無線ブログ集
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フリラjp (2024/11/23 5:05:25)
現在データベースには 781 件のデータが登録されています。
先日、東京はお台場の科学未来館で開催された「ラジオ工作教室」に行ってきたので報告したいと思います。
日本無線株式会社(以下JRC)では、社会貢献活動の一環として2010年10月からラジオ教室を開催してきました。
ラジオ教室は当初、JRC社内の文化祭でのイベントでしたが、現在では社外の科学イベントとして1000人以上の子供達が参加している歴史あるイベントに成長しています。
当初は、AMラジオ工作教室という名称でイベントはスタートしましたが、FMでの中波放送の補完放送(ワイドFM)のスタートや、中波放送の停波などの影響を受けて2019年4月から名称を「ラジオ工作教室」と改め、製作するラジオもAMとFMに対応する2バンドに改良されました。
対象の子供達は、小学校4年生以上の子供達です。
ラジオキットの完成度の高さから「大きなお友達」も参加したいという声があるようですが、基本的に子供だけを参加対象としています。
ちなみに組み立てるAM/FM2バンドラジオは「CMA-1947」というJRCの社内規定に則った型番があるJRCの製品です。
「ラジオ教室」で組み立てられたラジオにかぎっては、不調や修理が必要な際は、JRCのサポートが受けられます。(CMA-1947に保証はないが、JRCの社内規定に基づいたサポートは受けられる。)
▲組み立てるラジオの完成品(JRCスタッフによる試作品)スパイダーコイルの「JRC」のロゴがかっこいい!
▲ラジオキットの型番は「CMA-1947」それぞれの基板にはレーザー刻印でシリアル番号が刻まれているのが分かる。もちろん「JRC」のロゴマーク入りだ。半田付けが初心者には困難なICとクリスタルは組み立て前に基板に実装されている。
開催予定や申し込み方法、その他の注意事項などは下記のWEBで確認してください↓
トークイベントからスタート
ラジオ工作教室は、JRCスタッフによるトークイベントから始まりました。
クイズ&実験コーナーでは「電波を使ってる物クイズ」や電波を目で見る実験などが行われ、子供達はもちろんのこと、一緒に参加しているお父さんも熱心に話を聞いていました。
▲スタッフによる「電波のおはなし」は大型モニターを使用して進行していく。
▲子供も真剣だが、それ以上にお父さんも真剣に話を聞いているのが印象的だった。
▲全部電波を使ってると思う人~?、とクイズを出すJRCスタッフ
▲簡単な装置を使って、電波をLEDの点灯によって可視化できる実験を行った。スタッフが手に持っているのはアイコムのデジ簡機のようにも見えた。
▲ラジオのチューニングの原理を振り子を使って説明するスタッフ。3つの長さの違うヒモの先に振り子があり、棒の振り方によって、動く振り子が違うことが説明されたが、子供達にどれだけ伝わったかは少し疑問が残る。
ハンダの練習
ハンダごても持ったことがない子供達に、イキナリ半田付けをさせるのは無理があるので、電源を入れていないハンダごてで半田付けの練習を事前に行いました。
JRCが独自のカウントで、1.2.3.・・・、と半田付けのコツを子供達に説明、まずは半田付けの練習をみんなで行いました。
▲まずはモニターを使って、コテ台の使い方など半田付けの基本をレクチャーします。
スパイダーコイル巻き
ラジオ作りのキモであるスパイダーコイルも、一人一人巻いていきます。
コイルの巻き方は個性が出る部分で、キッチリと巻く子もいれば、緩い感じで巻く子もいて、見た目も千差万別です。
▲巻いたスパイダーコイルは、スタッフに見せて特性を確認してもらう。
▲JRCスタッフによって、子供達が巻いたスパイダーコイルの特性が測定される。基準値は330μHで±30μH以内で合格だ。今回のイベントでは全員誤差範囲内で一発合格だった。
▲コイルの特性を測定するスタッフ、実は今回作ったラジオを設計した方だった。
▲コイルの特性を測定するときに、コイルの巻き線の末端の皮膜を薬品を使用して剥離するが、化学変化が起こる瞬間を子供達にも確認してもらった。
▲スパイダーコイルがうまく巻けなくても、JRCのスタッフがフォローしてくれるから安心。
ラジオ作りはつづく
スパイーダーコイルを巻き終わってもラジオ作りは終わりではありません。
小さな抵抗やコンデンサなどの部品を半田付けする必要があります。
▲半田付けのコツも覚えたようで、器用にパーツを基板に半田付けしていく。
▲小さなパーツは台紙に貼り付けられ分かりやすくまとめられている。これは「社会福祉法人東京光の家障害者通所就労施設光の家就労ホーム」で作られており、JRCの社会貢献活動の一環となっている。
いよいよ完成です
いよいよラジオキットが完成しました。
