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hamlife.jp (2025/1/22 4:35:24)
現在データベースには 6322 件のデータが登録されています。
アイコム株式会社は2024年12月23日、144/430MHz帯D-STAR対応ハンディ機の新製品「ID-52PLUS」「ID-52PLUS アイコム60周年記念モデル」の新ファームウェア「Version 1.11」を同社サイト上で公開した(旧モデルのID-52は対象外)。今回は「レピータリストの並び順を維持したインポートで、条件によりゲートウェイコールサインが書き換わる不具合を修正」「スピーチ機能の読み上げ速度が遅くなっていたのを修正」という2項目の不具合修正が行われている。
アイコムの新製品「ID-52PLUS」と「ID-52PLUSアイコム60周年記念限定モデル」
ID-52PLUS/ID-52PLUS アイコム60周年記念モデルの新ファームウェア公開は2024年11月23日以来となる。今回発表された内容は次のとおり。
●ID-52PLUS/ID-52PLUS アイコム60周年記念モデルの新ファームウェア(Version 1.11)
バージョンVersion 1.10からの変更点:
★レピータリストの並び順を維持したインポートで、条件によりゲートウェイコールサインが書き換わる不具合を修正
★スピーチ機能の読み上げ速度が遅くなっていたのを修正
ID-52PLUSのファームアップは、microSDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU:1.11
Sub CPU:1.00
DSP:1.01
GPS:13196
Bluetooth:2.01
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク: ID-52PLUS ファームウェア ダウンロード(アイコム)
The post <不具合の修正2件>アイコム、ID-52PLUSの新ファームウェア「Version 1.11」を公開 first appeared on hamlife.jp .
国際宇宙ステーション(ISS)からアマチュア無線バンド(145.80MHz/FM)を使ったSSTV(Slow Scan Television)画像送信が、日本時間12月25日(水)23時55分から年明け(2025年)1月5日(日)23時20分まで行われる。今回のテーマは「ARISS(Amateur Radio on the International Space Station) の2024年を祝う(Celebrating ARISS 2024)」で、国際宇宙ステーションにおけるアマチュア無線にちなんだ画像12種類が期間中、約2分間の画像送信のあと約2分間の間隔をおいて次の画像へ…と繰り返し送信される、期間が長いことから画像受信に良好な日本周辺をISSが飛行するパスが多数あるため、条件さえ良ければハンディ機とホイップアンテナでも、十分信号をキャッチできるだろう。ISS側のコールサインは「RS0ISS」が使用される予定だ。
「SSTV実験が予定されています」「このシリーズでARISS 2024の素敵な思い出を一緒にお祝いしましょう」「画像は12種類」などとと「ARISS – Amateur Radio on the ISS(X/旧Twitter)」でポストがあった。そのほか受信できた画像を指定のサーバーにオンラインで投稿(画像アップロード)するとアワードがもらえると案内している
ISS FAN CLUBが、今回のSSTV画像送信について以下の情報を伝えている(機械翻訳)。
祝日と新年に間に合うように、ARISSは2024年12月25日から2025年1月5日まで、SSTVイベントを計画しています。今回の「シリーズ23」では、2024年のARISSの思い出を祝う12枚の画像で構成されています。
・送信の開始時刻は、暫定的に2024年12月25日14.55(UTC)になります。
・終了時刻は2025年1月5日14:20(UTC)です。
・ISS側では、サービスモジュールの無線機が使用され、ISSのコールサインは「RS0ISS」、画像は145.800MHz/FM、SSTVモードはPD120で送信されます。
・受信したSSTV画像は、ARISSギャラリー「Series 23 Holiday 2025 」エリア( https://ariss-usa.org/ARISS_SSTV/ )にアップロードしてください。投稿後、専用のボタンをクリックするだけで、ARISSの公式SSTVアワードに応募できます。
・ARISS QSLカードを、ヨーロッパのQSLビューローにリクエストすることもできます。 https://www.ariss-eu.org/index.php/ariss-station/european-qsl-bureau
このようなイベントに興味を持つ方をサポートするため、欧州宇宙機関は、国際宇宙ステーションからアマチュア無線で送信されるSSTV画像を受信する方法を公開しました。 https://issfanclub.eu/2024/11/08/esa-tips-how-to-get-pictures-from-the-international-space-station-via-amateur-radio-2/
なお、グーンヒリー地球局のWebSDRから送られてくる音声信号をデコードすることはいつでも可能です。 https://vhf-goonhilly.batc.org.uk/
