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長野県松本市の「日本ラジオ博物館」(運営:特定非営利活動法人 日本ラジオ博物館)は、日本のラジオ放送が始まって100周年を迎えることを記念し、草創期のラジオ機材を展示する企画展「ラジオ放送開始百周年記念展」を2025年3月15日(土)から12月14日(日)まで開催する(開館は土・日・祝日、ゴールデンウィーク、お盆休み期間のみ) 。期間中、通常展示に加えて1910~1920年代のラジオやスピーカー、レシーバーなど28台、1920年代の無線雑誌など6点、真空管2点が特別展示されるという。

長野県松本市の「日本ラジオ博物館」(写真は2020年の移転前に撮影した旧館)
日本ラジオ博物館は、2,000点を超えるラジオの個人コレクションをベースに、2007年にインターネット上のバーチャルミュージアムとしてスタート。その後2012年に長野県松本市にある旧家の土蔵(1906年築)を改装し博物館を開館。さらに2020年7月に松本市内の別の場所(松本市筑摩)にある土蔵に本拠地を移して展示スペースを拡大、2024年6月に長野県知事から特定非営利活動法人(NPO法人)としての認証を受けた。
現在は真空管ラジオ2,000台、トランジスタラジオ(ラジカセ含む)1,000台、電気蓄音機関係(ステレオ、オーディオ機器含む)150台、テレビ受像機70台、スピーカー、アンテナなど100台、電話機60台、家電製品80台、蓄音機15台という膨大な所蔵品の中から、厳選したラジオ約70台、電蓄3台、ステレオ3台、テレビ15台、ビデオデッキ2台、家電製品20点、関連資料約50点を常設展示。さらに企画展の内容に応じて展示機器の入れ替えを行っているという。
同館では、毎年テーマを決めて企画展を行っているが、今年は日本のラジオ放送が始まって100周年を迎えることから「ラジオ放送開始百周年記念展」を開催、草創期のラジオ放送に使われた機材を展示しラジオの原点に触れる機会を提供するという。
同館は「日本のラジオ放送が始まってから100年、AMラジオ放送はほぼ同じ周波数、形式で続き現在に至っています。民放AM局のFMへの移行が計画されていますが、かつてテレビにお茶の間の中心の座を奪われても、トランジスタラジオの普及によりパーソナルなメディアに移行してラジオは生き残ってきました。現代においてもいち早くradiko.jpを始めるなど、メディアの変化をとらえて変化を続けています。ラジオ放送の形式は音声メディアの形として残っていくでしょう」と述べている。

企画展「ラジオ放送開始百周年記念展」出展一覧(目録より)
同館の開館時間とアクセスは次のとおり。なお同館は2020年7月に松本市中央2丁目(中町通り)から松本市筑摩3丁目へ移転しているので、過去に訪問した方は注意していただきたい。
日本ラジオ博物館
★住所: 390-0821 長野県松本市筑摩(つかま)3-10-1
電話:0263-27-2535(開館時間のみ)
★2025年の開館日:
・土日、祝日
・ゴールデンウィーク(2025年4月26~29日、5月3日~5月6日)
・お盆休み期間 (2025年8月9~17日)
※2025年の開館は3月15日(土)より。12月下旬からは冬季休館
★開館時間: 昼12時~16時(最終入館時刻:15時45分)
★入場料(常設展、特別展共通):
・大人 500円
・15歳以下 200円
・小学生以下 無料
・障がい者手帳をお持ちの方 大人200円(介助者も)、15歳以下無料
★アクセス:
・徒歩:JR松本駅お城口(東口)から徒歩25分
・バス:JR松本駅お城口
21番乗り場より、ぐるっとまつもとバス(タウンスニーカー南コース)、「西筑摩(にしつかま)」下車徒歩7分
(乗り場、路線などは アルピコバスホームページ 参照)
・車:長野自動車道松本ICより25分、塩尻ICより「しののめの道」経由で20分
無料駐車場3台(他に臨時駐車場)あり

