無線ブログ集
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アマチュア無線の資格を持ち国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と、子供たちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」。2024年7月11日(木)の19時48分JSTから富山県射水市立放生津(ほうじょうづ)小学校の児童15名(4~6年生)が「JA9YQJ(JARL新湊クラブの社団局)」のコールサインで交信を行う予定だ。成功した場合は日本から通算111例目のARISSスクールコンタクトとなる。ISSから登場するのはNASA所属のマイケル・リード・バラット宇宙飛行士(KD5MIJ)だ。

アンテナ設置を終えた、富山県射水市立放生津(ほうじょうづ)小学校の校舎(関係者提供写真)。同校は児童数の減少から2025年4月に新湊小学校との新設統合が予定されている
ISSの宇宙飛行士と日本の子供たちの交信は、2023年8月3日に行われた東京都世田谷区の烏山宇宙プロジェクト(JA1ZSH)以来11か月ぶりとなる。富山県射水市立放生津小学校は150年前の1873年(明治6年)の開校で児童数は102名。今回のARISSスクールコンタクトは創立150周年を記念するものになる。このARISSスクールコンタクトは富山県で初めて実施されるもので、JARL新湊クラブが事業を実施し、福井宇宙通信愛好会が協力している。

7月6日(土曜日)に今回のARISSスクールコンタクト用のアンテナが設置された。写真左がメイン用、右側がサブ用(関係者提供写真)
今回のARISSスクールコンタクトは日本時間の7月11日(木)の19時48分03秒からおよそ10分間にわたって行われる。国際宇宙ステーションのコールサインは「OR4ISS」。ARISSのWebサイトによると、ISSからは145.80MHzで音声信号が送られてくる。ISS側の交信担当はNASA所属のマイケル・リード・バラット宇宙飛行士(KD5MIJ)で、交信は英語で行われるという。子供たち15名が行う質問は次のように事前公表されている(カッコ内は日本語への機械翻訳)。
1.Can you use a mobile phone in the ISS?
(ISSで携帯電話は使えますか?)
2. Have you ever seen an alien?
(宇宙人を見たことがありますか?)
3. Is it cold or hot in space?
(宇宙は寒いですか、暑いですか?)
4. Do you have trouble eating and drinking?
(飲食に困ることはありますか?)
5. How fast does the spaceship fly?
(宇宙船の飛行速度はどれぐらいですか?)
6. How do you feel with no gravity?
(無重力状態はどんな気分ですか?)
7. What kind of feeling do you have watching the Earth from space?
(宇宙から地球を見て、どんなことを感じますか?)
8. Were you scared to go to space?
(宇宙へ行くのは怖かったですか?)
9. What is your favorite space food?
(好きな宇宙食は何ですか?)
10. What is the first thing you want to do when you return to Earth?
(地球に戻って最初にしたいことは何ですか?)
11. What would you do if you got sick or had cavities on a spaceship?
(宇宙船の中で病気になったり、虫歯になったりしたらどうしますか?)
12. Why did you decide to become an astronaut?
(なぜ宇宙飛行士になろうと思ったのですか?)
13. How much does the space suit weigh?
( 宇宙服の重さはどれぐらいですか?)
14. How do you sleep in zero gravity? Would you like to lie down?
(無重力ではどのようにして眠りますか? 横になりますか?)
15. What has been the biggest challenge you’ve faced adapting to life on the space station?
(宇宙ステーションでの生活に適応するために直面した最大の困難は何でしたか?)
過去、国際宇宙ステーションから発射された宇宙飛行士の声に対しては「見晴らしのよい場所で、ハンディ機に付属ホイップアンテナでも聞こえた」「アパートのベランダから斜めに付き出したモービルホイップでキャッチした」といった受信リポートがX(旧Twitter)に書き込まれている。ビームアンテナに仰角ローテーターといった本格装備がなくても、ISSの軌道が高く状態の良いタイミングなら受信のチャンスがある。

