無線ブログ集
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株式会社JVCケンウッドは2025年3月9日、福岡県で開催中の「第22回 西日本ハムフェア」の同社ブースで、新製品の144/430MHz帯モービル機(日本国内向け仕様)「TM-D750シリーズ」(50Wタイプ:TM-D750S、20Wタイプ:TM-D750)のチラシを配布している。TM-D750に関する日本語の公式印刷物はこれが初めてだ。

JVCケンウッドの「TM-D750/S」(国内向け仕様)コントロールパネル
JVCケンウッドは昨年8月、東京で開催された「ハムフェア2024」会場で144/430MHz帯のD-STAR/APRS/アナログFMに対応したモービル機(機種名非公表)の開発発表を行った。

昨年8月「ハムフェア2024」会場で披露されたJVCケンウッドの144/430MHz帯モービル機(機種名非公表)のモックアップ
さらに2025年に入ると、2月7~9日に米国フロリダ州で開催されたアマチュア無線イベントの会場で、このモービル機の米国仕様と考えられる144/220/430MHz帯のD-STAR/APRS/FMモービル機「TM-D750A」を参考出品、登場時期が「Coming in Summer 2025!」と記された英語版のチラシを配布した( 2025年2月12日付けの記事参照 )。
このため、日本向け仕様の詳細発表について注目が集まってきたが、3月9日に福岡県京都郡苅田町で開催されている「第22回 西日本ハムフェア」の同社ブースで日本語版のチラシが配布され、同機種は50Wタイプの「TM-D750S」と、20Wタイプの「TM-D750」の2種類が用意されることが初めて明らかになった。
そのチラシと記載されている内容は次のとおり。

「第22回 西日本ハムフェア」会場で配布されたTM-D750シリーズのチラシ
KENWOOD 参考情報
さらに進化したデュアルバンダー モービルコミュニケーションは新たな次元へ
144/430MHz デジタルデュアルバンダー
TM-D750S
最大出力50W 技術基準適合証明等取得予定機種[3アマ免許]
TM-D750
最大出力20W 技術基準適合証明等取得予定機種[4アマ免許]
パネル寸法:183.3×93×368mm (突起部含まず)
定評あるAPRSとD-STARデジタル通信機能に加え、内蔵WLANが新たな運用スタイルを実現
<主な機能>
★APRSプロトコル準拠
双方向でリアルタイムなデータ通信システムを、豊富な機能とカラフルな表示でフルにサポート。
★D-STAR機能がさらに進化
Bluetoothe、USB、さらにWLAN接続で、フレキシブルにD-STARネットワークヘアクセス。
★ダイレクトモード
WLANにより、D-STARネットワークへダイレクトにアクセス。
★リフレクターターミナルモード
USBまたはBluetooth経由でWindows
PCまたはAndroidデバイスと接続し、D-STARリフレクターにアクセス(別途、ソフトウェア必要)。
★デジタルボイスも同時受信に対応
ダイレクトモードを運用しながらD-STARレピーターのワッチも可能。
★KISSモードTNC
APRS用の内蔵KISSモードTNCにより、スタンドアローンデジピーター機能を搭載。USBまたはBluetoothでPCに接続し、PCによるAPRSの運用も可能。
★大型セパレート式パネルによるすぐれた操作性。
★内蔵GPSユニットでスマートな運用が可能。
★高輝度、広視野角の3.45インチTFTカラー液晶を採用。
★パネルと本体のそれぞれにUSB Type-C端子およびmicroSDカードスロットを装備。
★充案のボイスガイダンス機能。4段階の速度可変にも対応。
★パネルにスピーカを内蔵。定評あるケンウッドサウンドを実現。
なお「第22回 西日本ハムフェア」の同社ブースではTM-D750シリーズの実機は展示されていない。また配布されたチラシにメーカー希望小売価格や発売開始時期は記載されていないが、今後は5月中旬に米国で行われる世界最大のアマチュア無線イベント「Hamvention 2025」で実機が展示され、8月に東京で行われる「ハムフェア2025」の前後に発売を開始するスケジュールとも推測できる。
無線ショップの中には、TM-D750シリーズの “プレ予約”(予約順の保全手続き)を準備する動きもあり、順調に発売準備が進んでいるものと考えられる。今後の動きに注目したい。
●関連リンク: JVCケンウッド(3月9日現在、TM-D750シリーズの情報は掲載されていない)
