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hamlife.jp (2024/11/23 5:35:24)
現在データベースには 6113 件のデータが登録されています。
アイコム株式会社は2024年8月24日(土)と25日(日)に有明GYM-EXで開催される「ハムフェア2024」の会場で、同社60周年を記念したアマチュア無線機のコンセプトモデル「X60(仮称)」の全貌を世界初公開する計画だ。初日である8月24日の10:30に同社ブースに設けた展示コーナーのベールを外し、公式サイトでもビデオ配信を行うという。はたしてX60の正体は? hamlife.jpスタッフが新たに公開された予告動画から大胆な推理を行ってみた。
アイコムのFacebookページでX60の予告動画が更新された
アイコムの60周年記念モデル「X60(仮称)」は、5月に米国で行われた「ハムベンション」、6月にドイツで行われた「HAMRADIO」、7月の「関西アマチュア無線フェスティバル」の会場で基板のみが公開された。同社は製品の概要について詳しく説明していないが、無線家の間では展示された基板から“200W出力のHF/50MHz帯モデルで、2波同時受信ができる機種ではないか?”と想像されている。
5月の米国ハムベンションで公開されたX60の基板。すべてアクリルケースに収められていた
このほど、アイコムの公式Facebookページで、「X60」の告知動画が更新され、フロントパネルの一部が明らかになった。真っ黒のシルエットに光が当たり、向かって右側から中央部にかけて一瞬明るくなり、フロントパネルの一部を見ることができる。
更新された告知動画より
hamlife.jpスタッフがこの動画を拡大し、光の当たった部分を合成してみたのが下の画像だ。告知動画で公開されたのはこの範囲に限られている。
hamlife.jpスタッフが画像を合成し、補正を行ってみた
この画像からは、現行のフラッグシップモデル「IC-7850/7851」よりもコンパクトな印象を受ける。サイズ的にはIC-7610とほぼ同等で、液晶ディスプレイや下部のスイッチの配置などもIC-7610と似ているようにも感じる。大きな違いは、メインダイヤルの上部にサブディスプレイを装備し、フィルタや混信除去機能の動作状態が直感的に分かるようになっていることだろうか。
告知動画(hamlife.jpスタッフが画像合成)とIC-7610を比較
ハムフェア2024の開幕まであとわずか。アイコムのこの製品は間違いなく大きな注目を集めることだろう。
こちらの記事も参考に(2024年5月18日掲載)
【米国ハムベンション2024】<速報>アイコム、創業60周年コンセプトモデル「X60」を発表
なお、「アイコム株式会社」のブース番号「D-01」は、「【ハムフェア2024】<企業、クラブなど185団体が参加>事前にチェック! JARLが『ハムフェア2024』のブース出展内容&会場配置図(小間割り)を公式発表」の既存記事( 2024年7月17日記事 )で場所の確認ができる。
●「ハムフェア2024」情報提供のお願い(このバナーをクリック!)
●関連リンク:
・ハムフェア2024に出展いたします(アイコム ニュースリリース)
・アイコム60周年記念コンセプトモデル X60のプロモーションビデオ配信
・X60 : The unveiling on 24th August 2024(アイコム/YouTubeチャンネル)
・X60のティザー動画(アイコム公式Facebookページ)
・ハムフェア2024特別ページhamfair.jp
・ハムフェア2024インフォメーション(JARL Web)
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日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2024年8月19日時点で、アマチュア局は「353,411局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2024年8月12日の登録数「353,688局」から、1週間で277局ほど減少した。なお、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入された( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2024年8月19日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「353,411局」の免許状情報が登録されていた。前回、2024年8月12日時点のアマチュア局の登録数は「353,688局」だったので、1週間で登録数が277局ほど減少した。
2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
↓この記事もチェック!
< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
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株式会社JVCケンウッドは2024年8月19日、TH-D75とTH-D74のD-STARレピータリストの更新を行い、新バージョン「Ver.20240816」を公開した。
TH-D75/TH-D74のD-STARレピータリスト更新は2024年6月17日に公開された「Ver.20240615」以来となる。詳細は以下の通り。
<今回データが更新されたD-STARレピータリストのバージョンと内容>
●TH-D74/TH-D75 レピータリスト: Ver.20240816 (2024年8月16日版)
追加修正内容:
・「JP2YIE A」(飛騨高山430)を追加しました。
・「JP6YGU A」の移設にともない、名称(「熊本東430」→「熊本南430」)と位置情報を変更しました。
JVCケンウッドは「TH-D74 および TH-D75には、出荷時にあらかじめD-STARレピーターリストが書き込まれています。D-STARレピーターの開設状況などに応じて、レピーターリストが更新されることがあります。最新のレピーターリストファイルをお客様ご自身でダウンロードし、無線機に対応するメモリーコントロールプログラム (MCP-D74 または MCP-D75)、または市販のmicroSDメモリーカードを使用して、お手持ちの無線機に書き込むことができます」と説明し、その手順をWebサイトで公表している。
TH-D75/TH-D74 D-STARレピータリストの詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク: TH-D75/TH-D74 D-STAR レピーターリスト(JVCケンウッド)
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2024年8月18日(第607回)の特集は「スーパーフォックスモードって何?」。FT8の運用に使う通信用ソフトウェア「WSJT-X」に新たに搭載され(現在はrc版としてWSJT-X v2.7.0-rc6が公開中)、7月に行われたK8R(アメリカンサモア)のDXペディションで世界初の運用が行われ、現在は8月7日から始まったN5J ジャービス島DXペディションで使われている「SuperFoxモード」について解説した。
公開されたポッドキャスト音声は約47分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第607回の配信です
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株式会社電波新聞社は2024年9月5日に新刊「令和版 ライセンスフリー・簡易無線マニュアル」を刊行する。無線従事者免許が不要なライセンスフリー無線はレジャーからビジネスまで手軽に使える点に特徴があり、ユーザーも増加の一途を辿っている。同書はライセンスフリー無線を中心に、27MHz帯を使用する市民無線(CB)や特定小電力無線など、レジャーから業務まで幅広く使えるライセンスフリー無線利用のノウハウを提供する1冊だ。B5サイズ全224ページで価格は2,640円(税込み)。なお8月24~25日に開催される「ハムフェア2024」の電波新聞社ブース(ブース番号:B-03)で、部数限定の先行販売を行うという。
「令和版 ライセンスフリー・簡易無線マニュアル」表紙
電波新聞社は1979(昭和54)年にめぐろE55/JH1IUR 皆川隆行氏の執筆で刊行し、合法CB無線入門ブームの発火点となった名著「CB=市民無線マニュアル」を現代版として復活させた「ライセンスフリー無線マニュアル」を2020年12月に発売し話題を集めた。今回の「令和版 ライセンスフリー・簡易無線マニュアル」は、それに続く “ライセンスフリー無線本” の第2弾となる。同社は「令和版 ライセンスフリー・簡易無線マニュアル」の企画について、次のように説明している(一部抜粋)。
近年、災害時など緊急時の連絡に便利なトランシーバーなど個別無線機器が見直されています。しかし、従事者免許が必要な業務無線やアマチュア無線の利用に関しては、その通信内容、用途などに厳しい法規制があります。特にアマチュア無線に関しては、営利目的の業務利用が一切禁止されています。
いっぽう、無線従事者免許が不要なライセンスフリー無線は、使用無線機器などに厳しい規制がある反面、運用については規制がゆるく、ビジネス利用も許可されていて、電話感覚で使える点に特徴があります。
最近は、外部アンテナが使用できるデジタル簡易無線やデジタル小電力コミュニティ無線が登場し、以前と比べ使い勝手も非常によくなっています。これらのラインセンスフリー無線のユーザーが近年、爆発的に増加し、都市部では周波数不足に起因する混信などの妨害が増加してきました。そのため総務省は、2023年6月にデジタル簡易無線局用の周波数割り当てを大幅に拡大し、さらに便利で使いやすいものなりました。
本書はこれら最新のライセンスフリー無線を中心に、以前から存在する27MHz帯を使用する市民無線(CB)や手軽に無線機入手できる特定小電力無線を加え、レジャーから業務まで幅広く使えるライセンスフリー無線利用のノウハウ提供していきます。また、昨年6月のデジ簡の大幅な制度改正についても詳細に解説していきます。
同書は全12章で構成されている。各章の詳しい掲載内容は目次画像を参考にしてほしい。
なお8月24日(土)・25日(日)に有明GYMで開催される「ハムフェア2024」の電波新聞社ブース(ブース番号:B-03)では、部数限定(2日間合計で100部程度)で先行販売を行うという。
すでにAmazonでの予約も始まっているので、ハムフェアに参加されないフリラーは確実に入手するため、下記のAmazonリンクからの予約をおすすめする。
