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フリラjp (2024/11/23 20:35:26)
現在データベースには 781 件のデータが登録されています。
2020年度の主な運用イベントの開催カレンダーです。
伝統的に開催されている運用イベントをリストアップしました。
最近の都市部ではデジ簡の業務局が増えており、フリラの方が運用で使えるチャンネルが少なくなってきているようで、関東地区ではデジ簡から、デジコミに運用を切り替える方も多いと聞きます。
デジコミの無線機も機種が増えて選ぶことができる環境が整ってきたので、固定局やモービル運用など幅広く運用スタイルも広がっています。
また、関東以外の地域では特小の運用が見直される傾向になるようですが、参入障壁は低いものの、実際に運用してみると意外と交信に至るまでが難しいということで、特小はレピーター運用に特化してQSOしている方も多いようです。
2020年の運用イベント日程です
●春の一斉オンエアディ(春オン)
3月20日 09:00 - 3月20日 15:00
●GW一斉オンエアディ
5月3日 21:00 - 5月4日 15:00
●Summer Vacation(SV)
7月25日 21:00 - 7月26日 15:00
●秋の一斉オンエアディ(秋オン)
9月20日 21:00 - 9月21日 15:00
●全国一斉オンエアディ
11月3日 09:00 - 11月3日 15:00
●年末年始一斉オンエアディ
12月31日 21:00 - 1月1日 15:00
イベント参加は自己責任で
各イベントへの参加については、自己責任で判断してください。
荒天時や、山や海といった場所での遭難の危険や、交通事故などに気を付けて安全に運用イベントを楽しみましょう。
イベントスケジュールのガイドラインは以下の通りです。
●春の一斉オンエアディ 春分の日09:00~同日15:00
●GW一斉オンエアディ 憲法記念日21:00~翌日15:00 GW一斉オンエアディ
●Summer Vacation 7月最終日曜日の前日21:00~7月最終日曜日15:00
●秋の一斉オンエアディ 敬老の日の前日21:00~敬老の日15:00
●各地一斉オンエアディ 文化の日09:00~同日15:00
●年末年始一斉オンエアディ 大晦日21:00~元日15:00
祝日や休日の変更、その他の理由などによってイベントスケジュールに変更が発生する可能性があります。
2020年度の主な運用イベントの開催カレンダーです。
伝統的に開催されている運用イベントをリストアップしました。
最近の都市部ではデジ簡の業務局が増えており、フリラの方がyん用で使えるチャンネルが少なくなってきているようで、関東地区ではデジ簡から、デジコミに運用を切り替える方も多いと聞きます。
デジコミの無線機も機種が増えて選ぶことができる環境が整ってきたので、固定局やモービル運用など幅広く運用スタイルも広がっています。
また、関東以外の地域では特小の運用が見直される傾向になるようですが、参入障壁は低いものの、実際に運用してみると意外と交信に至るまでが難しいということで、特小はレピーター運用に特化してQSOしている方も多いようです。
2020年の運用イベント日程です
●春の一斉オンエアディ(春オン)
3月20日 09:00 - 3月20日 15:00
●GW一斉オンエアディ
5月3日 21:00 - 5月4日 15:00
●Summer Vacation(SV)
7月25日 21:00 - 7月26日 15:00
●秋の一斉オンエアディ(秋オン)
9月20日 21:00 - 9月21日 15:00
●全国一斉オンエアディ
11月3日 09:00 - 11月3日 15:00
●年末年始一斉オンエアディ
12月31日 21:00 - 1月1日 15:00
イベント参加は自己責任で
各イベントへの参加については、自己責任で判断してください。
