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hamlife.jp (2024/11/28 9:05:36)
現在データベースには 6133 件のデータが登録されています。
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2022年9月19日時点で、アマチュア局は「375,445局」の免許情報が登録されている。前回紹介した9月12日時点の登録数から1週間で152局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2022年9月19日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「375,445局」の免許状情報が登録されていた。前回、9月12日時点のアマチュア局の登録数は「375,597局」だったので、1週間で登録数が152局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅ている。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
1990年代に東京大学アマチュア無線クラブ(JA1ZLO/JA1YWX)の横林氏によって開発されたコンテスト用ロギングソフトウェア「zLog(ゼットログ)」は「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」などとの連携性が高く、コンテスターを中心に人気が高かった。同ソフトウェアは2004年11月20日に公開されたzLog for Windows 2.2以降は最新版が出ておらず、2019年にJARLコンテスト委員会の要請によりオープンソース化(GitHubで公開)され、その後さまざまなユーザーコミュニティが最新OSへの対応や新機能を盛り込む開発やバージョンアップを行っている。その1つ「zLog 令和Edition」のWindows版最新バージョンが、2022年9月18日に「Ver2.8(リリース版2.8.3.0)」として公開された。
今回更新された主な改良点は以下のとおり(同Webサイトから)。
zLog Ver2.8 令和Edition(リリース版2.8.3.0)2022/9/18
・主要画面の日本語化を実施。これにより敷居が低くなったと思います
・FT-1011(ROM V1.06)対応しました。
・そのほか使い勝手の向上を行いました。
●関連リンク:
・zLog for Windows/Version 2.8.3.0 令和Edition
・zLog 令和Editionマニュアル
・zLogとは
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時に再放送も行われるようになった。
2022年9月18日の第507回放送は「WRTC2022」を特集。“アマチュア無線のオリンピック”と言われる WRTC(World Radiosport Team Championship) を紹介し、開催日程(2023年7月のIARU HF Championshipに合わせてイタリアのボローニャで開催)を案内した。
公開されたポッドキャスト音声は47分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第507回の配信です
先週のアクセスランキングは、「同じような作りのサイトを見つけました」との読者投稿から、フィッシング詐欺が疑われる怪しい無線機通販サイトが続々見つかった記事。ヤフオクなどオークションサイトに出品されたときの画像と思われる、1980年代後半に発売されていたケンウッド製(現・JVCケンウッド)のHFトランシーバー「TS-440S」の画像が使いまわされた状態で貼り付けられ、どれも似通っているコピー通販サイトの数々が見つかった。検索サイトで会社名を調べても、実在する会社がヒットするケースが多く、詐欺サイトだと判別しづらいのが実情だ。
続く2位と3位は、2022年9月16日(金)に発売されたアマチュア無線関連の新刊情報。2位は「<特集は『秋のHFシーズンを楽しもう』、別冊付録『デジタルモード “FT4” 活用ガイド』付き>CQ出版社が月刊誌『CQ ham radio』2022年10月号を刊行」、3位は「<特集『手持ちの無線機の能力アップ! HFトランシーバー機能強化作戦』ほか>電波社、『HAM world(ハムワールド)』2022年11月号を9月16日(金)に刊行」。さらに9位に、2022年9月20日(火)に発売される「<秋のオーディオアンプ製作、各種ラジオの製作とBCL>電波新聞社が季刊誌『電子工作マガジン』2022年秋号を刊行」がそれぞれランクインした。
