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hamlife.jp (2024/11/27 19:05:34)
現在データベースには 6132 件のデータが登録されています。
先週のアクセスランキング1位は、2022年12月18日(日)に奈良県奈良市で開催されたアイコム株式会社の自社イベント「アイコムフェア in ならやま2号館」の様子を伝えた記事。注目を集める144~5600MHz帯(10GHz帯オプション)のトランシーバー「IC-905」の実動展示と講演があり、初めて予定価格帯と発売時期が明かされたほか、さまざまな展示や講演、アトラクションなど盛り上がりを見せ、関係者を含め約500名の来場者で大盛況だった。会場となった「アイコムならやま研究所」は、同社が最先端の通信技術の研究を行っている拠点で、デジタル通信システム「D-STAR」の基礎的研究を行った“D-STARのふるさと”としても知られている。hamlife.jpでは近く、このイベントで行われた「IC-905」に関する講演の動画を公開する予定だ。
続く2位は、アマチュア無線家向けにユニークなオリジナルキット類の頒布を続けている「CRkits共同購入プロジェクト」が、クリスマスの時期に合わせて50MHz帯の「10mW簡易2石AM送信機キット」(回路の原型はかつてFCZ研究所が発売していた「TX-502」で、現在入手可能な部品を揃えてキット化)と「超再生受信機キット」の有料頒布を開始したというニュース。このほか、実験に活用できる充電式の小型丸型アクティブスピーカーの頒布もあわせて行っている。リチウム電池内蔵であるため、ゲインの低い受信機の音出しに便利だ。同プロジェクトは「送受信機いずれのキットも1時間で完成するため、年末年始のお手軽製作に最適でしょう。シンプルなキットにより、“自作する”の面白さへのきっかけを用意することは、アマチュア無線入門やワイヤレス人材の育成に意味のあることだと思います」と話してる。
頒布する2つのキットの間で電波を飛ばして送受信を確認。外部アンテナを取り付けることで数局と交信に成功したという。「受信機も超再生ながら10dBμVくらいのところまで聞こえてきます」としている(右上の基板はFCZ研究所の「TX-502」)
3位は「<釜石漁業用海岸局(JFT)、船舶向け無線電報サービスを終了>読売新聞オンライン、新年を迎える遠洋乗組員に向け“最後の年賀電報”の様子を伝える」。読売新聞社のニュースサイト「読売新聞オンライン」は、「遠洋漁船漁師への年賀電報、今季で最後…モールス信号で打電」と題して、岩手県釜石市にある「釜石漁業用海岸局(JFT/かまいしぎょぎょう)」が、遠洋漁船で新年を迎える乗組員に向けて家族からの年賀電報を送る様子を伝えた。釜石漁業用海岸局は、2011年3月11日に発生した東日本大震災において通信網が甚大な被害を受けるなか、電波法違反による処分覚悟で、国際遭難周波数の2182kHzから千葉県や茨城県の漁業無線局に呼びかけを行い、それがきっかけで災害対策本部との連絡手段が確保されたことでも知られている。
ニュースサイト「読売新聞オンライン」の記事(2022年12月20日付)。公開期間が短いので早めの確認をお勧めする
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)【写真リポート】<新製品「IC-905」の予定価格帯が判明>約500名が参加した「アイコムフェア in ならやま2号館」の模様
2)<いずれも1時間程度で完成>CRkits共同購入プロジェクト、50MHz帯の10mW簡易2石AM送信機キット&超再生受信機キットを有料頒布
3)<釜石漁業用海岸局(JFT)、船舶向け無線電報サービスを終了>読売新聞オンライン、新年を迎える遠洋乗組員に向け“最後の年賀電報”の様子を伝える
4)<Xmas2022! 今宵はサンタさんを追いかけよう>「Google サンタを追いかけよう」「サンタクロース・トラッカー」「フライトレーダー24」の3つのサイトで大追跡
5)<55機種(2台ずつ)測定、うち51機種が基準超え>総務省、電波法で定める「著しく微弱な電波」の許容値測定「令和4年度無線設備試買テスト結果(第1次)」を公表
6)<「不動産競売物件情報サイトBIT」に掲載>コンクリート柱の上に難視聴地域用テレビアンテナが複数写る福島県南相馬市の競売物件
7)<特集は「2023年のアマチュア無線」、別冊付録「ハム手帳2023」つき>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2023年1月号を刊行