荒天時や、山や海といった場所での遭難の危険や、交通事故などに気を付けて安全に運用イベントを楽しみましょう。
イベントスケジュールのガイドラインは以下の通りです。
●春の一斉オンエアディ 春分の日09:00~同日15:00
●GW一斉オンエアディ 憲法記念日21:00~翌日15:00 GW一斉オンエアディ
●Summer Vacation 7月最終日曜日の前日21:00~7月最終日曜日15:00
●秋の一斉オンエアディ 敬老の日の前日21:00~敬老の日15:00
●各地一斉オンエアディ 文化の日09:00~同日15:00
●年末年始一斉オンエアディ 大晦日21:00~元日15:00
祝日や休日の変更、その他の理由などによってイベントスケジュールに変更が発生する可能性があります。
先日開催されたアイコムの「IC-705プレ試聴会」に行ってきたので報告です。
IC-705はアマチュア無線機ですが、フリラの方からも注目されている無線機なのでご紹介したいと思います。
イベントのタイトルはプレ試聴会ということですが、外部アンテナで実際のQSOを聴けるようにはなっていなかったので、実際に動作するIC-705を屋内ですが、自分で触れるといったイベントになっていました。
またプレ試聴会では、IC-9700の新ファームの説明や、ダイヤモンドとコメットによるアンテナの展示、FMぱるるんによる公開収録なども行われていました。
IC-705見てきました
IC-705を見てきましたので、文章はさておき写真で報告します。
▲IC-705は外部電源を使用すると10W出力が可能となるので、放熱対策もしっかりされています。重量は約1kgということですが、実際に持ってみるとサイズの割に「つまってる感」はあります。
▲正面から向かって左側のサイドパネルです。アンテナ端子はBNCとなりました。設計段階ではSMAも検討されていたようですが、強度の面から見送り、N型は重量が1kgを超えてしまうために不採用となりBNCに決定したという経緯があるようです。
▲正面向かって右側のサイドパネルです。電源端子などが並んでしました。
▲IC-705のサイドパネルの端子についてはプレゼンで解説されていました。
プレゼンでは外部ATUの発売が予告されました。
▲IC-705の底面パネルにはカメラの三脚に取付ができるようになっているネジ穴を見ることができました。
▲マルチバックのLC-192、オプション対応でまだ価格は決まっていません。
▲IC-705と箱ティッシュのサイズを比べてみました。チョイスしたのは秋葉原駅前のコンビニで現地調達したクリネックスの肌うるるです。ティッシュの箱よりも横幅は小さいですね。(肌うるるのパッケージサイズ:W238×H75×D110mm)
▲奥行と高さはこんな感じです。かなりIC-705が小さいことが分かるかと思います。
IC-9700の新ファームやアンテナメーカーの展示やFMぱるるんの公開収録も
IC-705の視聴会といっても、IC-705のお披露目だけにとどまらず、IC-9700の新ファームの紹介やアンテナメーカーを招待して、アンテナの展示なども行われていました。
▲IC-705のプレゼンは皆さん真剣に耳を傾けているのが分かりますね。
▲ダイヤモンドブランドでお馴染みの第一電波工業。HFのコンパクトタイプのアンテナがメインで展示されていたような印象があります。
▲コメットもHFのコンパクトタイプのアンテナと最近発売した移動運用時に便利なポールと基台のアピールを行っていました。
▲IC-9700の新ファームの操作デモの様子です。来場者の熱い視線がIC-9700に注がれているのが分かりますね。
▲IC-9700の新ファームのデモと解説は女性スタッフが行いました。
今回のご紹介は、文章で書くよりも写真を多めにしてみましたがいかがでしたでしょうか。
IC-705の発売時期ですが、2020年3月下旬という発表を先日行っていましたが、アイコムとしてはこの発売時期をなんとしても遅らせるわけにはいかないようです。
