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hamlife.jp (2024/11/27 17:35:24)
現在データベースには 6130 件のデータが登録されています。
2023年1月2日(月・振替休日)9時から1月7日(土)21時まで、JARL主催「第76回 QSOパーティ」に併催する形でJARL十勝支部主催の「十勝支部QSOパーティー」が行われる。ルールを満たした局にはアワードを発行するほか、十勝管内の20局以上交信した書類の提出者には参加賞(ステッカー)が贈られる。
JARL十勝支部の「十勝支部QSOパーティー」は、「十勝管内局(十勝管内で運用する局)」「道内局 (十勝管内局を除く北海道内で運用する局)」「道外局 (北海道外で運用する局)」の3部門に分かれ、下記ルールを満たした書類を提出した局に対してアワードが発行される。
★十勝管内局(十勝管内で運用する局)
20局を超える局と交(受)信し、その中に十勝管内で運用するJA8、JE8、JF8、JG8、JH8、JI8、JJ8、JK8、JL8、JR8、JM8のうちから10種のプリフィックスを含むこと。
★道内局(十勝管内を除く北海道で運用する局)
20局を超える局と交(受)信し、その中に道内で運用するJA8、JE8、JF8、JG8、JH8、JI8、JJ8、JK8、JL8、JR8、JM8のうちから10種のプリフィックスを含み、そのうち1局以上の十勝管内局を含むこと。
★道外局(北海道外で運用する局)
20局を超える局と交(受)信し、その中に1局以上の十勝管内局を含むこと。プリフィックスは不問。
ルールを満たさないが、20局で申請した十勝管内で運用する局には、参加賞としてステッカーが贈られるほか、ルールを満たした局にアワードが発行される。
ログ提出の締め切りは2023年1月31日(火)まで(必着)。参加賞やアワードの申請方法など、詳しくは下記の関連リンクから「JARL十勝支部QSOパーティー規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・JARL十勝支部QSOパーティー規約(JARL Web版地方だより/PDF形式 ※8ページ目の左に掲載)
・JARL十勝支部QSOパーティー規約
・JARL十勝支部
6mAM愛好会では「アマチュア無線の健全な発展と、無線愛好家相互の親睦を深め6mAMのアクティビティー向上に貢献すること」を目的に、50.400~50.900MHzのAMモード(搬送波のあるA3E、H3E)のみで競う「6mAM QSO Party」が正月とお盆の時期の年2回行われるが、2023年の正月は「6mAM QSO Party(New Year Party)」2023年1月2日(月・振替休日)9時から7日(土)20時59分までの6日間の日程(JARL主催「第76回 QSOパーティ」と併催)で開催される。
対象は日本国内外のアマチュア局。開催期間中の移動は自由で、1交信ごとに運用地点が異なっても構わない。
呼出し方法は「CQ QSO Party(CQ Party)」で、ナンバー交換は「RS符号による相手局のシグナルレポート」(2020年夏から「相手局のオペレータ名」交換は不要になった)。交信の相手局は、日本国内および国外のアマチュア局とする(国外局の相手局は日本国内のアマチュア局に限る)。
参加記念品として、書類を提出した局には交信局数に応じて4種類(1~5局交信「参加証A」、6~10局交信「参加証B」、11~15局交信「参加証C」、16局以上交信「参加証D」)の中から1枚、「参加証」のPDFファイルが電子メールで贈られるほか、SASEまたは84円以上のドネーションを振り込んだ局には主催者が印刷して郵送する。
そのほか「参加報告専用掲示板を開設」や、「参加証に使用する画像を国内のアマチュア無線愛好者の皆さんから募集」なども併せて行っている。
ログ提出の締め切りは2023年1月31日(火)23時59分まで。電子メールでのログ提出が基本だが、「電子メールでも送付ができない場合のみ」として郵送でのログ提出も受け付ける。詳しいルールなどは、下記の「6mAM QSO Party規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・6mAM QSO Party規約(PDF形式)
・6mAM QSO Party規約
・6mAM愛好会
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年12月22日 夜に放送した第554 回分がアップされた。
2022年12月22日(第554回)の特集は「年末年始、2つの “QSOパーティー”」。日本時間の12月28日9時から1月4日8時59分まで開催されるアイコム主催の「 D-STAR QSO PARTY 2022 」を紹介。続いて1月2日9時から7日21時まで開催されるJARL主催の「 第76回QSOパーティ 」を紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第554回放送
