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フリラjp (2024/11/23 9:35:18)
現在データベースには 781 件のデータが登録されています。
先日開催された「危機管理産業展2018」で発売直前であろうと思われるアイコムのIC-DRC1についてメーカー担当者の方に色々質問して得られた解答で新しい情報がありましたので報告したいと思います。
アイコムはIC-DRC1以外にも、爆発的にユーザーが増えているIP無線機や衛星電話、デジタルの防災行政用無線機などが展示されていました。
こんな製品がありました
まず注目のIP無線機です。
今ユーザー数が爆発的に増えている無線業界的には注目のアイテムです。
アイコムからは3機種リリースされています。
▲デジタル防災行政無線機の家庭用受信機も開発中ということです。
デジタルの消防無線は聞こえません。
IC-DRC1の話題です
発売直前と思われるデジタル小電力コミュニティ無線機のIC-DRC1も展示されていたので、メーカーの担当者の方にネホリハホリ聞いてきました。
まずはMasacoさんにIC-DRC1を持ってポーズを取っていただいたので写真撮影です。
▲Masacoさんにはフリラjpの読者の方のためにIC-DRC1を持ってポーズを決めていただきました。ありがとうございます。フリラjpのサイトを「あー、見た事あるかもぉー」と大人の対応でした。
IC-DRC1の細部を見てみよう
ハムフェアの時は細部までよく見られませんでしたが、今回のイベントではじっくりと見ることができました。
▲アンテナを外すとこんな感じです。SMAコネクター採用です。
▲スピーカーマイクの端子です。2ピンタイプなので、アイコムの純正品はもちろん、お気に入りの社外スピーカーマイクも使用できそうです。
▲USBで充電できます。各種設定にも使うみたいですが詳しいことは不明です。
USB充電にも対応していますが、充電する場合の充電器には注意が必要です!
最近のスマホなどに使用されている高出力の充電器は使用できないということです。
充電には出力が1A以下の充電器を使用してほしいとのことでした。
IC-DRC1の付属アンテナの話です
IC-DRC1にはホイップアンテナが1本同梱されていますが、展示会では長さの違う2種類のアンテナを見ることができましたので見比べてみましょう。
▲長さはこんな感じです。飛びで選ぶか、取り回しで選ぶかが判断基準でしょうか?
▲本体全体が見えるように撮影すると2種類のアンテナの違いはこんな感じです。結構長さ違いますね。ちなみに本体の高さが
101.5mm なので、なんとなくアンテナの長さも想像できますね。
◆付属アンテナに関する重要なポイント!
IC-DRC1を購入すると同梱されてるのは以下のものということです。
・本体
・アンテナ(長いほう)
・リチウムイオン電池(BP-286)
・ACアダプター
・USBケーブル
・各種ドキュメント類
基本的にはこれらが1セットでIC-DRC1のパッケージとなっているようです。
ここで注意したいのが、付属アンテナは「長いほう」が付属しており「短いほう」は別売ということです。
長いアンテナのセットと、短いアンテナのセットと売り分けることはないようで、短いアンテナを希望される場合は、オプションで短いアンテナを購入する必要があるということです。
ちなみにオプションとして、 ショートタイプアンテナ 、 ソフトケース 、
スピーカーマイク 、 卓上充電台
とサイトからのダウンロードになりますが、Windows用のPCソフトが準備されているようです。
▲短いほうが、長い方と比べると若干太くなってます。飛びと受けのロングタイプか、無線機の取り回しのショートタイプか悩むところですね。今後は社外品のアンテナも登場という情報もあります。
IC-DRC1の表示部はどうなってる?
