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hamlife.jp (2024/11/25 5:05:24)
現在データベースには 6119 件のデータが登録されています。
スタッフの高齢化にともない、北海道のアマチュア無線家有志による組織、NPO法人「ラジオ少年」(代表:JA8ATG 原 恒夫氏)は、2024年3月末をもって「部品とキットの頒布事業」を終了する旨の発表を、2024年元旦(1月1日)に同法人のWebサイトで行った。すでに、昨年(2023年)4月1日には「アマチュア無線技士養成課程講習会」や「売り切れになった真空管ラジオキット・アンプキット、真空管、部品の補充」など終了して事業を縮小していたが( 2022年12月1日記事 )、今回をもって「部品とキットの頒布事業」についても幕を下ろすこととなった。
北海道札幌市に事務局を置くNPO法人「ラジオ少年」は、2005年5月に北海道知事から「NPO法人(特定非営利活動)」の認可を受け、基本方針に「ラジオ教材を世界の市場から調達して教育現場にお届けします」「インターネットを通してラジオ製作のお手伝いをします」「教育現場と青少年の皆さん(18歳以下)を優遇します」の3つを掲げて事業運営を行ってきた。
そして活動の中心に置かれていたのが、「アマチュア無線技士養成課程講習会」のほか、NPO法人の認可を受けた2005年に開始して17年間続く「部品とキットの頒布事業」だった。
「部品とキットの頒布事業」については、過去にも“スタッフの高齢化にともない”という理由で、2020年3月末にを終了するとの発表があったが、それを知った多くの人たちからの激励を受け、終了を伸ばして今まで活動を続けてきた経緯がある( 2019年11月17日記事 )。
改めて「私どもスタッフの高齢化のため、部品やキットの頒布事業を今年3月31日をもって終了することになりました。多くの先輩の皆さには、部品や真空管等の寄贈をいただき誠にありがとうございました。皆様のご支援のお陰で22年間の活動を続けることが出来ました。長期のご支援誠にありがとうございました」という案内を、新年を迎えた1月1日の元旦に同法人のWebサイトで告知した。
↓この記事もチェック!
<アマチュア無線技士養成課程講習会を終了>NPO法人「ラジオ少年」、スタッフの高齢化にともない2023年4月1日をもって事業縮小へ
<スタッフの高齢化に伴う措置>NPO法人「ラジオ少年」、2020年3月末で一般へのキット・部品の頒布を終了
●関連リンク: NPO法人 ラジオ少年
The post <スタッフの高齢化で22年間の活動に幕>NPO法人「ラジオ少年」、2024年3月末に「部品とキットの頒布事業」を終了 first appeared on hamlife.jp .
【2024年もhamlife.jpを宜しくお願いいたします。また今回の「令和6年能登半島地震」で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。】
2013年8月にスタートしたhamlife.jpは、アマチュア無線関連を中心に毎年1,300~1,500件の記事を掲載している。2023年は前年比11本増の1,402件の記事を掲載したが、その中で特に注目を集めたのはどんな記事だっただろうか!?
年末年始恒例のスペシャル企画として、2023年の掲載記事「年間アクセスランキング」ベスト30をお届けしよう。
2023年は日本のアマチュア無線界にとって激動とも言える1年だった。
3月22日には総務省がアマチュア無線の大規模な制度改正を官報で公布(即日施行と9月25日施行に分かれた)。これにより「無資格者のアマチュア無線体験運用は、特別な手続き不要で免許人の指導と監督の下で実施可能」「国家試験合格者や養成課程講習会修了者は、無線従事者免許とアマチュア局免許の同時申請が可能に」「技適証明等を受けた無線設備の取替・増設・撤去は届出で可能に」「送信機の外部入力端子に“特定附属装置”(パソコン、マイク、ファックス、ビデオカメラ、電鍵等)を接続する場合、工事設計書の記載は不要で手続きや検査も不要」「無線局免許申請書等にライトユーザー(50W以下)用として見やすく、わかりやすい特例様式を導入」「養成課程はeラーニングと対面式授業の組み合わせが可能」「総務省バンドプランの簡素合理化」「遠隔操作についての簡素合理化」など、多岐にわたる改正が図られた。