それというのもアイコムの決算が3月ということなので「なんとしてでも今期内での発売にしたい」ということです。
アイコムの社員は約1000人ほどで設計に約400人ほどが携わっているということですが、IC-705の設計者や、その他のIC-705担当者はしばらく忙しい日々を送りそうです。
00先日開催されたアイコムの「IC-705プレ試聴会」に行ってきたので報告です。
IC-705はアマチュア無線機ですが、フリラの方からも注目されている無線機なのでご紹介したいと思います。
イベントのタイトルはプレ試聴会ということですが、外部アンテナで実際のQSOを聴けるようにはなっていなかったので、実際に動作するIC-705を屋内ですが、自分で触れるといったイベントになっていました。
またプレ試聴会では、IC-9700の新ファームの説明や、ダイヤモンドとコメットによるアンテナの展示、FMぱるるんによる公開収録なども行われていました。
IC-705見てきました
IC-705を見てきましたので、文章はさておき写真で報告します。
▲IC-705は外部電源を使用すると10W出力が可能となるので、放熱対策もしっかりされています。重量は約1kgということですが、実際に持ってみるとサイズの割に「つまってる感」はあります。
▲正面から向かって左側のサイドパネルです。アンテナ端子はBNCとなりました。設計段階ではSMAも検討されていたようですが、強度の面から見送り、N型は重量が1kgを超えてしまうために不採用となりBNCに決定したという経緯があるようです。
▲正面向かって右側のサイドパネルです。電源端子などが並んでしました。
▲IC-705のサイドパネルの端子についてはプレゼンで解説されていました。
プレゼンでは外部ATUの発売が予告されました。
▲IC-705の底面パネルにはカメラの三脚に取付ができるようになっているネジ穴を見ることができました。
▲マルチバックのLC-192、オプション対応でまだ価格は決まっていません。
▲IC-705と箱ティッシュのサイズを比べてみました。チョイスしたのは秋葉原駅前のコンビニで現地調達したクリネックスの肌うるるです。ティッシュの箱よりも横幅は小さいですね。(肌うるるのパッケージサイズ:W238×H75×D110mm)
▲奥行と高さはこんな感じです。かなりIC-705が小さいことが分かるかと思います。
IC-9700の新ファームやアンテナメーカーの展示やFMぱるるんの公開収録も
IC-705の視聴会といっても、IC-705のお披露目だけにとどまらず、IC-9700の新ファームの紹介やアンテナメーカーを招待して、アンテナの展示なども行われていました。
▲IC-705のプレゼンは皆さん真剣に耳を傾けているのが分かりますね。
▲ダイヤモンドブランドでお馴染みの第一電波工業。HFのコンパクトタイプのアンテナがメインで展示されていたような印象があります。
▲コメットもHFのコンパクトタイプのアンテナと最近発売した移動運用時に便利なポールと基台のアピールを行っていました。
▲IC-9700の新ファームの操作デモの様子です。来場者の熱い視線がIC-9700に注がれているのが分かりますね。
▲IC-9700の新ファームのデモと解説は女性スタッフが行いました。
今回のご紹介は、文章で書くよりも写真を多めにしてみましたがいかがでしたでしょうか。
IC-705の発売時期ですが、2020年3月下旬という発表を先日行っていましたが、アイコムとしてはこの発売時期をなんとしても遅らせるわけにはいかないようです。
それというのもアイコムの決算が3月ということなので「なんとしてでも今期内での発売にしたい」ということです。
アイコムの社員は約1000人ほどで設計に約400人ほどが携わっているということですが、IC-705の設計者や、その他のIC-705担当者はしばらく忙しい日々を送りそうです。
今回の記事はアマチュア無線のデジタル化についての記事です。