4位は、元の所有者はアマチュア無線家だったと見受けられる中古物件が、国が運営する「不動産競売物件情報サイトBIT」に掲載された話題。公表された情報から、所有者が死亡し相続放棄の申述期限(3か月間)が経過したことにより競売(売却基準額:7,344万円)にかけられたと思われる、敷地内にエレベータ付きの自立タワーとアンテナ、和風建築の建物2棟と鉄骨2階建ての事務所(倉庫、車庫)、軽量鉄骨の物置。さらに敷地面積が約400坪もある大邸宅であることが判明。Googleストリートビューで現地の様子を確認すると、自立タワーにはエレベーターで下ろされているが、アンテナは50MHz帯の7エレ八木のスタック、HF帯のV型ダイポール、430MHz帯の13エレ八木スタックなどを見ることができた。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<盗んだ画像を使いまわし!?>同じ作りをしたアマチュア無線機器を扱うコピー通販サイト(詐欺サイト?)が続々見つかる
2)<特集は「秋のHFシーズンを楽しもう」、別冊付録「デジタルモード “FT4” 活用ガイド」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2022年10月号を刊行
3)<特集「手持ちの無線機の能力アップ! HFトランシーバー機能強化作戦」ほか>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2022年11月号を9月16日(金)に刊行
4)<相続放棄された物件が「不動産競売物件情報サイトBIT」に掲載>エレベータ付き自立タワーが確認できる約400坪+建物多棟の競売物件(売却基準額:7,344万円)を公開
5)<周波数46.5MHzで475本のクロス八木アンテナ使用、出力は驚異の1,000kW>10月15日(土)、京都大学が「信楽MUレーダー見学ツアー2022」を実施
6)<情状酌量により罰則なし>上毛新聞、免許を受けず防災行政無線局を開設し運用した群馬県桐生市に対して関東総合通信局から注意があったと報道
7)<IC-705と第一電波工業「RHM12」でHF帯の自転車モービル>「月刊FBニュース」、連載8本とニュース2本をきょう公開
8)<台風11号の強風が影響>福岡県水巻町、アマチュア無線用タワーが傾き隣家の屋根に倒れ掛かる…とNHKが報じる
9)<秋のオーディオアンプ製作、各種ラジオの製作とBCL>電波新聞社が季刊誌「電子工作マガジン」2022年秋号を刊行
10)<2022年9月23日(金・祝)~25日(日)の3日間>長崎県雲仙市の「アマチュア無線機器歴史館」で “ハムラジオフェアー2022” 開催
ARISS(Amateur Radio on the International Space Station)は、国際宇宙ステーション(ISS)上で「音声レピータ(ARISS Voice Repeater)」と「APRS(digital APRS)」の同時運用が実現したことを発表した。
現在、ARISSの運用にはISSのコロンバスモジュール内に設置されたTM-D710GA(JVCケンウッド)による音声レピータと、サービスモジュール (Zvezda) 内の同じ無線機からAPRSパケット運用が行われている。パケット運用には145.825MHzが使用されている。ARISSのロシアチームとアメリカチームは、サービスモジュールの無線機をAPRS運用に対応させるための準備を数週間にわたって行ってきた。8月11日、最終のチェックアウトが完了し、アマチュア無線用のAPRSパケットモードが稼働を開始した。
ARISSインターナショナル議長のFrank Bauer氏(KA3HDO)は、「ISSにおけるAPRSと音声レピータの同時運用は、ARISSに大きな変革をもたらし、若者や生涯学習者、特にアマチュア無線運用を生涯にわたり学習する者に刺激を与え、関与させ、教育するインタラクティブな機能を、24時間年中無休で提供しています。この重要なARISS 2.0イニシアチブを現実のものにしてくれたロシアチームのSergey Samburov氏(RV3DR)に心から感謝します」と述べている。
コロンバスモジュールの無線機のコールサインはNA1SS。サービスモジュールの無線機はRS0ISSを使用する。コールサイン以外は同一で、パケット運用は以前と同様に行える。パケットパス(経路)は、RS0ISS、ARISS、またはAPRSATが使用できる。また、両方の無線機は、スクールコンタクト、船外活動、およびドッキングまたは切り離しの期間を除いて、フルタイムで稼働することが予想されている。
ISS搭載の無線機の運用状況と予想されるダウンタイムは、 https://www.ariss.org/current-status-of-iss-stations で確認可能だ。(ARRLニュース8月15日 ※許可を受けて抄訳/(C)ARRL)
