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link hamlife.jp hamlife.jp (2025/11/28 19:05:30)

現在データベースには 7486 件のデータが登録されています。

feed <QSLビューローの新会社を選定、「ハムフェア2026」開催日も決まる>JARL、第83回理事会報告を会員専用ページに掲載 (2025/11/28 18:30:04)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2025年11月22日(土)と23日(日)の2日間、連盟会議室とWeb会議で第83回理事会を開催、その報告をJARL Webの会員専用ページで公開した。理事会報告の閲覧はJARL会員のみでコールサインと登録したパスワードが必要となる。

 

 

 

 JARL Webの会員専用ページに掲載された第83回理事会報告によると、今回は次の11議題が上程された。

 

<議題>
第1号議題  令和8年度地方本部費の配分について
第2号議題  令和8年度連盟行事予定について
第3号議題  QSLビューローについて
第4号議題  令和8・9年度の推薦理事・監事の人数について
第5号議題  電子投票(WEB投票)導入にともなう選挙規程の一部改正について
第6号議題  「覚書事項」の改正について
第7号議題  連盟表彰について
第8号議題  JARL版電子QSLシステムの今後の計画について
第9号議題  海外イベントへのJARLブースの出展について
第10号議題 2027年国際園芸博覧会記念局実行委員会の設置について
第11号議題 事務局職員就業規則に関連する規定の件

 

 主要議題の概要は次のとおり。

 

★第2号議題「令和8年度連盟行事予定について」、第9号議題「海外イベントへのJARLブースの出展について」
 令和8年度のJARL行事日程と海外イベントへのJARLブース出展を審議。「ハムフェア2026(第48回アマチュア無線フェスティバル)」の開催日は、2026年8月29日(土)と30日(日)の2日間で、会場は前回同様「有明GYM-EX」とするなど、各日程が全員の賛成で承認された。

 

 

★第3号議題「QSLビューローについて」
 QSLビューローの受託業者の募集を行い、3社から提案書の提出があった旨の説明が森田会長からあり、従量制を原則とした1枚当たりの価格と、できるだけ遅滞なく実施できることを前提とした場合、このうちの1社が最も条件に合うので同社を選定したいとの提案があった(※理事会報告の中では社名は明かされていない)。

 

 質疑の中で、この会社は現在のQSLビューローのシステム開発を実施した企業で、業務内容がよくわかっていることや、初期費用として12月から2月の移行準備期間に月額400万円(計1,200万円)を初期費用として保証してほしいという要望があることが明かされた。審議の結果、初期費用の金額を敷金を含め1,200万円を上限として第3号議題の賛否を諮ったところ、賛成13名、反対1名で承認された。

 

 

★第5号議題「電子投票(WEB投票)導入にともなう選挙規程の一部改正について」
 森田会長からJARL通常選挙における「電子投票(WEB投票)」導入のための選挙規程の一部改正について提案を審議。

 

 これまで紙の投票用紙の集計を行っていた業者が、機器の老朽化や社内体制の問題により選挙事務から撤退することになり、後継企業の検討を進めた結果、費用の大幅削減と社会全体のデジタル化の流れの中で投票方法をQRコード利用の「電子投票」とすることとし、これに伴い選挙規程の一部を改正することを提案。審議の結果、賛成11名、反対3名で承認された。

 

 

★第7号議題「連盟表彰について」
「関西・大阪万博記念局運営者の連盟表彰」と「人命救助に対する連盟表彰」についてを審議。このうち関西・大阪万博記念局は、会期中にのべ約8万局と交信、体験運用を2,600件行い、特別記念局を成功に導き、体験運用を通じて広くアマチュア無線を紹介し、一般市民や青少年にアマチュア無線の魅力を広く伝え、科学技術や無線技術への関心、アマチュア無線への興味を与えるとともに次世代育成にも寄与するなどの功労を評価。

 

 また「人命救助に対する連盟表彰」では、6月9日に青森県中泊町にて発生した遭難事故において、遭難者がアマチュア無線を通じた救助要請を行い、これを受信した当該JARL会員が関係機関へ通報を行い、救助に至るまでの間においても交信を続け、遭難者を励ますとともに状況の把握を行い、関係機関との連携を図り人命救助に貢献。尊い人命を守るという素晴らしい行為であることから表彰が適当とし、どちらも決議参加者全員の賛成で承認された。

