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フリラjp (2024/11/23 0:35:30)
現在データベースには 781 件のデータが登録されています。
今回は初めての沖縄本島にある特小レピーター開局のお知らせです。
JR6エリア(沖縄)の特小RPTの開局情報が、うらそえVX124氏から届きました。
●沖縄県 沖縄本島 中部広域RPT 3A-L13-08
うらそえVX124氏から以下のようなQSPが入っています。
沖縄本島中部に特小レピータを設置しました。
登山やキャンプでの使用もありますが、そこはフリラ各局皆さんで楽しく譲り合って使って頂けますと嬉しいです。
また、RPTの詳しい案内などはブログにもありますので、そちらを参照してください。
http://blogs.yahoo.co.jp/urasoesevx124/56043207.html
うらそえVX124氏からの情報提供に感謝いたします。
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
ライセンスフリーラジオの情報発信に特化したフリラjpですが、今回はアマチュア無線機の話題です。
話題にするのが28MHzのAM用無線機の紹介となります。
アマチュア無線はフリラの方も楽しんでいる方が多い、無線のジャンルですが、28MHz専用のアマチュア無線機を探すとなるとなかなか情報がないようです。
周波数的にも市民ラジオの27MHzに近いことから、フリラの方からの人気も高い28MHz AM用の無線機の紹介をしたいと思います。
まずは国産機と改造機から
まずは国産機と改造機の紹介からです。専用ではありませんが、汎用機として紹介できるのがHF帯のマルチバンド機です。
最近話題の無線機といえばアイコムのIC-7300となります。
●IC-7300
詳細はメーカーのwebで確認してみてください。
http://www.icom.co.jp/products/amateur/products/basestation/IC-7300/
ICOM IC-7300 (HF +50MHz SSB/CW/RTTY/AM/FM 100Wトランシーバー)
IC-7300M アイコム HF +50MHz SSB/CW/RTTY/AM/FM 50Wトランシーバー
続いての話題が、ヤエスのFT-991A
●FT-991A
詳細はメーカーのwebで確認してみてください。
http://www.yaesu.com/jp/amateur_index/product/ft-991a/index.html
FT-991 八重洲無線 HF/50/144/430MHz帯オールモードトランシーバー 送信出力 100W (144/430MHz 50W)
専用機だとナサ通信のNASA10mAM2
●NASA 10m AM2
新技適対応なので、これからも長く使える安心の無線機です。
詳細はメーカーのwebで確認してみてください。
http://www.shop-online.jp/nasa/index.php?body=spec&product_id_=211714&category_id_=41754&PHPSESSID=4384079ce12f4dac95382976bab7a0b0
続いては改造機の紹介です。
俗にいう「違法CB機」を28MHz帯に改造して販売を手掛けているのがノースランド通信です。
●ノースランド通信
http://northlandcom.net/
ナサ通信のNASA72GXIIを28MHzに改造した製品を主に販売しています。
海外の無線機の前にランドモービルってなんだ?
次は海外の無線機の紹介なんですが、その前にランドモービル(Land Mobile)という無線システム概念の説明から始めます。海外などで使用されている陸上移動局用の無線システムで、要は業務用無線のことです。
その国によって無線局の免許が必要だったり、不要だったり、登録だけで使えたりと色々あるようです。
今回は業務用無線の話ではなくアマチュア無線の話なんですが、ランドモービルの存在が、28MHz帯の無線機の普及と関係している話です。
本来は、27MHz帯のCB無線機を業務用として使用していたようですが、周波数が40chと限られていることから、周波数の近い28MHz帯の無線機がCB無線機の技術を転用して開発できるため発売されるようになったのが、28MHz帯専用モービル機の始まりといわれています。(諸説あるようですが…)
もちろん28MHz帯はアマチュア無線用の周波数ですから、業務用で使用できる国などあるはずないのですが、国や地域によっては必ずしも法律が守られていないところも存在しています。
たとえば紛争地域や、途上国などで、アマチュア無線機であるはずの28MHz帯のモービル機が「業務用」として使用されているのが現状です。
最近では、28MHz帯を使用していると、第三者に聞かれている危険性を危惧して、50MHz帯を使用するところも出てきているようです。
事の良し悪しは別として、業務用として28MHz帯の無線機の需要は世界的にあるということになります。
海外の28MHz機も気になる!