●関連リンク: Simultaneous APRS and Voice Repeater on the International Space Station(ARRL NEWS)
大型で猛烈な勢力の「台風14号(ナンマドル)」は、2022年9月17日(土)10時 現在で沖縄県南大東島の東180kmの海上を時速20kmで北西に進んでいる。18日(日)昼には九州南部に接近または上陸、19日(月・祝)には進路を東寄りに変えて西日本方面を縦断する可能性が高まってきた。そこでhamlife.jpでは台風接近時の恒例となった、リアルタイムの雨量がマップ形式でわかるサイトや、停電情報、台風情報サイトといった“台風のときに役立つ情報”の最新版リンクを掲載する。各局の被害防止に役立てて欲しい。今のうちにアンテナへの対策、ハンディ機や受信機のバッテリー充電と動作確認、予備電源の準備、ラジオや非常持ち出し品の準備などを進めておこう。
9月17日10時、気象庁発表の台風第14号進路予想より
<台風の進路予想をマップで提供>
●Yahoo!地図 台風情報
http://map.yahoo.co.jp/maps?layer=typhoon
※雨雲レーダーを地図上に重ねることも可能
<各地の緊急・被害情報>
●Yahoo!天気・災害 各地の緊急・被害情報
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/emergency/
※各地の避難勧告・指示発令、停電、被災状況などの情報を集大成
●NHK ニュース 台風14号(ニュース特設ページ)/台風への備え
https://www3.nhk.or.jp/news/special/disaster/typhoon/2022/typhoon14/
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/summary/typhoon/
※台風が接近すると、関連のニュース、避難情報、進路図、データマップなどを集大成した特設ページが開設される
<台風情報>
●気象庁 台風情報
※台風と熱帯低気圧の実況と24時間先までの予報は3時間毎、120時間先までの予報は6時間毎に発表。台風が日本に接近し、災害が発生するおそれが出てきた場合には、実況と1時間後の推定位置を1時間毎に発表している
●デジタル台風
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/
※国立情報学研究所 北本研究室運営。台風に関するコンテンツやリンクが豊富
●Joint Typhoon Warning Center
http://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp1622.gif
※米国の空海軍合同台風警戒センター(英語)。右上から2つめの「TC Warning Graphic」が見やすい。サイトの利用方法は上記「デジタル台風」の下記サイトが詳しい。
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/tyinfo.html.ja
<マップ形式でリアルタイムの雨量、河川水位情報がわかるサイト>
●気象庁 ナウキャスト雨雲の動き
https://www.jma.go.jp/bosai/nowc/
※降水強度の観測範囲が250m四方と細かく、降水域の分布予測も5分間隔で表示。1枚の画像で現在と今後の状況がわかる
●国土交通省 防災情報提供センター リアルタイムレーダー
https://www.jma.go.jp/bosai/realtimerad/index.html
※全国マップ形式で拡大や更新も容易
●国土交通省 川の防災情報
https://www.river.go.jp/
https://www.river.go.jp/portal/
https://www.river.go.jp/kawabou/mb/rd
※国土交通省が開設した「川の防災情報」のサイト。各地の河川情報が確認できるほか、近年の豪雨対策として、従来の広域レーダに加え、より早く、より詳細に観測できるとして設置したXバンドレーダーによる雨量が主要地区で確認できる。情報マルチモニタのコーナーが便利。
●川の水位情報 危機管理型水位計
※2018年から設置が進んでいる新しい危機管理型水位計の情報を収集・提供。危機管理型水位計のほとんどは、通常の水位の場合は1日1回程度の観測だが、水位が上昇してきた場合は2~10分間隔で観測値を表示。
●河川水位情報 Yahoo!天気・災害
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/river/
※全国の主要河川の水位情報をマップから閲覧可能。氾濫注意情報発生中の河川情報もわかる。
●東京電力 雨量・雷観測情報
