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hamlife.jp (2024/11/26 23:05:36)
現在データベースには 6126 件のデータが登録されています。
日本における、2023年5月9日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに2エリア(東海管内)の東海総合通信局から更新発表があった。なお、東海合通信局管内の2エリアは、JS2のサフィックスファーストレター「O」が終了し、「P」へ割り当てが移っている。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
株式会社誠文堂新光社は2023年5月10 日(水 )に月刊誌「子供の科学」2023年6月号を刊行する。今号は特集が「近くにいる!毒のある生き物 」 、さらに「こんな未来が2050年に? タイフーンショット計画 」「南極から地球環境を探る」といった記事も掲載している。また別冊付録として「毒のある危険生物遭遇マップポスター」がついてくる。価格は770円(税込み)。
「子供の科学」2023年6月号表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。誠文堂新光社が刊行している月刊誌「子供の科学」は、大正13(1924)年9月の創刊という老舗雑誌だ。同誌が2015年に行った読者(小中学生が中心)アンケートによると、取ってみたい資格の第1位が「アマチュア無線」という結果になり、アマチュア無線界からも注目されている。
また同誌は一昨年3月、「子供に科学の楽しさを96年間伝え続け、日本の理系親子が絶大の信頼を寄せている」として、日本の文化活動に著しく貢献した人物・グループに対して贈呈される吉川英治文化賞を受賞した。
通巻1046号となる2023年6月号は、特集が「近くにいる!毒のある生き物」、さらに「こんな未来が2050年に?
タイフーンショット計画」「南極から地球環境を探る」といった記事も掲載。また電子工作の「ポケデン」コーナーではスコープののぞき穴から見ると、点滅するLEDの明るさによってときどきオバケが現れる「オバケスコープ」を作っている。また別冊付録として「毒のある危険生物遭遇マップポスター」がついてくる。
なお今号の情報コーナーには、法改正によってアマチュア無線の“お試し交信体験”が容易になったという話題が掲載されている。
同誌の購入は下記に掲載したAmazonリンクから可能だ。
●関連リンク:
・子供の科学2023年6月号はこんな内容だ(KoKa Net)
・中高生の科学 Kokademia(KoKa Net)
毎年5月5日「こどもの日」恒例、南極昭和基地のJARL局「8J1RL」が、日本の18歳以下のアマチュア無線家と優先的に交信するイベント「こどもの日特別運用」が今年も行われた。東京都豊島区の一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)本部に公募で集まった小・中・高校生の10人(2アマ1人、3アマ4人、4アマ2人、無資格者3人)が、JARL中央局「JA1RL」の無線設備で約1万7,000km離れた「8J1RL」との交信に挑戦した。とくに今回、アマチュア無線の制度改正で“アマチュア無線の資格を持たない者の体験運用”の条件が大きく緩和されたことから、初めて無資格者による体験運用もあわせて行われた。※画像の一部はJARL提供
※パソコンでご覧の場合、小さい画像はクリックすると拡大します。
2023年5月5日(金・祝)、第64次日本南極地域観測隊による南極昭和基地のJARL局「8J1RL」と、日本国内の小・中・高校生を優先して交信する「こどもの日特別運用」が行われた。当日、東京都豊島区南大塚にある一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)本部には、公募で選ばれた小学5年生から高校1年生までの10人とその保護者が訪れ、JARL中央局「JA1RL」の無線設備で南極との交信に挑戦した。
会場には南極OB会アマチュア無線クラブのメンバー2人が駆けつけ、その1人、第63次南極地域観測隊員として今年3月に帰国したばかりの藤本 理さん(JP1JRU)が、南極の環境や生活などの様子を参加者に説明した。また、JA1RL運用委員会メンバーの新谷一徳さん(7K2GMJ)から南極と日本の電波伝搬や交信方法のレクチャーを行い、全員で「こちらはJA1RLです」と発声練習をして交信への期待を高めていった。
南極OB会アマチュア無線クラブのメンバーで、昨年まで第63次南極地域観測隊員として従事していた藤本 理さん(JP1JRU)が、南極の環境や生活などの様子を参加者に説明。子供たちからの質問で「凍ったバナナで釘は打てるんですか?」「食料はどのぐらい持って行くんですか?」などの質問が飛び出した
