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(2025/11/5 15:05:49)
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<1985年の運用開始から40周年を迎えて>宮崎大学無線部(JA6YBR)、50MHzビーコン「JA6YBR/b」の利用状況やビーコンの意義など11月30日(日)までWebアンケート実施
(2025/10/31 12:05:10)
今年(2025年)11月3日(月・祝)に40周年を迎える50MHzビーコン「JA6YBR/b」。1985年に「宮崎大学無線部(JA6YBR)」が開設し、24時間、365日、50.017MHzでCWビーコンを出し続け、6mバンドのコンディションを知るうえで、国内外の6mマンにとって貴重な存在になっている。四六時中電波を発射し続ける苦労の連続で、ときには自然災害などで長期間停波した時期もあった。今回、同無線部では、日ごろビーコンを利用しているユーザーや、関心を持つすべての方々に対して、広く今後のビーコン運用のあり方からアマチュア無線におけるビーコンの意義についてなどの意見を募るWebアンケートを11月30日(日)まで実施。率直な声を寄せてほしいと呼びかけている。(画像提供:JA6YBR)
今回、「宮崎大学無線部(JA6YBR)」のOBで、ビーコン設置・運用に尽力している木下氏(JF6DEA)から、50MHzビーコン「JA6YBR/b 」のヒストリーなどが届いたので紹介しよう。
【JA6YBRビーコンの概要】
送信設備: 自作(2SK410×2)
周波数: 50.017MHz
出力: 50/10/1/0.1W
アンテナ: ターンスタイル・ヘンテナ(水平偏波・全方向性)、地上高 15m
【JA6YBRビーコンの設置背景から現在までの歴史】
●1983~1985年
当時、国内の50MHzビーコンは「JA2IGY(50.010MHz)」だけで、スポラディックEなどのコンディション把握を目的に、各地へビーコン設置を!との声が上がっていたことから、宮崎に50MHzビーコンの設置しようという機運が高まりました。そこで有志が集まり、設備製作・調達、地元調整、関係方面への確認など運用に向けて準備を始めました。
●1985年
この年の11月3日 宮崎市霧島町(当時)の宮崎大学構内から、50.020MHz、出力 10W(スクエアロー×2)により運用をスタート。
●1986年
7月 大学移転に伴いビーコン停波。
9月 運用地を PM51ru に移して、コールサインを「JF6DEA/6」に変更して運用継続。
●1987年
9月 コールサインを「JE6ZIH」に変更。
11月
サイクル22でのコンディション上昇により、同じ周波数(当時)で運用していたイギリスのビーコン局「GB3SIX」との混信を考慮して、周波数を「50.017MHz」に変更。
●1988年
5月
大学移転完了に伴い、宮崎大学構内(PM51rt)から「JA6YBR」での運用再開。送信設備を更新(2代目)し、ターンスタイル・ダイポールにより、出力可変(50/10/1/0.1W)運用開始。
●1990年
5月 アンテナをターンスタイル・ヘンテナに変更。
●1993年
9月 台風13号(最大瞬間風速57.9m/s)によりアンテナ倒壊。アンテナを強化するなどして運用再開。
●2012年
4月 現状の3代目送信設備に更新。
●2015年
8月 落雷により被災。送信設備を復旧、耐雷対策を強化し、10月に運用再開。~現在に至る。
【現状の運営(日々のメンテナンスや人員など)】
実質対応しているのは JA6YBR-OB2人です。現地では、大学の年1回の電気設備点検に伴う停電時の停止・再起動操作、台風通過後の設備確認など。無線部員不在時には、年に数回、送信機(出力)とアンテナの動作(VSWR)チェックと、必要に応じて、大学当局への設備の説明、運用継続の交渉を行っています。
そのほか、ビーコンの停波・運用再開情報告知、受信リポートや問い合わせ対応などに加え、数年に一度、日程を決めて関係者(JA6YBR-OB、宮崎の無線仲間など)が現地に集結して、アンテナの接点磨きや動作確認、同軸ケーブル交換、送信設備の内部清掃といった設備の点検・保守をしています。
【運営する上での苦労、問題点など】
・大学無線部の部員が安定して集まりません。これまでの40年の間も、部員がいない時期がありました。
・大学側へのビーコン設置・運用に関する説明、交渉。「電波伝搬や電波天文、地震観測などの研究で、世界的に活用されており、必要不可欠なもの」と説明して、無線部員不在時の運用に理解を求めています。
・FT8運用へのシフトにより、最近は国内外からの受信リポートが減ってきており、運用継続のモチベーション維持に苦慮しています。