※新潟、福島、群馬、栃木、茨城、山梨、東京、埼玉、神奈川、千葉と静岡の一部をカバー。雷雲や落雷情報も得られる
<今日の降水量・気温・風速のランキング>
●気象庁 今日の全国観測地ランキング
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/rank_daily/data00.html
※各地のアメダスの観測値をもとに、今日の気温・降水量・風速のランキング(速報)を20分更新で発表
<アンテナの大敵!! 風向がわかるサイト>
●Yahoo! 天気・災害 風予測
https://weather.yahoo.co.jp/weather/wind/
※全国各都道府県の風向を予測しビジュアルで表示
●Windy
※風の動きを視覚的に見ることができるサイト。天気予報や波の状態も表示可能。チェコの企業が運営。スマホでも使用可能
<天気情報総合リンク>
●フライトお天気
※実況画像、気象解析図、悪天予想図、各種リンクなど情報が豊富。航空関係者の利用も多い。ブックマークして損のないサイト。
<停電情報>
●東京電力パワーグリッド停電情報
http://teideninfo.tepco.co.jp/index-j.html
●関西電力送配電停電情報
http://www.kepco.co.jp/energy_supply/supply/teiden-info/
●中国電力ネットワーク停電情報
http://www.teideninfo.energia.co.jp/
●四国電力緊急情報
http://www.yonden.co.jp/kinkyu/
●九州電力送配電停電情報
https://www.kyuden.co.jp/td_emergency_disaster_index.html
●沖縄電力停電情報
https://www.okidenmail.jp/bosai/info/
●東北電力ネットワーク停電情報
https://nw.tohoku-epco.co.jp/teideninfo/
●ほくでんネットワーク停電情報(北海道)
http://teiden-info.hepco.co.jp/
●中部電力パワーグリッド停電情報
http://teiden.chuden.jp/p/index.html
●北陸電力送配電停電情報
http://www.rikuden.co.jp/teiden/otj010.html
<雷情報>
●Yahoo! 天気・災害 全国の落雷情報
https://weather.yahoo.co.jp/weather/lightning/
※全国の落雷情報をビジュアルに表示
<鉄道情報>
●Yahoo! 運行情報
https://transit.yahoo.co.jp/traininfo/top
※全国の路線で、遅延や事故、運転見合わせなどが発生した場合に、運行情報を提供
<アマチュア局の非常通信周波数一覧表>
https://www.hamlife.jp/2018/09/06/exz-freq/2/
日本における、2022年9月17日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。9月に入り、1エリア(関東管内)の関東総合通信局から3回目の更新発表が行われた。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
9月15日、東海総合通信局は三重県亀山警察署とともに、三重県亀山市の国道1号線において車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、自己の運転するダンプカーに免許を受けずアマチュア無線機を設置し、不法に無線局を開設していた運転手2名を電波法違反容疑で摘発した。今回の不法無線局の取り締まりは、三重県鈴鹿県税事務所の不正軽油調査と合同で行われた。
東海合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省東海総合通信局は、9月15日に、三重県亀山警察署と共同で消防・救急無線、鉄道無線、警察無線などへの妨害原因となる不法無線局の取り締まりを実施し、不法無線局の開設者2名を電波法違反容疑で摘発しました。
なお、今回の不法無線局の取り締まりは、三重県鈴鹿県税事務所の不正軽油の調査と合同で実施しました。
1.実施日時・場所
9月15日(木)三重県亀山市 国道1号線
2.摘発の概要
不法無線局を開設していたダンプカー運転手2名を電波法第4条違反容疑で摘発しました。
【容疑の概要】
被疑者: 伊賀市在住の男性(57歳)
容疑の概要:
自己の運転するダンプカーにアマチュア無線用の無線機を設置し、不法に無線局を開設した。
被疑者: 亀山市在住の男性(44歳)
容疑の概要:
自己の運転するダンプカーにアマチュア無線用の無線機を設置し、不法に無線局を開設した。
共同取り締まりの様子 (報道資料から)
