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link フリラjp フリラjp (2023/11/14 16:35:25)

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feed 【動画紹介】稲沢市防災ボランティアはフリラを使って防災・減災活動を展開中です (2020/9/12 14:22:14)

今回の記事は動画紹介となります。
愛知県は稲沢市で、フリラやアマチュア無線を活用して防災(減災)活動を行っている、平床けんいち氏の動画チャンネルの紹介です。
動画で公開されている活動としては、地域の避難場所に指定されている小中学校を巡回して試験通信を行いアマチュア無線やフリラでの無線啓蒙活動をされています。

すべての動画は紹介しきれないので一部のみの紹介です

平床氏は「防災ボランティア稲沢」という所に所属されているようで、地域の防災ボランティアとして、防災や減災についての知識などの無線啓発活動を行っていると言うことです。
以下の動画は、稲沢市内の避難場所に指定されている小中学校を巡回して試験通信を行っている様子を紹介した動画です。
試験通信にはデジ簡とデジコミを使用しているようです。

【無線*防災】稲沢市明治地区で「デジタル簡易無線機」を使った避難所と避難所を結ぶことを想定した通信実験やりました。フリーラジオ稲沢

▲この実験の交信ではフリラコールを使用して通信を行っています。

フリラだから出来ることもある

防災・減災には無線が有効な通信手段だと言うことは以前から耳にすることがあります。
その場合の「無線」とはアマチュア無線を指すことが多く、フリラのことを表現している「無線」というキーワードではありませんでした。
最近になって、アマチュア無線とフリラという認識が広がってきているように思います。
しかしアマチュア無線やフリラにも一長一短がありますが、アマチュア無線では出来なくてもフリラなら出来ることもあります。

●フリラなら出来ること
・特小やデジコミであれば誰でも電波を出して使用することが出来る。
まさしくコレはフリラの真骨頂です。
誰でも使えると言うことは、ちょっとした訓練を日頃から行っておけば、資格や免許などが無くても誰でもオペレーターになることが出来ます。

・通信の内容に制限がない。
アマチュア無線は基本的に通信内容は「アマチュア業務の範囲内」に制限されてしまいます。
ですがフリラを使えば、通信の内容に制限を受けることはありません。
アマチュア無線で制限されている「依頼による通信」や「仕事上の通信」も可能です。

・導入コストが安価。
アマチュア無線機や専門の業務無線機などと比べれば、フリラの無線機は安価なものもあり、複数台導入しなければならい場合も導入コストを抑えることも可能です。
最近では一時的にレンタルすることも出来るようなので、本格的に導入する前の通信距離の確認も手軽に行えるようになってきました。
これもアマチュア無線には出来ないフリラならではのことでしょう。

・電波が飛びすぎない。
最近では大きな自然災害が多発しています。
自然災害のたびに、多くの人が避難所などに身を寄せることとなりますが、学校の体育館などでは、場所が広く、端から端までの連絡にいままでは伝令を使っていたという声が多く聞かれましたが、最近では特小などに連絡手段が変わってきているようです。
大きな声では伝えるのに限界がありますが、かといって人海戦術で毎回伝令を飛ばすというのも考え物だと言うときに特小は大活躍と言うことです。
ショートレンジでの無線通信には、飛びすぎないフリラが大活躍と言うことです。

これ以外にもフリラのメリットは色々とあると思いますが、通信距離でもフリラの無線機は選べる時代になってきたので、普段の趣味の通信で無線機の使い方と通信の習熟度を高めれば、万が一の時には地域で活躍できるかもしれません。

【無線*防災】稲沢市平和地区で「デジタル簡易無線機」「特定小電力無線機」「デジタルコミュニティー無線機」を使った避難所と避難所を結ぶことを想定した通信実験やりました。今回は法立小学校と平和中学校

▲こちらの動画では、フリラコールではなくてオペレーターの名前を使用して交信している様子が収録されています。現実的な交信方法かと思いました。

 