 

 

★第8号議題「JARL版電子QSLシステムの今後の計画について」
 JARLが独自に開発を進めている「電子QSLシステム」の今後についてを審議。現状のサーバー型のシステムで作られたモックアップの仕様で業者に開発を委託すると、開発費用が3千万円から3千8百万円となり、データベースが大規模となるため、専門家にデータベース設計を依頼することで上振れするとの説明があった。

 

 出席理事からは、費用が高額で実際の開発にいくら掛かるのかという懸念、ハムログhQSLと比較した場合の優位性への疑問、サーバーで保管するQSO数が増えれば費用が増加する不安、電子QSLの意義、サーバー型ではなくクライアント型のシステムを再検討する必要があるなど、さまざまな意見が出た。審議の結果「サーバー型のシステムをすすめる」ということに賛否を諮ったところ賛成3名、反対12名で否決となった。

 

 

 なお今回の「第83回理事会報告」の巻末には資料として「ハムフェア2025開催結果報告書」も掲載されている。ハムフェア2025の総括とともに、入場券、出展者証の販売数および売上金額、スタッフ証等の配布数などの実データも掲載されている興味深いものだ。

 

 第83回理事会報告の内容は、下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID、パスワード)からPDF形式で閲覧できる。

 

 

こちらの記事も参考に(2025年10月11日掲載)↓
<現在のQSLビューロー(島根県)は来年1月末で契約終了>JARL、公式サイトで「QSLカードの送付先について」を告知

 

 

 

●関連リンク: 第83回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ ※要・登録パスワード)

 

 

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feed <鳥取県境港市や米子市の港で取り締まり>中国総合通信局、免許を受けず船舶用無線局を開設していた男3人(75歳、77歳、73歳)を摘発 (2025/11/28 18:00:50)

11月26日から27日にかけて、中国総合通信局は海上保安庁第八管区海上保安本部境海上保安部とともに、鳥取県境港市や米子市の港で不法無線局の取り締まりを実施し、総務大臣の免許を受けていない無線局(不法船舶用無線)を船舶に開設していた男3人(75歳、77歳、73歳)を電波法違反容疑で摘発した。

 

 

 

中国総合通信局が発表した内容は以下のとおり。

 

 

 中国総合通信局は、11月26日から27日、境海上保安部の協力の下、同部管轄内海域等において、消防・救急無線の通信、携帯電話、テレビ・ラジオの受信などへの混信原因となる不法無線局の取り締まりを実施しました。

 

 この取り締まりの結果は、以下のとおりです。

 

1.概要
 不法無線局(総務大臣の免許を受けていない無線局)を船舶に開設していた3名を、電波法違反容疑で摘発しました。

 

2.被疑者の概要および不法無線局の種別

 

被疑者の概要: 取県米子市在住の男性(75歳)
不法無線局の種別: 不法船舶用無線

 

被疑者の概要: 鳥取県米子市在住の男性(77歳)
不法無線局の種別: 不法船舶用無線

 

被疑者の概要: 岡山県津山市在住の男性(73歳)
不法無線局の種別: 不法船舶用無線

 

 

3.取り締まり実施場所
 鳥取県境港市および米子市の港

 

 

4.使用していた無線機等

 

 

 

 

【電波法違反適用条文(抜粋)】

 

(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」

 

(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、一年以下の拘禁刑又は百万円以下の罰金に処する。
第1号 第4条の規定による免許 (中略) がないのに、無線局を開設したとき(以下省略)」

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成

 

 

 

<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付

 

総務省は社団局も含めすべてのアマチュア局の免許人に対して、「アマチュア無線をご利用の皆さまへ、大事なお知らせがあります」というハガキを送付した

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

 

●関連リンク:
・中国総合通信局 不法無線局の開設者3名を電波法違反容疑で摘発<境海上保安部と共同取締りを実施>
・海上保安庁第八管区海上保安本部境海上保安部

 

 

 

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feed <香川県内局同士のみ、日数マルチ8日以上のログ提出者に抽選でFBな賞品>JARL香川県支部、12月1日(月)から15日間「2025 香川マラソンコンテスト」開催 (2025/11/28 10:30:34)