設置されていた無線設備 (報道資料から)
3.適用条文
(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」
東海総合通信局では「今後も捜査機関と連携を図り、不法無線局の撲滅に向け取り締まりを実施してまいります」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 東海総合通信局 不法無線局の開設者2名を電波法違反容疑で摘発<三重県亀山警察署と共同で取締りを実施>
八重洲無線株式会社は2022年9月に全国の無線ショップで開催する「YAESUプレミアムフェアー」および同社が展示を行うアマチュア無線イベントのスケジュールと展示内容を明らかにした。いずれもHF/50MHz帯の新製品「FT-710シリーズ」、人気の「FTDX101シリーズ」「FTDX10シリーズ」をはじめ、144/430MHz帯C4FM対応ハンディ機「FT5D」、144/430MHz帯FMモービル機「FTM-200D」、351MHz帯デジタル簡易無線登録局「FTM320R」などを展示する予定だ。なおショップ筋からの情報では、FT-710シリーズは本日(2022年9月16日)メーカーからの出荷が開始されたという。ただし 初回の出荷台数は少数の模様。
八重洲無線が発表した、各地のイベントスケジュールは下記の通り。
★ JARL静岡県支部「令和4年度 静岡県支部大会」
・日時:9月18日(日)10:00~15:00
・開催場所:藤枝市生涯学習センター 1階
静岡県藤枝市茶町1-5-5
https://www.jarl.com/sizuokaken/doc/pdf/r4nendo/sibutaikai2022/shibutaikai_2022.html
★ JARL愛媛県支部「第48回えひめハムのつどい」
・日時:9月18日(日)12:30~16:00
・開催場所:北条文化の森「ふるさと館」2階 大会議室
愛媛県松山市河野別府995
https://www.jarl.com/ehime/oa-04/oa-04-03/oa-image/shibuho_79.pdf
★アマチュア無線機器歴史館 「ハムラジオフェアー2022」
・日時:9月23日(金)~25日(日)10:00~16:00
※メインイベント「YAESUプレミアムフェアー」は9月23~24日の2日間実施
・開催場所:アマチュア無線機器歴史館
長崎県雲仙市国見町神代乙360
・主催:ハムセンター長崎
http://www.hamcenter.ne.jp/
<各イベントの展示内容例>
話題の新製品「FT-710シリーズ」「FT5D」「FTM-6000/S」「FTM-200D」「FTM-320R(デジ簡)」、プレミアムHF機「FTDX101シリーズ」「FTDX10」、大好評の「FT-991A」「FT-891」他、主要モデルの実働展示説明を行います。
・FTDX101:「リモート」展示
・FTDX10:「リモート」「FT8」展示
・FT-991A:FT8」展示、HF~430MHzまで1台でOK
・FT5D:「Wires-X ポータブルデジタルノード」展示
・FTM-6000:お客様のオリジナル設定対応します
・FTM320R(デジ簡):「Sメーター」「周波数表示」「プログラムソフト」の活用で簡単に使えます
※展示内容について、会場の都合で一部展示できない内容もございます。
※ご来場時には「マスクの着用」「ソーシャルディスタンスの確保」「手指の消毒」「こまめな手洗い」をお願いいたします。
こちらの記事も参考に↓
<2022年9月23日(金・祝)~25日(日)の3日間>長崎県雲仙市の「アマチュア無線機器歴史館」で “ハムラジオフェアー2022” 開催
●関連リンク: 八重洲無線 催事情報
アイコム株式会社は2022年9月15日、公式サイトで「アイコム オフィシャルグッズ」の発売開始を発表した。 “アイコムファンの方々に、さらに熱量を上げてもらえるようなグッズ” “ビジネスでも、さらに利便性が向上するアイテム” をコンセプトに、まず「マルチリュック」「ネックストラップ」「マイクホルダー」の3点が登場。今後さらにラインナップを拡充していく考えだ。
「アイコム オフィシャルグッズ」の第一弾。左から「マルチリュック」「ネックストラップ」「マイクホルダー」
9月15日、アイコムの公式サイト内に「アイコム オフィシャルグッズ」のコーナーが開設された。“仕事からプライベートまで、生活を彩り快適にするグッズを「アイコム」がプロデュース。お客様のニーズに応える、魅力的なラインアップを展開していきます”という案内が書かれている。
公式サイト内に「アイコム オフィシャルグッズ」の紹介ページが設けられた
これまで“アマチュア無線機器メーカーのロゴ入りグッズ”というと、イベントや無線ショップなどで配布されるボールペンやクリアファイルといった販促用のものが多かったが、今回はオフィシャルグッズという「商品」に位置付け、販売を行っていくという。
