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link フリラjp フリラjp (2023/11/14 16:35:25)

現在データベースには 762 件のデータが登録されています。

feed アイコムからマリン機のIC-M94DJとIC-M330Jが出荷開始 (2022/9/27 13:37:20)

先日にアイコムから発表があった国際VHF用無線機(通称:マリン機)の2機種が販売店に出荷を開始し始めたようです。
ハンディー機のIC-M94DJはDSC機能と、簡易型となっていますがAIS受信機能も搭載しています。
そして据え置き型となるIC-M330Jとなっています。

2機種の特徴

●IC-M94DJ
ハンディータイプとなるIC-M94DJの特徴は、なんと言っても、ハンディータイプでは世界で初めて(アイコム調べ)簡易AIS受信機能とDSC機能を搭載した画期的なマリン機です。
船舶の事故をきっかけに話題になっているAIS機能が搭載されています。
受信のみで「簡易AIS機能」となっていますが、周囲の船舶の動きをリアルタイムに把握することが出来る機能です。
また、緊急時に遭難信号を発信できるDSC機能を扱いやすいハンディータイプの無線機1台に搭載しました。
そのほか、あらかじめ登録した場所や落水者の位置に内蔵GPSで案内するナビゲーション機能、騒音に負けない1500mWの大音量、無線機が水面に浮いて光るFloat’n Flash機能などの多彩な機能が、未然の事故防止や万一の事態への対処をサポートします。

販売価格:オープン
出力:5W

●世界初、簡易AIS受信機能とDSC機能を両方搭載した携帯型
●GPS受信機を搭載し、簡易ナビゲーションや落水時のMOB機能を実現
●聞き取りやすい約1500mWの大音量
●大容量のバッテリーパックで長時間運用を実現
●万が一水中に落としても、浮いて光るFloat’n Flash(R)機能
●水濡れにも安心。 IPX7(※1)の防水性能

・この無線機を使用するには、第三級海上特殊無線技士以上の資格を保有し、無線局(特定船舶局)の免許が必要です。
・DSC機能の使用には、第二級海上特殊無線技士以上の資格が必要です。


▲背面にはDISTRESSボタンが設置されている。

緊急時や遭難時には、IC-M94DJ背面のDISTRESSボタンからDistressコール(遭難信号)を送信し、付近の船舶局や海岸局に遭難している旨や自船の位置情報を自動的に知らせることができます。
浸水や火災、バッテリートラブルなど、据置型の国際VHFの無線機が使用できない状況下において、ハンディータイプであるIC-M94DJが活躍します。
また、DSC機能を利用した位置情報の要求/受信、個別/グループ/一斉呼び出しなどが可能です。

Icom 国際VHFトランシーバー(DSC/AIS搭載)「IC-M94DJ」Promotion Video

●IC-M330J
IC-M330Jは、DSC機能を搭載した据置型のマリン機です。
コンパクトボディ(156.5(W)× 66.5(H)× 88.2(D))は、アイコムのマリン機の中でも最小のサイズに仕上がっていますので、設置場所が限られる小型船舶にも設置の自由度が高くなるように配慮されています。
また、DSC機能によりボタンを押すだけで緊急時に遭難信号を発信し、救助を求めることができます。
マリン機はアマチュア無線機と違い、無線機の使い方に慣れていない方も多いので、初めて使う方にも分かりやすいシンプルなユーザーインターフェースや、コンパクトサイズでも周囲の騒音にも負けない約4.5Wの大音量(外部スピーカー接続時)水濡れにも安心なIPX7の防水性能などが特長です。

販売価格:オープン
出力:25W

●幅156.5mm、高さ66.5mm、奥行き88.2mmの省スペース、超コンパクトボディ
●航行の安心・安全をサポートするDSC機能搭載
●水濡れにも安心。 IPX7の防水性能(※1)
●分かりやすいユーザーインターフェースで直感的な操作を実現
●約4.5Wの大音量、高音質なオーディオを実現(※2)
●スピーカーグリル内の水滴を吹き飛ばし、クリアな音声を確保するアクアクェイク(R)機能

・この無線機を使用するには、第二級海上特殊無線技士以上の資格を保有し、無線局(特定船舶局)の免許が必要です。
(※1) 水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分放置したのちに取り出して、正常に動作すること。
(※2)外部スピーカー接続時

無線機器のグローバル企業、アイコム。業務用無線機器、ネットワーク機器、IP電話機器、アマチュア無線機器と、企業情報、IR情報、採用情報等のご紹介。
www.icom.co.jp

▲オプションで、簡易型AISトランスポンダーも用意されている。

どこで買える?