基本的には「月刊FB NEWS」に掲載されたアマチュア無線のデジタル化についての記事のご紹介となります。
アマチュア無線家向けの記事となっていますが、最近のフリラでもデジタル化が進んできているため参考になる部分も多く見られます。
第1回 D-STARの占有周波数帯域
FB NEWSの2019年11月号の記事です。
11月号から連続で3回にわたって、アマチュア無線のデジタル化の連載が掲載されています。
第1回目は、D-STARの占有周波数帯域について触れられています。
D-STARの占有周波数帯域が6.25Khzであり、なぜ6.25Khzになったかなどについても解説されています。
八重洲が提唱するC4FMや業務用のDMR(TDMA)などについても若干ですが触れられてる箇所がありました。
FB NEWSの記事のリンクは上記の通りです。
第2回 デジタルの通信方式FDMAとTDMAについて
FB NEWSの2019年12月号の記事です。
デジタル通信の専門用語であるFDMAとTDMAについて解説されています。
D-STARやC4FMはFDMAと呼ばれるデジタル方式です。
FDMAはFrequency Division Multiple Accessの略です。
「FMデジタル」と表現される方もいるようですが、乱暴に言えばFM電波にデジタル化した音声を載せたイメージとなります。
フリラだとデジ簡やデジコミがFDMAを採用しています。
アルインコが特小やアマチュア無線機で使用したデジタル(EJ47)もFDMA方式を採用しています。
▲FDMA(D-STARを含む)の通信方式のイメージ図(FB NEWSより転載)
さらに記事の中では、FDMAとTDMAのメリットとデメリットも解説されており、アマチュア無線のデジタル方式や、今後のフリラのデジタル方式を理解するための基本的な知識を得ることができます。
▲FB
NEWSとしては電波の効率化は、電波の占有周波数帯域を狭くすることが世界的な効率化の潮流ではないかと第2回目を締めくくっています。(FB
NEWSより転載)
FB NEWSの記事のリンクは上記の通りです。
最終回 アマチュアのデジタルはやっぱりFDMA方式か
FB NEWSの2019年12月号の記事です。
第2回の復習を含めて、改めてFDMAとTDMAの解説を行っています。
最終的にはFDMAの方がTDMAと比べると優位性が高いようなイメージで最終回は締めくくられます。
あくまでもアマチュア無線でデジタル技術を導入する場合はFDMAの方が優位性が高いと締めくくられており、フリラのように業務機をホビーユースで使用している通信システムの話ではありません。
▲業務用のレピーターシステムが紹介されています。FDMAは簡単なシステムになり、TDMAはどうして無システムが複雑になることが解説されていおり、アマチュア無線では簡単なシステムであるFDMAの方が優位性があると改めて開設されています。(FB
NEWSより転載)
FB NEWSの記事のリンクは上記の通りです。
<フリラjpでの関連リンク>
ハイテラのデジタル特小機はDMRを採用していますが、DMRはTDMAの技術が使用されています。
P25のフェーズ2ではTDMAを採用しています。
先日発表になったアイコムのデジタル小電力コミュニティ無線機の新型IC-DRC1mk2がどうやら出荷されるようです。
年末年始はIC-DRC1mk2で遊べそう
IC-DRC1mk2ですがメーカーから出荷直前だという情報が届きました。
すでにアイコム内部では販売店への出荷準備が整ったらしいということで、近日中にも販売店の店頭にIC-DRC1mk2の初回ロット製品が並びそうです。
どれくらいの量がメーカーから出荷されるかまでは不明ですが、年末年始にはどうやら新しいリグで遊べそうですね。
気になった方は販売店に確認してみてください。
<関連リンク>
FRCが発売しているデジ簡機のFC-D301の第2ロットが近日中に発売されることが編集部に届いた情報で分かりました。
12月20日に第2ロットがメーカーに入荷!