8)<DVレピータモニター機能を改善、海外のD-STARレピータもモニター可能に>アイコム、IC-705の新ファームウェア「Version 1.32」を公開
9)<“電波法違反”覚悟の通信>岩手日報、東日本大震災発生時の「漁業無線局」の活躍を特集記事で紹介
10)<特別付録「ラジオライフ手帳2023」つき>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2023年2月号を刊行
今日、2022年12月24日(土)は子どもたちが待ちに待ったクリスマス・イブ。今夜から明日にかけて、たった一晩で世界中の子供たちへプレゼントを配るサンタさんは大忙しだ。サンタさんが“今”どこでプレゼントを配っているのか、世界各地をソリに乗って訪問する様子がリアルタイムでわかる無料の「2022年版サンタクロース追っかけサイト」を3つ紹介しよう。昨年までマスク姿だったサンタさん。今年は世界で“脱マスク”の流れが進んでいることから、マスクを外している姿が確認できた。子供たちが寝静まった今晩、プレゼントを抱えたサンタさんが日本にもやってくる。
サンタさん追っかけサイトの1つめは、NORAD(North American Air Defense System/北アメリカ航空宇宙防衛司令部)の「サンタクロース・トラッカー」。2つめはGoogle社の「Google Santa Tracker-サンタを追いかけよう」。3つめは、世界中で運航している民間航空機の現在位置をリアルタイム表示する「Flightradar24(フライトレーダー24)」。それぞれ、サンタさんがソリに乗って飛行する様子が確認できる。
1つめは、Google社が提供するお馴染みの「Google サンタを追いかけよう」を紹介しよう。このサービスは、サンタクロース追っかけサイトとして超有名で、「24日になったら、一晩中サンタさんを追いかけるのを手伝ってください!」というメッセージとともに、日本時間の12月24日(土)19時に向けてすでにカウントダウンが始まっている。
Google社のサービスだけあって、上空から地球を眺められるGoogle Earth上で、ソリに乗って世界各地を駆け巡るサンタクロースの動向が確認できる。サンタクロースのふるさと、フィンランドとの時差が-7時間あるため、現地時間の24日(土)12時(正午)にサンタクロースが出発する。
日本時間の22時30分過ぎから沖縄・那覇にサンタさんが上陸。そのあと一度、韓国・プサンへ向かったあと、再び九州・福岡や京都、東京、北海道という順番で訪れていくだろう。
Google社のサンタクロース追跡サイト「Google サンタを追いかけよう」は、日本時間12月24日(金)19時から追跡がスタートする。サンタさんの出発に向けて、それまで1日1つずつクリスマス関連のコンテンツが増えていく
2つめは、「NORAD Tracks Santa」の歴史は古く、インターネットができる前の1955(昭和30)年からサンタクロースの飛行を追跡するトラッカー(位置情報)サービスとして有名で、今年で67年目を迎えた。サンタクロースの出発をレーダーで確認し、トナカイの赤い鼻を検知できる人工衛星で、その動向を追いかけるという仕組みだ。
日本時間12月24日(土)18時(NORAD司令部がある米コロラド州とは-16時間の時差がある)に向けて「Santa Tracker Countdown」でカウントダウンを行い、追跡を開始。その直後に「最後にサンタを見た場所」として、「最後のプレゼントをラッピング中」と表示が現れる。続いて「滑走路へ進んだ」というメッセージが流れ、いよいよサンタクロースがプレゼントを配りに出発する。
同サイトでは、サンタクロースの準備風景の動画やクリスマス音楽、サンタとクリスマスについて語る図書館、ミニゲームなども用意されているので、サンタクロース出発までいろいろ楽しめる。
日本時間の23時過ぎに日本にやってくるサンタさん。北海道・札幌から南下して東京、金沢、名古屋、長崎、沖縄・那覇とプレゼントを配っていく様子が楽しめると思う。
NORAD(North American Air Defense System/北アメリカ航空宇宙防衛司令部)が、恒例の「サンタクロース追跡サイト」をクリスマス・イブに合わせて開設。画面右下には「サンタ追跡まで秒読み」の文字とともにカウントダウンが表示される
トナカイの赤い鼻を検知できる人工衛星で、サンタクロースを追いかけるというNORAD(North American Air Defense System/北アメリカ航空宇宙防衛司令部)の「サンタクロース・トラッカー」。そりに乗るサンタさんを追跡できる(画像は昨年のサンタさん)