SSTV画像の送信は、ISSでの使用を想定した特別仕様モデル、JVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710GA」が使用される見込みだ。2020年初めに、SpaceX社のCRS-20(Falcon9ロケット)で打ち上げられ、ISSの欧州実験棟「Columbus(コロンバス)」に搭載された( 2020年3月13日記事 )。
日本各地の衛星通過時刻の予報は記事下の関連リンクから「JAMSAT(日本アマチュア衛星通信協会)」の公表データから、21地点のパスが確認できるので参考にするといいだろう。
<参考>運用期間中、日本各地のISS飛来時刻
(時刻はJST、JAMSAT公表のデータから)
※2024年12月22日時点のデータです。2025年1月2日以降のデータは未確認です。ISSの軌道修正などのため、飛来日までに日数がある場合の予測データは実際の飛来時刻とずれが生じることがあります。受信前に最新のデータをご確認ください。
※ロケーションやアンテナにもよりますが「仰角30度以上」がSSTV画像の良好な受信の目安です(下表では特に良好に受信できると予測されるピーク時の仰角に「※」を付記しています)。
使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」「SSTV Slow Scan TV」など便利なスマホアプリもある。
受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。また、最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。
地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。過去に実施されたISSから送信されたSSTV画像は多くの局が受信に成功し、TwitterやFacebookなどで受信画像がアップされている。
↓この記事もチェック!
<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始
<特別仕様「TM-D710GA」が欧州実験棟に>JVCケンウッド「当社製アマチュア無線機の国際宇宙ステーションへの搭載が決定」と発表
●関連リンク:
・ARISS SSTV experiment 25 Dec 2024- 5 Jan 2025(ISS FAN CLUB)
・ARISS – Amateur Radio on the ISS(X/旧Twitter)
・ISSステーションの現状 – ARISS
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト MMSSTV
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・#きぼうを見よう(KIBO宇宙放送局)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)
The post <テーマは「ARISSの2024年を祝う」、日本時間12月25日(水)23時55分~2025年1月5日(日)23時20分>国際宇宙ステーションから145.80MHz(FM)でSSTV画像12種類を送信 first appeared on hamlife.jp .
株式会社三才ブックスは12月25日(水)に月刊誌「ラジオライフ」2025年2月号を刊行する。連載「おもしろ無線受信報告所」では2024年11月30日をもって使用期限を迎えたUHF帯アナログ簡易無線免許局が12月以降もどの程度(不法に)電波発射を継続しているかを、12月7日に東京都八王子市の高尾山で受信調査した結果を報告している。また特別付録として毎年恒例の「ラジオライフ手帳2025(創刊45周年特別版)」がついてくる 。定価は1,320円(税込み)。
月刊「ラジオライフ」2025年2月号表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で2025年2月号は通巻528号となる。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<特別企画>読者から寄せられた警察無線の受信報告「署活系PSW周波数リスト」
警察署と警察署の外で活動する警察官との通信システムが署外活動系、略して署活系と呼ばれています。警察無線の基幹となる各警察本部の通信指令室とパトカーを結ぶ無線は電波が広域に飛ぶうえ、通話内容を聞けないので、その用途を判明させることは極めて困難です。その点、署活系のPSW(Police Station Walkie talkie)は警察署の管轄内を通信エリアとしており、ダウンリンクは警察署から2秒もしくは5秒おきに電波が出ているため、警察署の前で受信すれば当該署に割当てられた周波数を判明させることが可能です。そして14MHz下にある警察官が使うアップリンクを受信できれば、その周波数は間違いありません。
<IC-R15で聞くエアーバンド>
・地上を移動する航空機を管制するGND
<RLエアーバンド インフォメーション>
・航空自衛隊浜松基地 エアフェスタ浜松2024リポート
<おもしろ無線受信報告所>
・簡易/街で受信したデジタル波の使用者
・コラム:使用禁止になったアナログ簡易無線の実地調査
<JJ1YQF女子部 早坂香澄の無線伝心>
・2025年の移動運用はPOTAにチャレンジします!
< 工作チャレンジ>
・車内の不審な物音を検知して電波で知らせる「420MHz帯車内モニター」
<特別付録>聞けるデジタル波を大幅追加「ラジオライフ手帳2025(創刊45周年特別版)」
特別付録「ラジオライフ手帳2025」表紙
↓この記事もチェック!
<Kindleや楽天koboほか、読み放題も…>配信スタート!
