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hamlife.jp (2024/11/26 4:05:27)
現在データベースには 6122 件のデータが登録されています。
先週のアクセスランキングで1位は、2023年8月19日(土)に開幕した「ハムフェア2023」で、アイコムが事前予告にはなかった“サプライズ展示”として、ハンディタイプの広帯域受信機「IC-R15」を参考出品としてお披露目した話題だった。受信周波数範囲は76~500MHzでAM/FM/WFMに対応、全バンドで2波同時受信ができるという。見やすいカラー液晶を搭載し、Bluetoothや録音機能、Micro SDスロット、USB-C端子などを装備。V/UHF帯の2波同時受信に対応している。
続く2位は、アンテナメーカーのコメット株式会社から7MHz帯と50MHz帯の2バンドに対応した簡易設置型ダイポールアンテナ「CDP-406」の発売と、同モデルの発売記念として、オプションエレメントと収納ケースが付いて、1.8/1.9/3.5/3.8/7/21/24/28/29/50MHzの運用が可能になるお得な「CDP-406てんこ盛りバージョン」(オープン価格:ハムフェア会場では特価29,800円で販売)が数量限定で販売されるというニュース。
「CDP-406」は伸縮エレメントを伸ばした全長は約4mで、V型以外に水平設置も可能。小型化したバランと強靱なポリカーボネート製プレートで、総重量を約750gに抑えている。利得は2.15dBiで耐入力は100W(SSB)
3位は「<巻頭特別企画「アマチュア無線用測定ツールに迫る!」>CQ出版社が『別冊CQ ham radio QEX Japan
No.48』を刊行」。CQ出版社から“別冊CQ ham radioシリーズ”として年4回刊行している「別冊CQ ham radio QEX
Japan」の最新号(No.48)が2023年8月19日(土)に発売される。号は巻頭特別企画として「アマチュア無線用測定ツールに迫る!」を掲載。そのほか「動作解析から製作まで
バランを極める!」「ツールを使ったダイポールアンテナの設計と調整」など盛りだくさんな内容だ。
さらに7位には、同じく新刊情報として「<特集は「電子QSL最新事情」、別冊付録「1990年代のCQ ham
radio」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2023年9月号を刊行」がランクインした。
4位は、1位と同じく、昨日(8/19)から東京都江東区有明の「東京ビッグサイト 南展示棟 3・4ホール」で始まった、「アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2023)」の事前情報。イベントの概要とともに、コロナ禍の中止を挟んで2年ぶりに昨年開催された「ハムフェア2022」と、今年開催される「ハムフェア2023」の主な相違点(判明分)を記事で紹介。さらに5位、6位、7位と「ハムフェア2023」の関連記事が続くなど関心の高さがうかがえる結果となっている。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)【ハムフェア2023】<サプライズ発表はコレ!!>アイコム、2波同時受信が可能な広帯域受信機「IC-R15」を参考出品
2)【独自】<各バンドで使えるお得な「てんこ盛りバージョン」も限定販売>コメット、7/50MHz帯の簡易設置型ダイポールアンテナ「CDP-406」をまもなく発売
3)<巻頭特別企画「アマチュア無線用測定ツールに迫る!」>CQ出版社が「別冊CQ ham radio QEX Japan No.48」を刊行
4)【ハムフェア2023】<開幕直前の総合案内>いよいよ8月19日(土)~20日(日)、東京ビッグサイト 南展示棟3・4ホールで「ハムフェア2023」開催
5)【ハムフェア2023】<全82チャンネルの送受信に対応した車載モデル>アルインコ、増波対応の351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)「DR-DPM62W」を参考出品か
6)【ハムフェア2023】<いよいよ明日、8月19日(土)から!>設営準備が進む「ハムフェア2023」会場の前日ミニリポート
7)【ハムフェア2023】<設計はいよいよ最終段階>アイコム、HF/50MHz帯リニアアンプの新製品「IC-PW2」の価格を発表
9)<発売10周年記念、希望者多数の場合は抽選>JVCケンウッド、「TS-990 TRIOモデル」を3セットのみ限定販売
10)<免許を受けずにアマチュア無線局を開設>近畿総合通信局、捜査機関との取り締まりで摘発した無線従事者2人(第三級、第四級アマチュア無線技士)を43日間の行政処分
The post アイコムが事前予告にはなかったハンディタイプの広帯域受信機「IC-R15」を参考出品ほか「ハムフェア2023関連記事」に関心集まる--8月13日(日)~8月19日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 first appeared on hamlife.jp .
