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hamlife.jp (2024/11/27 13:06:23)
現在データベースには 6130 件のデータが登録されています。
八重洲無線株式会社は2022年2月3日夜、C4FMデジタル/アナログFMモードに対応した144/430MHz帯の2バンドモービル機「FTM-500D(50Wタイプ)」と「FTM-500DS(20Wタイプ)」を発表した。操作部(コントロールヘッド)に6Wの高出力フロントスピーカー、無線部本体に3Wのスピーカーをそれぞれ内蔵したAESS位相修正デュアルスピーカー方式を採用、108MHzから999.995MHzまで連続カバーするの広帯域受信機能、2波同時受信およびC4FM/C4FMデジタルのデュアル受信(デジタルD/D)に対応した、同社の新たなフラッグシップ・モービル機という位置づけだ。標準価格(税込)はFTM-500Dが94,600円、FTM-500DSが89,100円で、2023年3月の発売開始を予定している。
八重洲無線の144/430MHz帯のフラッグシップ・モービル機「FTM-500Dシリーズ」
八重洲無線の資料から整理して紹介する。
C4FM/FM 144/430MHzデュアルバンドモービルトランシーバー
「FTM-500D」「FTM-500DS」発売のご案内
フロントスピーカーを搭載した大音量・高音質AESSデュアルスピーカーシステム、FT5Dで好評なPMG機能に加え、モービルの新しい操作感覚“タッチ&ゴー”“サーチ&ゴー”機能を備えた最新のオペレーティングシステム「E2O-IV」、多機能ながら簡単操作を実現した新たなフラッグシップモービル「FTM-500D」「FTM-500DS」の販売を開始いたします。
FTM-500Dシリーズは、108MHzから999.995MHzまでを連続でカバーする広帯域受信の回路構成で、2波同時受信およびC4FM/C4FMデジタルのデュアル受信(デジタルD/D)に対応したデュアルバンドのモービルトランシーバーです。
通信モードは、通信品質に優れたC4FMデジタル、アナログFMの両モード、AM(エアバンド受信)に対応、相手からの受信信号に合わせて自局の通信モードを自動的に選択するAMS(Automatic
Mode
Select)機能は、デジタル、アナログFMの電波が混在していても自動でモードが変わりますので全てのメンバーとの間で快適な通信を可能にします。
<FTM-500Dシリーズの特徴>
◆視認性、操作性に優れたタッチパネルディスプレイ
2.4
インチの高解像度フルカラータッチパネルディスプレイを採用し、優れた操作性、視認性を誇ります。さらにコントロールヘッド部は本体に対して上方向に20度可変することができ、車両のダッシュボード下に設置する場合にも十分なディスプレイの視認性を確保することができます。
また、オプションの球面ジョイント式コントロールヘッド用マウントキット(SJMK-500、3,520円)を取り付ければ、ヘッドのアングルを上下/左右に変えることができますので、設置場所が限られる車両にも自由度の高い取り付けができます。
◆デュアルスピーカーシステム AESS(Acoustic Enhanced Speaker System)
6Wの高出力フロントスピーカーをコントロールヘッドに内蔵、3W本体スピーカーと組み合わせたAESS位相修正デュアルスピーカー方式を採用。大音量、高音質の一体感ある再生音を得ています。AESSは、フロントと本体スピーカー出力の位相、出力バランス、周波数特性を可変することで拡がりのあるクリアな高音質を実現、総合出力9Wの大音量は、騒音の多い場所でも確実な通信を確保することができます。また、本体をシートの下に設置するセパレート運用においても、外部スピーカーを追加することなく快適なオペレーションが可能です。
6Wの高出力フロントスピーカーをコントロールヘッドに内蔵(hamlife.jp作成のイメージ写真)
◆最新型オペレーティングシステム E2O-IV(Easy to Operate–IV)
よく使う機能をまとめて表示して設定変更を簡単に行うことができるCFL(カスタマイズドファンクションリスト)をはじめ、タッチ&ゴー/サーチ&ゴー、PMG、MAGなどの数々の新機能を含む最新オペレーティングシステムE2O-IVを搭載しました。
①PMG機能
モニターしたい複数のチャンネルをPMGリストに入れて簡単にモニターすることができます。
②タッチ&ゴー機能
スコープ画面で移動したい周波数を長押しすると、その周波数へ瞬時に移動します。
