ホーム >> 無線ブログ集 >> hamlife.jp

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

リンク 単体表示


link hamlife.jp hamlife.jp (2025/12/12 23:35:29)

現在データベースには 7542 件のデータが登録されています。

feed <巻頭特集は「2026年のアマチュア無線」、別冊付録「ハム手帳 2026」つき>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2026年1月号を刊行 (2025/12/12 18:30:27)

CQ出版社はアマチュア無線界で唯一の月刊誌、「CQ ham radio」の2026年1月号を12月19日(金)に発売する。同誌は1946(昭和21)年9月号の創刊で今号は通巻955号となる。巻頭特集は「~楽しみが進化する一年へ~ 2026年のアマチュア無線」、第2特集は「アマチュア無線・変わらぬ楽しさ」。さらに「新春インタビュー/ソロセーラー JR3JJE 堀江 謙一さん」「革新の発想が通信の未来を切り拓いた 八木・宇田アンテナの発明とUHF帯長距離無線通信への挑戦」「2025マイクロウェーブミーティング開催される」「新連載/3Dプリンターで拓く新しいハムライフ」「CQ ham radio 2025年 総目次」などの記事も掲載。この時期恒例の別冊付録「ハム手帳 2026」がついて、価格は1,210円(税込)。

 

 

「CQ ham radio」2026年1月号の表紙

 

 

 12月19日(金)に発売される「CQ ham radio」2026年1月号のおもな内容は下記の通り。

 

<巻頭特集>~楽しみが進化する一年へ~ 2026年のアマチュア無線

 

・巻頭特集 楽しみが進化する一年へ
 2026年のアマチュア無線

 

・コンディションを制して,交信を楽しむ
 2026年のHF帯電波伝搬

 

・最新トレンドと注目ポイントを整理
 2026年のアマチュア無線界 イベント&スケジュール

 

・2026年に行きたい
 お勧めの米国アマチュア無線イベント

 

・今昔・狙い目・楽しみ方
 新春対談「2026年のBCL」

 

・デジタル化した音声をHFで送受信
 最新版 FreeDV を楽しもう
 コラム:
 音の良さに驚いたFreeDV
 MacBook Airで楽しむFreeDV

 

・Web技術を活用した 人気のアワードプログラム
 2026年 POTAの勧め[入門編]
 コラム:POTAtte!の便利な使い方

 

 

<第2特集>アマチュア無線・変わらぬ楽しさ

 

・10Wでもダイナミズムを体感できるモード
 シニアハムのCW入門

 

・デジタル時代に楽しむクラシックモード
 いまどきRTTYコンテストのススメ

 

・2026年は球で遊んでみませんか
 真空管に親しむハムライフ

 

・既存品を使いこなそう
 AM通信×自作、この一年のたのしみ

 

 

<トピックス>

 

・新春インタビュー ソロセーラー JR3JJE 堀江 謙一さん
 風と共に,海に生きる

 

・本号の別冊付録
 ハム手帳2026活用ガイド

 

・革新の発想が通信の未来を切り拓いた
 八木・宇田アンテナの発明とUHF帯長距離無線通信への挑戦

 

・新製品情報

 

・シニアハムのプチ旅行
 東京再発見の旅とCQCQ

 

・2025マイクロウェーブミーティング開催される

 

・アマチュア無線局 業務日誌のフリーウェア
 Turbo HAMLOGの部屋 第19回

 

・Ace of Aces 2025発表

 

 

<DX World>

 

・近着QSL紹介
・DX News
・QSL Information
・近着QSL情報
・Short Break
・DX Report
・Digital Mode情報

 

 

<連載>

 

【新連載】 3Dプリンターで拓く新しいハムライフ
・ものづくりの小部屋
・アマチュアの真空管活用術
・記念局INFORMATION
・From USA
・実践ハムの英会話
・FreeDV最新情報
・アワード収集を楽しもう!
【新連載】 未来に駆けるAM通信
・Let’s enjoy Ham life
・HF帯コンディション予報
・以心電信
・CW運用ステップアップ
・衛星通信情報
・EME(Earth-Moon-Earth)
・マイクロウェーブ ワールド
・ARDF NEWS
・Let’s Enjoy C4FM & WIRES
・APRSでコミュニケーション
・D-STARインフォメーション
【新連載】 鉄分多めの駅前QRV日誌
・BCL TODAY! FLASH
・ライセンスフリーワールド
・海外コンテスト
・国内コンテスト
・海外/国内コンテスト規約

 

 

<インフォメーション>

 

・CQ情報室
・アマチュア無線技士 国家試験日程
・アマチュア無線技士 養成課程講習会

 

 

<読者の広場>

 

・ローカルトピックス
・読者の声
・ハムクイズ!?
・アマチュア無線に関する手続きの概要
・次号予告/編集部から
・CQ ham radio 2025年 総目次

 

 

【別冊付録】ハム手帳 2026
 毎年好評の本誌オリジナル手帳が2026年も登場! スケジュール帳としての使い勝手はもちろん、簡易ログページなどアマチュア無線に役立つページも満載です。資料ページにはアマチュアバンドプランやFT8、国内外の交信周波数などの便利情報から、コネクターのはんだ付け方法などの工作系資料までしっかり網羅、ハムライフをより楽しく、充実させる手帳です。

 

 

 

 同誌の予約・購入は赤枠内のAmazonリンクが便利で確実だ。

 

 

 

 

●関連リンク:
・CQ ham radio WEB MAGAZINE
・CQ ham radio(CQ出版社)

 

 

 

The post <巻頭特集は「2026年のアマチュア無線」、別冊付録「ハム手帳 2026」つき>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2026年1月号を刊行 first appeared on hamlife.jp .


feed <全国初の事例、電波法違反容疑で検察庁へ書類送致>東海総合通信局、使用期限を過ぎた「アナログ簡易無線」を行政指導後も運用を続けていた5名を告発 (2025/12/12 18:00:08)