3つめは、世界中で運航している民間航空機の位置をリアルタイム表示する「Flightradar24(フライトレーダー24)」に登場する、ソリに乗った(飛行する)サンタクロースが出現。航空機に見立てた、飛行中!?のサンタクロースが確認できるだろう。サンタクロースのコールサインは「SANTA1(サンタ・ワン)」「R3DN053」が使われている。「HOHOHO」、または「SANTA1」で検索すると見つかるはすだ。
コールサイン: SANTA1(サンタ・ワン/サンタ1便)
航空機タイプ: Sleigh(ソリ)
登録ナンバー: HOHOHO(ホゥホゥホゥ)
航空会社は「Marry Christmas(メリークリスマス)」と洒落たネーミング。そして、出発は「NORTH POLE(北極)/YLT」、行き先も「NORTH POLE(北極)/YLT」としゃれている。
サンタクロース(サンタ1便)は、日本時間の10時に北極圏を出発し、すでにそりに乗って超高速で飛行!?様子がが確認できる。
世界中で運航している民間航空機の現在位置をリアルタイム表示する「フライトレーダー24」。航空機に見立てて超高速で飛行!?する、そりに乗ったサンタクロース(メリークリスマス航空のサンタ1便)が北極圏を出発! パソコン版では、すでに飛行する様子がリアルタイムで確認できる
スマホ版のアプリにはこのような案内が表示され、右下の「通知」をクリックしてオン状態にしておくと、メリークリスマス航空のサンタ1便の出発を知らせてくれる。アプリ版で飛行が確認できるのは日本時間の11時からのようだ
世界中の子供たちへプレゼントを配るサンタさん。それぞれのサンタクロース追跡サービスを利用して、今宵はサンタさんの動向をチェックしてみてはどうだろうか。また、それぞれの追跡サービスをまとめて1画面で配信するYouTubeライブもあるので便利だ。
明日の12月25日(日)、クリスマス当日まで、世界のどこかをサンタクロースが大忙しで飛び回っている様子を楽しもう。
●Santa Tracker Live Countdown 2022 – Christmas Countdown 2022 Live
※画面をクリックするとスタートします。
●2022 NORAD Tracks Santa
※画面をクリックするとスタートします。
●NORAD Santa Tracker & Google Santa Tracker LIVE Countdown – Christmas Countdown
※画面をクリックするとスタートします。
●関連リンク:
・Google Santa Tracker「Google サンタを追いかけよう」
・Official NORAD Santa Tracker (トップ画面右上
English> をクリックすれば日本語も選択可能)
・NORADサンタライトレーダー
・Flightradar24/フライトレーダー24(SANTA1)
・サンタ追跡アプリ「NORAD TRACKS SANTA」(iOS)
・サンタ追跡アプリ「NORAD TRACKS SANTA」(Google Play)
アイコム株式会社は、全世界のD-STARユーザーを対象とした交信イベント「D-STAR QSO PARTY 2022」を、JARLの後援を得て日本時間で2022年12月28日(水)朝9時から2023年1月4日(水)8時59分まで開催する。今回のルールは「D-STAR(レピータ、シンプレックスなど)で多数の局と交信する」というもので、相手局とD-STAR経由で“画像交換”を行うと得点(獲得ポイント)がアップする。書類提出をすると30ポイントごとに1回の抽選が行われ、10名に特製のコールサイン入りトロフィーが当たる。また30ポイント以下でも書類提出者全員にPDF参加証が発行される。
有効な書類提出者の中から抽選で10名に「コールサイン入り特製トロフィー」が当たる
アイコムが全世界を対象に開催する「D-STAR QSO PARTY」は、2013年から2018年まで6回行われてきたが、その後は中断していた。今回はJARLの後援を得て4年ぶりに新ルールで開催されることになった。
以下、同社が発表した「D-STAR QSO PARTY 2022」の案内から抜粋で紹介する。なお参加前に公式サイトにアクセスし、ルールや交信方法の確認と得点計算方法、ログ作成・提出方法などを確認して欲しい。
◆開催目的:
「世界各地の局とD-STARで交信しよう。D-STARを利用した画像交換にチャレンジしてみよう」(世界におけるRF・IPプロトコルでのD-STARと、新世代D-STAR端末に搭載されている画像送信機能の普及のため)
◆開催日時: 2022年12月28日(水)09:00 JST ~ 2023年1月4日(水)08:59 JST
◆主催: アイコム株式会社/Icom America Inc.
