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hamlife.jp (2024/11/24 23:35:35)
現在データベースには 6119 件のデータが登録されています。
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2024年2月12日時点で、アマチュア局は「359,671局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2024年2月5日の登録数「359,973局」から、1週間で302局ほど減少した。なお、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入された( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2024年2月12日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「359,671局」の免許状情報が登録されていた。前回、2024年2月5日時点のアマチュア局の登録数は「359,973局」だったので、1週間で登録数が302局ほど減少した。
2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
↓この記事もチェック!
< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等のお一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2024年2月11日(第580回)の放送は、「アマチュア無線の真髄を探る 第1回」。前回のイントロ編に続いて、アマチュア無線を熱く語るために “アマチュア無線とは何か” をレギュラー陣が深掘りしていく企画がスタートした。
公開されたポッドキャスト音声は約50分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第580回の配信です
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ポッドキャスト : video/mp4
先週のアクセスランキング1位は、衛星用に限り使用することができる周波数(436.12MHz)で、それ以外の通信を行い、さらに自局のコールサインを送出していなかった札幌市在住の第四級アマチュア無線技士(61歳)に対し、北海道総合通信局が電波法違反で12日間のアマチュア無線局の運用停止および無線従事者の業務への従事停止の行政処分を行ったニュース。本件は同総合通信局によるアマチュア無線を対象とした電波監視で電波法違反行為が発覚したもので、厳しい処分が行われた。4位と8位にも電波法違反の関連記事がランクインしている。
続く2位は「<2月7日の官報に掲載>TSS株式会社の『アマチュア局の保証実施者の業務の終了』を総務大臣が公示」。2001年からアマチュア局の保証業務を行ってきたTSS株式会社 保証事業部が、3月31日をもって全業務を終了することから、2月7日付けの官報で、同社の「アマチュア局の保証実施者の業務の終了」を総務大臣が公示した話題。今回の官報による公示は、総務省が定めた「アマチュア局の無線設備の保証に関する要領」にある、保証業務を行う者がその業務を終了する場合は3か月前までに総務大臣に通知し、総務大臣はそれを公示するという条文に基づくもので、同社の撤退により2024年4月以降、アマチュア局の保証業務はJARD(一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会)のみが行うことになる見込みだ。
3位は、今年(2024年)8月24日(土)と25日(日)の2日間にわたり開催される「ハムフェア2024(アマチュア無線フェスティバル)」の新会場、東京都江東区の「有明GYM-EX(ありあけジメックス)」の施設内部の紹介記事。過去21回にわたって使用してきた「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」から、新たな会場へと移ることとなったため関心を集めたようだ。一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が、メーカーなど一部関係者と共に行った同施設の下見にhamlife.jpも加わることができたため、最寄りの駅からのアクセスとホール内の動画のほか、有明GYM-EXの内部を詳細に紹介。なお、飲食施設あるのは2ブロック隣り(徒歩約10分)の「有明ガーデン」が最も近く、コンビニは徒歩約8分。最近開業したホテルが周辺に2軒ある。
●タイムラプス動画「有明テニスの森」駅から「有明GYM-EX」会場内まで
(hamlife.jp 2024年2月1日撮影)
※画面をクリックすると動画がスタートします。
