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hamlife.jp (2024/11/22 12:05:42)
現在データベースには 6110 件のデータが登録されています。
アンテナメーカーのナテックは、HF帯の移動運用に便利な9段ロッド型エレメント(全長5m)を採用したATU用エレメント「NAR100」とキャパシタンスハット「NAR-HT」を2020年秋から発売しているが、2024年9月30日まで同製品の“無料レンタルキャンペーン”を行っている。同社のX(旧Twitter)アカウントをフォローした上、製品使用後30日以内にXまたはYouTubeで使用リポートを投稿してくれるユーザー限定で、NAR100とNAR-HTの新品セットが21日間無料で試用できる。気に入ればそのまま特別価格(税込27,830円)で購入も可能だ。限定3本でなくなり次第終了となる。
NAR100リーフレットより
ナテックのNAR100は2020年11月の発売開始で、次のような特徴があるATU用エレメントだ。使用には各メーカーが発売している外付けATUが必要になり、他社のATU用エレメントと同様にアースやラジアルを取る必要がある。
・全長(エレメント部伸展時)約5m、収縮時約0.69mの9段ロッドステンレスエレメント
・重量(取付金具含む)は約1kgと軽量
・マストに取り付けたままエレメントの方向を0~90°で変更可能
・エレメントは斜めに取り付けても運用可能
・取付金具は表裏の両面で取り付けが可能
・サイズ(適合マスト径)が違う2種類のUボルトが付属し、Uボルト(小)で直径22~35mm、Uボルト(中)で直径31~45mmのマストに取付可能
・別売のUボルト(大)セットで直径42~65mmのマストに対応可能です。
・別売の軽量キャパシタンスハットNAR-HTを取り付けることで、電気長を長くできる
NAR100もNAR-HTも価格はオープンだが、現在同社直販サイト(SHOP Asmon)ではNAR100は33,440円、NAR-HTは4,400円(いずれも税込)で販売されている。この両製品をセットにした無料レンタルキャンペーンが次の要領で行われている。
買う前に試す! NAR100+NAR-HT無料レンタルキャンペーン
9段ロッドATU用エレメントNAR100 + キャパシタンスハットNAR-HTを、弊社X(旧Twitter)アカウント @Natec_Japan のフォロワー様、かつ、X(旧Twitter)または、YouTubeに使用レポートを投稿頂ける方限定で無料レンタルするサービスを数量限定で実施致します。ぜひご購入前にお試し下さい。
また気に入っていただけたら、当該品を特別価格にてご購入いただけます。気に入らなければ返却可能です(返送時の送料はご負担お願い申し上げます)。新品を送付しますのでご購入いただいた場合、そのまま継続してご使用頂けます(返送の必要はございません)。
<条件(抜粋)>
・X(旧Twitter)アカウント @Natec_Japan のフォロワー様
・アマチュア無線、ライセンスフリー無線等無線通信に興味を持ち、無線関連の事柄をXに投稿実績がある方
・製品発送から21日間、無料で使用可能
・製品到着後30日以内に、XまたはYouTubeに投稿。
キャンペーン品が写っている画像を1枚以上掲載
動画の場合は動画上で確認できること
キーワード「NAR100」が1回以上含まれていること
・ レンタル料金:無料
・発送時の送料はナテックが負担、返送時はお客様負担(購入の場合、返送不要)
・申込期間:2024年9月30日まで(規定数に達し次第終了)
・数量:限定3本
・レンタル特典:気に入っていただけたら当該品を27,830円(税込)で購入可能
同社はNAR100についてXアカウントで『「アパマンには凄く便利で、全長も長くよく飛ぶし、いざと言う時に目立たないようにしまえる便利なエレメントなんだけど、いまいち知られてない」と設計者がぼやき(涙)…』と投稿しているので、その性能や使い心地をチェックするチャンスだろう。9月26日(木)18時の時点で、まだレンタル本数の上限に達していないようだ。
このキャンペーンの詳細と規約、申し込みは下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・NATEC公式Xアカウント(@Natec_Japan)
・9段ロッドATU用エレメント NAR100(ナテック)
・NAR100 取扱説明書 PDF(ナテック)
・買う前に試す!NAR100+NAR-HTレンタル
・NAR100+NAR-HTレンタル申込ページ(ナテック)
・NAR100 販売ページ(ナテック直営 SHOP Asmon)
・株式会社ナテック
The post <本数限定、応募は9月30日まで>ナテック、全長5mの9段ロッドATU用エレメント「NAR100」の無料レンタル企画を実施中 first appeared on hamlife.jp .
