無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
フリラjp (2024/11/23 5:35:20)
現在データベースには 781 件のデータが登録されています。
5月13日付で掲載しました、レピ速(レピーター速報)について追加情報が届きましたのでご紹介します。
チバTV821氏からの情報です。
情報提供に感謝いたします。
頂いたご連絡は以下のとおりです。
こんにちは。
この度はお世話になります。
5月13日付けで掲載していただきましたチバVT821です。
掲載していただいたおかげで早速お近くの ちばxxnnn局とレピーターにてQSOでき、その後デジ簡にQSYそしてアイボールと相成りました。
フリラjp様には感謝しております。
さて今回は訂正のお願いと一時停波のご連絡をさせていただきます。
レピーター開設地は埼玉県ではなく千葉県になります。
そして大変申し訳ない事なのですが、このたび無停電化に向けてソーラーパネルの設置に踏み切り7月9日(日)に切り替え工事を行ったのですが私の不注意でレピーターを破損してしまいました。
レピーター本体は15mタワーの頂部にあるために回収に時間がかかり、さらに修理の日数もどのくらいかかるのかまだわかりません。
なるべく早く復帰させたいとは思っております。
復帰しましたらまたご連絡させていただきたいと思います。
この度は、お礼とお願いとお詫びの三拍子になってしまいました。
何卒よろしくお願い致します。
※一部修正しています
ご連絡ありがとうございます。
コミュニケーションのお役に立てたことがわかって、編集部としても嬉しい限りです。
そして、誤記のご指摘ありがとうございます。
早速訂正させていただきました。
レピーターの改良作業中のトラブルということですが、お怪我などはなかったでしょうか?
せっかくの趣味も怪我をしてはつまらないことになってしまいますし、高所作業のようなので安全対策には念には念を入れていただきたいと思います。
レピーターリストの方は「休止中」というコメントを入れておきましたので、またご連絡いただければ、復活というアナウンスも行いたいと思います。
今後ともフリラjpをご贔屓のほどよろしくお願いいたします。
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
アイコム デジタル簡易無線(登録局)1Wタイプ IC-DPR3
今回は登山を趣味とされる方に向けたデジ簡を紹介したYoutubeの動画紹介となります。
趣味のフリラとは違って、登山のときの連絡手段としてのデジ簡の紹介ですから、遠くの局や、より多くの方との交信を目的としていない方によるデジ簡の紹介です。
登山をキッカケにデジ簡が普及すれば、そこから趣味の交信を楽しむフリラが増えることも予想できます。
動画は Kuri Adventures 代表の栗山氏によるものです。
デジタル簡易無線機で山の安全性が高まる
多くの登山者の方がデジタル簡易無線機を持つことによって、山の安全性が高まるということを訴えています。
デジ簡15ch(呼び出しチャンネル)の使い方も説明しています。
1W出力機の有効性と、アイコムIC-DPR3の開封動画
デジタル簡易無線は登録しないと使えません。
アイコム デジタル簡易無線(登録局)1Wタイプ IC-DPR3
オプションの有効性についても解説してます
デジ簡の無線機に様々なオプションを取り付けると更に使い勝手が良くなということを解説しています。
第一電波工業 ダイヤモンド 351MHzデジタル簡易無線(登録局)用ハンディーアンテナ(43cm) SRH350DH
アイコム ICOM IC-DPR30 IC-DPR3 IC-4300 IC-4300L IC-4350用汎用品HM-186LS トランシーバー スピーカーマイクロホン SPM-2L10
アイコム リチウムイオンバッテリー BP-272
デジ簡(デジタル簡易無線・登録局)を運用するときに必要となるのが登録申請です。
登録法は「個別登録」と「包括登録」の2つの方法があり、今回は包括登録がお勧めという話になります。
実際に、電子申請ではなく、郵送や直接総通などに申請書を持ち込む場合の申請書の書き方などを交えて紹介していきたいと思います。
個別と包括ってどう違うの?
