無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
hamlife.jp (2024/11/27 5:35:26)
現在データベースには 6126 件のデータが登録されています。
信越総合通信局は、免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を使用して不法無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した第四級アマチュア無線技士の資格を有する長野県上田市在住の無線従事者に対し、無線従事者としてその業務に従事することを42日間停止する行政処分を行った。
信越総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。
信越総合通信局は、総務大臣の免許を受けずに無線局を開設した無線従事者に対し、以下のとおり、無線従事者の従事停止とする行政処分を行いました。
本件は、当局の電波監視活動の中で確認された不法無線局です。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 長野県上田市在住の80歳代男性
違反概要: 免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を使用し、不法無線局を開設した。
処分内容: 2023年3月27日から42日間、第4級アマチュア無線技士の従事停止処分
2.行政処分の根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項の規定に基づくものです。
<参考(電波法抜粋)>
第4条第1項(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項 (無線従事者の免許の取消し等)
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
(以下略)
信越総合通信局は「今後も着実な電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 信越総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分-不法無線局を開設した無線従事者の従事停止-
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2023年3月27日時点で、アマチュア局は「370,938局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2023年3月20日時点の登録数から1週間で12局ほど減少したことになる。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2023年3月27日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「370,938局」の免許状情報が登録されていた。前回、2023年3月20日のアマチュア局の登録数は「370,950局」だったので、1週間で登録数が12局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅している。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時に再放送も行われるようになった。
2023年3月26日に放送された第534回は「YOTAのラジオ第2回」として、「YOTA JAPAN 法人化1周年」の話題を取り上げ、この1年の活動の振り返りと報告、今後の活動について考えてみるという内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約45分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第534回の配信です
先週のアクセスランキング1位は「< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省『アマチュア無線の制度改革』、3月22日の官報号外で公布される」。総務省は2023年3月22日付け官報号外で、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」に関連した電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などを公布した。このうち「免許制度の簡素合理化」など免許事務処理のシステム改修が必要なものや、いわゆるバンドプラン(電波の使用区別)のように制度周知が必要な事項は2023年9月25日からの施行とし、それ以外のものは公布日である3月22日から即日施行された、我が国のアマチュア無線制度が大きく変わる内容だけに関心を集めた。
続く2位は、2023年4月1日から株式会社JVCケンウッドがアマチュア無線機器を含む一部の無線通信機器、周辺機器の価格を改定する方針を今年2月に発表していたが、このほど取引先の無線ショップに告知した改定後の機種別の希望小売価格で、同社HF/50MHz帯フラッグシップモデルの「TS-990シリーズ(TS-990S/D)」は税込みの希望小売価格が921,800円から1,089,000円へと18.1%値上がりし、ついに100万円の大台に乗ることになったというニュース。公表された新価格のうち、最も値上がり幅が大きいのはTS-990シリーズ用外部スピーカーの「SP-990」で、現在の税込み希望小売価格は「22,990円」だが、改定後は「39,600円」と実に72.2%の値上がりとなる。
TS-990シリーズは2013年春に発売を開始した時点の希望小売価格は798,000円(消費税5%含む)だったので、この10年間で実に36.5%(消費税を含まない本体価格の比較で30.3%)の値上がりとなる