同社に取材したところ、「かねてからICOMロゴ入りのアパレル関連などについて、顧客から“販売してほしい”という要望が多数寄せられ、その中には“汎用性があり、ビジネスの利便性が向上するアイテム”の要望もあった」ことから、オフィシャルグッズの販売を準備してきたという。
オフィシャルグッズのコンセプトは「アイコムファンの方々に、さらに熱量を上げてもらえるようなアイテム」「ビジネスでも、さらに利便性が向上するアイテム」としているのが特徴で、エレクトロニクスやメカトロニクス系のアイテムは取り扱わないという。
今後も日常使いできるアイテムやビジネスグッズが、アイコムのロゴ入りで登場する
今回はまず「マルチリュック」「ネックストラップ」「マイクホルダー」の3点が登場したが、今後はアパレル関連やビジネスシーンで役立つアイテムを拡充していく考えで、今年7月に同社Twitterアカウントで行った 「アイコム ロゴ入りグッズのアイデアを募集」のアンケート 結果を参考にして、アイコムファンに“欲しい!”と思ってもらえるようなアイテムを検討していくという話だった。
9月15日に登場したオフィシャルグッズ3点は次のとおり。
◆マルチリュック(税込14,080円)
<概要>
カジュアル&コンパクトなデザインが、多彩なシティーユーズにフィット。シンプルでスマートな印象なので、フォーマルからカジュアルまでどんなシーンでも馴染みます。両手が自由に使え、ノートPC(14インチ)やA4サイズのの書類も収納できるので、通勤、通学に便利です。
アウトドアでの無線の移動運用にもぴったりです。多彩なポケットや自由な間仕切りが、様々なアウトドアシーンに対応。間仕切りの使用で、据え置き型や携帯型の無線機どちらも、スマートに収納、持ち運ぶことができます。是非アイコムの無線機と一緒にご利用ください。
<特徴>
★日常を快適に。軽量、コンパクトなデザインとアレンジ可能なスペース利用。
・約585g の軽量、コンパクトサイズ
・用途に合わせて!自由に設置可能な間仕切り
★整理をよりかんたんに。便利な機能を備えた各種ポケット
・取り出しラクラク!前面ポケット
・14インチまで対応!PCポケット
・小物の収納に最適! 内ポケット
★無線の移動運用にも適した、高い拡張性
・ショルダーベルトにマイクなどを固定できるテープストラップを装備
・活用の幅が広がる!プレート用ハトメ付
公式サイト内でも「マルチリュック」は特に詳しく説明がなされている。サイズは240W×360H×115Dmm(荷室容量9L、重量約585g)。ポータブル機 IC-705用のマルチバッグ(LC-192)のサイズは255W×375H×148Dmm(荷室容量11L、重量約1kg)なので若干小さくなっている。
◆ネックストラップ(税込1,100円)
<特徴>
★長さ調節も自由自在。※ネック&ショルダーの2WAYスタイル
・通話重視のネックスタイル
・動き重視のショルダースタイル
・事故を防止する安全機構搭載
・無線機本体の取り外しも簡単
・常に清潔に。ポリエステル素材を採用
ネックストラップの商品説明もかなり詳しい
◆マイクホルダー(税込1,100円)
<概要>
無線機の保管時、「整理整頓が難しい(コードが絡まり、使いたいときにすぐ使えない)」「コードやケーブル類の断線、破損が多い気がする(クリップで挟むと断線や破損の原因に)」といったお悩みはありませんか?
そのお悩みを解決し、無線機のスマートな充電/設置/保管に役立つマイクホルダーが登場しました。
<特徴>
★無線機のスマートな充電/設置/保管に役立つマイクホルダー
・マイクロホンを無線機に接続した状態で保管が可能
・ケーブル、コード類も、マイクホルダーに巻き付けることで、スマートな設置、保管が可能
・アイコムの連結充電器にも対応
★選べる3つの固定方法
・付属の滑り止めで、卓上でも滑らない設置が可能
・付属の両面テープで、充電器を接着
・マイクホルダーと充電器を土台にねじ止め
マイクホルダーの商品説明より
これらのオフィシャルグッズの詳細は下記関連リンクで。マルチリュックとマイクホルダーはPDF版のカタログもダウンロードが可能だ。販売は同社直営の通販サイト「アイコムダイレクト」で行っている。
マルチリュックとマイクホルダーはPDF版のカタログも用意されている
直営の「アイコムダイレクト」で購入可能
●関連リンク:
・アイコム オフィシャルグッズ(アイコム公式サイト)
・マルチリュック 製品情報(アイコム公式サイト)
・マルチリュック
PDF版カタログダウンロード(アイコム公式サイト)
・ネックストラップ 製品情報(アイコム公式サイト)
・マイクホルダー 製品情報(アイコム公式サイト)
・マイクホルダー
PDF版カタログダウンロード(アイコム公式サイト)
・オフィシャルグッズ販売コーナー(アイコムダイレクト)