ヤバかった時代(1980年代&1990年代)の月刊誌「ラジオライフ」が電子書籍で蘇る
月刊「ラジオライフ」2025年2月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 三才ブックス
The post <特別付録「ラジオライフ手帳2025(創刊45周年特別版)」つき>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2025年2月号を刊行 first appeared on hamlife.jp .
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2024年12月23日時点で、アマチュア局は「348,171局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2024年12月16日の登録数「348,326局」から、1週間で155局ほど減少した。なお、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入された( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2024年12月23日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「348,171局」の免許状情報が登録されていた。前回、2024年12月16日時点のアマチュア局の登録数は「348,326局」だったので、1週間で登録数が155局ほど減少した。
2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
↓この記事もチェック!
< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
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アマチュア無線家向けのラジオ番組を多数オンエアしている茨城県水戸市のコミュニティ放送局、「FMぱるるん」(水戸コミュニティ放送株式会社、JOZZ3AN-FM、76.2MHz)は、2025年1月1日(水 ・祝)の早朝午前1時から6時まで、全国のアマチュア無線家に向けた新春特別番組「朝までぱるるん2025」を生放送する。毎年恒例の番組で自宅にいるアマチュア無線家や関係者に電話を通じてインタビューを行い、スタジオの模様と共に映像配信する計画だ。放送はインターネット経由でリアルタイムの聴取が可能。現在、同番組の電話出演者を募集している。
「朝までぱるるん」は、FMぱるるんが1月1日の早朝にオンエアしている生番組で、全国のアマチュア無線家に電話インタビューを行いリクエスト曲に応じるというもの。毎回、数十名のハムやアマチュア無線業界関係者が各地から参加している。現在この番組の電話出演者を募集している。
<応募要領>
・名前、コールサイン、住所、電話番号、リクエスト曲(2~3曲)をお知らせ下さい。
・アマチュア無線関係者以外の方でも参加OKです。
・メール宛て先: fm762@fmpalulun.co.jp 「朝までぱるるん2025係」まで
※希望者多数の場合などは出演のご希望に添えないことがあります。また内容は予告なく変更する場合があります。
放送の模様はインターネットで動画による配信も実施。前回は各地のアマチュア無線家とオンライン会議システムのZoomで接続し、そのシャック風景や顔なども動画で流す試みを行った。
放送は茨城県水戸市周辺であれば地上波(76.2MHz)で受信できる。それ以外の地域ではインターネットのリッスンラジオ(リスラジ)などを使ってリアルタイムで聞くことができる。
今回の番組については次のとおり。
FMぱるるん「朝までぱるるん2025」
年明け間もなく、全国のアマチュア無線ファンに電話をつなぐトーク番組を朝まで展開します。パーソナリティーとの会話の中で、1人5分間ほど自己紹介や2025年の抱負などをお話しいただく内容です(ご自宅とは電話でつなぎます)。放送時間は2025年1月1日、午前1時から6時までの5時間の生放送。スタジオ風景のインターネット配信も行います。2025年もFMぱるるん生放送でスタートしましょう!
・放送時間: 2025年1月1日(月・祝)午前1時から6時まで 5時間生放送
・FM地上波の周波数: 76.2MHz(サービスエリア:茨城県水戸市周辺)
・インターネット経由(パソコン)での聴取:
①リッスンラジオ(リスラジ)にアクセス。 http://listenradio.jp/
左タブ「ラジオチャンネルを選局」→CATEGORY「全国のラジオ局」→CHANNEL「関東」→「FMぱるるん」→左上の再生ボタン
※スマートフォンのリスラジ(ListenRadio)アプリでも聴取可能
②サイマルラジオ( https://www.simulradio.info/#kantou )から「FMぱるるん」を選択し「放送を聞く(映像・音声)」を押す
・スタジオからの映像配信をご覧になりたい方:
https://lve.jp/ZrHcOD3aGfaG/
●関連リンク: FMぱるるん
The post <出演者を募集中>全国のアマチュア無線家が電話で登場、1月1日の早朝1~6時に「朝までぱるるん2025」生放送 first appeared on hamlife.jp .
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2024年12月22日(第625回)の特集は「お正月休みは安定のミドルバンドで」。国内、海外とも安定してQSOできる10/14/18MHz帯の魅力を紹介する内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約51分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第625回の配信です
The post <特集は「お正月休みは安定のミドルバンドで」>ハムのラジオ、第625回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .
アイコム株式会社は、全世界のD-STARユーザーを対象とした交信イベント「D-STAR QSO PARTY 2024」を、JARLの後援を得て日本時間で2024年12月27日(金)朝9時から2025年1月6日(月)8時59分まで開催する。今回のルールは「D-STAR(シンプレックス、レピータ経由、ターミナルモード等)で多数の局と交信する」というもので、相手局とD-STAR経由で“画像交換”を行うと得点(獲得ポイント)がアップする。書類提出をすると30点ごとに1回の抽選が行われ、30名に特製のコールサイン入りトロフィーが当たる。また30点以下でも書類提出者全員にPDF参加証が発行される。
有効な書類提出者(30点以上)の中から抽選で30名に「コールサイン入り特製トロフィー」が当たる
アイコムが全世界を対象に開催する「D-STAR QSO PARTY」は、2013年から2018年まで6回行われてきたが、その後は中断し2022年末からJARLの後援を得て新ルールで復活している。
以下、同社が発表した「D-STAR QSO PARTY 2024」の案内から抜粋で紹介する。なお参加前に公式サイトにアクセスし、ルールや交信方法の確認と得点計算方法、ログ作成・提出方法などを確認して欲しい。
◆開催目的:
世界におけるRF・IPプロトコルでのD-STARと、新世代D-STAR端末に搭載されている画像送信機能の普及のため
◆開催日時: 2024年12月27日(金)09:00 JST ~ 2025年1月6日(月)08:59 JST
◆主催: アイコム株式会社/Icom America Inc.
◆後援: 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)
◆参加資格: 免許を受けているすべてのアマチュア無線家
◆使用周波数帯およびモード: 制限なし(D-STARプロトコル)
◆ルール:
・D-STAR QSO
Partyのゴールは、D-STARによる直接・レピータ経由・インターネット経由の通信を増やすことを目的としており、画像の交換により最高得点を得ることが可能。
・有効なログを提出したオペレーター全員に参加証(PDFファイル)が与えられる。30点以上のログを提出したオペレーターは景品の抽選に参加可能。
・記念品の抽選はランダムに行われる。より多くのD-STAR QSOを行えば、より多くのチャンスが生まれる。QSOポイントの獲得方法のルールは下記。
・10点:D-STARによる音声通信とともに画像の交換を行った場合
・5点:D-STAR
によるシンプレックス、または双方がレピータ経由(片方がターミナルモードの場合も含む)での音声通信
・1点:D-STARプロトコルを使用したその他の音声通信(リフレクターの利用、双方がターミナルモードの場合等)
※記念品抽選への参加には最低でも30点が必要
※30点ごとに抽選権が追加、最大210点(30点=1権利、60点=2権利、90点=3権利、最大7権利まで)
<例>65点相当のQSOを行った場合、抽選権は2になる(30点の場合の倍の当選確率)
※画像の取り扱い方法につきましてはイベント告知サイトでの説明や各機種の取扱説明書をご参照願います
注: 同一局との交信は毎日1回のみカウントを認める
◆交信方法の例:
・コール:「CQ D-STAR QSO PARTY 2024」
・コンテストナンバー:相手局のRS+通信に使用した機器名(例:「59、ID-52」)
・画像交換を伴うQSOの場合:交信の証明として、画像によるQSOをD-STARのいずれのデータモード(スロー/ファースト)でも音声通話に追加で可能(デジタルQSLカードのような画像の交換)
◆ 注意点:
(1)すべての関連する法令に準拠すること
(2)パーティー主催者は D-STAR QSO Partyに関する直接・間接的な被害やトラブルに対し責任を負わない
(3)レピータを使用する場合、QSO Partyに参加していない使用者に対し配慮すること
◆書類提出:
・提供されるExcel ファイルを使用し、Excel
ファイル内のログシート及びサマリーシートに記載して、下記のメールアドレスに対し提出してください。ファイル名は自身のコールサインにしてください(例:JA3YUA.log.xls)。
・画像の交換を行った場合、画像ファイル(1つあたり1MB以下のJPEGかPNGで、無線機かスマホアプリの保存ボタンで保存した画像)をログ記録とともに提出してください。ファイル名には相手(画像の送信者)のコールサインを含めてください(例:Pic20241227_JA3YUA_01.jpg)。
※紙のログ:Excelファイルののログシートとサマリーシートを使用し、記載したものをPDFまたは画像ファイルにしてメールで送付してください。送受信した画像ファイルについては上記の画像に関するルールに従ってください。
◆提出期限(必着): 2025年1月22日(水)08:59(JST)
◆書類提出先: D-Star.QSOPARTY_LOG@IcomAmerica.com
◆提出前のチェック事項:
(1)自身のお名前とコールサインが記載されていること
(2)QSO Partyで使用した機材の情報が記載されていること
(3)QSO参加後の感想やお考えを、メール本文、または Excelファイル内のサマリーシートの備考欄に記載してください
(4)QSO Partyの受賞者は後日一般に公開されることをご承知ください
◆記念品:
・スペシャル D-STAR QSO Partyのトロフィー×30名
・30点以下でもログ提出者に参加証(PDF)を発行
◆ 結果発表: 2025年2月28日(金)予定
なお、D-STAR対応機による画像交換の方法や、無線ではつながらない遠隔地のレピータ通信をワッチできるDVレピータモニター機能については、日本語版ルールの下部に掲載されている。下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・D-STAR QSO PARTY 2024(アイコム 日本語版)
・D-STAR QSO PARTY 2024ルール
PDF(日本語版)
・ログ関連ファイルのダウンロード(アイコム)
The post <コールサイン入りトロフィーが30名に当たる>アイコム、12月27日(金)9時から1月6日(月)8時59分までJARL後援「D-STAR QSO PARTY 2024」開催 first appeared on hamlife.jp .
