無線ブログ集
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電波新聞社出版部は、2025年3月19日(水)に季刊誌「電子工作マガジン」2025年春号を刊行する。同誌は1999年で休刊となった月刊誌「ラジオの製作」の流れを汲むエレクトロニクスのホビー誌(年4回刊行)で電子工作記事が満載されている。今回の特集は「春から始める電子工作」「アマチュア無線とその周辺機器の製作」。価格は1,980円(税込)。

「電子工作マガジン 2025年春号」の表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。「電子工作マガジン」は、電気、電子業界の日刊紙として知られる電波新聞社が年4回刊行しているエレクトロニクスのホビー誌(定期刊行されている、唯一の電子工作入門雑誌)。かつてBCLやハム、オーディオ、マイコン、エレクトロニクスの入門誌として青少年の人気を集めた「ラジオの製作」の流れを汲んでいる。
同誌は2023年夏号から「新しいエレクトロニクスDIYを提案する!電子工作の総合情報誌」をキャッチフレーズに表紙と誌面を完全リニューアル+増ページ。製作記事は“横書き”で前方ページから、情報記事は“縦書き”で後方ページからスタートするというユニークな構成となったが、2024年夏号から情報記事も“横書き”に改められた。
今回の特集は「春から始める電子工作」と「アマチュア無線とその周辺機器の製作」で、「はこらじを作ろう」「IchigoAudioユニットを作ろう」「スマホ(Android)とトランシーバの接続装置の製作」「中国製の本格的PLL受信機キットに挑戦」「真空管ヘッドホンアンプを作る」「ミニカーを非接触給電で光らせよう」などの製作記事を掲載。
さらに「ホビーセンターカトー東京で電子工作教室を開催」「BCLの楽しさを学ぼう
10年代後半を振り返る」「特小再入門
中継装置、VOIPの活用で交信範囲を広げよう」「初心者向けのアマチュア無線開局プラン」といった記事も掲載している。各記事の内容は下記目次のとおり。
同書の購入は下記赤枠内のAmazonリンクが便利で確実だ。
●関連リンク:
・電子工作マガジン(電波新聞社)
・電子工作マガジン Facebookページ
・電波新聞社
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JARL長野県支部主催による「2025年 ALL JA0 3.5MHz/7MHzコンテスト」が今週末に開催される。3.5MHz帯(3.7/3.8MHz帯を除く)は3月8日(土)21時から24時までの3時間、7MHz帯は3月9日(日)8時から12時までの4時間と、バンドごとに開催日時が異なる点に注意が必要だ。主催者は「3.5MHzと7MHzはそれぞれ別々のコンテストです。両バンド別での連番を送出し、ログシートも別々にして下さい」「各バンドともJARL主催コンテスト周波数帯を使用のこと」「書類提出によるログは交信局総数100局までの受付とします」「ログ、サマリーの書類(紙)による発送は日本郵便を推奨します」と案内している。
JARL長野県支部主催の「2025年 ALL JA0 3.5MHz/7MHzコンテスト」は、「3.5MHz個人局電信」「3.5MHz個人局電信電話」「7MHz個人局電信」「7MHz個人局電信電話」「3.5MHzSWL」「7MHzSWL」の6部門に分かれ、交信相手は国内局同士。ナンバー交換は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「001形式(RSTに続く001からの連番)」となる。なお、社団局であってもシングルオペレータなら参加できる。
管内局、管外局ともルールは共通で、0エリア管内局との交信は3点、管外局との交信1点。マルチプライヤーは自局が管内局(0エリアの局、および0エリアに移動の局)の場合は異なるプリフィックスの数、自局が管外局の場合は、異なる0エリアの呼出符号の局および、0エリア内から運用する局のみのプリフィックスの2文字目とラストレターの組み合わせの数となる。
SWLでの参加資格は、有効なアマチュア無線局免許状を有していないアマチュア局、およびJARL准員、または一般人としている。
ログ提出は3月31日(月)まで(消印有効、紙ログの発送は日本郵便を推奨)。詳しくは下記関連リンクから、JARL長野県支部「2025年 ALL JA0 3.5MHz/7MHzコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・2025年 ALL JA0 3.5MHz/7MHzコンテスト規約
・ALL JA0コンテストの電子ログ受付
・JA0コンテスト表彰規定の変更について(2017年~)
・JARL長野県支部
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東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2025年2月27日夜に放送した第666回がアップされた。
2025年2月27日の第666回放送は、前後半を通じてリスナーからのメールをまとめて紹介する「ファイブナイン」コーナーだった。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第666回放送
・QRL Facebookページ
