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hamlife.jp (2024/11/26 20:06:26)
現在データベースには 6126 件のデータが登録されています。
アイコム株式会社は毎年6月1日に、Webサイトで「生産終了機器リスト」(旧名称:修理受付終了機種リスト)を更新している。同社のアマチュア無線機器は生産終了後10年~15年未満のものが「条件付きで修理受付可能」となり、15年以上が経過した機種は「修理受付終了」で調整や点検も受けられなくなる。今回「 2023年6月1日作成版」のリストが更新され、HF/50MHz帯固定機のIC-756PRO3、D-STARモービル機のID-800Dが新たに「修理受付終了」となり、広帯域受信機のIC-RX7が「条件付きで修理受付」の扱いとなった。
アイコムは毎年この時期に「生産終了機器リスト」を更新している。同社は生産終了後10年~15年未満の機種は、故障箇所の補修部品在庫があり、かつ調整、修理することで機能や性能の維持が可能と判断した場合に「条件付き」で修理を受け付けている。また生産終了後15年以上を経過した機種は、経年劣化等で動作を保証する修理ができないため、修理品(調整、点検の依頼を含む)の受付をすべて終了している。
今年のリストは下記のとおりで、HF/50MHz帯固定機のIC-756PRO3、D-STARモービル機のID-800Dが新たに「修理受付終了」となり、広帯域受信機のIC-RX7が「条件付きで修理受付」の扱いとなった。
アイコムが公開した生産終了機器リスト(2023年6月1日作成)より
なお同社は、生産終了後5~9年の機種をリスト下部に青文字で表示している。これらは現状では修理受付が行われているが、「部品の廃品などやむを得ない理由により修理をおこなえない場合があるため、生産終了後10年以内の機種の修理をお約束するものではございません。何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけている。
●関連リンク:
・アマチュア無線機器の修理に関する重要なお知らせ(アイコム)
・生産終了機器リスト(PDF)
2023年6月1日作成版(リンク切れの場合は上記「修理に関する重要なお知らせ」からダウンロードのこと)
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2023年5月25日 夜に放送した第576 回分がアップされた。
2023年5月25日(第576回)の特集は「ハムベンション2023に登場した新製品」。5月19~21日に米国オハイオ州で開催された「ハムベンション2023」の会場で初披露(ワールドプレミア)されたJVCケンウッドのハンディ機「TH-D75A」(米国仕様)の話題を中心に紹介。8月に開催される日本の「ハムフェア2023」への期待を述べた。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第576回放送
・QRL Facebookページ
公益財団法人 日本無線協会が実施する、令和5年度(2023年度)8月期の第一級および第二級アマチュア無線技士国家試験の受験申請受付が6月1日から始まった。試験日は1アマが2023年8月6日(日)、2アマが同8月5日(土)で、札幌から那覇まで全国11か所の会場で一斉に行われる。なお受験申請はインターネットのみなので注意しよう。
今回実施される試験の日程は、1アマが8月6日(日)、2アマは8月5日(土)。試験地は東京都、札幌市、仙台市、長野市、金沢市、名古屋市、大阪市、広島市、松山市、熊本市、那覇市の全国11か所となる。
申請はインターネットの日本無線協会の公式サイトからのみ(受験用写真のアップロードも必要)、申請締め切りは6月20日。試験手数料等は1アマが9,600円、2アマが7,800円となっている。
なお今後の新型コロナウイルス感染拡大状況によっては受付後でも中止されることがあるので、日本無線協会のWebサイトで最新情報を得るようにしていただきたい。
試験結果(合否)については受験者にメールで案内があり、所定サイトからPDFをダウンロードする方式になっている。申請方法などの詳細は下記関連リンクから、日本無線協会のWebサイトで確認して欲しい。
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<1アマ国試の合格率は「29.3%」とわずかに上昇、4アマ新規取得者は1万人台を回復>総務省、令和3年度末の「資格別
無線従事者免許取得者数の推移」を公表
●関連リンク:
・公益財団法人 日本無線協会
・国家試験受験案内(日本無線協会)
・令和5年度
第一級及び第二級アマチュア無線技士国家試験案内(PDF)
・無線従事者国家試験の電子申請ページ(※1・2アマは「CBT方式を除く」を選択する)(日本無線協会)
5月31日、東北総合通信局は青森県三戸警察署とともに青森県三戸郡南部町内において車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、勤務先の車両に免許を受けず不法に無線局を開設していた運転手を電波法第4条の違反容疑で摘発した。
東北総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。
東北総合通信局は、5月30日(火)、青森県三戸警察署と共同で、青森県三戸郡南部町内において車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、1名を電波法違反容疑で摘発しました。
1.被疑者の概要等
免許を受けずに勤務先の車両に無線局を開設していた青森県三戸郡南部町在住の運転手(64歳)
2.適用法条