③サーチ&ゴー機能
スコープ画面で移動したい周波数を短押しすると、その周波数とメインの周波数との同時受信を開始、もう一度短押しをするとスコープ画面に戻ります。
④MAG(メモリーオートグルーピング)機能
メモリーしたチャンネルを自動でバンドごとにグループ化して呼び出すことができる機能です。
⑤VFOバンドスキップ機能
VFOのバンド選択において使用しないバンドをスキップできます。
⑥ワンタッチスコープ機能
瞬時にスコープ運用とデュアル受信運用を切り替えることができるワンタッチスコープ機能です。
◆安定した送信出力を保証するクーリングシステム FACC(Funnel Air-Convection Conductor)
前面から外部の空気を取り込み背面のファンから排出する特殊構造のアルミダイキャストで効率よくパワーアンプの冷却を行うにより、50Wのハイパワー運用でも安定した高出力を確保しています。
この他にもFTM-500Dシリーズは、世界で認められたインターネット遠距離通信「WIRES-X」への完全互換性と、WIRES-X ポータブルデジタルノード機能に対応することで外出先でも機動性の高いWIRES-Xデジタルノード局の運用や、PCを経由してダイレクトにインターネット通信が可能、高精度GPSレシーバの搭載による相手局とのリアルタイムナビゲーションやGPSデータ通信APRSに対応、Bluetoothヘッドセットを使ったワイヤレス通信、録音機能、マイクロSDカードによるデータ保存など、さまざまな洗練された機能を満載しており、初心者から上級者にいたるまで幅広く快適なアマチュア無線通信を楽しむことができます。
◇
<主な特徴>
・フロントスピーカー搭載、クリアな音質と拡がりのある大音量、AESSデュアルスピーカーシステム
・総合出力9W(3W:本体/6W:フロントパネル)高音質・大音量スピーカー
・デュアルモービルの新しい操作感覚、タッチ&ゴー/サーチ&ゴー機能の最新オペレーティングシステムE2O-IV(Easy to
Operate-IV)
・通信品質に優れたC4FMデジタル、アナログFM通信、AM(エアバンド受信)に対応
・2波同時受信、C4FM/C4FMデジタルのデュアル受信(デジタルD/D)対応
・AMS(Automatic Mode Select):通信モード自動選択機能によるFMフレンドリーデジタル
・デジタルグループID(DG-ID)による簡単で快適なグループオペレーション
・2.4インチ高精細フルカラータッチパネルディスプレイ
・コントロールヘッドのアングルが20度上向きに可変できるスイングヘッド機構
・コントロールヘッドのアングルを上下/左右に可変できる球面ジョイント式マウントキットをオプションで用意(SJMK-500)
・よく使う機能を簡単にチェック/設定変更、カスタマイズが容易なCFL(カスタマイズドファンクションリスト)
・メモリーチャンネルをバンドごとに自動でグルーピングするメモリーオートグルーピング(MAG)機能
・使用するバンドだけを表示するVFOバンドスキップ機能
・メモリーチャンネルの情報をワンタッチでVFOに移動するメモリーチャンネルVFO転送機能
・瞬時にスコープ運用とデュアル受信運用を切り替えるワンタッチスコープ機能
・高速スペクトラムスコープ機能
・16文字(全角8文字)漢字対応、タグ付きの大容量1104チャンネルメモリー搭載
・高精度GPSレシーバー内蔵、リアルタイムのGPSデータ通信APRS対応
・Bluetoothワイヤレス運用(オプションのヘッドセットSSM-BT10が必要)
・WIRES-Xポータブルデジタルノード機能対応
・音声データの保存、メモリーバックアップが可能なmicroSDカードスロットを装備
・安定した50W高出力を保証するFACC(Funnel Air-Convection Conductor)冷却システム
・コントロールヘッドセパレート運用に対応
<主な仕様>
・送信周波数範囲:144~146MHz、430~440 MHz (C4FMデジタル/アナログFM)
・受信周波数範囲:
108~137MHz(AirBand)
137~174MHz(144MHz HAM/VHF Band)
174~400MHz
400~480MHz(430MHz HAM/UHF Band)
480~999.995MHz
・受信方式:ダブルコンバージョンスーパーヘテロダイン方式
・電波型式:F1D、F2D、F3E、F7W
・送信出力:
FTM-500D(50Wタイプ)50W/25W/5W
FTM-500DS(20Wタイプ)20W/10W/1W
