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link hamlife.jp hamlife.jp (2025/7/6 5:35:21)

現在データベースには 6949 件のデータが登録されています。

feed 1エリア(関東管内)で発給進む---2025年7月5日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2025/7/5 9:30:16)

日本における、2025年7月5日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。

 

 

 

 各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認

 

【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 

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feed 【速報】<待望の国内出荷、7月8日(火)からスタート!>八重洲無線、新製品「FTX-1シリーズ」の出荷開始を全国のショップへ告知 (2025/7/5 0:01:54)

八重洲無線株式会社は2025年7月4日夜、新製品のHF~430MHz帯トランシーバー「FTX-1シリーズ」各タイプの国内向け出荷を7月8日(火)から順次開始することを、同社と取引がある全国の無線ショップへ告知した。昨年の「ハムフェア2024」で一部モデルを参考出品、今年5月に国内での正式発表、5月中旬に米国で発売が始まった同シリーズの国内出荷が、ついに始まる日が来た。

 

 

 

 

 八重洲無線は7月4日夜、取引先の各無線ショップへ『FTX-1シリーズにつきましては、ご案内直後より早速に多数の受注を賜り、誠にありがとうございます。大変お待たせしましたが、 7月8日(火)より順次、お取引先・販売店各位へ出荷開始 させていただく運びとなりました』という要旨の案内を行った。

 

 しかし無線ショップによっては、大量の予約注文を受けているところもあり、初回の出荷ではすべての予約者に行き渡らないことや、当面は店頭での展示・販売が行われない可能性もあるので注意が必要だ(無線ショップによって事情はかなり異なると思われる)。

 

 また出荷開始については「7月8日(火)から順次」とのアナウンスだが、実際にショップに届くまでには輸送などで多少の時間がかかる。さらに「Field」「optima-50」「DX」といったタイプの違いで出荷開始の時期がずれることも考えられるので焦りは禁物だ。

 

 ちなみに、無線設備の変更手続きや開局申請の際に必要になる「工事設計認証番号」(いわゆる技適番号)は、出荷開始時期に合わせてメーカーの公式サイト等で告知される模様だ。7月4日現在、総務省の電波利用ポータルにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」では、“FTX-1F” という機種名の製品のみ、令和7年5月29日付けで工事設計認証番号を取得していることが確認できる。

 

総務省の電波利用ポータル「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」より一部抜粋

 

 hamlife.jpが得た情報では、今回「FTX-1 optima-50」については “ 2つの工事設計認証番号 ” を記載する必要があるなど、少々特殊らしい。申請方法についてもメーカーの正式な案内を待つことをお勧めする。

 

 

 

●関連リンク:
・FTX-1シリーズ 製品情報(八重洲無線)
・技術基準適合証明等を受けた機器の検索(総務省 電波利用ポータル)

 

 

 

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feed <8月中旬より発売開始>八重洲無線、FTX-1シリーズ専用の延長ケーブル「SCU-66」「SCU-66L」を発表 (2025/7/4 18:00:49)

八重洲無線株式会社は2025年7月4日、まもなく国内販売が始まるHF~430MHz帯トランシーバー「FTX-1シリーズ」専用の、フィールドヘッドとRFアンプを分離するための延長ケーブル「SCU-66(全長152.4cm)」と「SCU-66L(同304.8cm)」を8月中旬より発売すると発表した。この延長ケーブルは「FTX-1 optima50」のほか、「FTX-1 DX」でも使用できるという。メーカー希望小売価格(税込)はSCU-66が13,090円、SCU-66Lが14,190円。

 

 

FTX-1シリーズ専用延長ケーブル「SCU-66」

 

 

 八重洲無線が無線ショップ向けに発表した内容から、抜粋(一部補記)で紹介する。

 


 

FTX-1専用 延長ケーブル「SCU-66」「SCU-66L」発売開始のご案内

 

 

 多くのお客様より「フィールドヘッドとRFアンプを離して設置したい」というご要望を頂戴し、「FTX-1 optima-50」のフィールドヘッドと「SPA-1M 50W RFアンプ」の接続延長ケーブル「SCU-66」「SCU-66L」を、FTX-1専用オプションとして8月中旬より販売開始いたします。

 

 両ケーブルは、100W固定局「FTX-1 DX」でもご使用いただけます。「SCU-66」は長さ5フィート(152.4cm)、「SCU-66L」は長さ10フィート(304.8cm)です。

 