次に紹介するのはIC-DRC1の表示についてです。
電源を入れるとすぐにGPSも起動してきます。
初回起動時の「コールドスタート」で、どれくらいの時間が必要かはわかりませんが、最近のGPSユニットではそれほど起動時間は必要ないと思いますが、初回起動時は多少GPSの起動に時間が必要かもしれません。
それはさておき、早速IC-DRC1の表示を見ていきましょう。
▲表示部の左下にある「014-0000239」は、このID番号の個体からの信号を受信したということを表しています。ID番号を受信側に登録すると、誰からの呼び出しかがわかるようです。
▲何も受信しないとID番号も表示されません。バックライトはグリーン。Sメーター表示は携帯電話などのアンテナマークとして確認できました。
デモ機の技適番号もチェックしてみよう
チョット失礼しまして、電池ブタをはずして、デモ機の技適番号もチェックしてみましょう。
まずは写真からご覧いただきたいと思います。
お分かりいただけただろうか…
ある意味突っ込みどころ満載の表示です。
まず一番気になるのが「DX-4001-02」という表示です。
実はこれがデモ機の型番なんです。
この無線機は「 IC-DRC1のような無線機
」であって、実は IC-DRC1ではなく
てDX-4001-02という型番の無線機だったんです!
技適の取得情報は開示されてしまうので、型番を秘匿する意味と本来の製品版の型番と被らないようにということが目的だと思います。
実は技適情報には型番も含まれるため、IC-DRC1でデモ機の技適を取得すると製品版で同じ型番のIC-DRC1が使えなくなるので、DX4001-02は便宜上つけられた型番のようです。
▲DX4001-02は2回に分けて製造された可能性があります。
▲今回撮影した個体はDX-4001-02の後期バージョンということでしょうか。
実際にDX-4001-02で技適の検索をかけてみると、表示される結果が上記の通りです。
どうやら、この個体は平成30年8月9日に技適を取得した個体のようです。
あとは技適番号ですが、少量生産のため工事設計認証ではなく、個別に技適証明を取得しているのが分かります。
あと気になるのが 「機器ID 014-0000234」 という表示です。
この番号が、この個体の持っている固有のID番号ということになります。
製品版ではどのような形式になるかわかりませんが、基本的には同じパターンのID番号のつけ方だと思われます。
▲試作筐体機ですが、本体横のスピーカーマイク端子とUSB端子にケーブルを接続するとこんな感じでゴムカバーが飛び出す。USB端子は我慢できるとしても、SPマイク端子は見た目がチョット…。SPマイクのゴムカバーはネジで外せそうな感じに見えます。ゴムがちぎれた時の交換は簡単そうです。
発売日はいつよ?
皆さん気になるIC-DRC1の発売日ですが、メーカー担当者に聞いたところ「今月末くらいには…」というなんともハッキリしない回答でした。
今回対応していただいたメーカー担当者の方は営業担当の方で「IC-DRC1の発売は、御社の今月の営業の〆には間に合いますか?」と質問してみたところ「できれば間に合わせたい」という営業マンとしては心の叫びのような声が聴こえてきました。
アイコムの営業マン的には10月発売になってほしいけど、もしかしたら11月という可能性もあるかもです。
また一部の販売店では、10月ではなくて、11月とアナウンスしているところもあるようです。
なんで発売日が遅れてるの?