FC-D301の第1ロットについては「法的」に社外品アンテナへの交換はできない仕様で技適が取得されていました。
これについてはすでにフリラjpでもお知らせしており、第2ロットでアンテナ交換できるように技適を取得しなおしていることもお知らせしておりました。
そんなFC-D301ですが、12月20(金)にFRCの工場から本社に第2ロットの一部が入荷したという情報が届きました。
翌週くらいには販売店に到着する予定らしいということなので、入荷予定や販売価格など詳しくは販売店に確認してください。
購入する場合は第2ロットか確認しよう
実際にFC-D301を購入する場合は製造されたロットの確認を必ず行いましょう。
流通の状態や販売店の在庫状況によっては社外品のアンテナへ交換ができない第1ロットの製品であるかもしれません。
●第1ロットの技適番号: 001-A15297 認証日:令和元年6月11日
●第2ロットの技適番号 : 001-A15830 認証日:令和元年9月26日
▲メーカーでも技適番号の確認方法を紹介していました。FC-D301を購入の際は、必ずご自分の目で技適番号の確認を行ってください。確認方法はバッテリーを外して本体裏面に技適番号は表記されています。
dBi | 形式 | 波長 |
2.14 | 単一型(V) | λ/4 |
2.15 | 単一型(V) | λ/4 |
2.15 | 単一型(V) | λ/2 |
3.00 | 単一型(V) | λ/2 |
3.65 | 単一型(V) | 3λ/4 |
4.15 | 単一型(V) | 3λ/4 |
4.15 | 単一型(V) | 7λ/8 |
5.15 | 単一型(V) | λ/2 |
5.15 | コリニア型(V) | λ/2 |
7.15 | コリニア型(V) | 5λ/8 |
8.15 | 3素子八木 | |
11.15 | 5素子八木 | |
12.00 | 7素子八木 | |
13.15 | 8素子八木 | |
14.15 | 12素子八木 |
▲FC-D301で使用できるアンテナは上記の通りです。
00先日開催されたDSEI2019のアイコムブースでは、普段日本国内では目にすることができない輸出仕様の無線機を見ることができたので紹介していきたいと思います。
今回はイベントの報告ではなくて、イベントでのアイコムブースのご紹介となります。
ちなみにP25の無線機を紹介した記事は以下の通りです。
まずはIP無線機から
まずはIP無線機から紹介していきたいと思います。
IP無線機は、IP200H(参考出品)やIP500、IP501などのハードウエア通信機とIP500APPというアプリが展示されていました。
また先日発表されたばかりのデジ簡デュアルバンド・ハイブリッドIP無線機のIP700(輸出用はIP730)も展示されていました。
IP700は最終的なデザインでの出展ということです。
▲出品されたIP700は先日の危機管理産業展2019の時と同一デザインに見えます。このデザインに落ち着くまではIP500系の筐体デザイン案もアイコム内部では検討されていたようです。さすがにIP500系の筐体では収まらなかったようです。
▲メインのPTTのほかにもセカンダリーPTTを見ることができる。
▲デジ簡では5W出力に対応するために大容量バッテリーを搭載しているようです。
▲カバーされていますが、右側面に見えるのはスピーカーマイクや設定などに使用する特殊コネクター端子のようです。IP700/IP730ではIP500系に搭載されたエアークローニング機能は搭載されていないということです。
衛星トランシーバーの新型が出展されてた
以前イリジウム衛星を使用した衛星トランシーバーのIC-SAT100というハンディー型無線機を紹介していましたが、さらに今回は車載型の衛星トランシーバーが出展されていました。
▲車載型のIC-SAT100Mです。本体に操作部はありません。多機能マイクで操作を行うタイプになります。
▲IC-SAT100/100Mの欠点をカバーするために準備された室内レピーター装置のRP-SAT1です。キノコ型のアンテナとレピーター部で構成されます。ちなみにRP-SAT1は海外向けということで国内では発売されないという話もありました。
▲屋内でIC-SAT100/100Mなどを使用する場合、イリジウム衛星が直接見えないため、レピーターに接続された室内および屋外アンテナをRP-SAT1に接続して通信を行います。