アツデン株式会社は2023年8月19日から始まった「ハムフェア2023」の会場で、アンテナアナライザーを内蔵した1.8~50MHz帯のプリセットアンテナチューナー「AZT-1000」と、LDMOSを採用したコンパクトな144MHz帯500Wリニアアンプ「AZR-5002」を参考出品した。いずれも価格と発売時期は未定。
左:HF~50MHz帯のプリセットアンテナチューナー「AZT-1000」、右:LDMOSを採用したコンパクトな144MHz帯500Wリニアアンプ「AZR-5002」
★AZT-1000について
AZT-1000のフロントパネル
アツデンは現在、HF~50MHz帯をカバーする1kWリニアアンプ「AZR-1000」を発売しているが、この製品にマッチする外付けのアンテナチューナーとして企画開発されたのがプリセットアンテナチューナー「AZT-1000」だ。
1.9MHz帯から50MHz帯のアマチュアバンドで使用でき、アンテナ端子は6系統の外部アンテナを接続可能で、入力は1kWまで可能。最大の特徴はアンテナアナライザーを内蔵していて、無線機を接続しなくてもアンテナの自動整合が取れる点だ(整合データはアンテナと周波数ごとに記憶される)。アマチュア無線業界では初の技術という。また表示部には進行波と反射波、SWR値が一目瞭然のクロスメーターを採用している。
AZT-1000の背面
★AZR-5002について
144MHz帯500Wリニアアンプ「AZR-5002」
スイッチング電源を採用した、コンパクトな144MHz帯の500WリニアアンプでCW/SSB/FM/FSK/PSKに対応。もちろん新スプリアス規格に合致し、国内ではEME(月面反射通信)用、さらに海外市場や海外DXペディションでの用途を想定しているようだ。電力増幅部はLDMOSを1個使用(終段電圧は42V、50V)、約30Wの入力電力で定格の500Wを得ることができる。電源には高効率スイッチング電源(AC100~240V)が内蔵されている。
サイズは250W×150H×380Dmm、重量は9kg。同社は「比較的早い時期に市販できそう」としている。
AZR-5002の背面
●関連リンク: アツデン株式会社
The post 【ハムフェア2023】アツデン、1.8~50MHz帯のプリセットアンテナチューナー「AZT-1000」と144MHz帯500Wリニアアンプ「AZR-5002」を参考出品 first appeared on hamlife.jp .