今回ご紹介しています、IC-M330JとIC-M94DJですが、購入する場合はどこに行けばいいのでしょうか?
最近便利なのはなんと言ってもインターネット通販です。
無線機を単純に購入するだけであればネット通販で対応できますが、免許申請などは全て自分で行う必要があります。(別途有料で免許申請までフォローしている業者もあります)
またアマチュア無線機を扱っている販売店でも、アイコムの業務用無線機を扱っている販売店があります。
アマチュア無線開局者でも、総合通信局などへの免許などの申請はやっかいなもの。
そこで、無線機の購入から、各種申請まで任せられるのが業務機を扱っている専門店の利用です。
もちろん、申請手続きを販売店に任せるためには追加料金が発生することは容易に想像できますが、最短期間で対応できる可能性も高いのです。
専門店がどこにあるか分からない場合は、マリーナや漁協に聞いてみましょう。
マリーナや漁協であれば、出入りの国際VHFの業務機を扱った業者を紹介してくれる可能性があります。
またマリーナや漁協の他には、船のメンテを行っている業者などがあります。

国際VHFの無線機の購入時に、気をつけなければいけないのは、インターネット通販では「海外仕様」の国際VHF機が販売されていることがあります。
海外仕様の無線機は国内の「技適」を取得していないなどの理由で、免許申請できない無線機がありますので「型番が同じだから」ということだけで容易に、それらの無線機を購入しないことをお勧めします。(実際には海外仕様と国内仕様で微妙に型番が異なります)

日本国内で使用する国内仕様の無線機は、日本国内の信用ある業者から購入しましょう。

ライセンスフリー無線というわけではありませんが、アイコムから有資格者が使用するマリン用の業務無線機「IC-M510J」が発表となりました。 ...
www.freeradio.jp
2022-01-28 12:20
アイコムから国際VHF(以下、国V=こくぶい)に対応したハンディー機が発表されました。 すでに海外市場ではIC-M37として発売されていま...
www.freeradio.jp
2019-11-01 13:27

▶ 関連リンク◀

アイコム IC-M330J

アイコム IC-M94DJ

 

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feed 【レピ速】1エリアの特小レピーター速報! (2022/9/25 0:41:54)

茨城県つくば市から特小レピーターの開局情報が届きました。
今回は「筑波山」に設置されている広域RPTです。
筑波山は、北関東に位置して、関東平野を望むことが出来るロケーションです。
設置者自身も「広域」と名付けていることから、広大なサービスエリアになることだと想像できます。
悪天候の際は停波することもあるようなので、ソーラーバッテリーで稼働しているようです。
関東地区の方にとっては気になる気になる特小レピーターですね。
特小レピーターの開局情報を提供していただいた設置者の方に感謝いたします。


▲画像提供:情報提供者

●筑波山広域RPT            3A-L17-17

関東(1エリア)特小RPTリスト 二子玉川RPT      3A-L10-01(ローカルRPT) ひたち野牛久RPT    3A-L...
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2016-05-08 17:36
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。

●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。

お問い合わせ・レピーター情報・機器ID登録フォーム このコンタクトフォームでは、特小レピーター情報や、ショップ情報、各種投稿やご意見などど...
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2015-03-19 09:41

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feed フリラ対応!公開型電子QSLサービス「だれでもQSL」って知ってる? (2022/9/24 9:52:44)

アマチュア無線はもちろんのこと、フリラでも使うことが出来る電子QSLサービスがローンチされました。
先日まではβ版として公開されていましたが、バージョンアップを行い、9月3日に正式版として公開されています。

だれでもQSLを利用するための基本的な「登録」は不要です。
メールアドレスなどを登録することなく、いつでも、だれでも、電子QSLを使用することが出来るのが「だれでもQSL」というわけです。
基本的に「公開型」になっているので、ユーザーでなくても、 だれでも 交換されているQSLカードが閲覧できます。
個性豊かなQSLカードのデザインを見るだけでも楽しいサイトです。

