無線ブログ集
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現在データベースには 6603 件のデータが登録されています。

「アマチュア無線家の皆様がいま知りたい話題などを、いろいろな方にお電話をつなぎ、詳しい情報をお聞きしたいと思います」という、茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」の独自制作によるアマチュア無線番組「ビームアンテナ」が2023年7月2日にスタートした。番組は毎週日曜日の21時~21時30分に放送、MCは徳間ジャパン所属の演歌歌手で第2級アマチュア無線技士のJI1BTL 水田かおりが担当している。
新たな音声ファイルが公開されたのは2024年7月14日(日)21時からの第54回放送。番組前半ではJARL山梨県支部長のJP1HBR 藤巻氏が7月28日(日)に甲府市で開催する「 フィールドミーティング 」の案内を行った。
番組後半ではアマチュア無線ニュースサイト hamlife.jpのスタッフが、最新のアマチュア無線界の話題と番組収録前(今回は7/5~7/12)に同サイトに掲載された記事の中で、特に注目されたものをピックアップして紹介、水田かおりとあれこれ語りあった。
●関連リンク:
・ビームアンテナ 放送済み音源公開ページ
・FMぱるるん
・palulun.net
The post <JARL山梨県支部長が7月28日(日)開催「フィールドミーティング」を案内>ラジオ番組「ビームアンテナ」、第54回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2024年7月14日(日)15時からの第521回放送。今回もアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏が出演。同誌2024年7月号(6月19日発売)の特集「基本から応用まで ものづくりを楽しもう」に関連し、GO Box(無線機を収納した可搬ケース)を紹介。さらに読者の写真(移動運用、ミーティングなど)をカラーで紹介する「ローカルトピックス」コーナーと、Turbo HAMLOGの作者による新連載「Turbo HAMLOGの部屋」を案内した。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls 放送済み音源公開ページ
・CQ ham for girls Facebookページ
・palulun.net
The post <ものづくりを楽しもう>CQ ham for girls、第521回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .

アマチュア無線の資格を持ち国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と、子供たちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」。2024年7月18日(木)の17時23分JSTから大阪府豊中市の「ボーイスカウト大阪連盟ほくせつ地区」に所属するスカウト13名(12歳から18歳)が大阪府池田市から「JJ3YDM」のコールサインで交信を行う予定だ。成功した場合は日本から通算112例目のARISSスクールコンタクトとなる。ISSから登場するのはNASA所属のマイケル・リード・バラット宇宙飛行士(KD5MIJ)だ。当日は交信会場からYouTubeでライブ配信が行われる。
ISSの宇宙飛行士と日本の子供たちの交信は、先週7月11日に行われた富山県射水市立放生津小学校(JA9YQJ)に続き、2週連続となる。今回のARISSスクールコンタクトは「関西ARISSスクールコンタクトプロジェクトチーム」と「日本ボーイスカウトアマチュア無線クラブ」の協力で実施、「関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM)」会場としてもおなじみの、大阪府池田市の池田市民文化会館を交信会場として準備が着々と進行している。

池田市民文化会館屋上に設置された交信用アンテナ(関係者提供写真=KANHAM準備のため、UHF~SHF帯のアンテナも取り付けられているが、当日までに撤去予定)