・外形寸法(W×H×D):
本体 139×42×132mm(突起物およびファンを除く)
コントロールヘッド 156×64×58.6mm(突起物を除く)
・重量:約1.4kg(本体、コントロールヘッド)
●関連リンク: 八重洲無線(2月3日夜現在、FTM-500Dシリーズの情報は掲載されていない)
公益財団法人 日本無線協会がは2022年2月2日、令和5年度(2023年4月~2024年3月)の第一級アマチュア無線技士(1アマ)と第二級アマチュア無線技士(2アマ)の国家試験日程を発表した。昨年度と同様「4月期」「8月期」「12月期」の年3回、全国11か所の試験地で開催され、インターネットのみで受験申請を受け付ける。
令和5年度の1アマ・2アマの国家試験は、通常通り「4月期」「8月期」「12月期」の3回実施となる予定だ。日程および申請書の受付期間は次のとおり。なお現在4月期の受験申請を受け付けている。
★令和5年度4月期
1アマ:4月8日(土)、2アマ:4月9日(日)
受験申請受付期間:2月1日~20日
★令和5年度8月期
1アマ:8月6日(日)、2アマ:8月5日(土)
受験申請受付期間:6月1日~20日
★令和5年度12月期
1アマ:12月2日(土)、2アマ:12月3日(日)
受験申請受付期間:10月1日~20日
試験地は従来同様、東京都、札幌市、仙台市、長野市、金沢市、名古屋市、大阪市、広島市、松山市、熊本市、那覇市の全国11か所で、受験申請受付期間は“試験実施月の2か月前の1~20日”(例:4月期の場合は2月1日~20日)となっている。
2022年から受験申請は日本無線協会の公式サイトを使ったインターネット申請のみとなった。顔写真の画像登録もインターネット上で行い、試験手数料はコンビニ決済またはペイジー(金融機関送金)のいずれかで支払う必要があるので注意が必要だ。受験者は後日メールで案内がある「受験票」を各自が印刷し試験当日持参しなくてはならない。また試験結果(合否)は所定サイトからPDFでダウンロードすることになる(受験者に電子メールで案内が届く)。ハガキによる個別通知は行われない。
公益財団法人 日本無線協会の発表から一部抜粋。今回から表題が「アマチュア無線技士国家試験案内」となったが、3アマ・4アマに関してはCBT試験の案内ページのURLアドレスが掲載されているのみ
詳細は下記関連リンク参照。
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<1アマ国試の合格率は「29.3%」とわずかに上昇、4アマ新規取得者は1万人台を回復>総務省、令和3年度末の「資格別
無線従事者免許取得者数の推移」を公表
●関連リンク:
・公益財団法人 日本無線協会
・国家試験受験案内(公益財団法人 日本無線協会)
・令和5年度 アマチュア無線技士国家試験案内 PDF(公益財団法人
日本無線協会)
・無線従事者国家試験の電子申請(公益財団法人
日本無線協会)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)和歌山県支部は、2023年2月5日(日)に和歌山市の東部コミュニケーションセンターで「和歌山県支部大会・ハムの集い」を開催する。詳細は同支部のWebサイトやJARL NEWSの「地方だより」で下記のように発表されている。
JARL和歌山県支部大会・ハムの集い
◆日時: 2023年2月5日(日)11:00~16:30
◆場所: 和歌山市東部コミュニケーションセンター
和歌山県和歌山市寺内665番地 電話073-475-0020
電車の場合:和歌山電鐡 貴志川線 岡崎前駅下車 北へ徒歩約5分
車の場合:阪和自動車道 和歌山南スマートインター降りてすぐ
◆おもな内容(予定):
・11:00~ ハムの集い アイボールミーティング等
・13:00~16:30
支部報告
前年度行事報告・同決算報告
本年度中間報告
来年度行事計画・同予算説明
監査指導委員長現状報告
和歌山コンテスト報告
和歌山アワ-ド発行状況報告
非常通信訓練結果報告
意見交換
◆その他:
・JARL会員証をご持参下さい。お楽しみ抽選カード・記念品をお渡しします(お楽しみ抽選は前年中止の分を含め、内容は少しご期待下さい)
・QSLカード転送します。当日ご持参下さい。カードはプリフィックス順に輪ゴム等で止め包装紙等は外すこと。
・新型コロナ感染状況により中止等については、メーリングリスト及び支部Webサイトに掲載
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・JARL和歌山県支部 支部大会・ハムの集いのご案内(PDF)