■個別登録無線機ごとに登録する方法です。
アマチュア局の局免許に例えると、無線機1台ごとに局免許を受けて、異なる免許番号(デジ簡の場合は登録番号)の登録状の交付を受けることとなります。
■包括登録
無線機を2台以上一括して登録を行う登録方法です。(新規開局の場合は、無線機が1台でも申請できる)
無線機が何台あっても、登録状は1枚となります。
新たに無線機を追加する場合は、使い始めた日から15日以内に「包括登録に係る無線局の開設届」で使用する無線機の「製造番号等」を届出する必要があります。
登録の流れは以下のようになります。
デジタル簡易無線局(CR)登録局のページ(関東総合通信局)
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/ru/kani/cr_touroku.html
登録方法の違いによるメリットとデメリット
個別登録と包括登録では、何となく違ってることは分かってきましたが、フリラの方が登録申請する場合のメリットとデメリットを考えてみましょう。■個別登録
※メリット
申請書が1通で登録することができます。
※デメリット
無線機を追加する場合は新たに登録申請を行う必要があります。
この場合は登録の申請手数料も必要です。
電波利用料=600円/台(平成29年5月現在)
■包括登録
※メリット
一度登録状を申請するだけで、新しい無線機を追加したくなったら、簡単な申請だけで何台でも無線機を追加することができます。
すでに包括登録されていれば、新しい無線機を購入した日から、その無線機を使用することができます。(15日以内に「包括登録に係る無線局の開設届」を提出する必要があります)
無線機は1台だけでも包括登録することができます。
電波利用料=540円/台(平成29年5月現在)
※デメリット
無線機が1台でも包括登録できるため、フリラの方が個人で包括登録する場合のデメリットはないと思われますが、登録申請時には複数の申請書を作成する必要があります。
上記の図で言うと、包括登録と同時に、開設届け(包括登録に係る無線局の開設届)を提出することによって、1台からでも包括登録することができます。
関東総通担当者の話では、多くの方が包括での登録申請をされているようです。
次は包括登録の申請書の書き方です
新しい無線機を購入した場合は、無線機に登録申請に使用する申請書が付属してくると思いますが、今回は総務省のサイトで公開されている申請書のフォーマットを紹介しながら、郵送などで提出する場合の話を進めていきます。登録状の種別は、デジ簡の3R規格、空中線電力は5Wの場合を想定しています。
まずは、個人の方の 「無線局包括登録申請書」 の記入例です。
包括登録する場合に必要な基本的な登録申請書です。
記入が必要な個所は赤文字で書いてあります。(必要に応じて、ご自身の住所氏名、期日などは書き換えてください)
上記の書類とは別に、下記の 「登包括録に係る無線局の開設届出書」 も同時に提出して申請します。
この包括登録に係る無線局の開設届出書は無線機の台数分作成して提出します。
たとえば無線機の台数が1台の場合は1枚、2台の場合は、それぞれの無線機のデータを記入して2枚といった感じです。
記入が必要な個所は赤文字で書いてあります。(必要に応じて、ご自身の住所氏名、期日、無線機のデータなどは書き換えてください)
用紙については関東総合通信局宛としましたが、お住まいの地方総合通信局や総合通信事務所などに読み替えてください。
上記の書類を提出すれば登録状が来るのを待つばかりです。
正直言って大変面倒な作業ですが、フリラという無線システムを楽しむための法的な根拠となる書類を手に入れるためには必要な作業です。
必ずデジ簡は登録してから使いましょう。
それにしても、なんで無線機っていつのまにか増えちゃうんでしょうかw
▲実際の「無線局登録状」これでデジタル簡易無線が運用できる。
申請書などのデータは2017年5月現在のものを使用しています。
申請書のフォーマットや、申請手数料、電波利用料などは変更になる場合がありますので、申請時には、各地方総合通信局や総合通信事務所にご確認ください。
登録状が届いたら…
申請書類が完成したところで、今回は直接関東総通へ申請に出向きました。申請書と一緒に収入印紙をと登録状の返信用の切手を購入します。
関東総通の場合は陸上第3課への申請となりますので、窓口で担当者に申請書類のチャックをしてもらい問題なければ申請書はその場で受理され申請手続きは完了となります。
申請後は約2週間といっていましたが、現在は処理が込み合っている様で3週間ほどで登録状が到着します。
登録状到着後、約1か月ほどで 「電波利用料納付のお願い」 という書類が到着します。