発売日が遅れている理由に「音質の改善」に努力しているという回答がありました。
ここまでアッサリと言われてしまうと逆に突っ込むところがないんですが、製品としての最終調整に時間がかかっているようです。
IC-DRC1はアイコム独自のコーデックを採用しているので、今までのデジ簡のAMBEや、アマチュア無線のD-starと同じとは行かないようで、しかも業界初のコーデックですし、無線システムとしても全く新しい市場なので、石橋を叩いて渡るような慎重な対応ににならざるを得ないようです。
編集部としては電気的な部分ではなくて、ファームウエアのチューニングではないかと考えています。
いづれにしても、フリラユーザーとしてはなるべく早く手にしたいものですね。
▲アイコムのブース内イベントでは、Masacoさんがナレーションを務めていました。
販売ルートは2系統
段々どうでもいい話になってきましたが、アイコムとしてはIC-DRC1の流通を「業務機ルート」と「アマチュア機ルート」の二つを使って、全国の販売店に卸すとしています。
ユーザーにとっては、あまり重要でない話に聞こえますが、結構大切な話で、単純に扱い販売店の数が増えることは容易に想像できると思います。
無線機販売店といっても、業務機を扱う販売店と、アマチュア機を扱い販売店、業務機とアマチュア機の両方を扱う販売店があります。
アイコムでは、業務機を扱う営業マンと、アマチュア機を扱う営業マンが異なります。
業務ルートの営業マンはアマチュア機を扱うことができませんし、アマチュアルートの営業マンは業務機を扱うことができません。
ちなみにデジ簡用無線機(免許局・登録局)は実は業務ルートなので、アマチュア無線ショップによってはデジ簡を扱っていないという販売店も存在しています。
ただし、以前からアイコムと取引がある販売店などは、柔軟に対応しているようなので、アマチュア機の専売店だからと言ってデジ簡の無線機が手に入らないというわけでもなさそうです。
今回のIC-DRC1については「業務機ルート」と「アマチュア機ルート」の両脳の営業マンが扱うことができるようなので、メーカーとしても気合いを入れてIC-DRC1の拡販に努めているようです。
この記事は10月13日現在の情報で書いてます。
動画版はこちらです
デジ簡を運用しているフリラの方が混信に悩まされているという情報が入ってきました。
それも、デジタルコードを設定しているのに、業務局が混信してきている事例が複数報告されました。
近年、デジ簡の秘話コード使用が議論されていますが、ここへきて新たな問題が発生しているようです。
なんと同じデジタル秘話コードで使用している!
今回の混信してきている業務局は、いわゆる業務局を装ったフリラ局へのイタズラではなくて、正真正銘本当の業務局のようです。
イタズラであれば、フリラやアマチュア無線を問わず昔から妨害行為として存在していましたが、どうやらガチな業務局が使っているらしいというのです。
趣味の交信でデジ簡の秘話コードを使っているフリラの方もこれには驚いているようです。
業務局とのトラブルを避けるためにデジタルコードを設定して対策を行っているのに、同じ秘話コードで業務局が出てくると対策のしようがないということです。
15chでデジタル秘話コードをアナウンスしているから?
呼び出し用の15chでCQを出すときにデジタルコードの番号をアナウンスするのが問題だ、という声も上がってきています。
呼び出しチャンネルを聴いた業務局が真似をして同じデジタルコードを設定しだした、という意見です。
確かに15chのCQを聴いていると、デジタルコードの使用の有無とデジタルコード番号、サブチャンネルをアナウンスしているフリラ局の声が聞こえてくるときがあります。
しかし、あえてフリラ局と同じデジタルコードを業務局が使う必要はないと思うのですが、きっかけとして15chでのフリラ局のアナウンスを聞いたというのが考えられます。
業務局の中にフリラ局がいるから?
業務局がデジ簡を導入したいきさつは色々あると思いますが、導入に際して、もしフリラ局が関与していたら…、という可能性もあると思います。
業務で使用するため他者(他社)に通信の内容を聴かせたくない、と考えるのは当たり前のことだと思いますが、導入にあたって、自分のリグを使って秘話通信をテストして行くうちに、いつの間にか、そのテスト時に使用したデジタルコードが全社的に採用されてしまい、変更が難しくなってしまい、結果的にフリラ局と同じコード番号を使用するようになってしまった、ということも考えられます。
デジタル秘話コードはフリラ安住の地ではなくなったのか?
