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(2025/12/5 7:05:24)
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<再挑戦! ISS有人滞在25周年とスカウト活動がテーマ>日本時間12月5日(金)~13日(土)、キューブサット衛星から437.825MHz(FM)でSSTV画像(12枚)を送信
(2025/12/4 18:00:46)
国際宇宙ステーション(ISS)の有人滞在25周年と、青少年の自立心や協調性、リーダーシップなどを育むスカウティング(スカウト活動)をテーマに、ロシアのキューブサットRS-38S衛星からSSTV(Slow Scan Television)画像を送る「Scouting jamboree On The Air(シリーズ30)」が、日本時間の12月5日(金)9時1分ごろから12月13日(土)まで行われる。
これは、当初、国際宇宙ステーション(ISS)から11月13日(木)~に実施され、開始後すぐに機器のトラブルで中止となったイベントを( 2025年11月10日記事 )再挑戦するもので、今回は437.825MHzを使用すると案内している。12種類のテーマに関する画像(ISS有人滞在25周年関連6枚とスカウティング関連6枚)が繰り返し送られてくるようだが、ISSとは違いRS-38S衛星からのSSTV信号は微弱なため、受信は難しそうだ。
飛来時刻の予測だが、本記事下にある「関連リンク」から「SatTrack V3.1.6」にアクセスし、衛星の選択を「VIZARD-METEO(RS38S)」に設定、観測地点と予測開始日を選び「予報計算!」を選べば飛来時刻がわかる。あるいは関連リンクにある「キューブサット RS 38S起動シミュレーター」で軌道がわかるので参考にするといいだろう。
「ARISS – Amateur Radio on the ISS」のXポスト(旧Twitter)による案内を機械翻訳で紹介しよう。
ARISS Opsは、衛星RS-38Sによる「SSTVシリーズ30-1イベント」を、12月5日(金)00:01 UTC(北米の東部標準時12月4日19時01分 )ごろに開始する予定です。
イベントは、12月13日まで行われます。詳細はポストにある画像をご覧ください。
2000年11月2日、当時のソビエト連邦・バイコヌール宇宙基地から打ち上げられたソユーズ宇宙船に乗って、建設から2年余りの国際宇宙ステーション(ISS)に3人の宇宙飛行士が到着。有人滞在が始まり、今年(2025年)で25周年を迎え、四半世紀にわたるミッションがスタートした。
一方のスカウティング(スカウト活動)では毎年、アマチュア無線やインターネットを通じて世界中のスカウトや指導者と交信し、知識と友情を深めることを目的とした世界規模のイベント「JOTA-JOTI」が行われている。今年は2025年10月17日から19日に開催され、ISSからのSSTV画像送信も当初はこれに合わせて10月18日からのスタートが計画されていたが、船外活動(EVA)のために急遽延期。さらに11月に行われる予定だったが、開始後すぐに機器トラブルで中止となり、今回はキューブサット衛星から再挑戦する形で今回行われる。
使用される周波数は437.825MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(Robot36モード)を載せて送信される。1枚の画像は36秒で送られてくるので、通常、ISSから行われるSSTV信号(PD120)の1枚120秒より早い。しかし一般に衛星からの信号は144MHz帯よりも435MHz帯のほうが受信が難しいと言われている。
受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。またiOSの「SSTV Slow Scan TV」、Androidの「Robot36」のように、信号音が聞こえている受信機のスピーカーに近づけるだけで画像がデコードできるアプリもある。最新の送信スケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。
↓この記事もチェック!
