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hamlife.jp (2024/11/28 7:35:33)
現在データベースには 6132 件のデータが登録されています。
ホテル内の一室にシャック(無線部屋)を設け、アマチュア無線の社団局(JJ2YSU)を開設している、リゾートホテル「伊良湖ホテル&リゾート」( 2022年3月22日記事 )。アマチュア無線のアンテナとともに、ホテル屋上に本格的な装置を有する「伊良湖ホテル天文台」は人気アクティビティの1つだが、今回、同ホテルと天文クラブ、アマチュア無線クラブ主催による、天文・無線ファン向け南極講座「南極の宙と無線」を、2022年9月3日(土)14時から15時30分、愛知県名古屋市内で開催(会場20名&ネット視聴100名、無料の限定イベント)することになり、受け付けを開始した。当日の講師は、南極昭和基地アマチュア無線局「8J1RL」の運用情報などを伝えるブログ「こちらは8J1RL南極昭和基地です」でお馴染みの吉川康文氏(JG2MLI)が行う。
天文・無線ファン向け南極講座「南極の宙と無線」。副題には「オーロラ帯が通る絶好の位置、昭和基地でのオーロラ観測、そして、はるか遠くへ結ぶアマチュア無線体験」とある。ネット配信での視聴はZoomウェビナーから(抽選による事前登録が必要)
●天文・無線ファン向け南極講座「南極の宙と無線」の概要
日時と場所:
・2022年9月3日(土)14時から15時30分
・gazebo本陣3F(名古屋市営地下鉄 本陣駅徒歩2分)
参加人数など:
・gazebo本陣会場>20名、ネット配信(視聴はZoomウェビナー)>100名
・費用は無料。参加申し込みは専用ページから行う。
講演内容(変更あり):
・昭和基地での仕事、観測
基地での生活とどんな観測が行われ、基地の維持管理のためにどんな人たちが働いているかを紹介。
・サイエンス
オーロラの発生原理、太陽活動との関係について。
・自然、環境
基地周辺の気候や南極で見られる自然現象や極寒の地でしかできない実験、動植物の生態、地球温暖化について。
・そのほか
南極の空(オーロラなど)やアマチュア無線局「8J1RL」の運用について。
講師:吉川康文氏(JG2MLI)
天文・無線ファン向け南極講座「南極の宙」の講師を務める吉川康文氏(JG2MLI)。自身も南極昭和基地へ何度も赴任し、電気制御や宙空圏モニタリング観測を担当。南極・昭和基地「8J1RL」での豊富な運用経験を持つ
30年間、機械、エレクトロニクス分野の設計技術者として、産業用省力化機器、自動車・航空機、金型などの設計と構造解析業務を担当。その技術力を評価され、日本南極地域観測隊越冬隊員として、超高層大気観測(おもにオーロラ観測)に従事。
第53次日本南極地域観測隊(2011~2013)越冬隊 電気制御
第55次日本南極地域観測隊(2013~2015)越冬隊 超高層大気観測
第58次日本南極地域観測隊(2016~2018)越冬隊 超高層大気観測
↓この記事もチェック!