◆後援: 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)
◆参加資格: 免許を受けているすべてのアマチュア無線家
◆使用周波数帯およびモード: 制限なし
◆ルール:
・D-STAR QSO
Partyのゴールは、D-STARによる直接・レピータ経由・インターネット経由の通信を増やすことを目的としており、画像の交換により最高得点を得ることが可能。
・有効なログを提出したオペレーター全員に参加証(PDFファイル)が与えられる。30点以上のログを提出したオペレーターは景品の抽選に参加可能。
・記念品の抽選はランダムに行われる。より多くのD-STAR QSOを行えば、より多くのチャンスが生まれる。QSOポイントの獲得方法のルールは下記。
・10ポイント:D-STARによる音声通信とともに画像の交換を行った場合
・5ポイント:D-STAR
によるシンプレックス、またはレピータ経由(片方がターミナルモードの場合も含む)での音声通信
・1ポイント:D-STAR
プロトコルを使用したその他の音声通信(リフレクターの利用、双方がターミナルモードの場合等)
※記念品抽選への参加には最低でも30ポイントが必要
※30ポイントごとに抽選権が追加、最大150ポイント(30ポイント=1権利、60ポイント=2権利、90ポイント=3権利、最大5権利まで)
例:65ポイント相当のQSOを行った場合、抽選権は2になる(30ポイントの場合の倍の当選確率)
※画像の取り扱い方法につきましてはイベント告知サイトでの説明や各機種の取扱説明書をご参照願います
◆交信方法の例:
・コール:「CQ D-STAR QSO PARTY 2022」
・コンテストナンバー:相手局のRS+通信に使用した機器名(例:「59、ID-52」)
・画像交換を伴うQSOの場合:交信の証明として、画像によるQSOをD-STARのいずれのデータモード(スロー/ファースト)でも音声通話に追加で可能(デジタルQSLカードのような画像の交換)
◆ 運用上の注意事項:
(1)すべての関連する法令に準拠すること
(2)パーティー主催者は D-STAR QSO Party に関する直接・間接的な被害やトラブルに対し責任を負わない
(3)レピータを使用する場合、QSO Party に参加していない使用者に対し配慮すること
◆書類提出:
・提供されるスプレッドシートの使用をお願い致します。下記のメールアドレスに対し提出してください。ファイル名を自身のコールサインにしてください(例:JA3YUA.log.xls)。
・画像の交換を行った場合、画像ファイル(1つあたり1MB以下のJPEGかPNGで、無線機かスマホアプリのスクリーンショット)をログ記録とともに提出してください。ファイル名には相手(画像の送信者)のコールサインを含めてください。
※紙のログ:サマリーシートとログリポートページをダウンロードし、記載したものを下記メールに送付してください。スプレッドシートによるログ提出も可能です。上記の画像に関するルールが適応されます。
◆提出期限(必着): 2023年1月23日(月)08:59(JST)
◆書類提出先: D-Star.QSOPARTY_LOG@IcomAmerica.com
◆提出前のチェック事項:
(1)自身のお名前とコールサインが記載されていること
(2)QSO Partyで使用した機材の情報が記載されていること
(3)QSO参加後の感想やお考えを共有してください
(4)QSO Partyの受賞者は後日一般に公開されることをご承知ください
◆記念品:
・有効なログ提出者の中から、コールサイン入り「スペシャル D-STAR QSO Partyトロフィー」×10名
・30ポイント以下でもログ提出者に参加証(PDF)を発行
◆ 結果発表: 2023年3月1日(水)予定
なお、IC-9700/IC-705/ID-52に搭載されている「画像送信機能」の説明とセッティング方法は「D-STAR QSO PARTY 2022」のページに案内がある。IC-705は12月22日に公開された新ファームウェアの導入で、海外のD-STARレピータをモニターすることが可能になった。こうした機能を使って、D-STAR QSO PARTYに参加してはいかがだろう。詳細は下記関連リンク参照のこと。
こちらの記事も参考に↓
<DVレピータモニター機能を改善、海外のD-STARレピータもモニター可能に>アイコム、IC-705の新ファームウェア「Version
1.32」を公開
●関連リンク:
・D-STAR QSO PARTY 2022(アイコム 日本語版)
・D-STAR QSO PARTY
2022ルール PDF(日本語版)
・ログ関連ファイルのダウンロード(アイコム)
日本における、2022年12月24日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から12月に入って4回目の更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
近畿総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した和歌山県新宮市在住の第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者に対し、その業務に従事することを43日間停止する行政処分を行った。本件は、11月22日に同総合通信局が和歌山県新宮警察署とともに実施した不法無線局の共同取り締まりにおいて電波法令違反の事実が発覚し、同警察署へ告発を行った男に対する処分と思われる( 2022年11月24日記事
)。
近畿総合通信局が発表した内容は次のとおり。
近畿総合通信局は、捜査機関との共同取締りで摘発した無線従事者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 和歌山県新宮市在住(56歳)
違反概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した。
処分内容:
無線従事者(第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、本日から43日間停止する。
2.行政処分の根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
【参考】(電波法抜粋)
第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項(無線従事者の免許の取り消し等)
総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。(以下略)
近畿総合通信局は「法令遵守に関する周知の徹底と電波監視により電波利用秩序の維持を図り電波法令違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
↓この記事もチェック!