●関連リンク:
・ARISS – Amateur Radio on the ISS(X/旧Twitter)
・SatTrack V3.1.6(7M3TJZ)
・キューブサット RS 38S起動シミュレーター(SATVIEW)
・キューブサット RS 38S(Gunter’s Space)
・キューブサット RS 38S SSTV受信(POCHIの日記)
・JOTA-JOTI 2025
・ペイロード (航空宇宙)
(ウィキペディア)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト MMSSTV
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<免許を受けずにアマチュア無線機を設置し無線局を開設・運用>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士(66歳)に対し17日間の行政処分
(2025/12/4 12:25:00)
12月3日、北海道総合通信局は、免許を受けず大型車両にアマチュア無線機を設置し、不法に無線局を開設・運用していた第四級アマチュア無線技士の資格を有する北海道北見市在住の男(66歳)に対し、その業務に従事することを17日間停止する行政処分を行った。本件は、アマチュア無線局を対象に実施した電波監視により電波法違反行為の事実が発覚したものである。
北海道総合通信局が発表した内容は次のとおり。
北海道総合通信局は、令和7年12月3日(水曜日)、不法に無線局を開設し運用した者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
1.違反発覚の端緒
本件は、当局が実施したアマチュア無線局を対象とした電波監視により電波法違反の事実が発覚したもの。
2.違反および行政処分の内容
被処分者: 北見市在住の男性(66歳)
違反内容:
大型車両にアマチュア無線用の無線設備を設置して、免許を受けずに無線局を開設し、運用したもの。
処分内容:
令和7年12月3日から17日間、無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止(電波法第79条第1項)
<関連条文> (電波法)
第4条
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。 (以下略)
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
(以下略)
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
総務省は社団局も含めすべてのアマチュア局の免許人に対して、「アマチュア無線をご利用の皆さまへ、大事なお知らせがあります」というハガキを送付した
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・北海道総合通信局
電波法違反の無線従事者に対する行政処分-17日間の従事停止処分-
・北海道総合通信局 不法電波を追え!
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<午前10時(日本時間)ごろからYouTubeライブ配信>米国「サンタネット」、子供たちがサンタさんとアマチュア無線(3.916MHz)を使っておしゃべり
(2025/12/4 12:05:59)
毎年、この時期に恒例となっている、米国の「Santa Net(サンタネット)」が開局した。アマチュア無線(3.916MHz)を通じて、子供たちとサンタクロースがおしゃべりできるサービスだ。子供たちの「Merry Christmas!(メリークリスマス!)」の掛け声に、サンタさんの特徴のある笑い声で、「Ho! Ho! Ho!(ホッ! ホッ! ホッ!) 」とこたえてくれるもで、直接電波を聞けなくても、日本時間の午前10時ごろからYouTubeでライブ配信が行われているので、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
アマチュア無線でサンタさんとQSOが楽しめる、米国の「Santa Net(サンタネット)」
もう18年続いているという、子供たちがアマチュア無線を通じてサンタクロースと直接おしゃべりできる夢のある「Santa Net(サンタネット)」が、今年も始まった。クリスマス・イヴの日に、子供たちにプレゼントを配って回るサンタクロースは、伝説上の人物ではないことが体感できる夢のあるサービスだ。
Thanksgiving Day(感謝祭)からクリスマス当日の夜まで米国中部標準時間の19時(日本時間の翌日午前10時)から米国アマチュアバンド内の3.916MHz(日本ではアマチュアバンド外)で毎晩行われている「Santa Net(サンタネット)」。昨年までは、毎日行われていたが、今年(2025年)は、現地時間の11月28日(金)から12月23日(火)までの14回行うとアナウンスがあった(クリスマス・イブの日は行われず、最後は12月23日)。
直接、3.916MHzでの交信を聞くことは難しいが、開始時間(日本時間の午前10時ごろ)になると、YouTubeライブで配信されているほか、インターネット回線を利用した「WebSDR(ネットラジオ)」でも、子供たちと陽気なサンタさんの会話が、ほぼリアルに聞ける。
、時間外でも過去の交信の様子をYouTubeチャンネル「3916Nets」で配信されている。ライブ配信を含むYouTubeでは字幕機能を利用して「日本語(自動生成)」に設定することで、交信の内容が理解しやすくなるだろう。
