないが、1.2GHz数帯の測位信号の利用目的・利用方法によってはアマチュア局にかなりの制約が必要となるのかも知れない。
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(3)1.215GHz超1.4GHz以下の周波数区分
本周波数区分の利用状況については、二次業務である1.2GHz帯アマチュア無線の利用が圧倒的に多いものの、国際的な周波数割当てとの整合性等 から判断すると、適切に利用されている。
本周波数区分においては、今後、FPU及び特定ラジオマイクが普及してくることが想定され、さらには準天頂衛星システムの導入も検討されているこ とから、より一層の周波数有効利用が求められる。
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1260-1300MHzのアマチュア業務は二次業務であり、一方FPU(移動業務)や準天頂衛星(無線航行衛星業務)は一次業務である。FPU については、これを保護するためのアマチュア局の運用に制約を課す方法がすでに示されている。準天頂衛星は、2010年代後半を目途にまずは4機 体制を整備し、将来的には持続測位が可能となる7機体制を目指すことが閣議決定されている。準天頂衛星から発射される測位信号は、1.2GHz帯 だけではないが、1.2GHz数帯の測位信号の利用目的・利用方法によってはアマチュア局にかなりの制約が必要となるのかも知れない。
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