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hamlife.jp (2024/11/28 0:35:31)
現在データベースには 6132 件のデータが登録されています。
アマチュア無線を楽しむ女性で組織したクラブ「JLRS」(Japan Ladies Radio Society、会員数:国内118名、DX39名)は、2022年7月2~3日に新潟県長岡市の長岡グランドホテルで「第65回総会・懇親会」を開催し、全国から約40名のメンバーが集合した。
JLRS「第65回総会」の記念写真
JLRSからhamlife.jpに届いた情報を掲載する。
JLRS 第65回総会・懇親会開催
2022年7月2日~3日、JLRSの第65回総会・懇親会を新潟県長岡市で開催しました。
★7月2日(土)役員会・各エリア代表者会議・懇親会
総会の開催に先立ち、役員会、各エリア代表者会議が開かれ、今期の事業内容の確認、来期への課題や展望が話し合われ、今後のJLRSの方向性へのたたき台を作り上げます。
その後、懇親会が開催されましたが、第62回総会以来、思いもかけないコロナ禍に巻き込まれ、全ての行事の中止・延期を余儀なくされましたので、3年ぶりにメンバーが集まりましたが、まだまだ細心の注意を払いながらとは言え、皆さんのお元気そうなお顔が拝見でき、一同感慨にふけりました。
役員会の開催風景
★7月3日(日)JLRS総会
第65回JLRS総会開催。参加人数はスタッフも加え40人ほどです。今回からオンライン会議システムZoomを使い、ご自宅で待機しているメンバーへの、総会ライブ配信を行いましたが、視聴メンバーからのリアルタイム発言もあり、有意義な総会になったと思います。来期は若干の役員の変動はありますが、概ね今期同様にクラブの運営を進めていきます。
総会の開催風景
あいさつする井上JLRS会長(JL1XWR)
★今後のスケジュール
・昨年から始めましたアワード「JLRSトップレターアワード」は今期も継続で、たくさんの皆様の申請をお待ちしております。
・新しく、当クラブの社団局「JA1YWM」が来年2023年4月で開局60周年を迎えるにあたり、60年目となる今年から来年にかけて、全国各地のメンバーが順次社団局運用を行っています。たくさんの皆様と交信していただけることを楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。
「JLRSトップレターアワード」の規約や、JA1YWMの今後の運用スケジュール等は、JLRSホームページ、またJLRSブログに掲載してありますのでご覧ください。
皆様、今後とも女性クラブでありますJLRSをどうぞよろしくお願いいたします。
こちらの記事も参考に(2021年5月28日掲載)↓
<交信は2021年1月1日から有効>JLRS、新アワード「JLRSトップレターアワード」を2021年11月から期間限定で発行
●関連リンク:
・JLRSホームページ
・JLRSブログ
2022年7月14日(木)から7月16日(土)の3日間、富山県高岡市のD-STARレピータ、JP9YEGの1200MHz帯DDモードが「1次業務である放送事業用無線局(FPU)との運用調整」のため一時的に停波する。さらに同一時間帯において同様の区域のアナログレピータの1200MHz帯も停波する。
7月4日付けのJARL D-STAR NEWSによると、一時停波するD-STARレピータと時間帯は次のとおり。
★該当レピータ局と停波する周波数:
JP9YEG(富山県高岡市佐野) DD 1270.125MHz
★一時停波の日時:
2022年7月14日(木)から7月16日(土)の各日、午前6時から午後8時の間(停止要請時間)
★注意事項:
・停波時間は管理の都合上、前後することがあります
・同一時間帯において同様の区域のアナログレピータの1200MHz帯も停波します
★理由: 1次業務である放送事業用無線局(FPU)との運用調整による
今回、上記の1200MHz帯DDレピータが停波するのは、富山県富山市三熊にある呉羽カントリークラブで7月13日から16日まで開催される「北陸オープンゴルフトーナメント2022」の関係と思われる。同大会はFNN系列の富山テレビ、石川テレビ、福井テレビで7月15・16日および8月12日に放送される予定だ。
●関連リンク:
・JP9YEGの1200MHz帯DD・一時停波のお知らせ(JARL D-STAR
NEWS)
・北陸オープンゴルフトーナメント2022
