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hamlife.jp (2024/11/27 2:05:29)
現在データベースには 6126 件のデータが登録されています。
1990年代に東京大学アマチュア無線クラブ(JA1ZLO/JA1YWX)の横林氏によって開発されたコンテスト用ロギングソフトウェア「zLog(ゼットログ)」は「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」などとの連携性が高く、コンテスターを中心に人気が高かった。同ソフトウェアは2004年11月20日に公開されたzLog for Windows 2.2以降は最新版が出ておらず、2019年にJARLコンテスト委員会の要請によりオープンソース化(GitHubで公開)され、その後さまざまなユーザーコミュニティが最新OSへの対応や新機能を盛り込む開発やバージョンアップを行っている。その1つ「zLog 令和Edition」のWindows版最新バージョンが、2023年4月7日に「Ver2.8(リリース版2.8.4.6)」として公開した。
今回更新された主な改良点は以下のとおり(同Webサイトから)。
zLog Ver2.8 令和Edition(リリース版2.8.4.6)2023/4/7
2022年の全市全郡コンテスト以降に寄せられたレポートを元に、機能追加並びに不具合修正を行っています。
新機種であるFT-710シリーズのサポートやバンドスコープの強化を行い、初級者から上級者まですべての方の使い勝手の向上を行いました。
・Fixed: Fキー押下時の動作が違うウインドウがある Issues #415
・Fixed: 「Switch TAB/; with CW bank」の日本語訳とマニュアルが間違っているとの指摘 Issues #416・Changed:
ZAQの拡張(ZAQ2の試作) Issues #418
また、東京大学アマチュア無線クラブ(JA1ZLO/JA1YWX)の協力により、Webマニュアルも新サイトへ移動して、無線機の方法(IC-7300)など少しだけですが充実を図りました。
●関連リンク:
・zLog for Windows/Version 2.8.3.6 令和Edition
・zLog 令和Editionマニュアル
・zLog 令和Editionマニュアル(IC-7300を例にした解説)
・zLogとは
「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2023年4月16日(日)21時からの第224回放送。前半では黄砂など最近の気象について。続いてIARUが制定した「世界アマチュア無線の日」(4月18日)に関連し、16日にJARL中央局「JA1RL」の記念運用を行ったという報告と、5月5日に南極昭和基地のJARL局「8J1RL」が21MHz帯SSBで「 こどもの日特別運用 」を実施(17~18時、コンディションによっては延長あり)するという案内を行った。これに合わせてJARL中央局から交信にチャレンジする小・中・高校生を募集している。
後半は今週末のJARL地方支部主催の行事として、次のものを紹介した。
・4月22日「第26回下野の国ARDF競技大会」(栃木県支部)
・4月23日「東京都支部大会」(東京都支部)
続いて、機関誌「JARL NEWS」2023年春号の封筒に封入されている「JARLフレンドリーショップ 会員ありがとうキャンペーン2023」と、「JARL会員専用保険(傷害補償保険、雷事故補償保険)」のリーフレットを紹介した。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2023年4月16日(日)15時からの第456回放送。4月から栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも放送が始まり、番組オープニングのテーマ曲も今回から変更された。番組は月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏(JS1CYI)が「アマチュア無線に必要な2つの免許と有効期間」「アマチュア無線技士の資格取得の方法(国家試験と養成課程講習会)」「アマチュア無線技士の資格は4種類ある」などを説明した。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2023年4月17日時点で、アマチュア局は「370,217局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2023年4月10日時点の登録数から1週間で248局ほど減少したことになる。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2023年4月17日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「370,217局」の免許状情報が登録されていた。前回、2023年4月10日のアマチュア局の登録数は「370,465局」だったので、1週間で登録数が248局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅している。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