その一方で「無線局免許状の“発射可能な周波数、電波型式、空中線電力”は一括表示記号で掲載(無線局情報検索も同様に改修)」「“移動しない局”は電波防護指針の計算と適合確認が必要」「2次業務の2.4GHz帯と5.6GHz帯の申請時は“1次業務の局に有害な混信を与えない適切な措置が執れる”という確認書が必要に」「無線局の再免許申請は免許満了の6か月前から1か月前までに」など従来とは異なるルールも盛り込まれ、アマチュア無線家の間で困惑の声も広がった。
2023年3月22日付け官報号外第56号表紙より。赤枠部分が「アマチュア無線の制度改革」関連で、総ページ数は50ページを超えた
また、一般社団法人
日本アマチュア無線連盟(JARL)では、7年間にわたって会長職を務めた髙尾義則氏(JG1KTC)が、第12回定時社員総会前日の6月24日夕方に、理事の辞任届を連盟側に提出。翌朝の定時社員総会前に開かれた第66回理事会(髙尾氏は欠席)では、改めて「会長(代表理事)解職」の議案が上程された。
JARL
Webによると解職理由は、①不適切な費用の処理があったこと(多数の私的飲食、割り勘処理されたはずの領収書での換金等)②理事会に諮る事なく独断で組織運営を進めたこと(不適切な費用の隠蔽のために独断で会計帳簿閲覧請求訴訟の対応を進めたこと等)③JARLが抱える様々な課題に対して真剣に取り組まなかったこと(ビューローの転送遅延、財政改善等)とされ、採決の結果、賛成14、保留1で可決。後任の会長には副会長だった森田耕司氏(JA5SUD)が推薦、全会一致で就任を可決。副会長が1名空席になることから理事の原
恒夫氏(JA8ATG)を副会長とすることが投票の結果決定した。
新会長の森田氏は「クリーンなJARL運営」をスローガンとして掲げ、財政問題、QSLカード転送遅延問題など連盟が抱える懸案に真摯に取り組むことを表明している。
中央が新会長に就任したJA5SUD 森田耕司氏、左は副会長のJA7AJH 尾形和俊氏、右は新たに副会長に就任したJA8ATG 原恒夫氏=第12回定時社員総会で撮影
イベントでは、8月に東京ビッグサイトでJARL本部主催の「ハムフェア2023」が開催。コロナ禍もやや落ち着きを見せたこともあり、土・日の2日間開催になってからでは過去最高の43,000名が来場。海外からの参加者も多く見られた。
なお今年の「ハムフェア2024」は、新会場の「有明GYM-EX(ジメックス)」(東京都江東区)で
8月24・25日に開催されることが決定している。
「ハムフェア2023」開幕セレモニーのテープカット風景
無線機に関する話題も多かった。国内メーカーのアマチュア無線機では「ID-50」「TH-D75」「FTM-500D」「FT-710 Field」が新製品として登場。またアイコムのV/U/SHF帯トランシーバー「IC-905」の国内出荷が始まったことも話題になった。広帯域受信機では各種デジタル無線にも対応する「DJ-X100」、初心者向けで2波同時受信ができる「IC-R15」が新発売。さらに6月1日の電波法改正で351MHz帯のデジタル簡易無線登録局のチャンネル数が従来の35ch(うち5chは上空用)から97ch(うち15chは上空用)に増えたことから、秋以降は各メーカーから増波対応機種が多数登場し活況を見せている。
「ハムフェア2023」で参考出品されたTH-D75。その後、発売は2024年1月、メーカー希望小売価格は89,760円(税込み)と発表された
一方で、材料価格の高騰や円安の影響などから、無線機器ではJVCケンウッド、アツデン、アンテナ類では第一電波工業、コメット、クリエート・デザインなどがメーカー希望小売価格の改定を発表している。また希望小売価格は据え置いたものの、販売店への仕切り価格(卸価格)を改定した無線機器もあるようだ。
廃業や業務終了などの寂しい話題も見られた。和歌山県のミニマルチアンテナ株式会社は9月末で廃業、QSLカード印刷の老舗として知られる京都府のデザインナカニシは8月27日で営業を終了。さらにアマチュア局の保証業務を行ってきた、東京都千代田区のTSS保証事業部は2024年3月末で同業務を終了すると発表している。
また、八重洲無線の人気ポータブル機「FT-818ND」、大型ディスプレイを採用したモービル機「FTM-400XDシリーズ」の生産終了も寂しい出来事だった。
では2023年の1年間、hamlife.jpに掲載された1,402件の記事から、特にアクセス数の多かった30本をランキング形式で紹介していこう。 ※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
★アクセスランキング 第1位~第10位
1)【速報】<6月24日付け、一身上の都合>JG1KTC
髙尾義則氏がJARL会長を辞任
https://www.hamlife.jp/2023/06/25/jarl-jg1ktc-jinin/