【現地リポート】<無線に触れる、楽しめる機会を提供>リゾートホテル内でアマチュア無線が楽しめる「伊良湖ホテル&リゾートアマチュア無線クラブ(JJ2YSU)」
●関連リンク:
・天文・無線ファン向け南極講座「南極の宙」リーフレット(JJ2YSU)
・天文・無線ファン向け南極講座「南極の宙」参加申込書
・伊良湖ホテル&リゾートアマチュア無線クラブ JJ2YSU
・こちらは8J1RL南極昭和基地です(第53/55/58次越冬隊に参加したJG2MLI 吉川氏が管理)
・南極観測のホームページ(国立極地研究所)
アマチュア無線の電子マガジン「月刊FBニュース」は、毎月1回行う連載記事の掲載タイミングを見直し、2017年10月からは“毎月1日更新”と“毎月15日更新”のバランスを考慮するようになった。きょう2022年8月15日には新たにニュース1本が掲載されたほか、「ジャンク堂」「新・エレクトロニクス工作室」「Summits On The Air(SOTA)の楽しみ」など合計7本の連載記事、および特別寄稿「SHF帯ディスコーン・アンテナの製作」が公開された。
8月15日、新たに公開されたニュースは「ハムフェア2022 開催直前案内」の1本。その他の連載記事の更新状況は次のとおり。
★ジャンク堂 第19回
JH3NRV 松尾氏による連載。総務省の電磁防護指針と電界強度の計算を解説。
★Summits On The Air(SOTA)の楽しみ 第58回
JH0CJH・JA1CTV 川内
徹氏がナビゲートする連載。今回は「山頂からのFT8について-2」と題し、山岳移動時にIC-705でFT8を運用する場合に使っているラズベリーパイのセッティング方法を紹介した。
★From Steve’s Workbench
JS6TMW Steve Fabricant氏による不定期連載。アンテナ切り替えに使用するリレーについて再考察を綴った。
★新・エレクトロニクス工作室 第4回
JE1UCI 冨川寿夫氏による連載。第4回は最大6Vで100mAのミニ電源を製作した。
★FBのトレビア 第37回
Dr.(ドクター)FB氏が電気・電子・無線関係について、ちょっとした情報をやさしく提供。CMOSロジックICの「74HC74」を使い、10MHzの水晶発振器から5MHzと2.5MHzの信号を作り出す分周回路の実験を行った。
★Short Break
電波の発射を感知し、電波が発射されているときだけ点灯する「ON AIRランプ」を製作した。
★ 頭の体操 詰将棋
★特別寄稿第2弾 SHF帯ディスコーン・アンテナの製作
JH3OUI
中谷氏の寄稿第2弾。今回は中心周波数5.7GHz、最低使用周波数2.4GHzのディスコーン・アンテナの製作にチャレンジした。
それぞれの記事は下記関連リンクから読むことができる。次回の記事更新は9月1日を予定している。
● 関連リンク:
・月刊FBニュース2022年8月号
・月刊FBニュース Facebookページ
プロにも愛用されているモールス通信用電鍵(キー)のメーカーとして知られる有限会社ハイモンド・エレクトロ社(静岡県御前崎市)が、2022年10月1日から現行製品8モデルの価格を改定することを公式ページで発表した。
ハイモンド・エレクトロ社の発表と新旧価格は次のとおり。なお同社発表の価格は「本体価格」で記載されている。消費税が別途掛かるので注意が必要だ。
ハイモンド製品(2022年10月1日より)価格改定のお知らせ!
平素は格別のお引き立てを賜り誠に有難うございます。早々ではございますが、昨今の値上がりの波も当社にも及んでまいりました。2022年10月1日より価格改定をさせて頂きます。別途消費税10%の適用となります。ご理解の程宜しくお願いします。
・HK-704:12,000円 → 15,000円
・HK-705:4,000円 → 5,000円
・HK-706:7,500円 → 9,000円
・HK-708:6,500円 → 8,000円
・HK-709:7,500円 → 9,000円
・MK-705:13,000円 → 15,000円
・MK-706:9,000円 → 10,000円
・TC-701:4,500円 → 6,000円
なお、上記8モデル以外の同社製品(HK-802、HK-807、HK-808、HK-8、HK-702、HK-1999Z、MK-702、MK-704、MK-704Z、RP-4A一般用、EK-103Z)はすでに完売または製造中止となっている。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・ハイモンド製品(2022年10月1日より)価格改定のお知らせ(ハイモンド・エレクトロ社)
・ハイモンド・エレクトロ社 公式ページ