アマチュア無線の電子マガジン「月刊FBニュース」は、2017年10月から原則として毎月1日と15日に連載記事の更新を行っている。きょう2023年4 月17日には新たにニュース3本と「アパマンハムのムセンと車」「Summits On The Air(SOTA)の楽しみ」「新・エレクトロニクス工作室」「今月のハム」など8 本の連載記事を公開した。
4月15日号で新たに公開されたニュースは「HAMtte交信パーティー2023春、パーティー部門を開催」「2023年主要イベントスケジュール」「オーストラリアでMicrowave Test and Tune Day開催」の3本。その他おもな記事の掲載・更新状況は次のとおり。
★アパマンハムのムセンと車 第7回
1980年代に50MHz帯でアクティブだったJF1KKT
横田勝彦氏の執筆による連載。「車とアマチュア無線」「アパマンとアマチュア無線」の切り口で綴っていく。今回は「モービル&アパマン運用に役立つヒント」と題し、前回紹介した「カーボン製釣り竿」利用のアンテナが折れた話や、軽自動車へのモービルアンテナ設置の工夫の続きを紹介した。
★Summits On The Air(SOTA)の楽しみ 第66回
SOTA日本支部のJH0CJH・JA1CTV 川内 徹氏がナビゲートする連載。今回は「SOTAを楽しむ仲間たち3」と題し、JG1BOK 川真田
智さんからの寄稿を紹介した。
★新・エレクトロニクス工作室 第12回
JE1UCI 冨川寿夫氏による連載。50MHzのAMトランシーバを作るための実験の一環として「RF部テストボード」を製作。
★ラジオ少年 第2回
「アップダウンカウンタの製作(2)」と題し、前回製作した74シリーズのロジックICを使用したアップダウンカウンタをグレードアップした。
★From Steve’s Workbench
JS6TMW Steve Fabricant氏の不定期連載。今回は自作の携帯用マグネチックループアンテナの改良を紹介した。
★今月のハム
熊本県のJA6GXP 浅井渉さんのシャックを訪問した。
★Short Break
JARLから「ライフメンバー会費継続9年」の会員を対象にした銀色バッジが届いたという話題と、JARLライフメンバー会費延長キャンペーンⅢの紹介を行った。
それぞれの記事は下記関連リンクから読むことができる。次回の記事更新は5月1日を予定している。
● 関連リンク:
・月刊FBニュース2023年4月号
・月刊FBニュース Facebookページ
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。
2023年4月16日に放送された第537回の特集は「4月18日は世界アマチュア無線の日」。毎年4月18日はIARU(国際アマチュア無線連合)が定めた「世界アマチュア無線の日(World Amateur Radio Day/WARD)」であることを紹介、その意義を語る内容だった。
公開されたポッドキャスト音声は46分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
<4月から再放送の日時変更に>
2023年4月から「ハムのラジオ」の再放送スケジュールが、 “毎週水曜日の24時(=木曜日の午前0時)から”
に変更されたので、ラジオ成田の地上波で再放送を聞いていた各局は注意が必要だ。なお本放送(毎週日曜日の21時から)のスケジュールは従来どおり。
●関連リンク: ハムのラジオ第537回の配信です
先週のアクセスランキングで1位は、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が2016年9月から行っている「スプリアス確認保証」において、本年3月末までの約6年半を通算し、もっとも同保証の利用者が多かった古いアマチュア無線機の「トップ10」を発表したニュースだった。2005年12月1日の法改正で無線機器のスプリアス規格が改められ、2007年11月30日以前の旧スプリアス規格で作られた古い無線機は経過措置後の2022(平成34)年12月以降は使えなくなることになった(※2021年8月に総務省が新型コロナウイルスによる社会経済への影響を鑑み、移行期限を「当分の間」に延長している= 2021年8月3日記事 )。旧規格のアマチュア無線機をそのまま使い続けるのが難しくなることから、JARDは2016年2月8日から旧スプリアス規格のアマチュア無線機を持つ全国の無線家に呼びかけ( 2016年4月27日記事 )、新スプリアス規格に適合しているかを実測する「スプリアス実態調査」をスタート(調査は無料で無線機の運搬料もJARDが負担。1機種につき2台ずつ計測)その測定結果をもとに「スプリアス確認保証可能機器リスト(※最新版には合計989機種掲載)」を作成。2016年9月からJARDがリストに載った機種について新スプリアス規格の適合を保証することで、既に無線局に登録済みの無線機を旧スプリアス規格から新スプリアス規格に登録替えする手続きを容易に行えるようにした。これが「スプリアス確認保証」( 2016年8月1日記事 )である。