JARLの第12回定時社員総会風景
2)<三浦電波監視センターからの通報で調査>信越総合通信局、免許状に記載された周波数以外で運用していた第一級アマチュア無線技士など2人を32日間の行政処分
https://www.hamlife.jp/2023/09/25/huhou-musenkyoku-torishimari-1216/
国内で唯一の短波帯以下を監視する「三浦電波監視センター」(神奈川県三浦市)。同センターは「国内外から到来する短波帯以下の周波数の電波を監視する業務(短波監視業務)」と「人工衛星からの電波を監視する業務(宇宙電波監視業務)」を行っている
3)【ハムフェア2023】<サプライズ発表はコレ!!>アイコム、2波同時受信が可能な広帯域受信機「IC-R15」を参考出品
https://www.hamlife.jp/2023/08/19/hamfair2023-icom-icr15/
「ハムフェア2023」会場でサプライズ発表されたアイコムの広帯域受信機「IC-R15」。その後2023年12月末に発売となった
4)<アマチュア局の免許状に記載された周波数によらず不法市民ラジオの電波を発射>九州総合通信局、免許状に記載された周波数を逸脱して無線局を運用していた男女2名を摘発
https://www.hamlife.jp/2023/03/08/huhou-musenkyoku-torishimari-1169/
証拠品として押収された無線機器
5)<操作部&本体のデュアルスピーカーシステムを採用>八重洲無線、144/430MHz帯のフラッグシップ・モービル機「FTM-500Dシリーズ」を発表
https://www.hamlife.jp/2023/02/03/yaesu-ftm500d-ftm500ds-release/
八重洲無線の144/430MHz帯のフラッグシップ・モービル機「FTM-500Dシリーズ」
6)<50機種(2台ずつ)測定したすべて(100%)が基準超え>総務省、電波法で定める「著しく微弱な電波」の許容値測定「令和4年度無線設備試買テスト結果(第2次)」を公表
https://www.hamlife.jp/2023/03/15/musen-setsubi-shibai-test-r0403/
今回の試買テストで、電波法で定める無線局の免許が不要となる「発射する電波が著しく微弱な無線局」の許容値を越えていることが判明した無線設備の数々。見覚えのあるV・UHF帯トランシーバーやラジコンのコントローラーなどがあった
7)<免許を受けずに無線局を開設、437.22MHzでオンエアー>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士に対し17日間の行政処分
https://www.hamlife.jp/2023/06/02/huhou-musenkyoku-torishimari-1190/
「令和5年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、女優でタレントの「福本莉子」を起用。ほほ笑みを見せて電波利用のルールを啓発
8)<電波監視で発覚!
移動する免許を受けずに移動運用&アマチュア業務以外の目的外通信>信越総合通信局、電波法違反で第1級アマチュア無線技士(免許人)2名に対して行政処分
https://www.hamlife.jp/2023/02/21/huhou-musenkyoku-torishimari-1166/
9)<許可を受けていない無線機を使って免許の範囲と異なる周波数で通信>第四級アマチュア無線技士の資格を持つ女に対して17日間の行政処分
https://www.hamlife.jp/2023/04/24/huhou-musenkyoku-torishimari-1176-2/
10)<免許を受けずに144.32MHzで運用>北海道総合通信局、電波監視により電波法違反の事実が発覚した第四級アマチュア無線技士に対し17日間の行政処分
https://www.hamlife.jp/2023/04/21/huhou-musenkyoku-torishimari-1181/
2023年4月時点の144MHz帯JARLアマチュアバンドプラン。使用目的によって周波数が細かく割り当てられている
アクセスランキング 第11位~第30位は 次ページ に掲載!!
The post <アマチュア無線界激動の1年、読者の興味と関心は!?>hamlife.jpの「年間アクセスランキング2023」ベスト30を発表 first appeared on hamlife.jp .