中波は窓際に行かないと受信できませんが、FMは室内でも十分に受信できるほどの感度です。
子供達が作ったラジオを使って真剣な面持ちでチューニングしている表情は充実感が満ちあふれているように見えました。
▲FM用アンテナはイヤホンのケーブルを利用している。自分で作ったラジをで聞く、ラジオの放送は子供達にとって、知識を得る新しいメディアの一つとなるだろう。
▲イベントの最後は、参加した子供達が集まって集合写真の撮影。
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先日名称変更を行いました「金沢RPT」ですが、利用者がいないと言うことで閉局したことをお知らせ致します。
残念な知らせですが、設置者が決めたことなので致し方なし、と言うところでしょうか。
いままでの設置に対して感謝致します。
●金沢RPT 3A-L18-08 (閉局)
金沢市内を一望できるロケーションと言うことで「観光や仕事で金沢市内のホテルに宿泊される方にもアクセス出来る」と言うことです。
稼働状況については下記にHPで更新していると言うことです。
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
先日名称変更を行いました「金沢RPT」ですが、利用者がいないと言うことで閉局したことをお知らせ致します。
残念な知らせですが、設置者が決めたことなので致し方なし、と言うところでしょうか。
いままでの設置に対して感謝致します。
●金沢RPT 3A-L18-08 (閉局)
金沢市内を一望できるロケーションと言うことで「観光や仕事で金沢市内のホテルに宿泊される方にもアクセス出来る」と言うことです。
稼働状況については下記にHPで更新していると言うことです。
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
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新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
少し前に開催されたイベントの報告です。
2021年10月17日に、2回目の開催となった「東京都・神奈川県支部合同アウトドアミーティング2021in八王子市」に参加してきました。
開催されたのは、東京都八王子市「片倉つどいの森公園」です。
天気はあいにくの雨で、開催が危ぶまれていましたが「雨が上がる期待を込めて」と言うことで、決行しましたが、終始雨に降られてしまいました。
雨天で、抽選会などのイベント予定が中止になってしまいました。
サプライズで経済産業大臣が登場!
今回のイベントで最大のサプライズは、萩生田経済産業大臣が開会式で登場したことです。
もちろんJARLの高尾会長(JG1KTC)の登場は予想していましたが、まさか現役の大臣が登場とはビックリのサプライズでした。
▲萩生田光一経済産業大臣がサプライズで登場、開会式に挨拶を行った。
▲開会式にはもちろん、高尾JARL会長(JG1KTC)もスピーチを行った。
▲雨天で屋外での展示ができなくなったので、屋内での展示に切り替えたメーカーブース。新製品のアンテナも展示されていた。
▲八重洲のブースは、従来のラインナップと、FTM-6000、そしてデジタル簡易無線のFTM-320Rが展示されていた。
▲アンテナメーカーのコメットはアンテナ・チューナーや基台などが展示されていた。
▲屋内の会場は、密にならない様に入場制限されていたが、来場者の方が熱心に製品について質問していた。
▲屋外の目立つ駐車場には、ダイヤモンドカーが展示さていた。アンテナが林のように設置されているのが印象的だ。
▲屋外会場には来場者受付が用意されており、住所や電話番号などの連絡先の記入と、体温の測定が行われていた。
▲来場者受付の裏側では「第3回オール神奈川SNSフォトコンテスト写真展」の入賞者が作品と共に紹介されていた。
▲秋葉原無線部のサークル。実質的に2ブースしかサークル参加はなかったのが残念。
▲AKCのサークルでは3Dプリンターで出力したパドルなどが販売さえていた。これは太股に巻き付けて固定するパドル。
▲ハルカさん(JJ1ROE)率いるCherry Spiceによるミニコンサートも開催された。
少し前に開催されたイベントの報告です。
2021年10月17日に、2回目の開催となった「東京都・神奈川県支部合同アウトドアミーティング2021in八王子市」に参加してきました。
開催されたのは、東京都八王子市「片倉つどいの森公園」です。
天気はあいにくの雨で、開催が危ぶまれていましたが「雨が上がる期待を込めて」と言うことで、決行しましたが、終始雨に降られてしまいました。
雨天で、抽選会などのイベント予定が中止になってしまいました。
サプライズで経済産業大臣が登場!