28MHzの専用機がたくさん作られているのが海外です。28MHz帯のモノバンド機はもちろん、28MHz帯と24MHzの2バンド機や、最近28MHzとは別に利用されつつある50MHzのモノバンド機があります。
どれもハイパワーの出力が特徴的で200W出力機もラインナップされています。
また200W出力機の改造キットなども、これらの無線機を扱う販売店では用意されているようで400W出力という非常にハイパワー出力に対応できるようになっています。
それでは、一部のメーカーですが、各メーカー別に代表的な製品を紹介します。
Galaxy Radios
●DX-99V2
AM/FM/SSBモードの10W出力機です。
AMモードでは約2W程度の出力のようです。
4アマの方でも使用できます。
●DX-98VHP
AM/SSB(USB/LSB)モードの200W出力機です。
AMモードでは60W程度の出力のようです。
●DX-2517(固定機)
AM/FM/SSB/CWモードの25W出力機です。
AMでは10W程度の出力のようです。
http://www.galaxyradios.com/index.html
Stryker Radios
●SR-955HPC
AM/FM/SSBモードの70W出力機です。
●SR-655HPC
AM/FMモードの70W出力機です。
https://strykerradios.com/
Ranger Communications、Inc.
●RCI-2950DX/RCI-2970N2
28MHz帯と24MHz帯の2バンド機となっています。
RCI-2950DX——— 10W(CW / AM / FM): 25W(SSB)
RCI-2970N2———100W(CW / AM / FM):200W(SSB)
●RCI5054DX
最近ランドモービルとして使用され始めている50MHz帯のモービル機です。
50 W(CW / AM / FM ):100 W(SSB)
http://www.rangerusa.com/
海外機はどうすれば使えるのか?
海外機の使用についてですが、基本的に免許を受けての使用が大前提となります。免許を受けるためには保証認定を受けて開局や、すでに受けている無線局免許の変更の申請を行う必要があります。
保証認定については以下の2つの機関が認定業務を行っています。
●TSS株式会社 保証事業部
http://www.tsscom.co.jp/
●一般社団法人 日本アマチュア無線振興協会 保証事業センター
http://www.jard.or.jp/
申請に必要な書類などは各事業者へ問い合わせてください。
28MHzの運用周波数はどこ?
実際に28MHzで運用されている方はどの辺でQSOされているかですが、まずはバンドプランから確認しましょう。28MHzのバンドプランは以下の通りです。(平成27年1月5日施行)
AMでオンエアできるのは「狭帯域の電話」と示された範囲となります。
AM運用されている方は28.305MHzをメインチャンネルとして使用する傾向があります。
初めは切りのいい、28.300MHzの使用がネットの掲示板で呼びかけられていましたが、輸出用CB機を改造した場合、使用されている回路構成などから、容易に改造して運用可能な28.305MHzを使用する方法が考案されました。
それ以来、28.300MHzではなく、28.305MHzが呼び出し周波数のような周波数として使用される傾向にあります。
最近の傾向としては、28.305MHzを呼び出し周波数のように使う傾向はそのままに、落ち着いた雰囲気でのQSOを楽しみたい方などは、28.900MHz付近で交信を楽しむ方も増えてきているようです。
いずれにしても「狭帯域の電話」にはSSBも含まれるので、まだまだ主流であるサイドバンドの運用者との混信には気を付けて運用する必要があります。
最近のデジ簡移動は3エレ八木が注目されてるらしい
デジ簡移動を精力的に行っている方の間で流行っていおるのが3エレの八木アンテナで運用することらしいです。3エレといえば八木アンテナの基本形となります。
・電波が発射される中央のエレメントが放射器(ホウシャキ)
・発射される電波を反射するのが反射器(ハンシャキ)下図の左側のエレメント
・電波が発射するときに、発射する方向に向けて、反射器で反射された電波を導くのが、導波器(ドウハキ)下図の右側のエレメント
※下図では電波は右側に方向性を持って発射され、右側から来る電波が強力に方向性を持って受信できるようになる。
以上が基本的な3エレ八木の構成です。
5エレとか12エレの構成の場合は、導波器の数が増えて指向性が高くなると言ことです。
指向性のことを考えると、エレメントが増えると高性能になりますが、なぜ今は3エレなのでしょうか?