今回は、無線機が1台での包括登録なので540円の納付が必要とのことです。
▲到着した納付書の抜粋です。540円という金額が確認できる。
個別登録したときの電波利用料は600円に対して、包括登録した場合は無線機1台に対して電波利用料は540円なので、1台で包括登録した場合は少し電波利用料の節約になります。
会社や、団体などで複数台の登録をする場合は、この1台当たり60円の差額の負担がが大きくなります。
フリラのように趣味の交信を楽しむ場合でも、申請時は無線機が1台であっても包括登録をするとお得になります。
▲「総局数」が1となっていることに注目です。1局(無線機が1台)でも包括登録できる。
アマチュア局とデジ簡の局数カウントの考え方の違い
電波利用料の納付は、局数に基づいて納める必要があるいますが、アマチュア局とデジ簡では局数のカウント方法が異なります。●アマチュア局の局数カウント
局免許の免許番号ごとにカウントされます。
たとえば、固定局(HFや50MHzであれば50Wを超える出力での免許)と移動局(430MHz以下の周波数で50W以下の出力)を同一呼び出し符号(コールサイン)で局免許を受けている場合、固定局と移動局の異なる2つの免許番号で局免許を受けているので局数は2となります。
この場合、無線機の台数に限らず、局免許の「免許番号」ごとに電波利用料を納めるということになります
●デジ簡局の場合
デジ簡(デジタル簡易無線/登録局)の場合は、無線機の台数ごとに電波使用料を納める必要があります。
包括登録の場合、登録状は1枚であっても、無線機が複数ある場合は、1台ごとに電波利用料を納める必要が出てきます。
このため、アマチュア局では電波利用料の「前納」(5年分の一括払い)が可能ですが、デジタル簡易無線/登録局の場合は電波利用料の前納ができません。
毎年、無線機の台数に応じた電波利用料を納める必要が出てきます。
関連リンク
■アイコム
IC-DPR30、IC-DPR3,IC-DPR10/ICDPR6用の申請書のダウンロードができます。
アイコムの無線機で申請をされる方は参考になります。
https://www.icom.co.jp/products/leisure/support/shinsei/multi/
■八重洲
基本的な包括登録をする場合の書類がダウンロードできます。
https://www.yaesu.com/jp/dt_index/comprising_register.html
ブログマガジンの更新情報の提供方法として、フリラjpではTwitterを使用しています。
フリラjpからのツイートのほとんどが情報提供のお願いと、更新情報ですが、フォローしていただいた方にはできるだけ、こちらからもフォローバックするようにしていますが、基本的にはフリラの方か、もしくは編集部の気分次第ということになります。
Twitterですが、お互いにフォローするとDMという機能が使えるようになります。
そんなTwitterでのDMですが、以前からあるなんの前触れもなく突然来るメッセージが「無線機ください」ってやつです。
そんなメッセージがこれです。
いきなり無線機ください
画像でもわかると思いますが、いきなり挨拶もなしに 「無線機ください笑」 から会話がスタートですw
まあ、世の中にはいろんな方がいらっしゃるので、冗談かと思い「壊れた特小なら送料着払いで送りますょw」と返信したところ…
「CBがいい」
「だめすか?」
「こわれたとくしょうきってなんですか?」
と立て続けにメッセージが届きました。
「無線機」が欲しいという割にCB機限定のようですw
これに対して返信したところ、返信文にあるICB-R5に食いついてきました。
「こわれたICB-R5ください。何が壊れてるんですか?」
とメッセージが。
故障個所を教え、譲れないという返事をしました。すると…
「なぜ~?」
「直せるローカルさんがいるのに」
「お願いします」
という返信が…
ローカルの方に直していただくようで、自分では直さないようですねw
欲しがっておいて、修理はローカル任せという感じです。
ここでメッセージのやり取りが終わりました。
せっかくなので「なぜ~?」お答えしておきます
まずは、この方との面識は一切ありません。お会いしたこともありませんし、Twitter上での連絡も今回が初めてです。
そんな関係性の中で、いきなり 「無線機ください笑」 というご挨拶はないと思うんですよね。
それに、この方のTwitterのプロフィールを見るとすでにCBも運用されている様子なんです。
さらに無線機を無料でほしいだけの方のようです。
そんな方に何で無線機を無料で譲る理由があるのでしょうか?