香川県内局の親睦を図ることを目的に、香川県内で運用するアマチュア局とSWL(コールサインを持っている局はSWL部門への参加は認めない)を対象に、2025年12月1日(月)0時から15日(月)24時までの15日間にわたり、JARL香川県支部主催「2025 香川マラソンコンテスト」が、1.9MHz~10GHz帯(3.8/10/18/24MHz帯は含まない)の各アマチュアバンドの電信、電話、およびRTTY/ATV/FAX/SSTV/FT8/FT4の各モードで行われる。

 

 

 

 

 呼び出し方法は、電話が「CQ香川マラソンコンテスト」、電信が「CQ KA TEST」、FT8(FT4を含む)が「CQ KA」。ナンバー交換は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「発信市町ナンバー(または市町名)」で、得点となる交信は香川県内局同士のみ。

 

 総得点計算では、通常のマルチプライヤーのほか、期間中に交信を行った日数を乗数に加算する「日数マルチプライヤー」というルールも設けられ、8日以上の日数マルチプライヤーのログ提出者には今年も抽選で「FBな賞品」が当たるとしている。

 

 また「ニューカマー局のマルチバンド・マルチモードの部(12月1日現在で開局5年未満の局)」にエントリーした参加局は全員を表彰する。

 

 ログ提出は2026年1月5日(月)まで(必着)。電子ログも受け付けているが、細かな仕様があるので注意のこと。入賞者は、JARL会員、非会員の区別なく表彰する。

 

 詳しくは、下記の「関連リンク」から「2025 香川マラソンコンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「2025 香川マラソンコンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・2024 香川マラソンコンテスト規約
・JARL香川県支部

 

 

 

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feed <自宅にあるリチウムイオン電池内蔵のスピーカーが回収対象だった>アマチュア無線番組「QSY」、第246回放送をポッドキャストで公開 (2025/11/28 8:30:36)

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・2・3・5金曜日に流され、第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2025年10月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。

 

 

 

 2025年11月21日の第246回放送は、前半のJK1BAN 田中氏による「今週の活動報告」は田中氏の身の回りで起きたこととして、中国系の電機メーカーであるAnkerの日本法人が、モバイルバッテリーや充電池を搭載した製品の一部について “発火の恐れがある” として回収を発表。田中氏が自宅にあるAnker製品を確認したところ、Bluetoothスピーカーが回収対象の製品であることがわかったという。しかし同社から回収キットが届くまでに1か月かかるという。

 

 後半のJH1OSB 小濱氏による「無線は自作でより楽しくなる」は前回までに引き続いて10月4~5日に東京ビッグサイトで開かれた自作派の祭典「 Maker Faire Tokyo 2025 」を見に行った報告で、大学が出展しているブースをいくつか紹介した。

 

 なお「QSY」は10回から放送パターンが変更になっている。これまでは、“新たな内容の番組を第1・3・5金曜日に放送、第2・第4金曜日は前週の再放送”という形式だったが、2025年10月から“「第1・2・3・5金曜日」に新たな内容を放送し、第4金曜日は第3金曜日の再放送”という形式に変更された。

 

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QSY 第246回放送
・QSY Facebookページ
・QSY Xアカウント
・QSY 番組案内ページ

 

 

 

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feed <写真投稿>11月9日開催、JARL神奈川県支部「かながわハムの集い2025」の模様 (2025/11/27 12:05:56)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)神奈川県支部は2025年11月9日(日)に相模原市中央区の相模原市立産業会館で「かながわハムの集い2025」を開催、220名の参加者で賑わった。関係者が会場で撮影した写真を紹介しよう。

 

 

 

 11月9日、JARL神奈川県支部主催の「かながわハムの集い2025」が相模原市中央区の相模原市立産業会館で開催された。当日はあいにくの雨模様だったが、会場は220名の参加者で賑わったという。支部関係者からhamlife.jpに届いた写真から一部を紹介しよう。

 