●「有明GYM-EX」展示ホール内の様子
(hamlife.jp 2024年2月1日撮影)
※画面をクリックすると動画がスタートします。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<ダンプカーから「衛星区分」の周波数(436.12MHz)で通信&コールサイン不送出>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士(61歳)に対して12日間の行政処分
2)<2月7日の官報に掲載>TSS株式会社の「アマチュア局の保証実施者の業務の終了」を総務大臣が公示
3)<駅からのアクセスとホール内の動画あり>ハムフェアの新会場になる東京都江東区の「有明GYM-EX」施設内部を初見学
4)<捜査機関との取り締まりで摘発>近畿総合通信局、免許を受けずにアマチュア無線局を開設した2人の無線従事者(3アマ、4アマ)を43日間の行政処分
5)<「8J」「8N」で始まるコールサイン>2024年2月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報
6)<アマチュア無線による全国一斉情報伝達試験>Team7043、2月9日(金)11時から全国瞬時警報システム(Jアラート)訓練に合わせて通信訓練を実施
7)<三浦電波監視センターがHF帯のFT8交信を監査「免許失効、オフバンド、資格逸脱…適正な運用を心がけて」と異例の注意喚起>アマチュア無線局によるデジタル文字通信での電波法違反を複数確認
8)<鹿児島県指宿警察署と共同で取り締まり>九州総合通信局、鹿児島県指宿市で自家用車から不法市民ラジオ(CB無線)を運用していた会社員(61歳)を摘発
9)<1アマ国試の合格率は3年ぶりに30%台を回復、4アマ新規取得者は13,195名>総務省、令和4年度末の「資格別 無線従事者免許取得者数の推移」を公表
10)<新価格リスト掲載>コメット、“フジクラ製ケーブル” を含む一部製品の価格を2024年3月1日から改定
The post 第四級アマチュア無線技士を行政処分! 衛星専用周波数(436.12MHz)でダンプ仲間!?との違法交信が見つかる--2月4日(日)~2月10日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 first appeared on hamlife.jp .
日本における、2024年2月10日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
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<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
The post 1エリア(関東管内)で発給進む---2024年2月10日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 first appeared on hamlife.jp .
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2024年2月9日、Webサイトで「令和6年通常選挙」の立候補受付状況(9日17時現在)を中間発表した。138名の社員、10名の地方本部長を含む15名の理事候補者を選出する“2年に1度の選挙戦”は2月1日(木)に告示され、2月20日(火)15時まで立候補が受け付けられている。
JARLが発表した「令和6年通常選挙」の2月9日(金)17時現在の立候補受付状況(中間発表)は下記のとおりだ。
(1)地方本部区域ごとの社員(総会に参加し討議・決議する役目)
定数:84人(関東:20人、東海:12人、関西:12人、中国:8人、四国:4人、九州:8人、東北:8人、北海道:4人、北陸:4人、信越:4人)
(2)支部区域ごとの社員(「支部長」の業務と、総会に参加し討議・決議する役目)
定数:各支部の区域ごとに1人(合計54人)
(3)全国の区域内の理事の候補者(連盟を代表し理事会を構成。業務方針や予算などを審議決定)
定数:5人
※通常選挙で選ばれた理事の候補者(全国選出5名、地方本部長の当選者10名)および選挙を経ない「ただし書き理事」は、2024年6月23日の第13回定時社員総会における決議を経て、理事就任が確定する
(4)地方本部長
定数:各地方本部ごとに1人(合計10人)
※地方本部長選出選挙で選ばれた者は、そのまま地方本部長に就任が決まる。さらに理事(地方選出理事)候補者となり、2024年6月23日の第13回定時社員総会における決議を経て理事就任が確定する(もし理事就任が否決されても、地方本部長の地位は変わらない)。
今回の中間集計では、どのカテゴリー・地域でも定数超えの立候補は見られなかった。立候補は2月20日(火)15時で締め切られ、翌21日(水)にJARL事務局で最終的な立候補者告示が掲示される予定となっている。