一通りのレクチャーのあと、17時過ぎから運用スタッフが21MHz帯(21.245MHz)のSSBモードで8J1RLへの呼びかけを始めたが、時間経過とともにコンデイションの上昇は確認できるものの、まだ南極とのパスは開けていない。30分ほど呼び続けたがはっきりとした音声が確認できなかった。そのあと14MHz帯(14.245MHz)へ移って呼んだが、やはりノイズに埋もれて交信に至らない。
会場内に諦めムードが漂うなか、最近はハイバンドのコンディションが上昇していることから、最後に28MHz帯(28.545MHz)でチャレンジすることになった。周波数を切り替えて8J1RLに呼びかたところ、フェージングの中から8J1RLの信号が聞こえてきた。思わぬ展開に、参加者一同から拍手が沸き起こった。しかし、コンディションが不安定な状態で、HF帯の伝搬特有の信号の浮き沈みが激しい。
17時すぎからJA1RL運用委員の井岡正樹さん(7N4SJX)が21MHz帯SSBで8J1RLの呼び出しを行った。バンドコンディションの上昇は確認できたものの8J1RLの信号は聞こえてこない。そこで、14MHz帯へ周波数を移動したが、それでもノイズに埋もれて聞こえない。交信を諦めかけていたところで、最近は28MHz帯のコンディションが上昇していることから、28MHz帯で8J1RLに呼びかけると、応答する信号がはっきり聞こえてきた
18時少し前に2アマの資格を持つ小学5年生が200W機(IC-7800)で交信をスタート。続けて3アマの4名が50W機(FT-991AM)で、さらに4アマの2名が10W機(FT-991AS)で、最後はJA1RL運用委員の井岡正樹さん(7N4SJX)のサポートを受けながら、無資格者3名が200W機でそれぞれ交信を行った。フェージングの中で時間はかかったが、10名全員が無事に南極との交信に成功した。関係者によると「こどもの日特別運用」で8J1RLとの28MHz帯での交信は初めてではないかとのことだった。
交信内容は「RSリポートと自分の名前」の交換というスタイルで、子供たちはあらかじめ自分の名前を和文通話表から書き出しておいた内容を伝え、子供たちがオペレーターを交代すると、8J1RL側もマイクを握る隊員が交代するという形で、交信相手をしてくれた8J1RLから届く隊員の名前を懸命に聞き取っていった。
中学1年生(3アマ)の女の子がJA1RLから呼び出すと、8J1RL側も女性オペレーターが応答するというサプライズもあった。
さらに4アマの2人が10W機で、苦労しながらRSリポートと名前を交換
最後は、アマチュア無線の制度改正により“アマチュア無線の資格を持たない者の体験運用”の条件が大きく緩和されたことから,初めて無資格者による体験運用が行われた。JA1RL運用委員会メンバーのサポートを受けながら200W機で3人が南極との交信を楽しんだ
最後にJG1KTC髙尾会長から8J1RLに対して謝意を伝え、8J1RLからは「10人全員成功おめでとうございます!」の声が聞こえてきた。
全員の交信終了後、髙尾JARL会長は子供たち1人ずつに交信記念証と記念品を手渡し、「今日はご苦労様でした。時間はかかりましたが、集まっていただいた皆さん全員が無事に交信できてよかったです。きょうの感動を忘れないでアマチュア無線を楽しんでくださいね」と締めくくった。
JA1RLとの交信終了後も、南極では8エリア(北海道管内)を中心にオープン。各地から呼ばれていたようで、夜遅くまで8J1RLでは「こどもの日特別運用」を行い、多くの子供たちとの交信に努めていた。
髙尾JARL会長から子供たち一人一人に8J1RLとの交信に成功の「交信記念証」や記念品が手渡された
●関連リンク:
・
JARL南極局8J1RLの「こどもの日特別運用」、初の試みとなった体験運用を含めて、JA1RLから子どもたち10名全員28MHz帯で交信に成功!(JARL
Web)
・南極・昭和基地8J1RLが「こどもの日の特別運用」を行います!(JARL Web)
「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2023年5月7日(日)21時からの第227回放送。前半では連休の過ごし方とコロナの「5類」移行について。続いて月刊誌「CQ ham radio」5月号巻末(ピンク色のページ)の「From JARL」コーナーの掲載内容を紹介。さらに同誌別冊付録「懐かしの50MHz」の内容に触れた。
後半では、今週末のJARL地方本部・支部主催の行事として、次のものを紹介した。
・5月8~21日「2023年第18回長野県QSOパーティー(前期)」(長野県支部)
・5月13~14日「2023群馬県支部ARDF競技大会」(群馬県支部)
・5月13~14日「関西VHFコンテスト」(関西地方本部)
・5月13~14日「第22回オール山口コンテスト・HF部門」(山口県支部)
・5月13~14日「第21回津軽海峡コンテスト」(青森県支部、渡島檜山支部)
・5月13~14日「第60回JA0VHFコンテスト」(信越地方本部)
・5月14日「春季和歌山ハムベンション」(和歌山県支部)