参加者の集合写真

山岸JARL神奈川県支部長(JN1DNV)挨拶

森野JARL関東地方本部長(JF1NEF)の来賓挨拶

菊池JARL理事(JL1ALE)挨拶

1エリア5都県の支部長らが来賓として出席

第54回オール神奈川コンテスト入賞者の皆さん

第43回非常通信訓練コンテスト入賞者の皆さん

オール神奈川SNSフォトコンテスト入賞者の皆さん

新製品に関する八重洲無線の講演

JH1OHZ 片倉氏の講演「ホイップアンテナの性能を最大に引き出す」

会場で行われた「QSLカードコンテスト」入賞者のカード。

 

YouTubeで「2025 QSLカードコンテスト作品集」の動画を公開中
(画面をクリック、または「YouTubeで見る」で動画スタート)

 

 

お楽しみ抽選会、Flex Fleet株式会社提供のDMRハンディ機の当選風景

お楽しみ抽選会、支部で用意した430MHz帯ハンディ機の当選風景

全日本長中波倶楽部のブース

POTA日本有志の会のブース

SAGAMI-NETのブース

八重洲無線のブース

Flex Fleetのブース

 

 

 

 写真を投稿いただきました支部関係者にお礼申し上げます(hamlife.jp)

 

 

 

●関連リンク:
・JARL神奈川県支部
・動画 2025 QSLカードコンテスト作品集(YouTube/JARLかながわ公式チャンネル)

 

 

 

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feed <「モールス電信技能認定」について>アマチュア無線番組「QRL」、第704回放送をポッドキャストで公開 (2025/11/27 8:30:55)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2025年11月20日夜に放送した第704回がアップされた。

 

 

 

 2025年11月20日の第704回放送の特集は「“モールス電信技能認定”について」。JARLが1世紀にわたって無線通信を支えてきた魅力あるCWモードを守り、さらに発展して行くようにとの願いを込めて実施している「 モールス電信技能認定 」の概要を紹介した。段級位の種類と認定のための技能要件は下表の通り。全国に 130名のボランティア試験員 がいるという。

 

JARLの「モールス電信技能認定」ページより

JARLの「モールス電信技能認定」モールス電信技能 総合5段の免状見本

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第704回放送
・QRL Facebookページ

 

 

 

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feed <2026年実施予定の詳細が続々判明>日本で受験できる米国アマチュア無線の資格試験スケジュール (2025/11/26 12:05:04)

米国のアマチュア無線資格を日本国内で取得できるFCC(Federal Communications Commission/米国連邦通信委員会)の試験が、日本国内でボランティア試験官(VE=Volunteer Examiner)の資格を持つ人たちの団体「VEチーム」により定期的に実施されている。今回、来年(2026年)実施予定を含めた、全国各地のVEチームが行う最新スケジュールをまとめたので紹介しよう。
※VEチームのWebサイトの中には、Chromeなどのブラウザを使用すると「404エラー」の表示が出る場合がある。これは「HTTP接続(http://~)」が自動的に「HTTPS接続(https://~)」にリダイレクトされるのが原因なので、他のブラウザで試してほしい。
※実際の試験に関しては、申し込み方法(締め切り日ほか)や当日用意する書類、受験料、支払い方法など、VEチームごとに細かな違いがあるので、試験に挑戦する方は事前の確認をお忘れなく。

 

 

試験実施組織(VEC)であるW5YI-VECとARRL-VECのロゴマーク

 

 

 現在、アメリカのアマチュア無線資格で試験が実施されているのは、初級の「Technician Class」、中間に位置する「General Class」、そして最上級クラス「Extra Class」の3つ。その試験実施のために「ARRL」や「W5YI」などの試験実施組織(VEC)があり、ここに所属するVEチームによって、日本国内でも試験が行われている。

 

 2022年4月19日からFCC試験に合格後にアマチュア無線局の免許発給を受けるとき、35ドルが徴収(ARRL VECで実施する試験の18歳未満の受験生は1回に限りARRLが負担。ただし別途5ドルの割引受験料が必要)されるようになった。

 

 アメリカのコールサインが持てる!といった、アメリカのアマチュア無線資格を取得するメリットなどが、札幌VEチームの試験会場にもなっている、無線とパソコンの専門店「フェイズ札幌/フエイズサツポロ」のWebサイトに詳しく書かれている。

 