【エピソード】
1986年に、この当時は出力10W+スクエアロー×2という貧弱な設備でありあがら、長崎県佐世保市で受信できたときは驚きました。さらに1991年、ロングパスによりアフリカのモロッコでビーコンが聞こえたというリポートが雑誌に載りました。
2012年には、日本時間の早朝の北極回りのパスで、北欧のフィンランドからクラスターにリポートが上がったときや、自分自身が1988年にオーストラリアや、2002年にカンボジア、2003年にミャンマーでビーコン信号を受信できたときは興奮しました。
運用側として、コンディション把握が活用の大部分かと思っていましたが、利用側のお話を聞くと、何も聞こえないときや、設備変更時の動作確認、移動運用時に方角がわからないとき確認に活用しているとの話もうかがっています。
電波天文、とくに流星観測における HRO(Ham Radio Observation)送信局の1つとして、国内や台湾でJA6YBR/bの電波を流星観測に活用している例がいくつかあるようです。さらに、地震予知を研究している団体が、JA6YBR/bの電波を観測データとしていると知ったときはビックリしました。
2004年8月、台風16号が九州に上陸し、宮崎市で最大瞬間風速44.3m/sを記録しましたが、ターンスタイル・ヘンテナはビクともしなかったことも記憶に残っています。
米国のアマチュア無線連盟であるARRL(American Radio Relay League)関係者に、このビーコンを紹介したところ、アンテナに興味が向けられ、ARRLの「Antenna Compendium Vol.5 (1996年) 」にヘンテナを紹介する記事を書かせていただきました。
【50MHzビーコン「JA6YBR/b 」、40周年を迎えてWebアンケートのお願い】
2025年8月に開催した「ハムフェア2025」の出展ブースを手始めに、各方面にアンケートへの回答をお願いし、現時点で国内外の各方面から回答をいただいています。
宮崎大学無線部(JA6YBR)では、50.017MHzビーコン運用開始から40周年を迎えて、今後のビーコン運用のあり方や、アマチュア無線におけるビーコンの意義などに関するアンケートを実施しています。
今回のアンケートでは、日ごろビーコンを利用しているユーザー、関心を持つすべての方々から、「ビーコンに対して感じていること」「今後の運用への要望」「ビーコンの意義に関する考え」など、率直な声を寄せてほしいと願っています。
●アンケート趣旨説明>アンケートサイトへのリンク
https://www.ja6ybr.org/beacon-40th-anniv-survey.html
●アンケートサイト
https://forms.gle/PnvAwAxYZqAm9oQeA
アンケートの受付は2025年11月30日(日)が締め切りです。集まった意見は後日、集計・分析のうえで公開する予定です。アマチュア無線の未来を、ともに考える貴重な機会として、多くのみなさんに参加していただきたいと思います。
●関連リンク:
・JA6YBR
ビーコンに関するアンケート(2025年11月末まで)ご協力のお願い(Miyazaki University Amatuer Radio Clu)
・JA6YBR
50MHzビーコンに関するアンケート
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<出力5W以下で運用するQRP局が対象>11月3日(月・祝)13時から8時間、「JARL QRP CLUB 2025年 QRPコンテスト」開催
(2025/10/31 11:30:23)
JARL QRP CLUBは、2025年11月3日(月・祝)13時から21時までの8時間にわたり、QRP(空中線電力5W以下)で運用する国内のアマチュア無線局を対象に、1.9/3.5/7/14/21/28/50MHz帯の各アマチュアバンドの電信と電話(デジタルモードは対象外)で「JARL QRP CLUB 2025年 QRPコンテスト」を開催する。参加資格は「日本国内においてQRP(空中線電力5W以下)で運用するアマチュア局」「ATT、 Power Controlなどで出力を5W以下にして参加可能」「個人局またはクラブ局でコンテスト中の運用に関わるすべてのことを一人で行うこと」「JARLが開設する局から書類提出があった場合は、チェックログとして扱う」としている。
●昨年のコンテスト規約との変更点
参加部門は「電信電話シングルバンド部門」と「電信電話マルチバンド部門」に分かれ、それぞれ種目として各バンドで使用する無線機の送受信部ともにメーカー製である「一般」種目(メーカー製、メーカー製以外のいずれの無線機でも可)と、各バンドで使用する無線機の送受信部のいずれか一方、または両方がメーカー製以外の「自作機」種目がある。
