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link フリラjp フリラjp (2024/11/22 19:35:19)

現在データベースには 781 件のデータが登録されています。

feed 特小レピーター情報をまとめました (2016/5/8 21:37:17)

記事で紹介しています、特小レピーター情報ですが、だいぶトッ散らかってしまった感がありますので、メニューバー~閲覧できるようにまとめました。

●関東(1エリア)特小レピーターリスト
http://www.freeradio.jp/?page_id_=687

●東海(2エリア)特小レピーターリスト
http://www.freeradio.jp/?page_id_=693

●近畿(3エリア)特小レピーターリスト
http://www.freeradio.jp/?page_id_=701

●中国(4エリア)特小レピーターリスト
http://www.freeradio.jp/?page_id_=707

●四国(5エリア)特小レピーターリスト
http://www.freeradio.jp/?page_id_=710

●九州(6エリア)特小レピーターリスト
http://www.freeradio.jp/?page_id_=713

●東北(7エリア)特小レピーターリスト
http://www.freeradio.jp/?page_id_=717

●北海道(8エリア)特小レピーターリスト
http://www.freeradio.jp/?page_id_=720

●北陸(9エリア)特小レピーターリスト
http://www.freeradio.jp/?page_id_=723

●信越(0エリア)特小レピーターリスト
http://www.freeradio.jp/?page_id_=726
repeter


feed 日本海ダクト祭り2016 (2016/5/4 18:02:32)

http://mixi.jp/view_diary.pl?id_=1952191110&owner_id_=56690

GWの運用イベントも終わったところで、次のイベント「SV2016」に気合いを入れて計画されている方も多いかとは思いますが、デジタル簡易無線を使用した運用イベントがあるのをご存知ですか?
そのイベントとは「日本海ダクト祭り」です。

開催日時:5月21日 - 5月22日 14:00まで

temperature_inversion

ダクトってなんだ?

「ラジオ・ダクト」または「対流圏ダクト」と呼ばれる特殊な電波伝播の仕方をいいます。
CB(27MHz帯)では夏場の電離層反射のEsなどが有名ですが、UHF帯では対流圏で発生する大気の逆転層によるダクトが遠くまで電波が届く電波の飛び方として、一部のUHFマニアの間では運用されています。
難しい話は、詳しい人のwebを検索してみてください。
簡単に説明すると、電波が遠くまで飛ぶトンネルのようなものが大気中にできる現象のことです。
CB以外のフリラでも長距離交信できるチャンスがあったのです。
27MHzのEs運用も楽しいですが、351MHzのDCRを使用したダクト運用もEsと同じくスリリングな交信ということです。

ダクト交信の動画紹介

●DCR351 5W ダクト交信 北海道松前郡⇔佐賀県唐津市成功!!


●はこだてGT44 空山展望台~北海道松前町


●秋田県男鹿市寒風山山頂 - 島根県出雲市摺木山山頂 796.5km


●2013年6月8~9日 デジタル簡易無線 日本海ダクト交信実験成功動画


やまぐちAN77氏のブログでは昨年のダクト祭りの様子を振り返って、交信時の電波伝播の解析などを行っていました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yamaguchi_an77/68301102.html


feed ケンウッドのデジ簡は音がいい!? (2016/4/24 12:28:29)

ケンウッドのデジタル簡易無線のDPZ-D503やDPZ-D533など、フリラの方の中にはこれらケンウッドの機種は音がいいという方が多いようです。
実は音がいいということは、メーカーの担当者も自慢していることで、技術に裏打ちされた発言だと思っていました。
Youtubeでは比較した動画がアップされているようですが、なぜ音がいいという方が多いのか、社団法人電波産業会(ARIB=アライブ)の、デジタル簡易無線の標準規格(ARIB STD-T98 1.1版)という資料から探っていきたいと思います。

STD-T98v1_001

ケンウッドが特許を持っていた!