・FCCライセンス試験の勉強法(フェイズ札幌/フエイズサツポロ)

 

 なお、チームごとに受験の申し込み期限が設定されている。事前申込者がいない場合は中止になったり、為替相場の変動により受験料が変更される場合もあるので最新の情報入手を心がけよう。また、受験にあたってはアメリカ国内に郵便を受け取る住所(メーリング・アドレス)があること、ならびにFCCの発給する「FRN (FCC Registration Number)」の取得が必要となる。「FRN」の取得方法は浜松VEチームのホームページで紹介(PDF形式)しているので参考にするといいだろう。
(※VEチームの皆様、試験実施に関する最新情報があれば、ぜひhamlife.jpまでお知らせください)

 

 

●最新VEチーム試験スケジュール (hamlife.jp調べ:2025年11月26日現在)

 

 

 幸谷 智氏・JQ1OCRのブログ「湧雲日記」に、「FCC試験を受けるときに提出する『Form 605』がうまく書けてない人が多いという話なので説明してみます」として、「NCVEC Quick-Form 605」の書き方の注意点などが紹介されているので参考にしてほしい。

 

・FCC 試験書類の記入には細心の注意を払って(湧雲日記)

 

・NCVEC Quick-Form 605の書き方(湧雲日記)

 

 

 実際の試験に関しては、申し込み方法(締め切り日ほか)や当日用意する書類、受験料、支払い方法など、VEチームごとに細かな違いがあるため、必ず下記のVEチームWebサイトにアクセスして、内容の確認を行ってほしい。

 

 

●日本でアメリカのアマチュア無線資格試験を行っているVEチームの一例

 

・札幌(W5YI) http://sapporo.aprs2.net:81/vec/

・みちのく(ARRL) http://michinokuvet.s344.xrea.com/

・群馬(W5YI) http://www.gunma-dx.org/vec/ve_index.htm

・東京(ARRL) https://sites.google.com/site/fccarrltokyovet/

・横浜(ARRL) http://echo.ne.jp/FCC/index_j.html

・横須賀-逗子(ARRL) http://yzveteam.blog.fc2.com/

・浜松(ARRL) http://nh0aa.us/vec.html

・神戸(ARRL) http://www.ve-kobe.matrix.jp/

・四国(ARRL) http://ve-shikoku.seesaa.net/

・九州(W5YI) http://www.bea.hi-ho.ne.jp/ja6kyu/w5yi_home/index_w5yi.html

 

※名古屋VEチームは2016年6月末で活動を停止している。

※2020年11月23日にVE神戸チームのホームページがリニューアルされ、URLアドレスも変更。

※水戸VEチームは2023年12月31日をもって解散している。

※VEチームのWebサイトの中には、Chromeなどのブラウザを使用すると「404エラー」の表示が出る場合がある。これは「HTTP接続(http://~)」が自動的に「HTTPS接続(https://~)」にリダイレクトされるのが原因なので、他のブラウザで試してみてほしい。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<米国アマチュア無線の資格取得に役立つ>小林直行氏(JK1FNL)、英語で苦労した経験から「FCC試験クラス別Question Pool(問題集)日本語訳併記版」3冊をPODで出版

 

 

米国のコールサイン「NA8O」を持つ小林直行氏(JK1FNL)が、「Element 2」「Element 3」「Element 4」の「アメリカFCCアマチュア無線資格試験 問題と解答 日本語訳併記版」をAmazonのプリント・オン・デマンド(POD:Print on Demand)」を利用して出版

 

 

   

 

 

 

●関連リンク:
・FCC試験問題(Question pool)(ARRL Webサイト)
・FCC試験問題(Question pool)ダウンロード(ARRL Webサイト)
・FRN(連邦通信委員会登録番号)の取得方法(浜松VEチーム/PDF形式)
・W5YI Group
・Find an Amateur Radio License Exam in Your Area(ARRL Webサイト)

 

 

 

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feed <世界を40の区分した「WAZゾーン」を穴埋め>日本時間で11月29日(土)9時から48時間、「2025 CQ World Wide DX Contest(CW)」開催 (2025/11/26 10:30:43)