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feed ラジコが放送局を擬人化したイラストを公開 (2020/9/6 14:42:57)

PCやスマホで全国のラジオを聞くことが出るサービスを展開しているRADIKOが全国の放送局を擬人化したイラスト(ラジオガール)をインスタグラムで公開しました。
現在は「ラジオガール関東編」ということなので、今後のイラスト公開を楽しみにしたいと思います。

 
 
 
 
 
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feed ダイヤモンドのMR140Sが届いたので開封してみた (2020/8/29 8:13:09)

動画サイトなどでよく見られる開封動画のブログ版です。
今回はダイヤモンドのデジコミ用モービルアンテナの「MR140S」が入手できたので早速開封していきます。
MR140Sの詳細はバックナンバーを参照してください。

販売店には2020年9月1日頃から店頭に並ぶという情報です。
更に、今のところ300本の限定生産の予定と言うことなので、気になっている方は販売店に相談してみてください。

ダイヤモンド(第一電波工業株式会社)からこのたび、デジコミ用のマグネット式モービルアンテナの「MR140S」が発表となりました。 MR...
www.freeradio.jp
2020-08-21 17:31

1/4λ全長50cmのコンパクトサイズで取り回しもいいね

MR140Sですが、マグネットベースのデジコミ用モービルアンテナです。
先日リリース記事を掲載してから、マニアックなフリラから注目されてるらしいと言う話が入ってきました。
すでに発売されているデジ簡用のMR350やMR351などのマグネット式モービルアンテナとセット運用したいという声です。
スポーツカーなどでは、モービルアンテナの基台をつけるとかっこ悪い、と言うことでアンテナ自体を取り付けることを嫌がる方もいらっしゃるようですが、マグネット式であれば、ちょっとした移動運用や日常の連絡用で使いやすいという声でした。


▲ダイヤモンドと言えばいつもの黄色いパッケージです。


▲袋に入っているのは、マグネットベース、アンテナエレメント、六角レンチ、スプリングワッシャー、注意書きです。取説の様なものは入っていませんでした。


▲注意書きはしっかり読んで理解してからMR140Sを使いたい。貰い錆には注意です。


▲マグネットベース部分、直径は実測で65mmほど、エレメントの取付部分は6mmネジが切ってあります。ケーブルはRG58が約4mです。


▲ケーブルの先端はSMAコネクターになっているので、ケーブルを変換無しに無線機に直接接続することが出来ます。(アンテナの根元にスプリングワッシャー入れるの忘れました)


▲アンテナエレメントの塗色は黒です。( 撮影のため、車ではなく公園のテーブルの上においています。基本的にMR140Sは車に取り付けて使用してください


▲アンテナエレメントのコネクター側も特殊な形状ではなくて、6mmネジで簡単に取付、取り外しができます。

MR140Sのアンテナエレメントは6mm径のネジを採用してます。
このネジをはデジ簡用のMR350やMR350Sも同様に6mmネジのコネクターを採用しているため、MR350、MR351、MR140Sの間でエレメントを差し替えて使うことも可能です。
MR350やMR351のエレメントは保守部品として入手可能らしいですが、かなり高価な価格設定がされているらしいという情報も入ってきています。
もちろんMR350やMR351の製品を買うよりは安いようですが、保守部品のエレメント単体の購入は割高感があるようです。

また、MR140Sは1/4λのエレメントを採用しているため、動作には本来アースが必要な構造になっていますが、マグネットベースを採用しているため、電気的にアースが不要な構造になっていました(容量接地型)
だからといって、車のボディーと接地されない(例えば、今回のようなちょっとした移動運用で公園のテーブルの上に置くといった)状態だとMR140S本来の性能は発揮されないので、車に取り付けて使うのが正しい使用方法です。


▲アンテナエレメントの根元は滑り止めのローレット加工がしてある。(細部まで気を遣って作られてる感じがしますね)根元の形状は六角ではなくて円形です。

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feed あの「ラ製」が帰ってくる!電波新聞社創立70周年企画 (2020/8/25 20:14:33)