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)東海地方本部は、2024年9月29日(日)に愛知県名古屋市昭和区の岡谷鋼機名古屋公会堂(名古屋 市公会堂)で「第56回東海ハムの祭典」を開催する(愛知県支部大会も併催)。インターネットのZoomミーティングを使って講演や会場内の様子をオンライン配信(要・参加登録)する予定もある。主催者の 発表内容から一部抜粋で紹介する。
「第56回東海ハムの祭典」ポスター
●第56回東海ハムの祭典(JARL愛知県支部大会併催)
◆テーマ: 「みんなが主役 未来へとどけ 新しいアマチュア無線」
◆日時: 2024年9月29日(日)10:00~16:30(各種展示は16時まで)
◆会場: 岡谷鋼機名古屋公会堂(名古屋市公会堂)
(愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目1番3号 電話052-731-7191)
◆交通:
名古屋市営地下鉄 鶴舞線「鶴舞駅」下車 4番出口 徒歩2分
名古屋市営市バス「鶴舞公園前」下車 徒歩3分
JR中央線「鶴舞駅」下車 徒歩2分
※公園に隣接する 鶴舞公園駐車場(有料)
のほか周辺のコインパーキング等をご利用ください。
※交通至便な会場ですので、公共交通機関をご利用いただくことをお勧めします。
※ アクセスマップはこちら
◆入場方法:
開催当日、開会式を9時55分頃から入口正面で行います。開会式に続いて皆さまにご入場いただきます。入場の手順は次の通りです。
①「入場・抽選券」を受け取ります
②記帳台にて入場・抽選券に「コールサイン」「氏名」「連絡先」を記入します(感染症蔓延時等のため連絡先は必ず記入してください。よろしければ裏面のアンケートもご記入ください)
③「入場・抽選券」の切り取り線で切り離します
④「提出用」と記載された「入場・抽選券」の半券を提出します(大きさが小さい半券が提出用です。抽選を希望されない方は「希望されない方向け提出箱」に提出してください。大きい方の半券は抽選会終了までお持ちください)
⑤提出とともに「記念品」「オフィシャルガイドブック(会場案内)」等を受け取ります.
⑥1階から4階の各会場へGo!(少し遅いですがエレベータが4基あります.階段もご利用いただけます)
◆内容:
★JARL愛知県支部大会(13時~ 大ホール)
・式典・表彰式
★各種展示
・メーカー・販売店による最新無線機器の展示・販売
・ジャンク市・フリーマーケット、支部アワード展示
・総務省東海総合通信局による展示・電子申請相談、電波障害相談
・監査指導委員会コーナー
・電波適正利用推進員協議会による啓発活動
・登録クラブ等による一般展示ほか
★イベントスケジュール
・1階ロビー
10:00~14:30 JARLデスク・入会・会費・QSLカード転送受付・総合案内
・1階大ホール(オンライン配信あり)
11:30~12:30 ミニコンサート
JJ0SDQ 渡部まいこさん(11:30~)、JJ3WWS 青木小夜子さん(12:00~)
13:00~14:30 式典・表彰式
15:00~16:30 抽選会
・2階ロビー・第1集会室・第2集会室
10:00~15:00 ビジネス展示・一般展示
・3階ロビー・第4集会室
10:00~15:00 ビジネス展示・一般展示
・3階和室
10:00~15:00 DXCCフィールドチェック
・4階第7集会室
10:15~10:45 JARL愛知県支部と語る会(オンライン配信あり)
10:45~12:00 届け!若人の声サミット(オンライン配信あり)
基調講演:東海学園大学教育学部 准教授 中村 泰輔氏
「つながりを育む ~アマチュア無線の部活動指導に携わって~」
学生討論会:「若人が長く無線を続けていくには」を考える
12:00~12:45 講演会1
総務省東海総合通信局 無線通信部陸上課 電波検査官 大内邦光氏
「電子免許状等 電子申請届出システムの刷新について」
14:30~15:15 講演会2(オンライン配信あり)
株式会社JVCケンウッド 無線システム事業部 品質保証部 中村 弘氏
「TH-D75でもっと楽しむAPRSとD-STAR」
15:15~16:00 講演会3(オンライン配信あり)
愛知県防災安全局 防災部 災害対策課 主事 片山晃司氏
「愛知県の災害応急体制について」
・4階ホール
10:00~15:00 純粋展示・クラブ展示・実行委員会企画展示
・4階ホール控室
10:00~15:00 ちびっ子向け 親子電子工作教室(受付は14時まで)
・4階ロビー
10:00~15:00 特別記念局8J2TKI/2、SHF帯ATV実演
・屋外(公会堂西側駐車場)
10:00~15:00 地震体験車「なまず号(東三河号)」