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2022年8月3日(水)と4日(木)の2日間、東京・巣鴨のJARDハム教室で、アマチュア無線技士の資格取得を目指す小・中学生とその保護者を対象に「親子ハム教室」と命名した4アマ(第四級アマチュア無線技士)の養成課程講習会を開講する。受講した保護者にはQUOカード(3,000円)がもれなく進呈されるほか、別途開催するJARD主催の「ビギナーズセミナー」「初心者交信教室」(いずれも無料)の優先案内が受けられるという。保護者は“父母”だけでなく“祖父母”でも構わないという。
JARDの養成課程講習会(授業終了後のビギナーズセミナー)開催風景
JARDはコロナ禍前まで、毎年夏に小中学生を対象とした養成課程講習会を実施して好評を得てきた。今年は少し趣向を変えて、アマチュア無線技士の資格取得を目指す小・中学生とその保護者がセットで受講できる「親子ハム教室」を実施することになった。特徴と特典、開催概要についてJARDの発表から抜粋で紹介する。
夏休み特別企画 4アマ養成課程講習会
「親子ハム教室」 を開催します!!
JARDでは夏休み特別企画として、保護者とお子さまがセットで受講し、第4級アマチュア無線技士の資格取得を目指していただく「親子ハム教室」を、下記により開講します。 多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
★「親子ハム教室」 の特徴:
① 小・中学生とその保護者onlyの、総務省認定 第4級アマチュア無線技士養成課程講習会
② 法規6時間、無線工学4時間の授業に加え、補講を兼ねた1時間の特別授業を行います
③ お子さまの視点に立って、より分かりやすい授業を行います
④ 一般の養成課程講習会と異なり、ベテラン講師2名が常駐します
★特典:
①お子さまと一緒に受講いただく保護者の方には、QUOカード(3,000円)をもれなく進呈します(無線機などの購入支援)
②別途開催する、JARD主催「ビギナーズセミナー」「初心者交信教室」(いずれも無料)に優先してご案内します。
★開催概要:
・開催日:2022年8月3日(水)、4日(木)
・場所:JARDハム教室(東京都豊島区巣鴨3-36-6 共同計画ビル8階)
・募集定員:36名(18組)
・受講対象:お子さま(小・中学生)とその保護者(※)
※お子さまと一緒に受講し、資格取得を目指していただきます
※お子さまだけの受講でもOK
・受講料等:お子さまは9,850円、保護者の方は23,150円(※)
※「受講料等」には無線従事者免許申請手数料が含まれます
★時間割の概要:
・8月3日(水)9:00~17:10 開講・ガイダンス、60分授業6コマ
・8月4日(木)9:00~16:45 60分授業4コマ、特別授業60分1コマ、修了試験(60分)
※受付は8:30開始
※詳細は、お申込み後の「受講案内」にてお知らせします
★お申込みについて:
・申込受付締切日は7月27日(水)、その前に定員に達したときは定員に達した日(先着順)です。
・お申込みの方法
本講座申込は、インターネット申込を原則とします。
※インターネットの利用ができない方は、養成部へ直接ご相談下さい。
・下記申込ページからメールアドレスを登録いただくと、エントリーシート(申込書)をご案内するURLが、ご登録いただいたメールアドレスあて送信されますので、案内に従い必要事項を記入いただきます(受講料のお支払い案内含む)。
・保護者の方が、お子さまのお申込みを併せて行う際は、お手数ですが、上記手続を繰り返していただきますようお願いします(お子さま自身がメールアドレスを保有し、手続が可能である場合を除く)
・受付登録にあたり、保護者の方にはJARD事務局から確認の連絡を行わせていただきます。
★その他:
・昼食は、周辺のお店が混雑しますので、お弁当をお持ちいただくことを推奨します(教室にて、冷水・お湯の利用可)。
・新型コロナウィルス感染予防対策を講じております。
万が一、発熱等体調の変化があった場合は、受講前にご連絡いただきますようお願いします。
・お子さまの「引率のみ」の保護者の方へ
養成課程講習会の受講会場(JARDハム教室)には、受講生及び講師等スタッフ以外は入室禁止としております。控え室はありませんので、ご留意願います。
★問い合わせ先:
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)養成部
電話:03-3910-7210
Eメール: youseibu@jard.or.jp
この「親子ハム教室」の詳細、および申し込みは下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・夏休み特別企画