12月12日、東海総合通信局は、2024(令和6)年11月30日をもって周波数の使用期限を迎えた350MHz帯および400MHz帯のアナログ簡易無線局を、その後も自己が勤務する事務所や車両で使用していた運用者5名(48~72歳)を電波法違反容疑で愛知県常滑警察署へ告発、同署が検察庁に書類送致を行った。同監理局は電波監視システム(DEURAS)や不法無線局探索車により不法な簡易無線局の運用を確認し2024年12月に行政指導を行ったが、被疑者らはその後も不法無線局を運用していた。東海総合通信局は「今回、被疑者が使用していた周波数は、令和6年11月30日をもって使用期限が経過しているもので、当該期限経過後のアナログ簡易無線局の運用にかかる司法機関への告発は、全国で初の事例となります」としている。

 

 

 

 

東海総合通信局が発表した内容は次のとおり。

 

 

 総務省東海総合通信局は、令和7年10月15日、愛知県常滑警察署へ不法に無線局を運用していた者を告発し、同年11月11日、常滑警察署と共同で不法に無線局を運用していた者に対し、電波法第4条の違反容疑で取締りを実施しました。常滑警察署は摘発後、以下の被疑者5名を同年12月12日に検察庁に書類送致しました。

 

 今回、被疑者が使用していた周波数は、令和6年11月30日をもって使用期限が経過しているもので、当該期限経過後のアナログ簡易無線局の運用にかかる司法機関への告発は、全国で初の事例となります。

 

 

1.摘発の経緯

 

 当局において電波監視システム(DEURAS)や不法無線局探索車を用いて探査を実施した結果、被疑者が総務大臣の免許を受けずに無線局を運用していることが確認できたため、当局は被疑者に対して令和6年12月に行政指導を行いました。

 

 しかしながら、継続して探査を実施した結果、その後も不法無線局を運用していたことが判明したため、常滑警察署に告発後、共同で取り締まりを実施しました。

 

 

2.容疑の概要

 

被疑者: 愛知県常滑市在住 (72歳)
容疑の概要:
 自己が勤務する事務所または車両に設置されたアナログ簡易無線用の無線機を、不法に運用した。

 

被疑者: 愛知県常滑市在住 (72歳)
容疑の概要:
 自己が勤務する事務所または車両に設置されたアナログ簡易無線用の無線機を、不法に運用した。

 

被疑者: 愛知県大府市在住 (62歳)
容疑の概要:
 自己が勤務する事務所または車両に設置されたアナログ簡易無線用の無線機を、不法に運用した。

 

被疑者: 愛知県常滑市在住 (48歳)
容疑の概要:
 自己が勤務する事務所または車両に設置されたアナログ簡易無線用の無線機を、不法に運用した。

 

被疑者: 愛知県半田市在住 (48歳)
容疑の概要:
 自己が勤務する事務所または車両に設置されたアナログ簡易無線用の無線機を、不法に運用した。

 

 

 

【アナログ簡易無線局】

 

 アナログ通信方式を採用して簡易な業務用の通信を行う無線局のことで、今回、被疑者が使用していた350MHz帯および400MHz帯の周波数は、令和6年11月30日をもって使用期限が経過しており、現在は使用することができません。

 

 

 

【使用されていた無線設備】

 

 

 

 

3.電波法の適用条文

 

(無線局の開設)
第4条
 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(ただし書き以下略)

 

(罰則)
第110条
 次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金に処する。
一 第4条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設したとき。
二 第4条の規定による免許(中略)がないのに、かつ、第70条の7第1項、 (中略)の規定によらないで、無線局を運用したとき。
 (三号以下略)

 

第114条
 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従事者が、その法人又は人の業務に関し、次の各号に掲げる規定の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人に対して当該各号に定める罰金刑を、その人に対して各本条の罰金刑を科する。
一 (略)
二 第109条の5、第110条(第11号及び第12号に係る部分を除く。)、第110 条の2又は第111条から第113条まで 各本条の罰金刑

 

 

 

 

 東海総合通信局は「不法無線局は、消防・救急無線、鉄道無線、携帯電話などの重要な通信をはじめ、他の合法無線局の通信への妨害、テレビ・ラジオの受信への障害など、社会的に大きな影響を与える可能性があるほか、電波利用秩序を乱すものです」「今後も捜査機関と連携して、不法無線局の取締りを継続することにより、電波を安心して利用できる環境の向上に努めてまいります」と説明している。

 

 

(総務省 電波利用ポータル「簡易無線局のデジタル化について」から)

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク:
・東海総合通信局 使用できない周波数で運用していたアナログ簡易無線局を全国初告発<不法アナログ簡易無線局の運用者5名を電波法違反容疑で摘発>
・総務省 簡易無線局のデジタル化について

 

 

 

The post <全国初の事例、電波法違反容疑で検察庁へ書類送致>東海総合通信局、使用期限を過ぎた「アナログ簡易無線」を行政指導後も運用を続けていた5名を告発 first appeared on hamlife.jp .


feed <各種デジタル&アナログモードで100kHz~3,000MHzをフルカバー>エーオーアール、小型デジタルボイスレシーバー「AR-DV3」を新発売 (2025/12/12 10:00:24)

株式会社エーオーアールは2025年12月5日、小型デジタルボイスレシーバーの新製品「AR-DV3」を12月中旬から発売すると発表した。小型サイズながら100kHz~3000MHzをアナログ(CW/SSB/AM/FM/WFM)と各種デジタル(D-STAR DV、アルインコEJ-47U、八重洲無線 C4FM、D-CR、NXDN、DMR、P25、dPMR、T-DM、T-TC)に対応。アナログモードは周波数に合わせて復調方式や周波数ステップを自動設定、デジタルモードはデジタル方式を自動で認識して設定される(TETRAを除く)という。新開発のRFフロントエンドは11分割のBPF、IF段にはSAWフィルターを採用し受信性能を向上させている。標準価格は217,800円(税込)。

 

 

エーオーアールの新製品「AR-DV3」

 

 

 エーオーアールのAR-DV3は今年8月の「ハムフェア2025」会場で初お披露目されたモデルで、同社が2014年に発売した「AR-DV1」をベースに、受信性能や機能などにブラッシュアップを施している。発売準備も順調に進み、まもなくショップ店頭にも並ぶ見込みだ。