無線機を無料で譲ると何か見返りはあるのでしょうか?
こちらも子供ではないので、見返りを要求しようと思いましたが、これ以上メッセージは来なかったので、この話はこれで終了です。
しかしこんなメッセージを送ってくるなんて
意味わかりません!
これが返事です。
そんなわけで、「無線機ください」的なメッセージは今後送らないでください。
今回は通信アプリ「Zello」に特化した端末を会使用する機会がありましたのでレポートしたいと思います。
端末に関しては株式会社アイテックス様よりお貸出しいただきました。
この場を借りて、お貸出しに感謝いたします。
http://www.i-tex.co.jp/x-talk_f22.html
X-TALK F22の正体はandroid搭載のスマホだった!
以前の記事でIP無線機を紹介しましたが、X-TALK F22(以下F22)はIP無線機のように使えるandroid搭載のスマホという端末でした。▲電源オン直後の表示、Zelloにサインインしようとしている
本体側面には無線機と同様にPTTボタンが装備されており、アプリのZelloと連携するようになっています。
使用するネットーワークは携帯電話網を使用するため、日本中はもちろん、世界中ともこの端末で話すことが可能です。
もちろん、スマホのアプリですから、使用するための資格や免許などは一切必要ありません。
必いようなのは、本体と通信費用だけというリーズナブルな通信手段となっています。
オプションでスピーカーマイクも用意されていますので使い勝手もいいと思われます。
▲マイク端子は業務機と同じ、モトローラ形式のM6コネクターと呼ばれるタイプです
▲アンテナは取り外しできるようになっています。収納するときに便利ですね。
モチロン技適対応してます!
アイテックスで販売されている日本国内版のF22はもちろん技適を受けているので安心して使用することができます。ただし技適の範囲としては3Gの携帯電話網のみの使用に限定されるため、Wi-Fiでの使用はできないようになっているので注意が必要です。
基本的は製品としてはWi-Fiに対応しているのですが、技適費用の削減ということだと思うのですが、残念ながら未対応ということです。
技適番号は電池を取り外した本体側で確認することができます。
安易にインターネットで発売されている技適を受けていない端末を使用すると各種の法令に違反し。処罰の対象となる可能性もあるので、技適対応機種の国内版X-TALK F22を使用することを強くお勧めします。
使ってみて分かったこと
まずは電源を入れると、自動的にZelloアプリが起動してきます。既に設定されている状態で編集部に端末が届いたので、基本設定などは行っていませんが、表示部(タッチスクリーン)が最近のスマホと比べると小さいので、SIMの設定やZelloの設定はチョット面倒かもしれないですね。
一度設定してしまえば、あとは通話に専念できるので、小さいな規模の会社やグループ、趣味の交信では十分に実用になります。
また基本的に3Gネットワークを使用しているので、山間部など、4Gネットワークが整備されていないような地区でも使用可能です。
更に、携帯電話網を使用しているので、トンネルと事務所などといった、通常の無線機とは違って直接波に頼らない通話が可能なので、使い方や使う場所は非常に多岐にわたります。
本体の形状は「いかにも通信機」といったデザインになっているので、業務で使用するときに、第三者に対してスマホで会話しているように見えないということも大きなメリットです。
基本的にZelloアプリを使用しているので、iOSやandroid、Windowsなどの各種端末間で通話できるのも魅力の一つです。
新しいフリラの通信機として導入を検討してみてはいかがでしょうか?