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先週のアクセスランキング1位は「<免許を受けずにアマチュア無線局を開設し運用>四国総合通信局、第四級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者(75歳)に対して17日間の行政処分」。免許を受けずにアマチュア無線局を開設し運用を行い、電波法第4条の規定に違反して摘発された第四級アマチュア無線技士の資格を持つ高知県四万十市在住の男性(75歳)に対して、四国総合通信局が17日間の業務に従事することを停止する行政処分を行ったニュースだ。そのほか、3位、5位、10位にそれぞれ電波法違反に関する記事がランクインするなど、関心の高さがうかがえる結果となった。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
続く2位は、マイクロテレコム社(イタリア)の日本における総代理店となっている株式会社エーオーアールが、0.01~70MHz×2、70~225MHz×2の4チャンネルを同時受信しながら、しかも帯域全体の受信データを24時間365日ずっと記録してあとから聞けるという、同社のダイレクトサンプリング受信機「PERSEUS(ペルセウス)22」を、2025年3月中旬から発売開始すると発表したニュース。価格はオープンだが、米国のショップでは2,247ドル(約33万2,000円)、ドイツのショップは2,395ユーロ(約38万3,000円)という値付けをしている(いずれも国際送料などは含まない)。日本総代理店であるエーオーアールの直販サイトには未掲載(3月8日時点)だが、国内の一部のショップで販売価格の提示と予約申込みが始まっている。
4位は、総務省が公表したデータによると「2025年1月末のアマチュア無線局数」は、前月(2024年12月)より1,321局少ない34万6,356局だったことを伝える記事。前回の2024年12月末データから1か月間で1,321局減少して346,356局となり、前月から1,320局減少した、昨年(2024年)8月末のデータでから5カ月ぶりに「▲1,300局/月」以上の減少を記録。アマチュア局は、1995年4月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も “ピーク後最低局数” を更新し続けている。

2013年4月末から2025年1月末までのアマチュア局数の推移。ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、2017年12月末を堺にして減少スピードが加速。これは「東日本大震災」による開局ブーム!?から、免許の更新時期を迎える5年間のタイミングと一致する。そしてコロナ過でお家時間が増えた影響なのか、一時はアマチュア局の減少スピードが鈍化したが、行動制限の緩和とともに再び減少数の増加傾向が現れだした
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<免許を受けずにアマチュア無線局を開設し運用>四国総合通信局、第四級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者(75歳)に対して17日間の行政処分
2)<0.01~70MHz×2、70~225MHz×2の4チャンネルを同時受信できる>エーオーアール、ダイレクトサンプリング受信機「PERSEUS22」を新発売
3)<福岡県粕屋警察署と共同で取り締まり>九州総合通信局、ダンプカーに不法市民ラジオ(CB)無線機を設置して不法無線局を開設していた男(77歳)を摘発後に検察庁へ送検
4)<5か月ぶりに1か月間で1,300局以上の減少>総務省が2025年1月末のアマチュア局数を公表、前月より1,321局少ない34万6,356局
5)<1名を電波法違反容疑で摘発>NHKニュース、山梨県内の国道において関東総合通信局と富士吉田警察署が合同で実施した不法無線局の取り締まりの様子を報道
6)<特集「春から始める電子工作」「アマチュア無線とその周辺機器の製作」>電波新聞社が季刊誌「電子工作マガジン」2025年春号を刊行
7)<今年度から上級ハム国試は年2回に削減>令和7年度5月期 1・2アマ国家試験、受験申請の受付始まる
8)<大阪・関西万博の特別記念局コールサイン、新アワード「年間AJA」の発行ほか>JARL、第79回理事会報告を会員専用ページに掲載
9)<見よう見まねでハンディ機のストラップを作ってみた>「月刊FBニュース」2025年3月1日号きょう公開
10)<自家用車で不法市民ラジオ(不法CB無線)を開設>東北総合通信局、岩手県盛岡西警察署とともに不法局の取り締まりを行い電波法違反容疑で1人(77歳)を摘発
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総務省は昨秋「情報通信統計データベース」で令和5年度末(2024年3月31日現在)における「資格別 無線従事者免許取得者数の推移」などの統計を発表した。それによるとアマチュア無線技士の有資格者総数は前年度よりも13,933名増加の3,568,829名で、うち88.84%を第四級アマチュア無線技士(4アマ)が占めている。また令和5年度の4アマの新規免許取得者は8,211名で増加数は前年度(10,434名)よりも2,223名減少した。さらに第一級アマチュア無線技士国家試験の合格率は24.9%と前年度よりも6.3ポイント減少し、ついに25%を割り込む事態になった。なお同統計は無線従事者が資格を複数所有する場合もそれぞれの保有資格でカウントされている。