業務局に配慮してデジタル秘話コードを使用しているにもかかわらず、その業務局が同じデジタル秘話コードを使用して業務連絡などの通信に使っているということは、フリラが今まで「デジタルコードを使用しているから業務局とのトラブルとは無関係」と考えていた根本が崩れてしまいました。
デジタル秘話コードを使用しているから安心という時代ではなくなってしまったようです。
同時多発的に出現しているらしい
フリラ局と同じデジタルコードを使用した業務局が複数のエリアで同時多発的に出現しているらしいとの情報が入ってきました。
その業務局は何ら関連性がないようで、報告のあった地域(エリア)も全く別のエリアからでした。
なんだかデジ簡の運用自体が難しくなってきたような印象を受けますが、デジタル秘話コードを使用しないで交信している状態と全く変わりないと思います。
フリラのデジ簡の運用には、今後業務局との混信に対する配慮が、今までよりも求められそうです。
動画版はこちらです
今回はケンウッドから新型のIP無線機が登場したというお話です。
発売されるのはソフトバンクからで、型番は「SoftBank 801KW」ということです。
筐体はスマホっぽいデザインで、アイコムのような「いかにも無線機」というデザインではありません。
使用する回線はソフトバンクだと推測されるので、様々な「大人の事情」でKDDI回線やドコモ回線を使ったアイコム機を使用できない方は検討してみてはいかがでしょうか。
またSoftBank
801KWはタフネスを売りにしているようで、防水・防じん・耐衝撃・耐振動性能を持っていますので、屋外での工事現場や警備業務などで安心して業務を継続ことができることを目指して作られているようです。
ソフトバンクIP無線機では初めての「緊急メール」にも対応しているので、作業を行っているときの災害にも対応できるというものです。
他のキャリア同様に法人契約が基本のようです。
PTTボタンがついてるっぽい、という情報もあります。
主な特徴
- 携帯電話網を使用する広い通信エリア。「SoftBank 4G LTE」「SoftBank 4G」だけでなく3Gサービスのエリア内のどこでも通信・音声通話(半二重通信)が可能
- IP68相当の防水・防じん性能に加え、米国国防総省制定のMIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性能や耐振動性能を備え、過酷な環境での使用に対応
- 気象庁や国・地方公共団体が配信する警報や災害情報などを、対象エリアにいるお客さまに配信する「緊急速報メール」に対応
- ウェブブラウザーや静止画・動画を共有できるチャットをはじめ、ビジネスに役立つインターネットサービスに対応予定
- 「SoftBank 201SJ/201SJ Ⅱ/301SJ/601SJ/801KW」「UA-1137A(販売:クラリオン株式会社)」間相互の呼び出しおよび通話が可能
- JVCケンウッドによる3年間の製品保証
発売は11月以降を予定しているようなので、業務無線として導入を検討していたり、気になる方など、詳しくはソフトバンクに相談してみましょう。
ソフトバンクショップとか、ソフトバンクオンラインショップでは取り扱っていません。
ソフトバンクのwabで相談の受付をしているようです。
はこだてGT44氏から特小レピーター情報が届きました。
●北斗RPT 廃止
今まで稼働していた「北斗RPT」は廃止となりました。
少し残念なニュースですが、同時に「函館RPT」のシステムアップが行われ、北斗RPTのサービスエリアを函館RPTがカバーするようになったということです。
更に大容量バッテリーと新しい充電システムが函館RPTに装備されましたので、今まで以上にロングラン運用が可能となったとのことです。
また、函館RPTのサービスエリアは7エリアにも及んでいるようで、これからの寒い時期でも特小が楽しめるようになりました。
函館エリアの観光地、飛行場、フェリーターミナル等、全てカバー出来るとのことです。
8エリアを訪れた際には是非アクセスしてみてください。
はこだてGT44氏からの情報提供に感謝いたします。
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
ハムフェア参加報告
8月25・26日に行われたハムフェアの参加報告です。