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2023年5月7日(日)15時からの第459回放送。ゲストに月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏(JS1CYI)が登場し、アマチュア無線の代名詞としても使われる「CQ」の意味について説明。さらにアマチュア無線での交信方法を実例を交えながら解説した。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
5月8日、東北総合通信局は、免許を受けずに不法アマチュア無線局を開設した青森県東津軽郡外ヶ浜町在住の第四級アマチュア無線技士の資格を有する男と、免許を受けずに不法パーソナル無線局を開設した宮城県本吉郡南三陸町在住の男に対し、無線従事者としてその業務に従事することを48日間停止する行政処分と、無線局(無線航行移動局)の運用を45日間停止する行政処分をそれぞれ行った。
東北総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。
東北総合通信局は、電波法令違反を行った者に対して、本日、無線局の従事停止および運用停止の行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 青森県東津軽郡外ヶ浜町在住(61歳)
違反の概要: 不法アマチュア無線局を開設し、電波法第4条の規定に違反した。
処分の内容:
無線従事者(第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを本日から48日間停止する。
被処分者: 宮城県本吉郡南三陸町在住(71歳)
違反の概要: 不法パーソナル無線局を開設し、電波法第4条の規定に違反した。
処分の内容: 無線局(無線航行移動局)の運用を本日から45日間停止する。
2.行政処分の根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項の規定に基づくものです。
電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)
第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第76条第1項(無線局の免許の取消し等)
総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、三月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、又は期間を定めて運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。(以下略)
79条第1項(無線従事者の免許の取消し等)
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。(以下略)
東北総合通信局は「電波利用秩序の維持を図るため、今後も着実な電波の監視を行い、電波法令違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・東北総合通信局 電波法違反者に対する行政処分
・総務省 不法無線局の特徴・影響・障害事例(PDF形式)
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2023年5月8日時点で、アマチュア局は「369,684局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2023年5月1日時点の登録数から1週間で108局ほど減少。なお、既報( 2023年5月1日記事 )のとおり2週間前にアマチュア局が37万局を割ってしまっている。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2023年5月8日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「369,684局」の免許状情報が登録されていた。前回、2023年5月1日のアマチュア局の登録数は「369,792局」だったので、1週間で登録数が108局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅している。
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<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは再放送も始まった(2023年4月から毎週水曜日の24時に再放送中)。
2023年5月7日の第540回放送は、昨年3月からスタートした月1回の企画「ハムハムイングリッシュ」の5月号だった。
番組後半では「電子情報通信学会誌」2023年4月号に 掲載された記事