・QRL Facebookページ
滋賀2mSSB愛好会が主催する「第37回 滋賀2mSSBアクティブコンテスト」が、2023年1月2日(月・祝)0時から1月4日(水)24時までの72時間にわたり、全国のアマチュア個人局(社団局は除く)を対象に、144MHz帯SSBモードで開催する。なお、電子メールでの書類提出に関して細かな変更のほか、「同一人物による複数のコールでの参加(チェックログも)は認めない」としている。
参加資格は、国内のアマチュア個人局のみ。ただし滋賀県外参加局は、3エリア内での運用局と1局以上交信をすることが条件。呼出し方法は「滋賀アクティブコンテスト」で、通常の交信(相手局は個人局に限る)でコールサインと「RSリポートの交換」が完全なもの(交信内容のQTHの交換は削除)。滋賀2mSSB愛好会会員局はRSリポートのあとに、「メンバー(M)」を付ける。
得点は、交信相手が会員局の場合、1交信につき5点、会員局以外は同1点。昨年まであった会員局以外のYL局2点は廃止している。マルチプライヤーは、(1)サフィックスマルチ:テールレターの取得個数(A~Zまで最大26)、(2)日数マルチ:運用日数(最大3)。総得点は「得点の和×サフィックスマルチ×日数マルチ」となる。
昨年(2022年)のルールからの変更点は以下のとおり。
・電子メールの提出アドレスを変更。
・電子メールの件名は「提出者のコールサイン(5または6文字)」に変更。
・電子メールでの提出で、EXCELやTEXTの添付ファイルも受け付ける。
・同一人物による複数のコールでの参加(チェックログも)は認めない。
なお、本コンテストに参加してコンテストログを提出した局は、2023年4月に開催される「第16回 3エリア2mSSBコンテスト」のBマルチに加点することができるとしている。
ログの提出は1月31日(火)まで。消印有効、メール便などの消印のないものは締切日必着のこと。詳しくは「第37回 滋賀2mSSBアクティブコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第37回 滋賀2mSSBアクティブコンテスト
・滋賀2mSSB愛好会
1959年に発足した高槻アマチュア無線クラブ(JA3YKV)は、地元の大阪府高槻市が2023年1月1日に市制施行80周年を迎えることを記念して、同年1月1日から12月31日までの1年間にわたり高槻市制施行80周年記念局「8N3NK」を開局し運用を行う。無線局は移動局(出力10/50W)で、クラブ員により主に高槻市内からオールバンド、FT8やD-STARを含むオールモードで運用する。「QSLカードはJARL会員に対して発行します。ダイレクトを希望される方はSASEでお願いします。eQSLは準備中ですが、LOTWは対応しません」と案内している。
発足して60年以上の歴史を誇る「高槻アマチュア無線クラブ(JARL登録番号25-1-06/JA3YKV)」では市制施行80周年を記念して、高槻市制施行80周年記念局「8N3NK」を開局。クラブ員(2021年4月1日現在91名)により2023年1月1日から12月31日までの1年間にわたりPR運用が行われる。
大阪府高槻市は1943(昭和18)年1月1日に誕生し、2023(令和5)年1月1日に市制施行80周年を迎える。京都市と大阪市との中間に位置し、二大都市のベッドタウンとして発展してきた。人口は約35万人を数える。
なお、高槻アマチュア無線クラブは、3エリアの2府4県(大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山、兵庫)と高槻市内のアマチュア局との交信で得られるアワード「高槻クラブ賞」を発行している。詳しくは記事下の「関連リンク」から確認してほしい。
●関連リンク:
・高槻アマチュア無線クラブ(JA3YKV)
・大阪府高槻市市制施行80周年記念サイト(高槻市役所)
・市制施行80周年記念ロゴのご紹介(高槻市役所)
・アワード「高槻クラブ賞」(高槻アマチュア無線クラブ)
・大阪府高槻市役所
お正月恒例、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催「第76回 QSOパーティ(NYP)」が、2023年1月2日(月・振替休日)9時から1月7日(土)21時まの6日間にわたり「アマチュア局(交信)部門」と「SWL(受信)部門」で開催される。一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)会員でなくても参加できることから、1年に1回“生存確認”のために参加するハムも多い。期間中に20局以上と交信、または受信すると干支ステッカー(今回は「卯」イラスト)がもらえるほか、6日間連続して参加したJARL会員には、抽選でハンディ機が3台などが当たる「お年玉特別企画」を行っているので奮って参加しよう!