◇
この「令和版
ライセンスフリー・簡易無線マニュアル」の中心になった執筆者(ライター)は、ライセンスフリー無線の世界で精力的な情報発信を行ってきた南雲桂一氏(コールサイン:チヨダAB20/JP1GSI)だが、同氏はこの本の原稿執筆が佳境を迎え、表紙用の写真撮影が予定されていた7月3日の未明に心不全のため自宅で急逝され、本書が遺作(絶筆)となった。
この時点で原稿が未完成の章があったことから、南雲氏の遺志を継ぐ形で多くのライセンスフリー無線ファンや関係者が制作に協力、このほど予定通り刊行できる見通しになったという。
同書の執筆者一覧には、南雲桂一氏の名前が最初に掲載されている
●関連リンク: 電波新聞社(8月17日現在、「令和版 ライセンスフリー・簡易無線マニュアル」の情報は掲載されていない)
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相変わらず電波法違反によるアマチュア無線技士に対して行政処分に注目を集めている。先週のアクセスランキング1位は、第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者が、免許を受けずにアマチュア機で不法無線局を開設し、435.08MHz(衛星通信区分)で運用していたことに対する北海道総合通信局による行政処分のニュース。続く2位も、先々週のアクセスランキングで1位だった「<免許を受けずにアマチュア無線局を開設>近畿総合通信局、第四級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者(55歳)に対して43日間の行政処分」と続いた。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
3位は、アイコム株式会社が、新製品の144/430MHz帯ハンディ機「ID-52PLUS」の同社創業60周年を記念した特別バージョン「ID-52PLUS アイコム60周年記念限定モデル」を、国内向け400台、海外向け2,000台の数量限定で発売すると発表したところ、予約受付けと同時に注文が殺到し、主要販売店での当初の割当て台数枠があっという間に埋まってしまった経緯から、新たに国内向け100台を追加販売し、合計500台とすることをリリースした話題。メーカー希望小売価格(税込み)は通常モデルのID-52PLUSが75,680円なのに対し、60周年記念限定モデルが86,680円と11,000円高い設定になっている。
4位は、8月31日(土)12時から24時間(5時間の休息時間あり)にわたり開催される「第20回
ダイナミックスケジュール」の話題。430MHZ帯SSBモードを運用する全国のアマチュア無線家を対象に、固定局でも移動局でも、自由に参加できる交信イベント。「自グループ参加各局と協力しながらスケジュール形式で各エリア間での交信を進めることになるので、各局との親交を深め、さらに珍しい運用地やはじめての運用地との交信を目指すことを目的としています」と案内している。あらかじめ参加申し込みという形で登録が必要となる。締め切りは8月23日(金)まで。
※画像は「30SSB.NET」提供。
5位は、2024年8月24日(土)、8月25日(日)の2日間、東京都江東区有明の「有明GYM-EX」で開催される「ハムフェア2024」の詳細な「会場案内図」がPDFデータで公開されたという情報。会場案内図は、Aブロック(JARLコーナー)、Bブロック(ビジネスコーナー)、Cブロック(クラブコーナー)、Dブロック(JAIAコーナー)に分けられていて、それぞれブース番号の記載とブース名が一目で確認できる仕様になっている。そのほか「ハムフェア2024」の事前情報に関する記事が多数ランクイン。新会場で開催されるハムフェアへの期待の高さがうかがえる結果となった。
●ハムフェア2024会場案内図
※画面をクリックするとPDFデータが開きます。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<免許を受けずに無線局を開設、435.08MHz(衛星通信区分)でオンエアー>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士(61歳)に対して17日間の行政処分
2)<免許を受けずにアマチュア無線局を開設>近畿総合通信局、第四級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者(55歳)に対して43日間の行政処分
3)<国内向け販売は合計500台に>アイコム、「ID-52PLUS 60周年記念限定モデル」の100台追加販売を決定
4)<自由参加OK! 430MHz帯SSBモードを運用する無線家を対象に>「第20回 ダイナミックスケジュール」を8月31日(土)12時から24時間(5時間の休息時間あり)にわたり開催
5)【ハムフェア2024】<詳細な「会場案内図(PDF)」公開>さらに「ハムフェア自作品コンテスト」の入賞作品など情報更新
6)<特集は「シャック構築に役立つ 無線設備アイデア集」、別冊付録「FT8運用マニュアル 2024最新版」つき>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2024年9月号を刊行
7)【ハムフェア2024】<珍しいディップ・メーターをお持ちください>電波ホットスポット探検隊、ミズホ通信・ピコシリーズ巨大オブジェ“ピコ神様”との記念撮影&疎開先募集
8)【ハムフェア2024】<ももすけさん、つむぎちゃんがやってくる>JJ1YQF ラジオライフ無線クラブ、“アキバで働くお姉さん”こと早坂香澄がブースのお手伝い
9)【ハムフェア2024】<ハムフェア会場で特価販売>SUR工房、高速打鍵に適したシングルレバー・パドルの新製品「CIR-37S」を発売
