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2025年3月31日(月)、米国・フロリダ州から打ち上げられた有人宇宙船「クルードラゴン」が、民間人4人を乗せて宇宙に飛び立ち無事軌道に投入された。4人が搭乗するクルードラゴンは、地球の北極と南極の上空を飛行する初めての軌道上で3~5日間を過ごす。周回中には「Fram2(フラム2)」と呼ばれるミッションが行われ、その一環としてアマチュア無線コンテスト(アマチュア無線トレーニング)「Fram2 Ham」を実施するという。これは、あらかじめ選ばれた高校生と大学生チームを対象に、宇宙から送られてくる「パズルピース」を模したSSTV画像をそろえてパズルを組み立て、極地の位置を特定し、その位置に関連する質問に答える内容だとしている。日本時間4月2日(水)10時47分から(予定)で、使用するコールサインはLB9NJ(ノルウェー)とKD3AID(米国)を予定。クルードラゴンからのSSTV送信周波数は437.550MHz。日本からのチーム参加はないが、宇宙から届くSSTV画像の受信に挑戦してみてはいかがだろうか。
今回、浅井氏(JA3TDW)からhamlife.jpに、宇宙ミッションのためのアマチュア無線コンテスト「Fram2(フラム2)Ham」の情報が届いたので紹介しよう。
民間人4人を乗せた米スペースXの宇宙船「クルードラゴン」が成功裏に打ち上げ・軌道投入されました。クルードラゴンでは「フラム2」と呼ばれるミッションが計画され、その一環としてアマチュア無線を使用したSSTV画像の送信が実施予定です。
「フラム2」ミッションおよびSSTVイベントの詳細は以下のWebサイトまたは添付テキストファイルを参照願いますが、SSTVは一般のアマチュア無線家も受信でき、受信画像はARISS SSTVギャラリーに投稿することができます。
残念ながら日本からチームを編成してSSTVイベントに付随する競技に参加することはできませんが、日本のアマチュア無線家の皆さんも、この機会に宇宙から届くSSTV画像を受信に挑戦してみませんか。
なお、SSTV画像をそろえてパズルを組み立てるというコンテストルールですので、受信した画像はARISS SSTVギャラリーに掲載されるまで ソーシャルメディアなどに公開はお控えください 。よろしくお願いします。
SSTV送信周波数: 437.550MHz
SSTV送信出力: 5W
SSTVモード: Robot36
SSTVイベント開始日時: 2025年4月2日1時47分から UTC(予定)
※日本時間4月2日(水)10時47分から(予定)
その後の情報によると、宇宙船に搭載されているIC-705を使った音声による交信は成功しているので、SSTV画像の受信も問題ないと思われます。ただし、国際宇宙ステーション(ISS)からの運用と異なり、送信出力が5Wであり、ドップラーシフトも大きいため、受信のハードルは高いと想定されます。

