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フリラjp (2024/11/23 10:05:30)
現在データベースには 781 件のデータが登録されています。
デジ簡用の八木アンテナを製造している数少ないアンテナメーカーとしても、その製品を愛用されている方もおおい、アンテナメーカーのラディックスですが、今度はデジ簡用の八木アンテナのスタックアンテナセットが発売となっているようなので紹介します。
ただし、スタックアンテナセットを含め、八木アンテナの使用については、ご自身が使用する無線機の技適の範囲を確認の上使用してください。
決して、技適の範囲を超えるような八木アンテナの使用はしないでください。
使用する無線機の技適の範囲については、無線機の取扱説明書や無線機メーカーへ問い合わせてください、アンテナメーカーでは、使用される無線機の技適の範囲については把握していませんので問い合わせはしないでください。
八木アンテナという名称については、一部では「八木宇田アンテナ」とするのが正しいとする意見もありますが、タイピングが面倒なので、この記事では「八木アンテナ」とします。
有限会社ラディックス ⇒ http://www.radix-inc.com/
8エレと12エレのスタックセットが新登場です
ラディックスではすでに、デジ簡用の八木アンテナを発売しています。
そのラインナップをまずは確認しておきましょう。
- 3エレ八木アンテナ ⇒RPY-351M3 ⇒¥13200(税別)
- 5エレ八木アンテナ ⇒RPY-351M5 ⇒¥17600(税別)
- 7エレ八木アンテナ ⇒RPY-351M7 ⇒¥21000(税別)
- 8エレ八木アンテナ ⇒RPY-351M8 ⇒¥23000(税別)
- 12エレ八木アンテナ ⇒RPY-351M12 ⇒ ¥26500(税別)
上記のようなラインナップがすでにそろっていますが、今回はさらにスタックセットも新登場ということのようです。
RPY-351M3 ラディックス 351MHz デジタル簡易無線用 3素子八木アンテナ RPY-351M5 ラディックス 351MHz デジタル簡易無線用 5素子八木アンテナ RPY-351M7 ラディックス 351MHz デジタル簡易無線用 7素子八木アンテナ RPY-351M8 ラディックス 351MHz デジタル簡易無線用 8素子八木アンテナ RPY-351M12 ラディックス 351MHz デジタル簡易無線用 12素子八木アンテナ 新しく追加されたスタックセットは下記の2種類です。
・8エレスタック八木アンテナ ⇒RPY-351M3/W ⇒¥56000(税別)
・12エレスタック八木アンテナ
⇒RPY-351M12/W ⇒¥65000(税別)
▲八木アンテナを設置するときはローテーター等の設備投資も併せて検討したいですね。
鋭い特性です
今回紹介するデジ簡用八木アンテナですが、メーカーが公開している指向性を示しているチャート図がありますので、8エレと12エレのシングルとスタックで比較してみましょう。
●8エレ
▲8エレシングルのチャートです。国産アンテナらしくきれいなチャートです。
▲8エレスタックのチャートです。金魚のしっぽと呼ばれる部分が、シングルに比べると暴れているような感じを受けますが、全体的に細長くなっているので、指向性はシングルに比べると鋭くなっています。サイドの切れもかなりシングルよりも向上していると思われます。
●12エレ
▲12エレシングルのチャートです。さすがに、8エレシングルよりも細長いチャートでエレメント数が多い八木アンテナといった感じが見て取れます。
▲12エレスタックのチャートです。さすがといった感じのチャートです。8エレスタックよりもさらに細長いチャート図になっており、指向性はかなり鋭い感じを受けます。
8エレと12エレのスタックアンテナのセットは受注生産ということなので、購入の際はメーカーに直接問い合わせてみてください。
八木アンテナ、どう選べばいい?