▲BC-247というドッキングステーションに取り付けると、IC-SAT100が固定でき、車両や、船舶などでの運用にも便利です。
▲IC-SAT100/100Mに使用する外部アンテナ。これがあればモービルや船舶での運用も可能になります。
iDASブランドのデジタル無線機も展示されてた
今回のDSEI2019のアイコムブースでは、P25と衛星無線機、そしてiDASのデジタル機がメインのようで通路に面したところに展示されていました。
iDAS(アイダス)はICOM DIGITAL ADVANCED SYSTEMの略でアイコムが提案するNXDN方式のデジタル通信機のブランドのようです。
NXDNは全世界で進められている6.25kHzのナロー化の中で、日本のメーカーで共同開発された6.25kHzしかない帯域で音声信号や必要なデータをいれてしまう周波数分割方式のシステムです。
モトローラなどが進めている時間分割方式(TDMA)のDMRのように12.5kHzの帯域に2チャンネルと言うものではなく、チャンネルの振り分けの自由度が高いのが特長で、今回紹介されていたのは、広域エリアで多くの端末が使うことのできる「マルチサイト・トランキング・システム」など、いろんな形のトランキングシステムが紹介されていました。
陸上用業務機、ランド・モービルの紹介です
陸上移動用業務機はランド・モービルと呼ばれるカテゴリーの無線機です。
型番はIC-F8101、HF帯をカバーする無線機です。
▲ランド・モービルと呼ばれるHF帯の無線機の型番はIC-F8101です。本体と操作部を分離することもできます。
▲IC-F8101の冷却フィン部。1.6~29.999MHzまで、最大出力125Wまで対応できます。(仕向け地により仕様は異なります)イカツイ放熱用のフィンが雰囲気を醸しだしてます。
▲ランドモービル用のアンテナAH-740です。AH-740はオートチューナー内蔵です。対応できる周波数は数範囲は2.5~29.9999MHzまで。オプションのAH-5NVというロングエレメントを使用することで2.2~29.9999MHzまで対応します
▲ロングエレメントのAH-5NVを装着したAH-760のイメージ写真です。AH-760にAH-5NVを装着すると1.6~16.0000MHzまで対応できる。(カタログより抜粋)
海上用のマリン機の紹介です
アイコムでは船舶などで使用するマリン機と呼ばれる無線機ラインナップされています。
今回のイベントも出展されていましたので紹介します。
▲GMDSSに対応したGM800です。送受話器が600型の電話機のようです。GM800の対応できる周波数は1.6~27.5000MHz(受信は0.5~29.9999MHz)最大出力は150W
▲ハンディーでGMDSSに対応したIC-GM1600です。救命ボート用のスペックも満たしているということです。
エアーバンドトランシーバーもありました
空港などで使用するために開発されたエアーバンド用の無線機もアイコムは発売しています。
今回は1機種のみの展示となっていました。
たまには息抜きでクリスマスネタでも書いてみようかと思います。
季節の行事としては有名なクリスマスですが、アメリカのNORADではサンタクロースのリアルタイム追跡を行っているのはご存じでしょうか?
NORADの特設サイトはこちら↑日本語にも対応しています。
ちなみにサンタのコードネームは「BIG RED ONE」と呼称されています。
政府機関によるリアルタイム・サンタ追跡
まずサンタの追跡を行っている政府機関はアメリカの北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)と呼ばれる機関です。
ではなぜ、政府機関がサンタを追跡するようになったのかですが、ことの発端は1955年に遡ります。
アメリカはコロラド・スプリングスに拠点を置くシアーズ・ローバックという会社が、子供向けのサービスで「サンタへの直通電話」を開設しました。
そのサービスの広告を行ったときに誤った弁和番号を表記してしまったのです。
その誤った電話番号というのが、なんと中央防衛航空軍基地(CONAD)の司令長官へのホットラインへの番号だったのです。
全米の子供たちからCONADへはサンタがどこにいるんだという電話が集中したそうです。