4アマ養成課程講習会「親子ハム教室」を開催します!! PDF(JARD)
・JARDホームページ
・募集中の講習会 ネット申し込み(JARD)
2022年7月9日(土)6時から10日(日)17時59分までのおよそ36時間にわたり、JAPAN AWARD HUNTERs GROUP(JAG)主催による「2022 JAG QSOパーティー(WARC band部門)」がすべてのアマチュア局とSWLを対象に、10/18/24MHz帯のWARCバンドで開催される。なお、部門は「電話」「電信」「デジタル」の3部門で、各部門ごとに別々に最大3部門へエントリーできる。昨年は6月末に行われたが、今回は例年どおり7月に入ってから開催される。
JAPAN AWARD HUNTERs GROUP(ジャパン・アワードハンターズ・グループ、通称「JAG」)は、1977年にアワード収集愛好家のグループとして発足。国内有数のアマチュア無線におけるアワードハンティングの団体として多くの会員が活動を行っている。同グループのシンボルマークのライオンも有名だ。
同グループ主催による「2022 JAG QSO パーティー(WARC band部門)」が開催される。タイトルどおり、WARCバンド(10/18/24MHz帯)を対象とした珍しいQSOパーティーと言えるだろう。一般局同士の交信も有効となる。
呼び出し方法は「CQ JAG パーティー」(電話)、「CQ JAG PTY」(電信)で、ナンバー交換はJAG会員局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「JAG会員番号」、一般局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」のみ。SWLは会員局、または一般局が行っている交信の受信。ただし、同一局の連続受信は不可となる。
ログ提出の締め切りは8月1日(月)まで(消印有効)。10局以上と交信(受信)した書類提出者にはステッカーが発行される。サマリーシートの意見の欄に「ステッカー希望」「ステッカー不要」「ステッカー・台紙希望」のいずれかを朱書きで記入し、ステッカーを希望する場合は,住所、氏名を記入し84円切手を貼った返信用封筒を同封。ステッカーとステッカー台紙の両方を希望する場合は,宛名ラベル(手書き可)と切手160円分を同封のこと。
詳しくは「2022 JAG QSOパーティー(WARC band部門)規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・2022 JAG QSOパーティー(WARC band部門)規約(PDF形式)
・Japan Award Hunters Group
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから6周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も75.3歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2022年7月3日(日)21時30分からの第318回放送。3人のレギュラー陣が「最近出掛けた場所」を報告し合った。続いて「最近、無線関係で手に入れたもの」の話になった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に続いてJARD養成課程講習会の管理者を約30年間務めている横溝氏(JH1GMW)が登場。今年5月にJARDのハム教室で開催した「初心者交信教室」で起きたハプニングについて紹介。さらに東京・巣鴨に常設しているJARDハム教室と、JARDが行っている養成課程講習会の案内を行った。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
