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hamlife.jp (2024/11/28 4:35:22)
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特別な資格がいらないで交信が楽しめる無線ジャンル「ライセンスフリー無線」。そんな“フリラー(愛好家)”たちが楽しみにしている真夏の祭典! 一斉交信イベント「SUMMER VACATION=サマーバケーション(SV)2022」が、2022年7月30日(土)21時から31日(日)15時までの2日間にわたり開催される。夏休み期間中なので、学生のフリラーの参加が多いのも特長だ。送信出力の弱いライセンスフリー無線だけに、見晴らしのよい、高い場所からの移動運用を思う存分楽しもう。もちろんコロナ禍の折、三密(密集、密接、密閉)を避けて参加することも忘れずに。
お泊りで移動運用が楽しめる真夏のイベントとして、参加局も多い「SUMMER
VACATION(SV)」。ゲリラ豪雨に雷雲など、急なお天気の変化にも十分して、見晴らしとよい場所からライセンスフリー無線を思う存分楽しもう
ライセンスフリー無線愛好家、通称“フリラー”たちが楽しみにしている一斉交信イベント「SUMMER VACATION(SV)2022」が開催される。今回も「三密(密閉、密集、密接)を避け」「ソーシャルディスタンス(社会的距離の確保、人的接触距離の確保)」「感染拡大を予防する新しい生活様式」を守りながらではあるが、ロケーションの良い場所からの移動運用で、遠距離交信を楽しめるチャンスに期待が膨らむ。
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。27MHz帯の合法CB無線(市民ラジオ)では、3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)/8ch(27.144MHz)の使用頻度が高い。
一方、「特定小電力無線」は、周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定して移動。「デジタル小電力コミュニティ無線」は呼び出しチャンネル18chを受信し、交信チャンネルを指定して移動して交信を…。それぞれ効率よく交信を楽しもう!
この時期はEスポ(スポラディックE層)シーズン真っ盛りである。合法CB無線(市民ラジオ)では遠距離交信に期待が持てるほか、特定小電力無線、デジタル簡易無線登録局ではラジオダクト(大気中の通路)の発生で異常伝搬があるかも!? 思い思いの場所に移動し、普段は繋がりにくいエリアとの交信に挑戦してはいかがだろうか。
2019年から新たに加わった、142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」も注目のライセンスフリー無線ジャンルの1つだ。呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。
特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つだ。
ここで注意したいのが、GPS機能を標準装備しているデジタル小電力コミュニティ無線。規格上、GPSデータの送信を止めることができないため、自宅から運用すると、その場所が判明してしまうことになる。その点も十分理解して楽しもう。
なお、フリラー有志により「移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけ」が行われている。「荒天時の対応について」など、詳しくは下記の関連リンクから「2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて」にアクセスして確認してほしい。
Eスポが発生すると8チャンネルすべてが賑わう合法CB無線(市民ラジオ)の一方で、特定小電力無線やデジタル簡易無線登録局は、ラジオダクトの発生で遠距離交信に挑戦しよう。「集中呼び出しタイム」も要チェックだ!
●「SUMMER VACATION=サマーバケーション(SV)2022」実施要綱
■開催日時:
2022年7月29日(土)21:00~7月30日(日)15:00
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル簡易無線登録局
・デジタル小電力コミュニティ無線
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)
・2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて(CITIZENet
)
日本アマチュアSSTV協会(JASTA)はSSTV(Slow Scan Television)のアクティビティ向上のため、日本時間の2022年8月1日(月)9時から9月1日(木)9時までの1か月間にわたり、「第43回 SSTVアクティビティコンテスト」を開催する。交信対象はアマチュア無線の資格を持ちSSTVの免許を受けている局(海外局も含まれる)で、3.5MHz帯以上の自局に免許された周波数帯を使用する。同コンテストは2017年の第40回を最後に休止していたが、昨年、再開を望む声多く3年ぶりに復活したSSTVに特化したコンテストだ。なお、注意事項として「14.230MHz周辺でのコンテストQSOを禁止します。14.330MHz中心に運用してください」と案内している。
コンテストの呼び出し方はとくに定めはなく、ナンバー交換は「RSV符号による相手局のシグナルレポート」+「001から始まる連番(連番の桁が足りなくなったら桁を増す)」。可能なかぎり、自分の顔が写っている画像(手描きのイラストも可)に自局のコールサインとコンテストナンバーを入れて送信するとしている。画像の白黒、カラーは問わない。
完全なコンテストナンバー交換をもって、3.5~28MHz帯(7MHz帯は7.1MHz以上を推奨)は1点、50~430MHz帯は2点、1200MHz帯以上は3点。マルチプライヤーはバンドに関係なく、JAの各エリア、JAを除くDXCCエンティティー(JD1はDXCCエンティティーとしてカウント)、運用日数(1日の運用は1マルチとして、10日間以上運用しても最大10マルチまで)となる。総得点はポイントの和×マルチの和として計算を行う。