◆オンライン配信参加情報:
第56回東海ハムの祭典は、Zoomミーティング(ブレークアウトルーム)を使用してオンラインからも参加することができます。次のURLアドレスから登録すると案内が届きます。その案内に従って当日の各会場を自由に移動してごらんください。
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZUtcOGuqD8tHtAqP_0-EGv2vN7qFxqRNWPR
★ご覧いただける会場(予定):
・4階第7集会室(JARL愛知県支部と語る会、届け!若人の声サミット、講演会等)
・1階大ホール(ミニコンサート、式典、抽選会等)
・4階ホール(展示エリアのようすをご覧いただけます)
・移動カメラ(イベント間に行われる会場内バーチャルツアー。開始時に案内します)
・自由にアイボール会場(オンラインアイボール会場としてお使いください)
※Zoomのブレークアウトルームの使用方法はWeb検索等により調べていただくか、当日最初に表示された画面の指示に従ってください。
※「自由にアイボール会場」を除いてビデオ・音声を記録させていただき、後日ダイジェスト版をネット配信する予定です。
※当日のヘルプ、チャット等には対応できません(スタッフは応答できません)あらかじめご了承ください。
※リアルタイムのYouTubeライブ配信は行わず、後日ダイジェスト版を配信する予定です。
出展者リストなど、詳細は下記の関連リンク参照のこと。なお9月27日朝7時現在、オフィシャルガイドブック(PDF版)は公開されていない。
●関連リンク: 第56回東海ハムの祭典(東海ハムの祭典実行委員会)
The post <テーマは「みんなが主役 未来へとどけ 新しいアマチュア無線」>JARL東海地方本部、9月29日(日)に「第56回東海ハムの祭典」を愛知県名古屋市で開催 first appeared on hamlife.jp .
US CQマガジン主催による世界的に有名なRTTYモードのコンテスト、「The 2024 CQ World Wide DX RTTY Contest」が、日本時間の2024年9月28日(土)9時から30日(月)9時までの48時間、80m/40m/20m/15m/10mの5バンドで開催される。なお、主催者によるコンテストのポリシー(方針)変更にともない、2022年のコンテストから「ロシア局とベラルーシ局のログエントリーを受け付け、そのスコアを公開し、関連するすべてのログにQSO/ポイント/マルチプライヤーをクレジットすることを再開する」としている。ただし、ロシア局とベラルーシ局には楯や参加賞、またはランキングに基づいてのオンライン証明書は授与されない( 2022年9月5日記事 )。
※記事作成にあたり前回開催時の規約をベースにするケースがあります。また記事作成後に主催者側がルールを変更(追加・修正)することもあります。本記事は参考程度に留め、必ずコンテスト開催直前に主催者発表による最新情報を確認して参加してください。
US CQマガジン主催の世界的なコンテストは、「CQ WW DX(SSB/CW)」「CQ WW DX RTTY」「CQ WPX(SSB/CW)」「CQ WPX RTTY」「CQ 160」「CQ VHF」とあるが、今回はRTTYモードによるWW DXコンテストが、日本時間の2024年9月28日(土)9時から30日(月)9時までの48時間にわたり開催される。
世界中のアマチュア局が、できる限り多くのCQゾーン、カントリー、アメリカの州、カナダの地域に属するほかのアマチュア局と交信してポイントを競う。ナンバー交換は「RSTによる相手局のシグナルレポート」+「CQゾーン番号(米国、カナダ局は州・地域も送る)」となる。
ログ提出締切日は日本時間10月5日(土)8時59分まで。必ずコンテスト参加前に、下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスし、公式ルールを確認してほしい。
↓この記事もチェック!
<米国CQ社、主催コンテストのポリシー(方針)を更新>ロシア局とベラルーシ局の参加を再び認めるが楯などの授与は行わない
●関連リンク:
・The 2024 CQ WW DX RTTY Contest規約
・The 2024 CQ WW DX RTTY Contestリリース(日本語/PDF形式)
・The 2024 CQ WW DX RTTY Contest(英文/PDF形式)
The post <ロシア局とベラルーシ局のログエントリーOK>日本時間の9月28日(土)9時から48時間、「The 2024 CQ WW DX RTTY Contest」を開催 first appeared on hamlife.jp .