今回で76回目となる、2023年のQSOパーティは、2023年1月2日(月・振替休日)9時から1月7日(土)21時まの6日間(132時間)、アマチュア業務に使用する電波の型式、および周波数の使用区別により、「アマチュア局(交信)部門」と「SWL(受信)部門」の2つで行われる。
正月の雰囲気の中で、新年を挨拶を交わしながら交信が楽しめる1年で1回の貴重な場として大いに賑わう交信イベントだ。まずは参加ステッカーを目指して20局のハムと新年の挨拶を交わそう。
交換するナンバーはシンプルで、RS(T)符号による相手局のシグナルリポート+オペレータの名前だけ。国内参加局の交信(受信)の相手局は、日本国内および国外のアマチュア局、国外参加局の交信(受信)の相手局は、日本国内のアマチュア局に限る。
もちろん1局との交信(受信)でも立派に参加したことになるが、参加記念ステッカーをもらうには、最低20局との交信(受信)と書類提出が必要となる。
●FT8でQSOパーティに参戦する方法
人気のデジタル文字通信「FT8」でQSOパーティを楽しみたいという無線家も多いだろう。基本的には通常の定型文(自動送信)によるリポート交換を終えた後に、手動でオペレータ名(ハンドルネーム)を送信し合う形式になる。自分からCQを出す場合の一例を挙げておこう。
<交信例:方法1>
●まずはオートシーケンスで通常交信し終了させる
(自分) CQ NYP JA1QRZ PM95
(相手) JA1QRZ JA6QST PM51
(自分) JA6QST JA1QRZ -10
(相手) JA1QRZ JA6QST R-18
(自分) JA6QST JA1QRZ RR73
(相手) JA1QRZ JA6QST 73
●続いてマニュアル(手動)でコンテストナンバーであるname(ハンドルネーム)を送信し合う
(自分) OP TARO 73
(相手) OP HIRO 73
<交信例:方法2>
●オートシーケンスだが「RR73」を送らず「RRR」とし、最後に「OP name 73」を送り合って終了する
(自分) CQ NYP JA1QRZ PM95
(相手) JA1QRZ JA6QST PM51
(自分) JA6QST JA1QRZ -10
(相手) JA1QRZ JA6QST R-18
(自分) JA6QST JA1QRZ RRR
(相手) OP HIRO 73
(自分) OP TARO 73
いずれも実際に行うとなると、コンテストナンバー部分の送信に手間取ることがある。FT8で初参加の局は他局の交信をよくモニターしておくことをおすすめしたい。なお上記の家の方法2は「WSJT-X」での送信設定がバージョンアップにより昨年と違うなどして難しくなったという声を聞く。
実際にQSOパーティでの運用方法の参考になるアマチュア無線家のブログを紹介しよう。JH8JNF局の「日々是物書」では上記の“方法1”について触れている。またJH4VAJ局のブログ「カムバック組のハムライフ」では、上記の“方法2”について「実際にQSOパーティで運用してみるともう少し違う挙動があることがわかった」として最新情報をブログに追記している。
●FT8でNYP WSJT-X 2.5で動作が変わったらしい(日々是物書)
●FT8でQSOパーティ(2022年)は難しそう(カムバック組のハムライフ)
今回も「お年玉特別企画」として、QSOパーティに6日間連続で参加すると抽選で記念品(ハンディ機3台、JARLオリジナル手ぬぐい100本)がプレゼントされる。「連続で参加された局は、忘れずにサマリーシートの『意見欄』に『連続日交信』と記入してください」「ログシートには、異なる局と交信された6日間の交信記録を記入して書類を提出してください」と案内を行っている。
ログの提出は2023年1月31日(火)まで。電子ログ提出は受け付けていない。詳細はJARL Webの「QSOパーティ規約」で必ず確認のこと。
6日間連続で参加したJARL会員には抽選で記念品(ハンディ機3台、JARLオリジナル手ぬぐい100本)をプレゼント。さらに、十二支(12年間)のステッカーをすべて獲得すると有料で「記念盾」が希望者へ贈られる