あのラ製(ラジオの製作)が帰ってきます!
電波新聞社の創立70周年とラ製の創刊65年の記念事業ということでの復活です。

~電波新聞社創立70周年・ラジオの製作創刊65周年記念企画~
電子工作マガジン10月号別冊
ラジオの製作 創刊65周年記念特大号
電子工作マガジン編集部編
発売希望時期:2020年9月10日 形式:B5 本文192ページ並製一部2・4C
価格:2,400円(税別)
販売コード:4910063901007

プレスリリースが届いています

■電波新聞社創立70周年を記念、あの「ラ製」が帰ってくる

 電波新聞社は2020年、創立70周年を迎えます。また、「ラジオの製作」は創刊65周年を迎えます。それを記念して「ラジオの製作」が特別記念特大号として復活します。
 令和版の「ラジオの製作」は昭和・平成版の内容を遺産として受け継ぎ、更に最新情報も取り入れてパワーアップします。
 ラジオの製作の創刊期は、文字どおりラジオの製作を中心とした記事が並でいました。その後、エレクトロニクス技術の発達により、製作内容も多様化し、電子工作以外の記事も増えていきました。特に70年代末には、マイコン(後のPC)の記事が増え、82年にはマイコンBASIC MAGAZINEとして別冊附録が独立。空前のマイコンブームを巻き起こしました。
 このようなブームはデジタル分野にとどまらず、70年代半ばからのBCLブームやアマチュア無線ブームの火付け役ともなりました。このように高度経済成長期の技術指向の青少年達に多大な影響を与え、その後の我が国の電子技術立国を支える人達の輩出の一助になったと自負しています。
 令和版のラジオの製作では、現在の青少年達に向け、物造りの楽しさ、奥深さを感じて、電気・電子に興味をもってもらえるように、また、過去のラ製読者には、青少年期を懐かしんで頂くだけでなく、子供さんやお孫さんにも本書をご紹介頂いて電子工作の面白さを伝えて頂けるような内容としたいと考えています。

■本誌の特徴
オリジナルのラジオの製作のデザイン・構成をできるだけ再現
・製作記事は過去の記事を現在の環境で製作できるように直したものや新規のものを掲載
・アマチュア無線・BCL・市民無線などの記事も掲載
・過去の雰囲気をのこした広告ページ
・70年代の雰囲気を残した表紙
・70・80年代の懐かしい様式を取り入れつつ最新技術も紹介
・ラジオの製作を中心とした65年間の電子工作の歩みを紹介

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feed ダイヤモンドからデジコミ用モービルアンテナMR140Sが発表 (2020/8/21 17:31:34)

ダイヤモンド(第一電波工業株式会社)からこのたび、デジコミ用のマグネット式モービルアンテナの「MR140S」が発表となりました。

MR140Sは車体アース不要のマグネット式で、簡単にアンテナの取り付け、取り外しが行えるので、無線機の付属アンテナでは交信が難しい場合でも簡単に通信環境を大幅に改善することも可能となっています。

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feed ダイヤモンドからカメラ三脚用アンテナ取り付け金具のTRS3が発表 (2020/8/21 17:26:08)

ダイヤモンド(第一電波工業株式会社)からこのたび、カメラ三脚用取り付け金具(アース取付用蝶ネジ付)の「MR140S」が発表となりました。

TRS3は今までに無い製品で、三脚のネジに固定できるように作られています。
カメラ用の三脚とTRS3があれば、移動運用時に威力を発揮します。
またアース端子も設けられているので、HF帯用のアースが必要なアンテナであっても手軽にアースを取ることも可能なので、今後はFT-818やIC-705など小型HF機での移動運用で活躍することが予想できます。

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feed SV2020岡山県遙照山フリラ局&アマチュア局合同無線運用&BBQ報告 (2020/8/15 8:05:28)

