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hamlife.jp (2024/11/27 19:05:34)
現在データベースには 6132 件のデータが登録されています。
2022年5月、長崎県雲仙市にオープンした「アマチュア無線機器歴史館」。1950年代から1980年代頃まで、昭和の時代のアマチュア無線機が大量に展示されているというマニア垂涎の施設だ。コロナ禍で地方取材が難しいhamlife.jpスタッフに代わり、長崎県内在住の無線家が“特派員”となって同施設を訪問、大量の写真を撮ってきてくれた。その一部を紹介しよう。なお6月の開館は5日(日)と19日(日)を予定している(記事末尾に案内あり)。
長崎県雲仙市にオープンした「アマチュア無線機器歴史館」館内
長崎県雲仙市国見町の神代(こうじろ)商店街にある古民家(木造2階建て、450平米のうち120平米を使用)を活用した「アマチュア無線機器歴史館」。3月のプレオープンを経て5月1日に正式オープンし、大型連休中は多くのアマチュア無線家の訪問で賑わったという。
アマチュア無線機器歴史館に関する記事はこちらの記事も参考に
<地元テレビ局も詳しくリポート>長崎県雲仙市の「アマチュア無線機器歴史館」が5月1日に正式オープン、今後の開館スケジュールは?
(2022年4月26日掲載)
<5月の正式オープンを見据えて所蔵品を整理中>写真で見る「アマチュア無線機器歴史館」(長崎県雲仙市)プレオープンの模様 (2022年3月25日掲載)
<昭和のハム機器を多数展示>長崎県雲仙市に「アマチュア無線機器歴史史料館」開館、3月20~21日にプレオープン (2022年3月14日掲載)
前回の記事内で『4月22日には地元テレビ局の情報番組(テレビ長崎「マルっと!」)が同館を訪問し、“長崎県内の新スポット誕生”として9分間にわたってリポートした』と伝えたが、この番組の内容をFNNプライムオンラインが特集記事としてまとめ、Webサイトで公開している。同館の概要や開設経緯を知るには絶好の記事なのでぜひご覧いただきたい(本記事の最終ページ末尾にリンク掲載)。
5月15日、hamlife.jpの依頼を受けた長崎県内の無線家がアマチュア無線機器歴史館を訪問、館長の大久保晃宏さんのご協力のもと、大量の写真を撮影してきた。その一部を紹介していこう。(協力:アマチュア無線機器歴史館、撮影:長崎県/鈴木恒彦氏)
◆「アマチュア無線機器歴史館」の外観と内部
まずはアマチュア無線機器歴史館の外観と内部を紹介しよう。
明治時代に創業した木造2階建ての造り酒屋の建物をリノベーションして「アマチュア無線機器歴史館」「神代ふれあい館」を開館した。アイコムののぼりがなければそれとは気が付かないかもしれない
館長の大久保晃宏さん(ハムセンター長崎 経営者)が出迎えてくださった
入口から左側が「アマチュア無線機器歴史館」の展示
「アマチュア無線機器歴史館」の一番奥から入口方向を撮影。木製の無線機ラックがズラリと並んでいる
フロントパネルの白が美しい八重洲無線のFT-107を操作する大久保さん。展示している機器の中には電源が入るものも多いという
昭和の時代の民家を再現したコーナーもある。真空管式ラジオはしっかり動作する
◆自慢の無線機いろいろ
アマチュア無線機器歴史館で展示されている多数の無線機の中から、特に貴重なものを紹介する。
昭和29(1954)年に製造された国産メーカー初のアマチュア無線用送信機「TX-1」。製造は春日無線工業(後のトリオ、現在のJVCケンウッド)。諫早水害の際も非常通信で大活躍したという。おそらくメーカーも保存していないであろう貴重な機種だ
TX-1の正面
TX-1の背面
下:昭和34(1959)年の短波帯受信機「9R-42J」。上:短波帯送信機「TX-88」。いずれも春日無線工業の製品
昭和36(1961)年の短波帯送信機、トリオの「TX-88A」
昭和36(1961)年の短波帯受信機、トリオの「9R-59」。上部に周波数カウンター(ミズホ通信DX-009)を取り付け、受信周波数がデジタル表示できる状態で展示していた
昭和38(1963)年の短波~50Mc帯受信機、トリオの「JR-60」。「局発が9R-59とは違うので高い周波数までよく聞こえます」と説明が書かれていた
昭和31(1956)年の50/144Mc帯送信機、三田無線研究所の製品。ファイナルは双5極真空管の832Aを使用、周波数切り替えはプラグインコイルの差し替えで行う。変調器は付属していない
三田無線研究所のハムバンドコンバーター。下部の取っ手が付いた部分に交換式コイルが収納
昭和42(1967)年製造、井上電機製作所(現在のアイコム)のHF帯SSB送受信機「IC-700R」と「IC-700T」
受信機「IC-700R」は全半導体化
送信機「IC-700T」。ファイナル(S2001×2)など一部を除いて半導体化を実現
次ページ では、さらに懐かしい無線機を大紹介!!