2024年1月1日16時10分頃、北陸地方で最大震度7(マグニチュード7.6)の強い地震が発生した。16時15分現在、各地の被害状況はまだ不明だが、石川県能登に大津波警報、北海道から山口県にかけて津波警報、津波注意報が発令されている。また石川県内では約36,000戸、新潟県内で約2,000戸が停電している(17時00分現在)。震源に近い地域の方々はただちに安全な場所へ避難を、さらにアマチュア無線で非常通信が行われる可能性もあるので、念のため以下の周波数はクリアにし、ワッチを心掛けよう。
アマチュア無線 非常通信周波数
<アマチュア無線 非常通信周波数>
3,535kHz SSB/CW
7,050kHz SSB/CW
14,300kHz SSB/CW
18,160kHz SSB/CW
21,360kHz SSB/CW
28.20MHz SSB/CW
50.10MHz SSB/CW
51.50MHz FM
144.10MHz SSB/CW
145.50MHz FM
430.10MHz SSB/CW
433.50MHz FM
1294.00MHz SSB/CW
<アマチュア無線 呼出周波数・非常通信周波数>
51.00MHz FM
145.00MHz FM
433.00MHz FM
1295.00MHz FM
<アマチュア無線 デジタル呼出周波数・非常通信周波数>
51.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
145.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
433.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
↓この記事もチェック!
<ボランティアという位置づけだが、免許人が状況に応じて柔軟に>総務省、「アマチュア局による非常通信の考え方」を公表
<「アマチュア無線の活用体制を整備」と明記>総務省、防災関係業務に携わる者を対象とした「非常通信確保のためのガイド・マニュアル」を公表
●関連リンク:
・アマチュアバンドプラン PDF(JARL)
・アマチュア無線と非常通信(JARL)
・津波情報(Yahoo! 天気・災害)
・北陸電力送配電 停電情報
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2024年1月1日16時10分頃、北陸地方で最大震度7の強い地震が発生した。16時15分現在、各地の被害状況はまだ不明だが、石川県能登に大津波警報、北海道から山口県にかけて津波警報、津波注意報が発令されている。震源に近い地域の方々はただちに避難を、さらにアマチュア無線で非常通信が行われる可能性もあるので、念のため以下の周波数はクリアにし、ワッチを心掛けよう。
アマチュア無線 非常通信周波数
<アマチュア無線 非常通信周波数>
3,535kHz SSB/CW
7,050kHz SSB/CW
14,300kHz SSB/CW
18,160kHz SSB/CW
21,360kHz SSB/CW
28.20MHz SSB/CW
50.10MHz SSB/CW
51.50MHz FM
144.10MHz SSB/CW
145.50MHz FM
430.10MHz SSB/CW
433.50MHz FM
1294.00MHz SSB/CW
<アマチュア無線 呼出周波数・非常通信周波数>
51.00MHz FM
145.00MHz FM
433.00MHz FM
1295.00MHz FM
<アマチュア無線 デジタル呼出周波数・非常通信周波数>
51.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
145.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
433.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
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<ボランティアという位置づけだが、免許人が状況に応じて柔軟に>総務省、「アマチュア局による非常通信の考え方」を公表
<「アマチュア無線の活用体制を整備」と明記>総務省、防災関係業務に携わる者を対象とした「非常通信確保のためのガイド・マニュアル」を公表
●関連リンク:
・アマチュアバンドプラン PDF(JARL)
・アマチュア無線と非常通信(JARL)
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日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2024年1月1日時点で、アマチュア局は「360,837局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2023年12月25日時点の登録数「361,206局」から、1週間で369局ほど減少した。なお、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入された( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2024年1月1日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「360,837局」の免許状情報が登録されていた。前回、2023年12月25日時点のアマチュア局の登録数は「361,206局」だったので、1週間で登録数が369局ほど減少した。
2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