相手から「だれでもQSL」でカード交換と言われた

だれでもQSLは、登録しないでも使える「公開型」電子QSLと言う特徴があります。
この「公開型」というのが、だれでもQSLのミソです。
交信相手から「だれでもQSL」でQSLカードの交換と言われたときは・・・

1.だれでもQSLにアクセスする

・https://fqsl.jp/

アマ&フリラ「だれでも」「かんたん」「無料」で使える電子QSLシステムです!
fqsl.jp

2.下記のページに移動してコールサインを入力

・https://fqsl.jp/qsls

アマ&フリラ「だれでも」「かんたん」「無料」で使える電子QSLシステムです!
fqsl.jp


▲「コールサイン検索」欄に、自分のコールサインを入力して届いたQSLを検索する。

3.自局宛のQSLカードがあれば表示されます。

だれでもQSLでQSLカードを送りたい

だれでもQSLを使って、交信相手にQSLカード送りたいときは、フォーマットに沿って入力していけば簡単にQSLカードを送ることが可能です。

この場合、あらかじめQSLカードのデザインされた画像が必要となります。
また、画像には「自局のコールサイン」を画像に含めた物が必要です。
eQSLのQSLカードのように、自局のコールサインがシステムで自動に入力されることはありません。
だれでもQSLで登録された画像が、単純に表示される仕組みとなっています。

だれでもQSLは「公開型」となっているので、自分以外が著作権を持っている画像や、常識の範囲を逸脱するような画像などは控えた方がいいでしょう。
不適切な画像を使用した場合「だれでもQSL」のシステムの存続が出来なくなってしまうことも考えられます。

1.下記のURLからQSLカードを登録します

・https://fqsl.jp/qsls/new

アマ&フリラ「だれでも」「かんたん」「無料」で使える電子QSLシステムです!
fqsl.jp


▲PC版の登録場面


▲もちろん携帯からも登録は可能だ

その他の機能

・QSLカードの集計
自分のコールサインを入力する事でQSLカード送受信のアクティビティを見る事ができます。
アクティビティ量はSメーター風のUIで表示しております(無線家としては面白い)

・フリラユーザー向けの機能
だれでもQSLはアマチュア無線家はもちろんのこと、フリラユーザーにも使えるように対応しています。
フリーライセンスの交信内容を入力できるようにデータ設計されています。

例えば
・アマチュアと異なり厳密な時刻のログがなくても良いように、日付のみ登録を可能にしました。
・運用バンドやモードもあえて任意入力となっております。
・レポートも特小やSメーターの無いDCRでも入力できる様に幅広い形式で記載可能になっております。

・Twitterシェア機能
QSLのリンクや1日の交信記録をシェア(ツイート)出来ます。

・印刷用プレビュー
印刷用に並べて表示できます。

トップページに使い方が掲載されてる

だれでもQSLの使い方は、トップページも掲載されているので、初めての方や、久しぶりの方にも分かりやすくなっています。

今後のアップデートにも期待したい、電子QSLカード交換のプラットフォームですね。

【QSLカード問題解決!】だれでもQSLで遊ぼう!

▲Youtubeでも「だれでもQSL」が紹介されていた。

 

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feed 立山山頂特小RPT近況報告 (2022/9/23 13:54:25)

立川レピーターが設置されてからのアクセスレポートが設置者の方から届きました。
すでにツイッターなどでは、アクセスレポートもある程度まとめられていますが、まずは設置者の方からのメッセージをご覧ください

メッセージのご紹介

日本一高い 3000m設置の「立山山頂特小レピーター」3A-L18-07 は、開局設置して1ヶ月半が経ちましたので状況のご報告をいたします。

富山県の周りには、高い山並みが沢山あり壁で閉ざされた状態でした。
お隣の長野県も地図上では目と鼻の先に位置しているのに、北アルプスが邪魔をして届きもしませんでした。
今回レピーターを開局設置したことにより、大きな壁をぶち抜いたような気分です。
これで長野県、岐阜県が開通(但し 死角となる方向もあります)

遠距離交信情報では、
 ・ 富山市⇔立山山頂特小RPT経由⇔山梨県笛吹市境川町(黒坂峠)
                山頂からの距離 : 145.54Km

 ・ 富山市⇔立山山頂特小RPT経由⇔滋賀県米原市(伊吹山)
                山頂からの距離 : 168.41Km

交信された局長様より情報を頂き、交信可能地域を毎週UPして Twitterにて皆様に配信しております。
まだまだデータ不足ですが・・・ 
交信された方、情報くださ~い!  みなさんと情報共有いたしましょう!