CQ出版社は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)編による「アマチュア局用電波法令抄録 2022/2023年版」を2022年8月30日に発売する。電波法やアマチュア無線運用のための関連条文、告示を網羅。A5サイズで208ページ、価格は1,650円(税込み)。
「アマチュア局用電波法令抄録 2022/2023年版」表紙
アマチュア無線局に備え付けを要するものとして「時計、業務日誌、無線検査簿、電波法令集または抄録」が規定されていたのは過去の話。時計と業務日誌は1992年末の告示、無線検査簿は2009年7月の告示、電波法令集または抄録は2009年7月の省令改正で、それぞれアマチュア局は備え付けが省略できるようになった。
とはいえ、最新の電波法令抄録を手元に置いておけば、いま有効なアマチュア無線関係の法令や告示をすぐチェックできるので便利であることは間違いない。今回発行の同書には2022年6月30日官報掲載までの改正をまとめている。
「アマチュア局用電波法令抄録」の新刊は、毎年春(2~3月)に発行される場合と12月に発行される場合が多い。ここ6年間で見てみると「2014/2015年版」「2015/2016年版」「2019/2020年版」は2~3月、「2017年版」「2018/2019年版」「2020/2021年版」は12月、そして今回の「2022/2023年版」は珍しく8月末の刊行だ。
・「2014/2015年版」→2014年2月刊行
・「2015/2016年版」→2015年2月刊行
・「2017年版」→2016年12月刊行
・「2018/2019年版」→2017年12月刊行
・「2019/2020年版」→2019年3月刊行
・「2020/2021年版」→2019年12月刊行
・「2022/2023年版」→2022年8月刊行
CQ出版社は「アマチュア局用電波法令抄録 2022/2023年版」について、「自動車の運転と同様に、無線局の運用には法令の理解が欠かせません。そのためアマチュア局には、最新の「電波関係法令集」を備え付けておくことをお勧めします。すべての法令を網羅している電波法令集は、とてもぶ厚く、アマチュア局には関係ない部分も多くあります。『アマチュア局用電波法令抄録2020/2021年版』は、アマチュア局を運用するために必要な法令だけを、過不足なくまとめています。また法令の前後の関係もよくわかるので、アマチュア無線技士国家試験を受験される方の参考書としても必携の書といえるでしょう」「法令の前後の関係もよくわかるので、アマチュア無線技士国家試験を受験される方の参考書としても、必携の書といえるでしょう」と説明している。
<掲載内容>
●電波法
●電波法施行令
●電波法関係手数料令
●電波法施行規則
●無線局(基幹放送局を除く)の開設の根本的基準
●無線局免許手続規則
●無線従事者規則
●無線局運用規則
●無線設備規則
●特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則
●登録検査等事業者等規則
●アマチユア局関係告示
・アマチュア局が動作することを許される周波数帯
・アマチュア局の無線設備の占有周波数帯幅の許容値
・簡易な免許手続を行うことのできる無線局
・許可を要しない工事設計の軽微な事項
・免許を要しない無線局の用途並びに電波の型式及び周波数
・工事設計書の記載の一部を省略することができる適合表示無線設備
・臨時に開設するアマチュア局の無線設備の操作を行う場合
・金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う総務大臣が別に告示する業務
・アマチュア局の無線設備をその操作ができる資格を有する無線従事者以外の者が行う場合の条件
・アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別
・免許人又は登録人以外の者が行う無線局の運用を、当該免許人がする無線局の運用とする場合
・アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号
・通信方法の特例
・アマチュア局の送信設備から発射される電波の特性周波数の測定を行うための装置
・時計,業務書類の省略等
・外国のアマチュア無線技士の資格、操作の範囲、操作を行おうとする場合の条件
・無線設備の設置場所の変更検査を受けることを要しないアマチユア局
・アマチュア局に対する広報を送信する無線局の運用
・自国のアマチュア局と他国のアマチュア局との無線通信を禁止している国等
・申請又は届出を電子申請等により行う場合において、電磁的記録を送信することにより提出することができない書類等
・無線設備の空中線電力の測定及び算出方法
・総務大臣が定める無線設備
・人体が電波に不均一にばく露される場合その他 総務大臣が不合理であると認める場合の電波の強度の値を定める件