アイコム株式会社は2023年8月19日、「ハムフェア2023」会場で開発中のHF/50MHz帯1kWリニアアンプ「IC-PW2」の価格を発表した。同社によるとメーカー希望小売価格(税込)は767,800円(698,000円+消費税)。現在は設計の最終段階にあり、発売開始もそう遠くないようだ。
アイコムのHF/50MHz帯1kWリニアアンプ「IC-PW2」。2019年のハムフェア会場で初めて参考出品として展示、以来4年にわたって開発が続けられてきたが、いよいよ発売が近づいてきたようだ
アイコムのIC-PW2は生産を完了した「IC-PW1」の後継に位置づけされるHF/50MHz帯リニアアンプだ。65V系のLDMOSトランジスタ(MRFX1K80HR5)を1個使用し、AC200V系供給時はHF/50MHz帯を1kWのフルパワー、フルデューティーで起動直後から運用可能。2台のリグを接続し、1台が送信中でももう1台で同時に受信ができる、コンテスト等のSO2R(Single operator two radios)運用に対応。さらにIC-7610との接続時は、アマチュア無線用リニアアンプとしては初の「DPD」(デジタルプリディストーション)で、よりクリーンな送信波を実現できるという。
「ハムフェア2023」会場で、メーカー希望小売価格は767,800円と発表された
メーカー希望小売価格(税込み)は「767,800円」、現在は設計の最終段階にあるという。
IC-PW2カタログより
IC-PW2カタログより
IC-PW2カタログより
IC-PW2カタログより
●関連リンク: アイコム株式会社
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アイコム株式会社は2023年8月19日、「ハムフェア2023」の会場でハンディタイプの広帯域受信機「IC-R15」を参考出品として展示した。受信周波数範囲は76~500MHzでAM/FM/WFMに対応、全バンドで2波同時受信ができるという。見やすいカラー液晶を搭載し、Bluetoothや録音機能、Micro SDスロットなどを装備。V/UHF帯の2波同時受信に対応している。
ハムフェア2023会場で参考出品されたアイコムの広帯域受信機「IC-R15」
アイコムはエアーバンド(航空無線)など、受信ファンの裾野を広げることを目的として、入門者にも使いやすいハンディタイプの広帯域受信機「IC-R15」を「ハムフェア2023」の同社ブースで参考出品した。
iC-R15の正面
スペックの詳細は明らかになっていないが、受信周波数範囲は76~500MHzで、AMとFM(ラジオ放送帯ではWFMも可)といったアナログモードに対応。受信機に初めて触れる初心者向けに「なにが聞きたい?」という目的から選べる“かんたんモード”と、受信機の使い方に慣れた人に適した“エキスパートモード”を搭載。かんたんモードでは1波受信しかできないが、エキスパートモードではV/V、U/U、V/Uの2波同時受信が可能になるという。
見やすいカラー液晶を搭載した本体には、Bluetooth機能やmicro SDスロット、USB-C端子も装備、受信音声録音(2波同時受信の場合は2バンドとも録音可)とPCでの再生も可能だ。
IC-R15の側面にはmicro SDスロットやUSB-C端子を装備
今回は参考出品で、発売時期や価格は未定だが、アイコムは「マニア層でない人に徹底的に使いやすくした受信機です。メニュー項目の選択で簡単受信ができるのでエアーバンドの初心者にも推奨できる製品にしたいと考えています」ということだった。
●関連リンク: アイコム株式会社
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日本における、2023年8月19日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局と、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局からそれぞれ発給情報の更新があった。なお、関東総合通信局からは8月に入って3回目の更新となる。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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アルインコ株式会社電子事業部は2023年8月19日、「ハムフェア2023」会場で351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の新製品で増波82ch対応(さらに上空用15chは受信対応)の車載・固定局用トランシーバー「DR-DPM62W」を開発中であることを発表した。アルインコのアプリ無線「Air-InCom(エアーインカム)」での通信と、新割当ての82ch分のデジタル簡易無線運用を可能にし、直接電波が届くところはデジタル簡易無線で、圏外エリアは本機とBluetoothでぺアリングしたスマホを使うアプリ無線で、どちらも無線機のハンドマイクのPTT操作で通話できるという。価格はオープン、発売時期は未定。
アルインコが開発発表した、増波82ch対応の車載・固定局用トランシーバー「DR-DPM62W」
アルインコ株式会社電子事業部の発表から抜粋で紹介する。
デジ簡と無線アプリ、この1台でどちらにも対応、ゲートウエイ機能も搭載!