エレメント数が選べる八木アンテナですが、どうやって選べばいいのでしょうか。
●3エレ八木アンテナ
八木アンテナの基本形となるのが「3エレ八木」です。
移動運用でも、構成部品が少なくエレメント数も少ないので重宝します。
●5エレ八木アンテナ
ラディックスのほか、第一電波(ダイヤモンド)でもデジ簡用の5エレ八木アンテナは発売されていますので、入手のことを考えれば一番現実味のあるユーザー数の多い、デジ簡用八木アンテナは5エレとなります。
移動運用はもちろん、固定局用としてもかなりのユーザーが使用しています。
●7エレ以上の八木アンテナ
7エレ以上の八木アンテナというと、ほとんどが固定局用と思われます。
全体のブーム長も長くなり、指向性も鋭くなってきますので、弱い信号の相手局の場合、アンテナの向きさえ合えば交信できるチャンスは大きくなりますが、指向性が強すぎるので、アンテナの方向があっていないと、弱い信号を受信できるチャンスも小さくなってしまいます。
常にアンテナをローテーターなどで回転させて信号を探す必要が出てきます。
受信機とセットでデジ簡の遠距離受信も可能!
今回紹介させていただいた八木アンテナのスタックセットを使えば、デジ間での長距離受信の可能性も広がってきますね。
冒頭でも書いていますが、ご自分の無線機が八木アンテナのスタックセットが技適の範囲に含まれていない方は受信機を接続して、受信専用として使用することは可能です。
ダクトなどで遠距離に移動している局を受信したり、自宅から思わぬ局の電波を受信したりと、受信機であるAR-DV10やIC-R30などと組み合わせると面白いことが起きそうです。
動画版はこちらです
アルインコから新型の特小機DJ-CH3が発表になりました。
フリラ向けというよりも、どちらかというと業務向けに作られており、チャンネル表示などは廃止され、各種設定項目などを全て音声ガイダイスでアナウンスするというスタイルを採用しています。
▲DJ-CH3はヘアサロンやクリニック、飲食店やサービス業の方にお勧めしたい機種に仕上がっていました。
表示部が消えてポップなデザインに
DJ-CH3の最大の特徴は「表示部が廃止」されたことでしょう。
チャンネルや音量はもちろんのこと、各種のセットモードの内容までも音声でガイダンスする機能を搭載しているので、第三者に通信チャンネルを知られることなく業務に使用できるというメリットがあります。
カラーが、オーソドックスなブラックとアクアブルーとピンクの3色展開、今までの機種になかったカラーバリエーションを採用しているので、無線機を目立たせないように使用することが可能となりました。
また、ユニフォームのカラーリングなどで、今までの黒い無線機だと目立っていたお店せやクリニック内でもDJ-CH3のポップな色合いで、店内や院内がチョット明るくなるような印象になると思います。
さらにIP55相当の生活防水に対応しているので、飲食店など厨房設備の近くや、歯科医院、理容店、ヘアサロンなどスタッフ間のコミュニケーションを必要とする多くの業種にもタフに対応しそうです。
無線機を使うシーンに合わせて、色々なタイプの特小機がリリースされているのもアルインコの特小ラインナップの魅力です。
DJ-CH3はもちろんレピーターにも対応しておりトーン設定も可能です。
▲オーソドックスなブラックと、ポップなカラーリングのアクアブルーとピンク。使用するシーンに合わせてボディーカラーを選ぶことができます。
サイズ:幅54.8mm×高さ94mm×薄さ27.3mm(突起物除く)
重 量:ベルトクリップ込みで約97g/約131g(EBP-70装着時)
▲開業医の方など、大規模な院内の連絡手段を持たないクリニックなどには最適です。アクアブルーとピンクのカラーリングも、ドクターやナースの方のユニフォームの色に合わせやすいと思います。
▲ナースの方や介護職の方、ヘアサロンのスタッフの方などにはピンクのボディーも似合いそうです。
アンテナはミドルタイプ
アンテナは飛びと取り回しを考慮したようでミドルタイプを装備しています。
メーカー発表では約7.2cmということなので、広い店舗内や院内でも十分にカバーできるように考慮されています。
更に回転式のアンテナなので、業務終了後の収納や持ち運びにも便利です。
▲業務用特小機では定評ある回転式のアンテナとスマホやタブレットを使って取り扱い説明書が閲覧できるバーコードが印刷されています。ユーザーフレンドリーな業務用特小機ですね。ちなみに、無線機の管理者しか使用しない設定はwebにて公開するらしいので、ユーザーが容易に変更できないようになっています。
