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フリラjp (2024/11/22 13:35:24)
現在データベースには 781 件のデータが登録されています。
今回のペルチャレですが以下の通り実施となります。
時間:20:00~24:00(JST)
チャンネル:デジコミ(LCR) 10ch
詳しくは以下の画像で
以下の画像で画像でご確認ください。
また下記の資料のPDFがDLできますので、必要に応じてご利用ください。
=====フォーマット例=====
#PEMS_SLPR14x ペルチャレ23参加 ←検索 Keyword なので必ず記載してください
Call : トランシーバに設定の Call
機器 ID(下 3 桁): ***-***000 下図ご参照ください
運用予定地(任意):
コメント:なにかひとことお願いします。
=====フォーマット例=====
先日の7月22日に、東京都板橋区にある「教育科学館」にて、板橋区立教育科学館アマチュア無線クラブ(JK1ZIP)主催による。
南極観測隊~その生活と仕事~、というトークイベントが開催されました。
講師は小林正幸さんです。
小林正幸さんプロフィール
小林正幸(こばやし まさゆき)さんのプロフィールを紹介します。
アマチュア無線(JR1FVH)は中学2年の時(14歳)以来、生涯の趣味として楽しんでいます。
2016年に南極観測隊経験者の有資格者で「南極OB会アマチュア無線クラブ」(JS1YHB)を結成、2017年に昭和基地開設60周年記念局(8J60JARE)、2018年に初代南極観測船「宗谷」建造80周年記念局(8J80JDOX)を企画、アマチュア無線を通して南極の自然や観測事業を広く紹介する等、アウトリーチ活動をしています。
帰国後は越冬経験を活かし、極地向けの無人気象観測装置のシステム設計を手掛けた。NTT、気象・環境計測機器のシステム会社を経て、現在(公財)日本無線協会試験部調査役、(公財)日本極地研究振興会理事。
第25次南極地域観測隊越冬隊=1983-1985年
第46次南極地域観測隊越冬隊=2004-2006年
▲司会進行はフリーアナウンサーの豊田美穂さん。写真はイベント前の小林さんとの打ち合わせ時に撮影。豊田さんは元NHKキャスター、アマチュア無線が趣味のYL局だ。
▲イベントを前に、小林さんとツーショット写真を撮影してるのは、40年ほど前に南極「昭和基地」との交信した経験を持つDXerの飯島OM(JF1WQC)。手に持っているのは当時発行された8J1RL(昭和基地)のQSLカード。QSLカードは南極基地内で記入するとのことで、カード自体も南極に行っており南極の空気に触れている、という情報に「おおおおおーーーーー」という声が上がった。記念撮影時に横から失礼しました。
縁の下の力持ち
イベントの紹介をする前に、イベントを陰で支えたスタッフの紹介をしたいと思います。
もちろん、紹介したフタッフ以外にも、JK1ZIPメンバーや、板橋区立教育科学館スタッフなど多くの方の力によって、今回のイベントは支えられていること事も付け加えておきます。
▲受付スタッフ。事前申込制だったので、入り口で参加者の名簿チェックを行っていた。
▲板橋区立教育科学館アマチュア無線クラブ(JK1ZIP)の会長である、植月雅文さん(JR4HCY)
▲イベント直前で会場内の最終チェックをしている松島道昌さん(JE1AOB)。講師や来場者の方達に失礼がないように、会場の隅々まで厳しいチェックの目が光る!
トークイベントスタート!
前置きはこれくらいにして、トークイベントがスタートしましたので写真を中心に紹介していきたいと思います。
▲イベントスタート!パチパチパチ~、拍手で迎えられる小林さん。
▲会場内は満席。小学生から、ベテランOMまで多くの参加者がいた。
▲小さなお友達と、大きなお友達が仲良く交流している不思議な空間。小林さんの話を聞きに来た「仲間」という共通点での対等な結びつきが面白い。
南極の石
トークイベントでは、小林さんが南極で採集した「南極の石」が披露されました。
今回披露された南極の石は2点、今では大変貴重な資料です。
▲現在では南極から「石」の持ち出しは出来ないので貴重な資料だ。
南極条約議定書は南極の環境と生態系を包括的に保護する事を目的に、1991年採択、1998年に発効されました。
そのため、現在では南極からの石の持ち出しは出来ません。
今回、小林さんが披露された「南極の石」は第25次越冬隊(1983-1985年)で南極を訪れたときに採集した石で、今となっては大変貴重な「南極の石」です。
▲小林さんから「石は手に取って触っても、匂いを嗅いだりしてもいい」と言うことで、実際に手に取って観察している。
▲南極の石を観察してノートに記録している。夏休みの自由研究の課題には最適だ!