・JARL和歌山県支部
2023年2月1日、総務省は2022年12月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2022年11月末のデータから1か月間で423局減少し、372,797局となった。対前月比で見ると3か月連続で減少数が上昇していたが、久しぶりに▲500局/月を下回るほど大きく改善した。
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から81か月間で63,592局減少した。
●2022年12月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 110,138局(110,070局)
・2エリア(東海管内): 47,588局(47,737局)
・3エリア(近畿管内): 45,275局(45,267局)
・4アリア(中国管内): 22,448局(22,460局)
・5エリア(四国管内): 17,204局(17,265局)
・6エリア(九州管内): 31,054局(31,079局)
・7エリア(東北管内): 38,833局(38,974局)
・8エリア(北海道管内):34,007局(34,026局)
・9エリア(北陸管内): 8,942局(8,986局)
・0エリア(信越管内): 15,153局(15,189局)
・6エリア(沖縄管内): 2,155局(2,167局)
※カッコ内の数字は2022年11月末の局数を表す
アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。しかし、2013年暮れごろから減少数が急激に減少した。これは2011年3月11日に起きた「東日本大震災」による“災害時の通信に役立つアマチュア無線”での開局ブーム!?によるものだと推察できる。その理由として、アマチュア局の免許期限が切れる5年経過したタイミングで再び減少数が増加した。免許の更新を行わなかった局が多かったためだと思われる
パーソナル無線局は、沖縄総合通信事務所管内が2020年7月末のデータから0局、北陸総合通信局管内が2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内が2021年6月末のデータから0局、近畿総合通信局管内が2021年7月末のデータから0局、中国総合通信局管内と北海道総合通信局が2021年8月末のデータから0局、九州総合通信局管内、東北総合通信局管内、信越総合通信局管内が2021年10月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅。
さらに、2021年11月末の時点では関東総合通信局管内と東海総合通信局管内の各1局が残っていたが、今回のデータでは0局になっている。最後の1局(関東管内)の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったので、12月20日をもって「パーソナル無線」は完全に消滅しまっている。
●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・残数6:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・Internet
Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)静岡県支部は、2023年2月5日(日)に御殿場市の御殿場市民会館で「静岡県支部東部合同ミーティング(東静アマチュア無線フェア)」を開催する。詳細は同支部のWebサイトで下記のように発表されている。なお2月19日(日)に浜松市で開催予定だった「西部ハムの祭典」は中止が決定している。
★静岡県支部東部合同ミーティング(東静アマチュア無線フェア)概要
今回は新型コロナ感染防止のために感染対策を実施して開催します。参加者はマスク着用をお願いします。直近の感染状況によっては中止の可能性があります。その場合は支部HPに掲載しますので、必ず確認してください。
◆日時: 2023年2月5日(日)10:30~15:00
◆場所: 御殿場市民会館 小ホール
(静岡県御殿場市萩原183-1 電話:0550-83-8000)※例年と場所が異なります
◆交通: 東名御殿場ICより車で約10分(駐車場有)
JR御殿場駅より徒歩約20分、タクシー利用時約7分
富士急行バス 市役所前バス停より徒歩約5分