今回ARIBの規格書を見て分かったのが、ケンウッドが特許を持っていることでした。

STD-T98v1_1_004
全部で4つの特許技術がデジタル簡易無線には使用されているようです。(AMBE方式の場合)

規格書に定められているということは、AMBEのデジタル方式で無線機を製造する場合は、これらの特許技術を用いた方式を取り入れないといけないということです。
特許を申請したケンウッドが独自のチューニング方法を持っているため、送信音や受信音がいいといわれることは納得できますね。
ケンウッドは、以前からデジタル機を製造しており、海外のデジタル業務機では非常に定評がありました。

Youtubeの動画紹介

ケンウッドのリグの音質に関係したレビューを行っている動画を紹介したいと思います。

アイチFK414/加藤文和氏
●デジタル簡易無線機6機種送信音比較
受信側のトランシーバーがIC-DPR6に固定されているため、 送信音の違い がわかりやすい動画になっています。
各社それぞれ、送信音に違いがあることがわかります。



ナガオカHR420/ももすけ氏
●デジタル簡易無線受信音比較! KENWOOD TPZ-D553と他機種を比べてみた!
受信側のトランシーバーを変えて、 受信音の違い がわかりやすい動画になっています。



ミエAC129/アタック氏
●TPZ-D553 オーディオイコライザー 聞き比べ デジタル簡易無線
TPZ-D553のオーディオイコライザーについての動画です。
TPZD553には自分好みの受信音にある程度設定を変えられる機能が搭載されていました。
音質にこだわった無線機づくりを、TPZ-D503よりもさらに追及した無線機になっていいることがわかります。


参考資料

●変調装置、移動通信システム、変調方式、及び通信方式(特開2005-142870)
http://tokkyoj.com/data/tk2005-142870.shtml

【要約】
【課題】 線形パワーアンプを用いることなく、2005年施行のFCC規則に適合することができる変調装置、陸上移動通信システム、変調方法、及び通信方法を提供する。
【解決手段】 エンコーダ11は音声データ等を符号化して2値信号を生成し、マッパ12は該2値信号を4値のシンボルに変換して出力する。ベースバンドフィルタ13はルートレイズドコサインフィルタ131とsincフィルタ132とから構成され、シンボルの所定周波数成分を遮断して波形信号に整形し、整形した波形信号を出力する。FM変調器14は波形信号の振幅の大きさに応じてFM変調した信号を受信部20に送信する。マッパ12から±3のシンボルが出力されたとき、FM変調器14から送信される信号の周波数偏移は、±0.822[kHz]乃至±0.952[kHz]の範囲の所定値となる。

●送信装置、受信装置、データ送信方法及びデータ受信方式(特開2005-175645)
http://tokkyoj.com/data/tk2005-175645.shtml

【要約】
【課題】通信状態が良好ではない環境下でも、簡易な構成で、より確実に誤り訂正を行えるようにする。
【解決手段】送信装置11の冗長ビット付加部13は、分割部12が1ビットずつ分割した各データビットに冗長ビットを付加し、インタリーバ14は、インタリーブを行う。送信装置11は、FM変調部16がFM変調した信号を送信する。受信装置21のシンボル判定部24は、FM復調部23がFM復調した信号に対して、ナイキスト点におけるシンボル判定を行い、ビット変換部25は、シンボル判定の結果に基づいてビット変換し、フレーム復元部27は、デインタリーバ26がデインタリーブを行ったビット列から、送信装置11の冗長ビット付加部13が付加した冗長ビットを削除する。

●スクランブラ、ベースバンド信号生成装置、スクランブル処理方法、ベースバンド信号生成方法及びプログラム(特開2006-101381)
http://tokkyoj.com/data/tk2006-101381.shtml