少し遅れてしまいましたので、他のブログや動画などで紹介されている写真ではなくて、なるべくほかのネットや雑誌媒体で紹介されていないような写真を掲載してみました。
ハムフェア2018の報告済み記事はこちらです
気になったブースを紹介した報告はこちらに掲載しています。
若いハムのブースやメイドさんがいるブースを紹介しています。
メーカーブースの紹介です、AORブースの紹介です。
AR-DV10のファームアップ情報を掲載しました。
FB NEWSさんのブースも行ってきました。
野郎ばかりのハムフェアですが、きれいなお姉さんがいるとホッとしますね。
アイコムのデジタル小電力コミュニティ無線の話題です。
少しボリュームのある記事ですが、関心のあるかたは是非ご覧ください。
フリラの方は、IC-DRC1の登場に興味津々です。
開会式の模様です
開会のセレモニーとハムフェア記念局での第一声の写真を紹介します。
開会式や記念局第一声など、会長には快く写真撮影に応じていただいてありがたい限りです。
海外からの来賓の方も、毎年来日されているお馴染みのOMにお会いすることもできました。
▲会長の開会式でのご挨拶です。そのほか来賓の紹介などもありました。
▲テープカットの模様です。海外からのお客様もいらっしゃいます。
▲記念局の第一声の時に撮影しました。会長に無理言ってカメラ目線お願いしました。
ハムフェア特設局「トウキョウチュウオウIE1」も運用された
ハムフェア特設局として35年ぶりに復活した「トウキョウチュウオウIE1」も盛大に運用されました。
ハムフェアと言いながらもハムフェア会場の中ではなくて、隣接した場所からの運用となりましたが、多くの方が公開運用をご覧になったり、特設局との交信を楽しまれていました。
もちろん当日手渡しのみですが、特設局のQSLカードも発行されました。
▲特設局のCB機は新技適機のZX900AとSR-01です。並べて使ってみると、リグごとに特徴があって面白いですね。
▲タイミング的に皆さんZX900Aを使って交信されていましたが、もちろんSR-01でも特設局はQSOしていました。
トウキョウチュウオウIE1の事前運用告知はこちらです。
こんなにたくさんのフリラ局…コールブック配布に長蛇の列が!
8月25日にはハムフェア会場に隣接した場所で、いわてB73氏によるフリラコールブックの配布が行われました。
最近はハムフェアの開催と同時に配布されているフリラコールブックですが、人気急上昇で、多くのフリラ局が入手しようと集まってきました。
▲長蛇の列ですが、皆さんフリラ局です。いわてB73氏のコールブックの配布待ちの列です。
フリラ飲み会はすごい盛り上がり
毎年恒例になった、ハムフェア初日が終わった後に開催されている「フリラ飲み会」ですが、今年も盛大に開催されました。
参加された一部のフリラ局の楽しそうな写真を撮影させていただくことができました。
撮影にご協力いただいた各局ありがとうございました。
東京赤十字さんもフリラコール運用で献血をアピール!
毎年ハムフェアに参加している東京赤十字さんですが、今年はフリラコールでの運用で献血をアピールしていました。
QSLカードも発行していたようです。
▲東京赤十字さん、次回のフリラコールでのキャンペーンは是非フリラjpにも教えてください
動画版はこちらです
千葉県の東金RPTの設定変更の連絡が届きました。
チバCB77氏からの情報提供に感謝いたします。
●千葉県東金市RPT 3A-L18-00
トーン無しに変更になりました。
動画版も始めました
https://www.freeradio.jp/?page_id_=687
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
https://www.freeradio.jp/?page_id_=58
読者の方からメールが届きました。
文面を読む限りはアマチュア無線をすでに楽しんでいらっしゃるようですが、特小を始めるにあたって安い特小機をお教えてほしいということです。
メールをいただいたときは、メールに対しての返信を書いていたのですが、もしかして「同じようなことで悩んでる人もいるのでは?」という考えに至り、多くの方にシェアできればということから、届いたメールを記事にして返信の代わりになればと思い、この記事を書き起こしています。
多くの方に参考になればいいと考えています。
では早速、届いたメールから見ましょう。(メールの内容は編集しています)