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八重洲無線株式会社は2025年3月5日、144/430MHz帯のモービル機「FTM-500Dシリーズ」の新ファームウェアをリリースした。今回の変更点は「PMG機能のマニュアルモードとオートモードの動作変更」「MAG機能に“My Group(M-GRP)”の追加」「APRSの操作性向上」の3点だ。
「FTM-500Dシリーズ」の新ファームウェア公開は2024年8月22日以来となる。今回の変更点は次のとおり。
★ファームウェアバージョン(2025/03 )
・MAIN:Ver.1.20
・SUB:Ver.1.20
・DSP:Ver.7.20(変更なし)
★ファームウェアアップデート対象モデル
・FTM-500D
・FTM-500DS
★主な変更点
1.PMG機能
・マニュアルモード
今までは同時受信したいチャンネルを手動で選択していましたが、信号を受信したチャンネルで自動的に同時受信を行うようになりました。
同時受信中は表示されなかったバーグラフが、常に表示するようになりました。
・オートモード
手動で選択していた運用(送受信)チャンネルが、信号を受信したチャンネルに自動で移動するようになりましたので、受信した信号に対してすぐに応答することができます。
同時受信中は表示されなかったバーグラフが、常に表示するようになりました。
受信信号の履歴を示すグレーのバーグラフ表示を、手動でリセットするのではなく、受信信号がなくなってから約2秒後に(2/5/10/20/30秒から設定可能)バーグラフが滑らかに消えるようになりました。
2.MAG機能
バンドごとのグルーピングに加えて「My Group(M-GRP)」が追加されました。
よく使うメモリーチャンネルをバンド(周波数帯)に関係なくグループにすることができますので、簡単に呼び出すことができます。
3.APRSの操作性向上
よく使う機能のショートカットキーを画面上に表示させて、ワンタッチで操作ができるようになりました。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・FTM-500D/FTM-500DSファームウェアアップデート(八重洲無線)
・アップデート対応取扱説明書 基本編PDF(八重洲無線)
・アップデート対応取扱説明書
APRS編PDF(八重洲無線)
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九州総合通信局が発表した内容は次のとおり。
九州総合通信局は、令和6年12月19日、福岡県粕屋警察署と共同で福岡県篠栗町において、ダンプカーに開設された不法無線局の取り締まりを行い、1名を電波法違反容疑で摘発しました。当該被疑者は、令和7年3月3日に同署より検察庁に送検されました。
【容疑の概要】
免許を受けずに不法市民ラジオの無線機を設置し、不法無線局を開設した容疑
・開設していた無線局の種類、局数:不法市民ラジオ(CB)、1局
・被疑者:福岡県篠栗町在住(職業:自営業)の男性(77歳)
設置されていた無線機など (報道資料から)
<参考(電波法抜粋)>
第4条第1項(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
電波法第110条(罰則)
次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
第1号 第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)
(第2号以下略)
九州総合通信局は「電波利用秩序の維持を図るため、今後とも不法無線局の開設者に対して捜査機関の協力を得ながら厳格に対処してまいります」と説明している。
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・九州総合通信局 ダンプカーに開設した不法無線局を摘発
・九州総合通信局 設置されていた無線機等(PDF形式)
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九州地区最大のアマチュア無線イベント「西日本ハムフェア」が、今週末の2025年3月9日(日)に福岡県京都郡苅田町の日産自動車九州株式会社体育館で行われる。主催の一般社団法人 日本アマチュア無線連盟九州地方本部の発表から抜粋で紹介する。
★第22回 西日本ハムフェア(概要)
・主催: 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟 九州地方本部
・ 協力: 日産自動車九州株式会社
・開催日時: 2025年3月9日(日)09:00~15:00
・入場料: 無料
・場所: 日産自動車九州株式会社 体育館
(福岡県京都郡苅田町新浜町1-3 駐車場あり)
・交通:
JR日豊線苅田駅より:車で約6分(約4km)
北九州空港より:車で約15分(約11km)
東九州自動車道 苅田北九州空港ICより:車で約10分(約6km)
※ルート案内、会場付近案内への リンク
<入場に関する注意事項>
・正門およびゲストホール横からの入場を禁止します。日産殿への多大なご迷惑となります。必ず 一般来場者駐車場の出入口 から入場してください。
<出展者リストと出展内容>
・今回は個人・団体・企業・販売店等が体育館内の合計56ブースを出展。出展団体と内容は ここを参照 。
・記念局「8J6HAM」運用コーナーは2階に設置