10)<どちらも「TVer」で無料見逃し配信中>テレビ朝日系「ポツンと一軒家」、日本テレビ系「月曜から夜ふかし」でアマチュア無線家が登場
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既報 のとおり、札幌市の百貨店、丸井今井札幌本店(三越伊勢丹ホールディングス)は、2024年8月12日から14日まで、夏休みの子供向けイベントの1つとして、JARL石狩後志支部の協力による「FMラジオ工作会」「モールス通信体験」「アマチュア無線体験運用」を開催した。会期中に25人の小中学生がFMラジオ製作を体験、さらにモールス体験とアマチュア無線の体験運用はのべ40名ほどが参加したという。この模様がJARL石狩後志支部のホームページで報告されている。
2024年8月開催「FMラジオ工作会&体験運用」の模様(JARL石狩後志支部ホームページより)
JARL石狩後志支部の関係者から届いた、同イベントの開催報告(一部抜粋、補記)を紹介する。
丸井今井札幌本店のイベント「まるい三越のなつやすみ」で行われた、FMラジオ工作会&アマチュア無線体験運用は、なんとか全3日間の日程を終えました。
FMラジオは25人の小中学生さんに作ってもらいました。基板に電子部品を1つ1つはんだ付けをしての電子工作で、イヤホンからラジオが聞こえた時のドキドキ感などを楽しんでもらいました。中には小学校の自由研究にするために、工作過程を細かく写真撮影する方もいました。
2024年8月開催「FMラジオ工作会&体験運用」の模様(JARL石狩後志支部ホームページより)
2024年8月開催「FMラジオ工作会&体験運用」の模様(JARL石狩後志支部ホームページより)
2024年8月開催「FMラジオ工作会&体験運用」の模様(JARL石狩後志支部ホームページより)
併せて、名前を1文字ずつ電鍵で打ってモールス発信器から音を出す体験や、アマチュア無線体験運用も行い、のべ40名ほどに体験していただきました。主催の丸井今井様、および体験局運用に応答いただきました札幌市内各局にも感謝いたします。同軸ケーブル引き回しの関係上、体験局のアンテナは屋内というスタイルではありましたが、21、144、430MHz帯で電波を出すことができました。
2024年8月開催「FMラジオ工作会&体験運用」の模様(JARL石狩後志支部ホームページより)
これを機会に、科学に興味を持ってもらえればと思います。テレビ・ラジオや無線といったツールは通常生活でも欠かすことのできないツールであり、また災害時にも力を発揮します。青少年向けにこのような工作の機会を通して、いざという時の力になれればと思います。
今回の「FMラジオ工作会&体験運用」の模様は、HTB(北海道テレビ放送)のニュースでも紹介されました。支部ホームページを見ただけでは気づきませんが、 HTB北海道ニュースのサイト を見に行くと、アマチュア無線の体験運用者の中にHTBの人気アナウンサー、森 唯菜(もり ゆいな)さんが交信している様子も掲載されています。
森 結菜アナウンサーは “どこから応答が来るかわからないドキドキで終始緊張気味” だったそうです。はたして今後、丸井今井札幌本店の「ふゆやすみイベント」(1月)や、「さっぽろ雪まつり」(2月上旬)の会場で、再びアマチュア無線をオペレートする時が来るのか、期待したいと思います。
●関連リンク:
・小3~中3対象
ラジオ工作・モールス体験・体験運用会を実施しました(JARL石狩後志支部)
・JARL石狩後志支部
・【夏休みの研究】電子部品をはんだ付けから 小学生がラジオ工作やアマチュア無線を体験 札幌丸井今井本店(HTB北海道ニュース)
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株式会社三才ブックスは2024年8月28日(水 )に「ラジオマニア2024」を刊行する。同書は2006年からほぼ毎年刊行されているAM/FM/短波ラジオ放送の受信に特化したムックで、おすすめ番組や局の情報などのソフト面から、機材の使用レポート、工作記事、受信実験レポートなどのハード情報まで、ラジオファンなら知っておきたい情報がぎっしり詰まった1冊だ。今号は巻頭カラーで「ラジオ大阪アナウンサー 原田年晴ロングインタビュー」「実力派短波ラジオ ATS-909X2J 実力チェック」「Amazon.comで見つけた 魅惑の珍ラジオ」などを取り上げ、カラー特集では1局集中ガイドとして静岡県の「K-MIX」を紹介。また第4章では「FM→AM変換ができる パーソナルAM補完中継局を作ろう!」という製作記事を掲載している。価格は1,760円(税込)、別冊付録として受信に役立つ便利手帳「RADIO-MANIA handbook」がついてくる。
三才ブックス「ラジオマニア2024」表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての無線やラジオに関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスは月刊誌「ラジオライフ」で知られる出版社でさまざまな無線やBCL、エレクトロニクス関連のムックも刊行している。8月28日に発売される「ラジオマニア2024」に掲載されている内容は下記のとおり。
★ソフトからハードまで役立つラジオ情報満載!「ラジオマニア2024」
おすすめ番組や局の情報などのソフト面から、機材の使用レポート、工作記事、受信実験レポートなどのハード情報まで、幅広くラジオを楽しむ1冊! 特別付録として受信に役立つデータ等満載の手帳「RADIO-MANIA handbook」が付きます。
◆巻頭カラー
・ラジオマニアニュース
・パーソナリティ ロングインタビュー:原田年晴(ラジオ大阪アナウンサー)
・実力派短波ラジオ ATS-909X2J 実力チェック
・ZWS-C919速報レビュー
・Amazon.comで見つけた 魅惑の珍ラジオ徹底レビュー
◆第1章 ラジオ番組をもっと楽しもう!