▲息子さんよりも、お父さんの方がカロリー高めで観察しているような気がする・・・
イベントも終了、質疑応答タイム
小林さんによるトークイベントが終了して、最後は参加者からの質疑応答タイムです。
子供達からはユニークな質問があり、さすがの小林さんも想定外の質問にタジタジの様子です。
▲質問がある人~?、はいはいはい!会場のあちこちから手が上がる。
▲子供の質問から分かったのは、南極の海の氷も、潮の満ち引きの影響を受けて高さが変わることだった。会場からは「へぇー」という声が聞こえた。(質問内容はトイレの話し)
▲小林さんへの質問は、男の子だけじゃなくて、もちろん女の子からもあった。
篤志家から無線機一式の贈呈
小林さんによるトークイベント終了後は、板橋区内にある企業の会長さんから、JK1ZIPに無線機一式の寄贈があり、贈呈式が執り行われました。
鈴木さんはJK1ZIPのアマチュア無線を通しての地域活動と、青少年の育成に対して非常に理解の深い方ということがわかります。
▲今回JK1ZIPに無線機一式を寄贈した篤志家(とくしか)の鈴木さん。
▲鈴木さんに対して、板橋区立教育科学館アマチュア無線クラブ(JK1ZIP)会長、植月OMから感謝状が贈呈された。
▲鈴木さんからの「無線機一式の寄贈」というご厚意に対して、JK1ZIP育成部リーダーの斉藤OMから、感謝の言葉が鈴木さんに伝えられた。
▲寄贈されたのは、アイコムのIC-7300(100W)とスタンドマイク、電源の3点だ。無線機を受け取ったのは、JK1ZIPでの体験運用に影響を受けて無線従事者資格を取得した子供達。
8月に「南極チャレンジ」と言うことで、JK1ZIPでは南極の昭和基地との交信を行うイベントを開催すべく、取材時はJARLに交信希望の申請を出しています。
新しい無線機で、体験運用者が南極「昭和基地」(8J1RL)と交信できるといいですね。
集合写真
最後にイベントスタッフや関係者の方達との集合写真を掲載しておきます。
JK1ZIPについて
板橋区立教育科学館アマチュア無線クラブ(コールサイン:JK1ZIP)は、毎月第二・第四日曜日の午前に体験講座、午後に公開運用を行っています。
板橋区内および区外の方に広くご参加いただいており、現在、男女合わせて60名ほどのクラブ員が在籍しております(2023年6月現在)。
無線クラブへのお問い合わせは、公式ページのメールアドレスからお願い致します。
▲板橋区立教育科学館に設置されている、JK1ZIPの常設シャック。今回このシャックに、鈴木さんから寄贈されたアイコムのIC-7300が新たに設置される。
▲JK1ZIPを運用している「まいちゃん」ことJK1MAIさん。いまはPOTAの運用にアクティベーターとしてはまっているとか・・・。
▲写真手前の人物がJK1ZIPの育成部リーダーの斉藤OM、クラブメンバーは斉藤OMのことをなぜか「斉藤センセー」と呼んでいるw
アイコムから新型の「無線モバイルIPフォン」IP210Hが発表されました。
IP210HはIPフォンに、トランシーバー機能を搭載して、携帯できる内線電話を実現「無線モバイルIPフォン」という新しいカテゴリの通信機器です。
今度は無線機スタイル
既に発売されている姉妹機のIP200Hは、いわゆるコードレスフォンといったデザインが特徴でしたが、今回発表されたIP210Hは、アンテナが外部から見えるような「無線機っぽい」デザインとなっています。
●IP200H発表時のプレスリリース
アイコムからのアナウンス