以下、「Santa Net(サンタネット)」の案内を機械翻訳で紹介しよう。現地時間の日時なので、日本時間では翌日の午前10時となる。
●2025年のスケジュール(米国中部標準時・午後7時~)
11月28日(金)
11月29日(土)
12月4日(木)
12月5日(金)
12月6日(土)
12月11日(木)
12月12日(金)
12月13日(土)
12月18日(木)
12月19日(金)
12月20日(土)
12月21日(日)
12月22日(月)
12月23日(火)
※ご注意:クリスマスイブのネットはありません。最後のネットは12月23日です。
日本時間の午前10時からYouTubeチャンネル「3916Nets」でライブ配信されている。子供たちの呼びかけに、サンタさんの特徴のある笑い声で「Ho! Ho! Ho!(ホッ! ホッ! ホッ!) 」や「Merry Christmas!(メリークリスマス!)」の掛け声が聞けるだろう
「子供たちはサンタさんの声を中継する専任オペレーターを介して、“北極にいるサンタさん”とアマチュア無線を通じて会話することができます。10人の子供たちがサンタさんと会話を始めて以来、着実に人数を増やしきました。今年は1,000人以上の子供たちが参加してくれることを期待しています」と主催者は案内している。
過去の交信動画から、子供たちはアマチュア無線の資格を持たず、無線資格を有する親や知り合いなどのシャックからゲストオペレートという形でQSOしているようだ。
アマチュア無線に不慣れでも、親御さんなどにサポートされながら子どもたちがサンタさんとおしゃべりする光景は心温まる。当然のことながらコンディションに左右され、なかにはお互いに信号が聞き取りにくく、上手くタイミングが合わないこともある。それでも、専任オペレーターが粘り強くフォローしている。
直接QSOが聞けなくても、「サンタネットライブストリーミング」が用意されている。開始時間(日本時間の午前10時ごろ)になるとYouTubeライブ配信されるほか、インターネット回線を利用したユタ州にある「WebSDR(ネットラジオ)」のリンクが設けられている
●Kids Talking to Santa on 3916 Net
※サンタさんとのふれあいを撮影したYouTube投稿動画
↓画面をクリックするとスタートします。
そのほか、クリスマスを祝って、サフィックスに「XMAS」や「SANTA]を付けたアマチュア無線局もオンエアーしているので探してみてはいかがだろうか。
●関連リンク:
・Santa Net(メニューの一番右側にある「Live Stream」をクリック)
・YouTubeチャンネル「3916Nets」
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<3.5MHz帯と7MHz帯の電信(A1A)のみ、ログ不提出局との交信は得点にならない>12月7日(日)10時から20時まで「第42回 KCWA CWコンテスト」開催
(2025/12/4 10:00:39)
2025年12月7日(日)10時から20時までの10時間にわたり、京都CW愛好会の主催、関西ハムセミナー、JARL京都府支部の共催による「第42回 KCWA CWコンテスト」が、日本国内で運用する個人アマチュア無線局を対象に、3.5MHz帯と7MHz帯の電信で開催される。なお「完全な交信とは提出されたログを互いに照合し、交信時刻相手局名、送受信コンテストナンバーなどが一致すること」「したがってログ不提出局との交信は得点とならない」と案内している。
参加種目は「3.5MHzバンド」「7MHzバンド」「マルチバンド(3.5MHz帯、および7MHz帯)」の3つ。参加種目は3種目のうち、1種目に限り有効となる。
ナンバー交換は、「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「KCJ制定都府県支庁略称+001から始まる一連番号(一連番号は001からバンドごとに送信)」。マルチは各バンドで交信した異なる都府県支庁略称の数だ。
得点は「完全な1交信を1点とし、同一バンドにおける同一局との交信は1交信のみ得点を計上できる」とし、「完全な交信とは提出されたログを互いに照合し、交信時刻、相手局名、送受信コンテストナンバーなどが一致すること。したがってログ不提出局との交信は得点とならない」と案内している。従って参加した場合はログ提出が必須だ。
各種目1位に盾と賞状、2~3位には賞状が贈られる。発表はJARL NEWS春号に掲載予定。また、直接入手希望の場合は110円切手貼付のSASE(コールサインも明記)を同封のこと。
ログの提出は12月31日(水)まで(当日消印有効)。電子メールでの提出も可能。詳しくは、下記の関連リンクから「第42回 KCWA CWコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第42回 KCWA CWコンテスト規約
・京都CW愛好会
・JARL京都府支部
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<「2025 CQ World Wide DX Contest(CW)」について>アマチュア無線番組「QRL」、第705回放送をポッドキャストで公開
(2025/12/4 8:30:44)
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2025年11月27日夜に放送した第705回がアップされた。