【要約】
【課題】 簡素な操作でデータ列にスクランブルを施し、また、機能チャネルの内容が変化したときにも簡単な処理でスクランブルを施す。
【解決手段】 パターン生成部11にて生成されたスクランブルパターンを構成する2進数ビット列に含まれる各ビットのビット値に対応して、正値あるいは負値の乗算値を乗算値決定部12によって決定する。乗算処理部13は、絶対値が等しい所定の正値と負値の組を値域に含んだ多値シンボルで構成されるシンボルデータ列における各シンボル値を表すシンボルデータと、乗算値決定部12にて決定された乗算値との乗算を実行する。このとき、乗算処理部13は、1シンボル分のシンボルデータと、スクランブルパターンに含まれる1ビットのビット値に対応して決定された乗算値との乗算を、シンボルデータ列が表すシンボル数に達するまで、順次に実行する。

●移動無線通信装置、無線通信装置及び通信処理方法(特開2006-101382)
http://tokkyoj.com/data/tk2006-101382.shtml

【要約】
【課題】 同期ワードの長さを短縮して迅速に通信リンクを確立可能とし、且つ、精度が良好な同期検出を可能にする。
【解決手段】 移動無線通信装置における同期に関する動作状態に応じて、プレワードPW及び同期ワードSWの両方を用いて同期を獲得したり、同期ワードSWのみを用いて同期を獲得したりする。例えば、制御チャネル110が受信対象である場合に初期同期状態であるときには、プレワードPW及び同期ワードSWの両方を用いて、同期演算部における演算結果が所定の閾値を1回超えるだけで、同期が確立したとする。直接通信チャネル112が受信対象である場合に初期同期状態であるときには、プレワードPW及び同期ワードSWの両方を用いて演算結果が所定の閾値を1回超えたとき、あるいは、同期ワードSWのみを用いて演算結果が所定の閾値を2回連続して超えたときに、同期が確立したとする。


feed 新技適対応! SR-01型CB無線機が予約開始! (2016/4/18 23:22:48)

株式会社サイエンテックスからこのたび、新型のCB無線機が予約開始となりました。

型番は SR-01 もちろん新技適に対応した新型の市民ラジオ用無線機です。

予約開始日:2016年4月18日から

初回出荷予定:2016年9月上旬

価格:¥138,000(送料、税込み)

詳しい情報や予約については株式会社サイエンテックスのwebから確認してください。
http://www.scientex.co.jp/citizenband/index.html

正面パネル

sr01_03big
オリジナルの丸形メーターがとても印象的です。
7セグメントのチャンネルインジケーターもフリラ愛好家のツボをしっかりとわかっていないととできない芸当といえます。
RITが標準装備ということも、現代のCB機つくりでは欠かせない要素でしょう。

昭和30年代のアマチュア無線機のような、温かみを持ちながら、メカっぽさもある、まさに昭和レトロといった雰囲気を醸し出しています。

メーター部

sr01_04big

オリジナルの丸形メーターです。
受信時の信号強度はもちろん、送信時の音声レベルや電池の電圧までチェックできるSR-01のデザインの最大の特徴あるメカです。

側面、アンテナ部

sr01_06big
側面のアンテナ部のパーツも昭和レトロな造形をしています。
削りだしの樹脂と金属パーツで構成されているアンテナには秘密が隠されていました。
アンテナ部の秘密については今後公開予定です。

底部(バッテリー部など)

sr01_07big
単3電池が6本で動作するようです。
以前のリグのように重たい単2電池をたくさん入れなくてもよくなったようですね。
また、本体を斜めにできる折り畳みの脚も見ることができます。

今後の予定としては、まだ開発段階とのことなので詳細については公開できないとしていますが、アンテナ部や変調方式と変調器の回路設計にまつわる画期的な秘密についても公開していく予定です。


feed アルインコ特小機のレピーターA設定、B設定とは? (2016/4/17 12:54:20)

アルインコの特小機でレピーターにアクセスする場合、一部の機種では、子機側(レピーターにアクセスする側)をA設定かB設定にする必要があります。
今回はA設定とB設定の違いについて考えてみたいと思います。