今回発表された統計では、平成26(2014)年度から令和5(2023年)年度まで、各級アマチュア無線従事者の資格別有資格者数も公表されている。令和5年度のデータを見ると、第一級アマチュア無線技士はアマチュア資格全体の0.99%にあたる35,328名。第ニ級アマチュア無線技士は2.43%にあたる86,710名、第三級アマチュア無線技士は7.74%にあたる276,214名。第四級アマチュア無線技士は88.84%にあたる3,170,577名となっている。
●令和5(2023)年度における4つのアマチュア無線技士資格の割合
各級アマチュア無線技士の前年度からの“増加率の差”に注目すると、第一級アマチュア無線技士は令和4(2022)年度よりも0.75%(+263名)の増加で、増加率は前年よりも0.3ポイント悪化した。
第二級アマチュア無線技士は同1.14%(+981名)で増加率は前年よりも0.13ポイント悪化。また第三級アマチュア無線技士は同1.64%(+4,478名)で増加率は前年よりも0.55ポイント悪化。また第四級アマチュア無線技士は同0.26%(+8,211名)と、0.07ポイント悪化している。
●平成19(2007)年度から令和5(2023)年度までの資格別有資格者数
●第一級アマチュア無線技士から第四級アマチュア無線技士数の推移(2006~2023年度)
●第四級を除いた第一級アマチュア無線技士から第三級アマチュア無線技士数の推移(2006~2023年度)
●各級の取得者数の推移(JJ1WTL 本林氏作成のグラフより)
●電話級アマ/4アマの年度ごと増加数(JJ1WTL 本林氏作成のグラフより)
なお総務省は令和5年度の「無線従事者試験の実施結果」「養成課程の実施状況」も同時に公開している。
「無線従事者試験の実施結果」によると、令和4(2022)年度の1アマ国家試験の合格率は24.9%(合格者276名)となっている。これは前年度よりも合格率で6.3ポイント悪化、合格者は113名減っている。この合格率はこれまで近年で最低の合格率(28.0%)と合格者数(300名)とだった令和2年度よりもさらに悪化している。
●2023(令和5)年度各級アマチュア無線技士の国家試験合格率
ちなみに最近の1アマ国試合格率と合格者数は次のとおり(無線従事者免許証の申請をしなかった合格者がいるためか、毎年、資格別有資格者数の増加数と国試合格者数で若干の食い違いが発生している)。令和5年度の合格者数は10年前の3分の1に減少している。
<最近の1アマ国試合格率と合格者数>
・令和5 (2023)年度→ 合格率:24.9%、合格者:276名
・令和4 (2022)年度→ 合格率:31.2%、合格者:389名
・令和3 (2021)年度→ 合格率:29.3%、合格者:424名
・令和2 (2020)年度→ 合格率:28.0%、合格者:300名(※4月期はコロナ禍で中止)
・令和元(2019)年度→ 合格率:35.3%、合格者:523名
・平成30(2018)年度→ 合格率:42.3%、合格者:670名
・平成29(2017)年度→ 合格率:30.9%、合格者:534名
・平成28(2016)年度→ 合格率:45.9%、合格者:801名
・平成27(2015)年度→ 合格率:43.4%、合格者:719名
・平成26(2014)年度→ 合格率:48.0%、合格者:835名
またキューシーキュー企画作成のグラフを見ると、平成28(2016)年度までほぼ40%台半ばだった1アマ国試の合格率が、平成29(2017)年度以降は急激に悪化。受験者も減少の一途(令和2年度はコロナ禍のため4月期が中止)となっていることがわかる。
●平成21年度~令和5年度の1・2アマ国家試験受験者数と合格率(キューシーキュー企画作成)
さらに今回公表された統計から、総務省認定の各団体が行ったアマチュア無線技士の養成課程講習会(eラーニング養成課程を含む)により、令和5年度は2アマが769名、3アマが2,412名、4アマが6,455名誕生(養成課程を修了)したことが明らかになった。前年度と比較すると、令和4年度の2アマ修了者は1名増、3アマ修了者は612名の減少、4アマ修了者は1,706名の大幅減少となっている。
また令和5年度は、2アマ従免新規取得者の70.5%、3アマの61.2%、4アマの83.9%が養成課程講習会の修了者ということが読み取れる。この割合は前年度と比較して2アマは3.1ポイントほど高くなったが、3アマは0.3ポイントの減少、4アマは0.3ポイントの減少だが、4アマについては令和4(2022)年度から本格スタートしたCBT方式国家試験による影響はさほど大きくないと考えられる。
●4アマ資格取得者の国家試験と講習会比率の変遷(JJ1WTL 本林氏作成)