アイコム株式会社は2022年6 月1日、同社が進めている2.4GHz帯および5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機の開発プロジェクト「ICOM SHF Project~SHF帯への挑戦~」の最新情報第4弾として、5月20日から22日まで米国オハイオ州で開催されたアマチュア無線イベント「ハムベンション(Hamvention)2022」の会場で、コンセプトモデル「SHF-P1」のプロトタイプを展示したことを報告した。
アイコムは昨年12月10日、『これまでは機材、技術的にハードルが高かったSHF帯を、誰もが気軽に運用できるバンドにするために、そしてアマチュア無線の新しい楽しみと可能性を示すために、誰も想像しなかったSHF帯への対応という画期的なアマチュア無線機の開発を進めています』として、2.4GHz帯および5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機の開発に着手したことを表明。公式サイト内に「ICOM SHF Project~SHF帯への挑戦~」と題した特集ページを開設。同プロジェクトの進捗を随時掲載している。
今年4月15日には、開発を行っている無線機のコンセプトモデル「SHF-P1」のデザインスケッチを同ページで初公開、そのプロトタイプを5月20~22日に米国で開かれる世界最大級のアマチュア無線イベント「ハムベンション2022」で初展示すると予告していた。その展示報告が6月1日に特集ページで公開された。
「ICOM SHF Project」特集ページより
同記事は3年ぶりの開催で賑わう会場とアイコムブース、SHF-P1プロトタイプの展示を見る来場者の写真を紹介し、SHFプロジェクトへの関心の高さを伝えているが、残念ながら初展示されたSHF-P1プロトタイプの詳細が分かる写真は掲載されていない。
記事では今後、SHF-P1プロトタイプをドイツで6月24~26日に開かれるアマチュア無線イベント「HAM RADIO」で展示することを予告。日本でも8月20~21日の「ハムフェア2022」会場での展示があると考えられる。
「ハムベンション2022」で展示されたSHF-P1プロトタイプの詳しい写真はこの記事を参照(2022年5月23日掲載)↓
<会場内の写真掲載>アイコム、米国「ハムベンション2022」で SHF-P1プロトタイプを世界初展示
「ICOM SHF Project」に関する過去の記事はこちらから↓
<新たなプロジェクトの取り組みをスタート>アイコム、「2.4GHz、5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機」の開発着手を表明 (2021年12月10日掲載)
<越えなければならない“2つの壁”>アイコム、開発中の「2.4GHz帯、5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機」進捗状況を公開 (2021年2月15日掲載)
<コンセプトモデル「SHF-P1」のデザインスケッチ初公開>アイコム、開発中の「2.4GHz帯、5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機」最新情報を掲載 (2022年4月15日掲載)
●関連リンク:
・ICOM SHF Project~SHF帯への挑戦~(アイコム)
・アイコム株式会社 Twitterアカウント
・アイコム Facebookページ
・アイコムホームページ
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)山梨県支部は、2022年6月5日(日)に「令和4年度 山梨ハムの集い」を甲府市の甲府市健康の杜センター アネシスで開催する。詳細は同支部のWebサイトで下記のように発表されている。
●JARL山梨県支部「令和4年度 山梨ハムの集い」
◆日時: 6月5日(日)13:30~15:30(受付:12:30~)
◆会場: 甲府市健康の杜センター アネシス (甲府市下向山町910 電話 055-266-6400)
駐車場は十分あると思います。万々一いっぱいの場合は曽根丘陵公園をご利用ください。
公共交通機関ご利用の場合、甲府駅から豊富行バスで間門(まかど)下車(乗車約30分)。
◆持参するもの:
・上履き
・お持ちの方は名札 (JARL会員証+ホルダー、コールサインバッチなど)
・マスク(防疫用 こちらでも準備します)
・ある方は転送QSLカード(そのまままとめて発送します。所定の順序に整理し、ひもなどで束ねておいてください。中が確認できるよう封閉はせずにおいてください。会員に限ります)
◆内容:
・昨年度諸報告、本年度事業および予算計画
・OSOコンテスト表彰
・アイボール会
・抽選会
・なんでも相談コーナー
・ジャンク交換会(出展希望・お問い合わせは支部長まで)
・登録クラブ活動報告
・QSLカード転送受付(注意事項は上記参照)
・新規入会、青少年お試し入会 各受付/
◆注意事項:
新型コロナウィルス感染拡大の状況によっては、開催内容、会場の変更、開催中止になる場合があります。詳しくはHPでお知らせします。
●関連リンク: JARL山梨県支部「令和4年度山梨県ハムの集い」