スタミナ満点の電源と気の利いたオプション設定
電源は単三電池を3本使用することによって、最長 80時間
(イヤホン使用)を達成しているよです。
業務で使用する場合は毎日のことなので、充電用のバッテリーが切れた時の対応として乾電池での動作も長いというが好感が持てます。
もちろんオプションバッテリー(EBP-70)を使用すれば、内蔵スピーカーを使用して
26時間 の使用が可能なエコ設計ということです。
また従来のアルインコ機を使用しているユーザーのためにも親切な、オプションパーツの使いまわしを可能としています。
例えば、充電用のバッテリ-はEBP-70を採用、急速充電器や業務のシーンで役に立つ、複数台を一度に充電できる連結充電器はDJ-PB20・DJ-PB27と同一のものを採用し、イヤホンマイクやスピーカーマイクはDJ-P221・DJ-R200Dと同様の物を使用できるなど、オプションパーツの入手のしやすは、新規ユーザーはもちろんのこと、従来のユーザーの事も考慮した設計となっています。
▲側面から見るとこんな感じ。ベルトクリップは樹脂製(EBC-55)を採用しています。アルインコはベルトクリップを消耗品と考えているようで、保守パーツではなく通常オプションとしてベルトクリップを購入することができます。スペア価格は200円とのことなので無線機の購入時にスペアのベルトクリップを購入ておくと安心です。
ACSH(アクシュ)機能ってなんだ?
多分ですが、語源は「握手」からきていると思われますが、業務局が使う場合に便利な機能が搭載されました。
他社製の無線機であっても、運用チャンネルやトーン周波数を自動で読み取って、自分自身を同じチャンネル設定にする機能ということです。
ACSH機能のほかにも、イヤホンの断線感知、ワンタッチで通話相手の注意を喚起できる緊急通報、音で知らせる減電池警告、バックノイズを低減するコンパンダー、音声で送受信を切り替えるVOXなど人気の業務ユーザー向け機能も搭載しています。
IP55相当の生活防水ってどれくらいの性能か
DJ-CH3ではIP55相当の生活防水堅牢なポリカーボネート製ボディーを採用しているのがアピールポイントの一つとなっていますが、実際にIP55相当がどれほどの性能なのかメーカーから発表されています。
【外郭保護等級 IP55について】
濡れた手で触ったり、埃っぽい場所で使う程度では故障しない生活防塵・防水です。
●正常な動作や安全を損なう量の粉じんが内部に入らないことを、既定の環境で確認。
●3mの距離から全方向に規定の量、水圧の真水を3分間掛けて防水を確認。
メーカーからはこんな感じで「IP55相当」について表現されていました。
フリラjp編集部としては普通に仕事で使っても問題ないということだと理解できました。
これは便利! 接客モード搭載
DJ-CH3で新たに搭載された注目の機能は「接客モード」です。
DJ-CH3のマイクを「ポン!」と軽くタッチすると、一定時間受信音量が下がる機能です。
お客様の来店時など、接客に集中したい時には便利な機能ですね。
従来機ではミュート機能を使っていた方も多いと思いますが、ミュート機能だと接客が終わってもミュートしたままでスタッフ間の連絡が取れなくなってしまうといったトラブルがあったと思いますが、接客モードでは、あらかじめ設定した時間が経過すると通常の音量に復帰するので、接客後にスタッフとの連絡が取れないといったトラブルは少なくなります。
なんと「接客モード」は特許を取得しているということです。
▲DJ-CH3はサービス業などの店内連絡に最適な特小機です。
価格も安いらしい
DJ-CH3の新製品情報をまとめてみると、サービス業の店舗スタッフやクリニックでの利用をメインに想定していることが分かりました。
表示部の廃止やアンテナサイズからもフリラの方が趣味の交信で使うといったメイン機にはチョット厳しい感じは否めませんが、アウトドアなどのレジャーや家族や仲間と出かけた時に使うといったサブ機としてもコンパクトで電池が長持ちするのでお勧めしたい製品です。
また販売価格自体もリーズナブルになるらしいといった噂も入ってきました。
メーカーから販売店への製品の出荷は今月下旬(2018年11月下旬)という情報もあるので、販売価格はショップに問い合わせてみてください。
いつのまにやら止まっていた関東屈指の広域RPTである特小・大山RPTがメンテナンスを終えてまたまた復活しました。