デジタル簡易無線登録局 82ch対応
DR-DPM62W
アルインコ株式会社ではUHF・351MHz帯デジタル簡易無線登録局、82ch対応の5W出力 車載・固定局用トランシーバー「DR-DPM62W」を開発中です。DR-0PM62Wはアルインコのアプリ無線「Air-InCom」での通信と、新割当ての82ch分の簡易無線連用を可能にした、大好評のDR-DPM60シリーズの新たな進化系です。直接電波が届くところは従来の簡易無線、圏外エリアは本機とBluetoothでぺアリングしたスマホを使うアプリ無線、どちらも無線機のハンドマイクのPTT操作で通話できます。
予め設定してお<ことで音声を簡易無線とアプリ無線に一度に送信でき、もちろんスマホに着信する通常の電話呼び出しも応答できます。ハンドマイクを使うので運転中でも道交法に違反することはありません。
アルインコ独自の秘話コード、設定内容を知らせる音声ガイダンス、送受通話録音、周りの騒音を減らすDSPのノイズ抑制など便利な機能は従来のM60シリーズのものを全て継承しています。ボディもM60シリーズを踏襲、1DINに収まるサイズでフロントパネルはセパレート方式、DCケーブルもT型ソケットですから既存のブラケットやケーブルをそのまま使った設置がしやすく、電源周りは12V/24V対応とACCラインに連動させる自動電源オンオフを採用して、業務用車両や船舶でも導入は容易です。またボディこそ防水性はありませんが、オプションのEMS-500/501防水スピーカーマイクが使えるので濡れた手でもマイクが握れます。
さらに新しく提供する無線アプリ「Air-InCom.Lite」は、個人1人からでもご契約が可能になりました。無線のチャンネルに見立てたエアーインカムの会議室をたくさん作り、そのチャンネルに自由に入って通話するイメージです。チャンネルで待ち受けする他人に通話が聞かれるのも無線と同じですが、オプションのシークレットチャンネルを契約すれば他人が入れないチャンネルで通話ができます。
アプリ無線の説明パネルより
<特徴>
★新割り当ての3Tチャンネルにも対応の82ch仕様。出力はパワフルな5W、意外に良<飛ぶ2W、近距離用1Wの切り替え式。
★従来の他社互換秘話コードに加えて弊社独自の秘話キーを追加、M60/S70シリーズだけでしか通話できない高セキュリティ秘話を実現(従来コード32,767+強化キー491,505=524,272通り)。アプリ無線の通話は携帯電話同様、傍受不可能。
★金属製の頑丈なボディはフロントセパレーション方式で1DINに収まるサイズ、ブラケットとDCケーブルはV/UHF FMアマチュア無線車載機のものを共用でき、基地局なら別売EDS-34を使ってフロントとメインユニットを100mまで離しての設置も可能。
★防水スピーカーマイクEMS-500(カールコード約0.5m)またはEMS-501(ストレートコード5m)は付属のEMS-61と併用でき、Bluetoothユニットはフロントパネルに実装、障書物が無ければスマホから10m程度まで離れても通話が可能。
★受信音均一化(AGC)、低音・高音域抑制、秘話設定時でも秘話無し信号を受信させる対象外信号選択、受信信号強度低下通知、受信音量固定など、受信にもこだわりのカスタマイズが可能。
★ch番号、受信音レベルのほか「キーロック中です」「緊急、緊急」等の案内もできる多彩な和文音声ガイダンス。
★バックライトが7色から選択できる、大きく見やすいドットマトリックスの日本語液晶表示。
★車両横転、車内温度等、各種アラームに応用できるショックセンサーと温度センサー(設定範囲:-20~60℃)。
★大音量2W(EMS-500/501は800mW)のオーディオ出力、一般と拡張の2段階セットモード、親子通信(子機間通話禁止)、200名の個別呼び出しと10個のグループ呼び出し、PTTホールド、スキャン機能、Sメーター、警報音と警報動作の詳細設定など多彩な機能を満載。
★12V/24V環境にそのまま対応、ACC入力を感知して自動でオンオフの便利な電源仕様。
★約35分の通信録音機能とプリセットされた4種類のテキストを送信できるショートメッセージ
<定格>
・送受信周波数:
351.20000~351.63125MHz(ch01~ch70)/351.03125~351.10000MHz(ch71~ch82)※上空15chは受信のみ可能
