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フリラjp (2024/11/22 13:35:24)
現在データベースには 781 件のデータが登録されています。
国際宇宙ステーションとの交信体験
法改正による体験運用制度を利用した初の一般局コールサインでの宇宙ステーションとの交信体験
2023年8月3日に世田谷区立烏山北小学校でARISSスクールコンタクトが実施されました。
今回実施されたARISSスクールコンタクトは、本年3月に法改正後初めての実施であることから非常に注目されていた開催で準備には約2年をかけています。
本年3月以前は、いわゆるARISS局と呼ばれる無線局を開局して、専用のコールサインを取得する必要がりましたが、改正後は一般のアマチュア無線局であっても無資格者の体験運用が可能になったため、通常の無線局のコールサインである「JA1ZSH」で運用することとなりました。
これが、国内では初の試みとなり、大変注目されたARISSスクールコンタクトとなりました。
また、体験運用制度を利用したことから、宇宙ステーション側のコールサインはアメリカのNA1SSではなく「OR4ISS」というベルギーのコールサインで運用されました。
ARISSスクールコンタクトとは
アメリカ航空宇宙局(NASA)の教育プログラム「ARISS(Amateur Radio on the International Space Stasion)School Contact
国際宇宙ステーションに滞在中の、アマチュア無線の資格を持った宇宙飛行士と子供達が、時間を決めてアマチュア無線を使い交信を行うプロジェクト。
全世界で50カ国以上の申し込みがあり、申請から交信まで約1年半から2年かか。
子供達にアマチュア無線の楽しさだけでなく、宇宙開発、通信技術への興味をかき立てる貴重な体験をしてもらうためにNASAが特に力を入れているプロジェクトです。
UAEの宇宙飛行士がISSのオペレーター
ISS側のオペレーターはUAE(アラブ首長国連邦)の宇宙飛行士「スルタン・アル・ネヤディー(Sultan Al Neyady)」(以下ネヤディーさん)さんが担当しました。
ネヤディーさんはUAEの宇宙飛行士として、初めての宇宙遊泳を行った宇宙飛行士となっています。
また、毎日のようにInstagramを使って、ご自身の宇宙での活躍を写真や動画でシェアされています。
システムのご紹介
今回のARISSスクールコンタクトで使用されたシステムの紹介をします。
いよいよ交信開始
いよいよISSが見える時間になりました。
体験運用制度を活用しているので、メインコントローラーと呼ばれる有資格者がISSのOR4ISSを呼び出すところからスクールコンタクトは始まります。
Crewはメインコントローラーによって送信のタイミングなどのサポートを受けながら交信しています。
Crewが自分の意思でPTTを押しながら送信を行っています。
交信時間は10分40秒しかありませんでしたが、全員が英語でネヤディーさんに対して一問一答形式での交信に成功しました。
Crewから英語の質問とISSからの回答
Crewは全員、英語でISSにいるネヤディーさんに質問を行う一問一答形式で交信を行っています。
その質問に対しても、ネヤディーさんは英語で回答をしてくれました。
質問内容とネヤディーさんからの回答を見てみましょう。
1日どれくらい運動しますか?
2時間30分、筋力が衰えるのを防ぐために行います。
なぜロケットは筒のような形をしているのですか?
圧力や重力に耐えられる理想的な形だから
英語のような非母国語を習得するとき、何を意識しましたか?
英語が共通語なので覚えました。
あと、ロシア語も使っています。
筑波で研修をしたので少し日本語も話せます。
宇宙に行くときに一番困難だがやりがいのあることはなんですか?
長年の訓練が大変です。
科学や勉強や体力作りが大変です。
宇宙に行く時はどんな気持ちになりましたか?
子供の頃からの夢が叶ったので嬉しかった。
無重力を感じたときがたのしかった。
どの星に行ってみたいですか?
火星
宇宙で便利なことと不便なことふべんなことはなんですか?
重いものを運ぶのが楽です。なんでも浮いてしまうので、固定するのが面倒です。
地球は本当に写真のように見えますか?
写真と同じです。
400キロ上空から山や森もよく見えます。
他国の宇宙飛行士と仲良くなる秘訣を教えてください
長年訓練するので、仲良くなります。
同じ目標にむかって活動するので仲良くなれます。
宇宙で卵を割るとどうなりますか?