日ごろアクティビティーの下がっているハムも、“このQSOパーティだけは毎年参戦している!”という声もよく聞く。開催期間が2021年から6日間に延びて参加しやすくなった。1年に一度の出会いも少なくないQSOパーティ、ぜひこの機会にオンエアーを楽しもう
十二支を達成された参加者には、達成者のコールサインなどを記した記念盾を、有料(4,000円/送料を含む)で頒布している。記念盾は十二支のステッカーの貼り付けが完成した台紙をアレンジしたものだ。受付期間は2023年2月1日から3月31日までの2か月間。
また、「QSOパーティ十二支ステッカー二巡・三巡・四巡を達成された方へ」として、12枚そろった干支ステッカーが二巡目、三巡目になったことを記念する記念盾を有料(5,000円/送料を含む)で頒布している。こちらの受付期間は2023年4月1日から5月2日までの約1か月間。
詳しくは、下記の関連リンクから「十二支のステッカーをすべて獲得された方へ」「QSOパーティ十二支ステッカー二巡・三巡・四巡を達成された方へ」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第76回 QSOパーティ規約(JARL Web)
・「規約」を読んだだけではわからない…というビギナーの方への参加案内(JARL Web)
・十二支のステッカーをすべて獲得された方へ(JARL
Web)
・QSOパーティ十二支ステッカー二巡・三巡・四巡を達成された方へ(JARL Web)
6mAMのアクティビティー向上のため毎日継続して電波を出すことを目的に、毎年1月から6月までと7月から12月までの2回に分けて、6mAM愛好会主催の「6mAMマラソンコンテスト」が開催されている。その2023年の前半戦が2023年1月1日(日・祝)から6か月間、国内の個人アマチュア局を対象に50.400~50.900MHzのAMモード(搬送波のあるA3EとH3E)で開催される。すべての期間が対象となる部門以外に、参加者が任意で選んだ“連続した7日間”で競う部門がある。
コンテストの呼び出し方はとくに定めはなく、一般的なCQで構わない。ナンバー交換も通常の「RSリポート」の交換で1点となる。部門は「部門1:従来と同じ半年分(エリア別表彰)」と「部門2:半年の中で参加者が任意で選んだ連続した7日間(全国表彰)」の2つ。2016年から「全国表彰」の部門が新設されている。
マルチプライヤーは部門1と2共通の「交信日数」、部門2のみの「交信した異なるエリアの数(0~9およびJD1、沖縄県を別途エリアとして加え最大12とする)」となる 。
部門1は30局以上、部門2は5局以上交信した希望者には、参加証(ハガキ)を送る(表彰者は除く)。なお、書類は部門1と部門2は必ず別々に提出すること。
ログの締め切りはメールでマラソンコンテスト終了の翌月末、2023年7月31日(月)まで必着。なお書類は「手続き簡略のため、電子ログのみ受け付けを基本とします」と案内している。詳しくは下記の関連リンクから「6mAMマラソンコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・6mAMマラソンコンテスト規約
・6mAMマラソンコンテストに関するページ
・6mAM愛好会
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから6周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も75.3歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2022年12月25日(日)21時30分からの第342回放送。冒頭は年賀状のあれこれについて。続いて「2022年はどんな1年だったか?」を話し合い、JH1DLJ 田中氏は「ARDF」、JA1NFQ 中島氏は「ハムフェア、体調、水戸を訪問」、JA1JRK 谷田部氏は「電波のPCへの回り込みを解決」を挙げた。