参加者は3枚のSSTV画像からなる4つの完全なピース(合計12枚)を受信して、画像を(パズルのように)再構成するとともに、極地探検の歴史に関する一連の質問に答えるというルール(FRAM2 HAMから)
今回のイベント告知と参加チームへの注意事項は以下のとおり(機械翻訳)。
●準備はいいですか? Fram2Ham コンテストのカウントダウンが始まりました。
2025年3月31日、世界中のアマチュア無線愛好家は、3月31日に予定されているFram2ミッションと世界規模のFram2Hamアマチュア無線コンテストの打ち上げを待つ時間も残りわずかです。民間宇宙飛行士4名を乗せた3~5日間の極軌道飛行は、極から極への軌道に投入される初の有人宇宙船となります。
その仕組みは次のとおりです。ミッション中の特定の時点で、宇宙飛行士のRebeaRogge氏(コールサイン:LB9NJ ノルウェー、KD3AID 米国)が、バッテリー駆動のアイコムIC-705トランシーバーを使用して、スロースキャンTV(SSTV)画像を地球に送信します。高校生や大学生は、専門家の指導の下、無線受信機を使用して、Rebea氏が過去の極地探検に関連する3つの極地地理的エリアから選んだ衛星画像のデータをキャプチャします。
これはいくつかの理由から決して簡単な仕事ではありません。宇宙船は地球から420km 上空の円軌道を移動しており、信号の伝播はミッション開始まで完全には理解されず、宇宙船のアンテナの向きが変化するため、送信された信号が飛行経路の片側にずれる場合があります。参加者は、空を猛スピードで横切るFram2宇宙船を追跡するために、アンテナを正確に向ける方法を見つけ出す必要があります。
さらに難しいのは、ミッションの短さと、高速で移動する宇宙船が地上局の上空を移動する際に信号周波数のシフトを常に修正する必要があることです。このシフトはドップラー効果として知られており、通過する列車の汽笛や救急車のサイレンの音に起こることと似ています。
各場所では、データを受信するために 1日に1回か2回しか通過しない可能性が高いため、時間は非常に重要です。成功するには、参加者は3枚の画像からなる4つの完全なピース(合計12枚)を撮影し、画像を(パズルのように)再構成するとともに、極地探検の歴史に関する一連の質問に答える必要があります。過去の探検家たちと同様、世界中の若者は積極的な参加者としてこの先駆的なミッションに参加できることに興奮していることを明らかにしています。課題が彼らをさらに成功へと導くだけです。
SSTV画像は、世界中のアマチュア無線家、教育者、若者など、あらゆる無線愛好家が受信できます。また、これらの画像をARISS SSTVギャラリーに投稿することをお勧めします。軌道追跡を支援するために、2線要素データをARISS Webサイト www.ariss-usa.org/keps.txt および https://www.ariss.org/keps.html で公開しています。2線要素とケプラーの軌道要素の入門書については、このAMSAT Web サイトにアクセスしてください。
SSTVサイトに画像を受け取って投稿した人は、画像の送信に成功した後に表示される「条件に同意します」ボタンをクリックすることで、電子メールで賞状を受け取ることができます。投稿された SSTV 画像は、Fram2ミッションが完了するまで公開されません。
ソーシャル メディアに関する注意:ミッション中に画像を撮影した人は、競技者の助けにならないように、 ミッション完了後少なくとも 3 日間はソーシャル メディアに画像を投稿しないでください 。
Fram2は、1893年から1912年にかけてノルウェー船「Fram」が行った3回の北極および南極探検に敬意を表するものです。Fram2ミッションと Fram2Ham SSTVコンテストの詳細については、f2.com および Fram2Ham.com を参照してください。
●受信イベントに参加するチーム向けにアナウンスされた注意事項> 重要なお知らせ
・これはコンペティションであることを忘れないでください。Fram2ミッション終了後72時間が経過するまでは、SSTVの画像をソーシャルメディアに投稿したり、他人と共有したりしないでください。 コンペティション終了後、SSTVギャラリーにご自身の画像を投稿してください。ギャラリーの場所: https://ariss-usa.org/ARISS_SSTV/
・Fram2のダウンリンクはすべて437.550MHzで運用されます。
・437.550MHzでの運用には、パス中に+-10kHzのドップラー補正が必要です。 https://www.ariss.org/doppler-correction-tables.html に示されているドップラー補正テーブルを使用し、頻繁にドップラー補正を行ってください。