世界規模のDXコンテストとして名高い「2025 CQ World Wide DX Contest」のCW部門が、1か月前の10月25日に行われたSSB部門に続き、日本時間の2025年11月29日(土)午前9時から48時間の日程で開催される。US CQマガジン社が定めた「WAZゾーン(世界を40の区分に分割)」を穴埋めしていくルールなので、「WAZ(Worked All Zones)アワード」を追いかけている無線家にとっては見逃せないコンテストと言えるだろう。コンテストに合わせてDXペディションも数多く計画されるなど、コンテスターやアワードハンターでなくても、多くのDXerが参加するコンテストの1つである。

 

 

 

 

 日本時間で2025年11月29日(土)午前9時から12月1日(月)午前8時59分59秒までの48時間、US CQマガジン主催のコンテスト「2025 CQ World Wide DX Contest(CW)」が、160m、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドで開催される。

 

 コンテストのナンバー交換は「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「CQゾーン番号(JA局は25)」のみのため、英語が苦手でもラバースタンプで短時間で交信が成立する。しかも相手局もコンテストで高得点を上げることが目的なので、弱い信号の局でもナンバー交換のために聞き取る努力をしてくれる。その結果、いつもなら簡素な設備からでは難しいようなDX局ともQSOできる確率が高くなるだろう。

 

主催者によるコンテストのポリシー(方針)変更により、2022年から「ロシア局とベラルーシ局のログエントリーを受け付け、そのスコアを公開し、関連するすべてのログにQSO/ポイント/マルチプライヤーをクレジットすることを再開する」としている。ただし、ロシア局とベラルーシ局には楯や参加賞のほか、ランキングに基づいてのオンライン証明書は授与されない( 2022年9月5日記事 )。

 

 ログの締め切りは、日本時間の12月6日(土)午前8時59分まで。詳しくは、コンテスト参加前に下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスし、公式ルールを確認してほしい。

 

 

日本語で記載されている「CQ World Wide DX Contest」のルール(一部抜粋)

 

 

 なお毎年このコンテストに合わせて、さまざまなエンティティーからのDXペディションが計画されている。

 

 それらの計画を一堂にチェックできるサイトとして有名なのが「NG3K Amateur Radio Contest/DX Page」だ。ぜひ下記の関連リンクからチェックしてみよう。

 

 

「2025 CQ World Wide DX Contest(CW)」に併せて計画されているDXペディション(NG3K Amateur Radio Contest/DX Pageから)

 

 

●関連リンク:
・The 2025 CQ World-Wide DX Contest(CW)規約
・The 2025 CQ World-Wide DX Contest(CW)規約(日本語/PDF形式)
・CQゾーン・エンティティ・リスト(国際派とDX’erのためのアマチュア無線百科事典)
・CQ WAZゾーン・エンティティ・リスト(国際派とDX’erのためのアマチュア無線百科事典)
・日本語版のWAZ(Worked All Zones)アワード規約(JARL Web/PDF形式)
・CQ WAZ AWARDマネージャー(N4BAA.com)
・CQ World-Wide DX Contest
・NG3K Amateur Radio Contest/DX Page「CQ World Wide DX CW Announced erations:2025」

 

 

 

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feed <2026年1月期の「2アマeラーニング養成課程」受講者募集について>OMのラウンドQSO、第493回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2025/11/26 8:30:34)

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」が2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。2023年4月にレギュラー陣の1人だったJA1JRK 谷田部氏がサイレントキーとなり、2024年末でJH1DLJ 田中氏が番組を卒業。現在はJA1NFQ 中島氏とMCの演歌歌手 水田かおり(JI1BTL)、FMぱるるんの “局長” ことJA1VMP 海老澤氏の3名で進行している。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは2025年11月23日(日)21時30分からの第493回放送。冒頭ではJA1VMP 海老澤氏が茨城県内の山から行ったSHF帯の映像通信実験について。
 さらに11月29日(日)に開催する「 アイコムフェア in 東京両国 」に、FMぱるるんアマチュア無線クラブがブースを出展しSHF帯のアマチュアテレビジョンの映像通信実演を行い、さらに「OMのラウンドQSO」「ビームアンテナ」の2番組の公開収録を行うと案内した。

 