特小レピーターの運用告知に見るA/B設定

manual_P24_34

まずは設定なんですが、機種によっては、上記のように設定する必要があります。
また、フリラjpでも特小レピーターリストなどで各地の特小レピーターの運用周波数を紹介しておりますが、紹介時の周波数表示はアルインコ形式に統一しています。
たとえば、こんな感じです。↓

●東京都 フリラRPT      3A-L10-00

チャンネル表示は「3A-L10-00」の部分です。
チャンネル表示を分解して説明すると。

3A
レピーターにアクセスする子機モードです。
この場合は、子機モードでA設定となります。

L10
レジャーチャンネルの10チャンネルという意味です。
以前のチャンネルの棲み分けで、レジャー用とビジネス用とに区別していた時期もありますが、現在ではそのような区別もなくなりました。
無線機の表示には昔からの表現がそのまま残ってしまっています。

00
最後の数字2桁はトーン周波数の設定となります。
取説によっては「グループ番号」と表現されています。
多くの特小レピーターでは「08」が設定させていることが多いようですが、アクセスするレピーターによって違います。(設定される番号は、01~38が一般的となっているようです)
グループ番号が設定されていない場合は「00」と表現します。

DJ-P24では下記のような表示となります。
manual_P24_33

DJ-P222では以下のような表示となります。
manual_P222_rpt

機種によって表示は変わりますが、上記の2機種ではこの設定で、「3A-L10-00」と表示されたレピーターにアクセスできます。
DJ-P222ではA設定、B設定が設定できません。
設定できない機種については、基本的にA設定となります。
また、アルインコ以外のメーカーの機種についても基本的にはA設定となります。

A設定 B設定の違いとは?

A/B設定できる機種(DJ-R20D、DJ-P24、DJ-R100Dなど)ですが、いったいAとBでは何が違うのでしょうか。
その違いはズバリ、送受信に使用される周波数の違いだったのです。
A設定とB設定では、送受信に使用される周波数の組み合わせが全く逆の設定となります。

ALINCO(アルインコ)
特定小電力トランシーバー ロングアンテナ DJ-R100DL ALINCO(アルインコ) 特定小電力トランシーバー ロングアンテナ DJ-R100DL

manual_R100D_RPT_Lch manual_R100D_RPT_Bch

レピーターにアクセスするための周波数の組み合わせは上記の表の通りです。
レピーター用に割り当てられた周波数は27チャンネル、なので全部で27通りの組み合わせがあります。
L10~L18までがレジャーチャンネル、b12~b29までがビジネスチャンネルのレピーター用周波数となっています。
A設定の場合は、送信をA側の組み合わせで行い、受信をB側で行います。

「3A-L10-00」という表記の場合は、A設定となりますので、子機の送信周波数は440.2625MHzで受信周波数が421.8125MHzとなります。

表現方法を変えて言い換えると、レピーターへのアクセスする周波数(アップリンク)が440.2625MHzで、レピーターから送信されてくる(子機が受信する周波数=ダウンリンク)周波数が421.8125MHzです。

A設定・B設定のメリットとは?

A設定(レピーターの動作はB設定になる)のメリットとは、多数の機種、またはメーカーのレピーターはA設定で動作しているため汎用性が高いということです。

また、下記の表を見ていただけばわかると思いますが、通常の交信で使用するシンプレックスの運用周波数は422MHz帯です。

manual_P24_67_1 manual_P24_67_02

422MHz帯ということは、機械的な性能としても、421MHz帯のダウンリンクを受信する方が、440MHz帯を受信するよりも得意ということが考えられます。

なぜ得意といえるのかは、特小の場合はアンテナが取り外しできません、アップリンク周波数とダウンリンク周波数は、約20MHzほど離れていますので、たとえ10mW出力といえどもアンテナが送受信する周波数にあっているかは非常に重要な問題です。
そうなると、通常使用する422MHz帯の周波数にアンテナを調整する方がいいと考えるのが自然だと思えるからです。
レピーター専用機には、アップリンク用とダウンリンク用の2本のアンテナを装備した機種もあります。
もちろん1本のアンテナで送受信しているモデルもあり、比較的廉価モデルが1本で送受信するタイプに多いような印象を受けます。