2025年11月27日の第705回放送の特集は「」。放送後の11月29日(土)9時JSTから48時間行われる「2025 CQ World Wide DX Contest(CW)」のルールを案内。さらに代表的なDXコンテストについて説明した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第705回放送
・QRL Facebookページ
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<岐阜県岐阜市・国道21号線で取り締まり>東海総合通信局、許可を受けずアマチュア無線機を設置して不法無線局を開設していた運転手(34歳)を摘発
(2025/12/3 18:00:54)
12月2日、東海総合通信局は岐阜県岐阜南警察署とともに、岐阜県岐阜市宇佐の国道21号線において不法無線局の取り締まりを行い、自己の運転する車両にアマチュア無線機を設置して、免許を受けずに不法無線局を開設していた岐阜県岐阜市在住の運転手(34歳)を電波法違反容疑で摘発した。
東海総合通信局が発表した内容は以下のとおり。
総務省東海総合通信局は、12月2日、岐阜県岐阜南警察署と共同で不法無線局の取り締まりを実施し、不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発しました。
1.実施日・場所
12月2日(火)岐阜県岐阜市宇佐 国道21号線
2.摘発の概要
不法無線局を車両に開設していた運転手1名を電波法第4条違反容疑で摘発しました。
被疑者: 岐阜県岐阜市在住(34歳)
容疑の概要:
自己の運転する車両にアマチュア無線用の無線機を設置し、免許を受けずに無線局を開設した。
【設置されていた無線設備】
3.電波法の適用条文
(無線局の開設)
第4条
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(ただし書き以下略)
(罰則)
第110条
次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金に処する。
一 第4条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設したとき。
(二号以下略)
東海総合通信局は「不法無線局は、消防・救急無線、鉄道無線、携帯電話などの重要な通信をはじめ、他の合法無線局の通信への妨害、テレビ・ラジオの受信への障害など、社会的に大きな影響を与える可能性があるほか、電波利用秩序を乱すものです」と説明している。
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<東京都青梅市の路上で地元警察署と不法局の取り締まり>関東総合通信局、自己の運転する車両に免許を受けずアマチュア無線機を設置していた3人を告発
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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 東海総合通信局 不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発<岐阜県岐阜南警察署と共同で取締りを実施>
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<160mバンドでWやVEとの交信を競う>日本時間12月6日(土)朝7時から42時間にわたり、米国・ARRL主催の「ARRL 160m Contest」開催
(2025/12/3 11:00:05)
日本時間の2025年12月6日(土)7時から8日(月)0時59分まで42時間の日程で、米国のアマチュア無線連盟にあたるARRL(American Radio Relay League)主催「ARRL 160m Contest」が開催される。冬型のコンディションで期待が持てる160mバンド。国際的なコンテストの1つとして、毎回世界中から多くの局が参加し賑わう。2020年に日本国内の160mバンド(1.8MHz帯/1.9MHz帯)が拡張して、電信のほかに電話でも参加可能になった。
日本時間で2025年12月6日(土)7時から12月8日(月)0時59分までの42時間、W(米国)やVE(カナダ)といかに多く交信するかを競い合う、ARRL主催のコンテスト「ARRL 160m Contest」が開催されている。
コンテストのナンバー交換はW/VE局が「相手局のシグナルレポート」+「州名/Province名」、そのほかの局は「相手局のシグナルレポート」となる。
ただし、「マリタイム局」「エアロモービル局」での運用の場合は、「相手局のシグナルレポート」+「ITUゾーン番号」を送る。
なお、ログ提出は12月15日(月)0時59分(日本時間)までとなっている。
※米国局にはアラスカ(KL7)、ハワイ(KH6)、太平洋のアメリカ統治地域(KH0~KH9)カリブ海の米国領(KP1~KP5、プエルトリコまたはヴァージン諸島)なども得点/マルチになる。詳しくは主催者Webサイトで確認のこと。
●関連リンク:
・ARRL 160m Contest規約(ARRL/PDF形式)
・ARRL 160m Contest
・過去のARRL主催コンテストのスコア公開ページ(ARRL)
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<CW交信の活性化と交流、JA7SSB局の功績を称えて>福島CW愛好会(FCWA)、12月6日(土)9時から「第17回 FCWA CW QSOパーティー」開催
(2025/12/3 10:00:35)