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2024年9月19日夜に放送した第645回がアップされた。
2024年9月19日の第645回放送の特集は「これから開催される無線イベント」。今年これから開催されるコンテスト、地方イベント(第56回 東海ハムの祭典など)、年末のJARLアイボールミーティングを紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第645回放送
・QRL Facebookページ
The post <これから開催される無線イベント>アマチュア無線番組「QRL」、第645回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .
1990年代に東京大学アマチュア無線クラブ(JA1ZLO/JA1YWX)の横林氏によって開発されたコンテスト用ロギングソフトウェア「zLog(ゼットログ)」は「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」などとの連携性が高く、コンテスターを中心に人気が高かった。同ソフトウェアは2004年11月20日に公開されたzLog for Windows 2.2以降は最新版が出ておらず、2019年にJARLコンテスト委員会の要請によりオープンソース化(GitHubで公開)され、その後さまざまなユーザーコミュニティが最新OSへの対応や新機能を盛り込む開発やバージョンアップを行ってきたが、その1つ「zLog 令和Edition」のWindows版最新バージョンが、2024年9月14日に「Ver2.9(リリース版2.9.1.7)」として公開した。
今回更新された主な改良点は以下のとおり(同Webサイトから)。
zLog Ver2.9 令和Edition(リリース版2.8.4.6)2024/9/14
秋の夜長のロカコン版
安定版としてVersion 2.9.1.x系を整備します。最新機能を試したい方はVersion 2.9.2.1を使ってください。フィールドデー(FD)コンテスト後にレポートされた不具合の修正と、新機種,コンテストルール変更に対応します。
★新機種:IC-7760
★コンテストルール変更:ALL JA0 1.8Mコンテスト(12/21開催)
★不具合対応など:
・プラグインDLLインストール時の不具合修正
・SHIFT+Bでのバンド変更時に設定によっては巡回しない
・memo欄の入力改善
・CW/PHツールバーの表示不良の修正
・MMTTY使用時の不具合の修正
●関連リンク:
・zLog for Windows/Version 2.9.1.7 令和EditionzLog
・zLog portal Download
・zLog 令和Editionマニュアル
・zLog 令和Editionマニュアル(IC-7300を例にした解説)
・zLogとは
The post <秋の夜長のロカコン版、IC-7760コンテストルール変更など>9月14日にコンテスト用ロギングソフトウェア「zLog 令和Edition」Ver2.9(リリース版2.9.1.7)を公開 first appeared on hamlife.jp .
ウクライナアマチュア無線連盟(UARL/Ukrainian Amateur Radio League)会長・Alex Zaliznyak氏(UX7UU)は2024年9月22日、「ロシアの政治とアマチュア無線」と題して、過去10年間にわたりロシアが占領・併合したウクライナ領土(ドンバス、クリミアなど)から運用する「D0」「D1」プリフィックス局は、ロシアの占領行政当局が占領地域を合法化する目的で発行したライセンスに基づいたもので、国際電気通信連合(ITU)が定めるプリフィックスとして存在せす、どこのエンティティーにこ属さない違法局、すなわち“電波を政治に利用し、アマチュア無線の海賊行為の蔓延を助長する”として、これらの無線局とは交信を行わないでほしいというメッセージを、同連盟のホームページに掲載した。なお、「D1」プリフィックス局と2022年7月に交信して「Donetsk(ドネツク)」と明記してあるeQSLを入手したというJA局が、「私が違法運用になるのか?」と近畿総合通信局に問い合わせを行った様子を自身のブログで紹介している。興味のある方は記事下の「関連リンク」から確認してほしい。
ウクライナアマチュア無線連盟(UARL/Ukrainian Amateur Radio League)のAlex Zaliznyak会長(UX7UU)が「ロシアの政治とアマチュア無線」と題するメッセージを発表
ウクライナアマチュア無線連盟(UARL/Ukrainian Amateur Radio League)のAlex Zaliznyak会長(UX7UU)のメッセージの一部を抜粋し機械翻訳で紹介する。
●ロシアの政治とアマチュア無線
過去10年間、世界の無線コミュニティは、アマチュア無線家にとって新たな現象である政治的アマチュア無線海賊行為に直面してきました。
ロシアのウクライナに対する攻撃的な政策、ウクライナの領土の一部の併合、いわゆるウクライナ東部の武装集団「DPR」「LPR」の創設によって、アマチュア無線局のコールサインにおける「D0」と「D1」のプリフィックスが無許可(アマチュア無線通信規則に違反して)で使用され、ロシアによるアマチュア無線局として常時化しています。
ロシアによるウクライナに対するプロパガンダとして、ロシアが占拠するドンバス、クリミアなどの併合を合法化するために行っているものです。ウクライナの占領地域で運用するアマチュア無線局に対して、「D0」と「D1」のプリフィックスを用いたアマチュア無線コールサインをロシアの占領行政当局が発行することは、電波の政治化とアマチュア無線の海賊行為の蔓延を助長する行為そのものです。
海賊(パイレーツ)アマチュア無線局とは何ですか?