・通信仕様: 4値FSK(F1E/F1D/F1C/F1F)/コーデック AMBE+2
・通信方式: 単信(プレストーク)
・送信出力: 5W/2W/1W(偏差:+20%、-50% / アンテナインピーダンス50Ω)
・受信感度: -3dBμVemf以下(BER1x10-2)@13.8V DC
・受信方式: ダブルスーパーへテロダイン
・低周波出力(最大時): 本体または外部スピーカー接続時 2W以上/スピーカーマイク接続時 0.8W以上
・定格電圧: 13.8V±10%または26.4V±10%
・消費電流:
1.7A以下(送信時5W)/800mA以下(受信時)/500mA以下(待ち受け時)/40mA以下(電源オフ時の待機電流:ACC使用時のオフ5mA)
・使用温度範囲: -20℃~+60℃
・寸法と質量: 140.0W×40.0H×178Dmm、約1.2kg(マイク含み、ブラケット除く)
・アンテナコネクター: MJ型(アンテナインピーダンス 50Ω)
アプリ無線 Air-InCom Liteはアルインコのアマチュア無線機でも使用可能。オプションの「アプリ無線対応モービルマイク EMS-938W」(Bluetooth搭載)が新登場した
●関連リンク:
・アルインコ株式会社電子事業部
・アプリ無線 エアーインカム(アルインコ)
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いよいよ明日8月19日(土)から20日(日)まで、アマチュア無線最大のイベント「アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2023)」が東京・有明の東京ビッグサイト南展示棟 3・4ホールで開催される。準備が進む会場の模様を少しだけ紹介しよう。
東京ビッグサイトの敷地内に掲示された「ハムフェア2023」の看板
来場予定者はこちらの記事も参考に!!
【ハムフェア2023】<開幕直前の総合案内>いよいよ8月19日(土)~20日(日)、東京ビッグサイト
南展示棟3・4ホールで「ハムフェア2023」開催
「ハムフェア2023」の会場は昨年の「ハムフェア2022」、4年前の「ハムフェア2019」と同じく、東京ビッグサイトの「南展示棟 3・4ホール」だ。東京ビッグサイトの敷地内に入り「南(South)」の案内看板に沿って歩き、動く歩道に乗り、エスカレーターを上がり、南3ホールの前に到着するまでに7~8分かかる。なぜか「エスカレーターは歩かないで」という掲示と、配置された警備員の姿が目立つ。
ハムフェアの会場入口は、昨年のような物々しい「連絡先記入用紙」の記入や体温計測のコーナーはなく、すんなりと入場できる形式になっている。とはいえコロナウィルスの怖さに変わりはない。来場者は各自で感染防止対策を取るのが望ましいだろう。
会場内はブース作りの真っ最中。メインゲートでは開会式のリハーサルが行われていた。森田JARL会長も姿を見せ、挨拶やテープカットのポジションと手順を確認していた。
開会式のリハーサルに臨む森田JARL会長
メインゲートに掲示されている場内案内図
屋上は特別記念局8J1HAMのアンテナが完成していた
JARLコーナーの掲示。女性ハムに先着で記念品をプレゼントするらしい
準備が進む会場内
メーカー各社のブース造作も急ピッチで進んでいる。JVCケンウッドは事前告知通り、TH-D75(アクリルケースに入れたモックアップではなく、実際に操作できる試作機を用意)やTS-990 TRIOモデルの展示が準備されていた。また時間を区切ってJVCケンウッドのステッカープレゼントがあるようだ。
準備が進むJVCケンウッドのブース
またアイコムは予告通り、24GHz帯のトランスバーターとパラボラアンテナ(IFは5.6GHz帯)、自社開発による10/24GHz帯のキャビティBPFなどを展示。リニアアンプ「IC-PW2」の発売が近づき、会場で発表するという希望小売価格も確認できた。また話題のSHF帯トランシーバー「IC-905」はハムフェア直前に国内出荷が始まったという。
そのほか、 事前予告にはなかった製品が「サプライズ」で参考出品
されていた。詳細は明日19日のハムフェア開幕後に紹介する。
アイコムの参考出品はこれだけではない。サプライズ発表があった!