●3アマ資格取得者の国家試験と講習会比率の変遷(JJ1WTL 本林氏作成)
●2アマ資格取得者の国家試験と講習会比率の変遷(JJ1WTL 本林氏作成)

2アマ資格取得者の国家試験と講習会比率の変遷(JJ1WTL 本林氏作成)
今回発表された統計では、アマチュア無線技士のほか、総合無線通信士や航空無線通信士などプロ資格の従事者資格者数の推移も確認することが可能だ。詳細は下記関連リンク参照。
<備考>
総務省は令和5年度の「資格別無線従事者免許取得者数の推移」を2024年10月に公表しましたが、その後 “
令和4年度(2022年度)分の集計が従来の集計方法によるものではなかった ”
として、データの差し替え(修正)を行いました。本記事は差し替え後のデータに基づいて作成したものです。
<おことわり>
2023年秋に総務省から公表された「資格別無線従事者免許取得者数の推移」における令和4年度分の集計が誤っていたことが判明したため、同集計に基づいたhamlife.jpの記事(2024年2月9日付け『<1アマ国試の合格率は3年ぶりに30%台を回復、4アマ新規取得者は13,195名>総務省、令和4年度末の「資格別
無線従事者免許取得者数の推移」を公表』の記事は今後修正を行います。その完了までの間、非公開扱いにしました。
●関連リンク:
・分野別データ資格・試験(総務省
情報通信統計データベース)
・資格別無線従事者免許取得者数の推移 Excel版(総務省
情報通信統計データベース)
・令和5年度 無線従事者試験の実施結果 Excel版(総務省
情報通信統計データベース)
・令和5年度 養成課程の実施状況 Excel(総務省
情報通信統計データベース)
・2023年度四アマ取得者数(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線従事者資格 国家試験情報(キューシーキュー企画)
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日本における、2025年3月8日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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八重洲無線株式会社は2025年3月7日、生産を終了した144/430MHz帯モービル機「FTM-200Dシリーズ(FTM-200D/FTM-200DS)」の新ファームウェア(MAIN:Ver.1.20)をリリースした。今回の主な変更点は「手動で時刻設定ができない不具合を修正」「バンドスコープ中に、10キーマイクのプログラムキーで送信出力が切り替わらない不具合を修正」の2件となっている。
FTM-200Dシリーズの新ファームがこれが初めてとなる。今回のアップデートでMainのファームウェアがVer.1.10から1.20になったが、その他は変更がない。おもな変更点は下記の通り。
★FTM-200Dシリーズの新ファームウェア(2025年3月)
・ おもな変更点
(1)手動で時刻設定ができない不具合を修正しました。
(2)バンドスコープ中に、10キーマイクのプログラムキーで送信出力が切り替わらない不具合を修正しました。
なお、アップデートには付属のUSBケーブルが必要となる。アップデートマニュアルはVer.1.20ファームウェアの中にPDF形式で格納されているので、事前に手順を確認のこと。ファームウェアのダウンロードはFTM-200Dシリーズ製品情報ページの「ダウンロード」タブからできる。
●関連リンク:
・FTM-200Dシリーズ 製品情報(八重洲無線)
・FTM-200Dシリーズ
Ver.1.20ファームウェア zip形式(FTM-200D_JPN_Firmware_Update_202503.zip )
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3月6日、中国総合通信局は海上保安庁第八管区海上保安本部浜田海上保安部とともに島根県浜田市内の港におい不法無線局の取り締まりを行い、総務大臣の免許を受けていない無線機を船舶に設置し、不法船舶用無線局を開設していた同市在住の男(68歳)を電波法違反容疑で摘発した。
中国総合通信局が発表した内容は次のとおり。
中国総合通信局は3月6日、浜田海上保安部の協力の下、同部管轄内海域等において、消防・救急無線の通信、携帯電話、テレビ・ラジオの受信などへの妨害原因となる不法無線局の取締りを実施しました。
この取り締まりの結果は、以下のとおりです。
1.概要
不法無線局(総務大臣の免許を受けていない無線局)を漁船に開設していた1名を、電波法違反容疑で摘発しました。
2.被疑者の概要および不法無線局の種別
被疑者の概要: 島根県浜田市在住の男性(68歳)
不法無線局の種別: 不法船舶用無線
3.取り締まり実施場所
島根県浜田市内の港
4.使用していた無線機等
【参考】 電波法違反適用条文(抜粋)