ARISSスクールコンタクト開催時のISS軌道予測:富山市基準(7M3TJZ 安田氏のSatTrack V3.1.6使用)
言うまでもないことだが、この日のために準備と交信の練習を重ねてきた子供たちの夢を壊さぬよう、当日は静かなワッチを心掛けたい。ARISSスクールコンタクトの開催日は管轄の総合通信局がDEURAS、DEURAS-Mなどを使って電波監視を強化するのが通例となっている。
●関連リンク:
・射水市立放生津小学校
・ARISSスクールコンタクト
・Upcoming Educational Contacts(ARISS)
・#きぼうを見よう-国際宇宙ステーション(KIBO宇宙放送局)
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2024年7月6日付の「D-STAR NEWS」によると、熊本県熊本市東区江津(無線のクマデン=2024年6月末で閉店)に設置されていたD-STARレピータ局「JP6YGU」は同日、熊本市南区に移転しインターネット接続で運用を再開した。なお移設時に1200MHz帯のアナログFMレピータ(1292.96MHz)は撤去されている。
JP6YGUはこれまで熊本県熊本市東区江津の無線ショップ「無線のクマデン」に設置され、アナログFMの439.96MHzと1292.96MHz、D-STAR(DV)の439.11MHzで運用していたが、同店の閉店準備のため6月中旬から運用を一時停止していた。このほど7月6日に設置場所を熊本市南区に移して運用を再開。これに伴いアナログFM 1292.96MHzは撤去された。発表された内容は次のとおり。
JP6YGUの変更と運用再開のお知らせ
JP6YGU (旧熊本県熊本市東区江津)は、次のとおり設置場所を変更し、運用を再開しましたのでお知らせします。
なお、コールサイン、周波数等の変更はありませんが、行政区が変更となることから運用ログ等に表示されるレピータ名称を「熊本南」に変更しました。
インターネット接続も再開しています。
※レピータ名称は法令により指定されたものでは無く、わかりやすくするため表示しているものです。DRモードでの運用は従来の「熊本東」のままでも交信可能です。各メーカーは次回の更新時に修正するとのことですので、「熊本東」でFROM、TOをセットしていただければ、「熊本南」で交信可能です。
新設置場所: 熊本県熊本市南区畠口町
周波数: DV 439.11 MHz
ローカルIP: 10.0.1.99
レピータ名称: 熊本南 ←(旧 熊本東)
運用再開日: 令和6年7月6日(土)(インターネット接続)
なお、JP6YGUの1200MHz帯アナログは、今回の移設時に撤去しています。
●関連リンク: JP6YGUの変更と運用再開のお知らせ(JARL D-STAR NEWS)
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2024年7月13日(土)6時から14日(日)17時59分までのおよそ36時間にわたり、JAPAN AWARD HUNTERs GROUP(JAG)主催による「2024 JAG QSOパーティー(WARC band部門)」がすべてのアマチュア局とSWLを対象に、10/18/24MHz帯のWARCバンドで開催される。なお、部門は「電話」「電信」「デジタル」の3部門で、各部門ごとに別々に最大3部門へエントリーできる。
JAPAN AWARD HUNTERs GROUP(ジャパン・アワードハンターズ・グループ、通称「JAG」)は、1977年にアワード収集愛好家のグループとして発足。国内有数のアマチュア無線におけるアワードハンティングの団体として多くの会員が活動を行っている。同グループのシンボルマークのライオンも有名だ。
同グループ主催による「2024 JAG QSO パーティー(WARC band部門)」が開催される。タイトルどおり、WARCバンド(10/18/24MHz帯)を対象とした珍しいQSOパーティーと言えるだろう。一般局同士の交信も有効となる。
呼び出し方法は「CQ JAG パーティー」(電話)、「CQ JAG PTY」(電信)で、ナンバー交換はJAG会員局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「M」、一般局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」のみ(デジタルモードは通常交信)。SWLは会員局、または一般局が行っている交信の受信。ただし、同一局の連続受信は不可となる。
ログ提出の締め切りは8月6日(火)まで(消印有効)。10局以上と交信(受信)した書類提出者にはステッカーが発行される。サマリーシートの意見の欄に「ステッカー希望」「ステッカー不要」「ステッカー・台紙希望」のいずれかを朱書きで記入し、ステッカーを希望する場合は,住所、氏名を記入し84円切手を貼った返信用封筒を同封。ステッカーとステッカー台紙の両方を希望する場合は,宛名ラベル(手書き可)と切手140円分を同封のこと。
書類を送る際は、コールサイン、JAG会員番号、参加部門などの記入忘れのないように! 詳しくは「2024 JAG QSOパーティー(WARC band部門)規約」で確認してほしい。
↓この記事もチェック!
<交信対象は2024年6月1日~7月31日の2か月限定>JAG創立50周年事業の3年目、新アワード「SXCC 2024(Suffix Collection Certificate2024)発行
●関連リンク:
・2024 JAG QSOパーティー(WARC band部門)規約(PDF形式)
・Japan Award Hunters Group
The post <10/18/24MHz帯のWARCバンドで行う、一般局同士の交信も有効>7月13日(土)6時から36時間、JAG主催「2024 JAG QSO パーティー(WARC band部門)」開催 first appeared on hamlife.jp .