「第22回西日本ハムフェア」体育館1階配置図
<講演などの案内>
・場所:体育館 1Fロビー(※今年はゲストホールではないので注意)
・10:00~10:30頃 オール九州コンテスト表彰式
・10:30頃~12:15頃
講演1 Turbo HAMLOG作者 JG1MOU 浜田 博 氏「HAMLOG・hQSLの活用」
・12:00頃~13:30頃
講演2 福岡大学工学部 JH6VJM 太郎丸 真
教授「空間多重とアレーアンテナの適応ビーム制御 ノイズキャンセラへの応用は可能!」
・13:30頃~14:00頃
日本クラウンアーティスト JJ0SDQ 渡部まいこ “わたまい” ミニコンサート
講演1・2の概要→ https://www.jarl.com/nishiham/pdf_2024/2025-kouen-gaiyo.pdf
<FCC試験について>
・今年はこのFCC試験のみゲストホールで開催。
時間:10~12時、担当:W5YI-VEC九州チーム
要・事前申込(受験者が5名に達し次第締め切り) 詳細は こちら
<DXCCフィールドチェックについて>
・実施時間:10~12時、13~14時。当日受付もあるが、処理は予約申し込み分を優先
事前予約方法と注意事項は こちらを参照
<子供向け「電子工作教室」(ラジオ製作)について>
・10:00~12:30 体育館特設会場(舞台)で開催
・定員20名、参加費無料。申し込み締め切りは3月7日 詳細は
こちら
<諸注意>
(1)ペットの日産殿敷地内への持ち込みは厳禁とします。
従来は、どうしてもの場合はケージを用いる等により持ち込みは出来ていましたが、当局からの示達により、持ち込み自体が禁止となりましたので、厳守してください。
(2)今回から喫煙場所を設置します。
従来は敷地内は全面禁煙でしたが、今回は体育館の前あたりに喫煙場所を設けます。この場所以外では禁煙を厳守してください。
(3)かなり落ち着いたとは言え、コロナも油断はできませんし、インフルエンザも猛威を振るっています。感染防止のため、会場内ではマスクを着用し、手指の消毒を励行してください。
(4)混雑緩和のため、入場の際はJARL会員を優先させていただきます。入場の際はJARL会員証の提示をお願いします。
(5)3月8日(土)の準備の日は、日産殿工場は休みとなりましたので、B駐車場を使用してください。但し部分出勤はありますので、できるだけ体育館寄りに詰めて駐車してください。
(6)特定小電力トランシーバーの日産敷地内における使用はご遠慮ください。
休日とはいえ、日産殿の工場ではかなり稼働しており、無線通信による業務も行われています。無用な混信を避けるため、特定小電力トランシーバーの日産殿敷地内への持ち込み、使用の自粛をお願いします。
なお3月8日(土)夜に地元ホテルで開催される、有料の「前夜祭」は、すでに参加申し込みを締め切っている。西日本ハムフェアの詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク: 第22回 西日本ハムフェア公式サイト
The post <今年は講演とコンテスト表彰式を体育館ロビーで実施>「第22回 西日本ハムフェア」、3月9日(日)に福岡県京都郡苅田町で開催 first appeared on hamlife.jp .