・アンテナにはプリアンプなどを取り付けて利得を上げて使用してください。
・正確なアンテナポインティングが必須です。
・SSTVの運用はすべて「Robot36(ロボット36)」モードで行われます。説明の通り、Robot36は、36秒間の送信、オペレーションは36秒オン、36秒オフとなる仕様です。
・すべてのパスの信号を録画しておけば、あとSSTV画像を生成することができるでしょう。SSTVソフトウェア(Test Like You Fly)へのオーディオ入力に問題がある場合は注意してください。もし理解できない場合は、ウェビナーを見て、Tips and Techniquesのドキュメントをお読みください。
・ヒント:4月1日(UTC)後半から4月2日(UTC)前半にかけて、米国、カナダ、ヨーロッ パ上空を通過するいくつかのパスがあり、面白そうです。
・これは主に3日間のミッションで、2日間延長される可能性があります。3日間ということは、4月3日(木)に終了するということです。
・すべてのコンペティションチームを応援してください。
・最も重要なこと:この革新的な機会を楽しんでください! そして、すべてのパスチャンスは実験であることも忘れないでください。実験が終わるまで結果はわかりません。
SSTV画像の受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。また、軌道情報は関連リンクの「FRAM2Ham Two Line Element Set/Fram2 Ham軌道要素セット(ARISS Home)」、または「Fram2 Ham軌道要素の開示サイト」で確認できるので参考にしてほしい。
↓この記事もチェック!
<国際宇宙ステーション(ISS)が430MHz帯で初のSSTVミッション>日本時間の2月13日(木)夜から4日間にわたり437.55MHz(FM)/出力5WでSSTV画像を送信
●関連リンク:
・FRAM-2 HAM
Fram2Ham SSTV Simulation on ISS(ISS FAN CLUB)
・ARISS Home
・Welcome to the ARISS SSTV Gallery(ARISS SSTVギャラリーへようこそ)
・FRAM2Ham Two Line Element Set/Fram2 Ham軌道要素セット(ARISS Home)
・Fram2 Ham軌道要素の開示サイト
・fram2@framonauts(X/旧Twitter)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト MMSSTV
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アマチュア無線の交信データを簡単かつ効率的に管理できる機能を搭載した、iPhoneやiPadなどiOS対応機器で使える無料アプリ「HAM交信サポート」が人気を集めている。開発者のJL1BYR 柚春(ゆずは)リナさんによると、2024年9月の登場以来バージョンアップを重ね、現在までに700名以上がダウンロードしているという。開発者本人が「世界一使いやすいHAMアプリ」とPRする、その特徴を紹介しよう。
「HAM交信サポート」(通称:ハムサポ)は、iPhoneやiPadなどのiOS端末用に開発された、アマチュア無線の交信データ管理用アプリだ。利用は無料だが一部はアプリ内課金によるプレミアム機能になっている(2025年3月末現在)。2024年9月に初めてリリースされてから半年、現在もバージョンアップが精力的に行われ、新機能が次々と追加されている。
「HAM交信サポート」の特徴と、4月1日公開の最新版(バージョン1.6.3)に搭載されている代表的な機能は次のとおりだ。
「HAM交信サポート」について
日本のアマチュア無線局を簡単に検索し、交信ログの管理をスムーズに行うための「HAM交信サポート」は、アマチュア無線オペレーターのためのオールインワンアプリです。JARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)会員登録やQSLカード転送の可否を瞬時に確認でき、交信ログや無線機・アンテナ情報の管理もすべてこのアプリで完結します。
<代表的な機能>
★無線局検索機能(総務省DB・JARL会員名簿のデータを利用)。JARL会員名簿のデータ検索で、相手局へQSLカードが転送可能かを確認できる
★呼出符号のプリフィックスで国名判別
★完全オフラインの交信ログ作成/閲覧