DJ-P101R_01
↑写真はアルインコの屋外設置型レピーター専用機のDJ-P101R。
わずかですが、左側のアンテナが長いように見えます。
長い方のアンテナが周波数の低い(421MHz帯)のアンテナと思われます。

DJ-P112R_01
↑この機種はアルインコのアンテナ1本タイプのレピーター専用機のDJ-P112R。
アンテナが、どの周波数にあっているかは不明ですが、アンテナが1本でいいため小型化できるメリットがある。

F.R.C FIRSTCOM ファーストコム 中継器 FC-R1 F.R.C FIRSTCOM ファーストコム 中継器 FC-R1

続いて、B設定のメリットについて考えたいと思いますが、正直なところB設定のメリットはあまり見出せません。
しいて言えば、レピーターの混信対策くらいですが、B設定にしてしまうとアクセスできる無線機も限られてしまうといったデメリットがあります。
業務で使っているユーザーであれば、問題はないでしょうが、ホビーユースとして使っているフリラユーザーの方にとってはデメリットしかありません。
そんなことから、アルインコ以外の他のメーカーでは、あえてA/B設定を有効とはせず、デフォルトでA設定のみに留めているのかもしれません。

 


feed 【九州】6エリア特小レピーターリスト (2016/4/16 15:24:14)

●福岡県  久留米RPT      3A-L17-08
●福岡県  福岡椎浜RPT     3A-L15-08
●福岡県  米の山RPT      3A-L11-08
●福岡県  高良RPT       3A-L17-08
●福岡県  小波瀬RPT      3A-L11-08
●福岡県  北九州第2RPT     3A-L16-15
●大分県  国東RPT                  3A-L17-08
●大分県  波多方RPT               3A-L11-08

repeter


feed 6エリア特小レピーター速報! (2016/4/10 22:37:46)

オオイタKO125氏より6エリア特小レピーター情報が届きました。

大分県 波多方RPT 3A-L11-08 (山岳RPT)

設置場所は大分県杵築市の波多方峠(はだかたとうげ)とのことです。
レピーターの標高は約430mくらいとのことですから、かなり広いサービスエリアを期待できそうです。

6_rpt_02
↑レピーターの設置場所からの風景
かなり遠くまで見通せることがわかります。
アクセス可能なサービスエリアは大分県内では大分市、別府市、杵築市とのことです。

6_rpt_01
↑レピーター本体はFRCのFC-R1を使用しています。
コスパの優れたレピーター専用機です。
F.R.C FIRSTCOM ファーストコム 中継器 FC-R1 F.R.C FIRSTCOM ファーストコム 中継器 FC-R1

6_rpt_05

↑アマチュア無線用に設置されたパンザマストに設置されています。

6_rpt_04

↑アマチュア無線用の430MHzの八木アンテナのように見えますね。
作業用に設置されたステージの下に波多方RPTが取り付けられているようです。

レピーター詳細についてはオオイタKO125氏のブログにて紹介されています。
http://blogs.yahoo.co.jp/oita_ko125

ブログ内の写真の使用許可ありがとうございます。

●特小レピーター注意書き
特小レピーターは、そのほとんどが個人で設置運営されています。
予告なく突然の廃止や休止、運用周波数やトーン周波数の変更などもあります。
特小レピーターを使用する際は、運用マナーを守って設置者の方に感謝の気持ちを忘れずに運用を楽しみましょう。


feed デジ簡の電池・八重洲のFNBV87LIを考える (2016/4/10 18:36:50)

今回の話題はデジタル簡易無線の電池の話です。
話題の中心はヤエスのデジ簡で採用されている充電式バッテリーのFNB-V87LIです。
無線機メーカーでは筐体のデザインを共通化させることにより、製造コストを安くしたり、オプションを今日ッ通過することによって在庫リスクや開発コストを削減するといった企業努力が図られています。
そうしたメーカーの努力もあり、ユーザーも安価に製品を購入できるというメリットを享受できるわけですが、今回は他のメーカーとは違った方向からアプローチで製品開発が行われたであろうヤエスにスポットライトをあてました。