 弊社は今後とも、より多くのアマチュア無線家の方たちに、アマチュア無線ならではの通信を楽しんでいただけるよう、積極的な製品展開に取り組んでまいります。益々のご愛顧、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

・FTX-1専用 延長ケーブル(長さ5フィート=152.4cm)SCU-66: 13,090円(税込)
・FTX-1専用 延長ケーブル(ロング)(長さ10フィート=304.8cm)SCU-66L: 14,190円(税込)
・発売開始時期: 2025年8月中旬

 

 


 

 

 

●関連リンク: FTX-1シリーズ 製品情報(八重洲無線)

 

 

 

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feed <「8J」「8N」で始まるコールサイン>2025年7月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報 (2025/7/4 12:05:35)

2025年7月に運用が予定されているJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報を紹介しよう。7月からは新たに、東京都江東区有明の「有明GYM-EX」で2025年8月23日(土)と8月24日(日)に開催される( 2023年3月31日記事 )「ハムフェア2025(第47回 アマチュア無線フェスティバル)」PR局「8J1HAM」と、日本時間の2025年7月12日(土)21時から13日(日)21時までの24時間にわたって「IARU(International Amateur Radio Union/国際アマチュア無線連合)」主催により開催される「IARU HF Championship Contest」に参戦するため、JARLが公募した5チームの「連盟本部局(HQ局)」が、さらに毎年この時期に開局する受信環境クリーン月間PR局「8N5CLEAN」の運用などがそれぞれスタートしている。

 

 

 

●2025年7月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局

 

 

 

 

 上記リストは2025年7月4日現在で有効な無線局免許のある記念局等を抜粋したもの。名称の後のカッコ内の記号は、1:JARL特別記念局、2:JARL特別局、N:JARL以外の記念局、A:ARISS局、E:体験局を意味する。なおこれらの局の違いについては、8j-station.infoの「記念局・臨時局とは」を参考にするとわかりやすい。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<万博会場でゲスト運用したい人、交信したい各局へ>大阪・関西万博のアマチュア無線特別記念局「8K3EXPO」最新情報

 

 

 

●関連リンク:
・8j-station.info
・記念局:2024年度総括(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・特別局及び特別記念局の開設基準(PDF形式/JARL Web)
・JARL特別局または特別記念局を開設するには…(JARL Web)
・いわゆる記念局について(総務省 電波利用ホームページ)

 

 

 

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feed <全国1都4県の5か所で開催>八重洲無線、FTX-1シリーズなどを展示する2025年7月前半のイベントスケジュールを発表 (2025/7/4 7:00:08)

八重洲無線株式会社は2025年7月前半に全国の無線ショップで開催する「YAESUプレミアムフェア」などの情報と、ブース出展するアマチュア無線イベントのスケジュールを明らかにした。同社は『話題の新製品 FTX-1シリーズ等 主要モデルの実働展示説明を行います。「来て」「見て」「聴いて」「触って」下さい』と案内している。なお7月後半のスケジュールは発表され次第、本記事に追記する予定だ。

 

 

無線ショップで開催される八重洲無線のイベント例

 

 

 八重洲無線が発表した、各地のイベントスケジュールは下記の通り(開催の近い順に掲載)。

 

★山本無線 CQ2「YAESU FTX-1シリーズ体験&商談会」
・日時:
 7月5日(土)11:00~17:00
 7月6日(日)11:00~16:00
・開催場所:山本無線 CQ2
 東京都千代田区外神田1-14-2 ラジオセンター1F
  http://www.yamamoto.co.jp/
・備考:当日、YAESU製品ご購入、ご予約のお客様に素敵なプレゼントを差し上げます

 

★ムラキ無線「スペシャルYAESUデー」
・日時:7月6日(日)10:00~16:00
・開催場所:ムラキ無線
 静岡県浜松市中区新津町590-1
  http://www.murakimusen.com/
・備考:
 7月6日はYAESUスタッフが常駐、新製品のFTX-1のデモ展示を予定
 恒例「ムラキ無線 夏のボーナスセール」は7/5~7/13(水曜定休)
 プレゼント交換ハガキが届いている方は期間中にご持参ください

 

★ラジオプラザ青江「YAESUプレミアムフェア」
・日時:
 7月12日(土)10:00~18:00
 7月13日(日)10:00~15:00
・開催場所:岡山県岡山市北区青江5-16-1 システムエイ・ブイ1F
  https://radioplaza-aoe.com/
・備考:
 YAESUスタッフ来店、全ラインアップ 実働展示機による商品説明
 ラジオプラザ青江オリジナル商品「Wires-X Display」展示