「21世紀の趣味、アマチュア無線
-人材育成のための現代アマチュア無線俯瞰図-」(番組レギュラーメンバーであるJR2KHB
須田氏の投稿)を紹介した。
公開されたポッドキャスト音声は58分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第540回の配信です
先週のアクセスランキングで1位は「<そのまま少量コピーして配布するのであれば許可等は不要>総務省が『交信体験制度(体験運用)リーフレット(PDF版)』を作成し配布」。今般公布されたアマチュア無線の制度改正に伴い、無資格者によるアマチュア無線の体験運用の機会が拡大されたが、このほど総務省は、アマチュア無線の資格を持たない人でも体験しやすくする「アマチュア無線の交信体験制度(体験運用)」について簡単にまとめたリーフレットを作成し、総務省電波利用ホームページで公開。PDF版を自由にダウンロードできるようにした。それに連携する形で、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)でも、体験運用のFAQから交信例、欧文通話表までをまとめた「体験運用マニュアル」を制作して公開した。この記事が3位にランクインするなど、「交信体験制度(体験運用)」への関心の高さがうかがえる結果となった。
続く2位は、日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2023年5月1日時点で「369,792局」の免許情報が登録されていることが判明したニュース。ついにアマチュア局の登録数が37万局割れとなってしまった。ちなみに“38万局割れ”した。ちなみに“38万局割れ”した時期は2022年2月だったので、1年2か月間ほどで1万局減少したことになる。本林良太氏(JJ1WTL)のブログ「CIC」によると、「37万局というのは、1978年ころの値に相当します」と紹介している。
4位は、HF帯のダイポールやビームアンテナ、V/UHF帯の各種アンテナや分配器、ルーフタワーなど、合計179品目の価格改定を2023年4月21日注文分から実施することを告知していたクリエート・デザイン株式会社が、このほど「製造工程の見直し、資材調達コスト等を全面的に見直した事により、販売価格の低減が出来ました」として、改めて販売店などに“改定後の新価格”を告知した話題。今回の再改定で、一部は数百円から数千円程度(大型アンテナの中には数万円程度)値上げ後の希望小売価格が低減されたが、なかにはさらに値上がりしたものも見られる。いずれも価格改定日は2023年4月21日で変更ないとしている。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<そのまま少量コピーして配布するのであれば許可等は不要>総務省が「交信体験制度(体験運用)リーフレット(PDF版)」を作成し配布
2)<ついに37万局割れ! 総務省の最新データベース>無線局等情報検索(5月1日時点)、アマチュア局は1週間で225局(約32局/日)減って「369,792局」
3)<FAQから交信例、欧文通話表まで網羅>総務省発行のリーフレットに連携し、JARLが「アマチュア無線 体験運用マニュアル(PDF版)」を公開
4)<製造工程や調達コスト等を全面見直し、値上げ幅を圧縮した製品も>クリエート・デザイン、異例の「価格改定のやり直し」を発表
5)<免許を受けずにアマチュア無線局を開設・運用>関東総合通信局、電波法違反で無線従事者(3アマ、4アマ)3名に対して17日間と22日間の行政処分
6)<許可を受けていない無線機を使って免許の範囲と異なる周波数で通信>第四級アマチュア無線技士の資格を持つ女に対して17日間の行政処分
7)<JA1JRK 谷田部氏のサイレントキーに伴う追悼番組>OMのラウンドQSO、第360回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開
8)<事前申し込み不要の完全フリーマーケット>5月7日(日)9時から11時まで、横浜泉アマチュア無線クラブが横浜市泉区で「2023不用品交換会」開催
9)JARD、5月1日(月)から14日(日)まで「HAMtte交信パーティー2023春」パーティー部門を開催
10)<「8J」「8N」で始まるコールサイン>2023年5月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報
日本における、2023年5月6日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。5月に入って、新たに0エリア(信越管内)の信越総合通信局と、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所からそれぞれ更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)