<X-TALK F22のスペック>
対応ネットワーク:W-CDMA音声 W-CDMA/HSPデータ通信
対応キャリア:NTT Docomo または Soft Bank
SIM形状:スタンダードSIM(デュアルSIM)
CPU:Mediatek 6572W 1.2GHz
OS:Android 4.4.2
メモリー:512MB RAM 4 GB Storage
SDカード:最大32GB
スクリーンサイズ:2.4インチ QVGA 240x32mm
サイズ:124.5mm x 6.5mm x 26mm
電池容量:3,500mAh
カメラ:フロント200万画素/リア500万画素
Wi-Fi:X-TALK F22の日本国内版はWi-Fi未対応
アルインコ 多機能特定小電力トランシーバー ロングアンテナ DJ-R200DL
1エリア待望のお知らせ
1エリアでは、そのサービスエリアの広さとユーザー数の多さから「ネ申レピーター」とも呼ばれたいた特小・「旧」大山レピーター、破壊によって閉局を余儀なくされていましたが、再度復活するとの情報が届きました。特小は大山レピーターしか運用しないというフリラの方もいらっしゃいますし、運用イベントなどでは常にだれかが使っているという状態になっていましたが、再開局でまた賑やかなフリラ各局の声が聴けるようになります。
実際に運用が始まってみないと「新大山レピーター」がどれほどのサービスエリアなのかわかりませんが、以前の旧大山レピーターのサービスエリアが大変広かったので新大山レピーターにも期待したいところです。
開局日:2017年 6月16日(12:00ごろ開局を予定)
●大山RPT 3A-L1 7-26
管理者氏より利用者の方へ、利用に際してご配慮の賜りたいとのことです。
利用時のお願いとしては 「夜間のラグチューは禁止」 とのことです。
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
アルインコ(ALINCO) DJ-DPS70KA(EBP-98 2200mAhバッテリー付属 薄型) 5W デジタル30ch (351MHz) ハンディトランシーバー
アルインコから待望のデジ簡モービル機「DR-DPM60」が発表
アルインコとしては第二世代デジタル簡易無線のモービル機DJ-DPM60を発表されました。
すでに発売されているデジタル簡易無線機「DJ-DPS70」のモービル版となり、 本体価格は\49800円(+税)、発売は6月下旬を予定しているようです。
フロントパネルはすっきりとした印象ですね。
当然のことながらハンディー機の「DJ-DPS70」と同様にSメーター表示を採用してるので、趣味の交信で使用するフリラの方にも納得の仕様といえます。
■送受信周波数:351.2000MHz~351.38125MHzの30ch(上空用の5chは受信のみ)
■変調方式:AMBE+2 (他社無線機と交信できます)
■送信出力5W/2W/1W (意外とよく飛ぶ2W出力に対応)
■定格寸法と重量:W140.0 X H40.0 x D178.0mm(DINサイズ突起部含まず) 約1.2kg
■オプション電源:DM-305MV (トランス方式)
■オプション電源:DM-S104 (スイッチング方式)スピーカー内蔵型
■オプションマイク:EMS-501 全長5mのストレートケーブル付き防水マイク
小型なので、仕事で移動に使う車両とか、電源を使って、自宅や会社事務所などにも場所を選ばずに取り付けできそうです。
ALINCO 直流安定化電源 5A DM-305MV
アルインコからももちろん安定化電源が発売されていますが、スピーカー内蔵の安定化電源も発売されています。
アルインコ DM-S104 13.8V/5ASP内蔵基地局用電源
型番は「DM-S104」です。
無線機取り付け用のネジが付属しているので、DR-DPM60に付属している車載用ブラケットが簡単に取り付けられるように設計されています。
このあたりがメーカー純正オプションの強みですよね。
更にマイクハンガーも付属しているので、今までの無線機のように机の上でマイクが邪魔になるということはありません。
電源に外部スピーカーが内蔵されていて、無線機本体に接続することにより交信音も外部スピーカーから出力され聞きやすくなっているのも魅力的だと思います。
マイクが2つって、どいうこと?