皆様も日本一高い 立山山頂特小レピーター(3A-L18-07)を使って 楽しまれてください。

by  とやまAL52

立山山頂特小レピーター #立山山頂特小RPT
富山市↔ 立山山頂特小レピーター経由↔ 山梨県南都留郡鳴沢村(標高1760m)
12:04 やまなしAB98/1 局 M5  QSO ありがとうございました。
地図を確認すると、電波が谷間を這いつくばって届いていることがよくわかります。
レピーターからの交信離:158.29Km pic.twitter.com/objC3g104O

— とやまAL52/JH9GUP トレック (@jh9gup) September 4, 2022

立山山頂特小レピーター #立山山頂特小RPT
今週もアクセス可能エリアの情報をいただきましたのでご報告いたします。
9月19日現在

QSO出来た地域、カーチャンクバックのあった地域等、どしどしお寄せいただければアップいたします。
皆様のお役に立てれば幸いですm(__)m pic.twitter.com/sEwzokNpes

— とやまAL52/JH9GUP トレック (@jh9gup) September 18, 2022

富山県から驚くべき特小レピーターの情報変更が届きました。 なんと標高3000mの「立山山頂」に設置された特小レピーターです! しかも臨時...
www.freeradio.jp
2022-06-19 18:18

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feed 記念艦「三笠」でモールス体験 (2022/9/17 0:04:53)

先日開催された「記念艦三笠でモールス体験」というイベントを取材してきましたので、その様子を報告したいと思います。
取材してきたのは、2022年6月4日です。
会場は「記念艦三笠」と言うことで、無線家向けのイベントではなく、一般向けのイベントであることが非常に興味深いところです。
はたして、イベントは成功したのでしょうか・・・

戦艦三笠、と言ってもピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、和文通話表で「み」という文字を表現するときに使用する「ミカサのミ」の、あのミカサです。
モールス体験会場の入り口には、三六式無線電信機のレプリカが展示されていました。
話を聞くと、運営スタッフの方の手作りと言うことです。


▲三六式無線電信機は電気通信大学のミュージアムに展示されているが、実はそれもレプリカ、三六式無線電信機の現存する個体はもうない。黒い筒状のものはインダクションコイルと呼ばれるパーツだ。インダクションコイルの国産化無くして三六式無線電信機を語ることは出来ないくらい重要なパーツだ。


▲イベント会場の入り口に三六式無線電信機のレプリカが展示してあり、来場者の多くの方が興味しんしん。


▲会場内には大砲が設置してあり、三笠が戦艦であることを意識するには十分な存在感を放っていた。副砲の15cm砲は全部で14門設置されている。


▲会場内には、アマチュア無線を啓蒙するパンフレットが置いてあり、自由に持ちかえることができた。存在感ある15cm砲が、アングルによっては映り込んでくる。


▲インターネットで使用されていたイベント告知のポスターが会場内に掲示されていた。

加地通信機研究所のモールス印字器が大活躍!

今回のイベントでは、加地(かじ)通信機研究所のモールス印字器が大活躍です。
すでに製品は製造されていないので、壊さないように慎重に使用されていました。
また印字用の純正の紙テープの入手できないことから、市販の紙テープを流用、紙テープはセロハンテープの台にセットして使用しています。


▲ボールペン式のモールス印字器。以前はモールスの練習はもちろん、無線従事者の国家試験のモールス信号送信試験でも使用されていた。

会場内の雰囲気

基本的に、三笠は戦艦と言うことで部屋は狭い。
上記でも紹介したように、会場内には大きな15cmの副砲が設置されており、アングルによっては映り込んでしまう。
会場内の雰囲気を紹介しておきます。


