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hamlife.jp (2024/11/27 23:35:28)
現在データベースには 6132 件のデータが登録されています。
「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年7月3日(日)21時からの第182回放送。前半は梅雨明けと猛暑、熱中症対策について。続いてJARLが開発に協力しているカプセルトイ「 モールス電鍵 ミ二チュアコレクション 」が10月に登場することを紹介。おまけの「モールス符号冊子」には、JARLの紹介も掲載されているという。
後半では機関誌「JARL NEWS」2022年夏号が発行になったという案内。その中にはライフメンバー正員にメタリックゴールド仕様の「プレミアム門標板」を500枚限定で頒布する案内も掲載されているという。続いて7月7日(木)13時30分から国立オリンピック記念青少年総合センターのセンター棟4階セミナーホールで「ハムフェア2022」の出展者説明会を開催する案内だった。最後に今週末の行事として鳥取県支部と長野県支部の支部大会を案内した。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年7月3日(日)15時からの第415回放送。前回に引き続き、アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)が登場し、CQ誌7月号(2022年6月17日発売)の内容紹介(連載「懐かしのCQ ham radio」「ファースト・インプレッション コメットHFJ-1205Y」「ものづくりの小部屋」)と1970年代のハンディ機自作についてだった。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
沖縄総合通信事務所は、沖縄県警察が運用する2021(令和3)年5月31日を満了の日とされていた陸上移動局4局ついて、免許満了後も2022(令和4)年1月17日までの間、総務大臣から承認を受けずに運用を続けていたことから、再申請を行わなかった警察庁九州管区警察局に対して、電波法の遵守および再発防止策の実施状況を速やかに報告するように指導したことを公表した。沖縄タイムスは、沖縄県警が不法使用していた無線機は速度取り締まりに使われていたもので、「電波法違反には罰則規定があるが、国の機関は免除されており、九州管区警察局も対象」と伝えている。
沖縄総合通信事務所の公表内容は以下のとおり。
総務省沖縄総合通信事務所は、九州管区警察局に対し、陸上移動局4局について、無線局の承認を受けずに運用を行っていたことから、指導を行いました。
九州管区警察局等は、令和3年5月31日を満了の日とされていた陸上移動局4局(沖縄県警察が運用)について、令和4年1月17日までの間、総務大臣から承認を受けずに運用を行っていました。
この行為は、電波法(昭和25年法律第131号)第4条の規定に違反するものであり、再承認申請を行わなかった九州管区警察局に対し、電波法の遵守および再発防止策の実施状況を速やかに報告するよう指導を行いました。
【参考】電波法(抜粋)
第四条
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第百四条 (略)
2 この法律を国に適用する場合において「免許」又は「許可」とあるのは、「承認」と読み替えるものとする。
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<さらに陸上移動局6局、承認を受けず運用>中国総合通信局、電波法違反で警察庁(中国四国管区警察局など)を改めて指導
<総務大臣の承認を受けず陸上移動局61局を運用>中国総合通信局、電波法違反で警察庁(中国四国管区警察局など)に指導
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・沖縄総合通信事務所 警察庁の電波法令違反に対する指導
・「管理が不十分だった」 県警の速度取り締まり無線、実は…
電波法違反で行政指導(沖縄タイムス)
・「無免許」の無線で速度違反取り締まり
九州管区警察局が更新忘れる(朝日新聞デジタル)
・沖縄県警、無免許状態の無線で速度取り締まり
電波法に違反(毎日新聞)
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2022年7月4日時点で、アマチュア局は「376,827局」の免許情報が登録されている。前回紹介した6月27日時点の登録数から1週間で130局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2022年7月4日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「376,827局」の免許状情報が登録されていた。前回、6月27日時点のアマチュア局の登録数は「376,957局」だったので、1週間で登録数が130局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅ている。
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<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
大正生まれのハム仲間が集まって1975(昭和50)年に近畿大正会として誕生したことを由来とする「大正会(JH3YAA)」は、「日本の道アワード」のPart IIとして、新たに2022年7月1日から2024年12月31日まで(期間延長もありえる)の交信を対象とする「IC(インターチェンジ)アワード」を発行する。申請受け付けは2022年10月1日から2025年3月31日までとしている。