大阪府豊中市を本部にする「ボーイスカウト大阪連盟ほくせつ地区」の13名(12~18歳)が交信に挑戦する。これは開会式のリハーサル風景(関係者提供写真)
ARISSスクールコンタクト当日は、17時頃からYouTubeのライブ配信が行われる予定だ。この配信を見ながらISSからの電波をワッチすると臨場感が増すだろう。
YouTube ライブ配信/【 ほくせつ地区】ARISSスクールコンタクト
(配信開始は18日17時頃~)
今回のARISSスクールコンタクトは日本時間の7月18日(木)の17時23分52秒JSTから17時34分31秒まで約10分間にわたって行われる。国際宇宙ステーションのコールサインは「OR4ISS」。ARISSのWebサイトによると、ISSからは145.80MHzで音声信号が送られてくる。ISS側の交信担当は先週と同じNASA所属のマイケル・リード・バラット宇宙飛行士(KD5MIJ)で、交信は英語で行われる。
子供たち13名が行う質問は次のように事前公表されている(カッコ内は日本語への機械翻訳)。
1.Do you have an internet connection in the ISS?
(ISSはインターネットに接続していますか?)
2. What made you to become an astronaut?
(宇宙飛行士になったきっかけは何ですか?)
3. What kind of experiment do you have?
(どんな実験をしていますか?)
4. Is there any experience that is useful to be an astronaut in you were child?
(子供の頃、宇宙飛行士になるために役に立った経験はありますか?)
5. How many hours a day do you sleep?
(睡眠時間は1日何時間ですか?)
6. What do you do in your spare time in space?
(宇宙での余暇の過ごし方は?)
7. Do you feel your clothes are floating?
(服が浮いていると感じますか?)
8. Where do you land when you get back to the earth?
(地球に戻ったら、どこに着陸しますか?)
9. What was the most difficult training to become an astronaut?
(宇宙飛行士になるために一番大変だった訓練は何ですか?)
10. Do you feel the time passing in the space?
(宇宙では時間の経過を感じますか?)
11. Do you miss the earth?
(地球が恋しくなることがありますか?)
12. What do you do when you lose something?
(何かを失った時、どうしますか?)
13. What space food do you like?
(好きな宇宙食は何ですか?)
過去、国際宇宙ステーションから発射された宇宙飛行士の声に対しては「見晴らしのよい場所で、ハンディ機に付属ホイップアンテナでも聞こえた」「アパートのベランダから斜めに付き出したモービルホイップでキャッチした」といった受信リポートがX(旧Twitter)に書き込まれている。ビームアンテナに仰角ローテーターといった本格装備がなくても、ISSの軌道が高く状態の良いタイミングなら受信のチャンスがある。

ARISSスクールコンタクト開催時のISS軌道予測:大阪市基準(7M3TJZ 安田氏のSatTrack V3.1.6使用)

交信予定の子供たちはリハーサルに余念がない(関係者提供写真)
言うまでもないことだが、この日のために準備と交信の練習を重ねてきた子供たちの夢を壊さぬよう、当日は静かなワッチを心掛けたい。ARISSスクールコンタクトの開催日は管轄の総合通信局がDEURAS、DEURAS-Mなどを使って電波監視を強化するのが通例となっている。
●関連リンク:
・YouTube ライブ配信/【ほくせつ地区】ARISSスクールコンタクト
・日本ボーイスカウトほくせつ地区アマチュア無線クラブ Facebookページ
・日本ボーイスカウト大阪連盟ほくせつ地区アマチュア無線クラブ(Instagram)
・ARISSスクールコンタクト
・Upcoming Educational Contacts(ARISS)
・#きぼうを見よう-国際宇宙ステーション(KIBO宇宙放送局)
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日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2024年7月15日時点で、アマチュア局は「354,735局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2024年7月8日の登録数「355,000局」から、1週間で265局ほど減少した。なお、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入された( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2024年7月15日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「354,735局」の免許状情報が登録されていた。前回、2024年7月8日時点のアマチュア局の登録数は「355,000局」だったので、1週間で登録数が265局ほど減少した。

2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
↓この記事もチェック!
< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2024年7月14日(第602回)の放送は、「アマチュア無線の真髄を探る 第6回」。アマチュア無線を熱く語るために “アマチュア無線とは何か” をレギュラー陣が深掘りしていく月一回の企画の6回目だ。番組では「アマチュア無線を後世に伝えるために、その魅力を探ります。いろんな角度で、アマチュア無線を見つめると、何かが見えてきます」としている。
公開されたポッドキャスト音声は約53分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第602回の配信です
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先週のアクセスランキング1位は、北海道総合通信局が札幌方面浦河警察署と共同で不法に開設された無線局の取り締まりを行ったところ、無線局の免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備をオートバイに設置していた札幌市在住の女性(58歳)が、電波法違反容疑で摘発されたニュース。バイクに乗った女性が“電波法違反容疑で摘発される”というケースは、全国的に見ても大変珍しいことではないだろうか。