◆内容:
・講演
・監査指導委員会・コンテスト委員会の展示
・静岡県支部と語る
・東部地域非常通信訓練の活動展示
・クラブの展示
・SSTVのデモ
・ジャンク市、フリーマーケット
・抽選会など
◆後援: 総務省東海総合通信局
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・JARL静岡県支部 令和4年度東静アマチュア無線フェア
・JARL静岡県支部 令和4年度東静アマチュア無線フェア詳細
・JARL静岡県支部
JARL京都府支部(JARL京都クラブと共催)は2023年2月4日(土)20時から2月5日(日)16時までの20時間にわたり、「非常時に備えて府内およびその周辺の電波伝搬の調査研究、通信技術の向上、アマチュア無線界の友好増進などを目的」に、「第67回 京都コンテスト」を開催する。バンドごとに細かく開催時間が異なっているので注意してほしい。また、JARL関西地方本部と各支部発足50周年を記念して特別ルールを設定している。
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)京都府支部とJARL京都クラブの共催、京都府、京都市、京都新聞社、その他の後援・協賛による「第67回 京都コンテスト」が、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200/2400/5600MHz帯の各アマチュアバンドの電信・電話で行われる。コンテスト期間は2月4日(土)20時から2月5日(日)16時までの20時間にわたる開催だが、バンドごとに開催時間が異なるのも本コンテストの大きな特長だ。
参加資格は日本国内のアマチュア局とSWL。交信(受信)対象は、京都府外局(SWL含む)が京都府内で運用するすべてのアマチュア局、京都府内局は日本国内で運用するすべてのアマチュア局となっている。
ナンバー交換は、府内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市区郡符号+定められた2桁または3桁の英数字」。英数字は「JARL京都非常通信協議会の登録者は、3桁の数字(601~799)によるボランティア番号」、「JARL登録クラブの社団局は、3桁の登録ナンバー」、マルチオペ部門で
JARL
京都非常通信協議会の登録者が運用する場合は、イニシャルあるいは登録クラブ番号に代えて、運用者のボランティア番号を送出が可能。
上記以外の局は「運用者名のイニシャル2文字」となっている。また、府外局のナンバーは「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県・地域等略号+運用者名のイニシャル2文字」となる。
得点は京都府内局は、相手局が京都府内のときは2点、府外局のときは1点。京都府外局とSWLは、相手局が京都府内のときは1点、府外局1(特別局を含む)のときは0点。
ただし、今回はJARL関西地方本部と各支部発足の50周年を記念して、本コンテスト委員会が指定する特別局 特別局(8J3KL:京都、8J3SL:滋賀、8J3NL:奈良、8J3OL:大阪、8J3WL:和歌山、8J3HL:兵庫、8J3RL:関西地方本部)との交信は、府内参加局外いずれも5点とするなど、特別ルールが採用されているので注意のこと。
参加証を希望する場合は、84円切手を貼った洋形2号(114×162mm)サイズの封筒を同封すること。なお、結果およびコンテストレビューの郵送を希望した局(84円切手5枚と角形2号の封筒を送る)にはあわせて参加証を郵送する。この場合、洋形2号サイズの封筒は不要。
ログ提出は電子ログ(JARLコンテスト委員会制定の形式)を推奨しているが、郵送で提出する場合はJARL制定、または同様のログシート、サマリーシートを用いること。また、ゲストオペレーター運用時には、実運用者名でサマリーを提出。
ログの締め切りは 2月28日(火)当日消印有効。電子メールの場合は、サーバー受信時のタイムスタンプにて判断する。詳しくは、下記関連リンクから「第67回 京都コンテスト規約」を確認してほしい。
●関連リンク:
・第67回 京都コンテスト規約(PDF形式)
・京都コンテスト電子メールでのLOG受付について
・京都コンテスト
・JARL京都府支部
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2023年1月26日 夜に放送した第559 回分がアップされた。