なお、「14MHz帯については、14.230MHz周辺はDX通信とのQRMが多いとの各国DXerからのクレームが大きいので、14.230MHz周辺でのコンテストQSOを禁止します。14.330MHz中心に運用してください。海外局には、『他局からのクレーム等で禁止周波数での運用が発覚した場合は“失格”扱いとします』とアナウンスします」と案内している。
ログ提出はJASTAが定めたフォーマットで記入したシートを電子メールのみで受け付ける。締め切りは9月10日(土)まで。詳しくは「第43回 SSTVアクティビティコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第43回 SSTVアクティビティコンテスト規約
・第43回
SSTVアクティビティコンテスト規約(日本語&英語/PDF形式)
・日本アマチュアSSTV協会/JASTA:Japan Amatuer Slowscan Television Assocation
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年7月21日 夜に放送した第532 回分がアップされた。
2022年7月21日(第532回)の特集は「最近の話題」。最近開催されたコンテストについて、HFや50MHz帯の良好なコンディション、7月16~17日の「関西アマチュア無線フェスティバル」会場がにぎわったのではないか? といった話題を紹介。続いて7月30~31日に行われるライセンスフリー無線の交信パーティー「SV2022」の案内を行った。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第532回放送
・QRL Facebookページ
7月27日、近畿総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設していた第三級アマチュア無線技、および第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者に対し、7月27日から43日間にわたる無線従事者の従事停止処分を行った。なお本件は、6月7日に同総合通信局が実施した捜査機関との不法無線局の共同取り締まりで電波法令違反の事実が発覚し、取り締まりを行った地元警察署へ告発した大阪府門真市在住の女に対する処分と思われる( 2022年6月8日記事 )。
近畿総合通信局が発表した内容は次のとおり。
近畿総合通信局は、捜査機関との共同取り締まりで摘発した無線従事者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
違反の概要および行政処分の内容
被処分者:
大阪府門真市在住(45歳)
違反概要:
免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した。
処分内容:
無線従事者(第三級アマチュア無線技士および第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、7月27日から43日間停止する。
《参考》電波法違反適用条文(抜粋)
電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下省略)
電波法第79条第1項(無線従事者の免許の取消し等)
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。
(以下省略)
近畿総合通信局は「法令遵守に関する周知の徹底と電波監視により電波利用秩序の維持を図り電波法令違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
↓この記事もチェック!
<京都府八幡警察署管内で取り締まり>近畿総合通信局、免許を受けず不法にアマチュア無線機を設置していた女を告発
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 近畿総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分-無線従事者の従事停止処分-
株式会社JVCケンウッドは、2022年8月20日(土)と8月21日(日)に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「ハムフェア2022」で、日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)コーナーにおける同社ブース(D-01)の展示内容を事前発表した。「アクティブハムライフ~軽キャンパーでフィールド運用を楽しもう!」をテーマに、発売中の無線機ラインアップを展示しながら、HF帯アマチュア無線機のアウトドアでの移動運用の楽しさを訴求するとしている。また、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載しているアマチュア無線「TM-D710GA」特別仕様モデルも展示。あわせてブース外観イメージも公表した。さらに今回、バーチャル社員でVTuberの「波澄りお(はすみりお)」が映像で登場し、ブース内の各展示コーナーを紹介する。概要は次のとおり。
株式会社JVCケンウッドは、8月20日(土)、8月21日(日)の2日間、東京ビッグサイトで開催される「アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2022」に出展します。
当社ブースでは、「アクティブハムライフ~軽キャンパーでフィールド運用を楽しもう!~」をテーマに、HF帯アマチュア無線機のアウトドアでの移動運用の楽しさを訴求します。また、ケンウッドブランドより発売中の無線機ラインアップを展示し、実機に触れて操作性の確認や受信体験をしていただけるほか、当社バーチャル社員でVTuberの「波澄りお(はすみりお)」が映像で登場し、ブース内の各展示コーナーを紹介します。