新規のログ記録は「交信履歴」画面の右上にある「新規ログ記録+」をタップすることで始まる。最初はこの目立たない表示に戸惑った
★ログ作成中に相手の呼出符号で、総務省DB・JARL会員名簿のデータを確認し、総務省DBから相手のQTHが自動入力できる

新規ログ作成画面(開発者によるサンプル)。総務省DBによる相手局のQTH、JARL会員検索による結果、周波数入力に連動したバンドプラン表示などの機能がある。電波型式の選択はかなり下の方にある
★呼出符号で過去の交信を全てチェック可能
★周波数を入力すれば「バンドプラン」を即時表示
★相手のQTHを大まかに入力すれば、お互いの距離をkmや海里で表示し(要・プレミアム登録)、時差があれば時差も表示(相手局のQTHを地図で表示し距離計測が可能)
★過去の交信履歴から相手の名前は自動入力
★相手の名前と別途個別のフィールドにて和文通話表およびフォネティックコードへの変換機能
★GPSから取得した情報からグリッドロケータやQTHなどを自動入力

相手局QTHのマップ表示と推定距離、自局のグリッドロケーター(6桁)も表示。相手局の名前などには和文・欧文通話表による読み方も表記。初心者には嬉しい配慮だ(開発者によるサンプル)
★モードや周波数、使ったリグや送信出力などは直前ログの情報をそのまま引き継ぎ可能
★QSLカードの送付状況をリマインダーで確認可能

QSLカードの発行受領管理画面(開発者によるサンプル)
★過去の交信の距離や継続時間、回数などの統計を確認可能(一部の詳細統計は要・プレミアム登録)

登録した交信データから、さまざまな統計が表示可能(開発者によるサンプル)
★JCC/JCGリスト、および韓国のKDNリストも搭載(要・プレミアム登録)

JCC/JCGリストの検索も可能(開発者によるサンプル)。市郡区だけでなくTurboHAMLOGの「町村コード」にも対応してほしいところだ
★ログの表示設定から「UTC」と「デバイスの現地時刻」の切り替えが可能
★ADIFでの書き出しや、TurboHAMLOG、AirHAMLOGからの交信データ(CSV)インポートに対応

ADIFでの書き出しや、TurboHAMLOGやAirHAMLOGからの交信データ(CSV)インポートに対応(アプリ設定画面より)
★自分の呼出符号やリグ、アンテナを一覧で登録して管理可能
★コールサインブラックリストを登録して、新規ログ登録時にその呼出符号を入力すれば警告してくれる機能(要・プレミアム登録)
★zLogとの相互互換(zLog→HAM交信サポートや、HAM交信サポート→zLogへのインポートが可能。「コンテスト機能」をオンにしていると書き出す際にzLog互換フォーマットが選択可能)
<現在「プレミアム限定(有料)」になっている機能>
・相手局との距離計測
・相手のQTHの座標取得(住所から)
・統計機能の一部詳細
・相手の呼出符号のブラックリスト機能
・相手のコールサインのプリフィックスから国名を取得する機能
・天気情報やJCC/JCGの自動入力機能
・JCC/JCGおよびKDN一覧表
プレミアム登録料金:
1か月プラン:100円/月
1年プラン:500円/年
※いずれもアプリ内課金。アプリからキャンセル手続きを行うまで自動継続される
<互換性情報>
・互換性
iPhone:iOS 17.0以降が必要です
iPad:iPadOS 17.0以降が必要です
Mac:macOS 14.0以降とApple M1以降のチップを搭載したMacが必要です
Apple Vision:visionOS 1.0以降が必要です。
hamlife.jpスタッフもiPhoneで使用しているが、ハンディ機を持って外出した際に手軽に交信が記録でき、運用地点のグリッドロケータ(6桁)も自動取得してくれるのは便利だ。公開初期にあったバグも解消し、バージョンアップを重ねるたびに使いやすくなっている。4月1日公開の最新バージョン(v1.6.3)で、FT8などのデジタルモード交信時の「+01」や「-13」といったSNRリポートが記入できるようになり、SSTVやATVの交信ではリポート欄が「RSV」になるなど実運用に即した修正がなされている。

4月1日公開の最新バージョン(v1.6.3)の新規ログ作成画面。FT8などのSNRリポート表記などにも対応した
プレミアム登録をしなくても十分使えるアプリなので、iPhoneやiPadユーザーの無線家は、一度試してみてはいかがだろうか。また機能の改善や追加を希望する機能があれば開発者に要望してみると良いだろう。
●関連リンク:
・HAM交信サポート(App
Storeプレビュー)
・最強のアマチュア無線用iPhoneアプリの発展を見返る(喫茶シトラス/柚春リナBlog)
The post <半年で700名以上がダウンロード、iPhoneなどで使える!>便利な機能満載、アマチュア無線の交信データ管理用iOS系アプリ「HAM交信サポート」紹介 first appeared on hamlife.jp .