メーカー製とは、以下の機器を定義している。
・アマチュア無線機器メーカー等が製造し、完成させたもの。
・参加者以外が製作し、完成させたもの。
・参加者による電子部品の実装を伴わないか限定的なもの。
・全部または大部分がメーカー等の調整済基板で構成され、送受信に関わる重要な調整をメーカー等で実施済のもの。
ナンバー交換は、「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県地域ナンバー」+「QRPを表すアルファベット“P”」を送る。得点は完全な交信を1点。同一バンドでの同一相手局は、電信、電話それぞれ1交信を得点として計上できる。マルチプライヤーは、相手局の運用場所を示す異なる都府県地域。ただし、バンドが異なれば同一都府県地域であってもマルチプライヤーとする。
ログ提出は電子メールのみの受け付け(ログシート部分は推奨形式のみ)として、11月23日(日・祝)まで。提出する書類はログ、サマリーシート、および補助資料で、メーカー製以外(自作機種目:「7.定義」参照。キットを含む)の場合は、内部が判る写真とする(必須)」「キットを使用した場合は加えて機種名をサマリーシートに記載すること(必須)」「補助資料の送付先はサマリーシート、ログシートと異なるが、メールのサブジェクト(タイトル)は、提出局のコールサインとすること」「受信部だけ、または送信部だけメーカー製の場合は機種名をサマリーシートに記載することが望ましい」としている。「メーカー製」の場合は機種名をサマリーシートに記載することが望ましい(補助資料は不要)。
メールアドレスは、サマリーシート、ログシートと、それ以外(補助資料、写真、問い合わせなど)はそれぞれ別々に用意しているので注意のこと。詳しくは、下記の関連リンクからJARL QRP Club「2025年 QRPコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・JARL QRP CLUB 2025年 QRPコンテスト規約(PDF形式)
・JARL QRP CLUB クラブ主催コンテスト
・JARL QRP CLUB
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<事前申し込み不要、資料代500円>逗子・葉山アマチュア無線クラブ、11月9日(日)に「アマチュア無線 初心者向け講習会と交信体験局&公開運用」開催
(2025/10/31 10:30:23)
神奈川県の逗子・葉山アマチュア無線クラブ(JA1YUU)は、2025年11月9日(日)に逗子文化プラザ市民交流センターで「アマチュア無線 初心者向け講習会と交信体験局&公開運用」を開催する。初心者向け講習会では午前の部(11~12時)で「開局申請の方法」、午後の部(13~14時)で「430MHz FM と D-STAR の交信の仕方」をレクチャーする。参加費用は資料代として500円 (午前・午後の両方参加でも同額)。事前申し込みは不要。
昨年の公開運用の風景
逗子・葉山アマチュア無線クラブのWebサイトに掲載された情報を整理して紹介する。
★アマチュア無線 初心者向け講習会と交信体験局&公開運用のおしらせ
2025年11月9日(日)10時~16時にアマチュア無線 初心者(従事者免許所持者)向け講習会と交信体験局&公開運用を開催します。
◆日時: 2025年11月9日(日)10時~16時
◆場所:
逗子文化プラザ市民交流センター(逗子市逗子4-2-11)
(晴天時はフェスティバルパーク、雨天時は第一会議室で実施)
・交通:京浜急行「逗子・葉山」駅より徒歩2分、JR「逗子」駅より徒歩5分
・アクセスマップ:
https://www.city.zushi.kanagawa.jp/kouryu/2000017/2000022.html
◆初心者(無線従事者免許所持者)向け講習会の内容:
・午前の部「開局申請の方法」11時から12時まで
・午後の部「430MHz FMと D-STARの交信の仕方」13時から14時まで
・参加費:資料代500円(午前・午後両方参加でも500円)
・事前申し込み:不要
※「開局申請の方法」に参加の方はPCをお持ちいただければ、より具体的に申請方法がわかります
◆交信体験と公開運用:
・コールサイン:JA1YUU
・時間:11~16時
・運用周波数:7MHz帯 SSBを予定
・QSLカード:1WAYで発行
●関連リンク: アマチュア無線初心者向け講習会と交信体験局&公開運用のおしらせ(逗子・葉山アマチュア無線クラブ)
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<北陸三県の支部会員を対象に「総合優勝」を授与>JARL北陸地方本部、11月2日(日)21時から18時間にわたり「JA9コンテスト HF 2025(電話の部)」開催