その当時の司令長官だったハリー・シャウプ大佐は、その子供たちのためにサンタが北極から南に向かった形跡がないか部下にレーダーで確認させ、サンタの現在位置の最新情報を子供たちに伝えたということです。
その後、1958年にアメリカとカナダ両国は「北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)」という北米防衛機関を設立、それがサンタの追跡業務を引き継いで今日に至るということです。
▲NORADでは今でも電話による問い合わせに対応しています。
サンタの追跡はアメリカとカナダ政府の連携だった
サンタの追跡はレーダーやGOESと呼ばれる人工衛星や戦闘機などで行っているようです。
追跡方法ですが、まず宇宙から赤外線を感知さ売ることができる人工衛星でサンタが率いるトナカイの赤い鼻からでる熱を感知することから始めます。
その後、1998年に運用を開始したハイテクの高速デジタルカメラ「サンタカム」でサンタの姿を静止画および動画でとらえます。
画像を捉えると同時に登場するのがカナダ空軍の戦闘機です。
カナダ空軍では戦闘機のCF-18を使用してサンタをエスコート、サンタがアメリカの領空に入ったところでアメリカ空軍のF-15、F-16、F-22に追跡およびエスコートを交代します。
サンタは天候などで、ルートを変えるということですが、NORADによって常に位置は把握されているということです。
最近だとNORADのサイトのほかにもFlightRader24でもサンタが補足されているとの情報もあります。
2019年12月16日、アイコム株式会社からHF/50/144/430MHzオールモード(DVモードを含む)のポータブルトランシーバーのIC-705が発表となりました。
アマチュア無線機ですが、フリラとアマチュア無線の両方を楽しんでる方からの注目度も高いことからIC-705の発表をご紹介したいと思います。
気になる情報から
気になる情報からお知らせしておきます。
●希望小売価格: 124,800円+税
●HF+50MHz+144MHz+430MHzを DV を含むオールモードでカバー。
●RF ダイレクト・サンプリング方式を採用。(25MHz以上はダウンコンバージョン IF サンプリング方式)
●最高水準のリアルタイムスペクトラムスコープ&ウォーターフォールを搭載。
●タッチ操作に対応した 4.3 インチ大型カラーディプレイを搭載。
●付属バッテリー(BP-272)で最大出力 5W、外部電源(13.8V)で 10W を実現。
●軽量約 1kg(BP-272 含む)&コンパクトボディを実現。
●ターミナルモード/アクセスポイントモードなど、D-STARの機能をフル装備。 ●WLAN/Bluetooth無線技術による接続に対応。
◆HF+50MHz+144MHz+430MHzを DV を含むオールモードでカバー
HF から 50/144/430MHz まで、多彩なバンドを SSB、CW、RTTY、AM、FM に加え D-STARの DV
モードで楽しむことができます。
また、受信は 30kHz から 144MHz 帯まで連続カバー。
FM 放送やエアバンド等の受信を楽しむことができます。
◆RF ダイレクト・サンプリング方式を採用
RF 信号を直接デジタル信号に変換して、FPGA (Field Programmable Gate Array)で信号を 処理する RF
ダイレクト・サンプリング方式を採用。
アナログ信号の処理過程においてミキ
サーで起こるような非線形歪みの発生がなく、極めて優れたフェーズノイズ特性を達成す
るとともに、クラスで初めて高速/高解像度を誇るリアルタイムスペクトラムスコープ&
ウォーターフォールを実現しています。
※25MHz 以上はダウンコンバージョン IF サンプリング方式
◆リアルタイムスペクトラムスコープ&ウォーターフォールを搭載
高い評価を得ている IC-7300 や IC-9700 のスコープの性能と機能をそのまま継承。
目で見 てバンドコンディションを把握したり、空き周波数を確認したり、従来のフィールド運用
の域を超えた高度なオペレーションを可能にします。
▲リアルタイムスペクトラムスコープ&ウォーターフォール表示例
◆タッチ操作対応の大型カラーディスプレイを搭載
IC-7300 や IC-9700 と同じサイズ<4.3 インチ>の大型カラーディスプレイを採用。