(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。第1号
第四条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設した者
第2号(以下省略)」
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・中国総合通信局
不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発<浜田海上保安部と共同取締りを実施>
・海上保安庁第八管区海上保安本部浜田海上保安部
The post <浜田海上保安部とともに取り締まり>中国総合通信局、島根県浜田市内の港において船舶に不法船舶用無線局を開設していた男(68歳)を摘発 first appeared on hamlife.jp .

3月7日、四国総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設し運用を行い、電波法第4条の規定に違反して摘発された第四級アマチュア無線技士の資格を持つ高知県四万十市在住の男性(75歳)に対して、17日間の業務に従事することを停止する行政処分を行った。
四国総合通信局が発表した内容は次のとおり。
四国総合通信局は、総務大臣の免許を受けずにアマチュア無線局を開設し運用した無線従事者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 高知県四万十市在住の男性(75歳)
違反の概要:
免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、運用を行った(電波法第4条違反)。
行政処分の内容:
無線従事者(第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを本日から17日間停止する。
2.行政処分の根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
【参考】 電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)
(無線局の開設)
第4条 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
(無線従事者の免許の取消し等)
第79条第1項 総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3か月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。(以下略)
四国総合通信局は「電波利用秩序の維持を図るため、引き続き電波利用ルールの周知・啓発を行うとともに、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・四国総合通信局
電波法違反の無線従事者に対する行政処分≪無線従事者の従事停止処分≫
・総務省 不法無線局の特徴・影響・障害事例(PDF形式)
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新スプリアス規格に対応した27MHz帯市民ラジオ(CB)無線機の開発・製造・販売で知られる、静岡県浜松市の光計測器メーカー、株式会社サイエンテックスは、“市民ラジオの開発、製造、販売に関する品質向上のため” として、2025年3月1日(土)から3月31日(月)までの1か月間にわたり、公式オンラインショップ上で「市民ラジオに関するお客さまアンケート」を行っている。設問はメールアドレスのほか6項目で、ほかに「ご意見、ご要望」に関する記入欄を用意。回答時間の目安は2分としている。
サイエンテックスは、2016年に業界初となる新スプリアス規格対応の市民ラジオ(CB)無線機「SR-01」を発売し、翌年の2017年には、軍用無線機テイストな縦長のポータブル機「JCBT-17A」を世に送り出し人気を集めてきた。
そして2024年には「SR-01」の優れた送受信の基本性能と操作性はそのままに、細部を改良しの後継モデルとなる「SR-01X」が登場している( 2024年5月4日記事 )。
サイエンテックスによるCB無線機の販売方法は、完全受注生産方式で、あらかじめ100台単位の製造を見込んで、年に1回から2回程度募集を行い、期間内に申し込み数に達した場合にのみ、全額前金制により製造を開始するというスタイルで行ってきた。
今回のアンケートは、これからCB無線を楽しもうというニューカマーから、種類の違うモデルを複数台所有する愛好家までを対象に、次世代のCB無線機開発・販売に向けて、ユーザーが求める機能やタイプ(ポータブル機、ハンディ機など)などを参考にするものと思われる。回答時間の目安は2分としている。
詳しくは、記事下の「関連リンク」から確認してほしい。
↓この記事もチェック!