・無線設備から発射される電波の強度の算出方法及び測定方法
・無線局免許申請書等に添付する無線局事項書及び工事設計書の各欄に記載するためのコード表
●参考:国際電気通信連合憲章・無線通信規則(抜粋)
発行部数の関係から一般書店での購入は難しいことがあるかもしれない。下記Amazonリンクからの購入をお勧めしたい。
●関連リンク: アマチュア局用 電波法令抄録 2022/2023年版(CQ出版社Web Shop)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)北海道地方本部は2022年8月14日、きたる9月18日(日)に札幌市東区で開催を予定していた「第7回 北海道ハムフェア」を、新型コロナウイルス感染拡大のため中止すると発表した。
「北海道ハムフェア」の案内ページより
JARL北海道地方本部は2022年8月14日、本年9月18日(日)に札幌市東区の札幌総合卸センター「デ・アウネさっぽろ」で開催を予定していた「第7回 北海道ハムフェア」を、新型コロナウィルスの感染者増加のため中止すると発表した。同イベントは2015年の復活以来、2年に一度開かれてきたが、2021年の開催が新型コロナウィルス感染拡大で見送られ、2022年9月の開催で準備が進んでいたもの。
実行委員長のJH8HLU 正村氏は公式サイトで「新型コロナウイルス感染症の拡大は止まるところを知らず、北海道内の感染者数も拡大 傾向が続く中、今後の見通しがたたず、ご来場者の皆様と出展者の皆様、運営にあたるスタッフの安全と安心を考慮した結果、安全と安心を十分に確保することができず開催は難しいと判断いたしました。本イベントを楽しみにされておりました皆様と出展のお申し込みをされておりました団体及び個人の皆様、その他すべての関係者の皆様には深くお詫び申し上げますとともに、 何卒事情をご賢察の上、ご理解いただきますようお願い申し上げます」と述べている。
●関連リンク:
・北海道ハムフェア 公式ページ
・北海道ハムフェア中止のお知らせ PDF
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時に再放送も行われるようになった。
2022年8月14日の第502回放送は「KANHAM、東海ハム、そして、ハムフェア!」。7月24日に愛知県名古屋市で開催された「東海ハムの祭典」をリポート、続いて8月20~21日に開催される「ハムフェア2022」の案内と楽しみ方を紹介する内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約47分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第502回の配信です
先週のアクセスランキング1位は、AM/SSB/FMの基本モードに対応し、デジタルモードFT8のプリセットを装備した、八重洲無線株式会社の新しいHF/50MHz帯トランシーバー「FT-710」( 2022年7月8日記事 )について、「FT-710 AESS(Acoustic Enhanced Speaker System)」という型番(送信出力別に3タイプを用意)を付けて、発売開始は8月下旬からであること、標準価格が外部スピーカー(SP-40)をセットにして、3タイプいずれも154,000円(税込)であることを、同社が取引先の無線ショップへ告知した記事だった。
2位は、近畿総合通信局が総務省が公表した「令和3年度無線設備試買テストの中間結果報告(第3次)」に基づき( 2022年7月6日記事 )、技術基準等に適合していない無線設備を販売する業者7者に対して、販売中止や回収するなど、あわせて技術基準等に適合しない無線設備を販売しないように努めてほしいと文書で要請を行ったニュース。総務省では、電波法に定める技術基準を満たさない無線設備が市場に流通し、ほかの無線局に混信などの妨害を与える事例が発生していることから、定期的に市場で販売されている無線設備(トランシーバー、FMトランスミッター、ワイヤレスマイクなど)を購入し、電波の強さの測定を行う「無線設備試買テスト」を実施している。
今回の試買テストで、電波法で定める無線局の免許が不要となる「発射する電波が著しく微弱な無線局」の許容値を越えていることが判明した無線設備の一部。試買テストや無線LANブースタに混じって、見慣れた!?トランシーバーも数機種あった