近畿総合通信局、和歌山県新宮市の路上で免許を受けずに不法に無線局(不法アマチュア無線)を開設していた男を新宮警察署に告発
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 近畿総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分-無線従事者の従事停止処分-
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、430MHz帯D-STARレピータ局と、430MHz帯・2400MHz帯アナログ(FM)レピータ局の開設 ・増設などの募集を、2022年12月21日から2023年1月11日まで行うことを発表した。また、今回の募集地域、1200MHz帯を除く周波数帯、モード以外でレピータ局の開設・増設などを希望する場合や、D-STARアシスト局の開設を希望する場合は、併せて会員課へ相談してほしいとしている。
今回募集が行われる地域は下記のとおり。
●D-STARレピータ局の募集地域と受付条件など(430MHz帯DVモード)
【関西地方】
・滋賀県長浜市三和町
・京都府京都市伏見区深草大亀谷岩山町
【東北地方】
・福島県いわき市常磐上湯長谷町
・福島県田村郡三春町六斗蒔
●430MHz帯アナログ(FM)レピータ局の募集地域と受付条件など
【関東地方】
・神奈川県横須賀市武
・千葉県木更津市有吉
【東海地方】
・静岡県浜松市北区細江町気賀
・三重県四日市市森忠
【中国地方】
・岡山県総社市黒尾
【九州地方】
・沖縄県沖縄市胡屋
●2400MHz帯アナログ(FM)レピータ局の募集地域と受付条件など
【東北地方】
・青森県三戸郡階上町大字鳥谷部
【参考】 430MHz帯のレピータ周波数の区分は次のとおりです。
A周波数帯:原則として直轄局、計画局、D-STAR(DV モード)、新方式の局に割り当てられている周波数帯。
B周波数帯:原則として団体局に割り当てられている周波数帯。
応募要件など詳しくは、下記関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク: D-STAR レピータ局・アナログ(FM)レピータ局等の開設・増設等の募集のお知らせ(PDF形式/JARL Web)
「長崎の教会群世界遺産登録支援アワード」「長崎開港450周年記念アワード」「西九州新幹線長崎ルート開通記念アワード」など、長崎県にちなんだ数々のアワードを発行してきた「JARL長崎アワードハンターズクラブ(JH6YDL)」は、2023年1月から新たに「長﨑軍艦島アワード」を発行し受け付けを開始する。同アワードは、コールサインのテールレターで「NAGASAKI GUNKANJIMA」と18文字で綴るA賞と、コールサインのテールレターで「HASHIMA」と7文字で続くB賞があり(「はしま」とは軍艦島の本来の島名)、交信の有効期限については制限を設けていない。発行枚数は100枚限定(早期予定枚数達成の場合追加発行あり)で、申請料は定額小為替またはゆうちょ銀行振り込みで500円(定額小為替の場合は発行手数料として別途200円が必要)。
ウィキペディアによると、2015年にユネスコの世界文化遺産に登録された「軍艦島」。軍艦島はその容姿から呼べれる通称で、端島(羽島)が本来の島名。明治時代から昭和時代にかけて海底炭鉱によって栄え、日本初の鉄筋コンクリート造の高層集合住宅も建造されるなど、1960年代には東京以上の人口密度を有していた。1974(昭和49)年の閉山にともなって島民が島を離れてからは無人島となった(画像はイメージです)
JARL長崎アワードハンターズクラブ(JH6YDL)の案内から「長﨑軍艦島アワード」の規約を一部抜粋して紹介しよう。
●「長﨑軍艦島アワード」規約
受付開始:
2023(令和5)年1月1日より受け付け、およ発行開始。