ここに卵がないんですが、割ったらそのまま丸い形になるでしょう。
水を宇宙空間に出したら、蒸発しますか?それとも凍りますか?
凍ります。
そのまま凍る水を使ってスーツを冷やします。
(ISSのトイレはどのような仕組みですか?)
固形物と液体物を一緒に吸い上げて、タンクに保管します。
一番美味しかった宇宙食はなんですか?
日本のメニューが大好きです。
その中でも米が大好きです。
宇宙から見た地球はどうですか?
とても壊れやすそうです。
大切にしなければならないと思います。
どの星がきれいですか?
コロンバスと言う星がきれい。
南半球の2番目にある星です。
ISSではどのような実験をしていますか?
たくさん行います。
無重力が人間の身体に与える影響を調べています。
(宇宙飛行士になるためのトレーニングで一番難しかったことはなんですか?
MBLとEVAの訓練が大変です。
休憩も食べ物もなく、6時間プールの中で訓練します。
一番難しかった実験はなんですか?
実験の準備を行ってきた研究者の期待にこたえるように、失敗しないようにすること。
UAEの大使も駆けつけた
今回のARISSスクールコンタクトですが、ISS側のオペレーターがUAEのネヤディーさんと言うこともあり、UAEの大使も急遽駆けつけていました。
午前中に仙台での公務を終えて、大使館に戻らずに東京駅から直接会場までお越しになりました。
ケーブルテレビ局の取材もあった
今回のARISSスクールコンタクト開催に当たっては、地元のケーブルテレビ局の取材が入っていました。
学校の宝だ!
今回のARISSスクールコンタクトが行われた烏山北小学校には、直接ファヒーム大使閣下からMOHAMMED BIN RASHID SPACE
CENTERのスタッフジャケットが贈呈されました。
このスタッフジャケットはネヤディーさんも着用しているものと同じタイプです。
イベントを終了して
今回のARISSスクールコンタクトについて
交信時間は18時29分から約10分40秒ほど。
日本からは通算110例目のARISSスクールコンタクトとなりましたが、ARISS専用コールサインではなく、体験運用制度を利用することで、一般の社団局コールサインでの運用は国内では初となりました。
参加した子供達は18人、世田谷区烏山区民センター運営協議会による「烏山宇宙プロジェクト」が公募した18名が英語で宇宙飛行士との交信を行いました。
投稿 体験運用制度によるARISSスクールコンタクトが開催 は に最初に表示されました。
ナテックからリターンロス-30dB以下というM型コネクターのセットが発売を開始しました。
周波数は1.5GHz以下まで対応しているので、430MHzや1.2GHz帯の周波数でも十分に使用できるコネクターネット(変換コネクター)となっています。
製品の詳細についてはナテックのwebサイトで詳しく説明されています。
製品の購入については、ナテック製品の扱いのある販売店か、直販サイトのどちらかで購入することが出来ます。
直販サイトはこちら↓
製品構成は?
具体的な製品構成は以下の通りです。
◎構成:MP-SMAJ×2個/MJ-SMAJ×2個/SMAP-SMAP×1個
・[型名:MC100-SJMP]接栓:MP-SMAJ×2個
・[型名:MC100-SJMJ]接栓:MJ-SMAJ×2個
・[型名:MC100-SPSP]接栓:SMAP-SMAP×1個
最近ではNANO
VNAが普及してきて、アンテナの製作が容易になりつつありますが、高い周波数では、コネクターの特性に問題があるばあい、正しく測定が出来ないと言おう問題もありました。
そこで開発されたのが、今回のコネクターセットです。
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電波新聞社から発売される 令和大改革対応版 「アマチュア無線開局・運用マニュアル」
が9月5日に全国書店で発売されます。(流通の関係で発売日が異なる地域もあり)
リアル店舗はもちろんのこと、ネット書店でも同日発売なのです、忙しくてリアル書店での購入が難しいという方は、ネット書店での購入を検討してみては如何でしょうか?