日本における、2022年7月5日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。7月に入り、新たに3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局、4エリア(中国管内)の中国総合通信局、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局、さらに6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所から更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2022年7月1日、公式サイトのJARL Web コンテストページに「ALL ASIAN DXコンテスト規約改定についての意見募集」と題した告知を掲載した。今回、ALL ASIAN DXコンテストにおける特徴の1つ、オペレーターの年齢を送るコンテストナンバーを、JARLコンテスト委員会では“20年間の変化、性差別と個人情報に対する意識の進化に伴い”として、「CQ ZONEナンバー(日本は25)」「001から始まるシリアルナンバー」「開局年の西暦下2ケタ(JA1RLなら57)」「誕生月(6月12日生まれなら06)」など新しいコンテストナンバーへの変更を想定し、JARL正員、社団会員、家族会員、准員を対象に7月1日から31日まで意見募集を行っている。
「ALL ASIAN DXコンテスト」はJARLが主催する唯一のDXコンテストだ。1.9MHz帯から28MHz帯でアジア対全世界という形式で、毎年6月に「電信部門」、9月に「電話部門」が開催されている。2021年の書類提出局数は電信部門が1,656局、電話部門が1,223局(いずれもチェックログを含む)。
同コンテストは“オペレーターの年齢”をコンテストナンバーで送りあうのが特徴の1つと言えるだろう。OM局は「RS(T)符号による信号レポート」+「オペレーターの年齢」、YL局は「 RS(T)符号による信号レポート」+「”00″(ゼロゼロ) またはオペレーターの年齢」、マルチオペ局は「RS(T)符号による信号レポート」+「オペレーターの平均年齢、またはオペレーターの年齢」としている。
しかし今回、JARLコンテスト委員会は「アマチュア無線のコンテストで、性別によってルールを変えることに合理性はありません。女性だけ”00”の送信を認めているのは『女性に対して年齢を尋ねるのは失礼である』という『マナー』に基づくものと考えられますが、少なくとも、日本のアマチュア無線家を代表する公的団体であるJARLが規約として掲げることは不適切であると考えます」「また、年齢という個人情報を公開することに違和感を持つ人もおり、『ナンバーを変えて欲しい』という意見も寄せられています」「2000年には男女とも”00”または年齢を送るとする規約改定を実施しました。同年のALL ASIAN DXコンテストでは2割近い参加者、特に上位にランクされる強豪参加者の多くが”00”を送る結果となりました。これでは『情報を正確に交換する技術を競う』というコンテストナンバーの意味が薄れてしまい、翌01年には元の規約に戻すということがありました」という背景を踏まえて、「20年間の変化、性差別と個人情報に対する意識の進化に伴い、本規約を改定することが必須であると考えます」という理由から、オペレーターの年齢をコンテストナンバーとする現在の規約変更を提案。それに伴う意見募集を行うとしている。
JARLコンテスト委員会による「ALL ASIAN DXコンテスト規約改定についての意見募集」の概要は以下のとおり(一部抜粋)。
ALL ASIAN DXコンテスト規約改定についての意見募集
4-1 ALL ASIAN DXコンテストの送信ナンバー変更
現在の規約では
5 コンテストナンバー
(1)OM局: RST符号による信号レポートとオペレーターの年齢
(2)YL局: RST符号による信号レポートと”00″(ゼロゼロ) またはオペレーターの年齢
(3) マルチオペ局:
RST符号による信号レポートおよびオペレーターの平均年齢またはオペレーターの年齢と男性・女性でルールが異なっています。
アマチュア無線のコンテストで、性別によってルールを変えることに合理性はありません。
女性だけ”00”の送信を認めているのは「女性に対して年齢を尋ねるのは失礼である」という「マナー」に基づくものと考えられますが、少なくとも、日本のアマチュア無線家を代表する公的団体であるJARLが規約として掲げることは不適切であると考えます。
また、年齢という個人情報を公開することに違和感を持つ人もおり、「ナンバーを変えて欲しい」という意見も寄せられています。
2000年には男女とも”00”または年齢を送るとする規約改定を実施しました。
同年のALL ASIAN DXコンテストでは2割近い参加者、特に上位にランクされる強豪参加者の多くが”00”を送る結果となりました。これでは「情報を正確に交換する技術を競う」というコンテストナンバーの意味が薄れてしまい、翌01年には元の規約に戻すということがありました。
20年間の変化、性差別と個人情報に対する意識の進化に伴い、本規約を改定することが必須であると考えます。