今回のイベントで最大のサプライズは、萩生田経済産業大臣が開会式で登場したことです。
もちろんJARLの高尾会長(JG1KTC)の登場は予想していましたが、まさか現役の大臣が登場とはビックリのサプライズでした。
▲萩生田光一経済産業大臣がサプライズで登場、開会式に挨拶を行った。
▲開会式にはもちろん、高尾JARL会長(JG1KTC)もスピーチを行った。
▲雨天で屋外での展示ができなくなったので、屋内での展示に切り替えたメーカーブース。新製品のアンテナも展示されていた。
▲八重洲のブースは、従来のラインナップと、FTM-6000、そしてデジタル簡易無線のFTM-320Rが展示されていた。
▲アンテナメーカーのコメットはアンテナ・チューナーや基台などが展示されていた。
▲屋内の会場は、密にならない様に入場制限されていたが、来場者の方が熱心に製品について質問していた。
▲屋外の目立つ駐車場には、ダイヤモンドカーが展示さていた。アンテナが林のように設置されているのが印象的だ。
▲屋外会場には来場者受付が用意されており、住所や電話番号などの連絡先の記入と、体温の測定が行われていた。
▲来場者受付の裏側では「第3回オール神奈川SNSフォトコンテスト写真展」の入賞者が作品と共に紹介されていた。
▲秋葉原無線部のサークル。実質的に2ブースしかサークル参加はなかったのが残念。
▲AKCのサークルでは3Dプリンターで出力したパドルなどが販売さえていた。これは太股に巻き付けて固定するパドル。
▲ハルカさん(JJ1ROE)率いるCherry Spiceによるミニコンサートも開催された。
ダイヤモンド(第一電波工業)から限定販売(予定数で終了)でアンテナ収納バック「ACB50」が発売となります。
ACB50はアンテナはもちろんのこと、ハンディー機なども収納できるので、チョットした移動運用のバックとしても使用でき、ご自宅でのハンディーアンテナの収納用バックとしても使えそうです。
予定数量で販売を終了してしまうようなので、気になった方は、販売店に問い合わせてみては如何でしょうか?
型番:ACB50
価格:6,600円(税込)
発売日:2021年12月予定
丁度いい大きさ
今回発表となったACB50ですが、大きさを見る限り、大きすぎず、小さすぎない、絶妙なサイズになっているようです。
もちろん収納力も抜群で、車での移動運用や徒歩での移動運用時にも威力を発揮してくれそうです。
アンテナ以外にもハンディー機やスピーカーマイクなどの小物収納でき、移動運用時の無線機一式を入れて持ち運ぶことも可能です。
荷物が一つにまとまると忘れ物も防止できるので、移動先で「アンテナがない」とか「スピーカーマイクがない」といった残念なことになることも防げるのではないでしょうか?
▲移動運用の際の小物の収納に最適なサイズだ。アマチュア無線家はもちろんフリラの方にもオススメ。内部は柔らかめの生地が採用されている。内部はゴムバンドでアンテナなどが固定できるような作りになっている。 ※ACB50は収納バックのみ、その他の製品は含まれていない。
▲大きさは横幅が50cm、幅が22cm砥用運びにも手頃なサイズとなっている。バックの中央にはダイヤモンドの「刺繍」ロゴがかっこいい! アンテナを収納してもアンテナの形が分かるようなこともない、しっかりとした作りになっているようです。
アンテナポールの収納にはACB170
ハンディーホイップやアースなどの収納にACB50が便利なことは、ご理解頂けたと思いますが、移動運用地でのアンテナポールの収納もダイヤモンドから持ち運びに便利なバックが発売されているのはご存じでしょうか?