続く2位は、秋田県横手市(JCC:0404)の郊外の住宅街に、クリエート・デザイン製と思われる地上高18mの自立タワーがそびえ立つ築23年の中古一戸建て不動産物件が、売価1,300万円で登場しアマチュア無線家の関心を集めている話題だ。建物は2000年7月の新築で、木造2階建て(5LDK+外物置+カーポート)。不動産会社のホームページに載っている該当物件の建物画像を見る限り、築年数を感じられないほど建物はきれいで、カーポート、さらに自立タワーの状態も良さそうだ。前のオーナーがアマチュア無線を楽しんでいたかは不明だが、掲載されている画像を見る限りでは、アマチュア無線関連では自立タワーしか確認できないが、Googleストリートビューで現地を確認すると、裏手に一級河川の横手川が流れ、高低差がほとんどない土手となっていてアースも良好と思われる。
該当の競売物件と思われるGoogleストリートビュー画像(2012年9月撮影)。2000年の新築からすでに12年経っているが、この時点でも自立タワーの上にはアマチュア無線用のアンテナ類は確認できない(Googleストリートビューから)
3位は「<特集は『コンパクトに楽しむ HFアンテナのお役立ちガイド』、別冊付録『懐かしの50MHz』付き>CQ出版社が月刊誌『CQ ham radio』2023年5月号を刊行」。CQ出版社からアマチュア無線界で唯一の月刊誌「CQ ham radio」の2023年5月号が発売されるお知らせ記事。トピックスは「3Y0J ブーベ島DXペディション レポート(前編)」で、ユーザーレポートは「高利得2バンドアンテナ、第一電波工業『VX30』」「デジタル・マルチモードレシーバー、アルインコ『DJ-X100』試用レポート」。そのほか「移動運用が便利に楽しくなる、ターボハムログ & hQSL活用法」「コンパクトなHF/50MHz モバイル機、八重洲無線『FT-891』でFT8/FT4」「移動運用レポート、50年来のハム友と硫黄島古希の旅」などが続く。今号も盛りだくさんな内容だ。別冊付録が付いて価格は990円(税込)。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<今でも多く利用されている古い無線機は?>JARD、「スプリアス確認保証機種」の “トップ10” を公表
2)<玄関横に地上高18mの自立タワーがそびえ立つ>裏手は河川でアースはばっちり!? 秋田県横手市の中古物件が1,300万円
3)<特集は「コンパクトに楽しむ HFアンテナのお役立ちガイド」、別冊付録「懐かしの50MHz」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2023年5月号を刊行
4)<河川敷の管理事務所からの指導で利用NG>神奈川県松田町で4月16日(日)に開催予定だった「第26回 松田町ジャンク会」急きょ中止
5)日本無線協会、令和5年4月期の1・2アマ国家試験問題および正答を公式発表
6)<免許を受けずにアマチュア無線局を開設・運用>関東総合通信局、電波法違反(不法開設)した第四級アマチュア無線技士に対し17日間の行政処分
7)<テレビ東京系で4月15日(土)18時から放送>アイコム、経済ドキュメンタリー番組『知られざるガリバー』に登場、こだわりの “ものづくり” に迫る!
8)<アマチュア無線機器の歴史や背景、回路・機構など時代を追って解説>CQ出版社、4月21日に「日本アマチュア無線機名鑑III」を刊行
9)<24時間体制で電波監視を強化>北海道&信越総合通信局、G7サミット関係閣僚会合の開催にともない「重要無線通信妨害対策実施本部」を設置へ
10)<各コンテストへの対応や細かな機能追加など> 4月9日、コンテスト用ロギングソフトウェア「CTESTWIN」がVer4.48にバージョンアップ
日本における、2023年4月15日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局で更新発表があった。関東総合通信局からは、4月に入って2回目の更新発表となる。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
4月14日、関東総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した神奈川県海老名市在住の第四級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者に対して、その業務に従事することを17日間停止する行政処分を行った。
関東総合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省関東総合通信局は、電波監視の結果、電波法(不法開設)に違反した無線従事者に対して、無線従事者の従事停止の行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 神奈川県海老名市在住の男性(50歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設・運用し、電波法第4条第1項の規定に違反した。