コンテスト委員会では新しいコンテストナンバーとして下記の案を想定しています。
1.CQ ZONEナンバー(日本は25)
2.001から始まるシリアルナンバー
3.運用地のグリッドロケーター4ケタ(東京都豊島区大塚ならPM95)
4.開局年の西暦下2ケタ(JA1RLなら57)
5.開局からの年数(JA1RLなら65)
6.誕生月(6月12日生まれなら06)
7.誕生日(6月12日生まれなら12)
8.年齢もしくは”00″
9.ナンバー無し
このいずれに対して賛同するか、あるいは別な案があればそれを提示していただけないでしょうか。
60年以上にわたって続いてきた年齢ナンバー。マルチとはまったく関係無く一桁ナンバーの若いオペレータが14MHzで高速CWを送ってきたり、ベテランオペレータが今年も一つ増えたナンバーを送ってくることに感動するということもありました。
しかし社会の変化により、現在の規約を維持することは問題であると判断し、改定します。
ご理解・ご協力をお願いします。
●関連リンク:
・ALL ASIAN DXコンテスト規約改定についての意見募集(JARL
Web)
・コンテスト委員会からのお知らせ(JARL Web)
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)
神奈川県平塚市の市制90周年を記念して、平塚地域アマチュア無線クラブ(JA1YKB)のメンバーらが中心になって開設した「平塚市市制90周年記念局 8J1H90T」の運用が2022年4月1日から1年間にわたり行われているが( 2022年3月28日記事 )、このたび7月8日から10日までの3日間開催される、地元のイベント「湘南ひらつか七夕まつり」にあわせて、平塚市観光協会、平塚市スターモール公認の特製QSLカードを限定1万枚作成。7月のQSO分から発行するとしている。
日本有数の「七夕まつり」として知られる「湘南ひらつか七夕まつり」。JR平塚駅前の湘南スターモールをメイン会場に、中心街に約500本、市内全域で約3,000本の七夕飾りで埋め尽くされる。コロナ禍の影響で、今年は3年ぶりの開催となる。
以下、平塚市市制90周年記念局「8J1H90T」の運営関係者から届いた情報を紹介しよう。
運用を開始してから3か月が経ちました。何と年間目標としていた1万QSOを達成! さらに交信局数が伸びています。
その中で、いよいよ平塚の「湘南ひらつか七夕まつり」が7月8日(金)から10日(日)まで開催されます。
今回、「湘南ひらつか七夕まつり」に合わせて、七夕まつり限定のQSLカードを作り、7月1日交信分より発行いたします。QSLカードのデザインは3種類あり、合計で1万枚の発行です(なくなり次第終了)。
↓この記事もチェック!
<運用は2022年4月1日から1年間>神奈川県平塚市市制90周年記念局「8J1H90T」まもなく開局
●関連リンク:
・8J1H90T 平塚市市制施行90周年 記念局ホームページ
・Twitter @8j1h90t
・湘南ひらつか七夕まつり公式ホームページ
・市制施行90周年記念事業(平塚市)
アマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2022年9月号が、7月19日(火)に株式会社電波社から刊行される。特集は「最高のロケーションでパイルアップ! アウトドア運用成功の秘訣」。そのほか「紙ログよさらば! 電子ログTurbe HAMLOG入門&活用法」「FT8でインドネシアのアワードを狙おう」「NanoVNAの素晴らしさを検証」「ラジオブームを牽引したHiFiファッショナブルラジオ、松下電器クーガ888」など、今号も盛りだくさんな内容だ。価格は1,000円(税込み)。
電波社の「HAM world」は同社の月刊誌「ラジコン技術」の増刊として、2015年9月にVol.1、2016年2月にVol.2、6月にVol.3、9月にVol.4、12月にVol.5、2017年3月にVol.6、6月にVol.7、9月にVol.8、12月にVol.9、2018年3月にVol.10、6月にVol.11、9月にVol.12、そしてVol.13から独立創刊を果たし“月号表記”となり、12月に2019年2月号、3月に2019年5月号、6月に2019年8月号として3か月に1回のペースで刊行。
そして、2019年11月号からは隔月刊(2か月ごと)で発行されるようになって、今回の2022年9月号でシリーズ32冊目を数えるアマチュア無線専門誌だ。
記事内容など概要は下記の通り。
★「HAM world」2022年9月号の概要
◆発売日: 2022年7月19日(火)全国書店発売