2023年1月26日(第559回)の特集は「今年開催されるアマチュア無線イベント」。2023年に開催される予定の主要なアマチュア無線イベント(下記)を紹介した。
・西日本ハムフェア(3月12日)福岡県京都郡苅田町
・関西ハムシンポジウム2023(3月19日)兵庫県尼崎市
・関西アマチュア無線フェスティバル(7月15日~16日)大阪府池田市
・ハムフェア2023(8月19~20日)東京都江東区
・米国「Hamvention」(現地時間 5月19~21日)オハイオ州グリーン郡ジーニア市
このほか、2月18日に東京都江東区で開催される「アイコムフェア in 東京木場」(事前予約制)を紹介した。
【hamlife.jp補足】 番組では触れていなかったが、9月23~24日に北海道札幌市で「北海道ハムフェア」、9月24日に愛知県名古屋市昭和区で「東海ハムの祭典」の開催が予定されている。なお4月に行われてきた東京都羽村市の「ハムらde無線フェア」は今年は開催されず、次回は2024年という告知が出されている。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第559回放送
・QRL Facebookページ
日本における、2023年2月1日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。2月に入って、3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局、4エリア(中国管内)の中国総合通信局、6エリア(九州管内)の九州総合通信局、7エリア(東北管内)の東北総合通信局からそれぞれ更新発表があった。なお九州合通信局管内の6エリアは、JF6のサフィックスファーストレター「C」が終了し、「D」へ割り当てが移っている。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
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<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
広島県が運用する水防テレメータの全観測局(雨量局)において、無線局2局の免許取得の手続きを行わないまま約3年間運用していたことが昨年(2022年)8月に判明。調査を行った広島県から報告を受けた中国総合通信局は、合わせて7局での電波法違反が確認されたとして、2023年1月31日に広島県知事に対して文書で指導を行った。中国総合通信局は今回の処分について、悪意があった行為ではなく大きな影響もなかったことから“指導にとどめた”としている。本件は中国総合通信局のほかに、広島県河川課から「広島県水防テレメータシステムに係る無線局の電波法違反について」と題して、顛末を記載した「記者発表資料」が公表されている。
中国総合通信局の処分は以下のとおり。
中国総合通信局は、広島県に対し、固定局7局※について、無線局の免許を受けずに運用を行っていたこと等の電波法違反を確認したことから、1月31日指導を行いました。
広島県に所属する固定局について、複数の電波法違反が確認されました。これらの行為に対し、本日指導を行いました。違反の概要は次のとおりです。
無線局の種別: 固定局
局数: 2
違反の期間: 令和2年4月11日~令和4年8月26日
違反の内容: 総務大臣の免許を受けず、無線局を開設し運用した。
(電波法第4条違反)
局数: 5
違反の期間: 平成29年4月4日~平成29年5月8日
違反の内容: 総務大臣の許可を受けず、無線設備の変更の工事等を行った。
(電波法第17条違反)
局数: 1
違反の期間: 平成29年4月4日~平成29年5月8日
違反の内容: 総務大臣の許可を受けず、無線設備の変更の工事等を行った。
(電波法第17条違反)
局数: 1
違反の期間: 令和元年9月6日~令和4年8月26日
違反の内容:
総務大臣の許可を受けず、免許状に記載された通信の相手方の範囲を超えて無線局を運用した。
(電波法第52条違反)
局数: 2
違反の期間: 令和元年9月6日~令和2年4月10日
違反の内容:
総務大臣の許可を受けず、免許状に記載された通信の相手方の範囲を超えて無線局を運用した。
(電波法第52条違反)
局数: 2
違反の期間: 令和元年9月6日~令和2年4月10日
違反の内容:
総務大臣の許可を受けず、無線設備の変更工事を行い、免許状に記載されていない周波数を使用した。
(電波法第17条及び第53条違反)
※複数の違反に関係する無線局があるため、表中の局数の合計は違反に関係する無線局の数と一致しません。