IP210Hは、無線LAN/LTE回線を利⽤することで、内線/外線電話に対応できる電話機能と、ボタンを押すだけで複数の端末に同時に連絡できるトランシーバー機能を兼ね備えた無線モバイルIPフォンです。
当製品は、2020年10⽉の発売以来、好評をいただいている無線IPモバイルフォンIP200Hの姉妹機です。
IP200Hはオフィスや店舗のニーズにフィットするテレフォンスタイルであるのに対し、当製品は⼯場や建設現場などより過酷な条件下での使⽤を踏まえたトランシーバースタイルとしています。
本体には、アンテナや⾳声ツマミなど、ふだん無線機をお使いの⽅に馴染みのあるインターフェースを採⽤しました。
操作性や⾒た⽬の⾯でも、従来の無線機からスムーズに置き換えることができます。
さらに、⽶国軍⽤規格であるMIL規格に準拠した堅牢性の⾼いボディを実現。IP57の防塵・防⽔性能も兼ね備えています。
そのため、屋外での現場や、⼯場といったタフな仕様が求められる場所でも安⼼して使⽤いただけます。
また、弊社製品のインターフォン型通信端末、無線LANトランシーバーや、IPトランシーバーとの通話互換性を備えているので、利⽤の⽬的や環境に合わせて最適な⾳声通話ソリューションを構築することを可能としています。
サイズは、約52(W)×131(H)×24(D)mm(突起物を除く)、重量は約195g。
<おもな特⻑>
●無線LAN/LTEで通話可能な内線/外線電話機能。
●PTTボタンから登録した機器に⼀⻫連絡ができるトランシーバー機能。
●アンテナ・⾳量ツマミなどが搭載された無線機ライクな外観と仕様。
●最⼤30時間※の運⽤が可能なリチウムイオンバッテリーを採⽤。
●IP57の防塵・防⽔性能で、MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠した堅牢性の⾼いボディ。
●無線IPインターコムIP200PG、RoIPゲートウェイVE-PG4など、ユーザーの利⽤ケースに合わせて通話環境を構築できるユニット群を⽤意。
●従来機IP200Hのほか、当社製IPトランシーバー (IP502Hなど)、無線LANトランシーバー(IP110Hなど)との通話互換。
The post アイコムから新型IP無線機のIP210Hが発表! first appeared on フリラjp .
静岡県下田市から特小レピーターの一次停波の情報が届きました。
下田白浜RPTはメンテナンス及び機器交換のため一時的に停波するとのことです。
再開時はチャンネル及びトーン周波数の変更の可能性もるというアナウンスです。
しずおかAR970氏には、日頃のレピーター設備の提供及び、メンテナンス並びに情報提供に感謝いたします。
レピーターリストからは、削除せずにチェンネル表示の所に「一時停波」としておきました。
再開時には、改めてご連絡ください。
●下田白浜RPT 一時停波
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
総務省からYoutubeで新キャラが登場しました!
その名も「パコ」電波の子からパコと名付けられたようです。(ゆるキャラなのか?)
今回公開された動画「0章 電波ロボットの「パコ」あらわる!」では小学生向けに作られた動画でWi-Fiのセキュリティーの話をしています。
今後は、1章から6章までの話が展開されるようです。
eラーニングの教材のようです
今回公開された動画ですが、小学生向けのeラーニングの教材のようで、概要欄にはeラー人郡お申し込みページのリンクも掲載されていました。
The post 電波ロボットの「パコ」あらわる! first appeared on フリラjp .