処分の内容:
無線従事者(第四級アマチュア無線技士)としてその業務に従事することを17日間停止する。
2.法的根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)
第4条第1項
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。(以下略)
関東総合通信局は「電波利用秩序の維持を図るため、今後も着実な電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 関東総合通信局 電波法違反の無線従事者に行政処分(令和5年4月14日付)-無線従事者の従事停止処分-
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、アマチュア無線の入門者等を対象に、開局から運用までをサポートするための「アマチュア無線講座」を、2023年5月5日(金・祝)、6日(土)、13日(土)の3回、東京都豊島区巣鴨のJARDハム教室で実施する。このうち5月5日は「アマチュア無線講座(その1)」と座学の「ビギナーズセミナー」(定員30名程度)、6日と13日は「アマチュア無線講座(その2)」と交信実技の「初心者交信教室」(各回定員10名程度)で構成されている。参加費は無料で申し込みは先着順。JARD主催の養成課程講習会の受講者か、JARD受講者交流サイト「HAMtte(ハムって)」の会員を優先するという。
過去にJARDハム教室で開催された「初心者交信教室」の座学風景
JARDが発表した「アマチュア無線講座」の開催案内から抜粋・整理して紹介する。
JARDハム教室にて『アマチュア無線講座』を開催
~ 2023年度情報通信月間行事 ~
JARDでは今年もこの5月連休にあわせ、アマチュア無線の入門者等を対象に、開局から運用までをサポートするため、『アマチュア無線講座』を開催することとしましたのでご案内します。本講座は、座学の「ビギナーズセミナー」と体験的な「初心者交信教室」で構成しており、2023年度の情報通信月間行事として開催するものです。
★日時:
(1)アマチュア無線講座(その1)/ビギナーズセミナー(座学)
・5月5日(金・祝)13:00~(3時間程度)
(2)アマチュア無線講座(その2)/初心者交信教室(実技)
・5月6日(土)13:00~17:00
・5月13日(土)13:00~17:00
★イベント内容:
(1)アマチュア無線講座(その1)/ビギナーズセミナー
※アマチュア局を開局したい方向け
①無線機器の選び方
②開局申請等の方法(ドローン申請時の注意点)
③運用の初歩 ほか
(2)アマチュア無線講座(その2)/初心者交信教室
※アマチュア無線の交信を始めたい方・交信に慣れたい方向け
交信方法や手順を習い、実際にJARDのクラブ局等を運用していただきます。
★場所: JARDハム教室(東京都豊島区巣鴨3-36-6 共同計画ビル8階)
★募集定員:
(1)ビギナーズセミナー:30名程度
(2)初心者交信教室:各日10名程度
★応募資格:
いずれもJARD講習会の受講者や受講者交流サイト「HAMtte」の会員を優先します。また、いずれも先着順とします。
★参加料: いずれのセミナーも参加料は無料です。※参加には申込みが必要です。
★申込方法:
次の必要事項をメールに記載してお申し込みください。
①申込区分
※以下の(1)から(3)までのいずれかの番号を記載してください。
(1)ビギナーズセミナー、(2)初心者交信教室、(3)両方
※初心者交信教室への参加をご希望の場合は、参加希望日もお書き添えください。
②氏名
③生年月日
④連絡先(日中連絡の取れる電話番号)
⑤受講した講習会番号、またはHAMtteのログインID
※該当のない方は「該当なし」と記入してください。
★申し込み先メールアドレス: jtg2023(アットマーク)jard.or.jp
※「(アットマーク)」を 「@」 に置き換えてください。
★申し込み期限:
・5月5日(金・祝)および5月6日(土)開催分 → 5月1日(月)17時まで
・5月13日(土)開催分 → 5月10日(水)17時まで
★ご参加にあっての注意:
・「初心者交信教室」への参加には、無線従事者免許証が必要です。当日は受付にて無線従事者免許証を確認しますので、必ずご持参ください。
お忘れの場合はクラブ局の運用はできませんのでご注意ください。
・開催の詳細や変更事項等は、JARDホームページ等でご確認ください。
・当日は、直接JARDハム教室にお越しください。
・参加時のマスク着用は、個人の判断とします。個別指導時など密になる場面では、マスクの着用を推奨します。
・イベント参加時には、スタッフの指示に従っていただきます。
★お問い合わせ先: 電話:03-3910-7241(JARD管理部)
初心者は参加を検討してはいかがだろう。詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・JARDハム教室にて『アマチュア無線講座』を開催(JARD)
・JARDホームページ
・JARD受講者交流サイト「HAMtte」