3位から6位まで、電波法違反の関連ニュースが立て続けにランクインしている。3位の「<免許を受けずに無線局を設置、バンドプラン逸脱&コールサイン不送出>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士3人に対し行政処分」は、北海道総合通信局が免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置したうえ、不法に無線局を開設し437.40MHzで運用していた旭川市在住の無線従事者(第四級アマチュア無線技士)2人と、バンドプランを守らずに衛星用に限り使用することができる周波数(435.40MHz)で運用しコールサインも送出していなかった岩見沢市在住の無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の計3人に対して行政処分を行ったというものだ。
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
2)<TS-990シリーズは税込み100万円台に>値上げ公表のJVCケンウッド、4月1日からのアマチュア無線機「希望小売価格」を販売店に告知
3)<免許を受けずに無線局を設置、バンドプラン逸脱&コールサイン不送出>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士3人に対し行政処分
4)<電波監視で電波法違反が見つかる>免許を受けずにアマチュアバンド内で電波を発射していた第四級アマチュア無線技士に対して17日間の行政処分
5)<不法にアマチュア無線機や船舶用レーダー、漁業用無線機を設置>四国総合通信局、電波法違反容疑で高知県在住の男2人を摘発
6)<無線局登録を間違った方法で行い、事実と異なる内容で免許人へ通知>関東総合通信局、登録検査等事業者「三菱電機(株)」に対して30日間の行政処分
7)<50機種(2台ずつ)測定したすべて(100%)が基準超え>総務省、電波法で定める「著しく微弱な電波」の許容値測定「令和4年度無線設備試買テスト結果(第2次)」を公表
8)<3月27日まで見逃し配信中! 和文モールス通信の沼にハマったさん>NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」、生放送で小6(3アマ)コウスケくん登場
9)<待望の「DVレピータモニター機能(国内/海外)」を追加ほか>アイコム、IC-9700の新ファームウェア「Version 1.40」を公開
10)<第3特集は「DJ-X100で聞く、おもしろ無線受信ガイド」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2023年5月号を刊行
日本における、2023年3月25日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東合通信局から更新発表があった。関東総合通信局からは3月に入って3回目の更新発表となる。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2023年3月17日の第168回放送は、JK1BAN
田中氏の「今週の活動報告」が愛車フィットにモービルホイップ(NR-770H)とマグネット式アンテナを取り付けたという報告。
JH1OSB
小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」はリスナーからのメール紹介(SunSDR-MB1について)と、自作の7MHz帯GPアンテナ(ステンレスロッド、カーボン釣り竿)についてだった。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第168回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ
株式会社三才ブックスは3月25日(土)に月刊誌「ラジオライフ」2023年5月号を刊行する。今号の第3特集は「DJ-X100で聞く、おもしろ無線受信ガイド」。また徹底使用リポートでもDJ-X100を取り上げている。定価は880円(税込み)。
月刊「ラジオライフ」2023年5月号表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で2023年4月号は通巻506号となる。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第3特集>「DJ-X100で聞く、おもしろ無線受信ガイド」
発売間近のアルインコ「DJ-X100」は、これまでの受信スタイルを大きく変える力を秘めている。影響を受けそうなおもしろ無線のジャン
ルをピックアップして、DJ-X100を活用した受信テクニックを紹介。知識をアップデートしよう!
・アクシデント発生が早く正確にわかる「マスコミ無線」
・現場で活動する隊員の緊迫した声が聞こえる「消防無線(署活系)」
・受信困難な無線から聞ける無線へ昇格!「タクシー無線」
・まだまだ聞こえるローカルの交通無線「バス無線」
・船乗りたちの無線には世界共通のルールがある「船舶無線(国際VHF)」
<徹底使用リポート 番外編>
・アルインコ 受信マニアが待っていた機能と操作性をチェック
30〜470MHzデジタル受信機「DJ-X100」
<固定機 エアーバンド受信インプレ>
・エーオーアール 20年経っても比較対象となる高い基本性能
0.1~3000MHz受信機「AR8600MARK2」
<ブルーインパルス受信ガイド>
・航空祭の前後で行われる展開と帰投
<RLエアーバンド インフォメーション>
・岩国海兵航空基地 受信ガイド2023
<おもしろ無線受信報告所>
・自衛隊/デジタルでも聞ける基地内連絡波
<ライセンスフリー無線の世界>
・旧スプリアス規格の市民ラジオ ハンディ機ベストバイ
<工作チャレンジ>
・快適&安心のモービル運用ができる充電システム「サブバッテリー充電制御器」
↓この記事もチェック!
<Kindleや楽天koboほか、読み放題も…>配信スタート!