続いて、2023年1月1日の19~20時に「アイコムフェアinならやま2号館」で 収録した特別番組 を放送するという案内があった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、JARD保証事業センターの谷鹿氏が登場。アマチュア無線局の開局・変更申請書類の 「旧様式」が12月10日で使えなくなり 、新様式はWebサイトから ダウンロードできる ということを案内した。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
八重洲無線株式会社は2022年12月27日、HF/50MHz帯オールモード機「FT-891シリーズ」の新ファームウェアとして、メインファームウェアのV01-10をリリースした。同シリーズの新ファームウェア公開は2021年2月以来。今回の変更内容について、同社は「製造工程上の理由によるアップデート(トランシーバーの動作に変更はありません)」と説明している。
今回公開されたFT-891シリーズ用ファームウェアの新バージョンの変更内容は下記の通り。
★12月27日に公開されたFT-891シリーズの新ファームウェア:
● ファームウエアバージョン (2022/12)
・MAIN: V01-10
・DSP:V02-05
・LCD(PANEL):V01-01
おもな変更点:
・製造工程上の理由によるアップデート(トランシーバーの動作に変更はありません)
なお、ファームウェアの更新には、市販のUSBケーブル(A-Bタイプ)が必要となる。また使用するパソコンにあらかじめ FT-891対応の「仮想COMポートドライバー」 のインストールが必要だ。アップデート作業を行う際は事前にマニュアル等で手順を確認のこと。ダウンロードは下記関連リンクより。
●関連リンク: FT-891シリーズ 各種ファイルのダウンロード(八重洲無線)
アワードに関する調査研究とアワードに興味を持つすべてのハム、SWLとの交流を目的に集うグループ「The International Award Chasers Club(ACC)」のACC1エリア支部が、来年(2023年)は、1953年2月にNHK(JOAK-TV)が開局してから70周年を迎えることから、「アマチュア無線家の羨望の的であるテレビの電波塔にちなむアワードを企画しました。各局のご参加をお待ちしています」として、2023年1月1日から2025年12月31日までの3年間の交信を対象にした新アワード「山よりも高く(略称「電波塔アワード」)」を発行し、受け付けを2023年7月1日から3年間行う。本アワードのクラスは全部で5つあり、アワードデザインは各クラスで異なる。申請料はアワードの枚数ごとに500円。ただし、電子メールで申請を行いアワードをPDF形式で受け取る場合は無料となる。
JACC1エリア支部が発行する新アワード「山よりも高く(略称「電波塔アワード」)」」の規約を一部抜粋して紹介しよう。
1.ルールのあらまし
(1)現存するデジタルテレビ局の電波塔の所在する市区町村で運用する局(固定局、移動局、社団局、記念局等アマチュア局であればいずれも可)と交信(SWLの場合は受信)します。
(2)すべての電波塔が対象となる訳ではありません。対象となる電波塔はACC1エリア支部が各都道府県のバランスを考慮して独断で選定しました。
(3)交信は通常の交信でかまいません。コンテストやロールコール中の交信も有効です。
(4)同一市区町村に複数のアワード対象地がある場合には、1局との交信でそのすべての対象地と交信したものとみなします。ただし、パーフェクト賞の場合は同一市区町村内の全ての対象地との交信を必要とします。
※例えば、同一市区町村内に3か所の対象地があれば、3回の交信が必要。
(5)QSLカードの取得は不要です。交信のみで成立します。ただし、同一局と同一市区町村との交信は月1回までです。
※同一局でも運用した市区町村が異なれば、日に2回以上でも可。