なお、投票用紙は3月下旬に選挙権のある正員へ郵送され、選挙公報はJARL Webに掲載される( https://www.jarl.org/Japanese/2_Joho/2-3_Kokuchi/2024/2024senkyo.htm )。投票締め切りは4月19日(金)18時00分(専用封筒で郵送到着に限る)、開票は4月20日(土)9時30分から翌21日(日)まで東京都町田市の株式会社アグレックス内で実施され、開票確定後にJARL Webで掲示し、JARL事務局にも掲示されるスケジュールだ。
当選者の任期は、2024年6月23日の定時社員総会終了後から2年間(2026年6月の定時社員総会終了まで)となっている。
●関連リンク:
)・立候補受付状況 中間2月9日17時現在(PDF)
・JARL 令和6年実施の通常選挙について
・令和6年選挙告示(PDF)
・JARL選挙規定(PDF)
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2月7日、九州総合通信局は鹿児島県指宿警察署と共同で、鹿児島県指宿市の路上において不法無線局の取り締まりを実施し、自家用車に不法無線局(不法市民ラジオ)を開設していた同市在住の会社員(61歳)を電波法第4条の違反容疑で摘発した。
九州総合通信局が発表した内容は以下の通り。
九州総合通信局は、令和6年2月7日、鹿児島県指宿警察署と共同で鹿児島県指宿市において、車両に開設された不法無線局の取締りを行い、1名を電波法違反容疑で摘発しました。
【容疑の概要】
免許を受けずに不法市民ラジオの無線機を設置し、不法無線局を開設した容疑
・開設していた無線局の種類、局数:不法市民ラジオ(CB)、1局
・被疑者:鹿児島県指宿市在住(職業:会社員)の男性(61歳)
【不法市民ラジオ(CB無線)を設置していた車両】
【設置されていた無線機など】
【参考】適用条文(抜粋)および障害・混信事例
(1)電波法第4条第1項(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない(以下略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
第1号 第4条第1項の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)(第2号以下略)」
(3)不法無線局による障害・混信の例
・不法市民ラジオ(CB):テレビ・ラジオの受信障害、パソコン等の誤動作
・不法パーソナル無線:携帯電話への混信
・不法アマチュア無線:アマチュア無線用以外の周波数を発射している場合、消防用、防災用無線局への混信
九州総合通信局は「当局では電波利用秩序の維持を図るため、今後とも不法無線局の開設者に対して捜査機関の協力を得ながら厳格に対処してまいります」と説明している。
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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 九州総合通信局 自家用車に開設し運用された不法無線局を摘発
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株式会社誠文堂新光社は2024年2月9 日(金 )に月刊誌「子供の科学」2024年3月号を刊行した。今号は特集が「ハマればハマるほど世界のしくみがわかる! 118種から探せ! 推しの元素 」、その他の記事として「手で折らない?! すぐに折れる?! オートマティック“折り紙”」 「世界を変えた科学と実験 風がビンを回りこむ? コアンダが見出した流れの現象 」「錯覚道 巨大化フォトスポットのつくり方(実践編)」「新連載 まんが ロジカル・ミステリー・ツアー」なども掲載。別冊付録として「市岡元気先生と一緒に盛り上がれ! 元素周期表」が付いてくる。価格は770円(税込み)。
「子供の科学」2024年3月号表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。誠文堂新光社が刊行している月刊誌「子供の科学」は、大正13(1924)年9月の創刊という老舗雑誌だ。同誌が2015年に行った読者(小中学生が中心)アンケートによると、取ってみたい資格の第1位が「アマチュア無線」という結果になり、アマチュア無線界からも注目されている。
また同誌は2020年3月、「子供に科学の楽しさを96年間伝え続け、日本の理系親子が絶大の信頼を寄せている」として、日本の文化活動に著しく貢献した人物・グループに対して贈呈される吉川英治文化賞を受賞した。
通巻1055号となる2024年3月号は、特集が「ハマればハマるほど世界のしくみがわかる! 118種から探せ!
推しの元素」、その他の記事として「手で折らない?! すぐに折れる?! オートマティック“折り紙”」
「世界を変えた科学と実験 風がビンを回りこむ?