 

ハムフェア2025会場で初お披露目されたAR-DV3

 

 同社のカタログおよび公式サイトから、特徴などを抜粋で紹介する。

 


 

デジタル無線対応広帯域受信機
デジタルボイスレシーバー「AR-DV3」
標準価格:198,000円(税込217,800円)

 

 

<AR-DV3の特徴>

 

★新開発のRFフロントエンド
 新たに開発したRFフロントエンドは、11分割のV/UHF帯バンドパスフィルターを搭載して帯域外妨害波の抑制性能を向上しました。18MHz以上は2段のスーパーヘテロダイン方式を用いて、最終的に31MHzの中間周波数(IF)に変換して受信します。
 第1IFを適切に切り替えることにより、スプリアスを極力抑えてギャップのない広帯域受信を実現します。IF段にはSAWフィルターを採用したことで、隣接干渉波をより的確に排除します。

 

★高精度基準周波数
 10MHzの基準発振器は、温度補償型の±1ppmの精度を持ちます。

 

★アナログオールモード
 CW/SSB/AM/FMに対応。設定周波数による制限はありません。

 

★デジタルモード
 各社アマチュア無線のデジタルモード、デジタル業務無線の一部に対応。さらに、オプションで、TETRAのGSSI選択受信機能に対応します。

 

★オートモード(アナログ&デジタル)
・アナログ:周波数に合わせて、復調方式や周波数ステップ等を自動設定。
・デジタル:デジタル方式を自動で認識して設定(TETRA除く)。

 

★視認性の高いカラーディスプレイを採用
 バックライト色を8パターンから選択できます。

 

★サイバーサーチ搭載
 100ステップ/秒のプログラムサーチに加え、最大600ステップ/秒の超高速サイバーサーチを搭載しました。範囲100MHz 6.25kHzステップでは、通常のサーチでは約160秒かかるところ、サイバーサーチでは約13.4秒と約12倍速く完了します。

 

★オーディオ性能
 オーディオ回路を最適化し、広帯域においてフラットな特性のスピーカーを採用することで、明瞭度のある音声を実現しました。オーディオイコライザー機能では、お好みのオーディオ特性を設定できます。

 

★USB PD電源対応
 電源入力は、USB PD規格に対応しています。市販のUSB PD 15V電源が使用できます(付属のACアダプタ―はUSB PD電源ではありません)。

 

★本機背面

 

 

★別売オプション機能
・テトラ無線 GSSI選択受信機能 AKTT0003(AOR DIRECTにて販売)
・10.7MHz IF信号出力(2026年販売予定)
・デジタルI/Q信号出力(2026年販売予定)
・モービルマウント(2026年販売予定)

 

 

<AR-DV3のおもな機能>

 

★アナログオールモード
 CW/USB/LSB/AM/SAH/SAL/FMに対応。短波帯CW/SSBアマチュア無線、AMの航空無線、FM方式の業務無線等、アナログ方式の全ての変調方式に対応します。

 

★デジタル復調モード
・アマチュア無線
 DSTR(アマチュア無線デジタルモード D-STAR)
 ALIN(アマチュア無線デジタルモード アルインコ方式)
 YAES(アマチュア無線デジタルモード C4FMデジタル)
・デジタル簡易無線
 D-CR(AMBE方式 登録局/免許局)
・業務無線
 NXDN(公共/業務無線)
 DMR(一般業務無線)
 P25(公共/業務(主に米国、国内の米軍基地含む))
 dPMR(簡易業務特小(主に欧州))
 T-DM(公共/業務無線(端末通信))
 T-TC(公共/業務無線(共用中継回線通信))、TETRAトラフィックチャンネル対応)

 

★AOR独自の超高速サイバーサーチ
 500kHz幅単位で電波の有無を調べることで通常のサーチよりもさらに高速に動作するサーチ。

 

★デジタル無線選択受信機能
 DCR:秘話コード、ホワイトニングコード、NXDN RAN
 DMR:スロット、カラーコード
 P25:ネットワークアクセスコード
 TETRA:スロット、GSSI選択受信(別売のアクティベーションキーが必要です)

 

★デジタル無線情報表示
 DCR/NXDN:ホワイトニングコード、ユーザーコード
 NXDN:ラジオアクセスナンバー
 DMR:カラーコード、スロット番号
 P25:ネットワークアクセスコード
 TETRA:スロット番号、GSSI(別売のアクティベーションキーが必要です)
 D-STAR:コールサイン、レピーター/DIRECT(直接通信)

 

★アナログ無線スケルチ機能
 レベルスケルチ、ノイズスケルチ、CTCSSトーンスケルチ、RTN逆トーンスケルチ、DCSデジタルコードスケルチ、V.SCRボイススクランブラー

 

★オートモード
・アナログオートモード:受信周波数によって、復調モード、IFBW、ステップ周波数、ステップアジャスト、オフセット受信を自動で設定します。
・デジタルオートモード:受信したデジタル無線を解析して、自動で復調モードを選択します(TETRAを除く)。

 

★VFO、サーチ、スキャン
・VFOモード 2VFO(VFO-A, VFO-B), VFO-Z
・VFOサーチ
・サーチモード プログラムサーチ、サイバーサーチ
・スキャンモード

 

★SDカード機能
・録音/ 再生機能 (受信ログ記録含む)
・メモリーデータバックアップ
・ファイル削除
・ファームウェアデータ
※SDカードは付属していません(SDHCカード対応)。

 

★オーディオイコライザー
 アナログ復調モードで受信した音声のオーディオ特性を調整、5つまでプリセット登録が可能。

 

★アラーム/タイマー
 指定した日時に自動で受信を開始。自動録音も選択可能。

 

★12kHzオフセットIF出力
 市販のSDRソフトで使用できる12kHzオフセットIF信号出力を備えています。
・LINE端子:アナログの12kHzオフセットIF信号出力(アナログオーディオ信号600Ωと切り替え)
・USB端子(前面):デジタルの12kHzオフセットIF信号出力(USB AUDIO CLASS 1デジタルオーディオ信号と切り替え)