岡山県からSV2020の移動運用の報告が「おかやまBK59」氏より届きました。
7月26日、岡山県浅口市遥照山(ようしょうざん)で開催された移動運用は,フリラはもちろんのこと、アマチュア局の方も合同運用されたと言うことでBBQも開催されたとのことです。

おかやまBK59氏より、以下のようなコメントがありました。

あいにくの梅雨空の中簡易シートを屋根代わりにして雨をしのぎ和気あいあいBBQを楽しみながらの移動運用となりました。
アマチュア無線局も参加して頂き楽しい移動運用&BBQとなりました。
参加局皆様雨の中お疲れ様でした。


▲おかやまBK59氏から、当日の合同運用中は、参加者全員が新型コロナウイルスの感染に対して十分に注意を払いながら運用を行ったという一言もありました。4エリアのフリラ各局盛り上がってますね!

次回9月20日(日曜日)「秋の一斉オンエアデー」(秋オン)には、岡山県内の某無線ショップさんによる臨時販売ブースの出店も予定しています。
もちろん岡山県浅口市遥照山にてフリラー局&アマチュア局合同移動運用開催予定となります。
天候などによって予定は変更(または中止)になる場合があることをあらかじめご理解ください。

また時節柄、新型コロナウイルス対策は、参加される各局様に、十分ご配慮頂くようにお願いしております。
秋オンの遥照山での合同運用には各局様の自己責任で「 参加 」または「 不参加 」のご判断をお願い致します。
多少なりとも新型コロナウイルスの感染リスクのご懸念があるときは「参加しない」という選択肢もあることをご案内させて頂きます。

 


feed 【レピ速】4エリアの特小レピーター速報! (2020/8/12 19:07:14)

岡山県から特小レピーター情報が届きました。
情報が届いたのは2局で、どちらも同じチャンネルを使用しているとのことです。
情報提供者の方には感謝致します。

●常山RPT    3A-L18-08
●半田山RPT   3A-L18-08
中国(4エリア)特小RPTリスト 広島湾特小RPT2号機      3A-L12-08 周防特小RPT             3A-L...
www.freeradio.jp
2016-05-08 18:27

●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。

●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。

お問い合わせ・機器ID登録フォーム このコンタクトフォームでは、特小レピーター情報や、ショップ情報、各種投稿やご意見などどを編集部に連絡す...
www.freeradio.jp
2015-03-19 09:41

 

 


feed アイコムから144/430MHデュアルバンドデジタルトランシーバーのID-52が発表 (2020/8/7 14:15:11)

アイコムから144/430MHz対応のデュアルバンドのデジタルトランシーバーID-52が発表となりました。
ID-52はJARLが推奨するデジタル形式のD-STARに対応。
エアバンドの受信周波数は VHF に加え UHF(225~374.995MHz)へ拡張しています。

発売時期:2020年9月
希望小売価格:59,800円+税

アイコムのプレスリリースから

 アイコム株式会社(本社:大阪市平野区、代表取締役社長:播磨正隆)は、JARL が推奨するアマチュア無線のデジタル通信規格 D-STAR®に対応した 144/430MHz デュアルバンドデジタルトランシーバーID-52 を 2020年 9 月に新発売します。

 ID-52 は弊社アマチュア無線用携帯機として初めて、カラー液晶ディスプレイを搭載。しかも、約 2.3 インチへサイズアップ(ID-51 は 1.7 インチ)した他、半透過型ディスプレイを採用することで、太陽光のある明るい場所でも優れた視認性を実現しています。また、Bluetooth®通信にも標準で対応。画像トリミングソフトST-4001A/ST-4001I やコントロールソフト RS-MS1A 等をインストールした AndroidTM 端末とワイヤレスで接続できる他、オプションの Bluetooth®対応のヘッドセット VS-3 を使用することができます。