海賊アマチュア無線局とは、他人のコールサインや存在しないコールサインで運用するアマチュア無線局、または他国のコールサインで運用するアマチュア無線局のことです。いずれの場合も、その海賊局は、その地域から正式な許可や免許を得ずに、勝手にコールサインを使用して運用しています。
国際電気通信連合(ITU)が定める無線規則の附属書42(APPENDIX 42 (REV.WRC-19) Table of allocation of international callsign series)では、「D0」と「D1」プリフィックスは、いかなる国または地域にも割り当てられていません。また、使用可能にもなっていません。
これに基づけば、「D0」と「D1」プリフィックスの使用は違法、すなわち海賊局ということです。
しかし、ITUのメンバーであり、ITUの規則にも従わなければならないはずのロシアの占領行政当局が、ウクライナの一部の占領を合法化するために、アマチュア無線局を許可し、「D0」と「D1」プリフィックスの使用を許可しているのです。
一般的に言われる海賊局とは異なり、「D0」と「D1」プリフィックス局はウクライナの占領地が解放されるまで永続的に運用されることになります。ロシアの行為は、世界のアマチュア無線を管理する国際ルールに違反し、「政治的なアマチュア無線海賊行為」につながっていると言えるでしょう。
政治的な海賊行為をアマチュア無線の電波にまで拡大することは、アマチュア無線の基本原則のひとつである「アマチュア無線は政治に関わらない」に違反するだけでなく、IARU(国際アマチュア無線連合)規約の第2条にも違反します。
第2条 IARUの目的は、国際電気通信連合(ITU)が定めた規則の枠内で、アマチュアおよびアマチュア衛星サービスを保護、促進、発展させることであり、加盟団体が国内レベルでこれらの目的を達成できるよう支援することである。
国際親善と友好の促進
https://www.iaru-r1.org/reference/iaru-constitution/
また、ウクライナに対するロシアの攻撃的な政策と、「D0」と「D1」プリフィックス局を支援する「ロシアアマチュア無線協会(SRR)」と、ロシアのアマチュア無線クラブの役割にも注目する必要があります。
ロシアのアマチュア無線クラブでは、占領を合法化する以下のアワードを発行しています。
・ロシアによるクリミア占領の記念日
・ロシアによるウクライナ南東部地域の併合
・ウクライナでロシア占領軍兵士が死亡
・ウクライナの民間人を殺害している軍隊、軍部門、軍空軍および海軍に対して
アマチュア無線におけるロシアの政治的テロリズムにどう対処したらいいのでしょうか? 個人レベルでは、「D0」と「D1」プリフィックス局とは交信を行わない。コンテストなどの競技大会の主催者レベルでは、「D0」と「D1」プリフィックス局との交信の禁止をはじめ、電子レポート受信のブロックなど。国内アマチュア無線組織のレベルでは、アマチュア無線組織の管理者に情報を提供し、全国のアマチュア無線コミュニティ間で説明活動の実施。世界レベルでは、国際アマチュア無線連合(IARU)および国際電気通信連合(ITU)での「D0」と「D1」プリフィックスを使用する海賊アマチュア無線局の活動の評価です。
ロシアのアマチュア無線家の活動は、長い間アマチュア無線の倫理を超えており、ウクライナに対する攻撃的なロシアの政策を支援し促進することに寄与しています。
ウクライナに栄光あれ!