前回は電源系の故障で停波してしまっていたようですが、故障個所の修理も終えて復活を遂げたようです。
●大山RPT 3A-L17-17
大山RPT管理人氏から情報提供していただきました。
情報提供に感謝いたします。
動画版はこちらです
ひたち野牛久RPTの設定変更の連絡が届きました。
情報提供に感謝いたします。
●ひたち野牛久RPT(ローカル) 3A-L10-15
牛久RPT(3A-L11-05)とのコラボRPTということです。
▲ひたち野牛久RPTの全景。写真の提供もありがとうございました。
動画版も始めました
https://www.freeradio.jp/?page_id_=687
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
https://www.freeradio.jp/?page_id_=58
おおさかCB81氏より特小レピーター情報が届きました。
●河内長野北RPT 3A-B22-22
河内長野北RPTのチャンネルおよびトーン周波数の変更のお知らせでした。
おおさかCB81氏からの情報提供に感謝いたします。
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
https://www.freeradio.jp/?page_id_=58
動画版はこちらです
発売前からいろいろと話題になっていましたアイコムのIC-DRC1が満を持して発表となりましたので報告します。
発売時期は11月中旬、価格は…
気になる発売時期が本日(11月1日)発表になりました。
アイコムの発表をザックリとまとめてみます。
●型番:IC-DRC1(デジタル小電力コミュニティ無線機)
●価格:29,800円+税
●発売:2018年11月中旬(予定)
以上です。
発売時期が発表されたのはよかったのですが、発売価格が、ハムフェアなどでアナウンスされていたものよりも高くなってしまったのは残念なところです。
―IC-DRC1のおもな特長―
■免許・資格・通話料不要、地域コミュニティの安心・安全・快適をサポートするGPS搭載無線機。
■自治会やサークルなど、防災・防犯用途に限らずコミュニティの連絡用として広く使用可能。
■通信相手までの距離と方角がわかるほか、PCと接続して地図上に位置を表示可能。
■約500m~2km※のワイドな通話エリア。
■周辺音の遠隔モニタリング機能、FMラジオ機能、USB充電対応など、高いユーティリティ性。
■音声符号化方式には、クリアな音声を実現する自社開発のTOKUDER®を採用。
ARIB規格STD-T99にも掲載され、今後の他社互換性も確保。
IC-DRC1の詳細はバックナンバーの記事を参照していただくと分かりやすいです。
無線機メーカーとしては初めて旧技適の機器が使えなくなるという告知がアルインコから発表されています。
2022年11月30日までは旧技適の無線機(特小機)は使えるが、翌12月1日以降は新技適の機器しか使えなくなるという告知です。
対象機種一覧
旧規格(旧技適)と新技適の危機の一覧がアルインコのwebページで公開されていました。
今までに発売された機種が旧技適か新技適かが一目でわかるようになっています。
▲旧技適機を使用すると電波法に抵触する可能性があると注意喚起されています。メーカーに直接問い合わせるURLも紹介されていました。
▲公開されたリストで気を付けたいのが、同一機種でも、新技適と旧技適が混在する機種があるということです。技適の番号や技適マークを確認して、今使用している特小機を確認しておきましょう。
◆注意
ここに紹介した資料とアルインコが公開した資料に違いがある場合は、最新のアルインコ発表の資料を優先してください。この資料は2018年10月26日時点で公開されている資料で作りました。
上記資料のリンク先はこちらです。 https://www.alinco.co.jp/img/manual/manualP20180830001.pdf
動画版はこちらです
2018年10月20、21日に開催された相模原・軍用無線秋季キャンプに行ってきたので、早速報告してみたいと思います。
今回は無線関連の出品にフォーカスして紹介しますので、軍装品やユニフォーム、その他の車両といったものについては紹介していません。
あと、無線機器については軍用機なので詳しいことが分かりませんので写真での紹介にとどめようと思います。
詳細をご存知の方はフリラjpまで教えてください。
軍用無線機がたくさん!