福島CW愛好会(FCWA)は「CW交信の活性化を図り各局との交流を深める」、さらに「JA7SSB・齋藤醇爾氏(故人)の功績を称える」ことを目的に、2025年12月6日(土)9時から21時までの12時間にわたり、1.9~28MHz帯(10/18/24MHz帯を含む)の電信で「第17回 FCWA CW QSOパーティー」を開催する。
参加資格は日本国内のアマチュア局。交信対象は全世界のアマチュア局。ナンバー交換は「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「オペレーターネーム(例:599KAZU)」となる(通常交信でもRSTとオペレーターネームの交換をすれば有効)。マルチプライヤーは設定されていない。
なお、出力が局免範囲内の「一般部門」と 出力5W以下の「QRP部門」がある。
一般部門は上位5局、QRP部門は上位3局をFCWA総会時に表彰する。同得点の場合は終了時間の早い者を上位とする。
ログの締め切りは12月31日(水)当日必着。JARL形式の電子ログでの提出(様式が同じであればエクセル、ワードなどで作成した電子データもOK)のほか、郵便の場合は、JARL制定の「サマリーシート」および「ログシート」で提出すること。
詳しくは下記関連リンクから「第17回 FCWA CW QSOパーティー規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第17回 FCWA CW QSOパーティー規約
・FCWA(福島CW愛好会)
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<アマチュア無線の技術を活かしたイルミネーションの飾り付け>OMのラウンドQSO、第494回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開
(2025/12/3 8:30:31)
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」が2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。2023年4月にレギュラー陣の1人だったJA1JRK 谷田部氏がサイレントキーとなり、2024年末でJH1DLJ 田中氏が番組を卒業。現在はJA1NFQ 中島氏とMCの演歌歌手 水田かおり(JI1BTL)、FMぱるるんの “局長” ことJA1VMP 海老澤氏の3名で進行している。
新たに音声ファイルが公開されたのは2025年11月30日(日)21時30分からの第494回放送。毎年、年末年始にFMぱるるんアマチュア無線クラブがJR水戸駅北口の芝生広場で行っているイルミネーションの飾り付けについて、アマチュア無線のノウハウが生きているという紹介を行った。
水戸駅北口 芝生広場のイルミネーション(水田かおりのFacebookページより)
後半のJARDコーナーはJARD事務局長の伊藤氏が電話で登場、恒例の交信イベント「HAMtte交信パーティー2026冬」を2026年1月10日(土)から25日(日)まで開催する予定であることを案内。ルールに大きな変更はないが「20局賞」の賞状は完全セルフ方式への移行(基本は参加者のセルフだが、切手貼付の返信用封筒を送付すればJARD事務局でプリントした賞状を返送することも可能という従来のサービスは廃止)を考えているという。
なおHAMtte交信パーティーの開催に合わせた「初心者交信教室」は、1月11日(日)に東京・巣鴨のJARDハム教室、その翌週に横浜市の本牧無線での開催を検討中との説明があった。
番組音源は下記関連リンクにある放送済み音源公開ページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除されるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・OMのラウンドQSO 放送済み音源公開ページ
・palulun.net
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【訃報】「株式会社エーオーアール」取締役会長、髙野 茂氏(JA1AOR) 90歳
(2025/12/3 7:00:09)
受信機を中心とした無線通信機器の製造販売や気象観測装置の輸入販売で知られる「株式会社エーオーアール」の創業者で、取締役会長の髙野 茂氏(JA1AOR)が2025年11月26日に90歳で死去された。
JA1AOR 髙野 茂氏(「ハムフェア2018」会場で関係者撮影)
髙野 茂氏は1935(昭和10)年生まれ。1978年7月に株式会社エーオーアールを創業。他社に先駆けてシンセサイザー方式を採用した世界初の144MHzアマチュア無線用ハンディートランシーバーを発売したほか、アマチュア用、業務用、船舶・航空用などの専用無線機を数多く開発、販売してきた。
1978年に発売したエーオーアールの1号機、144MHz帯FMトランシーバー「AR240」
髙野氏は2025年11月26日早朝に90歳で逝去。通夜は12月8日(月)、葬儀は12月9日(火)に都内の斎場で株式会社エーオーアールと髙野家の合同葬として執り行われる予定だ。そのため同社は12月8日午後の臨時休業を発表している。
髙野 茂氏(JA1AOR)の逝去に心からお悔やみ申し上げます。(hamlife.jp)
●関連リンク:
・臨時休業のお知らせ(株式会社エーオーアール)
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