先週のアクセスランキング1位は、先々週に続いて電波法違反に関する記事となった。九州総合通信局が鹿児島県鹿児島市および垂水市において、地元の鹿児島海上保安部とともに船舶に開設された不法無線局の取り締まりを行い、不法市民ラジオ(CB)の無線機で不法無線局を開設していた鹿児島県垂水市在住の会社員の男(61歳)を電波法違反容疑で摘発したというものだ。九州総合通信局が公表した「設置されていた無線機等」の画像には、無線機のほかに巨大なリニアアンプ(出力増幅器)が写っており、かなりの高出力で電波を発射していたものと思われる。7位にも電波法違反に関する記事がランクインしている。
【設置されていた無線機等】
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
続く2位は「<JARLなど124者(法人・団体等84者、個人40者)の意見が集まる>総務省、アマチュア無線バンドにも言及した『周波数再編アクションプラン(令和6年度版)結果』を公表」。総務省総合通信基盤局電波部電波政策課が、2024年10月1日(火)から10月30日(水)までの1か月間にわたり、「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)」についての意見募集( 2024年10月2日記事 )を行ったところ、アマチュアバンドに関する記述もあったことから、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)をはじめアマチュア無線家からの意見など、124者(法人・団体等84者、個人40者)が集まり、これらの意見に対する総務省の考え方や、周波数再編アクションプランの策定概要を明記した結果を2024年12月13日(金)に公表したニュース。
3位は、アイコムの144~5600MHz帯オールモードトランシーバー「IC-905」、または10GHz帯トランスバーター付きの「IC-905XG」を毎月一定額の料金で最長3年間使用できるサブスクリプションサービス(愛称:IC-905サブスク)の詳細が案内されたという話題。アマチュア無線機器を中心にしたインターネットモール「MUSENモール」を運営するアイコム情報機器株式会社が実施するサービスで、IC-905と2.4/5.6GHz帯のアンテナ2本がセットになった月額4,510円(税込)のものから、10GHz帯トランスバーター付きのIC-905XGに2.4/5.6/10GHz帯のアンテナ計4本(10GHz帯はパラボラアンテナを含む)がセットになった月額7,260円(税込)のプランまで4種類あり、最大3年間利用可能(契約終了後は無線機器をすべて返却する)で合計で40セットを用意。プラン発表後、SNSでは「意外に安い金額でおサイフに優しい」「いまはアマチュア無線が二次業務となっている“1.2/2.4/5.6/10GHz帯”のアクティビティが上がるのでは…」といった意見が飛び交っていた。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<無線機のほか巨大なリニアを押収!?>九州総合通信局、船舶に不法市民ラジオの無線機を設置して不法無線局を開設していた会社員(61歳)を摘発
2)<JARLなど124者(法人・団体等84者、個人40者)の意見が集まる>総務省、アマチュア無線バンドにも言及した「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)結果」を公表
3)<月額4,510円から7,260円まで全4プラン、10GHz帯トランスバーター+パラボラアンテナ付きも!>「IC-905サブスク」詳細をMUSENモールが案内
4)<特集は「2025年のアマチュア無線」、別冊付録「ハム手帳2025」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2025年1月号を刊行
5)<4アマ用、3アマ用あり>CQ出版社、ハム国試の受験参考書「要点マスター」2025年版を刊行
6)<歌手Masacoが関西コンテストマニアクラブを訪問>「月刊FBニュース」、記事8本とニュース2本をきょう公開
7)<免許切れ状態でアマチュア無線局を開設・運用>関東総合通信局、三浦電波監視センターの“電波監視”で電波法違反行為が発覚した3アマ(79歳)に対し49日間の行政処分
8)<特集「冬休みのLEDイルミネーション」「アナログオーディオ製作」>電波新聞社が季刊誌「電子工作マガジン」2024年冬号を刊行
9)<有効交信期間は2024年12月1日から2026年12月31日まで>じゃぱん ひなたぼっこの会、「国内のゴルフ場を集めてみま賞(略称「ゴルフ場アワード GC-AW」)」を発行
10)日本無線協会、令和6年12月期の1・2アマ国家試験問題および正答を公式発表
The post 高出力の電波を不法市民ラジオ(CB)無線機で発射していた会社員(61歳)、電波法違反容疑で摘発--12月15日(日)~12月21日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 first appeared on hamlife.jp .