昨年にすでに発売されているフィールドバック「ACB170」がアンテナポールの持ち運びを想定しているバックです。
▲アンテナポールを収納するための長さがなので、結構なサイズ感は否めないが、車の中などで小物が散乱しないようにまとめられる。もちろんダイヤモンドの刺繍ロゴがはいっている。
▲アンテナ用ポールの他、ポール用の三脚や、カウンターポイズ等も収納できるので、事前に準備だけしておけば、移動運用当日の忘れ物も防ぐことができる。
ACB170はネットでも購入できる↓
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ダイヤモンド(第一電波工業)から限定販売(予定数で終了)でアンテナ収納バック「ACB50」が発売となります。
ACB50はアンテナはもちろんのこと、ハンディー機なども収納できるので、チョットした移動運用のバックとしても使用でき、ご自宅でのハンディーアンテナの収納用バックとしても使えそうです。
予定数量で販売を終了してしまうようなので、気になった方は、販売店に問い合わせてみては如何でしょうか?
型番:ACB50
価格:6,600円(税込)
発売日:2021年12月予定
丁度いい大きさ
今回発表となったACB50ですが、大きさを見る限り、大きすぎず、小さすぎない、絶妙なサイズになっているようです。
もちろん収納力も抜群で、車での移動運用や徒歩での移動運用時にも威力を発揮してくれそうです。
アンテナ以外にもハンディー機やスピーカーマイクなどの小物収納でき、移動運用時の無線機一式を入れて持ち運ぶことも可能です。
荷物が一つにまとまると忘れ物も防止できるので、移動先で「アンテナがない」とか「スピーカーマイクがない」といった残念なことになることも防げるのではないでしょうか?
▲移動運用の際の小物の収納に最適なサイズだ。アマチュア無線家はもちろんフリラの方にもオススメ。内部は柔らかめの生地が採用されている。内部はゴムバンドでアンテナなどが固定できるような作りになっている。 ※ACB50は収納バックのみ、その他の製品は含まれていない。
▲大きさは横幅が50cm、幅が22cm砥用運びにも手頃なサイズとなっている。バックの中央にはダイヤモンドの「刺繍」ロゴがかっこいい! アンテナを収納してもアンテナの形が分かるようなこともない、しっかりとした作りになっているようです。
アンテナポールの収納にはACB170
ハンディーホイップやアースなどの収納にACB50が便利なことは、ご理解頂けたと思いますが、移動運用地でのアンテナポールの収納もダイヤモンドから持ち運びに便利なバックが発売されているのはご存じでしょうか?
昨年にすでに発売されているフィールドバック「ACB170」がアンテナポールの持ち運びを想定しているバックです。
▲アンテナポールを収納するための長さがなので、結構なサイズ感は否めないが、車の中などで小物が散乱しないようにまとめられる。もちろんダイヤモンドの刺繍ロゴがはいっている。
▲アンテナ用ポールの他、ポール用の三脚や、カウンターポイズ等も収納できるので、事前に準備だけしておけば、移動運用当日の忘れ物も防ぐことができる。
ACB170はネットでも購入できる↓
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ダイヤモンドから、アース線「IVES10」が発表となりました。
作りとしては単純な、IV線にY字端子を取り付けた製品となります。
読者の方も、アンテナのカタログ等を見ると「このアンテナにはアースが必要です」といった言葉を見たことがあると思います。
その時に「アースってどうすればいいんだよ?」と思われた方も少なくないと思います。
そこで満を持して発売されたのが「IVES10」と言うことです。
型番:IVES10
価格:2,200円(税込)
発売日:2021年12月予定
長さ:10m
アース線といえども開発者のノウハウが満載
アースに使用されているワイヤーの太さは1.25SQと言うことなので、持ち運びに便利な重さとなっています。
また、複数のアースを設置することで、アンテナのSWRを改善することも可能な場合もあるので、試しに1本購入してみて、様子を見ながら、手軽に買い増しできる価格を実現しているのもユーザーにとってはうれしいです。
ワイヤーの太さは、製品開発者が、今までに経験した移動運用でのノウハウをつぎ込んで決定された物のようです。
これ以上太くなると、重すぎて複数のワイヤーを持ち運ぶとき大変ですし、ワイヤーを細くしすぎると、大地との結合が弱くなってしまうといった、実際の移動運用でのノウハウが注ぎ込まれています。
昔ながらの販売店では、アース線を量り売りのような形で販売しているショップもありますが、近年では通販で購入する機会も増えてきたので、製品として販売されると言うことはユーザーにとっても、販売店にとってもメリットのある製品だと思います。
▲ワイヤーの先端にはY字端子が接続されているので、アンテナ基台や無線機などにも簡単に接続できる。
▲ダイヤモンドから発売されているカメラ三脚基台の「TRS3」にも簡単にIVES10のアース線を接続できる。
モービル用にはTPES3
ちなみにですがダイヤモンドからはモービル用のアースセットがすでに発売されています。
型番は「TPES3」で3本の異なった長さの平編み線でできたアース線がセットで発売されています。
モービルアンテナから、車のシャーシへの接続が簡単に行えるように両端に端子が取り付けられているので、モービルでのアース設置にはTPES3も検討してみては如何でしょうか?