こんなに使える無線機がある

まず、ヤエスのデジタル簡易無線のラインナップの紹介です。

●VXD-10系筐体
VXD-10    3R
VX-D591  3B
VX-D291U  3R
VX-D291S  3S

●VXD20系筐体
VXD20   3R
VXD450U 3B
VXD450R 3R
VXD450S 3S
VXD450V 3A

筐体(きょうたい)の形状は大きく2系統に分けることができました。

現在はVXD-1やVXD-9も発売されていますが、FNB-V87LIを使用できないので、今回の話題からは除外します。

これらの全く違う2種類ある筐体で同一の電池(FNB-V87LI)が9機種で使用できることが特徴です。

使用できる無線機の機種が多いということは、今後もFNB-V87LIが製造される期間が長いことが容易に想像できます。
高価な無線機の消耗品であるバッテリーが、長い期間新品で入手できるという可能性がありますので、無線機選びのポイントになると思います。

●VXD-10のwebページ
http://www.standard-radio.jp/vxd10/index.html

●VXD20のwebページ
http://www.yaesu.com/jp/dt_index/vxd20/detail.html

ボディーが先か? バッテリーが先か?

ここで他のメーカーとの違いを考えてみましょう。
他のメーカーも同一ボディーを色々なタイプの無線機に導入して製造コストを下げています。
もちろんバッテリーやオプションも共通化できるので、ユーザーとしてもメリットがあるわけですが、ヤエスはあえてボディーを共通化する方法よりも、バンッテリーを共通化する道を選んだようです。
バッテリーを共通化することによって、自社では生産することができない電池のコスト削減を目指したようです。
ラインナップを見る限り、同じ電池を使用するということが先行して、筐体の共通化という方向に向いているように思えます。
今回紹介したFNB-V87LIには社外品の電池発売されています。
純製品と比べると価格もかなり安いですね。

【増量】【ロワジャパン社名明記のPSEマーク付】【日本セル】 VERTEX/YAESU VX821 VX824 VX929 の FNB-V87LI 業務 無線用 互換
バッテリー 【増量】【ロワジャパン社名明記のPSEマーク付】【日本セル】 VERTEX/YAESU VX821 VX824 VX929 の FNB-V87LI 業務 無線用 互換 バッテリー

スタンダード FNB-V87LI
業務無線用リチウムイオン電池パック(2000mAh) スタンダード FNB-V87LI 業務無線用リチウムイオン電池パック(2000mAh)

FNB87li_640

左がロワジャパンから発売されている FNB-V87LI互換タイプ の電池。
右が 八重洲純正のFNB-V87LI です。


feed 【動画紹介】総務省・不法電波から暮らしを守れ!~電波利用にはルールがあります~ (2016/4/3 15:42:18)

この動画なんですが、23分40秒あります。

動画のナビゲーターとして登場するのは、優木まおみ(JM6CRT)さんです。

アマチュア無線家だったんですね。

さすが総務省の公式動画です。

きちんと「違法」と「不法」という言葉を使い分けていました。


feed SWR測定実験・ダイヤモンド NR950M編 (2016/4/3 14:22:03)

ダイヤモンドブランドでお馴染の第一電波工業かtら発売されているモービルホイップのNR950MのSWR測定実験を行いましたので結果発表です。

NR950M_RX

NR950Mはアマチュア無線用のモービルホイップ(モビホ)で144/430/900MHzとパーソナル無線にも対応したアンテナです。

ただ、気になるのが、120/150/300/450/800MHz帯受信対応のいう性能も併せ持っていることです。
取り扱い説明書はコチラ→ http://www.diamond-ant.co.jp/pdf/nr/nr950m.pdf

●120MHz・・・エアーバンド(航空無線)が受信できるという意味です。
●150MHz・・・VHFの業務無線や消防無線の受信に対応の意味です。
●300MHz・・・当時の警察無線、署括系(350MHz)受信に対応しているという意味です。
●450MHz・・・UHFの業務無線の受信に対応の意味です。
●800MHz・・・アナログの携帯電話の受信に対応の意味です。

350MHz帯が受信できるのであれば、デジタル簡易無線で送信できるんじゃないか?