アルインコのブースでは、電波新聞デジタルの報道通り、増波分を含めた全82chの送受信に対応する351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の車載機、DR-DPM62Wを展示準備中だった(詳細は明日紹介予定)。こちらも楽しみな製品だ。
なお八重洲無線は会場で初お披露目となる新製品・参考出品はない模様。またアンテナメーカーの第一電波工業が多数の参考出品を準備していたのが印象的だった。
電波新聞社は、9月5日に全国書店で発売する「令和大改革対応版 アマチュア無線開局・運用マニュアル」を、同社ブースで部数限定で即売するという。今年3月22日(一部は9月25日)に改正・施行された電波法令に対応した待望の開局ガイドブックだ。
電波新聞社は、9月5日に全国書店で発売する「令和大改革対応版 アマチュア無線開局・運用マニュアル」を部数限定で即売
「ハムフェア2023」は、あす8月19日の10時に開場する(09:45からオープニングセレモニー)。hamlife.jpでは、明朝からハムフェアで展示される各社の新製品情報などを順次報じていく予定だ。
●関連リンク:
・ハムフェア2023インフォメーション(JARL Web)
・ライブ配信 ハムフェアチャンネル(YouTube)
・ハムフェア ブース小間割り図 PDF(JARL Web)
・ハムフェア 出展クラブリスト PDF(JARL Web)
・ハムフェア2022の公式レポート動画「3年ぶりのアマチュア無線フェスティバル」(YouTube JARL公式チャンネル)
・東京ビッグサイト 南展示場へのご案内 PDF(JARL
Web)
・東京ビッグサイト 交通アクセス(東京国際展示場)
・東1ホールで18~20日に開催「第22回国際鉄道模型コンベンション」公式サイト
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8月18日、近畿総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条の規定に違反した第三級アマチュア無線技士と第四級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者2人に対し、43日間の業務に従事することを停止する行政処分を行った。本件は、捜査機関との共同取り締まりで電波法違反行為が発覚し、摘発した2人への処分となる。
近畿総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。
近畿総合通信局は、捜査機関との共同取り締まりで摘発した無線従事者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 京都府京都市南区在住(51歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条の規定に違反した。
処分の内容:
無線従事者(第三級アマチュア無線技士および第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、本日から43日間停止する。
被処分者: 兵庫県姫路市在住(63歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条の規定に違反した。
処分の内容:
無線従事者(第三級アマチュア無線技士および第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、本日から43日間停止する。
2.行政処分の根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
3.関係法令および適用条項(抜粋)
電波法(昭和25年法律第131号)
第4条
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。
二 (以下省略)
近畿総合通信局は「法令遵守に関する周知の徹底と電波監視により電波利用秩序の維持を図り電波法令違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・近畿総合通信局
電波法違反の無線従事者に対する行政処分-無線従事者の従事停止処分-
・総務省 不法無線局の特徴・影響・障害事例(PDF形式)
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アワードに関する調査研究とアワードに興味を持つすべてのハム、SWLとの交流を目的に集う「The International Award Chasers Club(ACC)」では、2023年8月21日(月)0時から8月27日(日)23時59分までの1週間にわたり、国内外の個人アマチュア無線局(社団局とSWLは除く)を対象に、WARCバンドを除く全アマチュアバンドの電信と電話で「第8回 ACCマラソンコンテスト2023」を開催する。