 

 

<仕様>

 

 

 

<PDF版カタログ>

 

 

 

 


 

 

 なおエーオーアールは2025年12月初旬に、既存のデジタルボイスレシーバー「AR-DV1」と「AR-DV10」の新ファームウェアを英語版サイトで公開した(AR-DV1:2504A、AR-DV10:2504B)。現状では日本語版サイトでの公開は行われておらず、日本仕様モデルに対応しているかは不明。参考程度に下記関連リンクに加えておく。

 

 

 

●関連リンク:
・新製品 AR-DV3(エーオーアール)
・AR-DV3 PDFカタログダウンロード
・AR-DV3 PDF取扱説明書ダウンロード
・AR-DV1 FIRMWARE (SYSTEM) UPDATES
・AR-DV10 FIRMWARE (SYSTEM) UPDATES

 

 

 

The post <各種デジタル&アナログモードで100kHz~3,000MHzをフルカバー>エーオーアール、小型デジタルボイスレシーバー「AR-DV3」を新発売 first appeared on hamlife.jp .


feed <ワイヤレス充電器の誤動作に注意>アマチュア無線番組「QSY」、第247回放送をポッドキャストで公開 (2025/12/12 8:30:08)

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・2・3・5金曜日に流され、第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2025年10月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。

 

 

 

 2025年12月5日の第247回放送は、前半のJK1BAN 田中氏による「今週の活動報告」はリスナーからのメール紹介(2つの大学の文化祭に行ってみたが、無線部の展示はあったが運用はしていなかった)。

 

 後半のJH1OSB 小濱氏による「無線は自作でより楽しくなる」はリスナーからのメール紹介(たまに信楽MUレーダーの看板の前を通るがどんな施設か知らなかった)と、小濱氏がApple Watchのワイヤレス充電器に硬貨が触れ、勝手に動作を始めて樹脂部分が溶けてしまった体験を披露した。

 

 なお「QSY」は10回から放送パターンが変更になっている。これまでは、“新たな内容の番組を第1・3・5金曜日に放送、第2・第4金曜日は前週の再放送”という形式だったが、2025年10月から“「第1・2・3・5金曜日」に新たな内容を放送し、第4金曜日は第3金曜日の再放送”という形式に変更された。

 

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QSY 第247回放送
・QSY Facebookページ
・QSY Xアカウント
・QSY 番組案内ページ

 

 

 

The post <ワイヤレス充電器の誤動作に注意>アマチュア無線番組「QSY」、第247回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .


feed <ピークは14日(日)の17時頃>MS(流星散乱)通信体験のチャンス! 12月13日(土)夜から15日(日)明け方は「ふたご座流星群」の出現が増大 (2025/12/11 18:00:47)

年間三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」の出現が増大する時期となった。2025年は12月13日(土)夜から増え始め、14日(日)の17時頃に極大を迎え、活発な状態は15日(月)明け方まで続く見込みだ。ふたご座流星群は条件がよい年なら1時間に50個前後、一晩で500個近く観測できる。悪天候の地域も電波を使った観測やMS(流星散乱)通信なら支障がない。この機会にVHF帯での流星散乱による遠距離通信や、FM放送のDX受信にも挑戦してはいかがだろうか。

 

 

流星でVHF帯の遠距離通信ができる場合がある。 photo:(C)creative commons

流星でVHF帯の遠距離通信ができる場合がある。 photo:(C)creative commons

 

 

「流星散乱通信(Meteor Scatter、MS)」は「流星バースト通信」とも呼ばれ、流星が大気圏に突入して発光した際、周辺の大気が一時的に「電離層」のような高密度の電子層を形成。これがVHF帯の電波を反射(散乱)させて通信ができることを利用したもの。ただし持続時間は数秒程度(長くても十数秒)と非常に短いので、お互いの運用周波数の事前確認や短い交信が基本となる。

 

 アマチュア無線の場合、流星散乱通信は、おもに50MHz帯で実験が行われている(最近はWSJT-Xに標準搭載されている流星散乱通信用の「MSK144」モードを用いて、50.260MHzでの通信実験が盛んになっている)。
 また交信は難しくても、外部アンテナを接続した受信機を用意し、全国各地に設置された50MHz帯ビーコンの周波数や、遠距離(1,000km前後離れた地点)に位置するFMラジオ局(90~100MHzの中波ラジオ局のFM補完放送がおすすめ)の周波数をモニターしてみると、流星に合わせて信号が一瞬聞こえてくることがある。このチャンスにぜひ試してみてはいかがだろうか。

 

 今回の2025年ふたご座流星群は、ピークが14日17時頃と予測されている。下記にふたご座流星群の観測や流星の電波観測に役立つサイトをまとめておこう。

 

 

●関連リンク:
・流星バースト通信(Wikipedia)
・ふたご座流星群の基本情報・観測条件(流星電波観測国際プロジェクト)
・ふたご座流星群が極大 2025年12月(国立天文台)
・2025年12月14日 ふたご座流星群が極大(AstroArts)
・国内専用_50MHzリアルタイム掲示板2
・でんぱでーた on Web

 

 

 

The post <ピークは14日(日)の17時頃>MS(流星散乱)通信体験のチャンス! 12月13日(土)夜から15日(日)明け方は「ふたご座流星群」の出現が増大 first appeared on hamlife.jp .


feed <“サイクル25”の好機、10mバンドのコンディション上昇に期待>12月13日(土)9時(日本時間)から48時間、「ARRL 10 Meter Contest」開催 (2025/12/11 10:30:18)

日本時間の2025年12月13日(土)9時から15日(月)8時59分までの48時間、ARRL主催による「ARRL 10 Meter Contest」が、28MHz帯のPhoneとCWで開催される。北米だけでなく全世界が交信対象となる人気のDXコンテストの1つだ。11年周期でピークを迎えると言われているサイクルもいよいよ下り坂に入りつつある。コンテスト当日の10mバンドのコンディションはどうだろうか。参加局数の多い米国、カナダ、メキシコ局はもちろん、それ以外のDX局の信号がガンガン聞こえてくるか期待しよう。