※なお、対象地または交信内容に疑問がある場合は、ログやQSLカードの提出を求めることがあります。
(6)本アワードの「対象市区町村」内であれば、運用場所を問いません。他のアワードの対象地と合わせてサービスすることもかまいません。
(7)ACCの開設するクラブ局(JN1YMP、JN1ZGI、JI2YZV、JE4YOL)は、各申請クラスの10%まで未交信の対象地に代用することができます。ただし、代用は1回の交信につき1か所です。
※1回の交信で複数の対象地を代用することはできません。例えばJN1YMP、JN1ZGIとそれぞれ2回ずつ交信すれば、計4か所を代用することができます。
(8)申請者の移動は自由です。また、運用者が同一人物であれば異なるコールサイン(国内に限る)でも有効とします。
なお、自局が対象地の市区町村で移動運用した場合は、その対象地と交信したものとみなします。(上限なし)
ただし、その場合HF帯は20局、V/UHF帯の場合は10局、MF・SHF帯は5局以上の交信が必要です。
(9)このアワードに必要なACCメンバーとの交信は、バンド・モードおよび運用地を問いません。また、交信したアワード対象地との交信にACCメンバーを含む場合は、その交信をACCメンバーの数にもカウントできます。
(10)特記は、バンド、モード以外に申請者の希望するものを特記します。
※バンド・モードのほかに、例えばAJD、WAJA、1DAY、QRP、自局QRVなど。
(11)交信有効年月日は2023年1月1日から2025年12月31日までとします。アワードの発行は2023年7月1日以降とし、申請は2026年6月30日までとします。
(12)交信相手にこのアワードの対象地であることをアナウンスする場合は、PHONEの場合は「電波塔○○番」、CWまたはデジタルモードの場合は「TW-○○」とアナウンスしてください。
※アナウンスを強制するものではありません。また、アワードの条件となるものではありません。
(13)このアワードの開始以降、市区町村の合併があった場合には、交信時の市区町村によります。
(14)このアワードはSWLの方にも発行します。
2.アワードのクラス
★アワードのデザインはクラスごとに異なり、計5種類★
※リスト上の対象地から、クラスごとに定められた対象数、およびACCメンバーと交信する。
クラス 100:100か所の対象地との交信+異なるACCメンバーとの交信5局
クラス 300:300か所の対象地との交信+異なるACCメンバーとの交信10局
クラス 500:500か所の対象地との交信+異なるACCメンバーとの交信15局
クラス 700:700か所の対象地との交信+異なるACCメンバーとの交信20局
クラス パーフェクト:すべての対象地との異なる交信+異なるACCメンバーとの交信30局
注1:対象地と交信およびACCメンバーとの交信は、各クラスで重複して使用することができます。(例えば、クラス500の申請の際にクラス100およびクラス300を合わせて申請すれば計3枚のアワードが発行されます。この場合、QSOリストはクラス500の分のみで、ほかは申請書のみでかまいません。なお、PDF発行以外の場合はアワードの枚数分の申請料が必要で、例の場合500円×3=1,500円が必要です)
注2:ACCメンバーとの交信については、その運用地を問いません(「対象地」からの運用でない固定局、移動局も可)。ただし、ACCメンバーは、すべて異なる局である必要があります。また、対象地との交信にACCメンバーを含む場合は、その交信をACCメンバーの数にカウントできます。
申請料:
500円。定額小為替またはアワードマネージャーの郵便振替口座に振込してください。
ただし、電子メールで申請しアワードをPDFで送付する場合は、申請料は無料です。
詳しくは記事下の「関連リンク」から最新情報を確認してほしい。
●関連リンク:
・アワード「山よりも高く(略称「電波塔アワード」)規約
・The International Award Chasers Club(ACC)
・JOAKなどコールサインについて知りたい(NHKよくある質問集)