 

★JARL山梨県支部「フィールドミーティング」
・日時:7月13日(日)10:00~16:00
・開催場所:甲府市健康の杜センター アネシス
 山梨県甲府市下向山町910
  http://www.jarl17.org/?p=3346

 

★JARL愛媛県支部「愛媛ハムのつどい」
・日時:7月13日(日)10:45~16:00
・開催場所:東温市川内公民館
 愛媛県東温市南方264
  https://www.jarl.com/ehime/oa-04/oa-04-14/oa-04-14-05/

 

 

 

 なお八重洲無線は「展示内容について、会場の都合で一部展示できない内容もございます」と案内している。

 

 

こちらの記事も参考に↓
【速報】八重洲無線、新製品「FTX-1シリーズ」実機をJARL神奈川県支部の “フィールドミーティング” で国内初展示!

 

 

 

●関連リンク: 八重洲無線 催事情報

 

 

 

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feed 東海(2エリアは2カ月ぶり)、信越、沖縄の各エリアで更新---2025年7月3日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2025/7/3 18:00:44)

日本における、2025年7月3日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。7月に入って、新たに2エリア(東海管内)の東海総合通信局、0エリア(信越管内)の信越総合通信局と、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所からそれぞれ更新発表があった。なお、2エリアの東海総合通信局からは、2か月ぶりのデータ更新となる。

 

 

 

 各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認

 

【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 

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feed <アマチュア無線での救助要請に貢献した棟方さん(JN7HNA)に感謝状>本人から救助に至る経緯から「非常通信実施報告書」作成までの手記(時系列)がhamlife.jpに届く (2025/7/3 12:05:59)

既報のとおり( 2025年6月10日記事 )、埼玉県さいたま市の男性(55歳)が青森県北津軽郡中泊町の「眺瞰台(ちょうかんだい)」近くの山中で遭難し、アマチュア無線で救助を要請。近くの小泊沖で作業を行っていた漁業関係者が、その電波を聞き警察へ連絡して無事に救助された。地元の青森放送NEWSによると、アマチュア無線で救助に貢献した漁師の棟方武司さん(JN7HNA)に、青森県警察五所川原警察署の成田署長から感謝状が贈られたという。hamlife.jpでは今回、棟方さんご本人に連絡を取り、当時の様子や救助後に提出した東北総合通信局への「非常通信実施報告書」作成作業など、貴重なやり取りをまとめた手記(時系列)をいただいたので紹介しよう。

 

 

アマチュア無線で救助要請に貢献した棟方武司さん(JN7HNA)へ五所川原警察署から感謝状が贈られたことを、地元の青森放送が伝えた(青森放送NEWS ホームページから)

 

 

 2025年6月24日付けの青森放送NEWSによると、6月9日、青森県小泊沖でイカ釣漁をしていた棟方さんが、山中で遭難した男性がアマチュア無線で救助求める通話を偶然受信したという。緊急性を感じた棟方さんは警察に通報。遭難した男性は翌朝に無事救助された。そして「中泊町の山で遭難した男性から受信した無線が救助につながったとして、漁師の男性に五所川原警察署の成田署長から感謝状が贈られました」と伝えている。
※記事下の関連リンクから確認できますが、リンクの公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。

 

 救助に貢献した漁師の棟方さんは、主に自身のイカ釣り漁船(総トン数19トン)から144/430MHz帯を中心にマリタイムモービル(MM)運用を行い、陸に上がった休みの日には移動運用も行うというアクティブなアマチュア無線家で、「あおもりAM531」のコールサインでライセンスフリー無線も楽しんでいる。その日の交信記録をX(旧Twitter)でポストし、日記風に記録しているのでご覧になった方も多いだろう。

 

 青森県北津軽郡中泊町にお住まいの棟方さんは「毎年3月に出航して、長崎県、福岡県、山口県、島根県、鳥取県(6エリアと4エリア)を主漁場に操業し、大型連休中は福井県、石川県(9エリア)に北上、7月と8月には、新潟県、山形県、秋田県、青森県(0エリアと7エリア)、そして9月から12月にかけて北海道(8エリア)、年始となる1月と2月は、地元の青森県というサイクルで漁を行っていましたが、近年では気候変動、燃油や資材高騰による採算の悪化、さらに“クロマグロ漁獲規制”などで、クロマグロが大量に増えてイカの漁場や漁期が大きく変わってしまいました」と、年間の操業スケジュールを話してくれた。

 