最寄りバス停「西筑摩(にしつかま)」からのアクセスマップ
春休みやゴールデンウィークに信州旅行を兼ねて立ち寄ってみてはいかがだろうか。
また同館ではホームページ上の「仮想博物館(バーチャルミュージアム)」で多数の所蔵品の展示を行い、いつでも見ることができる。詳細は下記関連リンク参照のこと。
さらに2020年末には館長(理事長)の岡部匡伸氏が
「ラジオの技術・産業の百年史―大衆メディアの誕生と変遷」
という、資料的価値が高い全550ページの書籍も上梓している。こちらは下記のAmazonリンクで購入可能(残部僅少)だ。
●関連リンク:
・日本ラジオ博物館
・日本ラジオ博物館 展示施設ご案内(日本ラジオ博物館)
・ラジオ放送開始百周年記念展(日本ラジオ博物館)
・ラジオ放送開始百周年記念展 出典目録
PDFダウンロード(日本ラジオ博物館)
・アクセス、開館日、料金など(日本ラジオ博物館)
・仮想博物館(バーチャルミュージアム)展示室案内(日本ラジオ博物館)
・日本ラジオ博物館 X(旧Twitter)アカウント
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株式会社エーオーアールはマイクロテレコム社(イタリア)のダイレクトサンプリング受信機「PERSEUS(ペルセウス)22」を、2025年3月中旬から発売開始すると発表した。この製品はWindows PCに接続し専用ソフトウェアで動作する “ソフトウェア受信機” で、HF(10kHz~70MHz)の2チャンネルとVHF(70~225MHz)の2チャンネル(合計最大4チャンネル)を同時に受信でき、帯域全体の受信データを保存し、いつでも復調できる特徴を備えている。価格はオープン。

エーオーアールが発売するマイクロテレコム社(イタリア)のSDR受信機「PERSEUS22」
エーオーアールの製品情報ページから抜粋で紹介する。
マイクロテレコム社製 受信機
4チャンネルダイレクトサンプリングレシーバー
「PERSEUS22」
株式会社エーオーアールは、microtelecom社製4チャンネルダイレクトサンプリングレシーバー「PERSEUS22」を発売いたします。
・周波数範囲 HF:10kHz~70MHz×2、VHF:70MHz~225MHz×2
・アンテナ端子 SMAコネクタ×4
・Windows PC専用ソフトウェア付属
・受信データ記録/再生、ダイバーシティ受信、ジオプロッター、メモリーマネージャー

PERSEUS22のフロントパネルとリヤパネル
<PERSEUS22の特徴>
★4チャンネルレシーバー
PERSEUS22は、10kHz~225MHzまでの連続周波数カバレッジを備えた、4チャンネルのダイレクトサンプリングレシーバーです。HFバンド10kHz~70MHz×2、VHFバンド70MHz~225MHz×2の範囲で設定ができ、スペクトラムウィンドは4つまで表示できます。中波から短波、FM放送、VHFエアーバンドまで幅広くご使用いただけます。
※VHFバンドは70~112MHz、112~162MHz、162~240MHzに区分けされ、チャンネル間で連続する区分の周波数は設定することはできません。

4チャンネルレシーバー動作画面
★ダイバーシティ機能
同一周波数を2つのアンテナで受信するダイバーシティ機能では、信号を合成することでSNRを高め、より微弱な信号の受信が可能になります。入力信号間の振幅と位相差を自動で追跡するオートモードの他、振幅比と位相差をカラーピッカーで設定するマニュアルモードが選択できます。
★ジオプロッターによる、さまざまな統合機能
PERSEUS22には、さまざまな統合機能が搭載されています。
・WSJT-X:PERSEUS22と同じPC上で接続され、FT8等のデコードが可能になります。
・WRTH:国際ラジオ局のデータベースを元に、送信元の位置情報がプロットされます(ログイン必要)。
・QRZ:アマチュア無線局のコールサイン等の情報を表示します(ログイン必要)。
・NOAA:電離層の予測データをネットワーク所得して、画面上にプロットします。
★受信データの記録/再生機能
PERSEUS22本体で受信したデータはPCソフトウェアで復調処理されます。復調前のデータはPCに保存することができ、いつでも再生することが可能です。再生時にはリアルタイム受信と同様に復調することができます。
※受信データ記録容量:記録時間1分あたり(ファイル形式.WAV)
・チャンネル数1:約900MB
・チャンネル数2:約1800MB
・チャンネル数3・4:約3600MB(sampling Rate 2Msps、1.6MHzスパンの場合)
※全てのチャンネルは、高SNRの14ビットA/Dコンバーターによって同期的にサンプリングされ、FPGA上に実装されたソフトウェアコンバーターによって処理されます。出力はUSB3.0コントローラーによってホストPCにルーティングされるため、広帯域IFアプリケーションが可能になります。全てのチャンネルには、アッテネーター、プリセレクションフィルター、プリアンプを備えたアナログフロントエンドが含まれます。
★メモリーマネージャー
周波数、復調モード、名称、緯度経度などの情報をBANK1からBANK6まで登録することができます。メモリーした情報はいつでも簡単に読み出すことができます。