「ハムフェア2023」(アマチュア無線フェスティバル)でのJVCケンウッドの出展内容の詳細が判明しました。
今年もVtuberの「波澄りお(はすみりお)」さんも映像で出演することが決まりました。
なんとハンディー機のTH-D75をアピールすると言うことです。
更にフラッグシップ機のTS-990に10周年記念モデルも登場すると言うことです。
▲アウトドアでのHF運用の楽しさを訴求、と言うことでポータブル電源の展示も行われる
▲ブース内イベントは開催されない。波澄りおさんが登場するのはこちら側のようだ
ハムフェア2023JVCケンウッドブースで展示される製品
主な展示内容が公開されたので紹介します。
以下はJVCケンウッドのプレスリリースからとなります。
ちなみにJVCケンウッドのハムフェア2023でのブース番号は「D-02」となります。
■アマチュア無線ハンディートランシーバー「TH-D75」(参考出品)
144/430MHz
デュアルバンダーをさらに進化させた、アマチュア無線ハンディートランシーバー「TH-D75」を参考出品。アウトドア運用に対応する機能を中心に紹介するほか、お手持ちのタブレットやスマートフォンの3Dビューアーを使ってデザインを細部まで確認いただきます。また展示ブース内に設置したイベントコーナーでは、当社バーチャル社員でVTuberの「波澄(はすみ)りお」が登場し、「TH-D75」の魅力を説明します。
2.HF/50MHzトランシーバーのラインアップを展示 1)
HF帯アマチュア無線機のフラッグシップモデル「TS-990」、および同機の発売10周年記念モデルを参考出品
トップクラスのDX’erをターゲットとするHF帯アマチュア無線機の当社フラッグシップモデル「TS-990」を展示。デュアルレシーバーの搭載、フルダウンコンバージョン構成など、シリーズ最高の受信性能を備えた最高級モデルを体験できます。また、本機の発売10周年を記念して、国内限定かつ台数限定で販売を予定している記念モデルも参考出品します。
■DX’erの実戦運用に応えるハイエンドモデル「TS-890」
HF/50
MHzトランシーバーのハイエンドモデル「TS-890」を展示。「TS-990」から継承した基本性能や技術、質感を備え、DX’erの実戦運用に応える高級実戦機を体験いただきます。
■普及価格帯クラスの実戦機HF/50MHzトランシーバー「TS-590G」
普及価格帯クラスの実戦機として、入門者からDX’erまで、幅広いユーザーから好評を得ている「TS-590G」を展示。高い受信性能や操作性を体験いただきます。
■特定小電力トランシーバー、デジタル簡易無線機(登録局)の各種ラインアップを展示
レジャーからビジネスまで幅広く使用可能な特定小電力トランシーバーと、昨年9月に発売したデジタル簡易無線機(登録局)「TPZ-D563BT」などを展示します。
バーチャル社員でVTuberの「波澄りお」さんが映像でTH-D75をアピール
VTuberのバーチャル社員の「波澄りお」さんが映像で登場し、新型ハンディー機のTH-D75をアピールするらしい。
なに! TS-990の10周年記念モデルだと!
昨年のハムフェア2022で展示されたことで来場者を驚かせた、HF機のフラッグシップ機のTS-990になんと、10周年記念モデルがリリースされることが分かりました。
その記念モデルも展示されるというのですから、ケンウッドブースにも大注目です。
今回のハムフェア2023でのTS-990の出展は、そして10周年記念モデルのリリースということで、TS-990の立ち位置と、JVCケンウッドとしてのプライドを示しているのだと感じ取れました。
The post ハムフェア2023でのJVCケンウッドブースの全貌が判明 first appeared on フリラjp .
IC-905・IC-905XGが発表されました。
そこで実際にIC-905・IC-905XGの開局や変更申請時に必要な注意点について考えてみましょう。
アイコムからのアナウンスに注目
アイコムがIC-905・IC-905XGをリリースしたときに気になるアナウンスを同時に出していました。
1.2/2.4/5.6/10.1GHz 帯のアマチュア無線は、周波数割り当て上、二次業務となっており、「この周波数の使用は、一次業務の無線局に有害な混信を生じさせ、及び一次業務の無線局からの有害な混信に対して保護を要求してはならない」とする旨の付款が付されます。運用の際は、電波法およびバンドプランの遵守をお願いします。詳細については取扱説明書をご覧ください。また、免許申請の際には総合通信局等へ確認書の提出が必要となります。
上記の文章の「 免許申請の際には総合通信局等へ確認書の提出が必要となります。 」が非常に気になりませんか?