対象は国内外の個人アマチュア無線局(社団局とSWLは除く) ただし、ACCの開設している次の社団局(JN1YMP、JN1ZGI、JI2YZV、JE4YOL)は個人局と同様参加できる。使用周波数はWARCバンドを除くすべてのアマチュアバンドだが、バンド、モードごとの部門は設けない。
呼び出しは一般局は通常の方法とし、ACCメンバーは電信が「CQ ACC TEST」、電話は「CQ ACCコンテスト」。ナンバー交換は通常の交信「RS(T)レポート」交換。ACCメンバーは「M」を付ける。
禁止事項として「呼出周波数の使用禁止、クロスバンドによる交信、2波以上の同時電波発射、レピーターの使用、同一局との重複交信、ロールコール中の交信ACC社団局以外のマルチオペレーターによる運用、 自局の運用をWebクラスターなどにセルフスポッティングおよび第三者に依頼」。
また、注意事項として「同一局との交信は期間中を通じてモード、または運用場所が異なっても各バンド1回限り、ただしACC社団局に限り、期間中に前日まで異なる都道府県または振興局で運用すれば別扱い、運用地の変更は自由。移動運用の場合は市郡区町村コードナンバーなどを記入すること」としている。
得点は、ACCメンバー局との交信10点、一般局との交信1点。ただし、コールサインに「A」または「C」が含まれていれば1文字に対して+10点(一般局の交信可)。例えば、プリフィックス、サフィックスのコールサインに「A」または「C」が含まれていれば以下の得点が得られる。
例:メンバー局、JA1DTS、JJ1CWX局はAまたはCが含まれているので+10点で20点
例:メンバー局、JA1ECU、JA1CUH局はAまたはCが2文字あるので+20点で30点
例:一般局、JE1AGN、JH1CMG局はAまたはCが含まれているので+10点で11点
例:一般局、AまたはCが含まれていない局は1点(一般局同士でも交信可能)
マルチプライヤーは運用日数(最大7日)で、総得点は各バンドにおける得点の和×運用日数。交信の必要条件としてACCメンバーとの交信数が3局以上を含み、交信局数が5局以上が必要。交信局数が100局以上の場合、チェックリストを提出すること(100局以上でチェックリストがない場合は失格)。
ログの提出締め切りは9月30日(土)までに必着のこと。紙ログのほか、電子メールによる提出も受け付ける。参加証希望の場合は、SASE(定形最大の長3封筒に宛先を記入して84円切手を貼付け)を同封のこと。電子メールで提出した局には、参加証が電子メールへの添付PDFファイルで送られる。
詳しくは記事下の「第8回 ACCマラソンコンテスト2023規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第8回 ACCマラソンコンテスト2023規約(PDF形式)
・The International Award Chasers Club(ACC)
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8月18日付けの「電波新聞デジタル」(電波新聞社)は、8月19~20日に東京ビッグサイトで開催される「ハムフェア2023」会場で、アルインコ株式会社が351MHz帯のデジタル簡易無線機(登録局)「DR-DPM62W」を参考出品すると報じた。今年6月の電波法令改正に伴い実現した “増波” に対応した製品で、上空用を除く全82chの送受信に対応している模様だ。
351MHz帯デジ簡の増波はこちらの記事を参考に↓
<メーカーも対応機を準備中?>351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)、6月1日の法改正で一挙に62波も増加し「全97チャンネル」に
電波新聞デジタルの報道によると、アルインコのDR-DPM62Wは車載・固定用の351MHz帯デジタル無線機(登録局)で、増波分を含めた全82chの送受信に対応(82ch=351MHz帯デジ簡の増波を含む全97chのうち、上空用15chを除いたチャンネル数)。無線機本体とスマートフォンをBluetoothで接続し、同社のアプリ無線にも対応する予定という。
アルインコの現行商品、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の車載タイプ「DR-DPM61」。増波には非対応で上空用を除く全30chの送受信が可能なモデルだ
「ハムフェア2023」のアルインコブースは、JAIAコーナー内のD-05に位置している。ライセンスフリー無線ファンはぜひチェックしていただきたい参考出品だ。
●関連リンク:
・ハムフェア2023特集 アルインコ(電波新聞デジタル)
・電波新聞デジタル ハムフェア2023特集
・アルインコ株式会社
電子事業部(8月18日8時30分現在、DR-DPM62Wの情報は掲載されていない)
・ハムフェア2023インフォメーション(JARL)
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