ヤバかった時代(1980年代&1990年代)の月刊誌「ラジオライフ」が電子書籍で蘇る
月刊「ラジオライフ」2023年5月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 三才ブックス
3月22日、北海道総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置したうえ、不法に無線局を開設し437.40MHzで運用していた旭川市在住の無線従事者(第四級アマチュア無線技士)2人と、バンドプランを守らずに衛星用に限り使用することができる周波数(435.40MHz)で運用しコールサインも送出していなかった岩見沢市在住の無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の計3人に対して行政処分を行った。本件は、アマチュア無線を対象とした電波監視で電波法違反が発覚したものである。
北海道総合通信局が発表した処分内容は次のとおり。
北海道総合通信局は、令和5年3月22日(水曜日)、電波法令違反を行った者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
1.違反発覚の端緒
本件は、当局が実施したアマチュア無線局を対象とした電波監視により電波法令違反の事実が発覚したもの。
2.違反の内容および行政処分の内容
被処分者: 北海道旭川市在住の男性(30歳)
違反内容:
免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置したうえ、不法に無線局を開設し、運用したもの。※使用周波数は437.40MHz
処分内容:
令和5年3月22日から17日間、無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止(電波法第79条第1項)
被処分者: 北海道旭川市在住の男性(30歳)
違反内容:
免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置したうえ、不法に無線局を開設し、運用したもの。※使用周波数は437.40MHz
処分内容:
令和5年3月22日から17日間、無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止(電波法第79条第1項)
被処分者: 北海道岩見沢市在住の男性(45歳)
違反内容: 車両に開設したアマチュア無線局により以下の違反運用を行ったもの。
(1) 識別信号不送出(無線局運用規則第10条第3項)
(2) 周波数等使用区別違反
(無線局運用規則第258条の2)
衛星用に限り使用することができる周波数
(435.40MHz)において、衛星を使用せずに通信を行った。
処分内容:
(1) アマチュア無線局の運用停止
(電波法第76条第1項)
(2) 無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止
(電波法第79条第1項)
※ 停止期間はいずれも令和5年3月22日から15日間
<関連条文> (電波法)
第4条
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)
第76条第1項
総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、三月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、又は期間を定めて運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
(以下省略)
<関連条文>(無線局運用規則)
第10条第3項
無線通信を行うときは、自局の識別信号を付して、その出所を明らかにしなければならない。
第258条の2
アマチユア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別は、別に告示するところによるものとする。
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・北海道総合通信局 電波法令違反者に対する行政処分
・アマチュア無線バンドプラン(PDF形式)
日本時間の2023年3月25日(土)9時から3月27日(月)8時59分までの48時間の日程で、US CQマガジン主催による世界的に有名なDXコンテスト「2023 CQ World-Wide WPX Contest SSB」が開催される。「異なるプリフィックス」がマルチプライヤーになることから、普段は聞かないようなプリフィックスを使う海外局が数多くオンエアーするため、コンテスターだけでなく、珍プリフィックスをハンティングする局も参加。開催中は各バンドが大いに賑わう世界的に有名なDXコンテストの1つだ。なお、ウクライナ情勢に関連して2023年2月9日に主催者から「CQ to Limit Contest Participation by Stations in Russia, Belarus and Donbas Region of Ukraine(CQ社はロシア、ベラルーシ、ウクライナのドンバス地域:非公式のD1プリフィックス使用の無線局のコンテスト参加制限を決定)」との声明が発表されされ( 2022年3月18日記事 )、前回(2022年)からルール変更されている(2023年3月22日時点で更新など行われていないため、2023年2月9日にルール変更されたままだと思われる)。
US CQマガジン主催の世界的なDXコンテストである、「2023 CQ World-Wide WPX Contest SSB」が、日本時間の3月25日(土)9時から3月27日(月)8時59分までの48時間、1.8/3.5/7/14/21/28MHz帯のSSBモードで開催される。
このコンテストは最終得点が「QSO得点の合計」と、「異なるプリフィックスの和」の乗算により計算されるため、普段は聞くことのできないプリフィックスを使用してコンテストに参加する局も多い。珍プリフィックスの局は人気が高く、呼ばれる確率も増えて高得点につながるというメリットがあるためだ。
交換するナンバーは「RS」+「001形式」となる。ログ提出締切日はコンテスト終了後5日以内となる3月31日(金)23時59分(UTC)、日本時間4月1日(土)8時59分まで。
そのほか2021年から「マルチTX分散ロケーション(Multi-Transmitter Distributed/MULTI-DISTRIBUTED)」のルールが追加されれているので注意してほしい。
なお、主催者の米国のCQコミュニケーションズ社(CQマガジン社)は同社が開催するコンテストに関して、2023年2月9日に「ロシアとベラルーシによるウクライナ侵攻を考慮して、ロシアの局、ベラルーシの局、ウクライナのドンバス地方(非公式「D1」プリフィックス)の局が、主催するコンテストに参加することを認めません」「これらの局から提出されたログは、チェックログとしてのみ受理されます。また、ほかの参加局がこれらの局と交信してもポイントにならず、マルチプライヤーにもカウントされません」との声明を発表している。
コンテスト参加前に、必ず下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスして公式ルールを確認してほしい。
↓この記事もチェック!
<米国CQ社が声明>ロシア、ベラルーシ、ウクライナ(ドンバス地域)のアマチュア無線局に対して主催コンテストへの参加を制限
●関連リンク:
・2023 CQ World-Wide WPX Contest SSB規約など(英文)
・CQ WPX CONTEST BLOG
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2023年3月16日 夜に放送した第566 回分がアップされた。
2023年3月16日(第566回)の特集は「スプリアス確認保証とCBT方式の国家試験」。JARDが今年2月「免許状の備考欄に付款がある方へ」と題してスプリアス確認保証の利用促進をPRしたことから同確認保証について紹介。さらに4アマと3アマで行われているCBT方式の国家試験を案内した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第566回放送
・QRL Facebookページ