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ダイヤモンドから、アース線「IVES10」が発表となりました。
作りとしては単純な、IV線にY字端子を取り付けた製品となります。
読者の方も、アンテナのカタログ等を見ると「このアンテナにはアースが必要です」といった言葉を見たことがあると思います。
その時に「アースってどうすればいいんだよ?」と思われた方も少なくないと思います。
そこで満を持して発売されたのが「IVES10」と言うことです。
型番:IVES10
価格:2,200円(税込)
発売日:2021年12月予定
長さ:10m
アース線といえども開発者のノウハウが満載
アースに使用されているワイヤーの太さは1.25SQと言うことなので、持ち運びに便利な重さとなっています。
また、複数のアースを設置することで、アンテナのSWRを改善することも可能な場合もあるので、試しに1本購入してみて、様子を見ながら、手軽に買い増しできる価格を実現しているのもユーザーにとってはうれしいです。
ワイヤーの太さは、製品開発者が、今までに経験した移動運用でのノウハウをつぎ込んで決定された物のようです。
これ以上太くなると、重すぎて複数のワイヤーを持ち運ぶとき大変ですし、ワイヤーを細くしすぎると、大地との結合が弱くなってしまうといった、実際の移動運用でのノウハウが注ぎ込まれています。
昔ながらの販売店では、アース線を量り売りのような形で販売しているショップもありますが、近年では通販で購入する機会も増えてきたので、製品として販売されると言うことはユーザーにとっても、販売店にとってもメリットのある製品だと思います。
▲ワイヤーの先端にはY字端子が接続されているので、アンテナ基台や無線機などにも簡単に接続できる。
▲ダイヤモンドから発売されているカメラ三脚基台の「TRS3」にも簡単にIVES10のアース線を接続できる。
モービル用にはTPES3
ちなみにですがダイヤモンドからはモービル用のアースセットがすでに発売されています。
型番は「TPES3」で3本の異なった長さの平編み線でできたアース線がセットで発売されています。
モービルアンテナから、車のシャーシへの接続が簡単に行えるように両端に端子が取り付けられているので、モービルでのアース設置にはTPES3も検討してみては如何でしょうか?
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アイコムから「コンパクトサイズ&軽量、同時通話に対応した無線LANトランシーバー
IP110H」が発表になりました。
IP110Hは無線LANトランシーバーと銘打っていますが、大きな分類ではIP無線機にカテゴライズされる通信機です。
型番:無線LANトランシーバー IP110H
希望小売価格:オープン価格
発売予定日:2021年12月中旬
<主な特長>
・アンテナ、バッテリーを内蔵したコンパクトボディ。
・本体のみでも、電話のように双方向で同時通話が可能。
・オプションのBluetooth®ヘッドセットによるワイヤレス操作が可能。
・録音再生機能、Lone Worker、マンダウン機能などの業務に役立つ機能を搭載。
・水回りでも安心して使えるIP67/IP54※2の防塵・防水性能。
・「セルフィール®」による抗菌・抗ウイルス加工
・USB Type-Cコネクター採用で急速充電に対応
・20時間以上の利用が可能
IP110Hはアンテナ内蔵です
IP110Hは、すでにナインラップされている無線LANトランシーバーのIP100Hと併売と言うことです。
IP110HとIP100Hの大きな違いは、見た目でも分かるとおり「アンテナ」の形状となります。
IP100Hではアンテナが外部へ露出していましたが、IP110Hではアンテナは本体内部に内蔵されています。
▲アンテナが外部に露出している IP100H
、電波の飛びはアンテナが外部にあるため有利となる。
▲ IP110H
はアンテナ内蔵タイプなので、電波の飛距離で言えばIP100Hより短くはなるが、無線機の取り回しと言う面ではIP100H以上に自由度が高くなっている。
アンテナ内蔵の是非とは?