(画像はイメージです)
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
続く2位は、新会場となる東京都江東区有明の「有明GYM-EX」展示ホールで2024年8月24日(土)と25日(日)に開催される「第46回アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2024)」の会場レイアウトや、新たな取り組みなどが判明したニュース。取り組みの中には「ハムフェア特別記念局『8J1HAM』のHF帯運用は、インターネットを使って他の場所(3か所)から電波を発射する遠隔操作(リモート)で行う」「陸上自衛隊の通信部隊車両の展示を計画」「ハムフェア2024の詳細情報をまとめた特別ページ(ドメインは「hamfair.jp」)を準備」「メインステージのほか、さらにクラブの発表会レベルで使用することを想定した第2のステージとも言うべきサテライトステージを設けている」など、てんこ盛りな内容の一部がわかった。詳細は該当記事で確認してほしい。
3位は、アイコム株式会社が発表した144/430MHz帯ハンディ機「ID-52PLUS」の新製品情報。D-STARに対応した人気の144/430MHz帯ハンディ機「ID-52」の機能強化バージョンとして、Android端末とBluetooth接続しターミナルモード/アクセスポイントモードの運用を可能にし、ターミナルモードと通常運用のデュアル運用にも対応、接続端子をUSB Type-Cへ変更したモデルで、同機種には通常版のほかに、同社創業60周年記念の限定モデル(全世界2,400台、うち日本向け400台)を用意。どちらも8月上旬に発売するとしている。メーカー希望小売価格(税込み)は通常版が75,680円、60周年記念限定モデルが86,680円。従来モデルのID-52(税込み65,780円)よりも9,900円~20,900円高い設定になっている。
4位は「< “自身のブログや動画にテスト結果を掲載する” ことが条件>CQオーム、IC-705などに使える新開発の『放熱パーツ』のサンプル品を無料貸し出し」。岐阜県岐阜市の無線ショップ「CQオーム」が、アイコムのポータブル機「IC-705」やD-STARハンディ機(「ID-52」「ID-51」「ID-31」など)で使える、電源不要の放熱パーツ「OHM-DRAGON-FIN」の開発を進めていて、どの程度の放熱効果があるのか(IC-705の場合は本体の温度上昇による10W→5Wのパワーダウンがどの程度避けられるか)など、実際に使用した様子や感想を交えたテスト結果を、自身のブログや動画、X(旧Twitter)に掲載してくれることを条件に、この製品のサンプル品を希望者に1週間無料で貸し出すという話題。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<浦河警察署と共同で不法局の取り締まり>北海道総合通信局、オートバイに免許を受けずアマチュア無線機を設置していた女性(58歳)を摘発
2)【ハムフェア2024】<新会場内レイアウト判明&自衛隊も参加>185団体(暫定)が参加する「ハムフェア2024」出展者説明会とクラブブース小間割り抽選会が行われる
3)<USB Type-C端子搭載、ターミナルモードと通常運用のデュアル運用を実現>アイコムがD-STARハンディ機「ID-52PLUS」を新発売、60周年記念限定モデル(国内向け400台)も登場
4)< “自身のブログや動画にテスト結果を掲載する” ことが条件>CQオーム、IC-705などに使える新開発の「放熱パーツ」のサンプル品を無料貸し出し
5)【無事成功! 追記あり】<ARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士、7月11日(木)19時48分から富山県射水市立放生津小学校の児童(JA9YQJ)と交信
6)<特集「FT8スタートマニュアル」&「理想のモービルセッティング」>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2024年9月号を7月19日(金)に刊行
7)<イベント出店時のみの限定販売>A4マニアックス、単4電池1本で駆動するショップオリジナル「メモリーキーヤー」発売
8)【新製品速報】<使いやすいテンキー付き、ビギナーに優しい>アルインコ、108~470MHz+FM放送帯をカバーする広帯域受信機「DJ-X82」を8月中旬から発売
9)<全長56cm、ちょうどよいフレキシブルエレメント採用>コメット、ノンラジアルの351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)用モービルアンテナ「SBB-351F」を新発売
10)<SMAコネクタ採用、形状記憶合金のアドオンラジアル取り付け可能>ナテック、144/430MHz帯用のモービルアンテナ「MS3000A」を販売開始
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アマチュア無線を楽しむ女性で組織したクラブ「JLRS」(Japan Ladies Radio Society、1957年設立、会員数:国内112名、DX37名)は、2024年7月6~7日に大阪市中央区のホテルで「第67回総会・懇親会」を開催し、全国から約45名のメンバーが集合した。