◆定価: 1,000円(税込み)
◆発行: 株式会社電波社
◆体裁: A4 平綴じ
◆記事内容: 下記の通り
★「HAM world」2022年9月号の概要
<特集:最高のロケーションでパイルアップ! アウトドア運用成功の秘訣>最高のロケーションでパイルアップ! アウトドア運用成功の秘訣
同誌の確実な予約・購入には下のAmazonリンクが便利だ。
※以下は「HAM world」創刊号(Vol.1)から2022年7月号までのバックナンバー。プレミアム価格で取り引きされている号もある
●関連リンク: HAM world(電波社)
総務省の電波利用ホームページにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」コーナーでは、現在までに登録証明機関などによる「技術基準適合証明」や「工事設計認証」を取得した無線機器の検索が可能だ。このほど同コーナーで検索を行ったところ、八重洲無線株式会社が今年5月に「FT-710」「FT-710M」「FT-710S」というアマチュア機の工事設計認証を取得していることがわかった。いずれもHF~50MHz帯をカバーするSSB/CW/AM/FM機のようだ。
総務省の電波利用ホームページにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」コーナー
総務省の電波利用ホームページにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」コーナーでは、平成11年3月以降に技術基準適合証明等を受けた機器の検索が可能だ。ここで機関名を「(一財)日本アマチュア無線振興協会」(アマチュア機の技適や工事設計認証を行っているJARDのこと)を選んで検索すると、思いがけない機種の技適(認証)情報に遭遇することがある。
このほどhamlife.jpが検索を行ったところ、八重洲無線の「FT-710」「FT-710M」「FT-710S」という、見慣れない機種名の無線機器の認証情報がヒットした。
八重洲無線の「FT-710」「FT-710M」「FT-710S」という製品の認証情報がヒットした
この3機種は令和4年5月20日にJARDによる特定無線設備(アマチュア機)の工事設計認証を取得。いずれも1.8~50MHz帯の各バンドをカバーし、電波型式はA1A(CW)、A3E(AM)、J3E(SSB)、F3E(FM)の4モードに対応、機種名の違いは空中線電力で100W機は「FT-710」、50W機は「FT-710M」、10W(50MHz帯は20W)は「FT-710S」を名乗っている。いずれも日本の電波法に基づく工事設計認証を取得していることから、日本国内での販売が想定されている新製品と推測できる。
★100Wタイプ「FT-710」の認証情報(002-220002)
★50Wタイプ「FT-710M」の認証情報(002-220003)
★10W(50MHz帯は20W)タイプ「FT-710S」の認証情報(002-220004)
では「FT-710シリーズ」はどのような機種だろう。同じく「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」で、2020年秋に登場した八重洲無線の人気HF~50MHz帯機「FTDX10シリーズ」(価格:217,800円)を見てみたところ、こちらも100/50/10Wタイプをラインアップしているが、電波型式はA1A、A3E、J3E、F3Eだけでなく「F1B(RTTY)」や「G1B(PSK)」にも対応し認証を受けていることがわかった。このことから「FT-710シリーズ」は、FTDX10シリーズよりも対応モードを減らす代わりに、よりリーズナブルな価格帯で登場する製品(コンパクトHF機?)ではないかと想像できる。
八重洲無線の人気HF~50MHz帯機「FTDX10シリーズ」(価格:217,800円)
2020年秋に登場した「FTDX10」の認証情報(一部抜粋)。電波型式にF1BやG1Bも含まれていることがわかる
アマチュア無線業界では、まもなく「関西アマチュア無線フェスティバル」「東海ハムの祭典」「ハムフェア2022」といった大規模イベントが相次いで開催される時期を迎える。そのどこかの会場で「FT-710シリーズ」のお披露目が行われるかもしれない。期待して待つことにしよう。
●関連リンク:
・技術基準適合証明等を受けた機器の検索(総務省
電波利用ホームページ)
・登録証明機関による工事設計認証に関する詳細情報 002-220002 FT-710(総務省 電波利用ホームページ)
・八重洲無線 アマチュア無線 現行製品ラインアップ