大正会では、これまで“日々のくらしの中で何げなく通る道。この道をテーマにしたアワード”として、一般国道を対象に路線ごとの始点となる市区町村と終点となる市区町村で運用した局との交信で得られる「日本の道アワード(略称「ロードアワード」)」を発行してきたが、今回、その第2弾(Part II)として「IC(インターチェンジ)アワード」が発行することになった。
アワードの対象地となるのは、東日本、中日本、西日本、首都、阪神、本州四国連絡の高速道路株式会社6社が運営する、同会が定めた2,144か所(ICアワード対象リスト参照)のインターチェンジのある所在地の市区町村で、アワードの種類は「500賞」「1000賞」「1500賞」「2000賞」「パーフェクト賞」の5種類。各賞には「QSO賞」および「QRV賞」が設けられ、特記事項は「電波型式」「周波数」。各部門、各賞ともに400円で郵送する。
大正会Webサイトの案内から「IC(インターチェンジ)アワード」の概要を一部抜粋して紹介しよう。
今回は日本高速道路からIC(インターチェンジ)アワードです。
高速道路は6社(東日本、中日本、西日本、首都、阪神、本州四国連絡)高速道路・株式会社で運営される道路です。
1.国土開発幹線自動車道(26路線)
2.高速自動車国道(30路線)
3.高規格幹線道路(第四次全国総合開発計画)(12路線)
4.高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路(17路線)
5.国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)(25路線)
6.本州四国連絡道路(3路線)などがあります。
この中から全国のインターチェンジ。2,144か所としてアワード対象地とします。
(注意:所在地がまたがる場合、2か所としています)
1.交信期間
令和4年7月1日~令和6年12月31日(期間延長もありえる)
2.アワード種類(すべて郵送)
(1)500賞
(2)1000賞
(3)1500賞
(4)2000賞
(3)パーフェクト賞
3.規約
(1)各賞にはQSO賞およびQRV賞を設ける。特記事項は電波形式及び周波数を設ける。
(2)電波形式はPhone(AM、FM、SSB)、CW、FT8とする。Phone(AM、FM、SSB)の混合は可とする。ただし、CW、FT8は単独である事(混合は不可)。
(3)運用局の運用地は常置場所、移動運用共に可とする。
(4)申請者の運用地は問わない。また申請者がQSO賞に取り込めるQRVは最大200か所有効とする。また同一局との交信も最大200回とする。
(5)QSLカードの取得は問わないが正常な交信であること。ただし、申請書に疑義がある場合、QSLカードの提示を求める場合がある。
(6)同一局との交信は一日8か所を有効とする。ただし、常置場所からの運用サービスは一日1か所のみとする。移動運用サービスの場合、同時に何か所ものアワードサービスは出来ない。同一局が同一時間に複数のコールサインでの運用サービスはできない。コールサインが異なる場合は運用時間が異なれば可とする。
(7)各賞の表彰では、周波数帯又は電波形式が異なっても各個人一回のみとする。ただし、QSOおよびQRVは除く。
(8)各賞の取得されたクラスの下位の賞は発行しない。
(9)ボーナス・ポイントとしてJH3YAAとの交信は、ほかの箇所(5か所)に振り替えることができる。ただし、一日一回のみ有効とし、JH3YAAの利用は無制限とする。
(10)対象地の追加、修正(変更)、削除は受け付けない。
(11)アワードの対象地リスト、MCSV、申請書の著作権は「大正会」に属します。これら無断での複製、改変、転載等は著作権の侵害になりますのでご注意ください。(All
rights reserved)
4.申請方法および費用
(1)申請に使われたUSBなどの媒体は返却しません。ただし、返却を希望される場合は返信用封筒、切手を貼り付けて申請ください。なお送受時の媒体の破損、損傷、紛失に対して、事務局は責任を負いません。
(2)郵送で申請された場合、申請内容に不備があった場合、連絡に別途費用が発生するので申請料にて返却させていただきます。余剰金はそのときに返却します。その場合の取り扱いは、申請取り下げとさせていただきます。修正再申請される場合別途申請料が必要となりますので悪しからずご理解ください。
(3)各部門および各賞ともに400円とする。
(4)申請料は郵便振替で送金してください。
大正会が定める対象リストのほか、ルールの追加・変更など、ICアワードに関する最新の情報を確認してほしい。
●関連リンク:
・IC(インターチェンジ)アワード規約(大正会)
・ICアワード対象リスト(大正会)
・日本の道アワード・Part II(大正会)
・高速道路株式会社法(ウィキペディア)
・日本の道アワード規約(大正会)
・大正会
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2022年7月3日の第496回放送は、3月からスタートした月1回の企画「進め!ハムの道」「ハムハムイングリッシュ」の5回目だった。今後も毎月第1日曜日の放送でこの企画を継続していくという。
公開されたポッドキャスト音声は49分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第496回の配信です
アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集部は2022年7月2日、Webサイトに『皆さまが大切にしている「オールド無線機」の写真を募集!』という告知を掲載した。同誌2022年9月号(8月19日発売予定)の別冊付録に関連した企画で、2000(平成12)年以前の機種が対象となる。写真のほかエピソードについても「ぜひお気軽にご投稿ください」と呼び掛けている。投稿採用分には掲載誌や粗品が贈呈される。締め切りは8月1日(必着)。
CQ ham radio編集部のWebサイト「CQ ham radio WEB MAGAZINE」に掲載された内容から抜粋で紹介しよう。
皆さまが大切にしている「オールド無線機」の写真を募集!