JLRS 第67回総会の記念写真
JLRSはコロナ禍の時期を除いて、毎年7月に全国の会員が集まる総会と懇親会を各地持ち回りで開催している(2023年は高知県高知市、2022年は新潟県長岡市、2019年は北海道札幌市、2018年は福岡県福岡市で開催)。今年の「第67回総会・懇親会」は大阪市中央区のKKRホテル大阪(白鳥の間)で開催され、全国から45名のメンバーが集合。さらに総会には各地からオンライン会議システムを使って参加する会員も多かったという。

今年の総会と懇親会は大阪市中央区のホテルで開催された
同会からhamlife.jpに届いた情報を下記で紹介する。
JLRS 第67回総会・懇親会開催
2024年7月6日~7日、JLRSの第67回総会・懇親会を大阪市のホテルで開催しました。
★7月6日(土)懇親会
18時から行われた懇親会は、メンバーのご家族や、JARL関西地方本部長をはじめ来賓の皆様にもご出席いただき、ライトアップされた大阪城を真横に眺めながら、皆さんのお元気そうなお顔が拝見できました。最近はオンラインツールで普段からお会いできる機会が増えましたが、やはり実際にお会いするとちょっと違う感慨があり、一同和気あいあいの、とても楽しい時間を過ごしました。
★7月7日(日)JLRS総会
今年もオンライン会議システムZoomを使い、現地で参加しているメンバーと一緒に、自宅で待機しているメンバーも総会を視聴する形態で行いました。今期もますます活動的で明るく元気なJLRSを目指し、事業を進めていきたいと思います。なお今期の役員等の変更はありません。

総会の開催風景
★7月8日(月)オプショナルツアー
総会が終わった翌日、アイコム株式会社様のご厚意で、和歌山県有田川町にある和歌山アイコムの工場見学ツアーを企画していただき、総勢22名でお邪魔させていただきました。ちょうど当クラブの社団局(JA1YWM)で使用している無線機である「IC-7100」と「IC-7300」の製造工程を見学することができ、大変興味深かったのと、工場内の近代化と細部まで行き届いた精密機器を扱うことに対する配慮に感心しました。

和歌山県有田川町にある和歌山アイコム有田工場

工場見学ツアー参加の皆さん、関係者の皆さんとの記念写真
★今後のスケジュール
今後のJLRSのスケジュールをお知らせいたします。
①JLRS第53回パーティーコンテストの開催
電話部門:2024年9月28日(土)~29日(日)
電信部門:2024年10月5日(土)~6日(日)
※規約が昨年とは変わりますのでお間違えのないよう、宜しくお願いいたします。
②「JLRSトップレターアワード」の締め切りについて
進行中の「JLRSトップレターアワード」は、締め切りが2024年10月31日になります。まだ十分間に合いますので、皆様ぜひ申請をお願いいたします。
③毎月第2日曜日は「YL CQ Day」
年間を通して「YL CQ
Day」を毎月第2日曜日に行っております。全国各地のメンバーが7MHz帯の電信・電話モードにて、基本的に30分交代のリレー形式で各局宛の呼び出しを行って、皆様とお会いできることを楽しみにしております。
●関連リンク:
・JLRSホームページ
・JLRSトップレターアワード 規約 PDF(JLRS)
・YL CQ Dayについて PDF(JLRS)
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アルインコ株式会社電子事業部は2024年7月13日、使いやすいテンキーを装備し108~470MHzのAM/FMとFM放送バンド76~108MHzのWFMに対応したハンディタイプの広帯域受信機「DJ-X82」を8月中旬から発売すると発表した。先代の広帯域受信機「DJ-X81」(2020年生産終了)を現代風にアレンジし、アナログ通信が残るバンドに特化して受信性能を向上、充電と外部電源はACアダプターからUSB Type-Cに変更したという。メーカー希望小売価格は35,200円(税込)。なおこの製品は7月13~14日に開催される「第28回 関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2024)」の同社ブースで試作機の実動展示を行う予定だ。