続く3位、4位、5位には、2022年8月20日(土)と21日(日)に東京・有明の東京ビッグサイトで、3年ぶりに開催される「ハムフェア2022」に出展するクラブブース情報がランクインした。3位は「ラジオライフ無線クラブ(JJ1YQF)のブースにモチゴメクラブの2人(グッズ販売)と琴羽しらす(アイボールQSO)がやってくる」、4位は「<初日と2日目、4名ずつ分けて参加>アマチュアキットクリエイターズ(AKC)、メンバー8人が数量限定でオリジナルキット&完成品を頒布」、5位は「無線雑貨の店『HAM-NET』、無線機と動物のストラップや中古無線機などオリジナル商品を中心に販売」。さらに、アイコム株式会社がハムフェア会場で“謎”の新製品発表の予告を行っている記事が9位となっている。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<外部スピーカー付属、8月下旬発売予定>八重洲無線、HF/50MHz帯の新製品「FT-710 AESS」の標準価格を発表
2)<無線設備試買テスト結果に基づき>近畿総合通信局、技術基準等に適合しない無線設備を販売する7業者に対して販売自粛/販売中止/回収を要請
3)【ハムフェア2022】ラジオライフ無線クラブ(JJ1YQF)のブースにモチゴメクラブの2人(グッズ販売)と琴羽しらす(アイボールQSO)がやってくる
4)【ハムフェア2022】<初日と2日目、4名ずつ分けて参加>アマチュアキットクリエイターズ(AKC)、メンバー8人が数量限定でオリジナルキット&完成品を頒布
5)【ハムフェア2022】無線雑貨の店「HAM-NET」、無線機と動物のストラップや中古無線機などオリジナル商品を中心に販売
6)<2件の改善と不具合の解消、軽微な変更>アイコム、IC-9700の新ファームウェア「Version 1.32」を公開
7)<屋外での運用マナーに十分注意しよう>8月6日(土)21時から8月7日(日)15時まで、JARL主催「第65回 フィールドデーコンテスト」開催
8)<免許を受けずにアマチュア無線機を普通乗用車に設置>北海道総合通信局、札幌方面豊平警察署とともに不法無線局開設容疑で1名を摘発
9)<大分県大分南警察署と共同で取り締まり>九州総合通信局、国道10号線で不法アマチュア無線や不法CB無線を開設していた運転手2名を摘発
10)【ハムフェア2022】<8月20日(土)午前10時に発表>アイコムの公式Twitterが“謎”の新製品発表予告を掲載
電波新聞社は2019年夏に刊行した「令和版 BCLマニュアル」を大幅増補・改訂し最新情報を満載した「令和版 新・BCLマニュアル」を2022年8月30日に刊行する。同書は8月20~21日に開催される「ハムフェア2022」の電波新聞社ブース(B-02)でも部数限定の先行販売を予定しているという。B5版で総ページ数は304P。価格は2,860円(税込)。
電波新聞社「令和版 新・BCLマニュアル」表紙
電波新聞社は“BCLの神様”と言われた放送評論家の故 山田耕嗣氏(旧コールサイン:JH1KFY、JR3RMJ)の執筆による「BCLマニュアル」を1975年に刊行、その続編や月刊誌「ラジオの製作」の連載などでBCLブームを牽引してきた。
2019年夏には「令和版 BCLマニュアル」というタイトルで同書を復刊、大きな反響を呼んだが、このほど、その内容を大幅増補・改訂した「令和版 新・BCLマニュアル」を2022年8月30日に刊行することが決定した。
電波新聞社は「令和版 新・BCLマニュアル」について、「2019年から2022年までのBCLトピックスはもちろんのこと、最新のデジタル受信機(SDR、DSP受信機)の紹介やBCL用のアンテナ、デジタル放送の受信方法などの記事を追加したものといたします」として、次のような項目を告知している。
★歴代ラ製BCLコーナー担当者登場
★BCLの楽しみかた
★電波の知識
★日本語放送のすべて
★中波やFM局を受信しよう
★公益・業務無線局とアマチュア無線局
★日本の愛好家へ呼びかける台湾の市民無線家たち
★ライセンスフリー無線を受信しよう
★魅惑の27MHz帯受信
★最新・受信設備のすべて
★BCL実践ガイド
★BCLに便利な機器を自作しよう
★便利なBCL資料編
書店での発売は8月30日を予定しているが、8月20~21日に東京ビッグサイトで開催される「ハムフェア2022」の電波新聞社ブースで部数限定の先行販売が行われるという。なお、「電波新聞社」のブース番号「B-02」は、「【ハムフェア2022】<企業、クラブなど162団体が参加>事前にチェック! JARL、『ハムフェア2022』会場内のブース配置図(小間割り)を発表」の既存記事( 2022年7月18日記事 )で場所の確認ができる。
ハムフェア2022に参加しない場合は、下記のAmazonリンクからの予約購入が便利で確実だ。
●関連リンク: 電波新聞社 書籍案内
日本における、2022年8月13日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。同総合通信局からは、8月に入って2回目の更新発表となる。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