(2025/10/31 9:30:56)
JARL北陸地方本部は、2025年11月2日(日)21時から11月3日(月・祝)15時までの18時間にわたり、国内のアマチュア無線家を対象に「JA9コンテスト HF 2025(電話の部)」を1.9/3.5/7/14/21/28MHz帯(JARL主催コンテスト使用周波数)で開催する。なお、「登録クラブ対抗部門は、常置場所を問わず9エリアで運用した局の得点のみ有効とする。9エリア局の他エリアからの運用得点は無効とする」としている。
本コンテストの交信対象は、「9エリアから運用する局」がすべての局で、「その他の局」が9エリアから運用する局となる。
呼び出しは「CQ コンテスト(またはCQ JA9コンテスト)」。ナンバー交換は9エリアの局が「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「市郡番号」、その他の局は「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県・北海道地域、小笠原の番号」で、完全な交信で1点となる。
マルチプライヤーは、9エリアから運用する局異なる9エリアの市郡、都府県、北海道の地域、小笠原の番号で、そのほかの局は異なる9エリアの市郡番号。総得点は、各バンドの得点の合計×各バンドのマルチプライヤーの合計。
ログの締め切りは11月23日(日・祝)24時まで(郵送の場合は当日消印有効)。紙ログの場合は、JARL制定のログ・サマリーシートに準ずるものに記入のこと。1バンド100局を超える場合はデュープチェックリストの添付が必要になる。電子ログは、JARLコンテスト電子ログサマリー(R1.0)で作成したサマリーシートを使用。
詳しくは下記関連リンクから「JA9コンテスト HF 2025規約」で確認してほしい。11月15日(土)21時から11月16日(日)15時まで、同じ「JA9コンテスト HF 2025」の「電信の部」の開催も予定されている。
●関連リンク:
・JA9コンテスト HF 2025規約(PDF形式)
・北陸地方本部主催のコンテスト
・JARL北陸地方本部
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<合法CB無線(市民ラジオ)からデジタル簡易無線(登録局)まで>ライセンスフリー無線、11月3日(月・祝)9時から15時まで「全国一斉オンエアディ」開催
(2025/10/30 12:05:18)
特別な資格が必要なくても無線交信が楽しめ「ライセンスフリー無線」の今年最後の日帰り一斉交信イベント「全国一斉オンエアディ」が、2025年11月3日(月・祝)9時から15時までの6時間にわたり開催される。送信出力の小さいライセンスフリー無線だけに、見晴らしのよいロケーションからの遠距離交信は期待できるが、お出かけ前に天気予報のチェックも忘れずに! 急な天候の変化にも無理をせず、移動運用を思う存分楽しもう。
ハンディ機を持って近所の小高い場所からのプチ移動運用から、クルマを使っての本格的な移動運用まで、送信出力の小さいライセンスフリー無線を楽しむロケーション選びは重要だ
合法CB無線(市民ラジオ)をはじめ、特定小電力無線、デジタル簡易無線登録局、デジタル小電力コミュニティ無線などを使い、思い思いの場所に移動し、普段は繋がりにくい地域との交信を楽しむという全国規模のイベントの1つとして、日帰りで楽しめる全国規模の一斉交信イベントが2025年11月3日(月・祝)に実施される。
●「全国一斉オンエアディ」実施要綱
■開催日時:
2025年11月3日(月・祝)09:00~15:00
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル小電力コミュニティ無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。最高出力が500mWの「市民ラジオ」はこの時季はグランドウェーブによる交信がメインとならざるを得ないだろう。ここ最近の使用頻度が高いチャンネルは8ch(27.144MHz)/3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)の順となる。まれにEスポが出ることもあるので期待したい。
一方、「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定し移動して交信を楽しという流れ。
2018年暮れからスタートしたライセンスフリー無線の新ジャンル、142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」は、呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。