2024年12月16日にサービスが始まった、完全招待制の国産SNS「mixi2」(運営:株式会社MIXI)が人気を集めている。アマチュア無線やライセンスフリー無線の愛好者など無線ファンのユーザーも日を追って増加し、無線関係のコミュニティも続々と誕生している。
「mixi2」はスマートフォンやタブレット端末(iOS、Android)を使って、最大149.3文字の短文テキストや画像・動画などがポスト(投稿)できるSNSだ。自分がフォローした利用者の書き込みと加入コミュニティのポストが見られる「フォロー」タブと、それ以外の利用者やコミュニティへのポストが見られる「発見」タブという2つを備え、どちらも時系列で表示される。
現状、mixi2の新規利用は“完全招待制”で18歳未満は不可。フォロワー以外には自分のポストを表示しない機能や特定ユーザーのブロック機能もあり、広告も出なければインプレゾンビの出現もない(オープン初日に “お金配り” のポストを見かけたが、即刻削除されユーザーは凍結された)。のどかだった時代のTwitterを彷彿とさせる。
さらに同じ趣味や興味、推しの人たちが情報交換を楽しめる「コミュニティ機能」が設けられ、利用者は自分の好みに合ったコミュニティを探して加入できる(参加が承認制のものもある)。自分で新たなコミュニティを立ち上げることも可能だ。
mixi2の特徴(mixi2公式サイトより)
無線関連のコミュニティも続々と誕生している。12月21日17時現在で最も参加者が多いのは「アマチュア無線家」の152人。また「ライセンスフリー無線愛好会」に79人の参加者があり、これに「FT8」が42人、「D-STARで繋がろう」が39人と続いている。このほか「APRS」「C4FM&DMR同好会」「受信趣味文化振興会」「エアバンド(航空無線)愛好会」「アマチュア無線移動運用」「POTA」など、さまざまな無線関連のコミュニティが開設されている。
参加者が多い無線関連のコミュニティ「アマチュア無線家」と「ライセンスフリー無線愛好会」
12月16日のサービス開始以来、mixi2の利用者は急増中だ。「キーワード検索」を使って、タイムラインにポストされた内容、ユーザー名、開設コミュニティなどを毎日チェックしていると、アマチュア無線家やライセンスフリー無線ファンの利用者が日を追うごとに増えてきたのを実感する。この機会に利用を検討してはいかがだろうか。
mixi2は完全招待制。新規利用を希望する場合は、すでに利用している友人や知人から「招待リンク」を送ってもらう必要がある(利用者が発行する招待リンクに使用回数の制限はなく、同じ招待コードで何人でも招待が可能。ただし有効期限あり)。中にはSNS上で自分からの招待リンクを公開している人もいるようだ。
利用者から送られてきた「招待リンク」をスマートフォンでクリックすると、アプリのダウンロードとインストールを求められる(mixi2公式サイトより)
招待リンクを受け取ったら、所有しているスマートフォンに対応したmixi2のアプリ(iOSまたはAndroid)をダウンロード。インストール後はアプリを起動してメールアドレスの入力や認証コードのやり取り、初期設置を行うとアカウントの登録が完了する。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・mixi2の特徴について(mixi2)
・mixi2 案内サポート(mixi2)
・新規登録の方法について(mixi2)
・サービス利用のための招待について(mixi2)
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日本における、2024年12月21日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、1エリア(関東管内)の関東総合通信局、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局、0エリア(信越管内)の信越総合通信局からそれぞれ更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
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【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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