 

 

 

 

 コンテストのナンバー交換は、「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「001形式」。ただしW(米国。ハワイとアラスカを含む)・VE(カナダ)・XE(メキシコ)局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「州名/Province名」を送る。また海上移動(/MM)局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「ITU制定のRegion番号」を送る。

 

 詳しいルールは下記関連リンクで主催者発表のものを参照のこと。ログ提出は日本時間の2025年12月22日(月)8時59分まで。

 

※米国局にはアラスカ(KL7)、ハワイ(KH6)、太平洋のアメリカ統治地域(KH0~KH9)カリブ海の米国領(KP1~KP5、プエルトリコまたはヴァージン諸島)なども得点/マルチになる。詳しくは主催者Webサイトで確認のこと。

 

 

「ARRL 10 Meter Contest」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・ARRL 10 Meter Contest規約(ARRL/PDF形式)
・ARRL 10 Meter Contest規約(ARRL)

 

 

 

The post <“サイクル25”の好機、10mバンドのコンディション上昇に期待>12月13日(土)9時(日本時間)から48時間、「ARRL 10 Meter Contest」開催 first appeared on hamlife.jp .


feed <特集は「12月上旬のCWコンテスト」>アマチュア無線番組「QRL」、第706回放送をポッドキャストで公開 (2025/12/11 8:30:26)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2025年12月4日夜に放送した第706回がアップされた。

 

 

 

 2025年12月4日の第706回放送の特集は「12月上旬のCWコンテスト」。番組放送直後の12月6日(土)に行われる「FCWA CW QSOパーティー」、12月7日(日)に行われる「KCWA CWコンテスト」についてを案内した。さらに2026年2月からJARLのQSLビューロー業務を受託する新たな会社が決まったという話題を紹介した。

 

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第706回放送
・QRL Facebookページ

 

 

 

The post <特集は「12月上旬のCWコンテスト」>アマチュア無線番組「QRL」、第706回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .


feed <来賓挨拶をまとめて掲載>12月9日「2025 JARLアイボールミーティング」に約100名が出席 (2025/12/10 15:00:02)

2025年12月9日(火)夜、都内のホテルで一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)による年末恒例の「アイボールミーティング」(会費制)が開催された。会場にはJARL会員のアマチュア無線家のほか、江島 潔 参議院議員(JI4SAR)、田所嘉徳 衆議院議員・復興副大臣(ex.JR1FNM)、総務省総合通信基盤局 電波部移動通信課長 五十嵐大和氏、NHK「ラジオ深夜便」の徳田 章アナウンサー(JL1HCP)をはじめ、関連団体・業界関係者など約100名が集まり意見交換や親睦を深めた。

 

 

参加者の集合写真

会場の受付風景

JARL役員が参加者を出迎え

会場内の歓談風景

 

 

 東京・麹町のホテルルポール麹町で行われた「2025 JARLアイボールミーティング」。最初に主催者を代表して森田耕司JARL会長(JA5SUD)が挨拶し、続いて江島 潔 参議院議員(JI4SAR)、田所嘉徳 衆議院議員・復興副大臣(ex.JR1FNM)、五十嵐大和 総務省総合通信基盤局 電波部移動通信課長が祝辞を述べ、鈴木 昭 日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)会長(JF1QCI)が乾杯発声を行ってミーティングがスタートした。hamlife.jpではそれらの挨拶と祝辞の要旨を紹介する。

 

 

◆森田耕司 JARL会長(JA5SUD)主催者挨拶要旨

 

 本日はご多忙の中、アイボールミーティングに御臨席賜り、誠にありがとうございます。日本アマチュア無線連盟を代表し、心より御礼申し上げます。また、この度の青森県東方沖で発生した地震に際し、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と皆様のご無事をお祈り申し上げます。

 

 私たちJARLは来年、創立100周年という大きな節目を迎えます。1926年6月12日に日本アマチュア無線連盟が37名の盟員により設立され、電文が世界に向けて発信されました。

 

 創立以来、アマチュア無線の健全な発展と普及を目指し、数多くの先人たちのご尽力と会員の皆様の熱意に支えられ、今日まで歩みを進めてまいりました。この長い歴史の中でアマチュア無線は技術の進化とともに発展し、また災害時の地上通信や国際交流など社会的にも重要な役割を果たしてきました。

 

 本日のアイボールミーティングは、そうした歴史の一端を担ってこられた皆様が集い、日頃の活動を振り返り、未来への展望を語り合う貴重な機会です。無線を通じて築かれた絆が、こうして直接顔を合わせることでさらに深まり、次なる100年への力強い一歩となることを心から願っております。

 

 JARLでは100周年を迎えるにあたり、記念事業や特別イベントの企画を進めております。また、再来年のアマチュア無線100周年の取り組みを通じてアマチュア無線の魅力を広く社会に発信し、より多くの方々に関心を持っていただけるよう努めてまいります。そして、これまで支えてくださった会員の皆様へ感謝し、未来へとつながる新たな一歩を共に踏み出したいと存じます。

 

 近年、アマチュア無線を取り巻く環境は大きく変化しております。デジタル通信の普及、インターネットとの融合、さらには若年層の無線離れといった課題もございます。しかしながら、こうした時代の変化に柔軟に対応しつつ、アマチュア無線の本質的な魅力を次世代へ伝えていくことが私たちの使命であると考えております。新しい挑戦や変化を恐れずに進むことが、これからの100年を切り開く鍵であると信じております。

 

 常に新鮮な視点と情熱を持ち続け、アマチュア無線の未来を共に創造してまいりましょう。本日のミーティングでは、皆様との意見交換を通じて、今後の活動のヒントや新たな連携の可能性を見いだせることを楽しみにしております。日頃の経験や技術的な工夫、地域での取り組みなどを自由に共有し合い、実りある時間をお過ごしください。

 