こんにちは。
11月3日に全国一斉オンエアデイが開催されると無線雑誌で知りました。
この運用イベントに是非参加してみたいのですが、どのような特小機を購入していいかわからないのでメールしました。ネットなどで調べてみると、どうやらアルインコが安くていいということが分かってきました。
amazonでは¥11000から¥40000くらいの価格で販売されています。
一番安い特小機から始めてみたいと思っています。私は5エリア在住ですが、5エリアは特小レピーターが少なく、自宅の近くには特小レピーターはないようです。
いつもは近くの山に登って、アマチュア無線の144MHzのFMで6エリアの東海岸の局とQSOしています。
この山から特小で別府八湯RPT(3A-L14-07)と大分RPT(3A-L10-08)にアクセスできるのではないかと思っています。
まずは特小機を購入してテスト運用してみたいと思います。お勧めの特小機と、使い方(レピーターの設定方法)も教えてください。
よろしくお願いします。
メールの内容はこんな感じです。
メールの内容を整理してみましょう。
1. アマチュア無線を楽しんでいるけど、新たに特小を運用してみたい
2. 5エリア在住で、6エリアの特小レピーターにアクセスしたい。
3. お勧めの安い特小機を知りたい(アルインコの機種が気になっている模様)
4. 使い方も教えてほしい。
さて順番に考えて行きましょう
●アマチュア無線を楽しんでいるけど、新たに特小を運用してみたい
すでにアマチュア無線を楽しんでいるようなので、特小は気になる存在というのはよくわかります。
10mWという出力でQSOできるというのは不思議な魅力があります。
フリラ入門者にとっては無線機がリーズナブルなので、入門障壁は低いのですが、実際に特小を運用し始めてみると、QSOに至るまでのハードルの高さに挫折しそうになるほどですが、QSOできた時の喜びもひとしおという奥の深いフリラバンドです。
編集部としては特小からのフリラデビューを応援したいと思います。
●5エリア在住で、6エリアの特小レピーターにアクセスしたい。
確かに5エリアの特小レピーターは数が少ないです。
設置場所から考えると、広域系のレピーターという印象を受けますが、レピーターまで電波が届かなければ、広域といっても意味がありません。
幸いにもアマチュア無線で6エリアの局とQSOできるようなので、特小でも同じく6エリアのレピーターにアクセスしてみたいという気持ちはよくわかります。
●お勧めの安い特小機を知りたい(アルインコの機種が気になっている模様)
お気持ちの中ではすでにアルインコに決めているようなので話は早いです。
今回はアルインコの機種で紹介していきます。
●使い方も教えてほしい。
基本的に無線機の取り扱い説明書を見てほしいです。
インターネットのSNSなどを活用すると、無線機の使い方のアドバイスを受けられるかもしれません。
無線機選びの具体的な話に進みます
お話を伺ったところ、特小でエリア越えの特小レピーターにアクセスしたいという希望があるようなので、選ぶべき機種は
ロングアンテナの機種 ということになります。
メーカーはアルインコ がお気に入り
のようなので、選択すべき特小の無線機は 3機種
に絞られてきます。
●DJ-P221L
●DJ-P24L
(カタログ落ちしてます。流通在庫のみのようです。購入は早めがよさそう)
●DJ-R200DL
アルインコだと上記の3機種がオススメです!
価格で考えると DJ-R200DL
は特小で言うとフルスペック機なので一番高価ですが、後々絶対無線機選びで後悔したくないという決意があれば選んでも損はないと思います。
機能で考えればDJ-R200DL となります。
カジュアルに使いたいと考えるのであれば
DJ-P24Lはバランス取れた性能
を発揮しますが、すでにメーカーのカタログからは落ちていますので、流通在庫のみかと思われます。
また、 販売価格で選ぶならDJ-P221L がオススメです。
レピーター周波数の設定ですが、無線機によって異なってきますので、それぞれの無線機に付属している取扱説明書をよく読んでください。
アルインコでは取扱説明書がネットでも公開されています。
アルインコ取説ページ ⇒
https://www.alinco.co.jp/division/electron/catalog.html#manual50
こんな感じで答えになっていますでしょうか?