今回は「令和大改革対応版」と言うことで大幅リニューアルでの発売です。
▲買い漏らしがないように、ネット書店を有効に活用したい。
公開された目次データを見てみよう
電波新聞社から、公開された「アマチュア無線開局・運用マニュアル」の目次を確認してみましょう。
▲表紙や目次で使用されている写真撮影時のオフショット。 ※
表紙や目次で使用されている生徒さんの画像については、プロカメラマンが撮影しています。
X(旧Twitter )で「素うどん会長」と親しみを込めた呼ばれている、JARL森田会長。
コールサインのJA5SUDのサフィックスSUDから「素うどん」という愛称で一部からは呼ばれています。
今回は素うどん森田会長の「うどん愛」に迫ってみました。
年間350玉のうどんを召し上がっている!
素うどん会長にインタービューを行いました。
面倒な話は、他のメディアに任せて、素うどんの話です。
X(旧Twitter)では誰が言い出したのか、素うどん会長と「 親しみを込めて
」密かに呼ばれています。
密かと言っても、森田会長ご自身が「素うどん」と呼ばれていることをご存じなので、ホボホボ公認状態です。
素うどん、と呼ばれることに対しても嫌な感情はないようです。
しかも「うどん県在住」で地元のうどんを愛してやまない方と言うことも分かりました。
会長からのお話だと、年間で約350玉のうどんを召し上がっていると言うことです。
しかも、マイどんぶり持参でうどん店へ訪問されることもあるとか!(1日1食ペース?)
そのマイどんぶりには、特注で「森田屋」と書いてあるという気合いの入りようです。
森田会長、こんど東京にいらっしゃるときに、是非うどんを食べに行きましょう♪
▲ハムフェア会場内でも、積極的に動く素うどん会長。イベント前の打ち合わせにも参加している。広報大使の水田かおりさん、澤田ハムフェア実行委員長とイベント直前の打ち合わせ中
▲若い世代の「アマチュア無線家」とも交流を図る素うどん会長。最近の小学生って名刺持ってるんですね。素うどん会長もガチなJARL会長の名刺を「若きアマチュア無線家」に手渡す。
▲JARDの三木会長とのツーショット写真。(「今日はうどん三杯食べた」という類いの話はしていなかった)
▲コミュニケーション能力は非常に高い方だとお見受けいたしましたw
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電波新聞社から発売される「アマチュア無線開局・運用マニュアル」がハムフェア2023の電波新聞社ブースで、全国発売に先駆けて先行発売されることが分かりました。
先行発売される部数はごく少量とのことで、購入を希望される方は、電波新聞社ブースで本を入手してから、ハムフェアの会場内を歩いた方が良さそうです。
過去にもハムフェア会場で先行発売していた本はありましたが、初日でほとんどが売れてしまい、二日目は午前中で全数完売となることもあったので、興味があり、ハムフェアに参加される方は要チェックです。
公開された目次データを見てみよう
電波新聞社から、公開された「アマチュア無線開局・運用マニュアル」の目次を確認してみましょう。
2023年8月18日付けの電波新聞デジタルで、8月19日から火災されるハムフェア2023のアルインコブースにて、新型のデジ簡登録局(3R)の増波対応機が展示されるとスクープしました。
無線機の形状についてはDR-DPM62W「DPM」と型番が付くことから「車載機」であることが容易にに想像出来ます。
DR-DPM62WはIP無線対応?
今回発表されるというDR-DPM62Wは先進的な設計を取り入れているようで、アルインコが提供しているアプリ通話へ対応しているとのこです。
アプリ通話とは「IP」無線を示す言葉で、デジ簡とIP無線のハイブリッド機であることが、電波新聞デジタルの記事から読み解くことができます。
アプリ通話は個人(1人)でも回線契約できるように配慮されていることからも、業務(仕事)ユーザーはもちろん、交信を趣味で行っているフリラユーザーも積極的に取り込もうという姿勢が見られます。
DR-DPM62WはBluetoothが搭載されており、スマホと接続することが出来ます。
フリラの方で、ハムフェア2023へ参加される方は、アルインコブースを要チェックです。
アルインコブースは、南3ホールのD-05です。
ハムフェア2023電波新聞ブースで先行発売
ちなみにですが、ハムフェア2023の電波新聞社のブースでは、アマチュア無線開局・運用マニュアルの最新版を書店に販売に魁けて先行発売します。