2025年4月5日(土)18時から23時59分までの6時間にわたり、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)神奈川県支部主催「第43回 非常通信訓練コンテスト」が、3.5/7/50/144/430/1200MHz帯の各アマチュアバンドの電話(AM、SSBとV・UHF帯のFM)で行われる。周波数によって、3.5/7MHz帯は18時00分から19時59分まで、50/144MHz帯は20時00分から21時59分まで、430/1200MHz帯は22時00分から23時59分までと、開催時間が細かく分けられている。なお「紙によるサマリー・ログ書類は、総交信局数が100局以下かつ手書きのもののみを受け付けます。総交信局数が100局を超える場合は、電子ログ書類を電子メールで提出してください」「郵送による紙ログ書類提出時のSASE同封による結果表送付を中止」と案内している。
本コンテストの参加資格は、シングルオペレーター(個人局、社団局、ゲストオペレーター)で運用する日本国内のアマチュア無線局。シングルオペはコンテスト中の運用に関するすべて一人で行うものとする。交信対象は神奈川県内で運用する局(県内局)の場合は、すべての国内局、神奈川県外で運用する局(県外局)の場合は神奈川県内で運用する局(県内局)となる。
呼び出しは県内局が「CQ神奈川訓練」、県外局は「CQ神奈川訓練 こちらは県外局」とし、ナンバー交換は「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「運用場所(県内局は自局の運用場所の郵便番号7桁、県外局は自局の運用場所を示す市・郡・区ナンバー)」となる。
ログの締め切りは、電子メールが4月19日(土)必着で、郵送の場合は4月17日(木)消印有効。紙によるサマリー・ログ書類は、総交信局数が100局以下かつ手書きのもののみ受け付ける。総交信局数が100局を超える場合は、必ず電子メールで提出のこと。
すべての部門種目ごとに、参加局数が10局以下の場合1位、11局から20局以下の場合2位まで、21局以上の場合3位までの順位の局を神奈川県支部ハムの集いで表彰(賞状)するほか(ハムの集いに出席しなかった表彰対象局には、集い終了後に賞状を郵送)、ログ提出局の中から副賞として、抽選で5局に防災関連グッズが贈られる。
詳しくは「第43回 非常通信訓練コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第43回 神奈川県非常通信訓練コンテスト規約(PDF形式)
・非常通信訓練コンテストにおける CTESTWIN
の利用方法について(PDF形式)
・JARL神奈川県支部コンテストページ
・JARL神奈川県支部
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「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」が2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。2023年4月にレギュラー陣の1人だったJA1JRK 谷田部氏がサイレントキーとなり、2024年末でJH1DLJ 田中氏が番組を卒業。現在はJA1NFQ 中島氏とMCの演歌歌手 水田かおり(JI1BTL)、FMぱるるんの “局長” ことJA1VMP 海老澤氏の3名で進行している。
新たに音声ファイルが公開されたのは2025年3月30日(日)21時30分からの第459回放送。前半では海老澤氏がHF帯で利用できるデジタル音声通信「 FreeDV 」を試してみたという内容だ。専用ソフトウェアをインストールしたPCをSSBが運用できる無線機に接続して行い、交信はPC側のヘッドセットを使って行う。ノイズはなくクリアな音声で交信ができるので “HF感” がない。7MHz帯では7180kHz付近で運用する局がいるという。
後半のJARDコーナーはJARD保証事業センターの齋藤氏が登場。今年1月から総務省の電子申請システムが変更になったが「うまくいかない」「使い方がよくわからない」というケースが増えたためか、JARDには書面(紙)による保証申請が増えてしまったという。さらに最近の保証業務の状況を説明した。
番組音源は下記関連リンクにある放送済み音源公開ページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除されるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・OMのラウンドQSO 放送済み音源公開ページ
・palulun.net
The post <HF帯で「FreeDV」を試してみた>OMのラウンドQSO、第459回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .

2025年1月2日(木)午前9時から1月7日(火)21時までの6日間、多くのアマチュア無線家が交信(受信)を楽しみながら20局のハムと新年の挨拶を交わして参加ステッカーをもらう毎年恒例のイベント「2025(第78回)QSOパーティ」のログ提出局一覧が、2025年4月1日(火)にJARL Webで発表された。今回は昨年(2024年)より27局少ない8,644局がログを提出。コロナ禍の期間は参加局数の増加傾向が3年連続で見られたが、昨年から前年を下回り、残念ながら減少が2年続く結果となってしまった。

QSOパーティに参加してログを提出局数の推移。開催期間が6日間に延長された2021年(第74回)から3年連続して増加傾向が見られたが、昨年(2024年)には前年から318局減少。そして今回(2025年)も、さらに前年から27局少なかった
今年開催した「2025(第78回)QSOパーティ」の 「アマチュア局(交信)部門」と「SWL(受信)部門」におけるログ提出局は、海外から参加の3局とSWL部門の302局を含めて総数8,644局。そのコールサインなどがJARLから発表された。
JARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)が主催するコンテストの中でも、とくに参加局数がずば抜けて多い人気のイベントとして定着している「QSOパーティ」は、日ごろはアクティビティーの低いハムも正月だけは積極的に電波を出すことから、ご無沙汰だった局との思わぬ再会や、公表されたログ提出局一覧の中から音信普通だった局のコールサイン(「コールサインの再割り当てで、実は別人」という可能性もあるが…)を探す楽しさがある。
ちなみに、「2024(第77回)QSOパーティ」のログ提出局数は8,671局、「2023(第76回)QSOパーティ」のログ提出局数は8,989局、「2022(第75回)QSOパーティ」のログ提出局数は8,592局、「2021(第74回)QSOパーティ」のログ提出局数は8,181局、「2020(第73回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,447局、「2019(第72回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,346局、「2018(第71回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,432局、「2017(第70回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,471局、「2016(第69回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,609局、「2015(第68回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,521局、「2014(第67回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,701局だった。
●2025(第78回)QSOパーティ ログ提出局数
・アマチュア局部門:
1エリア(関東管内)3,102局(3,107局)
2エリア(東海管内)1,083局(1,081局)
3エリア(近畿管内)1,138局(1,132局)
4エリア(中国管内)491局(504局)
5エリア(四国管内)243局(254局)
6エリア(九州/沖縄管内)621局(608局)
7エリア(東北管内)586局(614局)
8エリア(北海道管内)442局(465局)
9エリア(北陸管内)189局(170局)
0エリア(信越管内)444局(443局)
DX(海外)3局(1局)
・SWL部門: 302局(292局)
合計: 8,644局(8,671局)
※カッコ内の数字は昨年の「2024(第77回)QSOパーティ」提出局数
昔アクティブだったけど最近すっかり聞かなくなった局、お世話になった&よく遊んだローカル局など、懐かしいコールサインを見つけることができるかもしれない。もちろん再割当ての可能性はあるが、音信不通だったあの局のコールサインが発表されたリストで見つかるかもしれない。ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがだろうか。
QSOパーティに参加してログ提出をしたハムは、まずは自局のコールサインを確認してみよう。

JARLから発表された「2025(第78回)QSOパーティ ログ提出局一覧」。左上は20局以上のハムと新年の挨拶を交わし(受信)ログを提出するともらえる、今年の干支「巳」をあしらった参加ステッカー(JARL Webから)
●関連リンク: 2025(第78回)QSOパーティ ログ提出局一覧(JARL Web)
The post <音信不通だった“あの局のコールサイン”は見つかるか?>参加局は微減! 昨年より27局少ない8,644局を掲載、「2025(第78回)QSOパーティ ログ提出局一覧」発表 first appeared on hamlife.jp .