 さらに、前モデル ID-51 シリーズから、次の機能を強化。V/V、U/U、V/U の 2 波同時受信は、DV/DV モードにも対応。エアバンドの受信周波数は VHF に加え UHF(225~374.995MHz)へ拡張しています。
USB 端子も装備し、USB 充電にも対応した他、スピーカー出力も 400mW から 750mW へ大幅アップ。D-STAR®に関する機能では、新たに microSD カードに保存した画像を ID-52 本体のみで送受信し閲覧する機能を追加。スマホで撮影した写真は Bluetooth®で ID-52 に送ることができるので、気軽に画像伝送を楽しむことができます。

 もちろん、簡単設定が好評の DR 機能、精度が向上した GPS、IPX7※の防水性能、ターミナルモードやアクセスポイントモードへの対応など、魅力的な仕様となっています。ビギナーから D-STAR®をフルに楽しみたいというヘビーユーザーにもご満足いただける充実した機能を備えた ID-52 は、アマチュア無線のデジタル通信をリードしていく製品です。

<おもな特長>
●屋外でも見やすい半透過型大型カラー液晶ディスプレイを初採用。
●Bluetooth®通信に標準で対応。
●V/V、U/U、V/U の 2 波同時受信を実現。DV/DV モードにも対応。
●ターミナルモード/アクセスポイントモードなど、D-STAR®の機能が充実。
●UHF(225~374.995MHz/AM モード)のエアバンド受信にも対応。
●スピーカー出力を 750mW に大幅アップ(ID-51 は 400mW)。
●バッテリーやマイク等は ID-51 のオプションを使用可能。


feed 船舶自動識別情報(AIS)をみてみよう (2020/8/1 9:26:03)

受信を趣味とする人でもAISの受信を楽しまれている方は少ないと思いますが、今回はそのAISを受信してみようというお話しです。
AISは Automatic Identification System という言葉の頭文字を取って”AIS”と表現されており、日本語では「船舶自動識別装置」と訳されています。
船舶同士の衝突を回避やスムースな航行管理をするために開発されたシステムです。

AISの設置義務など

AISの専用受信機は陸上(沿岸部)に設置されており、船舶から発射された信号を受信してデータを取得、インターネットで情報の伝達を行っています。
陸上のAIS信号の受信設備では、大体20~30海里(約37~55km)がカバーエリアとされているようです。

AISの設置が義務づけられている船は以下の通りです。

・国際航海に出る300総トン数以上の大きさのすべての船
・国際航海に出るすべての旅客船
・500総トン数以上の大きさのすべての船

以上のような船に設置が義務づけられているAISですが、場合によってはAIS信号を意図的に送出しないことも認められています。

・アフリカ東沿岸などの海賊対策で危険海域を通過する場合
アフリカ東沿岸部などは、いまだに海賊行為が横行しています。
自分の位置情報を海賊に知られないためにAISの信号を送出しないことが認められており、これらの地域を航行する船はAISの信号送出しない船が多いようです。

・海上自衛隊や海上保安庁、水産庁などの職務遂行の場合
海上自衛隊や海上保安庁、水産庁などの船は、存在や動きが周囲に知られると活動自体が発覚する恐れがあります。職務上支障が出る恐れがあるため、AIS信号の送出しない場合があります。

・漁船が漁場を知られたくない場合

漁業では実際に魚を獲るポイントは企業秘密なので、誰にも知られたくありません。そのため、AIS信号の送出しない場合があります。

AIS情報とは

AISには船舶の位置情報だけではなくて、船名、船の長さ等の静的情報、位置、速力等の動的情報及び仕向港、到着予定時刻等の航海関連情報が含まれており、AIS情報を送出している船舶の各種情報をリアルタイムで知ることができます。
特に日本国内では、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海など航路が混雑している海域においては非常に有効なシステムとなっています。
 