2025年3月に運用が予定されているJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報を紹介しよう。日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林良太氏のブログ(CIC)情報によると、3月から新たに運用を開始した記念局情報は、「第49回 古河桃まつり(8N1MOMO)」と「第40回 砥部焼まつり(8J5TOBE)」のJARL特別局の2局。その一方で、年度末となる3月いっぱいで運用を終了する特別局は多い。取りこぼしのある記念局ハンターのみなさん、最後まで頑張ってください!
●2025年3月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局
上記リストは2025年3月5日現在で有効な無線局免許のある記念局等を抜粋したもの。名の後のカッコ内の記号は、1:JARL特別記念局、2:JARL特別局、N:JARL以外の記念局、A:ARISS局、E:体験局を意味する。なおこれらの局の違いについては、8j-station.infoの「記念局・臨時局とは」を参考にするとわかりやすい。
●関連リンク:
・8j-station.info
・記念局の公開/体験運用 義務(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・特別局及び特別記念局の開設基準(PDF形式/JARL Web)
・JARL特別局または特別記念局を開設するには…(JARL
Web)
・いわゆる記念局について(総務省
電波利用ホームページ)
The post <「8J」「8N」で始まるコールサイン>2025年3月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報 first appeared on hamlife.jp .

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」が2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。2023年4月にレギュラー陣の1人だったJA1JRK 谷田部氏がサイレントキーとなり、2024年末でJH1DLJ 田中氏が番組を卒業。現在はJA1NFQ 中島氏とMCの演歌歌手 水田かおり(JI1BTL)、FMぱるるんの “局長” ことJA1VMP 海老澤氏の3名で進行している。
新たに音声ファイルが公開されたのは2025年3月2日(日)21時30分からの第455回放送。前半では前回に続いてアマチュア無線歴54年のJR1UTI 藤田氏がゲストに登場。同氏が楽しんでいるD-STARについてを語った。JARL茨城県支部では3月16日(日)に土浦市で藤田氏が講師を務める「 D-STAR講習会 」を開催、他県からの参加者も大歓迎ということだった。
後半のJARDコーナーはJARD養成部長の新海氏が登場。3月9日(日)に福岡県京都郡苅田町で開催される「西日本ハムフェア」にJARDブースを出展する案内と、地域クラブなどで養成課程講習会を企画する方法に触れた。
番組音源は下記関連リンクにある放送済み音源公開ページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除されるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・OMのラウンドQSO 放送済み音源公開ページ
・palulun.net
The post <3月16日に茨城県土浦市で「D-STAR講習会」開催>OMのラウンドQSO、第455回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .

日本における、2025年3月4日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。3月に入って、新たに2エリア(東海管内)の東海総合通信局、4エリア(中国管内)の中国総合通信局、0エリア(信越管内)の信越総合通信局からそれぞれ更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
The post 2エリア(東海)、4エリア(中国)、0エリア(信越)で発給進む---2025年3月4日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 first appeared on hamlife.jp .

2025年3月3日、総務省は2025年1月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2024年12月末のデータから1か月間で1,321局減少して346,356局となった。前月から1,320局減少した、昨年(2024年)8月末のデータでから5カ月ぶりに「▲1,300局/月」以上の減少を記録。減少数の高止まり傾向が続いている。

2013年4月末から2025年1月末までのアマチュア局数の推移。ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、2017年12月末を堺にして減少スピードが加速。これは「東日本大震災」による開局ブーム!?から、免許の更新時期を迎える5年間のタイミングと一致する。そしてコロナ過でお家時間が増えた影響なのか、一時はアマチュア局の減少スピードが鈍化したが、行動制限の緩和とともに再び減少数の増加傾向が現れだした
アマチュア局は、1995年4月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。
●2025年1月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 103,397局(103,716局)
・2エリア(東海管内): 44,188局(44,394局)
・3エリア(近畿管内): 42,346局(42,492局)
・4アリア(中国管内): 20,923局(21,035局)
・5エリア(四国管内): 16,006局(16,066局)
・6エリア(九州管内): 28,903局(28,990局)
・7エリア(東北管内): 35,542局(35,733局)
・8エリア(北海道管内):30,669局(30,828局)
・9エリア(北陸管内): 8,115局(8,137局)
・0エリア(信越管内): 14,258局(14,270局)
・6エリア(沖縄管内): 2,009局(2,016局)
※カッコ内の数字は2024年12月末の局数を表す。

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
●関連リンク: 無線局統計情報(総務省)
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