2022年6月4日(土)21時から6月5日(日)21時までの24時間、JARL石狩後志支部主催による「2022年度 石狩後志支部コンテスト」が国内のアマチュア無線家とSWLを対象に、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200/2400MHz帯の電信・電話で開催される。
コンテストの交信対象は、石狩後志支部管内局が「全国のアマチュア局」、管外局は「石狩後志管内局」となる。
ナンバー交換は、管内局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す区ナンバー、JCCナンバー(0101を除く)、JCGナンバー」、管外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県支庁ナンバー」となる。
紙ログと電子ログの締め切りは6月30日(木)まで(当日消印有効)。参加証希望局は、QSLカード転送と一緒に発送する。なお参加証を郵送希望局は、サマリーシートの意見欄にその旨も明記して、自局の住所、氏名、コールサインを記載し、84円切手を貼った長形3号のサイズの返信用封筒(SASE)を書類に同封すること。
コンテスト結果およびコメント集は支部のホームページへ掲載を行うが、郵送希望の場合は94円切手を貼ったSASEを同封して、サマリーシートの意見欄にその旨を明記すること。
そのほか、コンテストに連続して5回参加し、ログ提出した局には、連続参加達成賞(賞状)が贈られる。サマリーシートの意見欄に「連続参加達成賞希望」と明記し、2018年度より発行している連続4年分の参加証のコピーと、送料として140円分の切手、加えて送料とは別に63円切手1枚を書類に同封すること。
参加証、コンテスト結果およびコメント集の郵送を併せて希望する局は、連続参加達成賞と一緒に発送するのでSASEの同封は不要とし、63円切手を2枚を同封する。詳しくは「2022年度 石狩後志支部コンテスト規約」を確認してほしい。
●関連リンク:
・2022年度 石狩後志支部コンテスト規約
・JARL石狩後志支部
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年5月26日 夜に放送した第524回分がアップされた。
2022年5月26日(第524回)の特集は「太陽活動とEスポ伝搬」。21MHz帯でJR3JJE/MMヨットマンの堀江謙一さんの信号が強力に受信できたという話題から、最近の良好なHFのコンディションについて、太陽活動の状態を知ることができるサイトの紹介、Eスポによる異常伝搬の面白さに触れた。またJVUDXCが無償配布している資料 「TV-FM 受信ガイド 2022」 を紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第524回放送
・QRL Facebookページ
近畿総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した兵庫県川西市在住の第四級アマチュア無線技士と第二級陸上特殊無線技士の資格を有する無線従事者に対し、その業務に従事することを43日間停止する行政処分を行った。本件は捜査機関との共同取り締まりにより、電波法違反行為が発覚。摘発に至ったとしている。
近畿総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。
近畿総合通信局は、捜査機関との共同取締りで摘発した無線従事者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 兵庫県川西市在住の男性(74歳)
違反概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した。
処分内容:
無線従事者(第四級アマチュア無線技士および第二級陸上特殊無線技士)として、その業務に従事することを、本日から43日間停止する。
2.行政処分の根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
3.関係法令および適用条項(電波法抜粋)
第4条第1項(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第76条第1項(無線局の免許の取消し等)
総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、三箇月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、又は期間を定めて運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。
近畿総合通信局は「法令遵守に関する周知の徹底と電波監視により電波利用秩序の維持を図り電波法令違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・東海総合通信局
アマチュア無線局を不法に開設した無線従事者に対して行政処分<17日間の無線従事者の従事停止処分に>
・総務省 電波監視システム(DEURAS)の説明(PDF形式)
・総務省 不法無線局の特定から行政処分までの流れ(PDF形式)