動画版はこちらです
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
https://www.freeradio.jp/?page_id_=58
秋葉原で開催された同人誌即売会(第10回 秋コレ)に行ってきました。
同人誌とは言っていますが、アキバ系のオタク文化のお祭りみたいなイベントでした。
早速気になったブースを紹介してみます。
第10回 秋コレ ⇒ https://akicolle.com/event/akicolle/10/
秋葉原無線部さん
秋葉原無線部さんには、先日開催された「ハムフェア2018」でもお会いしました。
今回はキットの販売と、アマチュア無線の公開運用、そしてなんと特小の無線機を持ち込んで、免許を持っていない方がブースを訪問されたときの無線体験にも対応するという至れり尽くせりな準備で秋コレに臨まれました。
秋葉原無線部 ⇒ http://cqakiba.tokyo/
ネットでキットの販売もやってます。
▲フリラのコールは「チヨダLR306」となっています。どうやら「浦の星無線部」の部員さんでもあるようですね。
▲人気の「基板定規」ですが、ブッチャケ実用性はないようです。ちなみに編集部でも赤を1枚ゲットしました。メイド服がデザインに取り入れられているのが今のアキバ流なのかな。
▲アマチュア無線で運用中の秋葉原無線部の中の人です。Heil Sound社のヘッドセットは使いやすそうでした。
9月11日メイドカフェでのアマチュア無線、公開運用報告
秋コレとは少し話題は反れますが先日の記事で案内させていただきました、「第1回メイドカフェでのアマチュア無線」の公開運用(9月11日開催)の報告写真が届きました。
開催されたのは秋葉原のメイドカフェ、「カフェメイリッシュ」の店内です。
カフェメイリッシュ ⇒ http://www.mailish.jp/
当日は、数局の方がオペレータとして運用されたようですが、なんとメイドさんも局免を持っているということで運用されました。
運よくメイドさんとQSOされた方はメイドさんQSLカードがJARL経由で届くようです。
このYLメイドさんは、カフェメイリッシュで働いているので、シフトさえ合えば、お店で無線の話ができるチャンスがあるかも…。
▲ログを取りながらFT-817で運用しています。これが秋葉原のメイドカフェ店内とは思えないような無線の移動運用の風景です。(写真提供:秋葉原無線部)
▲もちろんお腹がすいたらチャージもできます。(写真提供:秋葉原無線部)
▲メイドカフェにアマチュア無線のアンテナ、本当に秋葉原のメイドカフェなんですよこれが…。(写真提供:秋葉原無線部)
秋コレは同人誌だけじゃない
話は9月9日に開催された秋コレの話題に戻ります、秋コレは同人誌即売会と言っているようですが、電子機器などのサークルもいくつか出展していましたので紹介しておきます。
▲プラモデルを作る体験ができるコーナーがありました。どこかアニメで見たことのある服を着た、爽やか系お兄さんがご案内です(こんなユニフォームを着たアニメの主人公に似てる)
▲電子系で気になったのが「みんなのラボ」さんです。こちらもいろんなキットを販売されていました。
▲パソコン関連のキットがメインのようです。手ごろな価格設定で自作気分を楽しめます。
▲もちろん同人誌もありました。狭い分野に特化した企画の本をみられるのが同人誌の醍醐味ですが、狭い分野といってもフリラよりは愛好者多いんだろうなと思いました。
▲本の中身はこんな感じです。DTPを使ってデザインされており、商業誌と変わらないクオリティーに仕上がってます。最近ではアニメの「ゆるキャン」の影響もあって、シェラカップの人気も高まってきているとのことです。
なんとVAPE関連の業者さんまで
アキバ系とは無縁と思われていたVAPE関連の業者さんも今回は出展されていました。今回で2回目ということです。
小江戸工房さんというVAPEのリキッドを製造販売している業者さんです。
小江戸工房 ⇒ https://www.coedofactory.com/