電通大クラブ(電気通信大学無線部、JA1ZGP)は、2024年7月13日(土)17時から20時までの3時間にわたり、3.5/7/14/21/28/50MHz帯のJARL主催コンテスト使用周波数帯の電信において、国内のアマチュア無線局およびSWLを対象として「第43回 電通大コンテスト」を開催する。「参加できる部門はオールバンド部門かシングルバンド部門のどちらか1つ」「シングルバンド部門に参加する局は異なる2つのバンドまでログ提出が可能。その際はATS-4(自動集計システム)でシングルバンド部門の2つのバンドを選択し、一度にまとめて提出すること。ATS-4で提出した場合2回に分けて提出すると上書きされて最後に提出した書類のみ受け付けされることに注意すること」「SWL部門は使用するバンド数の区別はしない」と案内している。
呼び出し方法は「CQ UEC TEST」、ナンバー交換は「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」+「従事者資格コード」(1アマ:H、2アマ:I、3アマ:L、UEC局:UEC)となる。得点もそれぞれH局との交信が2点、I局との交信が3点、L局との交信が4点、UEC局との交信が5点で、SWLでの参加も同じ。
参加部門は任意の2バンド以上を使用する「オールバンド部門」、3.5/7/14/21/28/50MHz帯の中から1つ選ぶ「シングルバンド部門」、そしてバンド数の区別のない「SWL」の3つ。参加できる部門はどちらか1部門。シングルバンド部門に参加する局は異なる2つのバンドまでログ提出できるが、その場合のログ提出はバンドごと2通に分ける必要がある。
本コンテスト開催中に、インターネットなどを通じて外部からの運用情報の入手、外部への運用情報の発信を行うことは禁止。使用が発覚した場合、該当局は失格となる。
ログ提出はJARL電子ログ提出のフォーマットなど(推奨は.adi ファイル、.adx ファイル、.zlo ファイル、.lg8 ファイル、JARL サマリーシートR2.)で、自動集計システムのATS-4に8月31日(土)までに提出。ATS-4での提出がうまくいかなかった場合のみメールで提出できる(JARL電子ログの提出フォーマットを使用すること)。コンテスト結果はJA1ZGPのWebサイト上で行うが、コンテスト冊子の郵送希望者はA4サイズが入る返信用封筒に210円分の切手を同封して、「〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学無線部電通大コンテスト係」宛へ郵送すること。
詳しくは「第43回 電通大コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第43回 電通大コンテスト規約
・第43回 電通大コンテスト規約(PDF形式)
・電通大コンテスト書類受付システム
・電気通信大学無線部
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「アマチュア無線家の皆様がいま知りたい話題などを、いろいろな方にお電話をつなぎ、詳しい情報をお聞きしたいと思います」という、茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」の独自制作によるアマチュア無線番組「ビームアンテナ」が2023年7月2日にスタートした。番組は毎週日曜日の21時~21時30分に放送、MCは徳間ジャパン所属の演歌歌手で第2級アマチュア無線技士のJI1BTL 水田かおりが担当している。
新たな音声ファイルが公開されたのは2024年7月7日(日)21時からの第53回(番組開始から1周年を迎えた)放送。番組前半では関西アマチュア無線フェスティバル実行委員長の屋田氏と電話をつなぎ、7月13日(土)と14日(日)に大阪府池田市で開催する「 第28回関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2024) 」の案内を行った。
番組後半ではアマチュア無線ニュースサイト hamlife.jpのスタッフが、最新のアマチュア無線界の話題と番組収録前(今回は6/28~7/4)に同サイトに掲載された記事の中で、特に注目されたものをピックアップして紹介、水田かおりとあれこれ語りあった。
●関連リンク:
・ビームアンテナ 放送済み音源公開ページ
・FMぱるるん
・palulun.net
The post <「第28回関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2024)」案内>ラジオ番組「ビームアンテナ」、第52回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2024年7月7日(日)15時からの第520回放送。今回もアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏が出演。同誌2024年7月号(6月19日発売)の別冊付録「FT8最新ガイド2024」に関連して、FT8の開発経緯とFT8の特徴を紹介した。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls 放送済み音源公開ページ
・CQ ham for girls Facebookページ
・palulun.net
The post <デジタルモード「FT8」の特徴>CQ ham for girls、第520回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2024年7月8日時点で、アマチュア局は「355,000局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2024年7月1日の登録数「355,233局」から、1週間で233局ほど減少した。なお、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入された( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2024年7月8日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「355,000局」の免許状情報が登録されていた。前回、2024年7月1日時点のアマチュア局の登録数は「355,233局」だったので、1週間で登録数が233局ほど減少した。

2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
↓この記事もチェック!
< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
The post <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(7月8日時点)、アマチュア局は1週間で233局(約33局/日)減少して「355,000局」 first appeared on hamlife.jp .