(1)電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
(2)同法第110条(罰則)
次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
一 第4条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設したとき。(以下略)
東北総合通信局は「電波利用環境保護のため、今後も捜査機関の協力を得て、不法無線局の取締りを行っていく方針です」と説明している。
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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・東北総合通信局
電波法違反の容疑で1名を摘発-青森県三戸警察署と共同取締り-
・総務省 不法無線局の特徴・影響・障害事例(PDF形式)
一般社団法人 電波教育協会 は2023年6月10日(土)と11日(日)に神奈川県横須賀市で情報通信月間行事「第2回 記念艦三笠でモールス体験」を開催する。当日は印字機などを用いたモールス符号の打鍵体験や現在の無線通信に関するパネル展が行われる(パネル展は18日まで継続)。予約は不要で誰でも参加できるが「記念艦三笠」の観覧料が必要になる。
一般社団法人 電波教育協会は、無線従事者国試対策の情報誌「無線従事者」の発行などを行っている団体だ。このほど情報通信月間行事の一つとして、6月10日(土)と11日(日)に神奈川県横須賀市の三笠公園で展示している「記念艦三笠」の船内で「第2回 記念艦三笠でモールス体験 ~無線通信の歴史と今・未来を体験する」というイベントを昨年に続いて開催する。なおパネル展示は6月10日(土)から18日(水)まで継続する。
「第2回 記念艦三笠でモールス体験 ~無線通信の歴史と今・未来を体験する」
◆開催日: 2023年6月10日(土)、11日(日)※パネル展示は6月10日から18日まで
◆開催時間: 午前9時から午後4時まで
◆開催場所:
横須賀三笠公園 記念艦三笠船内
(神奈川県横須賀市稲岡町82-19)
◆概要:
記念艦三笠に搭載された三六式無線電信機は、日本が開発し実用化された当時世界最高性能の無線電信機です。この活躍は世界各国に大きな衝撃を与え、無線通信の歴史に大きな足跡を残しています。
私たちが生活する現代では無線通信は一般的な技術となり、生活の様々な分野で活用されています。現代に暮らす青少年が、今一度無線通信の歴史に目を向け、当時の技術を体感し、今の技術を更に深く理解することが、これからの情報化社会の未来と私達の生活に大切であると考え、三六式無線電信機を見学できる記念艦三笠にてモールス通信の体験と現代の無線通信についてのパネル展を行うものです。
◆内容:
(1)モールス通信体験
電鍵を打鍵してみよう
(2)アマチュア無線と情報通信
アマチュア無線機の展示など
(3)パネル展示
・現代の無線通信
・電波法制と電波監視
・無線通信の未来
・モールス通信の今 など
◆その他:
・予約不要・参加費無料(別途、記念艦三笠観覧料が必要です)
・コロナ対策のため、マスク着用をお願いいたします。
イベントの詳細、および会場へのアクセスは下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・第2回 記念艦三笠でモールス体験(一般社団法人 電波教育協会)
・一般社団法人 電波教育協会
・一般社団法人 電波教育協会 Twitterアカウント(@Denpa_Kyouiku)
・記念艦「三笠」案内ページ
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)山梨県支部は、2023年6月4日(日)に「令和5年度 山梨ハムの集い」を甲府市の甲府市健康の杜センター アネシスで開催する。詳細は同支部のWebサイトで下記のように発表されている。
●JARL山梨県支部「令和5年度 山梨ハムの集い」
どなたでも参加できます。
◆日時: 6月4日(日)13:30~15:30(受付:12:30~)
◆会場: 甲府市健康の杜センター アネシス 多目的室(甲府市下向山町910 電話 055-266-6400)
※上履きをご用意ください
◆交通: 甲府駅から豊富行バスで間門(まかど)下車(乗車約30分)、駐車場あり
◆入会・継続手続き行います:
・継続会費の納付受付をいたします。払い込み手数料が不要になりお得です
・イベント入会特典 入会金無料(正員、准員、社団員)
・22歳未満の方はは入会金と会費1年分が無料(今後も支部行事で実施します。ぜひご利用ください)
◆内容:
・昨年度報告、本年度事業計画、予算計画
・お楽しみ抽せん会(会員のみ)
・OSOコンテスト表彰
・登録クラブ活動報告
・なんでも相談コーナー
・QSLカード転送受付(会員のみです。個人で発送の場合と少し違いますので無線歴の長いOM各局も こちらの要領 必ずご覧ください)
・ジャンク交換会
●関連リンク: JARL山梨県支部「令和5年度山梨県ハムの集い」
2023年6月3日(土)、JARL神奈川県支部主催による「第52回 オール神奈川コンテスト」が開催される。開催時間と周波数帯は2つのステージに分けられ、15~18時の「ステージ1」では、14/21/28/50/1200/2400MHz帯、21~24時の「ステージ2」は1.9/3.5/7/144/430MHz帯で行われる。前回(2022年)開催の第51回から、アマチュア無線局を開設して間もない局などの参加を促進するためとして「電話部門」を新設。同部門の各種目における空中線電力は10W以下(50~430MHz帯は20W以下、1200MHz帯は1W以下、2400MHz帯は2W以下)と規定している。