 さらに「追い打ちを掛けるように、昨年(2024年)1月1日の能登半島地震により、石川県内の多くの港が被災。寄港することができなくなり、昨年は選ばれた船のみが金沢港から遠い漁場へ出漁できましたが、今年は金沢港は震災前から予定していた改修工事のため入港できず、選ばれた船が富来港、または小木港になりました。しかし、私が選ばれた小木港は漁場からは物凄く遠いため、石川県への出漁を見合わせてることに…」。今回たまたま、地元の青森県小泊沖で操業していたのだそうだ。

 

 

漁師の棟方武司さん(JN7HNA)が乗るイカ釣り漁船「第二十八新生丸」(総トン数19トン)。一度漁に出ると長い間、地元に帰れないという(画像提供:棟方さん)

 

 

 以下、棟方さんがまとめてくれた、救助要請から救助に至るまでの流れを時系列に紹介しよう。

 

 

●2025(令和7)年6月9日(月)※非常通信前の状況
0400 自宅にて起床          
0440 港に到着。出航準備        
0500 出航          
0630 操業開始。全く釣れず。        
0736 X(旧Twitter)にポスト。「凪いいからダクト出ているんでないかぁ?」
0756 デジタル簡易無線で「あおもりTA720」(青森市)と交信    
1023 JM8RAT/8(松前町)と交信        
1300過ぎ JP1***/7 算用師峠(のちの遭難者)のCQを受信「次回、433.020MHzにて再度コールします」で、433.020MHzにて、呼びかけるも応答なし。しかし、その後、他局とも交信している様子がまったくない
1330 不漁のため操業中止、帰路につく。        
1410 Xに「急に聞こえなくなった局がある」とポスト      
             
●1500「非常通信実施報告書」の時系列に続く
1500 漁船「第二十八新生丸」にて北緯41°08‘東経140°09’の日本海上を真針路80°速力6ktにて航行中、今回遭難した相手局より、当該周波数・電波型式にて、携帯電話圏外のため、宿泊予定のホテルへの延着およびキャンセルの可能性がある旨の連絡を依頼される
1515 同船舶、原針路にて同相手局より正式に「遭難救助の要請」の通報の依頼を受ける
1520 同船舶、原針路にて携帯電話にて「110番」通報を行う。その際、青森県警本部(以後、警察)より、相手局(以後、遭難者)への状況確認、人定質問等の通信の中継を要請される
1525 北緯41°09‘東経140°13’同船舶にて、警察から通信の中継中に遭難者との通信が困難になり、通信の安定確保のため、原針路より左回頭し、真針路20°に変針、速力を8ktに増速し、再度遭難者との通信を確立する
1540 警察と遭難者との通信中継の終了を確認して、両者に要請があれば通信の確保に協力する旨を伝え、同船舶による通信を終了し、右回頭、真針路170°速力11ktにて航行。1605青森県中泊町の小泊港に入港する
1630 五所川原地区消防事務組合北部中央消防署小泊分署(以後、消防)より、遭難者との通信の中継の確立を要請される
1640 消防の小泊分署にて、打ち合わせを行い、次の計画案を伝える  
  ・青森県北津軽郡中泊町大字小泊字青岩の「傾り石沢」の「みちのく松陰道入口」付近の現地対策本部付近にて、通信の確保を試みる
  ・青森県北津軽郡中泊町大字小泊の景勝地「眺瞰台(標高470m)」にて、通信の確立を試みる
  ・前出の同船舶にて出航し、現地対策本部西方沖にて通信を確立する
1700 現地対策本部付近に到着。ハンディ機・ハンディホイップアンテナにて、辛うじて遭難者と通信できたので、同地点にて軽トラックに荷台にGPアンテナを立てて地上高を稼ぎ、安定した通信を確立する。以後、警察、消防、救助隊からの遭難者への通信を中継する
2005 遭難者より、電源節約のため通信を休止したい旨の申し出を受け、警察・消防より明朝日の出をもって捜索再開することを伝え、同日の通信を終了する
2115 救助隊下山をもってアンテナを解体する      
2130 現地対策本部を離れる。明日の捜索のために、燃料が乏しいので、五所川原市内に行って燃料を調達する
             