実際にはどのような「確認証」なのでしょうか。
調べて見たら、総務省のwebページに記載がありました。
2.4・5.6GHz帯が対象
確認証ですが、2.4と5.6GHz帯は、アマチュア無線は二次業務に指定されているため、一時業務の局に対して混信を与えないという事を確認するための書類です。
▲総務省のweb掲載されている文章。確認書はWORD型式でダウンロードできる。
●掲載ページはこちら
https://www.tele.soumu.go.jp/j/others/amateur/confirmation/secondary/
実際に提出が求められる確認書
確認書はA4で2枚に及ぶもので上記のwebページから、word型式のデータファイルがダウンロードできるようになっていました。
実際の申請時は、変更があるかもしれないので、常に最新のデータをご利用ください。
書類の内容を見てみると、確認書と言いながらも、内容的には「誓約書」としての雰囲気があると感じました。
The post IC-905・IC-905XGの申請時の確認書とは? first appeared on フリラjp . アイコムからIC-905とIC-905XGの2機種が発表となりました。
IC-905は144/430/1200/2400/5600MHzの各アマチュアバンドを網羅。
IC-905XGは144/430/1200/2400/5600MHzに加えて、10GHzのトランスバーターがセットになった製品です。
IC-905 144/430/1200/2400/5600MHz ¥404,800円(税抜¥368,000円)
IC-905XG 144/430/1200/2400/5600/10GHz ¥591,580円(税抜¥537,800円)
発売時期:2023年8月
なぜ2機種出るの?
今回発表されたのはナント2機種でした。
既に10GHz様のトランスバーターはオプション設定との見方が多くを占めていましたが、セットになっているIC-905XGがラインナップされています。
これは9月に予定されている、電波法の改正を見越して設定された機種と思われます。
9月の法改正後にトランスバーターを後から追加する場合は、色々と面倒な申請が必要となってくるようですが、IC-905XGという1つの無線機としてしまえば、開局、変更申請も簡単と言うことでしょう。
アイコムからのコメント
IC-905は144~5600MHzをDV/DD/ATVを含むオールモードでカバーする、業界初のトランシーバーです。さらに、CX-10Gを使用(IC-905はオプション/IC-905XGは標準付属)することで、10GHzでも運用可能です。最大出力は、144/430/1200MHz帯が10W、2400/5600MHz帯は2W、10GHz帯は0.5Wを実現しています。最大の特長は、RFユニットをコントローラーと分離し、アンテナ直下におくことを可能にしていること。これにより、高い周波数帯で大きな問題となる同軸ケーブルの損失を大幅に低減しています。しかも、このコントローラーケーブルで電力を供給することが可能。接続が1本のケーブルで済むため、RFユニットの設置の自由度は大幅に高まります。
また、高い周波数帯での運用では、より高度な周波数の精度が求められるため、GPS(GNSS)信号を基準とする方式を採用。経年変化や温度の影響を受けない、極めて安定かつ高精度な周波数管理が可能となりました。さらに、IC-905は操作性や機能も充実しています。世界的ヒットとなったIC-705の操作系を継承した他、リアルタイムスペクトラムスコープは最大スパンを50MHzとし、広大なU/SHF帯に対応。もちろん、ターミナル/アクセスポイントモードといったD-STARの機能群、FT8の簡単設定も実現しています。さらにオプションのアンテナも充実。コーリニアアンテナAH-24(2400MHz帯用)/AH-56(5600MHz帯用)/AH-100(10GHz帯用)、パラボラアンテナAH-109PB(10GHz帯用)もご用意しています。
<おもな特長>
●144~5600MHz/(10GHz ※ )を多彩なモードでカバー。
●RFユニットをコントローラーと分離し、アンテナ直下におくことで、アンテナまでの同軸ケーブルの損失を低減。
●コントローラーからRFユニットへの給電を実現。接続はコントローラーケーブル1本のみ。
●GPS(GNSS)信号を基準にすることで、究極の周波数精度を実現。
●最大50MHzスパンの広帯域をカバーするリアルタイムスペクトラムスコープ。
●10GHzトランスバーター付属のIC-905XGもラインナップ。