▲写真2:写真1と同じタイプでしょうか?プラケースに入れて運ばれてきたようです。
▲写真3:テンキーを備えている通信機のようです。メモリーか何かの操作に使用するものでしょうか?
▲写真4:小型の通信機のようです。右に見えるのはアンテナでしょうか?
▲写真5:特徴的なアンテナとハンディータイプの無線機でしょうか?
▲写真6:操作パネルのようにも見えますが…。ハンディー機もあるようです。
▲写真7:ハンディー機が見えます。あとはモービル機でしょうか?ケーブルやヘッドセットも見えます。
▲写真8:車載型というか、何かに搭載されていたと思われる無線機です。カールコードがつながっているのはスピーカーでしょうか?
▲写真9:これはわかりやすい無線機ですね。どうやらSSBモード搭載のようです。
▲写真10:コリンズの受信機が出品されていました。第二次世界担当時のアメリカ海軍の軍艦に搭載されていたものということです。本来であれば、同じデザインの送信機とセットで使用されていたということです。
▲写真11:コリンズの受信を動作させるための自作の電源とのこと。それにしてもソニーのCBトランシーバーが気になります。
▲写真12:受信機のフロントパネルです。海軍で使用されていたことが分かりますね。時代がついていて風格さえ感じます。
▲写真13:オーナーの方が大変協力的気持ちよく、内部の写真も撮影を許可していただけました。ご協力ありがとうございます。古い受信機ですが、周波数安定度もいいというお話です。VFOのバリコンがいい味出してます。持ってみると結構重量があり、フロントパネルに36ポンド(約16.3kg)あるという表記がありました。
動画版はこちらです
八重洲から業務仕様のタフな特小が3機種発表となりました。
型番はFTH-615とそのロングアンテナ版のFTH-615L、そしてFTH-635の3機種です。
今回の新機種は業務ユーザをターゲットに、堅牢性と、性能面で進化した今までにない機種になっていました。
カタログから見てみよう
早速、すでに配布が始まっているカタログから見てみましょう。
新製品の性能が余すことなく紹介されています。
▲表紙はオレンジ色で販売店などでも目立つ色を採用しています。
▲FTH-615とロングアンテナのFTH-615Lが同じ価格というのが分かります。
▲FTH-635はかなり業務で使うことを意識して設計されたモデルです。
▲オプションも豊富に、マイク関連のラインナップが充実しています。
カタログの気になったオプションを紹介
カタログを見て気になるオプションを紹介していきます。
▲防浸型ということです。防水ではなさそうですね。
▲防浸型よりも少し安いスピーカーマイクです。イヤホンジャックもついているのでフリラ向けかもしれないですね。
▲FTH-615/LとFTH-635では充電器が異なるので注意が必要です。
▲気になったのがCT-101というアダプター、本体に挿入するだけで手持ちのイヤホンが使えるようになるようです。
FTH-615/LとFTH-635の付属品を確認してみましょう。
FTH-615とFTH-635では少し違うので注意してください。
◆FTH-615/FTH-615Lの付属品
・本体(アンテナリング付き)
・ベルトクリック
・ストラップ(ビス付き)
・取扱説明書
・保証書
◆FTH-635の付属品
・本体(アンテナリング付き)
・ベルトクリック
・チャージスタンド
・ACアダプタ
・ストラップ(ビス付き)
・取扱説明書
・保証書
FTH-635は充電専用モデルなので、充電器がパッケージとの中に入っているのが特徴です。
実際の写真で見てみよう
カタログで詳しい情報がある手度把握できたところで、実機の写真を見てみましょう。
カタログの数値で、ある程度小型ということは理解でききましたが、実際に手に取ってみるとさらに小型であることが分かりました。