メモリーマネージャー画面
★復調モード
・HFチャンネル:AM、SAM/QSAM、CW/CWr、RTTY/RTTYr、LSB、USB、FM、WFM、IQ
・VHFチャンネル:AM、CW/CWr、RTTY/RTTYr、LSB、USB、FM、WFM、DAB+、IQ
★メモリーマネージャー
周波数、チャンネル名称、復調モード、位置情報などを各バンド毎に登録ができます。
★フロントエンド
アッテネーター、プリセレクションフィルタ、プリアンプ
★その他搭載機能
Sメーター、スケルチ、AGC、NR、NB、Notch、IFBW、音量調整
★スペクトラムウィンド/ウォーターフォール
マーカー機能、ピークサーチ、シグナルトラッキング、アベレージ、カラー変更
詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・製品情報 PERSEUS22(エーオーアール)
・直販サイト AOR Direct ※3月4日現在、PERSEUS22は未掲載
・PERSEUS22(microtelecom社)
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「アマチュア無線家の皆様がいま知りたい話題などを、いろいろな方にお電話をつなぎ、詳しい情報をお聞きしたいと思います」という、茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」の独自制作によるアマチュア無線番組「ビームアンテナ」が2023年7月2日にスタートした。番組は毎週日曜日の21時~21時30分に放送、MCは徳間ジャパン所属の演歌歌手で第2級アマチュア無線技士のJI1BTL 水田かおりが担当している。
新たな音声ファイルが公開されたのは2025年3月2日(日)21時からの第87回放送。前半はJARL奈良県支部の南支部長(JN3ANO)が電話で登場し、3月16日(日)に葛城市で開催される「 JARL奈良県支部大会/ハムの集い 」を案内した。
番組後半ではアマチュア無線ニュースサイト hamlife.jpのスタッフが、最新のアマチュア無線界の話題と番組収録前(今回は2/22~2/28)に同サイトに掲載された記事の中で、特に注目されたものをピックアップして紹介、水田かおりとあれこれ語りあった。
●関連リンク:
・ビームアンテナ 放送済み音源公開ページ
・FMぱるるん
・palulun.net
The post <JARL奈良県支部長が3月16日開催「奈良県支部大会 ハムの集い」を案内>ラジオ番組「ビームアンテナ」、第87回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2025年3月2日(日)15時からの第554回放送。今回もアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏が出演し、2月19日(水)発売の「CQ ham radio」の2024年3月号の内容から、別冊付録「最新アマチュア無線キーワード2025年版」にちなみ、最近のアマチュア無線で見聞きする“トレンド用語”(SD会議、POTA、SOTA、FT8のSuperFoxモード、サイクル25、DMRトランシーバーなど)の解説を行った。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls 放送済み音源公開ページ
・CQ ham for girls Facebookページ
・palulun.net
The post <アマチュア無線の “トレンド用語” 解説>CQ ham for girls、第554回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .

日本における、2025年3月3日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。3月に入って、3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局、5エリア(四国管内)の四国総合通信局、6エリア(九州管内)の九州総合通信局、7エリア(東北管内)の東北総合通信局、そして6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所からそれぞれ更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
The post 近畿、四国、九州、東北、沖縄の各エリアで更新---2025年3月3日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 first appeared on hamlife.jp .

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2025年3月3日時点で、アマチュア局は「345,581局」の免許情報が登録されていた。前回紹介した2025年2月24日の登録数「345,822局」から、1週間で241局ほど減少している。なお、アマチュア局に関しては、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入されている( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
さらに、2024年12月28日から2025年1月6日まで、年末年始に行われたサイトリニューアル(システム停止)で、メニューなどのデザインが大きく変わった。
今回、2025年3月3日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「345,581局」の免許状情報が登録されていた。前回、2025年2月24日時点のアマチュア局の登録数は「345,822局」だったので、1週間で登録数が241局ほど減少した。

「種類で探す」→「アマチュア局」をクリックすると、ご覧のメニューが表示され、日本国内のアマチュア局について、コールサインなどから許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報が検索できる