※IC-905にはCX-10Gが必要。IC-905XGにはCX-10Gが標準付属。
・D-STARは一般社団法人日本アマチュア無線連盟の登録商標です。 ・アイコム、ICOM、ICOMロゴはアイコム株式会社の登録商標です。
●電波法とバンドプランを遵守して、運用しましょう。
1.2/2.4/5.6/10.1GHz
帯のアマチュア無線は、周波数割り当て上、二次業務となっており、「この周波数の使用は、一次業務の無線局に有害な混信を生じさせ、及び一次業務の無線局からの有害な混信に対して保護を要求してはならない」とする旨の付款が付されます。運用の際は、電波法およびバンドプランの遵守をお願いします。詳細については取扱説明書をご覧ください。また、免許申請の際には総合通信局等へ確認書の提出が必要となります。
アイコムが、新たにチャンネルの増波に対応したデジ簡機(3R)の技適を取得したことが分かりました。
今回技適を取得したことが判明したのがIC-DPR4が2機種と、IC-DPR7/BT及び、その業務ルート版(IC-D70/BT)の2機種ずつとなっています。
まずは旧技適番号から確認
新技適番号をみる前に、旧技適番号の確認からしてみたいと思います。
▲IC-DPR4の旧技適番号。
▲IC-DPR7を含め、IC-DPR7BTやIC-70、IC-D70BTが同一番号で認証を受けている。
▲こちらもIC-DPR7を含め、IC-DPR7BTやIC-70、IC-D70BTが同一番号で認証を受けている。
まとめるとIC-DPR4が取得している技適番号は以下の通り
●001-P01506 令和2年4月3日
●001-P01709 令和3年10月6日
IC-DPR7/BT・ICD70/BTが取得している技適番号は以下の通り
●001-P01083 平成29年7月31日
●001-P01214 平成30年5月29日
IC-DPR4やIC-DPR7/BT・IC-D70/BTで2種類の技適番号が存在するのは、電波の質に関係する部分で設計変更を行った可能性があるのではないと考えられます。
IC-DPR4についてはBluetooth搭載機とBluetooth非搭載機で発売時期がずれたので技適番号を新たに取得した可能性もあるかと思われます。
新しい技適番号を確認してみよう
続いて、新しく取得している技適番号についてもみてみたいと思います。
今回判明したのが、IC-DPR4に付いては、2つの技適番号が取得されていることです。
IC-DPR4は、IC-DPR4とIC-DPR4LITEの2機種がアイコムから発売されており、Bluetooth搭載機と、非搭載機に分けることが出来ます。
アイコムでは、Bluetooth搭載機をIC-DPR4と表記し、Bluetooth非搭載機をIC-DPR4LITEと表記して区別しています。
今回の2つの技適番号は、Bluetooth搭載機と、Bluetooth非搭載機と考えられます。
IC-DPR7とIC-DPR7BTは明確にBluetooth搭載機と、非搭載機で技適番号が分かれているのが分かります。
では、新技滴板についてまとめてみます。
IC-DPR7/BT・ICD70/BTが取得している技適番号は以下の通り
●001-P02002 令和5年6月6日
●001-P02003 令和5年6月6日
IC-DPR7/BT・ICD70/BTが取得している技適番号は以下の通り
●001-P02000 令和5年6月5日
●001-P02001 令和5年6月5日
なぜBluetooth搭載機と非搭載機で技適番号が異なるのか?
基本的にBluetoothといえども技適を取得することが求められます。
もし、Bluetoothユニットとして用意されているもの組み込むだけの場合でしたら、ユニットが技適を取得している場合がありますが、外部からユニットを購入するとなると製造コストが高くなってしまうことから、今回の機種については無線機の基板にBluetoothを組み込んでいると思われます。
そこで、無線機のデジ簡としての技適とBluetoothの技適を同時に取得した結果、Bluetooth搭載機と非搭載機で技適番号が分かれた可能性があります。
無線機のファームウェアの書き換えで増波できないか?
以前からフリラファンの間で囁かれているのが「ファームアップ」で増波できないか?という希望です。
確かに無線機のファームウェアを書き換えれば増波に対応できそうですが、今回は既存のラインナップとは言え、新しい技適番号を取得しているのでファームアップでの増波対応は絶望的といえそうです。
同番認証でも良かったのでは?