 最後になりますが、本ミーティングの開催にあたり、ご尽力いただきました関係者の皆様、そして日頃よりJARLの活動にご理解とご協力を賜っております全ての皆様に、改めて深く感謝を申し上げます。100周年という節目を迎える今、私たちは新たな時代にふさわしいアマチュア無線の姿を皆様と共に描いてまいりたいと考えております。本日は誠にありがとうございました。

 

 

◆江島 潔 参議院議員(JI4SAR)祝辞要旨

 

 ご紹介をいただきましたJI4SAR 江島 潔と申します。今年もアイボールミーティングでいよいよ年末、一年間皆様方と大変にアマチュア無線を通じて交流させていただきましたことを深く御礼申し上げます。

 

 私は夏にハムフェアにも出席させていただきまして、大変な賑わいで、また国内外から大勢のお客様が来られていたこともすごく印象に残っているところでございます。先ほど森田会長から災害のお話がありましたけれども、この災害時こそ、ホビーではあるのですけども、アマチュア無線が威力を発揮するということは私は何度も経験をしておりまして、地震が起きると携帯が全くつながらなくなるというご経験をされた方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

 私は前職は山口県の下関市長をしておりましたが、常に地元のアマチュア無線の皆さん方と一緒に災害時に協力をしていただく、そういう体制を作っておりました。これは私は全国でこういう取り組みがあれば、いざという時に便利だったものが不便になっている、その最中にアマチュア無線の威力というものを発揮できるのではないかなと思っております。

 

 私自身、東京では2mのハンディ機を事務所の方に置いているだけでございますけれども、これからも皆様と一緒にこのアマチュア無線の素晴らしさというものを、若い世代にもしっかりと伝えていく、そんな役割を果たせればと思っております。本日のご盛会おめでとうございます。

 

 

◆田所嘉徳 衆議院議員・復興副大臣(ex.JR1FNM)祝辞要旨

 

 皆さんこんばんは。ただいまご紹介をいただきました衆議院議員の田所嘉徳でございます。かつてはJR1FNMという、ちょっと言いにくいコールサインで出ていたのですが、しばらくアマチュア無線を忘れておりました。しかし地元(茨城県)の海老澤局長さん(※注:JA1VMP局)が本当に一生懸命にアマチュア無線の普及やボランティア活動をされておりますので、それに感化されて再度また空に出たいなということで準備もしているところでございます。

 

 私は “元祖アキバ系” を標榜しておりまして、アキバ系というとフリルの付いた人じゃなくてですね、結構年配ですからジャンクショップがたくさんあった頃ですね、あそこであのアマチュア無線のいろいろな部品を買ったりですね、そういったパーツを見て目をときめかせていた若い頃がありました。今日も八重洲無線さんとかですね、アイコムさん、ケンウッドさんとか、お会いして本当に懐かしい響きだなというふうに思いました。

 

 先ほど防災について非常に重要だというお話がありましたが、私はそういうことと共に、人々が科学の意識を持つことも非常に重要で、アマチュア無線の導入は非常に魅力があって面白い、世界と通信ができるということでメカを知ることもできます。私も(衆議院の)総務委員会に所属をして電波の分配などをやるわけですけども、アマチュア無線で勉強しましたから、電波の性質なども少しは分かるわけで、そういった議論の中でも大変ためになったわけでございます。

 

 さらに我が国は「科学技術創造立国」であると思っております。テレワークやオンライン会議は、地方と大都市を埋めるのに本当に役立ち、1時間以上もかかって東京へ来なくてもよい時代が来ると言っておりましたが、一向に進みませんでした。ところがパンデミックになり、7割はもう役所に出てこないでほしいということになり、テレワーク、オンライン会議も非常に一般的になってきて、情報通信の非常に大きな意味が現れているわけであります。こもうすぐ電気が集積回路の中を歩くんじゃなくて、光が歩くような時代が来るわけでありまして、そういった科学技術の進歩にも皆さんが大いに貢献するんだろうというふうに思っております。

 

 私も地元の皆さんと連携をしながら、さらにテレワークが発展し、多くの科学技術の理解者が増えて、この国が豊かで利便性の高い新しい時代が迎えられるように頑張っていきたいというふうに思っております。どうぞ皆さんにはさらに頑張っていただきたいと心より申し上げまして、挨拶にさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

 

 

◆五十嵐大和 総務省総合通信基盤局 電波部 移動通信課長 祝辞要旨

 

 ご紹介いただきました、総務省電波部移動通信課長の五十嵐と申します。本日はJARLのアイボールミーティングにお招きいただきありがとうございます。本日出席の国会議員の先生方、ご出席の皆様方におかれましては、日頃から電波行政にご協力いただきまして誠にありがとうございます。

 

 また、森田会長はじめ事務局、会員の皆様におかれましては、我が国のアマチュア無線の健全な発展にご尽力くださいまして、心より敬意を表します。そして、本年もこのようにアイボールミーティングが盛大に開催され、アマチュア無線を支える多くの方々の参加がされているということで、心よりお喜び申し上げます。

 

 本年、令和7年のアマチュア無線のトピックとしましては、大阪・関西万博における特別局「8K3EXPO」の運用が挙げられます。運用ブースやアンテナブースなどの場所の選定や設置方法など、開会前から万博会場ならではのご苦労があったと伺っておりますけれども、最終的には期間中2,562名の体験運用、それから1,040名のゲストオペレーター運用があり、ブース来場記念のスタンプを求める長蛇の列ができたこともあると伺っております。

 

 また毎年恒例となっております8月のハムフェアですが、当日は大変暑い日でしたが、 2日間で延べ4万2000名の来場者を集めて非常に盛況でありました。私も「JARL全日本全世界10,000局アワード」の総務大臣表彰のプレゼンターとして1日目にお招きいただきました。それがハムフェア初参加だったのですが、初日のプレゼンターだけでちょっと足りないなと思いまして、2日目は参加費を払って参加いたしました(会場内拍手)。会場内の体験運用コーナーでは多くの方が運用されていて、その中には小中学生も大勢いらっしゃいましたので、アマチュア無線に触れる良い機会になったと考えております。