▲無線家向けではないが、家族連れが多くモールス体験をしていった。


▲モールスに苦手意識がないせいか、家族連れや子供達にモールス体験は大人気だ。


▲会場内にはスタッフ手作りのパネルが掲示されていた。使用されているイラストも、もちろんスタッフの手によるものだ。

モールス体験男性編

モールス体験には男性も多く訪れていました。
アマチュア無線経験者や、大学生など、経歴は様々、打鍵はブランクのある方など、そのプロフィールも様々です。
モールスの指導をされている方は、第一級アマチュア無線技士(1アマ)はもちろんのこと、無線従事者資格の最高峰と言われる「第一級総合通信士」(1総通)も取得しており、通信士として業務の現場でも活躍されていたかたです。
1総通の資格は、現在では年間の受験者が20人ほどと言われており、最近では一総通の従事者の需要も少なくなっており、国家試験の試験官の人材不足などから、国家試験自体が実施されない地域もあるようです。
ちなみに、1総通の資格を取得することによって、アマチュア無線技士の資格がなくても、1アマ相当としてアマチュア無線局を開局することが出来ます。


▲打鍵の印字された紙テープを見ながら、指導されている方と反省会です。


▲以前はアマチュア無線でCW(モールス)を運用されていたようですが、現在は運用されていないようでブランクがあるといいながらも、なかなかの腕前のようだ。


▲かつては通信士を養成していた、国内でも有数の名門校に通っている大学生。初めてモールスを打鍵している。

モールス体験女性編

モールス体験は男性だけではなく、もちろん女性も多く参加していました。
どちらかというと、男性よりも積極的に女性は楽しんでいるように感じます。


▲女性の二人連れ。友人と二人でモールス体験を楽しんでいた。


▲ご夫婦でモールス体験会場を訪れたが、ご主人はモールス体験はせず、奥様が一人でモールス体験を楽しんでいた。

モールス体験キッズ編

今回のイベントは家族連れの方も多く参加されていました。
小学生や、小学生以下の子供達も多く参加しており、モールス信号の前に「日本語書けるのか?」と言った子供達も目を輝かせて電鍵を操作していました。


▲小さい子供であっても、凄い集中力で電鍵の持ち方を教えてもらっている。


▲生まれて初めて電鍵を操作するとは思えない良い姿勢。キッズといえども電鍵を打つ姿はベテランの風格すら感じ取れる。やはり指導者がいいと違うようだ。


▲真剣なまなざしで、自分の書いた電文を打鍵している。


▲自分の打ちたい電文を紙に書いて、一文字ずつモールスに変換した符号を書いていく小学生の仲良し兄弟。


▲仲良し兄妹の妹が打鍵中。真剣なまなざしだが楽しそうだ。


▲お兄ちゃん、長文に挑戦したようで、印字された紙テープが長くなっている。

最終的には、6月4日・5日の二日間で200名以上の方に、モールス体験をして頂いたとスタッフの方に後日お聞きしました。
無線家に向けてのイベントではありませんでしたが、一般向けのイベントとしては大盛況といっても過言ではないようです。

三六式無線電信機とは?

イベント会場の入り口にもレプリカが展示されていましたが、ここで「三六式無線電信機」に触れてみたいと思います。
三六式無線電信機は、戦艦三笠にも搭載されており、日露戦争時に送出された、あの有名な暗号電文が送信された無線電信機です。

<送信文(暗号文)>
アテヨイカヌ ミユトノケイホウニセッシ ノレツヲハイ ハタダチニ ヨシス コレヲ ワケフウメル セントス ホンジツテンキセイロウナレドモナミタカシ

暗号→意味
・アテヨイカヌ→敵艦隊
・ノイツヲハイ→聯合艦隊ハ
・ヨシス→出動
・ワケフウメル→撃沈滅

<解読文>
敵艦隊見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちに出動、之を撃滅せんとす。本日天気晴朗なれども波高し。