●2025(令和7)年6月10日(火)
0345 青森県北津軽郡中泊町大字小泊字青岩の「傾り石沢」の「みちのく松陰道入口」付近の現地対策本部付近に到着。捜索隊増員や警察・消防の大規模な無線陣地構築のため、前日と7m相違の地点にアンテナ設営
0355 遭難者を複数回呼び出すが応答せず。アンテナの傾斜や高さ、位置を工夫して通信の確立を試みる
0403 呼びかけに遭難者が応答する。以後、警察・消防・救助隊と遭難者との通信の中継を行う
0410 救助隊入山          
0543 遭難者より救助隊を視認したと連絡。同時に警察無線にて救助隊より遭難者発見の報あり。以後は通信待機とする
0740 県防災ヘリにて遭難者を救助        
0830 救助隊下山完了をもって、アンテナを解体。消防・警察より通信確保の協力要請を解かれ、一連の「人命救助などの急を要する通信」を終了する
             
●「非常通信実施報告書」の時系列以後の行動
0830 アンテナを解体、収納して、現場の様子や遭難者の状態を確認する
0900 現場から撤収          
0920 自宅到着。就寝          
1300 起床。昼食ののち、船に行って「公用航海日誌」「海事法令集」「電波法令集」そして航海計器を起動させて、「航海記録」を集める。
1700 自宅にてパソコンで「非常通信実施報告書」の作成のために、ネット検索をはじめる

 

 

イカ釣り漁船の操舵室にはところ狭しと無線機器が取り付けられている(画像:棟方さん提供)

 

 

 今回の救助要請のために非常通信を行った棟方さんは、「非常通信実施報告書」の作成に着手。しかし、ここで大きな問題が…。

 

「ところが、総務省総合通信局のホームページにも、JARLのホームページにも『非常通信要領』『非常通信マニュアル』といったものはあるものの、ひな形や記載例は『別紙参照』とはあるが、その別紙が見つからず。『非常通信マニュアル』には『日時と場所、交信相手、通信の概要』とあっても、『通信の概要』がどの程度のものなのかわかりません。Xで『誰か、書き方教えて?』とポストしてもはっきりしませんでした。とりあえず、どの書類にでも転用可能なように詳細なものを作って、不要な部分をあとで削除すればいいと判断して一旦仮作成を行いました。アマチュア無線とはいえ、船舶内で起きた事案なので船員法『航行報告』『海難事故報告書』などにも使えるように作成しました。また『非常通信要領』には『総合通信局に非常通信実施報告書を提出したら、その写しをJARLの地方本部にも提出してください」とあります。地方本部長って聞いたことはあるけど、東北地方本部ってどこにあるの? いっぱい???の中で午前2時に就寝しました」。

 

 

●2025(令和7)年6月11日(水)

 

「朝早くから、一部住民から電話攻勢が…。新聞に載った“アマチュア無線で救助要請”の記事には私の名前はありませんでしたが、テレビ報道で私の後ろ姿が映っていたらしく、『無線受信したの、おめだべ(君でしょ)?』と、多数の電話がかかってくるなかで、非常通信実施報告書の作成を進めるべく、消防署や役場などに伺って、時系列の確認や消防団関係の確認を取り、微修正を行い、海運局(国土交通省海事局)、総合通信局、JARLに電話にて、提出先の確認をとりました」。

 

「海運局では『遭難通信の傍受によっての船舶内で起きた事象(進路変更)ですが、相手方が山岳遭難なので、特段報告を求めるものではありません』との回答を受け、総合通信局では『申請書等を提出するのと同じ、陸上課アマチュア無線担当宛で送付してください』、JARLは『地方本部は住所がないので、会員部会員課宛に送付してください』と回答がありました」。

 

「そして、五所川原警察署地域課に書類の内容確認を依頼して了承を得ました。その際に『警察署にも一部いただけたら幸いです』と求められたので、1部提出しました。その後、郵便局にて『非常通信実施報告書』を東北総合通信局とJARL会員課宛に投函しました」。後日、警察暑から表彰したい旨の連絡があったという。

 

 

●2025(令和7)年6月18日(金)

 

「地元の役場(小泊支所)から遭難者よりお礼状が届いていると連絡がありました。受け取りに伺うと、過分なお礼状などが届いていました。本人にお礼の電話をかけたところ、いたって元気で安心しました。“また、こちらに訪れたい”と言っていました」。

 

 

●2025(令和7)年6月23日(月)

 

「五所川原警察署にて感謝状を頂戴しました。翌日の昼にテレビでのニュース報道があってからは、あちこちから連絡(hamlife.jpを含む)が殺到しましたが、18時30分に出航したため、携帯電話は数時間後には圏外に…。数日後の早朝、能登半島に接近してスマホが圏内になってからは、ものすごい着信履歴やSNS、メールの数に驚きました」。

 

 

棟方さんが提出した「非常通信実施報告書」の一部(棟方さん提供)