1.アウトドアでのHF移動運用の楽しさを訴求
HF帯アマチュア無線機を屋外に持ち出して、アウトドアで移動運用する楽しさを訴求します。軽自動車のキャンピングカー、キャンプセット、当社製ポータブル電源の展示に加え、森の音をライブ配信する当社のインターネットサービス「Forest Notes」による音の演出で移動運用を身近に感じていただきます。
2.HF帯アマチュア無線機のフラッグシップモデルHF/50MHzトランシーバー「TS-990」
トップクラスのDX’erをターゲットとするHF帯アマチュア無線機の当社フラッグシップモデル「TS-990」を展示。デュアルレシーバーの搭載やフルダウンコンバージョン構成などによるシリーズ最高の受信性能を備えた最高級モデルを体験いただきます。
3.DX’erの実戦運用に応えるHF/50 MHzトランシーバー「TS-890」
「TS-990」に搭載した数々の技術を継承させた、同機に次ぐハイエンドモデル「TS-890」を展示。「TS-990」譲りの基本性能と質感を兼ね備え、DX’erの実戦運用に応える高級実戦機を体験いただきます。
4.普及価格帯クラスの実戦機HF/50MHzトランシーバー「TS-590G」
入門者からDX’erまで幅広いユーザーを対象とする普及価格帯クラスの実戦機として、高い受信基本性能を備えた「TS-590G」を展示。操作性や受信性能を体験いただきます。
5.特定小電力トランシーバー、デジタル簡易無線機(登録局)の各種ラインアップを展示
レジャーからビジネスまで幅広く使用可能な特定小電力トランシーバーと、昨年9月に発売したデジタル簡易無線機(登録局)「TPZ-D563BT」などを展示します。
6.国際宇宙ステーションに搭載の「TM-D710GA」特別仕様モデルを展示
高い品質と信頼性がARISS(Amateur Radio on the International Space Station)に認められ、国際宇宙ステーションで主にARISSスクールコンタクトや音声レピーター、SSTVなどのサービス運用で活用されている「TM-D710GA」の特別仕様モデルを展示します。
7.社バーチャル社員でVTuberの「波澄りお」が映像で登場
7月18日にVTuberデビューした当社バーチャル社員の「波澄りお」(7月11日広報発表)が映像で登場し、ブース内の各展示コーナーの紹介を通じて無線の楽しさを伝えます。
●「波澄りお(はすみりお)」プロフィール
JVCケンウッドのバーチャル2年目社員、ファンネームは「りお公」。2022年7月からTwitterアカウント「@HasumiRio_JP」を開設。YouTubeチャンネル「RIO
CHANNE-波澄りお」で活躍中。
●【初配信】波澄りおの初配信【VTuber 波澄りお】
※画面をクリックすると動画がスタートします。
※本年は感染症対策のため、例年開催しているブースイベントは中止します。
なお、「株式会社JVCケンウッド」のブース番号「C-01」は、「【ハムフェア2022】<企業、クラブなど162団体が参加>事前にチェック! JARL、『ハムフェア2022』会場内のブース配置図(小間割り)を発表」の既存記事( 2022年7月18日記事 )で場所の確認ができる。
●「ハムフェア2022」情報提供のお願い(このバナーをクリック!)
●関連リンク:
・「アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2022」
JVCケンウッドブースのご案内~HF帯アマチュア無線機のアウトドアでの移動運用の楽しさを訴求~(JVCケンウッド)
・黒杜えれんに続く、当社によるキャラクタープロデュースの第二弾バーチャルキャラクター・波澄りおがVTuberデビュー(JVCケンウッド)
・RIO CHANNEL-波澄りお(YouTube)
・波澄りお(Twitter)
今年も7月29日(金)に「アマチュア無線の日」を迎える。太平洋戦争の勃発とともに電波の発射停止を余儀なくされた日本のアマチュア無線(当時は「実験用私設無線電信無線電話」。個人が開設する施設は1941年12月時点で331局)が、1952(昭和27)年のこの日に運用再開が認められ、全国の30局に予備免許が発給されたことにちなんで、1973(昭和48)年、当時の社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が制定した(この時に予備免許を受けた30名は2021年までに全員が他界されている)。そして今年は、戦後のハム再開から70年を迎える。JARL中央局「JA1RL」が、戦後のハム再開から70年を記念して、JA1RL運用委員らにより東京・大塚のJARL本部からソーシャルディスタンスを確保しての特別運用を計画。なお、当日発行されるQSLカードには、「アマチュア無線の日」のPR(説明文)を入れる予定をしている。
東京・大塚のJARL本部から「アマチュア無線の日」を記念しての特別運用。「JARL Web「NEWS TOPICS INFORMATION」の記事(上)は、2019年の特別運用の様子。2020年はコロナ禍の影響でオンエアーは行われず、昨年(2021年)は東京2020オリンピック・パラリンピック記念局「JA1TOKYO」での運用が行われていたため(下)、「8J1RL」での「アマチュア無線の日」特別運用は3年ぶりとなる(JARL Web「NEWS TOPICS INFORMATION」から)
JARLが刊行した「アマチュア無線のあゆみ-日本アマチュア無線連盟50年史」には「アマチュア無線の日」制定について、次のように記載されている。
アマチュア無線の健全な発達とアマチュア無線に関する科学技術の普及向上を図る目的を持って、JARLでは「アマチュア無線の日」を7月29日と決め、この年(注:1973年)からこの日に記念行事を行うことになった。当日午後2時から東京の「全共連ビル」において記念講演会が開かれた。
講演は「GHQ交渉から再開まで」(大河内正陽氏)、「再開第一声の感激」(市川 洋氏、JA1AB)、「再開当時のアマチュア無線技術」(島 伊三治氏、JA3AA)で、それぞれ熱のこもった話であった。そのあと映画会が催され、「衛星通信」「CQCQこちらアマチュア無線」の2本が上映された。
↓この記事もチェック!