2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
↓この記事もチェック!
< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
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「アマチュア無線に関する最新情報を提供し、アマチュア無線のおもしろさを伝える電子マガジンで、スポンサーメーカーだけではなく、JAIA会員各メーカーの製品情報も掲載しています」という電子Webマガジン「月刊FBニュース」。通常は “毎月1日” と “毎月15日” に記事の更新を行っているが、きょう2025年3月3日にはニュース2本のほか、お馴染みの「My Project」「今更聞けない無線と回路設計の話」「アマチュア無線の今と昔」「日本全国・移動運用記」「MasacoのFBチャレンジ!」など7本の連載が更新している。
2月1日号で掲載されたニュースは「JARL、4月1日からアワード申請料金等を改定」「西日本ハムフェア直前情報」の2本。その他記事ではお馴染みの「日本全国・移動運用記」「My
Project」「今更聞けない無線と回路設計の話」「アマチュア無線の今と昔」「MasacoのFBチャレンジ!」など7本が更新した。
このうちJP3DOI 正木氏の「My
Project」では、ハンディトランシーバーにつけるハンドストラップを自作し、自分のリグを表現する
“オシャレな要素”となりうるか試してみるという記事を掲載している。
月刊FBニュース2025年3月1日号へは下記関連リンクより。次回は3月17日(月)の記事更新を予定している。
●関連リンク: 月刊FBニュース2025年3月1日号
The post <見よう見まねでハンディ機のストラップを作ってみた>「月刊FBニュース」2025年3月1日号きょう公開 first appeared on hamlife.jp .

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2025年3月2日(第635回)の放送の特集は、リスナーに英語に親しんでもらう企画「ハムハムイングリッシュ」の3月号。今回もARRL LetterとAmateur Radio Dailyからピックアップした4つの話題を英語で紹介している。
公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第635回の配信です
The post <ハムハムイングリッシュ>ハムのラジオ、第635回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .

2025年3月9日(日)に愛知県名古屋市内をコースとして2万人が参加する「名古屋ウィメンズマラソン2025」では、テレビ生中継のため1200MHz帯を一次業務のFPU(放送事業用無線局)が使用する。このため名古屋市とその周辺の1200MHz帯レピータ(D-STAR/アナログ)が、3月5日(水)から3月9日(日)の5日間、日中の時間帯に停波を行う。JARL D-STAR NEWSが利用者に注意を呼びかけている。

「名古屋ウィメンズマラソン2025」公式サイトトップページより
テレビ局の生中継などで使用する放送事業用無線局(FPU=Field Pickup)が、一次業務として1200MHz帯を使用するケースが増えている。3月9日(日)の「名古屋ウィメンズマラソン2025」では同周波数帯のFPUシステムを使用している東海テレビ放送が生中継を行うため、干渉の可能性がある名古屋市内と周辺地域の1200MHz帯アマチュア無線レピータに対し、運用調整(停波)要請があった模様だ。同マラソンにおける停波要請はこれで9年連続となる。
なお同マラソンの生中継は、フジテレビ系全国ネットで3月9日(日)9:00~11:50、東海地区ローカル(東海テレビ)で3月9日(日)13:00~14:00に行われる。
JARL D-STAR NEWSで発表された、停止するレピータと停波要請の時間帯を整理して紹介しよう。なおレピータ局によっては管理上の都合などから、要請のあった時間帯よりも長く停波することもありえるので注意が必要だ。またここで発表されているD-STARレピータ以外に、名古屋市と尾張の一部のアナログレピータの1200MHz帯も停波するという。
<停止する1200MHz帯レピータ局>
(1)JP2YGE(愛知県豊明市沓掛町)
DV 1291.69MHz、DD 1290.125MHz
(2)JP2YGG(愛知県名古屋市昭和区妙見町)
DV 1291.67MHz、DD 1290.375MHz
(3)JP2YGI(愛知県名古屋市千種区不老町)
DV 1291.63MHz、DD 1270.125MHz
(4)JP2YGK(愛知県春日井市鳥居松町)
DV 1291.65MHz、DD 1290.625MHz
<停波要請時間>
2025年3月5日(水):13~18時
2025年3月6日(木):13~18時
2025年3月7日(金):9~16時
2025年3月8日(土):5~16時
2025年3月9日(土):5~16時
※実際の停波時間は各レピータにより前後することがある
詳細は下記関連リンクのJARL D-STAR NEWS参照のこと。
●関連リンク:
・2エリアネットワークの1200MHz帯一時停波のお知らせ(JARL
D-STAR NEWS)
・名古屋ウィメンズマラソン2025
・名古屋ウィメンズマラソン2025 コース交通規制図
The post <「名古屋ウィメンズマラソン2025」FPU中継のため>3月5日(水)から9日(日)までの日中、愛知県名古屋市と周辺の1200MHz帯レピータが停波 first appeared on hamlife.jp .