※交信の有効期限については制限を設けていません。
A賞:
コールサインのテールレターで下記文字列で綴る。
「NAGASAKI GUNKANJIMA」の18文字
B賞:
コールサインのテールレターで下記文字列で綴る。
「HASHIMA」の7文字
※A賞、B賞の綴りで不足の場合には、クラブメンバー局1局を2文字分として代用可能(クラブ局JH6YDLとの交信を含む)。
発行枚数:
100枚限定(早期予定枚数達成の場合追加発行もあり)
申請料:
定額小為替500円(1枚につき)、またはゆうちょ銀行振り込み。
※定額小為替の場合は発行手数料として別途200円が必要。
JH6YDLメンバー局:
JA6XT JA6KSW JA6UBY JA6WOV JH6EUD JH6TKV JH6YDL JI6SGQ JK6RRS JO6MRY
申請書の送り先:
〒850-0037 長崎県長崎市金屋町9-9-703 田尻靖雄方
JARL長崎アワードハンターズクラブ事務局宛
※申請書はメールにて送付でも受付いたします。ja6uby@jarl.com へ送付ください。
詳しくは記事下の「関連リンク」から最新情報を確認してほしい。
●関連リンク:
・長﨑軍艦島アワード(JARL長崎県支部)※アワードの「5.軍艦島アワード(2022.12.1)」をクリックしてください。
・端島/軍艦島(ウィキペディア)
・<公式>軍艦島コンシェルジュ
・JARL長崎アワードハンターズクラブ(JH6YDL)
神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2022年12月16日の第161回放送は、JK1BAN
田中氏の「今週の活動報告」が愛用のC501(日本マランツ)に使用しているJVC製イヤホンのプラグ部分の修理に苦心したというエピソードと、日本から米国に送った「船便」の郵便物の到着日数についてだった。
JH1OSB
小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」はリスナーからのメール紹介(オークションでTS-520用の6mトランスバーター「TV-506」を入手)と、トランスバーターに関するトークだった。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第161回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ
アイコム株式会社は2022年12月18日、奈良県奈良市にある同社研究施設を会場にした自社イベント「アイコムフェア in ならやま2号館」を開催、関係者を含め500名の来場者で大盛況となった。注目を集める144~5600MHz帯(10GHz帯オプション)のトランシーバー「IC-905」の実動展示と講演があり、初めて予定価格帯と発売時期が明かされたほか、さまざまな展示や講演、アトラクションなどで盛り上がりを見せた。その模様を写真で紹介しよう。
開催直前の案内記事はこちら↓
<お楽しみ抽選あり、IC-905で10GHz帯の山岳回折通信デモ実施>アイコムが12月18日(日)に奈良市で開催する「アイコムフェア
in ならやま2号館」の直前案内
会場となったアイコムならやま研究所 2号館
アイコム創業者で代表取締役会長のJA3FA 井上徳造氏も元気な姿を見せた
「アイコムフェア in ならやま2号館」の会場となった、奈良市にある「アイコムならやま研究所」は、同社が最先端の通信技術の研究を行っている拠点で、デジタル通信システム「D-STAR」の基礎的研究を行った“D-STARのふるさと”としても知られている。広い敷地(最近、隣地にあった他社研修施設を取得したことで、建物は「1号館」と「2号館」になった)にはアマチュア無線のリモート運用が可能なログハウス、最大高51mのクランクアップタワーに設置された7MHz帯4エレスタック、EME通信の研究に使用する大型パラボラアンテナも設置されている。