<我が国アマ無線界をひもとく貴重な資料>永久保存版! 戦前戦後の「JARL NEWS」をQTC-Japan.comが電子化し無料公開
<第2弾!!我が国アマ無線界をひもとく貴重な資料>永久保存版!「戦前コールを取られた方々で戦後コールを取られた方々リスト」を無料公開
●関連リンク:
・アマチュア無線の日(Wikipedia)
・アマチュア無線年表(JARL Web)
・7月29日は「アマチュア無線の日」(JARL Web)
・「JARL中央局JA1RLが『アマチュア無線の日』特別運用を実施」※2019年の記事(JARL Web)
・7月29日は「アマチュア無線の日」※昨年(2021年)の記事(JARL Web)
2022年7月30日(土)21時から24時までの3時間と、翌日の7月31日(日)6時から12時までの6時間の2回に分けて、JARL鹿児島県支部主催による「第32回 鹿児島コンテスト」が、日本国内のアマチュア局を対象に1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯の各アマチュアバンドで行われる。JARLのコンテスト使用周波数帯が改訂されたことを受けて、前回(2021年)からシングルOPに1.9MHz帯電信電話種目が追加されたほか、今回新たに「YL種目」が追加された。「YL種目の入賞者には、今回特別に副賞を進呈いたします。多数のご参加をお待ちしております」と案内している。さらに「今回からログの提出について、E-MAILでは受付いたしません。電子ログはWebからのアップロードに限定します」など、ルールにいくつか変更点があるので注意してほしい。
局の種別は、鹿児島県内で運用する「県内局」、過去1年以上鹿児島県内に居住経験があり、県外で運用する「県人局」、鹿児島県外で運用する「県外局」に分類され、交信対象は県内局・県人局が日本国内で運用する局、県外局は県内局および県人局となる。
ナンバー交換は「県内局」が「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用地点を表す市郡ナンバー」、「県外局」は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用地点を表す都府県支庁ナンバー」、「県人局」は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「自局のゆかりの鹿児島県内の市郡ナンバー」+「KJ」を送る。
なお、鹿児島コンテスト委員会委員長・楠本真一氏(JH6QIL)より以下のメッセージが発表されている。
第32回鹿児島コンテストを開催します。今回からYL種目を追加しました。YL種目の入賞者には、今回特別に副賞を進呈いたします。
シングルオペレータの各部門の最大出力は、100Wです。100Wを超えての運用、サマリーへの記載はマルチオペ部門へ変更になりますのでご注意ください。紙ログでの提出は総交信数100局までとします。100局を超える紙ログは受け付けいたしません。また、今回からログの提出について、E-MAILでは受付いたしません。電子ログはWebからのアップロードに限定します。
ログの提出期限は2022年8月14日です。今年も若干名に鹿児島特産品の副賞を準備する予定です。
皆様方のご参加をお待ちしております。
ログ提出は、総交信数100局まで受け付ける郵送の場合、8月14日(日)まで(消印有効)、電子ログはWebからのアップロードに限定している。詳しくはJARL鹿児島県支部「第32回 鹿児島コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第32回 鹿児島コンテスト規約(PDF形式)
・電子ログアップロードフォーム
・鹿児島コンテストのページ
・JARL鹿児島県支部
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから6周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も75.3歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2022年7月24日(日)21時30分からの第321回放送。テーマは「無線設備の手入れについて」で、JA1JRK 谷田部氏は50MHz帯のコンディションが低下してきたので、来年に向けてアンテナのSWR値をリモートで確認できるよう整備中という。JH1DLJ 田中氏は無線機が壊れてしまい修理中。JA1NFQ 中島氏は14MHz帯のFT8にオンエアしてみたが返事がないと悩んでいた。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に続いてJARD養成部の新海氏が登場、小・中学生と保護者を対象にした4アマ養成課程講習会「 親子ハム教室 」を8月3~4日に東京・巣鴨で開催することを案内した。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