上記のような設置が義務づけられている船舶については「ClassA」と呼ばれるAISの装置が設置されています。
また、上記のような条件を満たしていなくても「ClassB」と呼ばれる簡易型のAISは搭載可能で、先進国での普及率は大変高くなっているようです。
  Class A Class B
SOLAS AIS(搭載義務船) 簡易型AIS
情報 動的・静的・航海情報 動的・静的
通信間隔 2~10秒 30~3分
到達距離 広い(出力12.5W)

狭い(出力2.0W)

 
AISが使用している周波数は以下の2波です。
161.975MHz 国際VHFのCH87B
162.025MHz 国際VHFのCH88B
日本国内におけるAISの課題
日本国内でのAISの課題は全ての船舶にAISの装置が装備されていないことです。
特に日本は普及率でいえばAIS装置設置の発展途上国とも呼べる状況にあるようで、漁業を行っている業務船舶のほとんどには、いまだにAIS装置の搭載はされていません。
運用上は魚場を秘密にするためにAIS信号の送出送信をしなくても良いことになっていますので、小型の漁船などの業務船舶にも全面的なAISの設置が望まれています。

Findshipアプリを使ってみた

スマホやタブレットに対応している「findship」というアプリを使ってAIS情報を表示させてみました。
findshipは基本的な部分は無料で使用できるようになっていますが、アプリ内では課金しないと使用できない機能もあります。

アプリのアイコンはこれ↓

findshipを使用してタブレットで東京湾の船の位置を表示させてみました。


▲東京湾を表示させてみました。かなりの船が行ったり来たりしているのがわかります。


▲横浜の大さん橋に停泊中の「飛鳥2」の詳細情報も表示されます。

ブラウザ版では 『MarineTraffic』 https://www.marinetraffic.com


▲こちらも大さん橋に停泊中の「飛鳥2」を表示しています。無料で使用できるが広告が表示されます。

衛星AIS

AIS情報を見てみると疑問に感じるところはありませんか?
それは太平洋上とか、近くに沿岸局がないのに表示されている船舶が多数あるのです。
AIS信号は国際VHFを使用しているので、近くにAIS信号を受信するための設備が必要ですが、太平洋や大西洋上では受信する設備が近くにありません。
じつはコレ、人工衛星でAIS信号を受信して船舶の位置情報を表示しているんです。
衛星AISの分野の世界最大手企業がカナダのオンタリオ州に本社を構えるexactEarth社です。
AISの発信する電波は人工衛星でも受信され船舶の位置情報を配信していました。


▲衛星AISのイメージ図。人工衛星も数多くあり全世界(北極海を含む)を広くカバーしてAIS情報を世界の各地に提供しています。また、AIS情報の有効活用も検討されています。


▲JAXAが打ち上げた衛星AISの小型実証衛星4型「SDS-4」、衛星は現在スカパーJSATに運用も含めて譲渡されています。

AISトランスポンダーって?

AIS情報を発信するための無線設備のことを「AISトラスポンダー」と呼びます。
このAISトランスポンダーをアイコムがリリースしていました。
Class Bの簡易型AISトランスポンダーの「MA-510TRJ」です。

MA-510TRJはカラーディスプレイを備え、GPSのアンテナも付属しています。
また、最新のNMEA2000ポートも装備しているため、レーダーなどの外部表示装置と連携することも可能です。

主な特徴
・4.3インチ広視野角ワイドカラーTFTディスプレイ搭載で視認性が向上
・従来のAIS機能に加えて、簡易ナビゲーション機能が加わり、より安全な航行をサポート
・簡単操作、見やすい画面で検出した船舶を管理
・クラスA、クラスBを含むすべてのAIS情報を受信
・GPSレシーバーを標準装備(ケーブル10m含むGPSアンテナ付属)
・従来のNMEA0183ポートに加えてNMEA2000ポートやUSBコネクタを装備し、拡張性を強化
・衝突警報機能やアンカー監視機能など各種アラーム機能搭載
・サイレントモードを標準搭載
・DC12VとDC24Vの電源に両対応
・IPX7の防水性能


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