交信対象は、神奈川県内で運用する「県内局」がすべての国内局、神奈川県外で運用する「県外局」は神奈川県内で運用する県内局となっている。参加部門および種目は、県内局と県外局をあわせて58に及ぶ。
種目にある「ジュニア」は、運用するオペレーターの年齢が18歳以下(「マルチオペ・ジュニア」はすべてのオペレーターの年齢が18歳以下)の場合にのみエントリー可能となる。ただし、電話部門にはシングルオペ、マルチオペともに「ジュニア・オールバンド」はない。
なお「電話部門シングルオペ・ニューカマー」の種目は、初めて局を開設した個人局であって、局免許年月日が開催日の3年前の同日以降に免許された局のみエントリーできる。今回は2020年(令和2年)6月3日以降に初めて免許された個人局が該当する。
ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す神奈川県内の市・郡・区ナンバー」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都・府・県(小笠原を含む)および北海道の地域 ナンバー」となる。なお南鳥島と沖ノ鳥島、硫黄島は「小笠原」区域に含まれる。
紙ログの締め切りは6月17日(土)消印有効。電子ログの場合は同日に必着。2つのステージを通じて1種目のみを審査対象書類として提出のこと。そのほか「紙によるサマリー・ログ書類は、総交信局数が100局以下かつ手書きのもののみを受け付けます。総交信局数が100局を超える紙によるサマリー・ログ書類は受け付けませんので、電子ログ書類を電子メールで提出してください。また、電子メールの件名には半角英数字でエントリーするコールサインのみを記載してください」としている。
詳しくは「第52回 オール神奈川コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第52回 オール神奈川コンテスト規約(PDF形式)
・JARL神奈川県支部
2023年6月3日(土)9時から12時までの3時間、JARL長野県支部の主催による「2023年 ALL JA0 21/28MHzコンテスト」が、日本国内で運用するアマチュア局(個人局)とSWLを対象に、21/28MHz帯の電信と電話で行われる。社団局であっても、シングルオペなら参加可能。21MHz帯と28MHz帯のみで、ビギナーにもおすすめのHFコンテストの1つと言えるだろう。なお、前回(2022年)からSWL部門の参加資格は「無線局免許状を有していないJARLの准員または一般人」としている。
コンテスト名のとおり、21/28MHz帯のみで競い合う「2023年 ALL JA0 21/28MHzコンテスト」。交信対象は「国内局同士」で、管外局同士の交信も得点となる。
ナンバー交換は、0エリア管内局、管外局ともに「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「001形式」。サマリーシートの提出は、紙ログ、電子ログの両方で受け付ける。締め切りは6月12日(月)消印有効。郵送の場合は「日本郵便での提出を推奨します」としている。
詳しくは「2023年 ALL JA0 21/28MHzコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・2023年 ALL JA0 21/28MHzコンテスト規約
・ALL JA0コンテストの電子ログ受付
・JARL長野県支部
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」が2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。2023年4月にレギュラー陣の1人だったJA1JRK 谷田部氏がサイレントキーとなり、現在はOM2名(JA1NFQ 中島氏、JH1DLJ 田中氏)とMCの演歌歌手 水田かおり(JI1BTL)で進行している。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2023年5月28日(日)21時30分からの第364回放送。JH1DLJ 田中氏が栃木県と群馬県で開催されたARDF競技大会に選手として参加したことを報告。「FMぱるるんでもARDF大会を開催したい」という話で盛り上がった。
番組後半のJARDコーナーは、JARD管理部の伊藤 純氏(JH1OPI)が登場。JARDハム教室で5月に3回開催した「ビギナーズセミナー」と「初心者交信教室」の報告を行った。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
2023年6月4日(日)に岩手県陸前高田市で開催される「第73回全国植樹祭いわて2023」にともない、東北総合通信局は6月3日(土)から4日(日)までの2日間、警察・消防・航空・鉄道無線、放送、携帯電話などの重要無線通信に対する混信や電波妨害の発生に備え、重要無線通信妨害対策実施本部を設置し、24時間体制で電波監視を強化する。
東北総合通信局の報道発表は以下のとおり。
東北総合通信局は、「第73回全国植樹祭いわて2023」開催に伴い、重要無線通信妨害対策実施本部を設置して、混信や妨害の発生時に迅速に対応できるよう電波監視体制を強化します。
岩手県陸前高田市で開催される「第73回全国植樹祭いわて2023」(6月4日(日)開催)において、警察・消防・航空・鉄道無線、放送、携帯電話などの重要無線通信に対する混信や電波妨害の発生に備え、局長を本部長とする重要無線通信妨害対策実施本部を設置して、6月3日(土)から4日(日)まで電波監視体制を強化します。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・東北総合通信局
「第73回全国植樹祭いわて2023」開催に伴う電波監視体制の強化- 重要無線通信妨害対策実施本部を設置-
・第73回全国植樹祭いわて2023