▲戦艦三笠の無線電信室。この部屋から上記の暗号電文が送信された。通信室には三六式無線電信機と電鍵を叩いている通信士(通信兵)がたたずんで来場者を迎えてくれる。戦艦三笠のアンテナは現在でも生きているようで、過去に戦艦三笠のアンテナを使用したアマチュア無線の公開運用も行われたようだ。また戦艦三笠の無線電信室に展示されている三六式無線電信機は横須賀海軍工廠造兵部で木村駿吉から直接指導を受けた山田寿二氏が製作した由緒正しいレプリカだ。


▲戦艦三笠の「無線電信室」の入り口に掲げられていたプレート。


▲無線電信室への入室が出来ないが、室外から中を見ることが出来る。また入り口付近には電鍵も設置されており、モールス体験が出来るようになっていた。

三六式無線電信機が「重要科学技術史資料」として未来技術遺産に登録されました↓

www.kinenkan-mikasa.or.jp
三六式無線機


▲戦艦三笠の甲板には、15cm副砲が設置されているが、もちろん無効化されている。


▲甲板に設置してある15cm副砲のトリガー。


▲戦艦三笠の内部には「司令長官専用階段」が設置されていた。東郷平八郎が使用したのだろうか?

関連リンク
一般社団法人 電波教育協会
世界三大記念艦 三笠

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feed 電子工作マガジン2022年秋号が9月20日に全国書店で発売 (2022/9/13 16:03:49)

往年のフリラ愛好家にとっては、活動のバイブルにもなっていた「ラ製」の流れをくむ、電波新聞社の電子工作マガジンが9月20日に全国の書店で発売されます。
内容は下記の目次を参照してください。


▲ネット書店の有効活用も検討したいところだ。

目次はこんな感じ

本日公開された「電子工作マガジン2022年秋号」の目次を紹介します。
お気に入りの記事はありましたか?

令和版 新・BCLマニュアルも絶賛発売中。
電子工作マガジン2022j年秋号と同時に秋の夜長に楽しんでみては如何でしょうか?

8月20・21日に開催されるハムフェア2022で電波新聞社から発売される「令和版 新・BCLマニュアル」が部数限定で先行発売されることが分か...
www.freeradio.jp
2022-08-16 18:02

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feed CQ日本、こちらはBW503KY 台湾からコンニチハ (2022/9/11 12:55:57)

台湾在住の日本人のBW503KY氏が日本のフリラ各局とのQSOに成功しました。
そのQSO数は23局で、今までの通信実験では一番のQSO数となったようです。
今回はQSOの様子がYoutubeでも公開されていたので、BW503KY氏がネットに公開している情報を中心に紹介していきます。

<通信実験の概要>
●実施日時: 9月10日  TST: 09:00~13:00 ※JST-1h
●26.975Mhz/AM/4W  (JP-CB 2ch -1Khz)
●Call sign: 155TW321 & BW503KY ジョイント
●伝送方法: 音声 & ブザーモールス
●放送所: 台湾の基隆市
●アンテナ: 2ele Yagi Antenna

効果は絶大!2エレ八木・宇田アンテナ

台湾でライセンスフリー無線として運用が外国人でも許されているのが、27MHz帯の市民ラジオです。
規格としては、アメリカのFCC規格の無線機がそのまま使用でき、もちろん外部アンテナも接続することが出来ます。
今までの日台間の通信実験でも外部アンテナを使用していましたが、無指向性の垂直系のアンテナでした。
しかし今回は、2エレメントの八木・宇田アンテナを導入し日本国内のフリラ各局との交信に成功しました。


▲2エレメントの八木・宇田アンテナは日本へ向けられている。


▲地理的に台湾の北端からの運用なので日本への障害物はない。


▲公里とは「Km」の意味だ。漢字文化なので、なんとなく意味が理解出来る。


▲運用場所は、台湾の基隆市、台湾の北側からの運用だ。


▲運用に使用した機材は中心に見えるシルバーパネルのリグだ。


▲BW503KY氏の実際の運用風景。

日本からもQSO出来た喜びの声がたくさん寄せられた

今回実施された、日台間の通信実験は過去に例を見ないほどの大成果が得られました。
しかも八木・宇田アンテナの導入で、日台両局とも信号が強力だったこともあり、日本各地からBW503KYを呼ぶ声があったことは大変印象的です。
ネットでの喜びの声をスマホのキャプチャー画面でBW503KY氏が公開していたので紹介したいと思います。