【参考】電波法(抜粋)
電波法第4条
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。以下略」
電波法第17条
「免許人は、無線局の目的、通信の相手方、通信事項、放送事項、放送区域、無線設備の設置場所若しくは基幹放送の業務に用いられる電気通信設備を変更し、又は無線設備の変更の工事をしようとするときは、あらかじめ総務大臣の許可を受けなければならない。以下略」
電波法第52条
「無線局は、免許状に記載された目的又は通信の相手方若しくは通信事項(特定地上基幹放送局については放送事項)の範囲を超えて運用してはならない。以下略」
電波法第53条
「無線局を運用する場合においては、無線設備の設置場所、識別信号、電波の型式及び周波数は、その無線局の免許状又は第27条の22第一項の登録状(次条第一号及び第103条の2第四項第二号において「免許状等」という。)に記載されたところによらなければならない。以下略」
広島県河川課が公表した資料は以下のとおり(一部抜粋)。
1.要旨
広島県水防テレメータシステムに係る無線局の電波法違反について、電波法を所管する総務省中国総合通信局(以下、通信局)から指導を受けた。なお、現在は電波法に則り適切に無線局の運用を行っている。
2.経緯
・令和4年8月26日に、2の無線局が免許取得の手続きを行わないまま運用していたことが判明したことを受けて、無線局の設置・撤去・許可申請手続きを委託した受注者へヒアリングするなどし、調査を行った。
・その結果、この度の違反行為に関連して対象となる無線局およびその行為の詳細が明らかになったことを踏まえ、通信局へ報告し、指導を受けることとなった。
3.指導の概要
(1)日時
令和5年1月31日(火)11時30分
(2)方法
中国総合通信局長から広島県知事宛ての指導文書を、通信局無線通信部長が土木建築局長へ手交。
(3)指導の内容
広島県が管理する無線局(7局)の電波法に違反する行為について、今後、このようなことのないよう厳重に注意されたい。また、適切な管理体制を構築し、管理状況および再発防止策の実施状況を令和5年3月末までに報告すること。
5.原因
・工事に際し、県は電波法に関する手続きは、受注者によって適切に履行されていると思い込み、免許や許可の取得状況を十分に確認していなかった。
・また、受注者は無線機器を撤去または設置する際に、許可の取得状況を県に対して確認をせず、必要な手続きを怠ったまま工事を実施した。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・中国総合通信局 広島県の電波法違反に対する指導
・広島県水防テレメータシステムに係る無線局の電波法違反について(広島県/PDF形式)
・広島県水防テレメータにおける電波法手続きの未申請事案について(広島県/PDF形式)
・広島県水防テレメータにおける電波法手続きの未申請事案について(第2報) (広島県/PDF形式)
「アマチュア無線に関する最新情報を提供し、アマチュア無線のおもしろさを伝える電子マガジンで、スポンサーメーカーだけではなく、JAIA会員各メーカーの製品情報も掲載しています」という電子Webマガジン「月刊FBニュース」。通常は“毎月1日”と“毎月15日”に記事の更新を行っているが、きょう2023 年2月1日にはニュース2本のほか、今春から掲載されている特集「2023年見えてきたSHFバンド」の新規記事が2本、さらにおなじみの連載「日本全国・移動運用記」「おきらくゴク楽自己くんれん」「ものづくりやろう!」「海外運用の先駆者達」など8本の新規記事を掲載。また英語によるWorldwideコーナーにも2本の新規記事が掲載されている。
2月1日号で掲載されたニュースは「令和5年度4月期の1アマ・2アマ国家試験日程」「過去記事の検索について」の2本。
連載記事は「日本全国・移動運用記」「おきらくゴク楽自己くんれん」「ものづくりやろう!」「今更聞けない無線と回路設計の話」「アマチュア無線の今と昔」など合計8本。ほかに特集「2023年見えてきたSHFバンド」にも新規記事として「2022年地中海沿岸におけるマイクロ波活動の概要(EA-F-I)」「ニュージーランドにおけるSHF帯のアクティビティ」の2本が掲載された。またトップページ最下部のWorldwideコーナーには英語版の記事が2本新規掲載されている。
月刊FBニュース2023年2月1日号へは下記関連リンクより。次回は2月15日(水)の記事更新を予定している。
●関連リンク: 月刊FBニュース2023年1月1日号