という疑問がフツフツと湧いてきました!

実験前にNR950Mってどんなアンテナ?

NR950Mの規格

●周波数:144-146MHz、430-440MHz、903-305MHz

●利得 :3.15dBi(144MHz)、6.3dBi(430MHz)、8.7dBi(900MHz)

●耐入力:200W(144MHz)、120W(430MHz)、50W(900MHz)

●全長 :0.99m

●重量 :260g

現在発売されているモービルアンテナの中では数少ないパーソナル無線の903MHzという周波数に対応したアンテナです。
現在、パーソナル無線は新規の局免許が受付されていない状態なので、無線機はもちろん周辺機器も製造されている製品はほとんどありません。
そんな中でアンテナという、ある意味消耗品的な製品でパーソナル無線対応のものが現在でも新品で入手できることは、NR950Mが非常に貴重な存在であるということが認識できます。

アンテナのセンターピンは24金メッキが施されているので、903MHz帯という高い周波数でもロスがほとんどなく、高周波エネルギーを確実にエレメントに伝えることができます。
もちろん受信時もコネクター部でのロスがほとんどないので、微弱な電波を無線機に伝えることが可能です。

24kpin

第一電波工業 ダイヤモンド NR950M
144/430/900MHz帯&エアーバンド/150/300/450/800MHz帯受信対応 8バンドノンラジアルモービルアンテナ NR950M 第一電波工業 ダイヤモンド NR950M 144/430/900MHz帯&エアーバンド/150/300/450/800MHz帯受信対応 8バンドノンラジアルモービルアンテナ NR950M

ちなみにNR950MのアマチュアバンドでのSWRの特性は以下の通りです。

NR950M_144SWR_640

144MHz帯はバンド全体でSWRは1.4以下となっています。
無調整ですぐにアマチュア無線で使用できます。

NR950M_430SWR_640

430MHz帯はバンドエッジを除いて、SWRは1.5以下です。
430MHz帯の10MHzというバンド幅を考えると、十分に使えるアンテナといえるでしょう。
どうしてもSWRが気になるときは下記の方法でエレメントの長さを変えることでSWRの調整もできます。

NR950M_TUNE

早速実験です!

早速NR950Mがデジタル簡易無線で使用できるかの実験です。
実験は周囲の影響をなるべく受けないように公園で行いました。

IMG_1615_320_NR950M

使用した機材は以下の通りです。

●アンテナ・・・・ NR950M

●無線機 ・・・・ VXD-10

●SWR計  ・・・・ SX-400

第一電波工業 SX400
通過形SWR・パワー計【140〜525MHz】 第一電波工業 SX400 通過形SWR・パワー計【140〜525MHz】

実験結果は以下の通りです。

IMG_1610_640_NR950M

SWR=3

一般的に送信に使えるSWRの上限は1.5以下とされていますので、SWRが3以上の実験結果としては、351MHzのデジ簡では到底送信には使えそうにありません。
やはり受信対応ということであって、NR950Mはデジタル簡易無線の送信では使用できませんでした。

今回の実験は、デジタル簡易無線の送信に対応していないアンテナでのSWR測定です。
アンテナはきちんと送信に対応アンテナを使用しましょう。
デジタル簡易無線の送信に対応していないアンテナを使用した場合、無線機の破損などにが発生する場合があります。
絶対にデジタル簡易無線用に開発された以外のアンテナを使用することはやめましょう。
デジタル簡易無線用以外のアンテナを使用して無線機などが破損しても、編集部では一切の責任は負いかねます。


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