タッチ 操作で直感的に各種項目を設定することが可能です。フィールドでの視認性、操作性が飛
躍的に向上します。
◆軽量&コンパクトボディ
固定機に迫る性能と機能を、幅約 20cm、高さ 8.35cm、奥行き 8.2cm のコンパクトサイズに 収めています。重量は約
1kg(充電池 BP-272 含む、アンテナを除く)。
片手で持てるサイズと軽さを実現しています。
◆リチウムイオンバッテリー(BP-272)、外部電源(13.8V)の使用が可能
ハンディトランシーバーID-51 や ID-31 シリーズでも使用できるリチウムイオンバッテ
リーBP-272(付属)の使用が可能。
もちろん、外部電源(13.8V)にも対応しています。
▲リチウムイオンバッテリーのBP-272が背面に搭載できます。
◆付属バッテリーで最大出力 5W、外部電源(13.8V 時)で最大出力 10W を実現
ポータブル機でありながら、最大出力 10W(外部電源 13.8V 時)を実現。付属のリチウムイ オンバッテリーBP-272
使用時は、最大出力 5W での運用が可能です。QRP(5W)はもちろん、 QRPp(0.5W)にも対応しています。
◆WLAN /Bluetooth無線技術による接続に対応
WLAN/Bluetooth無線技術による接続に対応。
スマートホンとの連携やリモートコントロー ル、さらには Bluetooth技術搭載のヘッドセット
VS-3(オプション)の使用が可能です。
◆GPS アンテナ、GPS ロガーを搭載
高性能 GPS アンテナを搭載。
D-STARの DV モードなら通話しながら位置情報の送受信が可能です。
この高性能 GPS により GPS ログ機能、最寄りレピータ自動リストアップ機能など、 多彩な機能を実現しています。
また、交信録音ファイルへの自局位置の記録、内蔵時計の時刻補正も可能です。
◆microSD カードスロットを装備
交信内容の録音、送信用音声、RTTY デコードのログ、表示画面のキャプチャー画像、無線 機の各種設定、GPS
等のデータを保存だけでなく、ファームアップや各種プログラミング 等に活用できる microSD
カードスロットを装備しています。
◆D-STARの機能もフル装備
DR 機能、ターミナルモード/アクセスポイントモードなど、快適に D-STAR を楽しむための 機能をフル装備しています。
また、IC-705 本体だけで、保存した写真の送受信、閲覧が可能です。
◆micro USB 端子を装備
COM ポートを 2 系統装備。
これにより、リグのコントロールと CW や RTTY の運用を同時に 実現できます。
また、オーディオ(変調/復調)も可能です。
◆カスタマイズボタンを備えたスピーカーマイクが付属
カスタマイズボタンを備えたスピーカーマイク<HM-243>が付属しています。
スピーカー
マイクは、周波数や音量のアップダウン、各種機能を割り当て可能なカスタマイズボタンを装備しています。
▲自分好みでハンドマイクのボタンを各種機能に割り当てることができる。
◆移動、フィールド運用に最適なマルチバッグ LC-192を用意
IC-705をすっきりと収納できるだけでなく、アンテナの装着、同軸やマイクケーブルを通すホールなど、多彩な機能を備えたマルチバッグ
LC-192(オプション)。
IC-705 をバッグ に入れたままで運用できる仕様になっています。
▲ハムフェアでMasacoさんが実際に身に着けてデモを行っていたマルチバックがオプションとして登場します。
<付属品>
・スピーカーマイクロホン<HM-243>
・リチウムイオンバッテリー<BP-272/7.4V、2000mAh(typ.)>
・DC電源ケーブル ほか
<オプション>
・BC-202 急速バッテリーチャージャー:4,800円+税
・BC-217S ACアダプター(USB型、バッテリー充電用):価格未定
・CS-705 プログラミングソフトウェア:無償ダウンロード
・HM-243 スピーカーマイクロホン:価格未定
・LC-192 マルチバッグ:価格未定
・RS-BA1version2 IPリモートコントロールソフト:8,500円+税
・ST-4001A 画像トリミング用ソフトウェア(Android版):無償ダウンロード
・ST-4001W 画像トリミング用ソフトウェア(Windows版):無償ダウンロード
・VS-3 Bluetoothヘッドセット:9,800円+税