7月25日、北海道総合通信局は北海道伊達市において、札幌方面伊達警察署と共同で車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、無線局免許のなアマチュア無線機を大型車両に設置していた登別市在住の男を摘発した。
北海道総合通信局が発表した内容は次のとおり。
北海道総合通信局は、7月25日(月曜日)、伊達市において、札幌方面伊達警察署と共同で車両に開設された不法無線局の取り締まりを実施し、1名を電波法違反の疑いで摘発しました。
【摘発の内容】
登別市在住の男性(69歳)が、大型車両に無線局の免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を設置し、不法に無線局を開設した疑い。
【使用していた無線機等】
【不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)】
電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。」
電波法第110条第1号(罰則)
「電波法第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。」
電波法第108条の2(罰則)
「国民生活に重要な影響を与える重要無線通信を妨害した者は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金に処する。」
北海道総合通信局は「電波利用環境保護のため、今後も捜査関係機関と協力して不法無線局の取り締まりを実施していきます」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・北海道総合通信局 電波法違反
不法無線局開設容疑で1名を摘発(令和4年7月25日実施分)-札幌方面伊達警察署と共同取締りを実施-
・北海道総合通信局 不法無線局への対策
「アマチュア無線家にマッチする不動産を見つけるのは難しいですね。地理的条件やうるさい隣人など、さまざまな難題が立ちはだかります。でも、すでにアマチュア無線の設備を備えた家は、隣人も受け入れている物件としてトラブルも少なく、貴局のハムライフをイメージがしやすいと思います」「このWebサイトの物件リストなら、タワーやアンテナ、そのほかの機材など完備されているか確認できて、条件に合った“ハムにフレンドリーな家”を見つけることができるでしょう」「ここで家を売ることもできます。99ルの定額料金で販売されるまで掲載さてます」として、アマチュア無線家から注目を集めているのが、米国の不動産売買サイト「Ham Radio Homes」だ。広大な敷地に多数のアマチュア無線用タワー(タワー自体が回転)を有する家や、2つのベッドルームに加えてロフトに薪ストーブ、作業用エリアを持つ家など、いかにも米国らしい物件の数々が並んでいる。
アマチュア無線家仕様物件の売買に特化した、米国の不動産売買サイト「Ham Radio Homes」が話題になっている。購入は叶わないが、そのスケールの大きさに、見ていてワクワクすること間違いないだろう。
「このWebサイトの物件リストなら、タワーやアンテナ、そのほかの機材など完備されているか確認できて、条件に合った“ハムにフレンドリーな家”を見つけることができるでしょう」と案内している(「Ham Radio Homes」のWebサイトから)
例えばミシガン州の物件情報には、「2,800平方フィート、4ベッドルームの家、4エーカーの土地」「2,500平方フィート、HVACとハムシャックを備えた4台の車庫付き別棟」「SteppIRMonstIRビーム付き130フィート自立型タワー」「80mバンド 4スクエア、25kWジェネレーター(自動スイッチ付き)」「プール、デッキ、カバナ、ホットタブ」ある。価格は599,900ドル(約8,200万円)。「アマチュア無線家のために考えることができるすべてのアメニティと、ほかの趣味のための設備の整った部屋がたくさんある快適な夢の家です!」と案内している。
さらにフロリダ州の物件情報を見ると、「24エーカーの土地」「特注のオープンフロアプランの家、4ベッドルーム、2バスルーム」「3基×195フィートの回転するタワー」「85フィートと75フィートのタワー」「10mバンドから40mバンドまで備えたモノバンド八木アンテナ」「60mバンド 4スクエア、WARCバンド用スタック、トライバンダーアンテナなど」。価格は1,100,000ドル(約1億5,000万円)だ。
これ以外にも、さまざまな物件情報が掲載されいる。
↓この記事もチェック!
●関連リンク: Ham Radio Homes/Ham-Friendly Real Estate For Sale