各種無線通信用アンテナのメーカーとして知られる株式会社ナテックは2025年3月31日、移動運用で使える430MHz帯の4エレ八木アンテナ「NY430X4CA」シリーズを新発売した。カメラネジ(1/4-20UNC)に対応し、ブームをカメラ三脚に直接取り付けられるのが特徴で全長は約585mm、重量は約385~395g。製品は45cmの同軸ケーブル付きで末端がM-J型コネクタの「NY430X4CA」と、2mの同軸ケーブル付きで末端がSMA-P型コネクタの「NY430X4CA(2S)」がある。いずれも価格はオープンだが、同社直販サイトでは19,800円(税込)で販売している。
ナテックの新製品資料と公式サイトの内容から抜粋(一部補記)で紹介する。
カメラネジ対応 430MHz帯4素子八木アンテナ
「NY430X4CA」「NY430X4CA(2S)」新発売!
426MHz~429MHzにも対応 価格:オープン
各種無線通信用アンテナ・ケーブル・周辺機器のメーカー株式会社ナテック(埼玉県川越市)は、2025年3月31日にカメラネジ対応の430MHz帯4素子八木アンテナ「NY430X4CA」「NY430X4CA(2S)の販売を開始いたします。
<製品概要>
ブームを直接カメラ用三脚(1/4-20UNC)等に取付可能な、430MHz帯で使用可能な4素子八木アンテナで、426MHz~429MHzにも対応しております。
取り外し可能・組立簡単なステンレスパイプエレメント採用。給電部の取り付けにはローレットボルトが付属。

「NY430X4CA(2S)」使用イメージ
<特徴>
・コネクタの違いで2タイプを用意
M-Jコネクタ(同軸ケーブル45cm付き)「NY430X4CA」
SMA-P型コネクタ(2mの同軸ケーブル付き)「NY430X4CA(2S)」
・430MHz帯アマチュア無線バンドに対応
430MHz帯(430MHz~440MHz)で使用可能な4素子八木アンテナです。426MHz~429MHzにも対応しています。
・特定方向通信に最適
指向性アンテナのため特定方向通信に最適なアンテナです。
・カメラネジ対応(1/4-20UNC)
ブームを直接カメラ用三脚(1/4-20UNC)等に取付可能です。ビデオボスにも対応。