コアンダが見出した流れの現象」「錯覚道 巨大化フォトスポットのつくり方(実践編)」なども掲載。また電子工作の「ポケデン」コーナーでは、暗くなると点滅を始める「 チューイマーカー 」を作っている。
なお今号の情報コーナーには無線関連の記事・情報は掲載されていない。
同誌の購入は下記に掲載したAmazonリンクから可能だ。
●関連リンク:
・子供の科学2024年3月号はこんな内容だ(KoKa Net)
・中高生の科学 Kokademia(KoKa Net)
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総務省は昨秋、「情報通信統計データベース」で令和4年度末(2023年3月31日現在)における「資格別 無線従事者免許取得者数の推移」などの統計を発表した。それによるとアマチュア無線技士の有資格者総数は昨年度から21,114名増加の3,558,305名で、うち88.95%を第四級アマチュア無線技士(4アマ)が占めている。また令和3年度の4アマの新規免許取得者は13,195名と令和2年度よりも13,195名増加した(増加率は前年比117%)。さらに令和4年度の第一級アマチュア無線技士国家試験の「合格率」は31.2%と前年よりも1.9ポイント増加し、3年ぶりに30%台を回復した。なお同統計は資格を複数所有する場合もそれぞれの保有資格でカウントされている。
今回発表された統計では、平成25(2013)年度から令和4(2022年)年度まで、各級アマチュア無線従事者の資格別有資格者数も公表されている。令和4年度のデータを見ると、第一級アマチュア無線技士はアマチュア資格全体の0.99%にあたる35,146名。第ニ級アマチュア無線技士は2.41%にあたる85,869名、第三級アマチュア無線技士は7.65%にあたる272,163名。第四級アマチュア無線技士は88.95%にあたる3,165,127名となっている。
●令和4(2022)年度における4つのアマチュア無線技士資格の割合
各級アマチュア無線技士の前年度からの“増加率”に注目すると、第一級アマチュア無線技士は令和3(2021)年度よりも1.29%(+448名)の増加で、増加率は前年よりも0.23ポイント改善した。
第二級アマチュア無線技士は同1.44%(+1,219名)で増加率は前年よりも0.04ポイント改善。第三級アマチュア無線技士は同2.35%(+6,252名)で増加率は前年よりも0.11ポイント改善した。また第四級アマチュア無線技士の増加率は同0.41%(+13,195名)と、0.06ポイント改善した。
●平成19(2007)年度から令和4(2022)年度までの資格別有資格者数
●第一級アマチュア無線技士から第四級アマチュア無線技士数の推移(2006~2022年度)
●第四級を除いた第一級アマチュア無線技士から第三級アマチュア無線技士数の推移(2006~2022年度)
●各級の取得者数の推移(JJ1WTL 本林氏作成のグラフより)
●電話級アマ/4アマの年度ごと増加数(JJ1WTL 本林氏作成のグラフより)
なお総務省は令和4年度の「無線従事者試験の実施結果」「養成課程の実施状況」も同時に公開している。
「無線従事者試験の実施結果」によると、令和4(2022)年度の1アマ国家試験の合格率は31.2%(合格者389名)となっている。これは前年度よりも合格率で1.9ポイント改善、しかし合格者は35名減っている。近年で最低の合格率(28.0%)と合格者数(300名)となった令和2年度よりも良化傾向にあるが、まだ従来水準には達していない。
ちなみに最近の1アマ国試合格率は次のとおり(無線従事者免許証の申請をしなかった合格者がいるためか、毎年、資格別有資格者数の増加数と国試合格者数で若干の食い違いが発生している)。またキューシーキュー企画作成のグラフを見ると、平成28(2016)年度までほぼ40%台半ばだった1アマ国試の合格率が、平成29(2017)年度以降は急激に悪化。受験者も減少の一途(令和2年度はコロナ禍のため4月期が中止)となっていることがわかる。
<最近の1アマ国試合格率と合格者数>
・令和4 (2022)年度→ 合格率:31.2%、合格者:389名
・令和3 (2021)年度→ 合格率:29.3%、合格者:424名
・令和2 (2020)年度→ 合格率:28.0%、合格者:300名(※4月期はコロナ禍で中止)
・令和元(2019)年度→ 合格率:35.3%、合格者:523名
・平成30(2018)年度→ 合格率:42.3%、合格者:670名
・平成29(2017)年度→ 合格率:30.9%、合格者:534名
・平成28(2016)年度→ 合格率:45.9%、合格者:801名
・平成27(2015)年度→ 合格率:43.4%、合格者:719名
・平成26(2014)年度→ 合格率:48.0%、合格者:835名