 

 

 ここで、興味深いのは棟方さん(JN7HNA)の無線歴だろう。お話を伺った。

 

 


 

 家業が漁業なので、小さなころから我が家には、漁業無線の受信機がありました。定時になると、漁業無線局が船と交信して、漁獲量や入港時刻などを放送していました。船に情報を伝えるには、漁業無線局に電話して、伝言内容を伝え、漁業無線局が船に伝えていました。

 

 竜飛埼灯台や入道埼灯台の船舶気象通報もよく聞いていましたが、「アマチュア無線」というものを知ったのは、小学校5年生のときでした。病弱で長期入院をしていたため、雑誌の広告で見つけた「電子工作講座」という通信教育を受講して無事に修了しました。

 

 その後、キットや自作するための部品を購入するためには、この田舎では通信販売しかありませんでした。

 

「ラジオの製作」や「初歩のラジオ」といった雑誌が欲しかったのですが、地元の本屋にあったのは、「トランジスタ技術」「ラジオライフ」「アクションバンド電波」でした。この3誌から選んで、東京・秋葉原などの業者に、定額小為替や現金書留にて注文していました。

 

 そのときに「アマチュア無線」と存在を知ることに…。記事には「幼稚園児、第4級アマチュア無線技士に合格」っていうのもあって、「自分にもとれるのではないか?」と思い、資格取得を志しました。

 

 小学生のお小遣いで、問題集を買って勉強しました。合格する自信はあったものの、小中学生の私にとっての最大のネックは「受験費用」でした。

 

 受験料や証明写真代、郵便代で5,000円あれば充分でしたが、当時、近隣の試験は、年1回、7月(しかも夏休み前)、受験会場は青森市でした。

 

 地元から行くには、始発の午前5時50分のバスに2時間乗り、五所川原駅でJRに乗り換え、青森まで直通運転の快速列車でも青森駅に着くのは午前9時30分過ぎ。会場に着くのは午前10時ごろ。入場受付が午前9時までなので、間に合わせるには、宿泊が必要です。食事のことも考えると一人当たり1万5千円。未成年は保護者同伴で計3万円は必要になります。

 

 費用に二の足を踏んでいると、中学3年のときに転機が訪れました。「高校受験に有利になる」ということで、母親が片道2時間かかる受験会場まで車で送り迎えしてくれることに…。

 

 試験は一発合格で、従免を申請しましたが、無線機がないので、開局はまだ先のことになります。開局したのは、高校2年生のときでした。修学旅行で関西地方を訪れたときに「京都自由見学」とあった時間を利用して、大阪・日本橋に行きました。でんでんタウンに店舗のあった中野無線でハンディ機2台を購入(1台は担任からの依頼)しました。そのアイコム製の144/430MHz帯FMトランシーバー「IC-S22」で「JN7HNA」を開局しました。

 

 青森県八戸市内の下宿先では、地上高を稼ぐために、釣り竿に、地元のハムショップ「QST」にて購入したモービルホイップを括り付けて、屋根より高くなるように上げて、多くのOMさんや同級生とラグチューしました。

 

 高校2年の冬には「第二級海上特殊無線技士」を校内で開催された講習で取得。高校3年の2月には、仙台市内に1人で行き、「第四級海上無線通信士」を試験を受けて合格。試験前夜は試験勉強せず、ホテルの客室から「CQ、CQ…」を出していました(笑)。

 

 28歳のときに、試験要件緩和を受けて「第三級アマチュア無線技士」を、QSTさんで行った「第三級短縮コース」で取得しました。機会があれば「1アマや2アマ」や「1海特」「2陸特」を取得したいなぁと考えています。

 

 ライセンスフリー無線は、2015年7月23日にデジタル簡易無線き開局しました。特定小電力トランシーバーは持っていますが、CQを出したことがありません。市民ラジオ(CB無線)は、船内では漁業無線に干渉するので所有していません。

 


 

 

 また今回の救助要請について、棟方さんは次のように語っている。

 


 

 漁の合間のアマチュア無線と、今回の救助要請について、少しお話しましょう。

 

 通常、昼釣りでは、魚群探知機やソナーを使い、イカの群れを探し、真上から、または先回りして針を下ろしイカを釣ります。イカの群れの動きや風、潮流の影響を考慮し、船の位置や姿勢をコントロールしないといけないため、常に操船しています。

 

 漁業無線や仲間とのデジタル簡易無線、国際VHFで、天気予報の情報などを集めながらなので、アマチュア無線を聞いていてもほとんど応答できません。

 