2022年6月4日(土)18時から6月5日(日)18時までの24時間、JARL宮崎県支部主催の「第46回 宮崎コンテスト」が日本国内のアマチュア局(シングルオペレーターのみ)を対象に、WARCバンドを除く1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯の各アマチュアバンドの電信・電話(JARL主催コンテスト周波数帯を使用)で開催される。
交信対象は県内局(コンテスト期間中だけの宮崎県内の移動運用局を含む)が「国内外のすべてのアマチュア局」、県外局は「宮崎県内で運用する局」となる。同一マルチプライヤー内の運用場所変更を認める。
ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用JCC・JCGナンバー(ただし国外局とはRS(T)のみで可)」。県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用都府県・地域等のナンバー(JARLコンテスト規約に準ずる) 」となる。
紙ログ、電子ログともに、書類提出は6月20日(月)まで(消印有効)受け付けている。なお、書類提出は電子ログ(ログは添付ファイルにせず、直接メール本文に貼り付け)を推奨している。詳しくは「第46回 宮崎コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第46回 宮崎コンテスト規約
・宮崎コンテストのページへようこそ(JARL宮崎県支部)
・JARL宮崎県支部
1アイコム株式会社は毎年6月1日に、Webサイトで「生産終了機器リスト」(旧名称:修理受付終了機種リスト)を更新している。同社のアマチュア無線機器は生産終了後10年~15年未満のものが「条件付きで修理受付可能」となり、15年以上が経過した機種は「修理受付終了」で調整や点検も受けられなくなる。今回(2022年6月1日作成版)のリストが更新され、QRP対応のHF/50MHz帯オールモード機IC-703、広帯域受信機のIC-PCR2500、V/UHF帯固定機のIC-910/D、ハンディ機のIC-V1とIC-U1が新たに「修理受付終了」となり、HF~430MHz帯オールモード機のIC-7000、広帯域受信機のIC-R2500とIC-R1500、D-STAR対応のモービル機のIC-2820G、同ハンディ機のID-80とID-92が「条件付きで修理受付」の扱いとなった。
アイコムは毎年この時期に「生産終了機器リスト」を更新している。同社は生産終了後10年~15年未満の機種は、故障箇所の補修部品在庫があり、かつ調整、修理することで機能や性能の維持が可能と判断した場合に「条件付き」で修理を受け付けている。また生産終了後15年以上を経過した機種は、経年劣化等で動作を保証する修理ができないため、修理品(調整、点検の依頼を含む)の受付をすべて終了している。
今年のリストは下記のとおりで、QRP対応のHF/50MHz帯オールモード機IC-703、広帯域受信機のIC-PCR2500、V/UHF帯固定機のIC-910/D、ハンディ機のIC-V1とIC-U1が新たに「修理受付終了」となり、HF~430MHz帯オールモード機のIC-7000、広帯域受信機のIC-R2500とIC-R1500、D-STAR対応のモービル機のIC-2820G、同ハンディ機のID-80とID-92が「条件付きで修理受付」の扱いとなった。
アイコムが公開した生産終了機器リスト(2022年6月1日作成)より
なお同社は、生産終了後5~9年の機種をリスト下部に青文字で表示している。これらは現状では修理受付が行われているが、「部品の廃品などやむを得ない理由により修理をおこなえない場合があるため、生産終了後10年以内の機種の修理をお約束するものではございません。何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけている。
●関連リンク:
・修理に関する重要なお知らせ(アイコム)
・生産終了機器リスト(PDF)
2022年6月1日作成版(リンク切れになった場合は上記「修理に関する重要なお知らせ」からダウンロードのこと)
「アマチュア無線に関する最新情報を提供し、アマチュア無線のおもしろさを伝える電子マガジンで、スポンサーメーカーだけではなく、JAIA会員各メーカーの製品情報も掲載しています」という電子Webマガジン「月刊FBニュース」。通常は“毎月1日”と“毎月15日”に記事の更新を行っているが、きょう2022年6月1日にはニュース4本のほか、おなじみの「ものづくりやろう!」「おきらくゴク楽自己くんれん」「海外運用の先駆者達」「日本全国・移動運用記」など合計9本の記事を掲載。また英語版の「FB NEWS Worldwide」にも4本の記事が掲載されている。今回は抽選で30名にAmazonギフト券500円分が当たるアンケートキャンペーンも実施している。
今号のニュースは「JAIA、第52回定時総会を開催」「アイコム、デイトンでSHF-P1、IC-PW2を展示」「記念艦三笠でモールス体験イベント開催」「オーストラリア メルボルン MDRC HAMFEST 2022 開催」の4本。
連載記事は9本を掲載。JF3LCH