アルインコの広帯域受信機「DJ-X82」。背面写真は付属のベルトクリップ装着時のもの
アルインコの広帯域受信機「DJ-X82」は、2012年から2020年まで生産された「DJ-X81」(0.1~1300MHz+ワンセグTV音声+緊急警報放送受信可)を現代風のシンプル版にした製品だ。
同社の担当者は「DJ-X82は、USB TYPE-Cで充電・運用・PC接続が可能、受信周波数は108~470MHz(JAIA規格準拠)と絞った分、受信性能が向上しました。また今までの説明書とは異なるアプローチのクイックガイドと周波数データリストを同梱して、DJ-X100とは真逆の “いろんな通信が聞こえるラジオ” を目指しました」「航空機や鉄道写真撮影のツール、盗聴器発見機、航空業界を目指す学生の教材など、受信マニア以外のレシーバーユーザーにはDJ-X82、受信すること自体がホビーのユーザーにはDJ-X100、と分かりやすいラインナップが整ったアルインコのレシーバーをよろしくお願い申し上げます」と述べている。
以下、アルインコの新製品資料から抜粋で紹介する。
使いやすいテンキー付きで、ビギナーに優しいレシーバーが帰ってきました。
AM/FM/FM Broadcasting 108-470MHz
DJ-X82
・標準価格:35,200円(税込)
・発売予定:2024年8月中旬
アルインコ株式会社では、この度テンキー付きコミュニケーション・レシーバー「DJ-X82」を発売いたします。
108~470MHzをAM/FMでカバーするDJ-X82は、先代のDJ-X81を現代風にアレンジしたモデルです。アナログ通信が残るバンドに特化した分、受信性能を向上させ、充電と外部電源はACアダプターからUSB Type-Cに変更しました。
ワンセグTV音声やEWS(緊急警報放送システム)受信はスマートフォンやタブレットの普及で需要が減ったので、電池やCPUへの負荷を考えて採用を見送りました。 また「ピー、ギャラギャラ」がうるさい空線信号キャンセラーは実装していますが、CTCSS/DCSトーンは本機のユーザー層には不要と判断して省略しました。
AM放送やTV受信のプリセットモードが無くなったので、VFOとメモリーモードはワンタッチで切り替え、FMラジオ放送はキー押下で受信します。プリセットで好評だった国際VHFマリンチャンネルの16chへの復帰時間可変など「マリンバンダー」の受信機能はセットモードで選択可能にしました。
機構面ではDJ-X81と同じ曲線を多用したボディを採用、上級機並のツインタイプのボリュームで、音量と周波数切り替えが手軽に行えます。また詳細な取扱説明書はインターネットに電子書籍で掲載、製品には実際の周波数を引用しながら一通りの操作ができるようになる、今までとは全く違うコンセプトのクイックガイドと周波数リストを同梱して、DJ-X100とは真逆のビギナーや高齢者、鉄道・航空ファンへの使いやすさに配慮しています。
ご好評を頂いている書き込み済みのメモリー、イヤホンアンテナ機能、アルファベットや記号が表示できる照明付きの見やすい液晶と文字が光る透過光式キーパッド等は、アルインコの受信機の血統を正しく受け継いでいます。ニッケル水素充電池とUSBケーブル、ベルトクリップを装備したオールインワン・パッケージのDJ-X82の製品内容をご理解頂き、何卒販売促進にご協力賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
<DJ-X82の優れた特長>
★AM/FMに加えて、別回路でFM放送76~108MHzを受信
★各200chの「クイックメモリー」と「クイックサーチパス」バンクを実装、ダイヤル押下の簡単操作でサーチ中のノイズを飛ばしたり、見つけた信号を仮メモリーして、それらを従来のバンクに移動させるのも簡単
★プログラムスキャンの条件をペアごとに登録、同じ帯域を異なったステップとモードでサーチ可能
★従来のスキャンSKIPと新機能「お気に入り選択(逆SKIP)」、SKIPリセットで一層効率的になったメモリースキャン
★サウンド&サイレント、選べる簡易盗聴器発見モード
★50ペアのプログラムスキャンと100chのサーチパス、1000chのメモリーバンクは編集ソフトを使えば最大50まで自由に切り分け可能
★メモリー登録やセットモード設定ができる無償編集ソフトは、付属のUSBケーブルでPC接続が可能 (アルインコ電子事業部ホームページからダウンロード)
<その他の特徴>