▲FTH-615/Lの正面です。操作ボタンは少なくてシンプルなのが分かります。ボリュームつまみが若干傾いているのが特徴的です。業務でグローブや手袋を着用していても音量操作とPTTは押しやすく設計されています。
▲FTH-635の正面です。FTH-615と正面の見た目のデザインに違いはありません。業務用の無線機としては「STANDARD」というブランドは信頼感があります。業務機らしく、本体が60度以上傾いたときに自動で緊急アラームを発動、あらかじめ設定したエマージェンシー機能が動作するマンダウン機能も搭載されています。
▲型番の違いで最大の違いは使用する電池にあります。これはFTH-615/Lの裏側、乾電池が使用できるのが特徴です。電池ブタの上に見えるのが「ストラップバー」と呼ばれるもので、カラビナバンドなどを通して使用するためのものです。無線機の幅は29mm。
▲FTH-615/Lは単三電池が2本で動作するようになっています。外出先で電池切れになってもコンビニなどで簡単に入手できるので安心です。フリラの方にはFTH-615/Lがオススメです。
▲こちらがFTH-635の背面パネル。充電式の電池が内蔵されているため、電池の交換は基本的にしない仕様になっています。(乾電池では運用できません)電池切れの際は本体ごと充電スタンドに入れて充電するか、サイドにあるUSB端子から充電します。電池を内蔵型としたことで、薄さはFTH-615/Lよりも薄くなり、長時間の携帯するという業務の現場では持ちやすくなっています。ベルトクリップも一家言ある方は注目するポイントです。無線機の幅は18mmと薄型を実現しています。
▲スピーカーマイクは1ピンタイプを採用しています。それにしても奥行19mmというFTH-635は薄型ですね。
小型だけど強いボディーでハイパワーの音声出力!
FTH-615/LとFTH-635は小型の筐体を採用していますが、小型といっても堅牢性は十分に考慮されています。
例えば防水・防塵性です。
防水性能はIPX6(耐水形)で、防浸性能はIPX7(防浸形)です。
また、防塵性能はIP6X(耐塵形)としています。
更にはアメリカ国防総省制定のMIL規格(MIL-STD-810G)に準拠した筐体になっています。
筐体が強靭になったことで、さらに獲得した性能があります。
それが音声出力が最大400mWとなったことです。
単純に音声出力を上げるということは難しい技術ではありません。
実際に高出力な無線機は多く製品化されていますが、FTH-615/L、FTH-635は今までの無線機とは一線を画します。
ボディーが堅牢になったので、大音量でも、ボディーが共振しなくなり音声の「抜け感」が格段に良くなりました。
ボディーの堅牢性が弱いと大出力で音声を出力した場合は、ボディーが共振してしまい、音声が聞き取りにくいという機種もありました。
FTH-615/LとFTH-635は小型でありながら堅牢な筐体で高出力な音声であっても再現性を高めることに成功しています。
やはりモトローラが開発製造にかかわると、例え日本国内独自仕様の特小であっても、一味違った無線機が登場しますね。
▲発売元は八重洲無線株式会社なので、全国のアマチュア機ショップや。業務機専門店でも入手できそうです。
動画版はこちらです
2エリアから特小レピーターの情報が届きました。
●遠笠山RPT 3A-L11-17
アマチュア無線のレピーターに併設されているということで、アマチュア用のレピーターが動作すると特小用のレピーターは動作しないということです。
情報提供者の方に感謝いたします。
https://www.freeradio.jp/?page_id_=693
※2エリアの一部のレピーターについては、管理者様と思われる方からレピーターリストへの掲載削除の依頼がありましたので、掲載していない特小レピーターが複数存在しています。
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
https://www.freeradio.jp/?page_id_=58
動画版はこちらです