QSLカードの制作・印刷や無線関係の周辺グッズの販売を行っているA4マニアックス(サンケイ広伸社)から、「4chメモリー、スピード調節可能、内蔵のボタンで短点と長点が打てるのでパドルがなくてもCWが楽しめる」とい仕様で、単4電池1本で駆動するショップオリジナルの「メモリーキーヤー」が登場。関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM)やアマチュア無線フェスティバル(ハムフェア)、各地のハムの集いなど、同ショップがブース出店するイベントで限定販売される。価格は税込み5,500円。
A4マニアックスによると、今回製作した「メモリーキーヤー」は、電子工作が大好きな仲間が集まる「アマチュアキットクリエイターズ(AKC)」のメンバーの一人、HARU氏(JL1VNQ)が製品の開発に協力している。
1点1点手作りに近い製品だと思うので、イベント会場ごとに用意される数に限りがあるため、売切れ必至になることも予想される。
●A4マニアックスオリジナル「メモリーキーヤー」の主なスペック
・突起物を除き大きさは63×49×15mm、電池非搭載時36gのコンパクトサイズ
・スピードは5~56WPM
・Iambic B相当スクイーズ機能、長短点メモリーあり
・単4電池1本で動作
・AFアンプ内蔵 イヤホンやスピーカー接続が可能
・操作スイッチは押しやすいキーボード用を採用
・1チャンネル最大60文字記憶可
・操作スイッチをパドル代わりにする「エマージェンシーモード」を搭載
・ストラップ付き(交換可能)
●A4マニアックスが出店を予定している2024年度アマチュア無線関連イベント
※2024年7月3日時点(★印は計画中)
・2024年7月13日(土)~7月14日(日)関西ハムフェスティバル@大阪府池田市
・2024年7月21日(日)潟ハムフェア@新潟県長岡市
・2024年8月24日(土)~8月25日(日)ハムフェア2024@東京都江東区
・2024年9月8日(日)静岡県支部の集い@静岡県藤枝市
・2024年9月29日(日)東海ハムの祭典@愛知県名古屋市
・2024年10月14日(月・祝)福島県ハムの集い@福島県会津地方★
・2024年10月20日(日)秋田県ハムの集い@秋田県★
・2024年11月16日(土)かながわハムの集い@神奈川県相模原市★
・2024年12月01日(日)さいたまハムの集い@埼玉県久喜市★
・2025年2月2日(日)東静ハムフェア@静岡県裾野市★
・2025年2月16日(日)ちばハムの集い@千葉県四街道市★
製品についての詳しいスペックや購入方法などは、記事下の関連リンクからA4マニアックスへ確認してほしい。

昨年(2023年)、「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」で開催された「ハムフェア2023」でのA4マニアックスブース。今年(2024年)も、新しい会場となる「有明GYM-EX(ありあけジメックス)」で開催される「ハムフェア2024」に出展する
●関連リンク:
・A4マニアックス
・from A4maniax DXing!(A4マニアックスブログ)
・A4マニアックス(X/旧Twitter)
・A4マニアックス(Facebook)
・万年準備中のブログ(JL1VNQ局のブログ)
The post <イベント出店時のみの限定販売>A4マニアックス、単4電池1本で駆動するショップオリジナル「メモリーキーヤー」発売 first appeared on hamlife.jp .

全国通販を手掛ける無線ショップ、CQオーム(岐阜県岐阜市)は現在、アイコムのポータブル機「IC-705」やD-STARハンディ機(「ID-52」「ID-51」「ID-31」など)で使える、電源不要の放熱パーツ「OHM-DRAGON-FIN」の開発を進めている。どの程度の放熱効果があるか(IC-705の場合は本体の温度上昇による10W→5Wのパワーダウンがどの程度避けられるか)が気になるところだが、同店はブログや動画にテスト結果を掲載してくれることを条件に、この製品のサンプル品を希望者に1週間無料で貸し出す企画を始めた。