ウクライナアマチュア無線連盟「UARL/Ukrainian Amateur Radio League」
会長・Alex Zaliznyak(UX7UU)
●関連リンク:
・ウクライナアマチュア無線連盟(UARL/Ukrainian Amateur
Radio League)
・世界のコールサイン割り当て一覧(ウィッキペディア)
・D1(ドネツク)は、不法局か…?(OTA/Now On The Air)
The post <ウクライナアマチュア無線連盟会長(UX7UU)からメッセージ>ロシアが占領・併合したウクライナ領土から運用する「D0」「D1」プリフィックス局は違法な海賊行為 first appeared on hamlife.jp .
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)青森県支部は、「第52回 JARL青森県支部大会&ハムのつどい」を2024年9月29日(日)に八戸市の八戸市総合福祉会館(はちふくプラザねじょう)で開催する。詳細は同支部のWebサイト上で下記のように発表されている。
★第52回 JARL青森県支部大会&ハムのつどい
◆日時: 2024年9月29日(日)10:00~15:00
◆場所: 八戸市総合福祉会館( はちふくプラザねじょう )
2階多目的ホール、3階第2会議室
青森県八戸市根城八丁目8-155 電話0178-47-1651
◆アクセス:
(1) JR八戸駅から 市営・南部バス 乗車時間 約15分
・根城大橋経由中心街方面「総合福祉会館前」バス停下車
・田面木経由中心街方面「根城(博物館前)」バス停下車 徒歩7分
(2) 中心街ターミナル5番(六日町)バス停から 市営・南部バス 乗車時間 約10分
・根城大橋経由八戸駅行き「総合福祉会館前」バス停下車
・司法センター経由八戸駅行き「根城(博物館前)」バス停下車 徒歩7分
(3)自家用車の場合(※敷地内の駐車場は利用不可、福祉会館専用駐車場を利用のこと)
・JR八戸駅から 約10分
・JR本八戸駅から 約10分
・八戸自動車道・八戸ICから 約5分
◆内容:
・津軽海峡コンテスト結果発表
・オール青森コンテスト結果発表&表彰
・支部と語る会(事業報告・収支報告、事業計画・予算の説明、支部会員からご意見をいただく場として新たに設けます)
・講演(アマチュア無線運用について)
・記念写真撮影
・お楽しみ抽選会
◆ その他:
・お弁当手配は行いません。近くにローソン、スターバックスがありますが、各自ご持参いただきますようお願いします。
・前夜祭は9月18日で申し込みを締め切りました。
・お楽しみ抽選会の景品は支部で準備しますが、ご自宅に眠っているご不要なものがございましたら、当日受付にてお申し出、ご提供(無償提供でお願いします)いただけましたら当日抽選会の特別景品として取り扱わせていただきます。
詳細については下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・JARL青森県支部「支部大会・ハムのつどいについてのご案内」
・JARL青森県支部
The post JARL青森県支部、9月29日(日)に「第52回 JARL青森県支部大会&ハムのつどい」を八戸市で開催 first appeared on hamlife.jp .
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)鳥取県支部は、2024年9月29日(日)に「2024年度 鳥取県支部大会」を東伯郡湯梨浜町の湯梨浜町中央公民館 大講堂で開催する。詳細は支部ホームページで下記のように発表されている。
●JARL鳥取県支部「2024年度 鳥取県支部大会」
◆日時: 9月29日(日)09:45~12:45(受付開始:9:15)
◆会場: 湯梨浜町中央公民館 大講堂
(鳥取県東伯郡湯梨浜町龍島505 電話0858-32-1116)
※JR山陰本線 松崎駅 より徒歩10分
マップ→ https://maps.app.goo.gl/NKaPkqEoF45pDPqM9
◆スケジュールと内容:
09:15 受付開始
09:45 開会行事(支部長挨拶・ご来賓祝辞)
10:05 支部現状報告 (事業・会計・予算案等報告、 コンテスト結果報告)
10:55 講演 「JARLは今」 JARL常務理事 7K1BIB 山内 貴博 様
11:35 講演 「鳥取コンテストに参加しよう!」支部コンテスト委員長
12:00 記念写真撮影
12:15 抽選会
12:30 閉会行事 (支部役員紹介)
12:45 閉会
◆その他:
・会員・会員外、県内外を問わずどなたでもお気軽にご参加ください。
・会場受付でJARL入会・継続受付をします。※お支払いは現金のみです。
・会場受付で QSLカード転送受付をします。エリア・コールサイン順にまとめてお持ちください。
・お手数ですがネームプレートは、各自でご用意ください。
●関連リンク:
・ 2024年度
鳥取県支部大会(JARL鳥取県支部)
・JARL鳥取県支部
The post <山内JARL常務理事が講演>JARL鳥取県支部、9月29日(日)に「2024年度 鳥取県支部大会」を湯梨浜町で開催 first appeared on hamlife.jp .