特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つだ。
合法CB無線(市民ラジオ)から特定小電力無線、デジタル小電力コミュニティ無線、デジタル簡易無線(登録局)と、ライセンスフリー無線のジャンルはさまざまある。それぞれ伝搬特性が違うのも楽しみの1つだと言えるだろう
ライセンスフリー無線関連本の購入は、下のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)
・2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて(CITIZENet
)
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<森田JARL会長の講演あり>JARL中国地方本部と山口県支部、「2025中国地方ハムの集い in 山口」を11月2日(日)に防府市で開催
(2025/10/30 11:30:08)
一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)中国地方本部と山口県支部は共同で、11月2日(日)に「2025中国地方ハムの集い in 山口」を山口県防府市のルルサス防府で開催する。詳細は下記のように発表されている。なお主催者は「 情報は逐次更新します。参加予定の方は前々日までに本ホームページで内容を確認してください」と呼び掛けている。
★2025中国地方ハムの集い in 山口
◆日時: 2025年11月2日(日) 10:30~16:00(受付開始 9:45)
◆会場:
・受付と講演会場:ルルサス防府 内
防府市地域協働支援センター 2階多目的ホール
(747-0035 山口県防府市栄町1-5-1 笑顔満開通り、カーナビ設定用電話番号0835-24-7722)
アクセスマップ http://www.rursus.jp/facility/
・展示と出展コーナー:防府アスピラート 内 防府市地域交流センター 2階展示コーナー
(防府市戎町1−1−28 笑顔満開通り)
※両会場は渡り廊下で直結されており、建物2階間で往来可能です。
◆プログラム:
・09:45 受付開始
・10:30 開会行事 挨拶並びに紹介
・10:50〜11:20 講演「変わりはじめたJARL その先へ~『100周年』を、未来へ踏み出すきっかけに~」
JARL会長 JA5SUD 森田耕司 氏
・11:25~11:30 写真撮影
(11:30~13:00 休憩、昼食、展示コーナー巡り)
・13:00~14:45 講演
「宇宙天気と電波伝搬」JL1FFA 平 和昌 氏
「総務省における災害時の通信確保に向けた検討(地域の災害対応体制整備の支援)」
総務省 中国総合通信局 総合通信調整官 防災対策推進室長 石丸 須弥子 氏
・14:50~15:00
JARL 山口県支部活動報告、会計決算報告
山口県総合防災訓練、伝搬調査報告
・15:00~15:10 おいでませオール山口コンテスト結果発表と表彰
・15:10~15:50 お楽しみ抽選会
・15:50~ 閉会行事
◆公開運用・体験運用: ルルサス防府 2階 多目的ホール前
・10:30~14:00 JA4RL/4 公開運用・体験運用
◆展示その他: アスピラート 2階展示コーナー
・JARL中国地方本部コーナー
・JARL各県支部活動報告
・JARL入会受付コーナー
・電子申請相談コーナー
・FT8相談コーナー
・日本赤十字社 山口県赤十字アマチュア無線奉仕団入団受付コーナー
・防災関係展示コーナー、VR体験コーナー、衛星通信機器展示
・CW勉強・体験コーナー
・DXCC申請コーナー
・無線機器メーカー ショップ 展示コーナー
◆その他:
JARL会員に限らず一般参加の方も聴講・見学OKです。特にアマチュア無線交信の体験運用参加者は大歓迎です。
◆参加への注意事項:
・体温が 37.5度以上の方は入場できません。
・当日は、マスクを着用と手指の消毒は個人の判断でお願いします。
・場内では飲食の場所は制限があります。
・持ち込んだペットボトル等ゴミは必ず持ち帰ってください。
・周辺駐車場は有料になっています。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク: 2025中国地方ハムの集い in 山口(JARL山口県支部)
The post <森田JARL会長の講演あり>JARL中国地方本部と山口県支部、「2025中国地方ハムの集い in 山口」を11月2日(日)に防府市で開催 first appeared on hamlife.jp .