●平成20年度~令和4年度の1・2アマ国家試験受験状況(キューシーキュー企画作成)
さらに今回公表された統計から、総務省認定の各団体が行ったアマチュア無線技士の養成課程講習会(eラーニング養成課程を含む)により、令和4年度は2アマが768名、3アマが3,024名、4アマが8,161名誕生(養成課程を修了)したことが明らかになった。前年度と比較すると、令和4年度の2アマ修了者は増減なし(前年度と同数)、3アマ修了者は1,346名の大幅減少、4アマ修了者は233名の増加となっている。
また令和4年度は、2アマ従免新規取得者の63.0%、3アマの48.4%、4アマの61.8%が養成課程講習会の修了者が養成課程講習会の修了者ということが読み取れる。2アマ新規取得者に占める養成課程講習会修了者の割合は前年よりも2.4ポイント減少したほか、3アマは26.5ポイントの大幅減少、4アマも8.8ポイント減少している。この背景には令和4年度から本格スタートした3アマと4アマのCBT国家試験が少なからずあると考えられる。
今回発表された統計では、アマチュア無線技士のほか、総合無線通信士や航空無線通信士などプロ資格の従事者資格者数の推移も確認することが可能だ。詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・分野別データ資格・試験(総務省
情報通信統計データベース)
・資格別無線従事者免許取得者数の推移 Excel版(総務省
情報通信統計データベース)
・令和4年度 無線従事者試験の実施結果 Excel版(総務省
情報通信統計データベース)
・令和4年度 養成課程の実施状況 Excel(総務省
情報通信統計データベース)
・2022年度四アマ取得者数(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線従事者資格 国家試験情報(キューシーキュー企画)
The post <1アマ国試の合格率は3年ぶりに30%台を回復、4アマ新規取得者は13,195名>総務省、令和4年度末の「資格別 無線従事者免許取得者数の推移」を公表 first appeared on hamlife.jp .
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)関東地方本部と1都7県支部は合同で、2024年2月11日(日・祝)9時から15時までの6時間にわたり、関東エリア内のアマチュア局とSWLを対象に、430/1200/2400/5600MHz帯、10GHz帯のアマチュア無線バンドで「第41回 関東UHFコンテスト」を開催する。
参加資格は関東エリア内のアマチュア局(社団局を除く)およびSWLのみ(関東エリア内を移動する他エリアのコールサインの局を含む)。ナンバー交換は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「JARL制定の市郡区ナンバー」となる。
使用周波数は430/1200/2400/5600MHz帯、10GHz帯のアマチュア無線バンドで、JARL主催コンテスト使用周波数帯と総務省告示による使用区別を使用する。電信、電話ではD-STARのシンプレックスモード(レピーターを使用しない)もOK。
ログ提出は3月11日(月)まで(消印有効)。なお、電子メールによる受け付けは同日23時59分必着。詳しくは下記の関連リンクから「第41回 関東UHFコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第41回 関東UHFコンテストの規約(PDF形式)
・JARL関東地方本部
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神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2024年2月2日の第193回放送は、JK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」がリスナーからのメール紹介(年末年始の報告、今年の目標は和文電信)。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」は前回に続いてロジックICで作る8ビットCPUキット「 TTM8 」(みやこ電子工房)についてだった。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第193回放送
・QSY Facebookページ
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ
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