・ビジーとタイマーモードが選べるVFO・メモリー・プログラムスキャン、タイマーモードは停止時間を1~25秒間で任意に設定可能
・メモリーチャンネルは周波数と共に任意のアルファベットと記号を6桁まで表示可能
・任意のセットモードメニューを割り当て、ワンタッチでアクセスできる2つのワイルドキー(ショートカット)
・-20dBのアッテネーター
・プライオリティ受信は100ch
・VFOモードも受信帯域をエアバンド、アマチュア144MHzバンド…のように分割、ワンタッチで素早く移動
・スキャンスキップ指定をまとめて解除できるSKIPリセット機能
・おやすみタイマーのオートパワーオフ
・ロック中でもダイヤルは使いたい…など選べるキーロック機能
・イヤホンプラグをストレスから保護する突起付きのベルトクリップ
<定格>
●受信周波数範囲(JAIA規格準拠):
・108.000~253.800MHz
・255.000~262.000MHz
・266.000~271.000MHz
・275.000~380.200MHz
・381.325~412.000MHz
・414.400~470.000MHz
・FMラジオ放送76.000~108.000MHz
●受信可能時間の目安(ご使用の条件や環境で大きく変わります):
・乾電池(アルカリ乾電池2本使用)約15時間
・ニッケル水素充電池(EBP-179x2) 約12.5時間
(FM、AF出力10%歪時、BS800mS、受信6秒 待ち受け54秒)
●充電時間の目安(ご使用の条件や環境で大きく変わります):
約10時間
※放電状態のEBP-179×2本をUSBアダプターで満充電するのに掛かる時間
●電波型式:
F3E(FM)、A3E(AM)、FM放送周波数のみWFM
●周波数安定度(-10℃~+60℃):±1.5ppm
●アンテナインピーダンス: 50Ω(SMA)
●電源電圧: 外部端子 USB5V / 電池端子 2.4~3.0V
●外形寸法(突起物除く/約): 58W×96H×31Dmm
●重量: 約200g(アンテナ・EBP-179含む)
●消費電流:
・受信定格出力時:約150mA
・待受け時:約90mA
●受信方式:
・FM/AM:トリプルスーパーヘテロダイン
・FM放送:ダイレクトコンバージョン
●低周波出力: 最大100mW以上(8Ω時)
●受信感度:
・FM:-8dBuV以下(12dB SINAD)
・WFM:0dBuV以下(12dB SINAD)
・AM:1dBuV以下(10dB S/N)
●選択度: 50dB以上(FM/AM)
<標準付属品>
・アンテナ(EA-154)
・ベルトクリップ(出荷時装着済)
・ニッケル水素充電池(1.2V 1900mAh)×2
・USBケーブル 約1m
・クイックガイド
・周波数データリスト
・保証書
●関連リンク: アルインコ株式会社電子事業部(7月13日現在、DJ-X82の情報は掲載されていない)
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日本における、2024年7月13日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに1エリア(関東管内)の関東総合通信局と、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局から更新発表があった。なお、7月に入って発給状況の発表が行わていないのは、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局を残すのみだ。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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各種無線通信用アンテナ、ケーブル、周辺機器メーカーの株式会社ナテック(埼玉県川越市)は2024年7月10日、SMAコネクタ採用の144/430MHz帯モービルアンテナ「MS3000A」の販売を開始したことを発表した。全長約39cmのコンパクト設計で耐入力は50W、144MHz帯では1/4λ、430MHz帯では1/2λとして動作する(利得:2.15dBi)。144MHz帯では車のボディをGND(アース)として使うか、オプションの形状記憶合金アドオンラジアルセット(MRLP144)を併用することを前提に設計されている。価格はオープンだが、同社直販サイトでは税込み8,712円で販売されている。