 後半のJARDコーナーはJARD養成部長の新海氏が電話で登場、2026年1月期の「 2アマeラーニング養成課程 」(3アマ対象の短縮コース)の受講者を12月1日(月)から18日(木)まで募集することを案内した。早めに申し込めば、学習に必要な教科書などの教材も早めに発送するので、1月の正式受講スタートまで予習を進めることができ有利であるという。

 

 

 番組音源は下記関連リンクにある放送済み音源公開ページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除されるので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

●関連リンク:
・OMのラウンドQSO 放送済み音源公開ページ
・palulun.net

 

 

 

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feed <「7J2YAA」からアマチュア無線体験運用>11月23日(日・祝)、浜松科学館(静岡県浜松市)で行われた「電波教室&無線体験会」会場リポート (2025/11/25 12:05:58)

身近な電波の仕組みや利用について関心をもってもらい、電波の正しいルールについて学ぶことを目的とした「電波教室 無線体験会」が、11月23日(日・祝)に「浜松科学館みらい~ら(静岡県浜松市中央区)」で開催された。当日は親子など15組が参加。電波の性質や電波がどのように利用されているかなどのレクチャーのほか、はんだ付けをともなうラジオ製作などを行い、その後10組が、アマチュア無線の体験運用を楽しんだ。その模様が関係者から届いたので紹介しよう。

 

 

電波の性質や電波がどのように利用されているかをわかりやすく紹介したDVDを視聴する参加者のみなさん

 

 浜松科学館が事前に参加者を募集していた「電波教室」には、多くの方が興味を持ってもらい、瞬時に申し込みが定員になるほどの盛況でした。今回、初めて「電波教室」のほかに、「アマチュア無線体験会」を実施しました。

 

 電波教室は、電波適正利用推進員協議会静岡支部のメンバーが協力して、初めに電波の性質や電波がどのように利用されているかをわかりやすく紹介したDVD(総務省監修)の視聴からスタート。電波に関するクイズを三択で答えてもらいながら理解を深めてもらいました。

 

 続いて、用意したラジオキットの製作に挑戦。はんだ付け作業に取り組みながら、30分ほどで全員が組み立てが完了して、満足そうな笑顔と大きな歓声が起こりました。

 

 

はんだ付けを伴ったラジオの組み立の様子。テーブルごと電波適正利用推進員協議会メンバーが丁寧に指導しながら進めていった

 

 後半は、アマチュア無線体験会となり、こちらは10組の親子が参加しました。電鍵や発信機を用いてモールス符号の実演を行い、参加した親子も自ら電鍵を手に符号を打ってみるなどしてモールス通信の魅力に触れてもらいました。

 

 

モールス装置は大人気で、子供たちが奪うように電鍵を叩いて音を鳴らしていた

 

 

 その後、浜松ノビスクラブ「7J2YAA」が用意した移動運用機材を使用して、7MHz帯SSBや430MHz帯FMやD-STARでのアマチュア無線の体験運用を楽しんでもらいました。

 

 7MHz帯のコンディションは今一つでしたが、東北地方と交信できたほか、430MHz帯はD-STARで沖縄県那覇市と交信に成功。参加者から「小さな機械で話ができるのが不思議」「そもそも電波って楽しそう」という感想がありました。

 

 

ハラハラドキドキの無資格者の中学生が浜松ノビスクラブ「7J2YAA」からアマチュア無線の体験運用に挑戦

 

 以前、浜松科学館には「浜松市児童会館アマチュア無線クラブ(JA2YOY)」が運用を行っていたため、それらのアンテナの残骸が残っています。しかし、現状では再利用することが難しいため、今後は都度臨時の設備を展開し、ものづくり理科地域支援ネットワークの静岡大学工学部浜松Rain房無線クラブが協力する形で、同館を利用したアマチュア無線体験運用を行う定期的に実施していく予定だそうです。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

【会場リポート】<40名を超える参加者、「8J2YAB」でオンエアー>5月28日(土)、静岡大学工学部で小中学生向けアマチュア無線体験会を開催

 

 

 

●関連リンク:
・浜松科学館みらい~ら:サイエンスラボ「電波教室 無線体験会」
・電波適正利用推進協議会
・浜松Rain房

 

 

 

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