コンパクトな筐体を採用していますが、さらに、フロントパネルと、本体がリモートケーブルで分割できるのも無線機の取り付けを自由に設置できる工夫がされています。DP-DRM60はさらに取り付け場所を選ばない工夫がされているんです。
↑この写真を見てすごく違和感ないですか?
この写真マイクが2本接続されているんです!?
よくアマチュア無線機などで見ることのできる8Pのマイクコネクターには付属品のマイクが接続されているようですが、オプションのねじ込み式マイク、EMS-501も同時に取り付けることが可能となっています。
このEMS-501は防水マイクで、全長5mものストレートケーブルが採用されていますので、本体からある程度離れていても無線機の送受信の操作ができるようになっていることはさすがに業務ユーザーを意識した設計になっていますね。
防水マイクのオプション設定は、どうやら消防団の方に購入してほしいという意図があるみたいです。
オプションのマイクは、約50cmのカールコードを採用したEMS-500も発売されます。
ちなみに2本のマイクは併用できるようです。
背面パネルは必要最低限の端子のみの構成です。
アンテナ端子はMコネが採用されています。
セキュリティーの高さも売りです!
ハンディー機のDJ-DPS70でも採用されている機能ですが、秘話コードが他の機種とは違いされに増えているのがDJ-DPM60の特徴です。通常、32767通りの秘話コードが搭載されているのが今までの機種でしたが、DJ-DPS70やDJ-DPM60では491505通りの秘話コードを搭載しています。
仕組みとしては、基本的な秘話コードの「32767通り」に変わりなないものの、それぞれの秘話コードに対して「強化秘話コード(秘話タイプ)」が15通りが、さらに設定できるようになっています。
秘話コードは 32767通り × 15通り(強化秘話)= 491505通り
秘話コードが「実質」増えているので、万が一秘話コードが、関係者以外に漏えいしてしまっても、強化秘話の設定さえしていれば、この2つの機種以外では受信することができないので、DJ-DPS70やDJ-DPM60は業務ユーザーにとって最適な機種とえます。
コスト削減に新しい工夫
DJ-DPM60は製造コスト削減に新しい試みを採用しているようです。部品やオプション、アクセサリーはアマチュア無線機用と共通化しており、既存の設置環境が利用できるユーザーも多いと思われます。
筐体もアマチュア無線機用のものを流用しているようで、新たに金型設計瀬津に来pストダウンを図っているようです。
コスト削減はメーカーとしての利益率が高いのはモチロンの狙いでしょうが、削減されたコストの分だけユーザーへも低価格で製品を提供できるという形でメリットが還元されるという、購入したユーザーへも配慮した基本設計となっていますね。
ちなみ9にアクセサリーも共通化されているようで、無線機販売店の在庫削減という、流通上でのコスト削減も達成しています。
モービル運用はもちろん、固定局にもオススメです
DR-DPM60はモービル機と設計されており電源部と「受信部」を今までとは違う新設計になっているという情報も入っています。DR-DPM60が使用できる電源電圧については、12Vと24Vのどちらでも供給できるので、24V車で今まで必要だったDC/DCコンバーターは必要なくなりました。
あと今回注目なのが、固定局用の高利得アンテナにも積極的に対応しているということです。
これを言うと「あれっ、アンテナなんかどれもおなじだよね」という声も聞こえてきそうですが、高利得アンテナ対応ということを聞いたときは、お世辞ではなくて本気で「アルインコやるな!」と感じました。
受信機も製造しているメーカーだからこその着目点といえます。
通常、ハンディー機は短いアンテナが使用されるため感度を最大限までアップするように受信部が調整されています。
そんなハンディー機に固定局用の高利得アンテナを接続するとどうなるでしょう?