いい話と悪い話、どっちから話そうか?
悪い話からするとしましょう。まず3エレは、八木アンテナとしては基本的な構成のものですから、指向性アンテナとしての性能は高くありません。
5エレや12エレといった多素子の八木アンテナに比べれば指向性ということだけで考えれば、その性能は劣ることになります。
では次にいい話をします。
3エレは多素子の八木アンテナと比べれば、素子数(エレメント数)が少ないのでコンパクトで、持ち運びに便利です。
販売価格も多素子のものと比べれば安価に販売されています。
なるべく荷物を減らしたいが、性能も追求したいユーザーは3エレ八木に目を付けたのです。
↑ラディックスの3エレメント八木アンテナ「RPY-351M3」
http://www.radix-inc.com/rpy/rpy351m3.html
5エレ八木だと切れすぎる
デジ簡の八木アンテナは5エレが市場でも多く流通しています。今回紹介しているラディックスのRPY-351M5やダイヤモンドのA350S5(エレメント自体は6本ありますが、電気的には5エレとして動作)などがあり、流通などを考えると5エレが一番入手しやすい状態にあります。
RPY-351M5 ラディックス 351MHz デジタル簡易無線用 5素子八木アンテナ
第一電波工業 ダイヤモンド 351MHzデジタル簡易無線用5エレメント八木アンテナ(基地局用) A350S5
5エレの八木アンテナはもちろんすばらしい性能であることは間違いないのですが、その性能の高さが裏目に出ることがあります。
指向性が高いので、向けた方向にしか電波は飛ばなくなり、受信についても向けた方向からの電波が強力に入ってくるようになるのですが、それと引き換えに、向けた方向意外には電波が飛ばなくなり、受信も向けた方向以外からの電波が著しく弱くなってしまうという、指向性の強いアンテナの持つ、長所であり、最大の欠点が表れてしまいます。
このように指向性の強いアンテナのことを 「切れがいいアンテナ」 と表現することがありますが、5エレの八木アンテナでは3エレと比べると 「切れすぎる」 ため、せっかくのデジ簡での交信する機会を逃してしまう可能性が出てきます。
そんな時は、切れすぎないマイルドな指向性の3エレ八木が活躍するということです。
山岳移動など、峠などで移動運用する場合には、後方の山を背負うような格好になるため、3エレの八木でも十分に指向性が確保できますし、マイルドな指向性のため、多くの局の電波を受信することが可能です。
もちろん3エレといえども八木アンテナですから、向けた方向には協力に電波が飛びますので、思わぬ遠距離の局との交信機会も得られるということです。
参考資料
八木アンテナの電波が発射されるパターンを視覚的に表現したグラフが以下の通りです。エレメント数が増加するに従ってパターンが細長くなっているのがわかると思います。
細長くなっていることは指向性が鋭くなるということを意味していますが、指向性が鋭くなるにしたがって、アンテナが向いていない方向への電波が弱くなってしまうことや、方向が合っていない無線局からの電波が弱くなってしまうことを表しています。
↑ラディックスの3エレメント八木アンテナ「RPY-351M3」のパータン図
全体的に丸いパターンとなり、指向性としてはマイルドな印象です。
↑ラディックスの12エレメント八木アンテナ「RPY-351M12」のパータン図
3エレと比べるとパターンが長細くなり、指向性がさらにシャープな印象を受けます。
アンテナの設計思想
アンテナを設計する場合、そのアンテナの特性をどのようにするかを考えます。設計思想と呼ばれるものです。
今回は同じデジ簡用の5エレ八木アンテナの設計思想についても考えてみましょう。
まずはラディックスの「RPY-351M5」です。
指向性のパターン図を見てみましょう。
そして、ダイヤモンドのA350S5です。
どちらのアンテナも利得は11.15dBiです。
利得が同じであれば、アンテナの性能としては同じと考えられますが、上記の2つのパターン図を見ると微妙に形が違っていることがわかります。
この形の違いこそが、設計思想の違いということになるわけです。
まずは上方向に延びている、細長い円形部分が、指向性を表現しています。