 

 それから10月には出版社主催の「体験運用の日」があり、JARLさんも後援を行って、ボーイスカウト日本連盟との連携で全国各地で体験運用イベントが実施されたと伺っております。今後もこうしたイベントを通じて体験運用を活用いただきまして、社会貢献活動と併せてアマチュア無線の普及にお役立ていただければ幸いです。

 

 そして、来年は6月にJARL創立100周年を迎えると伺っております。おめでとうございます。JARLの今年度の事業計画でも、アマチュア無線の楽しさと有用性、その価値を広くアピールし、アマチュア無線の社会的地位向上、知名度の向上に寄与図る等が掲げられておりまして、アマチュア無線から地域の行事等で活動することの推進、それからソフトハード面での体制整備に取り組んでいらっしゃると伺っております。森田会長のもとで関係者の皆様が協力し、アマチュア無線の価値向上、健全な発展に向けた活動に引き続き取り組んでいただくことをお願いしております。

 

 私のことながら、二十歳の頃に取得した4アマの免許と、それから当時買ったトランシーバーを最近発掘しました。バッテリーがもうダメになっているようですが、来年の目標として、自力で必要な行政手続きとかを体験してみて、再開局にチャレンジさせていただくということを考えております(会場内拍手)。

 

 ちょっと宣伝ですが、本年10月の電波法令の改正で “紙の無線局免許状” を廃止しまして、免許情報をインターネットで閲覧可能な電子免許状というものにしております。移動運用時にも、お持ちのスマートフォンなどから情報が閲覧できるようになりました。この電子免許状の利用には電子申請が必要ですので、ぜひこの機会にご利用いただければと思います。

 

 最後にJARLとアマチュア無線全体の、今後のますますのご発展と、本日お集まりの皆様にとって来年が素晴らしい一年になりますよう祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。

 

 

◆鈴木 昭 JAIA会長(JF1QCI) 乾杯発声要旨

 

 日本アマチュア無線機器工業会、JAIAの会長に務めておりますJF1QCI 鈴木です。ご存知のようにJAIAは無線機器、周辺機器、アンテナ部品、こういったものの生産と販売をしているメーカーの集まりです。

 

 日頃からご臨席の皆様方から多大なご支援をいただいていますことを、この場をお借りし御礼申し上げます。また森田会長をはじめ、JARLの関係者の皆様におかれましては、アマチュア無線の健全な発展にご尽力されていることをJAIAを代表しまして厚く感謝申し上げます。

 

 我々もアマチュア無線の活性化に向けて、ハムフェアへの出展、東京だけでなく各地のハムフェアに出店し、それから技術講演を行い、また関係団体の皆様と共にアマチュア無線の活性化に向けたいろいろなアイデアを具体化していくという作業に尽力してまいりました。

 

 そういった中で来年はJARLの創立100周年ということ、それから再来年はアマチュア無線の制度が始まって100周年ということで、我々もこの周年記念に協力をしながら活気あるものにしていきたいと思っております。

 

 我々はアマチュア無線に関する事業をやっておりますが、非常に厳しい状況ではございます。ただJAIAの使命として、引き続きお客様に魅力ある商品の提供を進めてまいりたいと思いますので、改めてよろしくお願いしたいと思います。

 

 それではJARLのますますの発展と皆様のご健勝、そして来年がより良い年になることを祈念いたしまして乾杯をしたいと思います。

 

 

 

◆種村一郎 JARD会長(JG2GFX)祝辞要旨

 

 皆さんこんばんは。日本アマチュア無線振興協会、JARDの会長を拝命いたしました種村と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 本日はJARLアイボールミーティングの開催おめでとうございます。このようにたくさんのアマチュア無線の方々をはじめ、日頃からご指導を頂戴しております総務省様、関係者の皆様が一堂に会せる場があるということは大変喜ばしいと思っております。

 

 来年はJARL創立100周年ということで大変喜ばしいことで、これを一つの節目として、この先の将来にわたってもJARLとマチュア無線がさらに発展・創造していくことを祈念しております。私どもJARDも微力ではございますが、全面的に協力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。

 

 最後になりますが、私どもJARDの自身の使命といたしまして、引き続きアマチュア無線技士の有能な人材を増やすことに集中してまいる所存でございますので、JARL様はじめここにご参集の皆様方にもぜひともご協力を賜りたいと思っております。

 

 

◆徳田 章アナウンサー(JL1HCP)祝辞要旨

 

「こんばんは、徳田です」。そうだ、この声です(笑)。NHKのラジオ深夜便は毎月第1、第3、第5日曜日の夜、私が担当しております。

 

 実は今日、こんな来賓ということで呼ばれるとは思っておりませんでした。実は昭和54年9月に福井におりましたときにJA9でコールを取りまして、それから5、6年やったんですけれども、もうそれっきりになりました。

 

 で、ついこの間3アマの講習を受けてコールサインを取り直しました(会場内拍手)。ありがとうございます。JL1HCPというコールサインをいただきました。久しぶりにアマチュア無線というものを観察してみようかなと思って、 NHKの中にアマチュア無線クラブがありますので、ちょっとこの間お訪ねをいたしましたら、さっそく写真を撮ってくださって、皆さんの中にも出回っているという話もあるんですけども、そんなことで久しぶりにやってみようと思っております。

 

 今お話しを伺っていると、私もそうでしたけども、昭和37年ぐらいから秋葉原をうろうろして、「子供の科学」や「初歩のラジオ」を持ってアンプを作ったり、5球スーパーを作ったりしておりました。そういうお話を皆さんなさっているのを聞いて、すごく親密な親しみを覚えさせていただきました。

 

  「月刊ラジオ深夜便」のエッセー にも書きましたが、アマチュア無線を離れて40年ぐらい経っておりますので全く状況が分かりませんでした。で、CQ誌を買ってそこにあったハムフェアにこの夏に行ってみて、144と430MHzの?トランシーバーを買いました。

 