信号の弱い局であれば問題なく高利得アンテナの恩恵を受けることができますが、近接チャンネルに強い局が現れた場合、受信感度の良さが逆に、混変調などの副産物となってデメリットになってしまう場合があります。
これを解消するために、混変調に強い回路設計を採用しているようなんです。
ハンディー機でも混変調に強い回路を導入することはできなくないのですが、回路構成がより複雑となってしまい小型のハンディー機の中には納まらなくなってしまいます。
混信に強い回路とサイズがトレードオフの関係にあるということですが、DR-DPM60ではモービル機の筐体サイズの中に新設計の受信部を搭載することに成功しているようです。
固定局用のデジ簡機を検討している方はDR-DPM60を検討する候補に入れていいと思います・
その他の機能
■Sメーター表記切り替え表示はアンテナ表示とSメーター表示の2通りを切り替えて使うことができますが、フリラの方の使用であればSメーター表記一択だと思います
■周波数表示機能
チャンネル表示と周波数表示の切り替えができます。
意見の分かれるところではありますが、周波数とチャンネルが瞬時にわかるようであれば、アマチュア無線機のように周波数表示もいいと思いますが、通常のQSOではチャンネルでサブチャンネルの指定を行うことが多いと考えられるので、チャンネル表示の方が便利かもしれませんね。
■スキャンタイプは2通り
ビジースキャンとタイマースキャンの切り替えができ、さらにスキャンしないチャンネルの指定もできます。
■表示カラーの変更
アルインコのアマチュア機ではすでに採用されていますが、表示部バックライトの色が変更できます。
変更することが可能な色は、ホワイト/レッド/ブルー/グリーン/パープル/イエロー/ライトブルーとなります。
■35分間の通信録音機能
通信内容を最大で35分間録音することができます。
メモやログブックを忘れて井戸運用するときなど、あとで通信愛用を聞きなおしたいときに便利です。
録音データの設定は、オフ/全て録音/全局通話のみ録音/全局+グループ録音/全曲+個別録音/個別通話のみ録音/個別+グループ録音/グループのみ録音、以上のモードから選択できます。
基本的にはすでに先行発売されているハンディー機DJ-DPS70の機能を踏襲しており、その他の機能も多数満載しています。
アイコム デジタル簡易無線(登録局)5Wタイプ IC-DPR6
スタパ齋藤氏といえば有名なライターの方ですよね。
今までも色々なガジェットを紹介していますが、今回はデジ簡を登録したようなので紹介したいと思います。
紹介記事のタイトルは「スマホより便利? デジタル簡易無線でクイックに通話♪」というものです。
実際に登録した書類の書き方とか、飛びなど、かなり細かいところまで解説しているので、当ブログマガジンよりも初心者の方に優しい大変わかりやすい内容となっています。
詳しくはこちら↓
http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapa/1060454.html
ひろしまRK715氏のyoutubeチャンネルで、PCを使用したデジピーターの構築法が紹介されていました。
ソフトはWindows用のフリーソフトで、簡単な配線で構築できるようです。
一定の時間でIDを抄出したりもできるようですね。
デジピーターが送信終了したときに Kのモールス符号(モールス通信では「どうぞ」の意味)の抄出もできるようですが、デジ間での扱いは分かりませんが、特小などのFM電波(F3形式)で音声によるモールス信号を送出した場合、F2電波の送出にあたる場合もあり、無線機の技適の範囲を超える可能性もありますので、モールス信号の送出を行う前に確認が必要かと思われます。(こんなことは書きたくないんですが、世の中には厳しい指摘をれる方も多くいらっしゃいますので…)
関東(1エリア)の特小レピーター速報
チバVT821氏から特小レピーターの情報が届きました。埼玉県千葉市花見川区に設置されているとのことです。
運用時間は「常時」ではありませんので、アクセスする時間に注意してください。
運用時間:平日=19:00~翌07:00まで/日曜祭日は日中も運用しているとのことです。
レピーター本体はFC-R1を使用しているとこのことです。
サービスエリアは狭いローカルレピーターとのことです。
レピーター名称がなかったので仮称としました。
チバVT821氏からの情報提供に感謝いたします。
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。