ナテックのMS3000A(別売のマグネット基台を使用した取り付け例)

MS3000Aと下部のアップ
ナテックは2024年1月に、351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)と142/146MHz帯のデジタル小電力コミュニティ無線の両方に対応するデュアルモービルアンテナ「MS3000E」を発売し好評だが、その姉妹製品と言える同形状の144/430MHz帯用モービルアンテナ「MS3000A」が登場した。
以下、同社のプレスリリースと製品資料から一部抜粋で紹介する。
144/430MHzアマチュア無線用デュアルモービルアンテナ
「MS3000A」新発売 !
各種無線通信用アンテナ、ケーブル、周辺機器のメーカー株式会社ナテック(埼玉県川越市)は、7月10日に144/430MHzアマチュア無線用デュアルモービルアンテナ「MS3000A」(オープン価格)の販売を開始いたします。
<特徴>
★144~146MHz/430~440MHzデュアルモービルアンテナ
144~146MHzと430~440MHz帯アマチュア無線を1本のアンテナで運用可能です
★SMAコネクタ採用 コンパクト設計
接栓:SMA-P、全長:約389mm、重量:約50gの軽量コンパクト設計です。
★マグネット基台、SMAアンテナ接栓付ケーブルとの併用を推奨
マグネット基台「G1000SH」並びに、SMAアンテナ接栓付ケーブル「THLCシリーズ」はSMA-J(アンテナ取付側)はステンレス製シェルを採用しております。
★形状記憶合金アドオンラジアルセット
144~146MHzはマグネット基台「G1000SH」、SMAアンテナ接栓付ケーブル「THLCシリーズ」に接続し、車のボディをGND(アース)として使うか、または形状記憶合金アドオンラジアルセット「MRLP144」を併用することを前提として設計されています。
※144~146MHzは1/4λ形式となりますので、設置環境によりVSWRが下がらない場合があります。
※430MHzは1/2λとなります。
※同軸ケーブルの引き回し等でも影響があります。

形状記憶合金アドオンラジアルセット「MRLP144」を併用した取り付け例。ラジアル線を先端で支える付属の「支柱」を使用している
<定格>
・アンテナ形式:144~146MHz:1/4λ / 430~440MHz:1/2λ
・利得:公称2.15dBi
・入力インピーダンス:50Ω
・耐入力:50W
・接栓:SMAP
・全長:約389mm
・重量:約50g
・用途:モービル用

形状記憶合金アドオンラジアルセット「MRLP144」。ラジアル線を先端で支える「支柱」が付属している。なお左下の貼付基台は同社製品ではない

SMAアンテナ接栓付ケーブル「THLCシリーズ」

マグネット基台「G1000SH」
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・144/430MHzアマチュア無線用デュアルモービルアンテナ MS3000A(ナテック)
・MS3000A(直販サイト SHOP ASMON)
・SMAアンテナ接栓付ケーブル
THLCシリーズ/形状記憶合金アドオンラジアルセット MRLP144/M型基台取付アダプタ NCA10(ナテック)
・MS3000A/MS3000E取扱説明書 PDF(ナテック)
・株式会社ナテック
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