講談社「コミックモーニング」誌に連載された「快晴旅団」をはじめ、「ジェットストリームミッション」「STRANGER」などの作品で知られる漫画家、あびゅうきょ(本名:安部幸雄氏、JH1EAF)は、約2年にわたり執筆してきたアマチュア無線が主題で“無線女子”が主人公のオリジナル自費出版漫画、『「む」は無線の「む」』(総ページ数80P)をこのほど発刊、8月13日の「コミックマーケット100」、8月20~21日の「ハムフェア2022」、9月4日の「コミティア141」会場(いずれも東京ビッグサイト)で頒布(一部委託)するという。
あびゅうきょ工房の新刊『「む」は無線の「む」』表紙
あびゅうきょ工房を主宰する安部幸雄氏(JH1EAF)は、「あびゅうきょ」のペンネームで活躍する漫画家だ。その作風は、緻密な描写と現代社会を鋭く風刺した作品は印象に残りインパクトがある。ファンも多い。今回の新刊について、あびゅうきょ工房からの告知を抜粋・整理して紹介する。
アマチュア無線を主題としたオリジナル自費出版漫画
『「む」は無線の「む」』頒布のお知らせ
漫画家あびゅうきょ(JH1EAF)が、2年近くにわたって執筆してきた「無線女子」中編漫画をこの夏発刊します。アマチュア無線・BCL版『ゆるキャン△』『ヤマノススメ』テイストを基礎に、SFファンタジー的要素も含めた完全オリジナル書き下ろし作品です。
・タイトル: 『「む」は無線の「む」』
・作: あびゅうきょ
・発行: あびゅうきょ工房
・総ページ: 80P(本編72P)
・版: A5(コミックス装丁)
・頒布価格: 1,000円(税込み)
●『「む」は無線の「む」』ストーリー
舞台は東京多摩地方。フィールドでQRP移動運用を楽しむビギナーアマチュア無線クラブ「聖少女電波旅団」7J1YΩΔ(ヤンキー、オメガ、デルタ)、旅団長は7J1ΠΔΣ(パイ、ロー、シグマ)陽炎不知燈(かげろうしらぬひ)。
首都圏近郊の丘陵や公園に集って、緩く無線に勤しむ何処にでも居そうな普通の少女。しかし彼女たちは地球の超高層大気現象に伴う繊細な波動とシンクロすることが可能な特殊能力を持っていた。
そんな電波不思議少女による、さまざまなフィールドでの特殊移動運用や、謎の電波受信体験を描きます。時空を超えた超常伝搬をキャッチし、遥か虚空からの「声」を追い求めるミステリアスウェーブストーリー。
<各話サブタイトル>
・第1話「ようこそ!『聖少女電波旅団』へ」
・第2話「夜光雲の黄昏」
・第3話「人工オーロラの夜」
・第4話「電信能の舞」
『「む」は無線の「む」』より
『「む」は無線の「む」』より
『「む」は無線の「む」』より
『「む」は無線の「む」』より
『「む」は無線の「む」』より
●頒布イベント情報
以下のイベントには「あびゅうきょ工房」でサークル参加します。
★コミックマーケット100
・会場:東京ビッグサイト
・日時:2022年8月13日(土)10:30~16:00
・スペース:東1ホール F-46b
★コミティア141
・会場:東京ビッグサイト
・日時:2022年9月4日(日)11:00~16:00
・スペース:東ほ25a
以下のイベントは企業ブースでの委託販売になります(※本人の立ち会いなし)
★ハムフェア2022
・会場:東京ビッグサイト 南3・4ホール
・日時:2022年8月20~21日
・委託先 企業ブース:B-04
このほか、漫画書店の委託通販(とらのあな、メロンブックス等)も予定しています。
漫画家あびゅうきょの安部幸雄氏(JH1EAF)は、hamlife.jpに寄せたコメントで「今回の発刊は自費出版ベースでの出版ですが、将来的には商業誌展開を目指すべく、これを布石とするプロモーションも兼ねたプロジェクトです」と述べた。
さらに「ハムフェア2022」に来場するアマチュア無線家に向けて「今年は、いつもご厚意でスペースをお借りしている“秋葉原BCLクラブ”が出展お休みのため、企業ブースに委託として本を置かせていただくことになりました。私本人は頒布に立ち会えませんが、毎年ハムフェア会場で実施している“JH1EAF 記念QSLカード”は今回も発行予定です。デザインは今回の新刊中表紙イラストです。会場内のどこからかQRVいたします。アイボールできる方にはその場でQSLカードをお渡しします」とメッセージを送っている。
ハムフェア会場からの運用で発行する、JH1EAF 記念QSLカード
新刊『「む」は無線の「む」』と頒布方法の詳細などは下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・『「む」は無線の「む」』脱稿@コミックマーケット100新刊情報(あびゅうきょブログ/快晴旅団)
・あびゅうきょ(pixiv)
・あびゅうきょ公式サイト
・Twitter あびゅうきょ