細長くなればなるほど指向性が強い「切れのいい」アンテナということになりますが、下の方に見える小さな円形部分があります。
これは通称「金魚のしっぽ」などと呼ばれているもので、前方向以外にも指向性が出ているということがわかります。
この金魚のしっぽこそが、指向性アンテナの設計思想にかかわる問題となってきます。
ラディックスのRPY-351M5は金魚のしっぽが、ダイヤモンドのA350S5と比べて多く出ています。
更によく見てみると、ダイヤモンドのA350S5の方が細長いパターンとなっているようです。
これは、ダイヤモンドのA350S5の方がラディックスのRPY-351M5よりも強い指向性を持っているということを表しています。
日本国内で開発された、メーカー製の指向性アンテナの多くが、ダイヤモンドのA350S5と同じようなキレイなパターンのアンテナが多い印象です。
その一方で、海外メーカー製の指向性アンテナでは、金魚のしっぽが大きい反面、利得を追求したアンテナも多いようです。
多少金魚のしっぽが大きくても利得が高く、同じエレメント数であればより強い指向性のアンテナを目指すか、きれいなパターンで総合的に切れのいいアンテナを目指すか、設計思想によって異なってきます。
ですから、どちらが正解か、ということもありません。
話は戻りますが、ラディックスのRPY-351M5は、ダイヤモンドのA350S5よりも指向性はややマイルドという結果になりますが、ダイヤモンドのA350S5は動作としては5エレと表現されていますが、実際にアンテナに使用されているエレメント数は6本です。
アンテナのサイズ的には、ダイヤモンドのA350S5はブーム長1.4mに対して、ラディックスのRPY-351M5の方が、ブーム長1.0mと小型に仕上がっています。
同じ利得でありながら、ラディックスのRPY-351M5の方がコンパクトにできているといえます。
●RPY-351M5
コンパクトで利得が高いが、指向性はダイヤモンドのA350S5と比べるとマイルド。
移動運用にも小型のため便利。
●A350S5
指向性はラディックスのRPY-351M5よりもシャープだが、ブーム長がRPY-351M5よりも40cm長い。
RPY-351M5と比べると移動運用には不向きといえますが、固定局用アンテナとしては指向性も高いので長距離の交信チャンスも逃さない。
5エレのデジ簡用八木アンテナを選ぶ場合は、使用する方の運用スタイルによっても変わってきます。
ラディックスでは、受信用のパーツとなってしまいますが、八木アンテナのスタック用のパーツも販売しています。
RPY-351M3 ラディックス 351MHz デジタル簡易無線用 3素子八木アンテナ
第一電波工業 ダイヤモンド 351MHzデジタル簡易無線用5エレメント八木アンテナ(基地局用) A350S5
近畿(3エリア)に新しい特小レピーターが開設されました。
●八丈岩山RPT 3A-L10-08
●麻生山RPT 3A-L11-08
●JR播但線京口駅前RPT 3A-L13-08(ローカルRPT)
麻生山RPTは、アマチュア無線用RPTのJP3YCO(海抜173m)に併設されているとのことで、サービスエリアの広さにも期待できそうです。
JI3OWW氏からの情報です。
情報提供ありがとうございます。
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
関東(1エリア)の特小レピーター速報
東京都江戸川区に特小レピーターが開局しました。混信状況などによっては運用チャンネルの変更もあるようです。
●江戸川RPT 3A-L17-17(ローカルRPT)
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。
シズオカAR96氏もSR-01の開封動画をアップしていましたので紹介します。
動画の途中、ポロリもあるので気を付けてご覧くださいw
96CH by シズオカAR96氏
サイエンテックスから発売されています、新型CB機SR-01ですが、いよいよ出荷が開始されたようです。
今回出荷されてのは初回ロットの100台分と思われます。
ミエAC129氏の手元にもSR-01が届いたようで、その喜びの様子が動画で紹介されていました。