IP110Hはアンテナを内蔵タイプとしたことは、アイコム社内でも意見が分かれたことであろうことは容易に想像できます。
アンテナが露出されたタイプのIP無線機を、外見だけで選択するユーザーもいるほどです。
しかし、IP110HはIP無線機の中でも無線LAN接続専用機であり、LTE接続のIP無線機とはユーザーも、想定される使われ方も異なってきます。
LTE接続のIP無線機は、イベントなどの警備などで使用され「人目に触れる」場面での使用がメインに考えられています。
そんな人目に触れる場所で、アンテナが露出していないIP無線機やスマホアプリ型のIP無線機で交信していたら、その場所を訪れたゲストにはどのように映るでしょうか?
きっと「スタッフがスマホで電話している」という見方になるでしょう。
無線機を使って、スタッフ間の連携をとっているようには見えないと思います。
しかし、IP110Hは「無線LANトランシーバー」とあるように、施設構内にある無線LANに接続するタイプです。
LTE接続のIP無線機と、IP110Hが使用を想定するシーンが全く違うというと言うところが、アンテナを内蔵という選択を行った大きな理由かと思います。
アンテナを内蔵としたことで、従来機のIP100Hよりは電波の飛びという点では弱いところはありますが、アクセスポイントの位置や数を増やすなどの工夫によって解決できる問題でもあります。
アンテナを内蔵したことによって、ユニフォームの着こなしを損なわないことや、目立たないように携行できるなど、従来のIP100Hではできなかった取り回しの自由度が増しているのも大きな魅力と言えるのではないでしょうか?
IP110Hが使用を想定されるシーンは、ホテルやブライダル、介護施設、ショッピングモールやホームセンター、工場や倉庫などを想定しているようです。
今のところ、IP110Hは従来のIP100Hと併売すると言うことなので、どちらを選ぶからはユーザーの選択と言うことになります。
▲IP110HはIP67/IP54対応の防塵・防水性能があるため、屋外や水回りの現場でも安心してガンガン使える。
無線LANを使用するメリット
IP110HはLTE網ではなく、無線LANに接続して交信するタイプのIP無線機ですが、無線LANに接続することによって、多くのメリットもあるので紹介していきたいと思います。
■既存の無線LAN回線に接続できる
既存の無線LAN網に接続できるので、初期費用が安く抑えることが可能です。
またLTE網ではないので、毎月の通信費が発生することもなくランニングコストも安く運用することが可能となります。
もちろん免許や資格なども一切不要です。
■拠点間通信との連携も可能
インターネットVPNで接続し、遠隔地にある拠点とも相互に通信できます。
■同時双方向、多重通信が可能
電話のように同時に双方向で通信する「同時通話」に対応しています。
動画で機能紹介
IP110Hでは、いくつかの機能がありますが、下記の機能についてはオフィシャルの動画で公開されていました。
■緊急呼び出し機能
緊急呼び出し機能は、 迅速な連絡が必要なとき、あらかじめ設定した端末に 緊急信号を発出して、警告音で通知する機能です。
■マンダウン機能
マンダウン機能は、無線機が倒れるなどして、 傾いた状態が一定時間以上続いていることを検知すると、 緊急呼び出し機能を発動する機能です。
■Lone Worker機能
Lone Worker機能は、無線機が一定時間以上操作されない状態を検知すると、緊急呼び出し機能を発動する機能です。
Bluetoothにも対応となりました
IP110HはBluetoothにも対応しました。
オプション設定されているBluetooth接続できるヘッドセット「VS-3」が使用できるため、更にIP110Hの取り回しの自由度が高くなりました。
ホテルの清掃など、IP110Hの操作が手で行えないときもVS-3を使用すれば、Bluetoothの届く範囲で両手が使える作業が可能となります。
▲最大4台まで連結して使用できる充電台のBC-257。複数台で連結して使用する場合は、オプションのACアダプター「BC-228」が必要。
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