 しかし、今回は「沼凪(ぬまなぎ)」と呼ばれる静かな海上模様だったので、操船をせずとも安定した姿勢で操業できたため、さらに出漁した仲間が4隻しかいないため、朝からデジタル簡易無線やアマチュア無線で運用を楽しんでいました。

 

 沼凪なので、日本海ダクトへの期待や、観光シーズンということもあり、遠からの移動運用の信号も聞こえるのではないかと期待していました。

 

 この日、午後1時過ぎくらい「CQ CQ CQ こちらはJP1***/7 算用師峠…」という信号を聞き、指定したサブチャンネルに移行して「受信します」のあとに応答しました。ところが、当局どころか誰とも交信している形跡がないので不思議に思っていました。

 

 午後1時30分、不漁のため操業を中止して港に向かいました。

 

 午後3時、430.000MHzで「CQ CQ CQ こちらはJP1***/7 どちらかワッチ局いませんか、受信します」と聞こえたので、「こちらJN7HNA/MM(マリタイムモービル)とれますか?」と応答。「ありがとうございます。算用師峠から中泊町側に下ったところ、土砂崩れのため進めません。携帯が圏外なので、代わりにホテルに延着またはキャンセルの旨の連絡をお願いできますか?」という交信を行いました。

 

 ということで、ホテルに連絡。ところが10分たっても話し中なので、竜飛に住む仲間の漁師にホテルに行って連絡をとるように依頼しました。ホテル側から「連絡が取れたら“当日キャンセルはキャンセル料100%いただきます”と伝えてください」と言われ、それを伝えるために「JP1***/7 こちらJN7HNA/MMです」と呼びだしたところ、「もう滝があって先に進めません。戻っても途中日没で動けないので、遭難の通報をお願いします」というやり取りがあり、110番に通報。今回の遭難救助につながりました。

 

 イカ釣り船には、V・U機のほかにHF機も搭載していましたが、漁業無線やレーダー(ブラウン管)に干渉するため、出番が少なく船から降ろしました。最近はライセンスフリー無線も併用して運用しています。

 

 基本、イカ釣り漁が優先なので、受信してもなかなか応答できませんが、「マリタイムモービル(MM)」と伝えると、多くの無線家が喜んでくれるので、なるべくサービスしたいと思っています。

 

「マリタイムモービル」の運用は、①漁休日、港泊中、②長距離航海時の船舶交通の輻輳していない海域、③単船操業の漂泊中…となります。今回の救助要請の交信は特別で偶然のタイミングでした。

 


 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<遭難した男性(55歳)がアマチュア無線で救助要請>青森放送が「土砂崩れ現場で身動き出来ず、自転車の遭難者を無事救助」と報道

 

 

 

 

●関連リンク:
・「緊急性を感じて110番しました」無線で山岳遭難の救助に貢献!漁師に感謝状 青森県中泊町(青森放送NEWS)
・あおもりAM531/JN7HNA@jn7hna(X/旧Twitter)
・青森県警察五所川原警察署

 

 

 

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feed <「6m AND DOWNコンテスト(通称“6D”)」と併催>JARL茨城県支部、7月5日(土)21時から「第46回 オール茨城コンテスト<第2部>」を開催 (2025/7/3 11:00:55)

2025年7月5日(土)21時から6日(日)15時までの18時間、「第55回 6m AND DOWNコンテスト」に併催する形で、JARL茨城県支部主催「第46回 オール茨城コンテスト<第2部>」が、茨城県内局(県内への移動局も参加可能)として参加したアマチュア局とSWLを対象に行われる。

 

 

 

 

 ナンバー交換は「6m AND DOWNコンテスト」に準ずるが、出力による「H」「M」「P」の区別はない。

 

 参加方法は、「6m AND DOWNコンテスト」に参加して期日までにJARLに申請を行い、その内容(部門・クラス・コールサイン・得点・氏名・住所・連絡先)をハガキまたはメールで提出先へ送る。なお、茨城県内への移動局は移動地を必ず明記すること。

 

 締め切りは8月1日(金)必着。詳しくは下記の関連リンクから「第46回 オール茨城コンテスト<第2部>規約」で確認してほしい。

 

 

「第46回 オール茨城コンテスト<第2部>」の規約

 

 

●関連リンク:
・第46回 オール茨城コンテスト<第2部>規約
・JARL茨城県支部

 

 

 

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feed <50MHz帯以上のバンドで戦う、今年も「6D」がやってきた>JARL、7月5日(土)21時から18時間「第55回 6m AND DOWNコンテスト」開催 (2025/7/3 10:30:19)

今年も「6D」の季節がやってきた! 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催の「第55回 6m AND DOWNコンテスト」が、2025年7月5日(土)21時から6日(日)15時まで18時間にわたり、50/144/430MHz帯と1200MHz帯以上の各アマチュアバンドで開催される。今回(2025年)から「書類提出方法にWebアップロードを追加・推奨」「電信と電話間のクロスモード交信の禁止」「2波種目の空中線電力区分新設」「JARL登録クラブ対抗におけるマルチオペ局のオペレータ要件の設定」「エントリー種目以外のログデータの提出」など、規約改正が行われている( 2025年3月24日記事 )。JARLコンテスト委員会では「改正後の各コンテスト規約を参照してください」と呼びかけている。

 

 

 

●6m AND DOWNコンテスト「新旧対照表」

 

 

 50MHz帯以上のV・U・SHF帯でのアクティビティ向上を目的に、毎年この時期に開催される「6m AND DOWNコンテスト」。Eスポなどさまざまな異常伝搬によって思わぬ遠距離局との交信ができることもある、このシーズンならではの代表的な国内コンテストの1つだと言えるだろう。

 

 交換するナンバーは50MHz帯~1200MHz帯が、「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県地域等ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」、2.4GHz帯以上は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す市、郡または区ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」となる。

 

 以前あった「自局の運用情報をWebクラスターにアップロードするセルフスポッティングやスポットを依頼する行為を禁止する」は、今回「コンテスト期間中に自局の運用情報をWebクラスターにアップロードするセルフスポッティングや、携帯電話、メール、チャット、およびSNS などのアマチュア無線以外の手段を用いて伝える行為、ならびにそれを依頼する行為を禁止する」に変更されている。

 

 また「コンテスト終了後に、データベースや録音、電子メールまたはその他の手段を使って交信ログを作ったりあるいは交信を確認したり、コールサインやナンバーを修正することを禁止する。ただし、手書きログを電子ログ化する作業はこれに含まれない」は、「コンテスト終了後にログを修正することを禁止する。ただし、誤入力の修正、電子ログのフォーマット変更や手書きログを電子ログ化する作業はこれに含まれない」に改められている。

 

 その一方、参加者から疑問の声が上がっていた「コンテスト期間中およびコンテスト終了後に自局の運用情報をアマチュア無線以外の手段(電話、電子メール等)を使って他者に伝える行為を禁止する」は、すでに削除されている。

 

 電子ログ提出推進の一環として、紙によるログ・サマリーの提出は“手書きであり、交信局数(SWLの場合は受信した送信局数)が100局までのログのみ”受け付ける。ワープロソフトなどを使って、紙にきれいにプリントアウトしたものは受け付けられないので注意しよう。ログの提出締切日は7月16日(水)まで(必着)。詳しいルールはJARL Webで確認してほしい。

 

 JARLでは、JARLコンテストの電子ログフォーマットに対応したメールを作成して送信するためのページも用意している。

 

 

「第55回 6m AND Downコンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<JARLコンテスト委員会が規約の一部改正を公表>賞状の電子化(紙賞状の有償発行)や入賞局のログ公開ほかJARL主催の5つのコンテスト「新旧対照表」などを掲載

 

<ALL JA/6D/FD/全市全郡の4大コンテストに対応>JARL、コンテスト参加局データベースと参加証(PDF)ダウンロードサービスを開始

 

 

 

●関連リンク:
・第55回 6m AND Downコンテスト規約
・コンテスト規約改正について(JARL Web)
・JARL主催コンテストの電子ログの提出について(JARL Web)
・ロギングソフト毎の提出ガイダンス(JARL Web)
・JARLコンテスト電子ログサマリー作成ページ
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL Web)

 

 

 

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feed <コールサインの発給状況と電波監視>アマチュア無線番組「QRL」、第683回放送をポッドキャストで公開 (2025/7/3 8:30:14)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2025年6月26日夜に放送した第683回がアップされた。

 

 

 

 2025年6月26日の第683回放送の特集は「コールサインの発給状況と電波監視」。各エリアのコールサイン発給状況と、そろそろ終わりが見えてきた沖縄の「JS6」プリフィックスの後がどうなるのかについて触れ、さらに短波帯などの電波監視を行っている関東総合通信局の 「三浦電波監視センター」(神奈川県三浦市)の設備 について触れた。

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第683回放送
・QRL Facebookページ

 

 

 

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