CQ ham radio編集部では、2022年9月号に「オールド無線機のコレクション」をテーマにした別冊付録を付ける予定で製作作業を進めています。その中に、読者の皆さまが大切に保存・使用している、懐かしいアマチュア無線機を披露していただくコーナーを設ける予定です。お持ちの機種や台数は問いません。スマートフォンやデジカメなどで写真を撮り、ぜひお気軽にご投稿ください。
★対象となる機種
2000(平成12)年以前に製造されたアマチュア無線機であれば、国産・外国製、周波数帯、真空管・半導体式、送信機・受信機、固定機・ポータブル機などの区別はありません。
★ご投稿いただきたい内容
・保存している無線機の写真(jpgやpng形式のデジタル画像,またはプリントした写真の郵送も受け付けます)
※写真はなるべく鮮明なものをご用意ください。撮影角度を変えたものや、背面(リヤパネル)など数カットいただけると助かります
・撮影した無線機の機種名、メーカー名を明記してください
・その無線機を大切に保存している理由、その無線機に関するエピソードなどをお書き添えください
・古い無線機の保存・使用で注意していること、入手や保守のコツ、今後手に入れたい無線機などがありましたらお書きください
★その他の必要事項:
・投稿者様のお名前(フリガナをお忘れなく)、コールサイン、郵便番号、住所、メールアドレスを必ずお書きください。
※いただいた情報は、今回の記事製作と掲載誌などの発送のみに使用します。
★宛て先:
・メールの場合 hamradio@cqpub.co.jp
・郵送の場合
〒112-8619 東京都文京区千石4-29-14
CQ出版社 CQ ham radio編集部「9月号別冊付録係」
★締め切り: 2022年8月1日(必着)
★その他:
・採用の判断は編集部にご一任ください。採否のお問い合わせには応じかねます
・掲載分の校正は、お寄せいただいた原稿を基に、編集部にて進めさせていただきます
・掲載スペースの関係で、ご投稿は文意を変えない程度にまとめさせていただく場合があります
・ご投稿の採用分には後日、粗品と掲載誌をお送りいたします
・お送りいただきました写真等は返却できません。貴重な写真はスキャンデータなどでお寄せください
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・皆さまが大切にしている「オールド無線機」の写真を募集!(CQ
ham radio WEB MAGAZINE)
・CQ ham radio WEB MAGAZINE
先週のアクセスランキング1位は、テレビ朝日系「ナニコレ珍百景」に“アマチュア無線局のアンテナタワー撤去”を職業とする夫婦が登場したニュース。テレビ朝日系「ナニコレ珍百景」(毎週日曜日19時~)は、視聴者の情報をもとに、見慣れている人には当たり前でも、初めて見ると「ナニコレ!?」と思わず口にしてしまう不思議な光景を紹介する人気番組だが、その2022年6月26日の放送回で“日本ではきっとこの夫婦だけしかやっていない、全国各地を移動しながらの特殊な仕事”として、全国のアマチュア無線局のアンテナやタワーの撤去を手がけるご夫婦を紹介した。すでに放送は終わっているが、民放テレビ各局で運営する動画配信サービス「TVer」で、7月3日(日)19時までの予定で無料の見逃し配信が行われている。
続く2位と3位は、2022年6月26日(日)に都内で開催された、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)「第11回定時社員総会」(今回は選挙の年だったため、第2号議案で理事候補者と監事候補者の就任賛否が社員に図られた)の様子と、そのあと選任された新理事16名と監事2名が別室で初の顔合わせとなる理事会を開き、会長、副会長を選出したことを伝える速報記事。午後1時に始まった社員総会は、途中2回の休憩をはさんで、午後6時31分まで5時間半に及ぶ長時間の討議となったが、第2号議題では理事候補者の1人(ただし書き理事候補者の日野岳 充氏)が採決の結果、過半数の賛成を得られず就任が否決された。社員総会あとの理事会では、会長にはJG1KTC 髙尾義則氏、副会長にはJA5SUD 森田耕司氏とJA7AJH 尾形和俊氏がそれぞれ再任されたが、専務理事は日野岳 充氏(前・専務理事)の理事就任が否決された関係から、後日開催の理事会で決定することとなった。
3位は「<開発にJARLが協力>カプセルトイ『モールス電鍵 ミ二チュアコレクション』全4種、2022年10月頃に発売」。カプセルトイの製造販売で知られる株式会社ケンエレファントは2022年6月24日、新たにミニチュアフィギュア「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種を今年10月ごろに発売すると発表した。サイズは約50mmの縦振れ式で、キーを押すと実際に音が鳴るという。開発には一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が協力、おまけとしてすぐに始められる「モールス符号冊子」が付いてくるという。価格は未定。