永井氏の「おきらくゴク楽自己くんれん」は軽トラックの荷台に乗せる移動運用シャックを製作(その1)。JH3RGD
葭谷氏の「ものづくりやろう!」は3Dプリンタでパドルの自作に挑戦。JP3DOI 正木氏の「My
Project」はアイコムの小型スピーカマイクに操作キーとLCD表示器を組み込んだ多機能マイクの製作記。
JA3AER
荒川氏の「海外運用の先駆者達」は1998年のアジアにおける日本人運用。「MasacoのFBチャレンジ!」は奈良県生駒市(生駒山)からJL3ZGL/3のコールサインでHAMtte交信パーティーに参加した運用リポート。JO2ASQ
清水氏の「日本全国・移動運用記」は4月末から5月初めの大型連休に行った北海道の道央方面移動運用のリポート前編だ。
英語版「FB NEWS Worldwide」にも4本の記事を掲載
月刊FBニュース2022年6月1日号へは下記関連リンクより。次回は6月15日(水)の記事更新を予定している。
●関連リンク:
・月刊FBニュース2022年6月1日号
・FB NEWS Worldwide
・月刊FBニュース Facebookページ
アマチュア無線機器メーカー9社で組織する業界団体「日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)」は2022年5月19日に第52回定時総会を開催し、令和4~5年度の理事・監事案などの議題を審議し承認可決した。その後の理事会で会長・副会長をはじめとする新役員人事が決定。新体制のスタートに際し、公式サイトに新会長の「ごあいさつ」が掲載された。
JAIA公式サイトに掲載された、新会長の「ごあいさつ」
日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)は、1971(昭和46)年に発足したアマチュア無線機器メーカーの業界団体で、2022年5月31日の時点で五十音順にアイコム、アツデン、アルインコ、アンテナテクノロジー、エーオーアール、コメット、JVCケンウッド、第一電波工業、日興電子の9社が「正会員」として加盟している(八重洲無線は現在加盟していない)。
5月19日に行われたJAIAの第52回定時総会では令和4~5年度の理事・監事案をはじめ、第51期の事業報告および決算案、第52期の事業計画および予算案を審議し、すべて承認可決した。続いて理事会が開かれ、会長・副会長をはじめとするJAIAの新役員人事が下記の通り決定した。従来は会長1名、副会長2名、理事3名、監事2名の体制だったが今回は副会長が1名となっている。
<JAIA新役員> (任期:2024年の定時総会までの2年間)
会 長 小路山 憲一(アイコム株式会社)
副会長 鈴木 昭(株式会社JVCケンウッド)
理 事 楠原 和広(アルインコ株式会社)
理 事 杉本 仁(JAIA事務局長)
理 事 前嶋 正寛(第一電波工業株式会社)
監 事 佐藤 文典(アツデン株式会社)
監 事 遠塚谷 章弘(コメット株式会社)
新体制の発足にあたり、JAIAは5月31日、公式サイトに小路山新会長の「ごあいさつ」を掲載した。
ごあいさつ
日本アマチュア無線機器工業会 会長 小路山 憲一
当工業会JAIAは、アマチュア無線機器メーカー自らの力で、アマチュア無線の健全な発展のために1971年12月に設立され、はや半世紀あまりを歩んでまいりました。
ご承知のとおり、2019年12月に発生した新型コロナウイルスの影響を受け、感染拡大防止の観点からこの2年余りの間、数々のイベントの自粛や中止が相次ぎましたが、事業運営や個人のライフスタイルにおきましても、かつてない大きな環境変化を経験致しました。
こうした大きな世の中の変化や流れに対応するデジタル技術の活用や法制・制度面での変更は目まぐるしいものがあり、アマチュア無線の形態も日々変化しつつあります。
業界では社会貢献活動におけるアマチュア無線の活用 として2021年3月、電波法施行規則が改正され、「アマチュア業務」の定義規定に 「その他総務大臣が別に告示する業務」の文言が追加されました。それにともない、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)ならびに一般財団法人 日本アマチュア振興協会(JARD)では、これまで以上に小中学生のアマチュア無線体験機会の拡大や無線技術、科学技術に対する理解と関心を深める活動に後押ししていただいています。
さらに公益財団法人日本無線協会では本年2月より、デジタル化の進展等を踏まえ、一部の無線従事者国家試験をCBT(コンピュータ利用試験)方式による試験を導入され、試験日程、試験場所を大幅に拡大し、受験者の利便性の向上に貢献していただいています。日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)としましてもこれらをたいへん心強く思っています。
私たちJAIA会員は、アマチュア無線機器の提供の観点から魅力ある商品の開発や機器の仕様、測定法などの業界統一を図ると共に、「アマチュア無線の普及活性化」を強力に推し進めてまいります。
今後とも引続き、関係団体のみなさま、また会員のみなさまのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
●関連リンク: JAIAホームページ