技適制度の中には「同番認証」という制度があります。
先日アマチュア無線機でも1.9MHz帯でSSBの運用が解禁されたことで、アマチュア無線機メーカーは「同番認証」の制度を利用して、
1.9MHz帯でのSSBの技適を取得しました。
すでに無線局免許を受けている無線局は、同番認証の恩恵で対象の技適番号の無線機であれば1.9MHz帯でSSBの発射が可能になりました。
この同番認証の制度をデジ簡でも採用できないのかと言うことです。
そこでIC-DPR7の旧技適を確認してみましょう。
上記の「電波の型式、周波数及び空中線電力」の欄を確認すると、周波数の指定が旧規格のままです。
同番認証を受けていれば、この時点で「周波数の範囲」が新規格に書き換わっているはずです。
しかも、新技適の番号を新たに取得しているとなると、ファームアップで新規格への変更の道は閉ざされていると言うことが分かります。
更に、新技適を取得した背景には設計変更の可能性も含まれています。
何らかの事情でパーツの入手が困難になったとか、新規格に対応するために回路構成を変更した可能性もありそうです。
アイコムは製品の供給を第一に考えたのか?
今回のアイコムの対応から見えてきたのは、顧客第一主義というメーカーのカスタマーに対する姿勢だと思います。
業務機という側面の大きなデジ簡機を,いち早く市場に投入することによって、顧客のメリットが最大化されます。
都心部でのデジ簡登録局の混信問題は深刻化しており、業務連絡の交信といえども満足に交信できない状態になっています。
今回の法改正で増波が可能になったため、既存のラインナップではありますが増波対応機を市場投入することは既存のユーザーはもちろんのこと、新規に導入するユーザーにとってもメリットとなります。
まさに「ユーザーの立場に立った物作り」を実践した製品と言えます。
新製品をリリースするという手法を用いることもアイコムとしては出来たはずですが、それよりもユーザーの元へいち早く製品を届けることに注力したと捉えることが出来ます。
もちろん、メーカーとしても市場での優位性を確保することが可能です。
顧客第一主義が自社のメリットに直結していることを実感している「なにわ商人」の心意気が垣間見えた対応だと感じました。
実際の発売時期は・・・
新技的番号の製品がいつ頃発売されるか、今のところ情報はつかめていません。
何らかの動きがあり次第、改めて情報共有させていただきます。
乞うご期待!
この度、デジタル簡易無線登録局(3R)の増波が決まりました。
そこで、登録局の周波数一覧が分かりましたので紹介していきたいと思います。
今までの30チャンネルから82チャンネルまでの大増波です。
また上空用チャンネルは5チャンネルから15チャンネルへと増波しました。
現在の30ch機と互換性を保つとおもわれます
現在の規格では登録局の周波数は30チャンネルの割り当てがあります。
チャンネル番号1~30です。
新規格の無線機は、旧規格との互換性を保つため、チャンネル番号1~30は共通と思われます。
従って、呼出チャンネルも、チャンネル番号15が引き続き採用と予想しています。
問題は新規格chのチャンネル1~12と43~82がどのようなチャンネル番号が割り当てられるかがポイントです。
予想されるチャンネル番号の割り当て
新チャンネル番号の割り当て描きのパターンを編集部では予想しています。
<予想チャンネル番号の割り当て>
・旧規格チャンネル番号の1~30間ではそのまま採用
・新規格chのチャンネル1~12を、新チャンネル番号31~42と割り当て
・新規格chのチャンネル43~82を、新チャンネル番号43~82と割り当て
具体的なチャンネルプランは、下図の「予想ch」ではないかと編集部は考えています。
上空チャンネルも増波
今回の増波は、3R規格だけではなく、上空用チャンネルも増波されていました。
今までの5チャンネルの割り当てから、15チャンネルの割り当てと10波増波されていました。
上空用チャンネルのチャンネル番号も、現在に無線機とチャンネル番号の互換性を持たせるため、チャンネル番号1~5までは従来通り、新規格の1~10までを6~15と割り当てるのではないかと編集部は予想しています。(予想上空の部分)
The post デジ簡登録局の増波対応周波数一覧 first appeared on フリラjp .