先週のアクセスランキング1位は、山梨県南都留郡山中湖村の国道において、関東総合通信局と山梨県警富士吉田警察署と共同で不法無線局の取り締まりを実施し、その様子をNHKニュース「山梨 NEWS WEB」が伝えたという記事。関東総合通信局の報道発表によると、今回の取り締まりで自己の運転するダンプに免許を受けずにアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設していた山梨県南アルプス市の1名(70歳)が電波法第4条の違反容疑で摘発されたとしている。そのほか、5位と8位にも電波法違反関連記事がランクイン。関心の高さがうかがえる結果となった。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
続く2位は、九州を代表するテーマパーク「ハウステンボス」の近くで、高さ15m以上はあると思われる四角い自立タワーと、10mほどのパンザマスト(鉄製の円筒を差し込みながら柱にしたもの)が敷地内に立つ、元の家主がアマチュア無線家だったと思われる平屋中古物件が350万円で売り出され関心を集めている話題。hamlife.jpスタッフが現地を訪れて確認したところ、立地は南側に大きく開けていて、直線で1kmの距離にある内海の大村湾を眺望できるロケーションだが、昭和42年に建てられた家屋はそのまま住める状態にはないようで、リフォームか、いっそ更地にしてリモートシャックやセカンドハウスにするのが良さそうな物件だった。
3位は、“宇宙まで届けアマチュア無線、アマチュア無線で星に願いを!!”と題して、「ふじのくに静岡アマチュア無線グループ(JJ2YLX)」が発行を開始した「コスモ(cosmo)アワード」のニュース。国内のアマチュア無線局と指定した局数の交信と合わせて、メンバー局が発行する25種類の「特定QSLカード(月別星座カード12種類/太陽系惑星8種類/人工衛星4種類/天の川1種類)」などを集めるというルールで、合計4クラスに分かれている。交信有効期間は2025年3月1日から2026年12月31日までで、アワード申請の受け付けは2025年6月1日から2027年3月1日まで(アワード発行は2025年7月1日から)。申請手続き料は300円。そのほか、PDF版での受け取る場合は費用はかからないが、紙印刷を希望する場合は印刷代・送料として+300円が必要となる。
4位は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)、日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)、CQ出版社の後援で、昨年(2025年)5月から7月にかけて “若い世代にとって魅力あるアマチュア無線とするためのアイデア” を公募する「アマチュア無線の魅力向上アイディアコンクール」が行われ、期間中に191件の応募が寄せられた。その審査結果と8件の入賞作の概要は「ハムフェア2024」会場で発表されたが、提案者の承諾が得られた116件の応募作品について、JARDホームページで公開準備が進められているという情報だ。応募作品116件の公開は2025年3月末ごろになる見込みだが、hamlife.jpではアイディアコンクール実行委員会から提供を受けた「公開予定作品」のリストを、記事の中で先行掲載した。
「アマチュア無線の魅力向上アイディアコンクール」応募作品の公開予定リスト
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<1名を電波法違反容疑で摘発>NHKニュース、山梨県内の国道において関東総合通信局と富士吉田警察署が合同で実施した不法無線局の取り締まりの様子を報道
2)<敷地内に自立タワーとパンザマストが立つ>大村湾を望む高台&最寄り駅から徒歩8分(490m)にある長崎県東彼杵郡川棚町の平屋中古物件が350万円で販売中
3)<交信有効期間は2025年3月1日から2026年12月31日まで>アマチュア無線で流れ星に願いを!! 静岡アマチュア無線グループ(JJ2YLX)が「コスモ(cosmo)アワード」を発行
4)<公開予定116件のリストあり>「アマチュア無線の魅力向上アイディアコンクール」、まもなく応募作品を一般公開
5)<アマチュア無線での不法運用者に対して警告メッセージを送信&指導>東北総合通信局、「電波規正用無線局」とJARL「ガイダンス局」との連携運用の様子をリポート
6)<製品の特徴と技術解説を満載した1冊!>アイコム、Web版書籍「IC-7760のすべて」(PDF、全84ページ)の無料公開を開始
7)<発行対象は海外受信のみ>NHKのラジオ国際放送、2025年3月20日放送分の受信報告をもって「ベリカード」の発行を終了
8)<山梨県鰍沢警察署と協力して不法無線局の取り締まり>関東総合通信局、アマチュア無線機を免許を受けずに設置していた運転手2人(36歳と59歳)を摘発
9)<正式版は2年1か月ぶりの登場>FT8などの通信用ソフトウェア最新版「WSJT-X 2.7.0」がリリース
10)<2025年3月1日から申請を受け付け>A4マニアックス、自社でデザインしたQSLカードを対象とした「A4マニアックスアワード」を発行&QSLカード発行者に副賞
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