ブームを直接カメラ用三脚などに取付可能
・マストにも取付可能
別売のUボルト(U45またはU65)とコの字金具(S3545またはS4565)でマストに取付(固定運用)も可能です。
・ステンレスパイプエレメント
取り外し可能・組立簡単なステンレスパイプエレメントを使用している軽量タイプ。
・工具不要で組立・取付可能(三脚取付時)
給電部の取り付けにはローレットボルトが付属しております。
<定格>
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・製品情報 430MHz帯4素子八木アンテナ NY430X4CA/NY430X4CA(2S)(ナテック)
・カメラネジ対応430MHz帯4素子八木アンテナ
NY430X4CA/NY430X4CA(2S)(ナテック直販サイト SHOP ASMON)
・NY430X4CA/NY430X4CA(2S)取扱説明書 PDF(ナテック)
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国内外のラジオ放送を楽しむグループ「秋葉原BCLクラブ」(2025年1月末現在の会員数272名)は、独自インタビューや国内放送局の現状リポートなどを載せた「みんなのBCLマニュアル 2025」の有料頒布を開始した。本文はカラー仕様で、A5判/146ページ構成。なかでも「聞こえなくなる前に聞いておこう、国内民放中波局受信ガイド 2025」は、AMステレオ放送実験局のほか、2024年2月から2025年1月31日までAM放送運用休止を予定(2026年9月まで延長)しているラジオ局など47局分のラジオ局データを収録。読み応えたっぷりの1冊に仕上がっている。頒布価格は2,750円(税込み、別途送料)で、数ページ分の誌面を「立ち読みダウンロード(PDF形式)」で確認できる。なお「みんなの周波数リスト 2025」は時期をずらして発行するとしている。
●みんなのBCLマニュアル 2025 CONTENTS
・開局間近!「あいラジ」代表に聞く
・国内放送局の現状
・民放ラジオ局系列局一覧表
・教えて! OMさん!<kazu kobayashiさん>の巻
・BCL FAQ(よくある質問)
・BCLこれだけは知っておこう? BCL用語集
・国内民放中波局受信ガイド☆聞こえなくなる前に
・ラジオが好きだ!? 私のラジオ受信歴?
・海外日本語放送ガイド
・秋葉原BCLクラブからのお知らせ
・あとがき
今回発刊の「みんなのBCLマニュアル 2025」は、受注ごとにプリント、製本して届く「POD/Print on Demand(プリントオンデマンド)」サービスによるもの。
詳しくは記事下の「関連リンク」から確認してほしい。
●関連リンク:
・みんなのBCLマニュアル 2025(製本直送.com)
・秋葉原BCLクラブ
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「アマチュア無線に関する最新情報を提供し、アマチュア無線のおもしろさを伝える電子マガジンで、スポンサーメーカーだけではなく、JAIA会員各メーカーの製品情報も掲載しています」という電子Webマガジン「月刊FBニュース」。通常は “毎月1日” と “毎月15日” に記事の更新を行っているが、きょう2025年4月1日にはニュース2本のほか、お馴染みの「日本全国・移動運用記」「アマチュア無線の今と昔」「おきらくゴク楽自己くんれん」「今更聞けない無線と回路設計の話」「Masacoのイベントレポート」など8本の連載が更新している。
4月1日号で掲載されたニュースは「1エリア初の10.1GHz帯D-STARレピータ局が運用開始」「JARL奈良県支部大会が開催される」の2本。その他記事ではお馴染みの「日本全国・移動運用記」「コンテストインフォメーション」「今更聞けない無線と回路設計の話」「アマチュア無線の今と昔」「Masacoのイベントレポート」「今月のハム」など8本を更新した。
このうち「今月のハム」では大阪市東住吉区のJH3OXM 鳥羽氏のシャックを訪問した。またJF3LCH
永井氏の「おきらくゴク楽自己くんれん」では、最近話題のミニPCを入手し、軽トラックのモバイルシャックに設置した様子を報告している。
月刊FBニュース2025年4月1日号へは下記関連リンクより。次回は4月15日(木)の記事更新を予定している。
●関連リンク: 月刊FBニュース2025年4月1日号
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「アマチュア無線家の皆様がいま知りたい話題などを、いろいろな方にお電話をつなぎ、詳しい情報をお聞きしたいと思います」という、茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」の独自制作によるアマチュア無線番組「ビームアンテナ」が2023年7月2日にスタートした。番組は毎週日曜日の21時~21時30分に放送、MCは徳間ジャパン所属の演歌歌手で第2級アマチュア無線技士のJI1BTL 水田かおりが担当している。
新たな音声ファイルが公開されたのは2025年3月30日(日)21時からの第91回放送。前半は長野ARDFクラブの折井氏(JE0GTT)が電話で登場し、4月12日(土)に長野県筑北村で開催される「2025 ARDF長野クラブ競技大会」を紹介。同大会は今回で35回目の開催だという。
番組後半ではアマチュア無線ニュースサイト hamlife.jpのスタッフが、最新のアマチュア無線界の話題と番組収録前(今回は3/22~3/28)に同サイトに掲載された記事の中で、特に注目されたものをピックアップして紹介、水田かおりとあれこれ語りあった。
●関連リンク:
・ビームアンテナ 放送済み音源公開ページ
・FMぱるるん
・palulun.net
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「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2025年3月30日(日)15時からの第558回放送。今回もアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏が出演し、3月19日(水)に発売された「CQ ham radio」の2025年4月号の特集「アウトドアで楽しもう、春のポータブル運用ガイド」にちなんで、アマチュア無線でも活用可能なポータブル電源とソーラーパネルを紹介した。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls 放送済み音源公開ページ
・CQ ham for girls Facebookページ
・palulun.net
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