公開されたイメージ写真を見る限り、4種類はいずれも縦振れ式(ストレートタイプ)のオーソドックスな電鍵だが、ベース(台座)とキーなど金属部分の表現がそれぞれ異なっている。キー部分は可動するものの全体は樹脂で作られているため、実際に無線機に接続しモールス通信に使うことは難しいかもしれない(改造する猛者が現れるかもしれないが…)。関係者によるとメーカー側からJARLに協力依頼があり、アマチュア無線のPRとモールス通信に興味を持つ人の裾野を広げる観点から、試作品についてアドバイスや評価を行う予定とのことだ。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<TVerで7月3日まで見逃し配信中>テレビ朝日系「ナニコレ珍百景」に“アマチュア無線局のアンテナタワー撤去”を職業とする夫婦が登場した
2)【速報】<理事候補者1名(日野岳 充氏)を就任否決>JARL「第11回定時社員総会」を終える
3)【速報】<JARL第11回定時社員総会>新会長は髙尾氏(JG1KTC)、新副会長は森田氏(JA5SUD)と尾形氏(JA7AJH)
4)<開発にJARLが協力>カプセルトイ「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種、2022年10月頃に発売
5)<QRP(出力5W以下)で運用する国内のIC-705ユーザー対象>7月1日(金)0時から5日(火)24時まで「第2回 IC-705ユーザーQSOパーティ」開催
6)<「FTDX101シリーズ」「FT5D」「FTM-200D」など最新機種を展示!!>八重洲無線、2022年7月に9府県で行うイベントスケジュール
8)<免許を受けずにアマチュア無線局を開設、コールサイン不送出>東海総合通信局、第四級アマチュア無線技士を17日間の業務停止処分
9)<山形県天童市の本店とオンラインショップは営業継続>仙台市宮城野区の「東名電子仙台店」、7月18日(月・祝)で閉店
10)<アマチュア無線で観光PR>山陽新聞、地元の無線クラブが行った「道の駅 山陽道やかげ宿(岡山県小田郡矢掛町)での移動運用の様子を伝える
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は法律に基づき、「JJY」のコールサインで長波の標準電波を発射し標準時を通報する業務を行っている。今年も8月から10月にかけて、福島県の「おおたかどや山標準電波送信所」と佐賀・福岡県境にある「はがね山標準電波送信所」が定期保守を行うため一時的な停波を予定している。停波は「おおたかどや山標準電波送信所」がのべ11日間、「はがね山標準電波送信所」がのべ8日間だが、いずれも日中の時間帯のみとし、電波が全国で受信される夜間から早朝にかけては送信が継続する。
長波60kHzで送信している「はがね山標準電波送信所」(佐賀・福岡県境)の全景
NICTのWebサイトで公表されている2022年の定期保守に伴う停波スケジュールは下記の通り。
●おおたかどや山標準電波送信所 (JJY:40kHz、福島県)
◇停波日と停波時間 (日本時間):
8月30日(火)~9月2日(金) 9:00~18:00
9月5日(月)~9日(金) 9:00~18:00
9月12日(月)~13日(火) 9:00~18:00
●はがね山標準電波送信所 (JJY:60kHz、佐賀・福岡県境)
◇停波日及び停波時間(日本時間):
10月14日(金) 8:00~17:00
10月17日(月)~21日(金) 8:00~17:30
10月24日(月)~25日(火) 8:30~17:00
NICTは「今回の定期保守による停波は、日中の作業時間内にとどめ、電波時計の多くが自動で時刻修正を行う夜間には、標準電波を送信する予定です。また、上記の時間内においても、停波時間が短くなるように、作業が終了次第、速やかに送信を再開します」と案内。さらに「標準電波を可能な限り連続で送信する最善の努力をしておりますが、今回の定期保守に伴う停波以外でも、送信所近隣に落雷がある場合などは、やむを得ず予告なく電波の送信を停止させることがあります。標準電波の送信情報は、日本標準時グループホームページ( http://jjy.nict.go.jp/ )にてお知らせしていますので、ぜひご利用ください」と呼びかけている。
こちらの記事も参考に(2016年6月14日掲載)↓
【写真で見る“JJY”】<250m高の傘型アンテナで長波40kHzを送信!!>JARL福島県支部、「NICT
おおたかどや山標準電波送信所」見学会を開催
●関連リンク: 標準電波送信所の定期保守に伴う停波のお知らせ(NICT お知らせ)
日本における、2022年7月2日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。7月に入り、1エリア(関東管内)の関東総合通信局、5エリア(四国管内)の四国総合通信局、7エリア(東北管内)の東北総合通信局のそれぞれから更新発表があったた。なお、7エリアはJQ7のサフィックスファーストレター「B」が終了し、「C」へ割り当てが移った。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)