【追記あり】<精悍なブラックボディ、細部を改良>サイエンテックス、27MHz帯の市民ラジオ(CB)無線機「SR-01X」を受注生産で新発売
●関連リンク:
・「市民ラジオに関するお客さまアンケート」のお願い(サイエンテックスオンラインショップ)
・株式会社サイエンテックス
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「アマチュア衛星」に興味を持つ会員の集まり、NPO法人 日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)は2025年3月22日(土)と23日(日)の2日間、東京・お台場(江東区青海)の日本科学未来館7階で「JAMSATシンポジウム2025」を実施、アマチュア衛星の最新情報や製作・受信技術などに関するさまざまな発表が行われる。講演は会員以外の受講も可能(無料)だが事前の参加申し込みが必要だ。当日は誰でも参加可能な展示「人工衛星とふれあいプログラム」や小学生対象(先着20名)の電子工作キットの組み立てなども予定している。
JAMSATホームページによると、今回のシンポジウムの概要は下記のとおり(一部抜粋)。
★JAMSATシンポジウム2025開催要項
・開催趣旨:
衛星通信にご興味のある方や衛星開発をやってみたい方々にも参考になります。どなたでも参加可能です(参加費用無料)。参加ご希望の方は可能な限り事前登録をお願いします。
・開催日時:
3月22日(土)13:00~17:00
3月23日(日)09:30~13:30
・開催場所: 日本科学未来館 7階 土星ルーム
東京都江東区青海2-3-6 電話:03-3570-9151
http://www.miraikan.jst.go.jp/
・交通:
新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分
・参加要領:
3月16日(日)までにメールで ja0fkm@gmail.com まで申し込みをお願いします。
申し込みメールに記載する内容は、
・コールサイン:(お持ちの場合)
・参加月日:3/22、3/23 明記のこと
・懇親会(有料)への参加:有/無
※講演のZoom聴講登録希望の方は事前にお名前、コールサインなど申請ください。URLをお送りします。
・当日の講演プログラム: 下記のとおり
・懇親会について:
3月22日(土)17:30~19:30にテレコムセンター西棟2階 中華料理「唐苑」で行います。
費用概算:5,000円/人(学割有)
参加申し込み:「懇親会参加希望」と明記の上、ja0fkm@gmail.com まで申し込み(3月16日必着)
・人工衛星とふれあいプログラム:
アマチュア、大学生の作った衛星のデモ機、通信ユニット、地上設備など展示します。運用されているアマチュア衛星のポスター、国際宇宙ステーション(ISS)などからの画像展示があります。
・対象者:この展示はどなたでも観覧いただけます。
・開催時間:
3月22日(土)10:00~17:00(12:00~13:00は入れません)
3月23日(日)9:30~13:30
・電子工作キットの組み立て(材料必要品はこちらで準備します)
子供たち(小学生)と電子工作キットの組み立てを一緒に行います。
・対象者:小学生(先着20名予定)
・日時:3月22日(土)受付9:45、開催10:00~12:00
※時間が遅れても受け付けています。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・「JAMSATシンポジウム2025」「人工衛星とふれあいプログラム」(JAMSATイベントページ)
・NPO法人 日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)
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3月5日、東北総合通信局は岩手県岩手郡雫石町内の路上において、岩手県盛岡西警察署と共同で不法局の取り締まりを行い、自家用車に不法無線局(不法市民ラジオ)を開設して運用していた岩手県滝沢市在住者(77歳)を電波法第4条の違反容疑で摘発した。
東北総合通信局が発表した内容は以下のとおり。
東北総合通信局は、3月5日(水)、岩手県盛岡西警察署と共同で、岩手県岩手郡雫石町内において車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、1名を電波法違反容疑で摘発しました。
1.被疑者の概要等
自家用車両に不法無線局(不法市民ラジオ)を開設していた岩手県滝沢市在住の者(77歳)
2.適用法条
(1)電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
(2)同法第110条(罰則)
次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
一 第4条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設したとき。(以下略)
東北総合通信局は「当局では、電波利用環境保護のため、今後も捜査機関の協力を得て、不法無線局の取り締まりを行っていく方針です」と説明している。
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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 東北総合通信局 電波法違反の容疑で1名を摘発-岩手県盛岡西警察署と共同取締り-
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