<430MHz帯のCW/SSB/FMで競う&出力は50Wまで>横浜鶴見クラブ(JA1YJY)、11月2日(日)9時から3時間にわたり「第8回 鶴見川コンテスト」開催
(2025/10/30 11:00:59)
横浜鶴見クラブ(JA1YJY)は「神奈川県横浜市鶴見区の地域振興」と「鶴見川および支流流域近郊のアマチュア無線局の災害時に備えた電波伝搬・到達エリアの確認、技術、運用ノウハウの向上・研鑽を深めること」を主旨に、2025年11月2日(日)9時から11時59分まで、430MHz帯のCW/SSB/FM(クロスバンド、レピータ、デジピータ、D-STAR、C4FMは禁止)で「第8回 鶴見川コンテスト」を開催する。送信出力は「50Wまで」としている。
参加部門は「鶴見川流域内局(RS)」「鶴見川流域内QRP局(RSQRP)」「鶴見川流域外局(OS)」「鶴見川流域外QRP局(OSQRP)」の4つ。流域内とは鶴見川の本・支流に接する市と区、鶴見川流域外とは流域内以外の地域をいう。流域外同士の交信も得点となるが必ず1局は流域内局との交信を行う必要がある。同一局とは、電信と電話それぞれ1交信ずつ有効(クロスモードは無効)。
呼び出しは電話が「CQ鶴見川コンテスト+コールサイン+移動の場合は/移動地のエリア番号」、電信が「CQ TM TEST+コールサイン+移動の場合は/移動地のエリア番号」。ナンバー交換は、鶴見川流域内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市区略符号」、鶴見川流域外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「X(エックス)」となる。
マルチプライヤーは異なる市区略符号(計14マルチ)。総得点は得点の和×マルチの和。クロスバンド、レピーター・デジピーター、D-STAR、C4FMは無効。送信出力は50Wまで。移動運用した場合は1か所のみ。その場合はサマリーシートに町名まで必ず明記のこと(移動局は毎回コールサインの後に移動符号を送信のこと)。移動局との交信でログに移動の明記(例 /1)がないものは無効とする。
ログ提出は電子メールでの受け付けのみで、郵送は認めない。締め切りは11月15日(土)23時59分まで(サーバータイムスタンプで判断する)。ログ受領後24時間以内に発信元アドレスへ受領メールが発信される。ログは添付ではなく、テキストで本文に貼付のこと。
細かや注意点がるので、記事下の関連リンク「第8回 鶴見川コンテスト規約」にアクセスして最新情報を確認してほしい。
●関連リンク:
・第8回
鶴見川コンテスト規約(PDF形式)
・横浜鶴見クラブ
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<電信/電話/デジタル部門で開催時間が異なる>JARL大阪府支部、11月2日(日)6時から12時間「第31回 オール大阪コンテスト」を開催
(2025/10/30 10:30:13)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)大阪府支部は、2025年11月2日(日)6時から18時までの12時間にわたり、国内のアマチュア無線家とSWLを対象に「第31回 オール大阪コンテスト」を、1.9MHz帯~2.4GHz帯(WARCバンドを除く)の電信、電話、デジタル部門で開催する(部門によって開始・終了時刻が異なる点に注意)。使用周波数帯については、JARL制定のコンテスト周波数帯および1200MHz帯・2400MHz帯のアマチュアバンドとしている。なお、2023年から1.9MHz帯で「府内局」「府外局」ともに「電話部門」が新設されている。
本コンテストは6時から18時まで12時間行われるが、「電信部門」が6時から11時30分まで、「電話部門」が12時30分から18時まで、「デジタル部門(RTTY/SSTV)」が6時から18時までと、それぞれ部門ごとに開催時間が異なる。JARL社団局(JA3RL、JA3YRL/3)の運用も予定している。
呼び出しは、府内局は電信部門が「CQ OSKO TEST」、電話部門が「CQ オール大阪コンテスト(こちらは大阪府内局)」、デジタル部門が「CQ OSKO TEST」。府外局は電信部門が「CQ OSK TEST」、電話部門が「CQ オール大阪コンテスト」、デジタル部門が「CQ OSK TEST」。
交信対象は「府内局」が日本国内で運用するすべてのアマチュア局、「府外局」が大阪府内で運用するアマチュア局となる。コンテストナンバーは、府内局が「RS(T/V)+大阪府内の市郡区ナンバー」で、YL局と20歳未満のオペレーターは末尾に「Y」を付けるなどの規定がある。府外局は「RS(T/V)+JARL制定の都府県地域等のナンバー」となる。