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< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等のお一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2023年12月31日(第574回)放送の特集は「あなたの10年前は?」。番組が2023年で放送開始10周年を迎えたことから、レギュラー陣がこの10年間を振り返ってみるという内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第574回の配信です
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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)兵庫県支部は、2024年1月4日(木)9時から21時までの12時間にわたり、「令和6(2024)年オール兵庫コンテスト」を、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200MHz帯の各アマチュアバンドの電信と電話で、兵庫県内局、兵庫県外局、SWLを対象に開催する。なお前回(2023年)から、奨励賞(兵庫県西、北部でコンテスト委員会が指定する市郡より運用し、10QSO以上を行った局の内から3局に粗品を進呈)の対象市郡から「加東市」が削除されたほか、今回(2024年)から賞状はPDFによる電子賞状のみとなった(賞状発行受付は結果発表後から3か月間)。
参加資格は各部門別に、兵庫県内で運用するアマチュア局の「兵庫県内局」、兵庫県外(海外からの参加も含む)で運用する「兵庫県外局」、受信の「SWL」の3つに分かれる。
交信対象は、県内局が「すべての局」、県外局が「兵庫県内で運用する局」。ナンバー交換は県内局が「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「JARL制定の市郡区ナンバー」、県外局は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「JARL制定の都府県・地域等のナンバー」、「海外局」は「相手局のシグナルレポートのみ」となる。
なお「変更点にご注意ください」として以下の案内を行っている。
①賞状(PDFによる電子賞状)は希望者のみに発行する(2024年より)。
②奨励賞の対象市郡から加東市を削除(2023年より)。
③電子ログの提出先メールアドレスを変更(2022年より)。
④1.9MHz帯、50MHz帯につきJARLコンテストの周波数帯へ変更(2022年より)。
⑤マルチオペ部門への参加要件を厳正化(2022年より)。
⑥紙ログ提出の廃止(2021年より)。
⑦規約の改定がある時は支部のHP(www.jarl.com/hyogo/)に掲載する。
書類提出は電子ログのみの受け付けで、2023年1月18日(木)23時59分まで。詳しくは、下記の関連リンクから「令和6(2024)年オール兵庫コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・令和6(2024)年オール兵庫コンテスト規約(PDF形式)
・オール兵庫コンテスト委員会
・JARL兵庫県支部
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先週のアクセスランキング1位は、毎年恒例の「サンタクロース追っかけサイト」関連記事となった。12月24日のクリスマス・イブに、そりに乗ったサンタクロースが世界中の子供たちへプレゼントを配る様子がアルタイムでわかる「Google サンタを追いかけよう」「サンタクロース・トラッカー」「フライトレーダー24」の3つのサービスを紹介。Yahoo!JAPANやGoogleをはじめ検索エンジンからのアクセスが急増してアクセスがぐんぐん上昇、関心の高さがうかがえる結果となった。日本にも、子供たちが寝静まった夜にプレゼントを山のように抱えたサンタさんがやってきた。
続く2位は「<CRACの“なりすまし”にご注意ください>中国無線電協会アマチュア無線電分会(CRAC)が『我々とは一切関係がないことを厳粛に宣言します』と声明を発表」。中国無線電協会アマチュア無線電分会(CRAC/Chinese Radio Amateurs Club)は2023年12月23日に、インターネット上で「中国CRAC緊急通信チーム」、および「中国CRAC緊急通信クラスタ年次総会準備グループ」を騙って情報が公開されていることについて、「我々とは一切関係がないことを厳粛に宣言します」「CRACになりすまして欺瞞(ぎまん)に満ちた行為を行う者を許しません」とする“声明”を公式ホームページで発表した話題だ。
3位は、大正会(JH3YAA)の創立50周年を記念して、2024(令和6)年1月1日から12月31日まで(期間延長もありえる)の交信を対象とする「新幹線(BT/Bullet Train)アワード」を発行するニュース。アワードの対象地となるのは、同会が定める「新幹線(bullet train)8幹線」と、ミニ新幹線(既存の在来線と直通運転)と言われる「山形新幹線」や「秋田新幹線」の2幹線を含む新幹線停車駅が所在する市区町村をハンティング(交信または運用)するというルールで、アワードは「50賞」「100賞」「パーフェクト賞」の3種類のほか、各賞には「QSO賞」と「QRV賞」が設けられている。
「新幹線(BT/Bullet Train)アワード」は、「新幹線(bullet train)8幹線」と「ミニ新幹線2幹線」の合計10幹線において、大正会が定めた停車駅が所在する市区町村と交信する「QSO賞」と、運用する「QRV賞」の2つの賞を設けている(画像はイメージです)
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<Xmas2023! サンタさん追っかけサイト3選>「Google サンタを追いかけよう」「サンタクロース・トラッカー」「フライトレーダー24」をチェックしてサンタさんを大追跡