2024年9月28日(土)12時から9月29日(日)12時までの24時間、YL局の各バンドでのアクティビティー増進と各局との交流を深めることを目的に、JLRS(Japan Ladies Radio Society)主催の「JLRS 第53回 パーティーコンテスト(電話部門)」がWARCバンドを除く1.9~1200MHz帯で開催される。多くのYL局と交信できるチャンスとして、楽しみにしているOMも多い伝統のコンテストだが、今回から「001より始まる連続番号」のナンバー交換を削除して、簡素化を図っているので注意しよう。
※記事作成にあたり前回開催時の規約をベースにするケースがあります。また記事作成後に主催者側がルールを変更(追加・修正)することもあります。本記事は参考程度に留め、必ずコンテスト開催直前に主催者発表による最新情報を確認して参加してください。
1957(昭和32)年にアマチュア無線技士の資格を有する女性ハムが集まって設立された「JLRS(Japan Ladies Radio Society)」が主催するコンテストとして著名なのが、今回の「JLRSパーティーコンテスト」と、毎年3月3日に開催される「雛コンテスト(通称「ひなこん」)」の2つだ。
今回、9月28日(土)12時から9月29日(日)12時までの24時間にわたり、「JLRS 第53回 パーティーコンテスト」の電話部門が、全世界のアマチュア局(クラブ局、記念局との交信は有効だが、チェックログ扱い)を対象に行われる。
部門は「OM」「YL」の「電信」「電話」の各2部門 (今回は電話部門の開催。電信、電話は別々に申請)。条件は同一場所からの運用のこと(電信と電話で異なる場合は可)。JLRSメンバー(DXメンバー含む)を1局以上含むこと。メンバー局を含まない場合はチェックログとして受け付け。
ナンバー交換はOM局が「RS符号による相手局のシグナルレポート」、YL局(メンバー外)が「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「Y」、JLRSメンバー局が「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「M」で、バンドが異なれば同一局との交信は有効。OM同士の交信は無効となる。
各部門(「OM」「YL」の「電信」「電話」各2部門)ごとに1~3位には賞状が、また参加賞(ステッカー)が部門ごとに発行される。
参加賞希望の場合は「ステッカー希望」とサマリーの意見欄に明記し、ステッカーの代金として100円(切手)+SASE(返信用封筒に定型料金の切手貼付)を一緒に同封。2部門入用の場合は2枚分同封のこと。なお、第46回(2017年)まで発行していた台紙は終了している。
ログ提出は10月27日(日)まで(当日消印有効)。詳しくは下記関連リンクから「JLRS 第53回 パーティーコンテスト規約」で確認してほしい。
なお、翌週の10月5日(土)12時から10月6日(日)12時までは「電信部門」が開催される(電信部門の呼び出し方法が2022年から変更されている)。周波数はいずれもWARCバンドを除く1.9~1200MHz帯で競う。
●関連リンク:
・JLRS 第53回パーティーコンテスト規約(PDF形式)
・JLRS(Japan Ladies Radio Society)
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「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」が2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。2023年4月にレギュラー陣の1人だったJA1JRK 谷田部氏がサイレントキーとなり、現在はOM2名(JA1NFQ 中島氏、JH1DLJ 田中氏)とMCの演歌歌手 水田かおり(JI1BTL)で進行。さらに不定期でFMぱるるんの“局長”ことJA1VMP 海老澤氏が加わっている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2024年9月22日(日)21時30分からの第432回放送。「最近、無線をやってる?」をテーマにレギュラー陣が無線活動を報告し合った。
後半のJARDコーナーはJARD測定担当の藤井氏が登場し、8月10日(土)にJARDハム教室で初開催した「フィルタ設計手法の理解と簡単なフィルタ製作」講習の報告を行った。当日は10名が出席したが参加者のスキルがまちまちでソフトウェアの説明に時間を要し、フィルタの製作まで十分行えなかったという。
番組音源は下記関連リンクにある放送済み音源公開ページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除されるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・OMのラウンドQSO 放送済み音源公開ページ
・palulun.net
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