▲リキッドのラインナップはカクテルシリーズと喫茶シリーズ、そしてイベント限定リキッドです。編集部的にはカクテルシリーズの
Piña Colada(ピニャコラーダ)と Sex on the Beach(セックスオンザビーチ)がオススメです。(個人の感想ですw)
▲イベント限定リキッドは「女の子のかおり」です。ノスタルジックな女子っぽさを感じるフルーツ系でさっぱりと美味しいリキッドでした。試飲用アトマイザーはaspire社のNautilus
2です。
▲女の子のかおり、もちろん編集部でも購入してきました。ラベルもアキバ系を意識した限定ラベルです。限定なので内容量は30mlのみの販売でした。
▲品質と風味はユーザーにも人気のようで、国内ではベプログというショップのリキッド総選挙で1位を獲得したり、先日中国の上海で開催されたVAPE
ASIA
TOURのリキッド部門でベストを獲得したというメーカーです。中国では喫茶シリーズの「いちご牛乳」が凄い人気ということでした。ガラスのトロフィーを撮影するときは、バックが透けないように調香師さんに黒いTシャツを持って背景を作っていただきました。ありがとうございました。
▲アロハシャツを着ている小江戸工房代表の高橋さん。ガタイが良くて、ちょっと強面な感じですが、話してみると気さくな感じの方で、見た目の雰囲気とは違って接客は丁寧です。
▲お客様の話を真剣に聞きながら接客しています。お客様の中には、ご自分で持ち込んで来たVAPEのデバイスでリキッドの試飲をされている方もいらっしゃいました。
▲色々な風味を楽しめるので女性ユーザーも増えているようです。調香師さんも写ってます。
どうでもいい話ですが…
▲どうでもいい情報ですが、VAPE愛好家でもある編集部はフリラ運用時や記事執筆時などで小江戸工房さんのSex on the
Beachを美味しくいただいております。
動画版はこちらです
八重洲無線からデジ簡(3R)の新製品VXD30が発表となりました。
VXD20の後継機という位置づけの機種でモトローラ・ソリューションズから発売されているMT10をOEM供給された機種と思われます。
VXD10やVXD20では共通だったバッテリーは、VXD30では共通化されておらず、使用するバッテリーはFNB-V147LIとなっています。
また薄型バッテリーのFNB-144LIも使用可能となっています。
チャンネル数は3R規格の30chと受信のみに対応した3R規格の上空用5chも装備しています。
筐体はタフな作りで、防水はIPX7、防塵はIP6X規格となっています。
IP7X ⇒ 防浸形一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない
IP6X ⇒ 粉塵が中に入らない
送信出力は3段切り替え ⇒ 5W、2.5W、1W
スピーカーマイクの端子は13ピンのモトローラ型の特殊コネクターを採用しているので、VXD10やVXD20ユーザーであれば手持ちのものが使用できます。
八重洲無線としてはデジ簡(3R)はレジャー用の通信機だはなくて、あくまでも業務用通信機という位置づけで製造販売しているようで、ブランド名もYAESUではなくて「STANDARD」となっていることからもメーカーとしての意思を感じ取れます。
アイコムからIC-R30をリモート操作できるiOS対応のスマホアプリがリリースされました。
IC-R30のファームウェアはVer1.10以降に対応、アプリ名は「RS-R30I」となります。
アプリは、IC-R30とスマホをBluetoothで接続して使用します。
アプリは無償配布となり、android版の「RS-R30A」については10月に公開予定とのこと。
RS-R30I/Aの機能は以下の通り
●2波同時受信でのVFO運用
●メモリーチャンネル
●スキャン
●録音
●ボリューム、スケルチの設定
※オプションのBluetoothヘッドセットVS-3を同時に使用すれば、音声受信とリモート操作が同時に使用可能となります。
動画版はこちらです