アタックチャンネル:ミエAC129氏
ついにこの日がやってきた 新型CBトランシーバー サイエンテックス SR-01
ライセンスフリーラジオ
アイコムから、デジタル簡易無線のIC-DPR30が発表されました。
メーカー発表はこんな感じです
アイコム株式会社(本社:大阪市平野区、代表取締役社長:福井勉)は、クラス最小・最軽量※1のデジタルトランシーバー IC-DPR30(希望小売価格 \39,800、税別)を 2016 年9月27 日(火)より発売します。近年、多くの関係者と即座に音声で情報共有を可能にするメリットが注目され、トランシーバーの活用が進んでいます。とくに、登録手続きだけで手軽に使え、広範囲をカバーする“登録局対応”のデジタルトランシーバーの活用は増加の一途をたどっています。IC-DPR30 は、同ジャンルで史上最小・最軽量となる93.3cc/105g(充電池装着時)を実現。これは、一般的なスマートホンの3分の2程度の軽さとなります。レジャーでの活用はもちろん、大型量販店やアミューズメント施設、飲食店などでの業務連絡、イベントでのスタッフ間連絡など、チームの連携を強力にサポートします。
小ささ・軽さのほかにも、つけていることを意識せずに使える仕様を追求。アンテナを内蔵して携帯性を高めたほか、BluetoothRモジュールを搭載し、本体とイヤホン部をケーブルレスで運用可能にしました。加えて、水場や粉塵の舞うような環境でも安心して使える、高度な防塵・防水仕様を実現(IP54/55/67※3)しました。
また、コンパクトなボディながら、市街地では半径 0.5km~1km 程度※2の範囲で通信できる十分なパワー(最大1W出力)を備えるほか、個別呼び出し、秘話機能、音声録音再生機能など、高度な機能を多数搭載。様々な使用状況にフィットするカスタマイズが可能。さらに、地上利用に制限される 30chに加え、上空利用も可能な 5ch での送受信に対応した業界唯一の登録局用全チャンネル(35ch)実装機ですので、活用できるエリアも広がります。カラーバリエーションとして、ブラックのほかに、メタリックレッド・メタリックイエローの2色(近日発売予定)もラインナップし、合計3色で展開します。
http://www.icom.co.jp/release/20160916/
フリラjp流にIC-DPR30がすごいワケを考えてみる
新製品の紹介であれば、正直言ってメーカーの発表や、youtubeなどの動画サイトを見ていただければわかると思いますが、発売される製品については 「メーカーからユーザーに対しての提案」 という側面もあるので、フリラjp流に、このIC-DPR30の発売を読み解いてみることにします。DPR30の話題の前にIC-DPR3の話から
IC-DPR3の話をしないとIC-DPR30の話に辿りつなないので、順番を追って話を進めます。IC-DPR30も革新的な新製品であることは間違いないのですが、その前にIC-DPR3がすごい、という話からする必要があります。
「製品はメーカーからのユーザーに対する提案」ですから、その製品だけで完結していないということもあります。
今まで発売されていた製品(提案)を踏まえての新製品(提案)ということになるわけです。
IC-DPR3の偉業はズバリ発想の転換にあります。
今までは高価な「業務機」という位置づけだったデジタル簡易無線機を、比較的安価なホビーユースへと発想を転換したことで、出力1W機でありながらフリラの方に受け入れられた無線機の先駆者といえます。
これには、アマチュア機であるID-31の筐体を使用したことから、コストダウンに成功して、出力も5Wではなく1Wを最大出力としたことによって販売金額を下げて多くのユーザーを獲得することに成功しました。
他のメーカーにはない発想だったことは間違いなく、他のメーカーも、この流れに追従するかのように小型モデルを市場投入してきました。
その例は、KENWOODではTPZ-D553や、八重洲のVXD1が子rwらの製品となります。
時代の流れに先鞭をつけた名機がIC-DPR3なのですが、いまいち評価されていないのは可哀そうな気がします。
IC-DPR3からのぉ~、IC-DRP30なんです