CQオームがオリジナル商品として開発中の放熱パーツ「OHM-DRAGON-FIN」
アイコムのHF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」は2020年6月の発売開始以来、POTAなどの移動運用ファンを中心に大人気となっているが、外部電源を使って長時間運用(10W出力)を続けていると本体内部の温度が上昇し、過熱防止のため自動的に5W出力にパワーダウンする設計になっている。
このパワーダウンをできるだけ防ぐため、ユーザーはさまざまな放熱の工夫を行っているようだ。またアイコム製のバッテリーケースを改造した電動クーリングファンの頒布も行われている。
CQオームがオリジナル商品として開発を進めている放熱パーツ「OHM-DRAGON-FIN」は、国内有名メーカーの大型ヒートシンクを使用したもの。バッテリーパックを外した無線機本体とヒートシンクの間に高性能のシリコン製熱伝導シート(付け外し可能)を挟むことで、本体から発生した熱を効率良く放熱させてパワーダウンを防ごうというコンセプトだ。
<OHM-DRAGON-FINの特徴>
★無線機のバッテリーパックと付け替えて使用。無線機を冷却。パワーダウン対策が可能です。
★自然冷却のヒートシンク採用のため電源不要。シンプルで軽量。電気的な故障もありません。
★ヒートシンクは国内製を採用、高品質のものを使用しています。
★無線機への取り付け方法は純正バッテリーパックと同じ。付け外しが容易です。
★無線機とヒートシンクの間にソフトシリコンサーマルパットを採用。熱伝導率を上げ安定した冷却を可能にしています。ソフトシリコンパットは粘着性がないので取り外し可能です。
★ヒートシンクパーツは簡単着脱。正方形なので90度フィンの向きを変更できます。縦置き・横置きに応じて、風通しの良い方向へ向けることで効率のよい冷却を狙えます。
同店ではIC-705への装着を想定した大型ヒートシンクの「Lタイプ(OHM-DRAGON-FIN-L)」と、アイコム製D-STAR機(ID-52・ID-51・ID-31など)同形状のバッテリーパックを使用しているハンディ機への装着を想定した小型ヒートシンクの「Sタイプ(OHM-DRAGON-FIN-S)」の2種類を試作してテストを行っている。

ヒートシンクの違いでSタイプとLタイプを試作
これまで同店技術部門が行った20回以上のテストでは、LタイプをIC-705の背面に装着し、非装着のIC-705と比較した場合、10W出力が5W出力にパワーダウンするまでの時間を約35%延ばすことができたとしている。

CQオームも試作品でテストを繰り返している
そこで同店は、購入希望者から「CQオームのテストではなくて、ユーザーの声が聞きたい」という意見が出ることを想定し、自身のブログや動画にテスト結果を掲載することを条件に、サンプル品の1週間無料貸し出しを行うことを決定した。
同店の発表から一部を抜粋する。
OHM-DRAGON-FIN、最適パーツの組み合わせを探して最終テスト中です!
現在のところ、だいたい35%くらいの性能アップ(10W→5Wへのパワーダウンまでの時間差)です。密室・狭い場所だと空気が滞留しないので苦手。広い部屋でヒートシンク周辺に空間がある。クーラーや扇風機など風が動いている。野外だとよい成績が出ます。
「CQオームのテストではなくて、ユーザーさんの声が聞きたい」という方多いと思います。そこで、今、幾つかサンプルがありますので、ブログや動画にテスト結果を掲載してあげるよ! という方には一週間ずつ無料貸し出しいたします!(テスト方法はご自由にどうぞ)
テストしてみたいという方は、弊社WEBページから「OHM-DRAGON-FINサンプル希望」と記載の上、弊社までご連絡下さい。
※掲載予定のブログやSNS、動画サイトのURLも教えて下さい。
※希望者が多い場合には順番になりますのでお時間かかる場合もございます。予めご了承ください。
自身でブログやYouTubeアカウントなどを開設しているIC-705ユーザーやアイコム製ハンディ機のユーザーは、新開発の放熱グッズを一足先に試してみるチャンスだ。PV上昇を狙ったり「いいね!」を増やす絶好の機会かもしれない。詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・OHM-DRAGON-FIN、最終テスト中!(CQオーム Facebookページ)
・OHM-DRAGON-FIN-S ※ハンディ機用Sタイプ(CQオーム)
・OHM-DRAGON-FIN-L ※IC-705用Lタイプ(CQオーム)
The post < “自身のブログや動画にテスト結果を掲載する” ことが条件>CQオーム、IC-705などに使える新開発の「放熱パーツ」のサンプル品を無料貸し出し first appeared on hamlife.jp .

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2024年7月8日(第601回)の放送の特集は、リスナーに英語に親しんでもらう企画「ハムハムイングリッシュ」の7月号。ARRL Letter から話題をピックアップし、AIロボットに英語で読ませたものを取り上げた。さらに後半ではリスナーからのメール紹介を行った。
公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第601回の配信です
The post <「ハムハムイングリッシュ」とメール紹介>ハムのラジオ、第601回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .