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hamlife.jp (2024/11/27 4:35:25)
現在データベースには 6126 件のデータが登録されています。
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2023年3月31日に「Ver5.38」としてバージョンアップ(初期設定で8Jや8Nで始まるコールサインはQSLカードを発行しないなど)したが( 2023年3月31日記事 )、今回「その後の進捗状況」として、4日後の4月4日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2023年3月31日に「Ver5.38」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2023年4月4日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2023/4/4の更新内容)
※Ver5.38に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sでALL.TXTを開く場合、初期フォルダは必ずWSJT-XやJTDXのフォルダとなるよう変更。関係ないテキストを開いてしまった場合戻すのが大変なため。
・QSOデータチェッカーに移動エリアが/Pだけのチェックを追加。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.38
・Turbo HAMLOGホームページ
2023年4月3日、総務省は2023年2月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2023年1月末のデータから1か月間で879局減少し、371,245局となった。以前までの▲1,000局/月以上と比べれば緩やかな減少スピードと言えるが、今回のデータでは再び▲1,000局/月に近づきつつある。
対前月比でのアマチュア局の減少数推移を見ると、今回公表された2023年1月末のデータは対前月比で▲673局。以前までの▲1,000局/月以上と比べれば、まだ緩やかな減少スピードと言えるが、今回のデータでは再び▲1,000局/月に近づきつつある
アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から83か月間で65,144局減少した。
●2023年2月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 109,778局(109,946局)
・2エリア(東海管内): 47,361局(47,503局)
・3エリア(近畿管内): 45,115局(45,214局)
・4アリア(中国管内): 22,357局(22,382局)
・5エリア(四国管内): 17,142局(17,168局)
・6エリア(九州管内): 30,907局(31,009局)
・7エリア(東北管内): 38,599局(38,731局)
・8エリア(北海道管内):33,835局(33,965局)
・9エリア(北陸管内): 8,879局(8,922局)
・0エリア(信越管内): 15,097局(15,124局)
・6エリア(沖縄管内): 2,175局(2,160局)
※カッコ内の数字は2023年1月末の局数を表す
パーソナル無線局は、沖縄総合通信事務所管内が2020年7月末のデータから0局、北陸総合通信局管内が2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内が2021年6月末のデータから0局、近畿総合通信局管内が2021年7月末のデータから0局、中国総合通信局管内と北海道総合通信局が2021年8月末のデータから0局、九州総合通信局管内、東北総合通信局管内、信越総合通信局管内が2021年10月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅。
さらに、2021年11月末の時点では関東総合通信局管内と東海総合通信局管内の各1局が残っていたが、今回のデータでは0局になっている。最後の1局(関東管内)の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったので、12月20日をもって「パーソナル無線」は完全に消滅しまっている。
●関連リンク: 無線局統計情報(総務省)
熊本県で県域紙を発行する熊本日日新聞社のニュースサイト「熊日電子版」は、人気企画の「SNSこちら編集局『それ、調べます』」(S編)で「NHK熊本のラジオ放送が約900キロ離れた千葉県で聞こえた」という話題を紹介したところ、秋田県秋田市在住の国際教養大学内田浩樹教授から「秋田でも受信できる」との情報が寄せられたことを2023年4月3日付の記事で紹介した。内田さんは、国際放送などさまざまなラジオ放送を聞く「BCL(Broadcasting
Listening/Listeners)」の愛好家。BCLの世界では、熊本のラジオ放送が秋田に届くことも普通に起こることだと伝えている。あわせて「2023年3月18日午前0時40分ごろ秋田市で聞こえた、NHK熊本のAMラジオ第2放送。日本の国歌が終わると何やら別の音が…」という動画を「YouTube熊日公式チャンネル」で公開している。
※掲載期間が短いので、早めの確認をおすすめする。
AMラジオの電波は夜間になると電離層の関係で、遠く離れた放送局の番組を聞くことができる。1970年代~1980年代、小・中学生や高校生などを中心に、海外の短波放送や国内の中波AMラジオを受信する趣味として「BCL(Broadcasting Listening/Listeners)」がブームとなった。
今回、「読者とSNSの無料通信アプリLINE(ライン)でつながり、寄せられた身近な疑問や困りごとなどを、記者が深掘り取材する調査報道企画」という、熊本日日新聞社の「SNSこちら編集局『それ、調べます』」(S編)で、全国屈指500kW出力のAMラジオ局「NHK熊本ラジオ第2放送(873kHz)」が、約900km離れた千葉県で聞こえたことを紹介したところ、秋田県秋田市でも受信できたとする証拠の動画とともに内田浩樹教授から連絡があったことを伝えている。
「NHK熊本ラジオ第2放送(873kHz)」の熊本ラジオ放送所は熊本県菊池郡大津町にあり、、札幌(江別ラジオ放送所)、秋田(秋田ラジオ送信所)、東京(菖蒲久喜ラジオ放送所)とともに、日本国内の中波ラジオ放送としては最大出力の500kWを誇り、放送対象地域は全国をカバーしている。
記事では内田浩樹教授が楽しむBCLの紹介や、再びブームになっていることなど、「ラジオ自体あまり聞いた事がないという26歳の東有咲記者が、『未知の世界』に迫った」としている。
なお、将来的にラジオ第2が廃止され、AMは1波になると、2021年1月13日に2021年度から3か年の経営計画が決定。2025年度を目途に現在のAM2波から1波へ整理・削減する方向で検討を進め、2025年度には廃止されることが明らかになっている。
●秋田市で聞こえたNHK熊本のAMラジオ第2放送(YouTube熊日公式チャンネル)
※画面をクリックすると動画がスタートします。
熊日電子版の記事は、下記「関連リンク」から閲覧できるが、公開期間が短いので早めの確認をお勧めする。
●関連リンク:
・NHK熊本のラジオ放送、秋田市でも受信可能 BCL愛好家の内田さん 今日聞こえても明日は…「人は不確かなものに憧れる」(熊本日日新聞社)
・BCLよ聞かせてくれ
海外の声を ラジオとともにある人生 秋田市の大学教授・内田さん「未知の世界」に26歳記者が迫る(熊本日日新聞社)
・SNSこちら編集局「それ、調べます」(熊本日日新聞社)
・熊本ラジオ放送所(ウィキペディア)
・熊本日日新聞社
・熊本日日新聞社(ウィキペディア)
固定用の大型アンテナやタワーの有力メーカーであるクリエート・デザイン株式会社は、2023年4月21日注文分からHF帯のダイポールやビームアンテナ、V/UHF帯の各種アンテナや分配器、ルーフタワーなど、合計179品目の価格改定を行うことを決定し、販売店等に告知した。
クリエート・デザインは近年、2023年1月にアンテナタワー、2022年7月にルーフタワー、2021年10月にアマチュア無線用アンテナの一部価格改定を行っている。
今回の価格改定について同社は「お取引様各位のご期待に添うべく、原材料、外注加工費、物流コスト等の抑制に努め、製品価格を据え置いてまいりましたが、価格体系を維持するのが困難な状況となりました。誠に不本意ながら、2023年4月21日ご注文分よりアンテナ等の販売価格を別紙の通り改訂させていただくことになりました」と案内。なお改定後の価格を掲載したカタログは完成次第、取扱店へ配布する予定という。
今回価格が改定されるアンテナは、HF帯のV型ダイポールやビームアンテナの各シリーズ、V/UHF帯の各種アンテナ、分配器、各種オプション、ルーフタワーなどが含まれ、合計179品目にのぼる。
対象製品と改定後の価格( ※税別価格で表記 )は次のとおり。
クリエート・デザインの改定製品一覧表(2023年4月21日実施)より。※価格は税別表示
クリエート・デザインの改定製品一覧表(2023年4月21日実施)より。※価格は税別表示
◇
ちなみに同社が8年前の2015(平成27)年4月に行った価格改定の“前”と、今回(2023年4月)の価格改定後の「税別価格」をいくつか比較してみよう(8年間で数回の価格改定が行われた商品も含んでいる)。金属材料を中心とした原材料費の高騰や物流費などコスト増が深刻な影響を及ぼしていることが垣間見られる。
・HF帯(7/21/28MHz)ビームアンテナ「218H」
92,400円 → 122,000円
・HF帯(7/14/21/28MHz)V型ダイポール「730-V1」
34,600円 → 45,800円
・50MHz帯8エレロングジョン「CL6DXZ」
51,800円 → 74,800円
・ルーフタワー「CR30」
40,000円 → 59,500円
・ルーフタワー「CR45」
57,000円 → 90,000円
価格改定は、同社へ2023年4月21日に届いた注文分から適用される。無線ショップによっては旧価格での注文を若干早く締め切るところもあるので注意が必要だ。
●関連リンク: クリエート・デザイン
「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2023年4月2日(日)21時からの第222回放送。前半ではコロナ禍と花粉の飛散状況、桜の開花情報など。続いて「第76回
QSOパーティ」の“お年玉特別企画” のプレゼント企画の発送状況を案内した。
さらに3月22日、アマチュア無線を活用したワイヤレス人材育成等を図るための電波法施行規則等の一部改正が官報告示されたことから、3月24日に総務省を訪問し総合通信基盤局の電波部長、移動通信課長に謝意を伝えたことの報告があった。
後半では、月刊誌「CQ ham radio」の巻末にある「From JARL」の内容紹介。4月1日から6月30日まで、今回で3年目となる「 JARLフレンドリーショップ 会員ありがとうキャンペーン 」開催などを案内。最後に今週末のJARL地方支部主催の行事として、次のものを紹介した。
・4月8~9日「第70回信越アマチュア局非常通信コンテスト」(信越地方本部)
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2023年4月2日(日)15時からの第454回放送。今回からCRT栃木放送でもネットされることになったため、番組構成を一部変更、前半ではMCの水田かおり(JI1BTL)と原田美由香(JI1KTI)がアマチュア無線についての楽しいトークを展開。さらに月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏(JS1CYI)が加わって「アマチュア無線とは」「アマチュア無線の楽しさ」を紹介する内容になった。
この「CQ ham for Girls」は、4月2日(日)から栃木県の県域ラジオ局「CRT栃木放送」(JOXF)でもネットを開始。放送時間は朝10時から(「サンデーとちぎ」の10時台の枠内)とFMぱるるんよりも5時間早いオンエアになっている。これによりradiko(栃木県以外のリスナーは要・プレミアム登録)での聴取も可能になった。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
日本における、2023年4月3日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。3エリア(近畿管内)の近畿合通信局、4エリア(中国管内)の中国合通信局、5エリア(四国管内)の四国合通信局、6エリア(九州管内)の九州合通信局、さらに6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所からそれぞれ更新発表があった。なお、四国合通信局管内の5エリアは、JJ5のサフィックスファーストレター「R」が終了し、「S」へ割り当てが移っている。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
「アマチュア無線に関する最新情報を提供し、アマチュア無線のおもしろさを伝える電子マガジンで、スポンサーメーカーだけではなく、JAIA会員各メーカーの製品情報も掲載しています」という電子Webマガジン「月刊FBニュース」。通常は“毎月1日”と“毎月15日”に記事の更新を行っているが、きょう2023 年4月3日にはニュース5本のほか、おなじみの連載「日本全国・移動運用記」「おきらくゴク楽自己くんれん」「ものづくりやろう!」「海外運用の先駆者達」など11本の新規記事を掲載。新連載「ラジオ少年」や「IC-9700のDVレピータモニター機能解説」といった記事や、創刊10周年のプレゼント企画もある。さらに英語によるWorldwideコーナーにも3本の新規記事が掲載されている。
4月1日号で掲載されたニュースは「月刊FBニュースは10周年(抽選でプレゼントをご用意)」「総務省
アマチュア無線の制度改革を官報で公布」「4年ぶりの西日本ハムフェアが開催される」「関西ハムシンポジウム2023開催される」「ボーイスカウト日本連盟創立100周年体験局特設局8N100Sの最終運用」の5本。
連載記事は今回からスタートした「ラジオ少年」のほか、「日本全国・移動運用記」「おきらくゴク楽自己くんれん」「ものづくりやろう!」「今更聞けない無線と回路設計の話」「アマチュア無線の今と昔」など合計11本。また「テクニカルコーナー」ではアイコムが3月22日に新ファームウェアを公開した「IC-9700のDVレピータモニター機能」の解説を行っている。
月刊FBニュース2023年4月1日号へは下記関連リンクより。次回は4月17日(月)の記事更新を予定している。
●関連リンク: 月刊FBニュース2023年4月1日号
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2023年4月3日時点で、アマチュア局は「370,762局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2023年3月27日時点の登録数から1週間で176局ほど減少したことになる。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2023年4月3日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「370,762局」の免許状情報が登録されていた。前回、2023年3月27日のアマチュア局の登録数は「370,938局」だったので、1週間で登録数が176局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅している。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
アイコム株式会社は2023年4月15日(土 )に、岡山県岡山市北区の岡山コンベンションセンターで、自社イベント「新製品視聴会 in 岡山」を開催する。当日は新製品のIC-905とIC-PW2などをはじめとするアマチュア無線機器のほか、同社の法人向け通信機器や各種アンテナ展示などが行われ、D-STARに関する講演とサポートも予定されている。入場は無料で事前予約は不要。
「新製品視聴会 in 岡山」の案内チラシ
アイコムは「新製品視聴会 in 岡山」について、次のように案内している。
★新製品視聴会 in 岡山【入場無料】
◆日時: 2023年4月15日(日)10:00~15:00
◆場所: 岡山コンベンションセンター 403号室
(岡山県岡山市北区駅元町14-1)
◆交通:
・ JR岡山駅 中央改札口より徒歩約3分
◆展示内容:
・各種通信機器 実動展示+各種アンテナ展示
・各種新製品 実働展示&説明
・法人向け通信機器 展示&説明
・アマチュア無線機器 展示&サポート
・D-STAR講演&サポート
◆その他:
・抽選でオリジナルグッズプレゼント
・QSLカード転送受付
・D-STARなんでもサポート
レピータリスト更新サービスはSDカード対応機のみとさせていただきます。混み具合によってはお待ちいただく場合もございます。
なお同社は、このイベントの前日である4月14日(金)に同じ会場で「災害時の無線通信機器展示/セミナー」を開催する。衛星通信トランシーバー「IC-SAT100」や、通信距離を気にせず使えるIPトランシーバー各種、同報通信にも対応するモバイルIPフォンなど、災害時に役立つ話題の製品をセミナー形式で紹介するという。こちらは事前申込制となっている。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
こちらの記事も参考に!IC-905に関する講演動画を公開中
<今春発売!
新製品の詳細がわかる>アイコムの講演「IC-905の魅力」を動画で公開
●関連リンク:
・役立つ情報が盛りだくさん!アイコムイベントスケジュール(アイコム)
・「災害時の無線通信機器展示/セミナー」を、岡山県で開催します。【事前申込制】(アイコム)