IC-DPR3の発売された意義が大きいことはご罹患いただけたと思いますが、IC-DPR30の発売された意義を考えてみましょう。●チャンネル構成
動画サイトなどでは、デジ簡機初の「35chフルカバー」というような表現をしているようです。
もちろん間違いない表現なのですが、正確にいうと30ch+5chのチャンネル構成となります。
メーカーのプレスリリースでも「フルチャンネル」と表現しながらも注意書きも添えらてており「※1 2016年8月時点で、国内で販売されているデジタル簡易無線機(3A/3B/3R/3S)として。当社調べ。」とあります。
デジタル簡易無線の規格で、登録局でも、通常フリラの方が使用しているのは「3R」と呼ばれる規格で、スカイスポーツなどで使用される上空用の5chは登録局でも「3S」と呼ばれる規格です。
IC-DPR30は業界初の3R+3Sという、」二つの規格のハイブリッド機ともいえる無線機なのです。
●アンテナ内蔵とBluetooth装備
この二つのことからこのIC-DPR30は手で持って運用するスタイルは推奨していないことが読み取れます。
本体をポケットなどにいれてBluetooth対応のヘッドセットなどで交信する方法をメインに作られているようです。
本体からアンテナが露出していませんから、遠距離通信は想定されていないようです。
位置付けとしては「よく飛ぶ特小」という特小では飛びを足りないユーザーをターゲットにしていることがわかります。
●ライバル機はもはやデジ簡だけではない
IC-DPR30を見るとKENWOODの特小機、UBZ-S278やUBZ-S20を意識したようなデザインになっています。
デザインは使用する用途表現している場合もあるので、UBZ-S278やUBZ-S20の市場まで貪欲に狙いに来ているのがわかります。
デジ簡でありながら、ライバル機はデジ簡だけでなく、特小まで視野に入れた戦略的な製品であることがわかります。
話がとっ散らかったのでまとめてみます
IC-DPR30はIC-DPR3で達成してきた、ユーザーへの新しい提案を今回もしてくれました。その提案を具体的に表現してみましょう。
●特小で物足りない飛びもデジ簡だからよく飛びます!
●上空使用もできるので、他社のように上空用の無線機を別に購入しなくてもIC-DPR30を買えば大丈夫だよ。
●無線機はポケットに入れたまま使えるし、ヘッドセットもワイヤレスだからコードが邪魔にならないし、両手が使えるから便利だよ。
まさか、このようなお知らせを書く日が来るとは思ってもいませんでした。
1エリアでも有数のサービスエリアの広さを誇っていた、神奈川県の大山RPTが閉局しました。
閉局理由は、何者かによるレピーター装置の破壊により閉局を余儀なくされたとのこと。
レピーターに電源を供給している太陽電池のソーラーパネルを破壊されてとのことです。
もちろん修理も可能ですが、一度破壊されてしまうと、同じ場所に設置してもサイド破壊されるという懸念から、大変残念なことに大山RPTは閉局との判断にに達したということです。
広域レピーターとして1エリアでは大変にぎやかなレピーターだけに残念でなりません。
最近では中学生、高校生、YLといった新しいユーザーも増えてきただけに、その存在意義は大変大きいものでした。
今後の予定は埼玉県に新たな特小レピーターの設置を計画中とのことで、サービスエリアに長野県をカバーする目標とのことです。
それにしても設備の破壊という最悪のケースでの閉胸となったことは非常に残念としか言いようがありません。
チバCB747氏より特小レピーター開設の情報が届きました。
●千葉県東金市RPT 3A-L18-01(ローカルRPT)
レピーター本体はスタンダードのRP808を採用しているとのことです。
ローカルRPTとのことですが、九十九里方面では初の特小レピーターです。
●特小レピーターの利用について
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。
●フリラjpからのお願い
フリラjpでは特小レピーター情報を随時募集しています。
新規の常設特小レピーターの他、移動運用での臨時特小レピーター情報や、既に運用されている特小レピーターの周波数変更などの情報提供も大歓迎です。
特小レピーター情報は「Contact」からお寄せください。