先行初際される部数は決めっているので、購入希望の場合は早めに電波新聞社ブースを訪れて入手することをお勧めします。
ユニークな製品が多いことで知られているアンテナメーカーのナテックから、今までに無いデュプレクサーが発販売開始されました。
対応している周波数は、デジ簡とデジコミです。
型番は「NDX-LD1」詳しい仕様は以下の通りです。
今後、デジコミとデジ簡(3R)両用のアンテナがラインナップされれば、1本のアンテナでデジコミとデジ簡の2台の無線機を接続して同時に運用することが可能となります。
購入は下記の直販サイト、もしくはNATEC製品の扱いがある販売店にお問い合わせください。
●NDX-LD1
・周波数 ※1
[LOW] 1-146.99MHz
[HIGH] 351-440MHz
・接栓 ※2
[MIX] SMA-J(SMA-P)
[LOW] SMA-J
[HIGH] SMA-J
・入力インピーダンス:50Ω
・電圧定在波比 ※1:1.2以下
・挿入損失 ※1:0.3dB以下
・端子間アイソレーション:40dB以上
・耐入力:25W
※1
周波数範囲内のアマチュア無線・デジタル小電力コミュニティ無線・デジタル簡易無線周波数帯
※2 SMA-J – SMA-J変換コネクタが付属 付属変換コネクタを取り外すとSMA-P
メーカーからのアナウンス
■各種無線通信用アンテナ・ケーブル・周辺機器のメーカー株式会社ナテック(
埼玉県川越市/代表取締役:押田光雄)は、8月1日に351MHz帯デジタル簡易無線&
デジタル小電力コミュニティ無線対応デュプレクサ 【NDX-LD1(¥7,000 税別)】 の
販売を開始致します。
◎351MHz/142.93MHz~146.99MHzMHz対応デュプレクサ
本品と351MHz帯デジタル簡易無線&142.93MHz~146.99MHzデジタル小電力コミュニ
ティ無線対応デュアルアンテナを併用する事で同時運用可能になります。
◎[LOW] 1-146.99MHz / [HIGH] 351-440MHz 対応
端子間アイソレーション:40dB以上
※周波数範囲内のアマチュア無線・デジタル小電力コミュニティ無線・デジタル
簡易無線周波数帯
◎移動運用にも最適な小型設計デュプレクサ
サイズ:約67mm×25mm×25mm 重量:約42g
の小型設計のデュプレクサです。
◎SMAコネクタタイプ
[MIX]:SMA-J(SMA-P)※ / [LOW]:SMA-J / [HIGH]:SMA-J
※本体からはSMA-Pコネクタが出ていて、且つSMA-J – SMA-J変換コネクタが接続
されているので、SMA-J/SMA-P共に運用可能
▲想定される使用例。従来の144/430MHz用のデュプレクサーとしても利用できる。
今回は台北ハムフェアの報告第2弾です。
前回はCBブースのご紹介でしたが、アマチュア無線の衛星通信ブースも紹介していきます。
衛星通信ブースのご紹介
衛星通信(サテライト通信)を紹介しているブースがありましたので紹介したいと思います。
ブースによってはキューブSATの紹介をしているところもあり、かなり本格的な展示を見ることもできました。
▲移動運用で使えそうなサテライトのトラッキングシステム。自家製だろうか?
▲2Uと思われるサイズのキューブSAT。ソーラーパネルが展開されている状態だ。
▲キューブSATのメインユニットだろうか?上部にはテレメータ送信用のアンテナと思われるものが展開されている。
7月29・30日の二日間、台湾の台北で日本のハムフェアに相当するイベントが開催されました。
イベント名は「2023台湾業餘無線電特展」(以下、台北ハムフェア)です。
現地のかたからの報告です
当編集部に、現地に在住の日本人の方から写真で台北ハムフェアの報告がありました。
写真に説明がなかったので、まずは報告された写真を中心にご紹介したいと思います。
▲基本的に台湾で使用できるCB機はアメリカのFCC規格の無線機だ。
▲現トラだろうか?ブザーを出すボタンが装備されている。懐かしい。
▲古い松下のハンディー機、ナショナルとパナソニックのい両ブランド表示だ。右側のハンディーはアメリカ製だろうか?
▲デジタル表示のハンディー機。ブランドは「REALISTIC」だ。
▲ハンドメイドのロングワイヤーアンテナのマッチングセクションだろうか?
▲Cobraブランドはアメリカのブランドだ。右側の無線機のブランドはどこだろう?
▲ブランド名や型番は不明だが、上の無線機はFM機のようだ。もしかしたらヨーロッパの無線機かもしれない。