2)<CRACの“なりすまし”にご注意ください>中国無線電協会アマチュア無線電分会(CRAC)が「我々とは一切関係がないことを厳粛に宣言します」と声明を発表
3)<2024年1月1日から1年間の交信が対象>大正会(JH3YAA)の創立50周年記念して「新幹線(BT/Bullet Train)アワード」を発行
4)<JARL会員でなくてもOK! 20局以上と交信(受信)で干支ステッカーをもらおう>1月2日(火)9時から1月7日(日)21時まで、JARL主催「第77回 QSOパーティ(NYP)」開催
5)<特集「タブロイド判『JARL NEWS』で見る、アマチュア無線 変化と成長の時代」ほか>JARL、PC版/スマホ版「電子版JARL NEWS」2024年冬号を公開
6)<2023年12月26日をもって終了>アイコム、東京都江東区の「東京ショールーム」を閉鎖
7)<デジ簡82ch+アプリ無線500chに対応>アルインコ、新サービス “エアーインカムライト” 対応の351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)「DR-DPM62W」を発売開始
8)<2023年12月発売開始、希望小売価格(税込み)は65,780円>アイコム、ハンディタイプの広帯域レシーバー「IC-R15」を正式発表
9)<交信年月日の制限なし、海外局やSWLでもOK>我孫子アマチュア無線クラブ(JS1YOR)、アワード「我孫子市交信賞(本賞と白樺賞)」を無料(PDF版)で発行開始
10)<SAQのクリスマスメッセージがネット回線で聞ける>クリスマス・イブ(12月24日)、世界遺産のスウェーデン長波局「SAQ」が超長波17.2kHzで送信
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日本における、2023年12月30日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局と、6エリア(九州管内)の九州総合通信局から発給情報の更新発表があった。なお、九州合通信局管内の6エリアは、JF6のサフィックスファーストレター「D」が終了し、「E」へ割り当てが移っている。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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アマチュア無線を通じて静岡県の情報発信を行っている「ふじのくに静岡アマチュア無線グループ」は、2024年1月1日から12月31日までの1年間の交信限定で、2023年に世界文化遺産登録10周年を迎えた「富士山」を称え、“電波で登る3776m、日本一の富士の山”をテーマにした「富士登山アワード」を発行する。登頂距離に見立てた交信に応じて、「富士宮登山道(ルート)」「御殿場登山道(ルート)」「須走登山道(ルート)」「吉田登山道(ルート)」の4つのクラスを設けている。アワードの発行は2025年4月1日からで、受け付けは同年(2025年)6月30日までとなってる。
同アマチュア無線グループが発表した「富士登山アワード」の概要を抜粋で紹介しよう。
●「富士登山アワード」規約 (ふじのくに静岡アマチュア無線グループWebサイトから)
主催: ふじのくに静岡アマチュア無線グループ & 社団局JJ2YLX
運用期間: 2024年1月1日0時0分から2024年12月31日23時59分まで
申請条件:
・登山ルート特定QSLカード「富士宮」「須走」「御殿場」「富士吉田」を取得する
・特定カードはクラスごとに4ルート必要、日にちが変われば同一局でも有効
・QSLカードは電子QSLカード、またはペーパーQSLカード。ただし、申請時点で登山ルート特定カードの所持は問いません
・他、メンバー局との交信ログを提出する(電子申請)
交信:
・バンド・モード・QTHが変わっても、1日1交信が有効
・日にちが変われば同一局でも1交信有効
・県内移動局は移動地が変われば1交信有効
・登山ルートの特定カード発行時の交信も登頂距離は1交信有効
・ログインのみでログ処理ですが、QSLカードの発行は任意
登頂距離:
・1交信は100m
・静岡県内移動局(43市町区)との交信は200m
・キャンペーン期日※印の交信は300m
(移動、常地のメートル数との併用は不可)
※2月23日(富士山の日)00:00~23:59
※7月1日 00:00~7月10日 23:59(富士山の山開き)
クラス:
・富士宮登山道(ルート)
・御殿場登山道(ルート)
・須走登山道(ルート)
・吉田登山道(ルート)
※登山道クラスはチャレンジャーが任意にチャレンジしてください
※2~4クラスへのチャレンジもよろしく
申請方法:
・ふじのくに静岡AMGのHPに掲載されている申請書を使用
※提供するmcsvファイルをお使いください。
※1QSOで100m登山ですが、前述の県内移動局QSOとキャンペーン期間中のQSOの場合は、その分の登頂距離を進めてください
申請締切: 2025年6月30日まで
アワード発行:
・アワードは電子アワード(PDF形式)でeメールで発行
※ほかに富士山の登頂記念として「富士山登頂証明書」を同時に発行します
※申請時、Eメールアドレスを記載(転送容量制限があるJARL.comは送達できないので無効)
※2025年4月1日から
申請料: 電子申請400円
登山ルートの特定QSLカード以外に、ルートごと「五合目」「八合目」「山頂」のリクエストQSLカードを用意。それぞれの条件に達した時点で、QSOしたメンバー局に、各QSLカードの発行を要求できるとしている(ふじのくに静岡アマチュア無線グループのホームページから)
詳しくは記事下の「関連リンク」から最新の情報を確認してから参加のこと。
●関連リンク:
・「富士登山アワード」規約(ふじのくに静岡アマチュア無線グループ)
・ふじのくに静岡/JJ2YLX
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