最大高51mのクランクアップタワーに設置された7MHz帯4エレスタック。以前取り付けられていた3.5MHz帯のフルサイズ3エレ八木は撤去したという
ならやま研究所 1号館から見たクランクアップタワー周辺の風景
この日は前日までの雨も上がり好天となったが、気温が5度前後と寒かったことから、来場者の防寒のため午前10時の開場を一部繰り上げる状況となった。
入場口では検温と消毒を実施。手首にリストバンドをつける徹底ぶりだった
会場は「ならやま2号館」の1階(IC-905、IC-PW2と主要製品の展示、協賛企業展示・物販)、2階(講演、協力クラブ等の展示、懐かしの無線機展示、ボーイスカウト活動紹介)、2号館前でのキャンピングカー展示とキッチンカー、屋外のコンサート広場、「ならやま1号館」のクランクアップタワー、休憩コーナーなどに分かれていた。
会場の全体マップ
ならやま2号館 1階の展示コーナー。写真左奥がIC-905の展示コーナー
最も注目を集めたのは144~5600MHz帯(10GHz帯オプション)のトランシーバー「IC-905」の実動展示。およそ24km離れ、途中を生駒山地に阻まれている大阪市平野区のアイコム本社と10GHz帯の山岳回折通信で交信ができる様子が確認できた。さらに展示機で操作を体感したり、スタッフに詳しい説明を聞いたりすることができた。
IC-905の展示コーナーは常に人垣ができていた
アイコム本社(大阪市平野区)と10GHz帯の山岳回折通信で結ぶデモンストレーションを実施
クランクアップタワーの中央部に取り付けられたIC-905のRFユニット(左のパラボラアンテナのすぐ後ろにあるのが10GHz帯ユニット)。2号館1階に置かれたIC-905の操作部まで約100mをLANケーブルで結んでいる
気になるIC-905の価格だが、スタッフから「 IC-905本体(144~5600MHz帯)の価格は40万円程度、オプションのCX-10G(10GHz帯ユニット)は15万円程度。どちらも発売開始は2023年春を予定しています 」という案内があった。
社員有志が自作したというU/SHF帯バイコニカルアンテナも展示
HF/50MHz帯リニアアンプ「IC-PW2」も展示。こちらはまだ価格や発売時期が決定していない。なお「ハムフェア2019」会場では“可能”とされていた「本体の縦置き」は不可との説明があった
午前中に行われたIC-905に関する講演は150名以上が聴講し、会場内が通路までビッシリ埋まる盛況ぶりとなった(講演で公開されたIC-905のスライド資料は 本記事の次ページを参照 のこと)。なおIC-905について 「1200/2400/5600MHz帯と10.1GHz帯で行われている“一次業務”に影響を及ぼさないようにするための機能」の搭載を検討中と いう告知もあった。
IC-905の講演を聞く来場者。講演会場は通路までビッシリ埋まった
アイコムの稲葉氏によるIC-PW2に関する講演
アイコムの高岡氏によるIC-905に関する講演
IC-905の送受信系の回路構成
「1200/2400/5600MHz帯と10.1GHz帯で行われている“一次業務”に影響を及ぼさないようにするための機能」の搭載を検討中という告知があった
また、午後の講演の最後に行われた「IC-705の新機能紹介」では、“IC-705のDVレピータモニター機能が新ファームウェアの導入で一層進化し、海外のD-STARレピータもモニターできるようになる”というサプライズ発表が行われた(新ファームウェアは 12月22日の夕方に公開 された)。
IC-705で海外のD-STARレピータもモニターできるようになるというサプライズ発表もあった
IC-705で海外のD-STARレピータをモニター中。この新ファームウェアは12月22日の夕方に公開された
◆1月1日(日・祝)の19~20時に「FMぱるるん」が特別番組を放送!