▲QSO出来たログも公開されていた。北海道や関東がメインにQSO出来たようだ。

動画も公開されていたぞ

今回の運用は、BW503KY氏と155TW321氏の合同運用だったようで、155TW321氏のYoutube チャンネルでBW503KY氏による通信実験の運用の動画が公開されていたので紹介したいと思います。

2022-09-10 09:00~13:00基隆外木山Test 27Mhz CB Band Yagi Antenna & with Japan CBer QSO-1
2022-09-10 09:00~13:00基隆外木山Test 27Mhz CB Band Yagi Antenna & with Japan CBer QSO-2
2022-09-10 09:00~13:00基隆外木山Test 27Mhz CB Band Yagi Antenna & with Japan CBer QSO-3

 

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feed 【レピ速】1エリアの特小レピーター速報! (2022/9/9 18:37:35)

神奈川県川崎市高津区から特小レピーターの開局情報が届きました。
どうやら、集合住宅のベランダに設置されているようで「超ローカルRPT」という説明も送られてきました。
サービスエリアの広いレピーターもいいですが、地域の局の待ち合わせ場所のように使われるローカル・レピーターもいいですね!
特小レピーターの開局情報を提供していただいた設置者の方に感謝いたします。


▲設置場所の写真。どうやら太陽電池で動作しているようだ。

●二子玉川RPT            3A-L10-01

関東(1エリア)特小RPTリスト 二子玉川RPT      3A-L10-01(ローカルRPT) ひたち野牛久RPT    3A-L...
www.freeradio.jp
2016-05-08 17:36
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。

●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。

お問い合わせ・レピーター情報・機器ID登録フォーム このコンタクトフォームでは、特小レピーター情報や、ショップ情報、各種投稿やご意見などど...
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2015-03-19 09:41

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feed 【レピ速】8エリアの特小レピーター速報! (2022/8/28 9:10:32)

8エリアから特小レピーター開局の連絡が届きました。
設置場所は札幌市豊平区、地上高13mとのこと。
AC電源を使用しているの24時間運用です。
使用している無線機はDJ-R100Dと言う報告を受けています。
設置者の方には、情報提供に感謝致します。

・札幌豊平ローカルRPT     3A-L13-08


▲情報と一緒に送られてきた写真。説明はなかったが設置場所のようだ。

北海道(8エリア)特小RPTリスト 札幌豊平ローカルRPT   3A-L13-08 稚内RPT         3A-L18-08 函...
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2016-05-08 18:45
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。

●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。

お問い合わせ・レピーター情報・機器ID登録フォーム このコンタクトフォームでは、特小レピーター情報や、ショップ情報、各種投稿やご意見などど...
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2015-03-19 09:41

 


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feed こちらは「めぐろE55 operate by せたがやV15」です どうぞ! (2022/8/27 0:02:24)

先日開催された「ハムフェア2022」において、電波新聞社有志におけるハムフェア記念局の「めぐろE55」が運用されました。
電波新聞社の有志は多忙なブース運営のの合間を縫っての記念局運用でしたが、運用局数が伸びないでいたことから、二日目の8月21日の終盤には運用を、ITジャーナリストであり、往年のラ製筆者でもある「せたがやV15」氏へ運用を任せることとなりました。

師匠のコールを名乗る日が来るとは・・・

今回の話を書き進める前に、「めぐろE55」を使用していた皆川氏と「せたがやV15」三上氏の関係について触れてみたいと思います。

三上氏の話によると、皆川氏のマンションに高校生の時から入り浸っており、皆川氏から薫陶を受けた、とのことです。
また、三上氏は自身でも、皆川氏ののことを「師匠」と認識していることから、二人の関係性も深いことがうかがえます。

実際に、三上氏が「めぐろE55」を名乗ることに対しても「非常に感慨深い」とのコメントをいただきました。


▲「めぐろE55」を運用中の「せたがやV15」三上氏


▲三上氏がQSOした分は、もちろん三上氏自身が記念QSLを手書きで発行した。


▲「めぐろE55」の運用が終わって、三上氏をたづねてやってきた各局と記念撮影


▲今回発行された記念QSLカード

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