得点は、アマチュア局がバンドごとに異なる局との交信は1点、SWLはバンドごとに異なる府内局の受信は1点。ただし、府内局のYL局およびオペレーターが20歳未満の局との交信(受信)は2点、JA3RLとJA3YRLとの交信(受信)は2点。府内局×府内局=1点、府内局×府外局=1点、 府外局×府外局=無効。
ログの締め切りは11月17日(月)消印有効。封筒に参加部門を明記する。電子ログの場合は11月17日(月)23時59分まで。
参加者のうち希望者には、JARL大阪府支部作成の記念品が贈られる。サマリーシートの意見欄に「記念品希望」と朱書し、SASE(長形3号封筒 120×235mm に返信先を記入して140円切手を貼る)を同封して参加者のコールサインを封筒下部に記載し請求のこと。電子ログでの提出の場合は、SASEのみ前記「提出先」にコールサイン明記のうえ、郵送のこと。
詳しくは下記の関連リンクから、「第31回 オール大阪コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第31回オール大阪コンテスト規約
・第31回 オール大阪コンテスト規約(PDF形式)
・オール大阪コンテストのページ
・JARL大阪府支部
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<144MHz帯SSBモードのみで競う、「参加賞」は終了>11月1日(土)から10日間、京都2m SSBers Group「第44回 京都アクティブコンテスト」開催
(2025/10/30 10:00:38)
京都2m SSBers Groupでは、2025年11月1日(土)0時から11月10日(月)23時59分までの10日間にわたり、144MHz帯SSBモードで「第44回 京都アクティブコンテスト」を開催する。本コンテストにログを提出すると、2026年4月に行われる「3エリア2m SSBコンテスト」のBマルチに加点することができる(予定)。なお、2022年(41回)まであった「参加賞」は終了している。
参加部門は「メンバーの部」と「一般局の部」の2つ。ナンバー交換は通常の「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「市郡名(京都府内は市区町村名)」の交換。京都2m SSBers Groupメンバーは「M(メンバー)」を送る。ロールコール中の交信は無効。また、特別記念局、記念局、社団局との交信も無効。
得点はメンバー局が15点、京都府内局同士が10点、京都府内局と京都府外局の交信が5点、京都府外局同士の交信が1点(京都府外から京都府内に移動して行う運用は京都府内局)。得点計上は1局1交信のみ。マルチプライヤーは、1.運用日数(最高10日)、2.京都府内の14市(京都市を除く)10町1村と京都市内11行政区(合計36市区町村)で、総得点は得点合計×(マルチ1+マルチ2)となる。
ログの提出は電子ログ、またはJARL様式のログ・サマリーシートで12月10日(水)まで(当日消印有効)受け付ける。詳しくは「第44回 京都アクティブコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第44回
京都アクティブコンテスト規約(JARLクラブニュース/PDF形式 ※3ページ目の左に掲載)
・京都2m SSBer’s Grouo会員一覧表
・京都2m SSBer’s Grouo
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<特集は「アンテナタワー建設時の申請手続きについて」>アマチュア無線番組「QRL」、第700回放送をポッドキャストで公開
(2025/10/30 9:30:27)
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2025年10月23日夜に放送した第700回がアップされた。
2025年10月23日の第700回放送の特集は「アンテナタワー建設時の申請手続きについて」。仕事でさまざまなアンテナタワーの設置工事に携わってきた鈴木氏が、タワーを建設する場合の申請の要点を説明した。以下はその要旨。
アマチュア無線に限らず、アンテナタワーを地上から建てる場合、高さ15mを超えるものは「工作物」として事前申請や完成検査が必要になる。
この場合の「高さ」とは、鉄塔本体だけではなくアンテナの最も高い部分までを合算したもの(ただし避雷針は含まない)。クランクアップ式のタワーも最も伸ばした状態で15mを超える場合は申請を要する。
申請を行う場合は、鉄塔とアンテナの構造計算書が必要だ。申請書自体の記入は難しくないが、代理申請を頼みたい場合は建築士に依頼することになる。申請の準備や申請後の審査に時間がかかることがあるので、余裕を見て進めることが大切。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第700回放送
・QRL Facebookページ
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