茨城県水戸市のコミュニティ放送局「FMぱるるん」は、2023年1月1日(日・祝)の19時から20時まで、「アイコムフェア in ならやま2号館」で公開収録した特別番組を放送する予定だ。パーソナリティは演歌歌手のJI1BTL 水田かおり。ほかにJH1DLJ 田中氏、JJ1GPM 下杉氏、7M4MAS 古谷氏らも参加。
番組にはアイコム社員も登場し、今回のイベントについての説明、新製品のIC-905について、IC-PW2や同社製品についてを案内するほか、同社代表取締役会長のJA3FA 井上徳造氏への特別インタビューも予定しているという。
FMぱるるんの公開収録の模様。放送は1月1日の19時から
その他、各コーナーの展示や屋外イベントの模様などは下記写真を参照していただきたい。
懐かしの無線機展示
ボーイスカウト活動紹介と体験局兼特別局の「8N100S/3」運用コーナー
無線体験とイベント見学のためにスカウトが多数訪れた
第一電波工業の展示
CQ出版社の展示即売コーナー。アイコムのイベントに出版社がブースを出すのは珍しい
電波社のブース
月刊FB NEWSのブース
月刊FB NEWSの展示
シンガーソングライターのMasaco(JH1CBX)もブースを出展、CDや卓上カレンダーなどを販売した
屋外のコンサート広場で、水田かおりとMasacoが歌を披露
ならやま研究所イベントのネックだった“昼食難民”救済のため「キッチンカー」が登場。大好評だった
退出前に行える「三角くじ」のお楽しみ抽選コーナー
★ 次ページ では講演で公開された「IC-905」のスライド資料を紹介!!★
アイコム株式会社は2022年12月22日、HF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」の新ファームウェア「Version 1.32 」を同社サイト上で公開した。今回のファームアップ内容は「DVレピータモニター機能」の改善と機能追加を中心としたもので、「DVレピータモニター機能で海外レピータをモニターできるように対応」「DVレピータモニター機能の改善」「DVゲートウェイ機能のゲートウェイコールサイン設定で7文字目が空白ではないコールサインを登録できるように改善」「その他軽微な変更」の各項目となっている。なお同時にIC-705用プログラミングソフトウェア「CS-705」の新バージョン(Version1.21)も公開された。
IC-705の新ファームウェア公開は10月25日のVersion1.31以来となる。今回発表された新ファームウェアで実現した「DVレピータモニター機能で海外レピータをモニター」は、さる12月18日に奈良県で開催された「アイコムフェア in ならやま2号館」における講演会でサプライズ発表されたもの。アイコムが主催する今年の「 D-STAR QSO PARTY 」(12月28日~1月4日)での海外交信に間に合わせるため、急遽リリースされたという。この機能の使い方や海外レピータの接続先リストのファイル作成・導入方法などは「仕様変更のお知らせ」PDFを参照のこと。
「アイコムフェア in ならやま2号館」でサプライズ発表された「DVレピータモニターで海外レピータをモニターできる機能」の設定方法について
海外レピータのモニター機能で、ベルギーのD-STARレピータをモニター中
●IC-705の新ファームウェア(Version 1.32)
Version 1.31からの変更点:
★DVレピータモニター機能で海外レピータをモニターできるように対応
・海外レピータをモニターする場合は、接続先リストのファイルを読み込む必要があります。海外用接続先リストのサンプルファイルは、
こちらからダウンロード できます。
・海外レピータをモニター中は、レピータモニタータイマーは動作しません。
★DVレピータモニター機能の改善
・DVレピータモニター機能を使用しているときにレピータとの接続が切れにくくなるように改善
・レピータモニタータイマーでレピータと切断したことを示すダイアログの表示中でもスクリーンセーバーが動作するように改善
★DVゲートウェイ機能のゲートウェイコールサイン設定で7文字目が空白ではないコールサインを登録できるように改善
★その他軽微な変更
IC-705のファームアップは、microSDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU:1.32
Sub CPU:1.01
DSP Program:1.12
DSP Data:1.00
FPGA:1.01
DV DSP:1.11
GPS:13196
Bluetooth:1.12
WLAN:2.0.0.0_2.2.0.7_3.17.0.4
また同社は下記事項についても注意を記載している。
・ファームウェア Version 1.26以降が書き込まれている下記シリアル番号の製品では、Version
1.24以前のファームウェアはご使用になれません。ファームウェアを戻した場合は、音声が正常に出力されませんのでご注意ください。
IC-705 #31:31001001~以降
なお、12月22日に同時公開されたプログラミングソフトウェア「CS-705」の新バージョン(Version1.21)については次のとおり。
●プログラミングソフトウェア CS-705の新バージョン(Version 1.21) 公開日 2022/12/22
Version 1.20からの変更点:
★IC-705ファームウェア Version1.32 に対応
・海外のDVレピータモニター機能に関する設定を追加
・DVゲートウェイ設定のゲートウェイコールサイン設定で7文字目が空白ではないコールサインも登録できるように改善
★その他、軽微な変更
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・ファームウェアダウンロード・IC-705(アイコム)
・仕様変更のお知らせ IC-705Version 1.30-1.32(アイコム)
・海外用接続先リストのサンプルファイル(アイコム)
・プログラミングソフトウェアダウンロード CS-705(アイコム)