 どのメーカーかというのはメーカーの方いらっしゃるので言えませんけれども、買わせていただきました。それから3アマのこともこうやって勉強の途中であります。FT8というものもこの間初めて見せてもらって面白そうだなと思ったり、何せたくさん余力がありますので、再びまた挑戦してみようと思います。

 

 森田会長が最初におっしゃっていましたけれど、若い人の参加率が少ないということなので、何かの場で若い人にも出会っていきたいなと思いますし、またラジオ深夜便でも触れられればと思っております。皆様のご支援よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。

 

 

JARL広報大使のお二人。左:歌手のMasaco(JH1CBX)、右:演歌歌手の水田かおり(JI1BTL)も挨拶を行った

閉会の言葉は木村JARL副会長(JA2HDE)が行った

 

 

 

●関連リンク:
・JARL Web
・Rept on 2025 JARLアイボールミーティング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 

The post <来賓挨拶をまとめて掲載>12月9日「2025 JARLアイボールミーティング」に約100名が出席 first appeared on hamlife.jp .


feed <全国5か所で開催>JARDの養成課程講習会、2026年1月期「3アマ短縮コース」日程 (2025/12/10 10:34:28)

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が各地で開催している「第三級アマチュア無線技士」養成課程講習会(短縮コース)の、2026年1月期の開催日程を紹介する。

 

 

 

●2026年1月の第三級短縮コース開催日程

 

<1エリア 関東地方>
神奈川県平塚市/平塚商工会議所(1月11日開催)○
東京都豊島区/JARDハム教室(1月25日開催)○

 

<2エリア 東海地方>
1月の開催はなし

 

<3エリア 関西地方>
大阪府富田林市/富田林市市民会館(1月25日開催)○
兵庫県尼崎市/尼崎市総合文化センター(1月25日開催)○

 

<4エリア 中国地方>
岡山県岡山市/株式会社システムエイ・ブイ(1月25日開催)○

 

<5エリア 四国地方>
1月の開催はなし

 

<6エリア 九州・沖縄地方>
1月の開催はなし

 

<7エリア 東北地方>
1月の開催はなし

 

<8エリア 北海道地方>
1月の開催はなし

 

<9エリア 北陸地方>
1月の開催はなし

 

<0エリア 信越地方>
1月の開催はなし

 

※受講申込締切日:開講日1週間前の日(その前に定員に達したときは定員に達した日)
 〇印は下記リンク先にてWeb申し込みが可能

 

 

 第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。JARDによると平成23年度の実績は受講者数:4,651名で、合格率は99.0%。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記関連リンクで。

 

◆いつでも誰でも(無資格者も)自宅で受講できる「3アマeラーニング養成課程」
 JARDでは2017年4月から、4アマ資格のない者でも自宅等からインターネットに接続したパソコンを使って学習ができる「eラーニング方式」の養成課程(3アマ標準コース)を随時開講している。4アマ有資格者なら割引料金(第三級短縮コースの養成課程講習会と同額)で受講可能。最短なら申し込みの翌日から受講を始められ、修了試験受験者の合格率はほぼ100%。

 

◆割引制度について
 過去にJARDの養成課程講習会を受講し修了した人を対象にした、無料の受講者交流サイト「HAMtte(ハムって)」の会員は、その後のJARD養成課程講習会(集合講習、eラーニングとも)を受講する場合や、アマチュア局の開局・変更、スプリアス確認保証をネットで申込みをする場合に、各料金から500円を減額する「HAMtteクーポン」を得ることができる。また全国のアマチュア無線ショップ(旧JAIA加盟店)や講習会協力機関で配布している「eラーニング割引券」があれば、eラーニング養成課程(2アマ、3アマ)の受講料が1,000円割引になる。

 

 

 

●関連リンク:
・電波法関係手数料令改正のお知らせ(2025年9月20日以降開講の講習会より)(JARD)
・現在募集中の講習会の日程表(JARD)
JARD 4アマ 3アマ養成課程講習会案内(JARD)
JARD 3アマ 2アマeラーニング養成課程案内(JARD)
各種割引制度のご案内(JARD)

 

 

 

The post <全国5か所で開催>JARDの養成課程講習会、2026年1月期「3アマ短縮コース」日程 first appeared on hamlife.jp .


feed <大阪市で1回開催>無線従事者養成センターの養成課程講習会、2026年1月期「3アマ短縮コース」日程 (2025/12/10 10:32:31)

一般社団法人 無線従事者養成センターが東京と大阪で開催している「第三級アマチュア無線技士」養成課程講習会(短縮コース)の、2026年1 月期の開催日程を紹介する。

 

 

 

●2026年1月の「第三級アマチュア無線技士(短縮コース)」開催日程

 

<大阪> 新大阪会場/1月31日(日)開催

 

 令和2年に設立した一般社団法人 無線従事者養成センター(REC)は、一陸特、二陸特、三陸特、航空通、航空特、一海特、二海特、3アマ短縮、4アマ標準の養成課程講習会を東京と大阪で開講している(4アマの養成課程講習会は2023年7月から、3アマ短縮コースは2024年6月からスタート)。

 

 同センターの「第三級アマチュア無線技士(短縮コース)」は、第四級アマチュア無線技士、第一級海上無線通信士、第二級海上無線通信士、第四級海上無線通信士、航空無線通信士、第一級陸上無線技術士、第二級陸上無線技術士のいずれかの資格を持つ者が受講可能。また受講に際してモールス符号を必ず覚えてくることが条件。費用や申し込み方法などの詳細は下記リンクで。

 

 

 

●関連リンク:
・一般社団法人 無線従事者養成センター
・第三級アマチュア無線技士(短縮コース)受講案内(無線従事者養成センター)
・受講料金(無線従事者養成センター)
・講習日程カレンダー 東京(無線従事者養成センター)
・講習日程カレンダー 大阪(無線従事者養成センター)

 

 

 

The post <大阪市で1回開催>無線従事者養成センターの養成課程講習会、2026年1月期「3アマ短縮コース」日程 first appeared on hamlife.jp .


(1) 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 [755] » 

execution time : 0.153 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
57 人のユーザが現在オンラインです。 (39 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 57

もっと...