・ラジオ局が取り組む ポッドキャスト最前線
・AM停波実証実験を深掘り!
・radikoで聴きたい各局イチ押しプログラム!
◆カラー特集
・1局集中ガイド「K-MIX」
・縦型FMホームラジオの製作
◆第2章 注目の受信機材レビュー
・アイワ AR-MD20の後継機を探せ!
・ワイヤーアンテナ活用テクニック
・DSPラジオ用IC・TEF6686を搭載!「SR-286」はここがすごい!
・ソニー、パナソニックのオススメ現行機はこれだ!
◆第3章 受信に役立つ情報&テクニック
・全国の県域FMのベリカードを集めよう
・短波BCLの最新動向 2024年版
・FMラジオ受信実験~福岡編
・世界の短波放送情報の探し方
◆第4章 ラジオハイパーマニアックス
・FM→AM変換ができる パーソナルAM補完中継局を作ろう!
・教養としてのラジオ史~音楽編
・30年前にタイムスリップ ラジオ番組表アーカイブ
◆特別付録
受信に役立つ便利手帳「RADIO-MANIA handbook」
なお、同書を入手するには、下記のAmazonリンクが便利で確実だ。
●関連リンク: 三才ブックス
The post <ソフトからハードまで役立つラジオ情報満載>三才ブックス、8月28日に「ラジオマニア2024」を刊行 first appeared on hamlife.jp .
日本における、2024年8月17日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局から更新発表があった。北陸総合通信局から更新発表で、8月に入ってすべての総合通信局および沖縄総合通信事務所から、コールサイン発給のデータ更新が行われた。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
The post 9エリアの(北陸管内)で発給進む---2024年8月17日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 first appeared on hamlife.jp .
アワードに関する調査研究とアワードに興味を持つすべてのハム、SWLとの交流を目的に集う「The International Award Chasers Club(ACC)」は、2024年8月19日(月)0時から8月25日(日)23時59分までの1週間にわたり、すべてのアマチュア無線局(一般社団局、一般記念局、SWLは除く)を対象に、WARCバンドを除く全アマチュアバンドで「第9回 ACCマラソンコンテスト2024」を開催する。今回から「デジタル(FT8)部門」を新設し、アナログモードは電信電話とするとしている。
対象は全アマチュア無線局(一般社団局、一般記念局、SWLは除く) ただし、ACCの開設している次の社団局(JN1YMP、JN1ZGI、JI2YZV、JE4YOL)は個人局と同様参加できる。使用周波数はWARCバンドを除くすべてのアマチュアバンドで、今回(第9回)からデジタル(FT8)部門を新設。メンバー局と一般局それぞれにアナログモードの「電信電話部門」とデジタルモードの「デジタル部門」がそれぞれ設けられた。
呼び出しは一般局は通常の方法とし、ACCメンバーは電信が「CQ ACC TEST」、電話は「CQ ACCコンテスト」、デジタルは「CQ ACC」。ナンバー交換は通常の交信「RS(T)レポート」交換。ACCメンバーはナンバーまたは「M」を付ける。デジタル通信はTXにてACCナンバーを送信する。
禁止事項として「呼出周波数の使用禁止、クロスバンドによる交信、2波以上の同時電波発射、レピーターの使用、同一局との重複交信、ロールコールで交信(開始前、終了後は可)、ACC社団局以外のマルチオペレーターによる運用、 自局の運用をWebクラスターなどにセルフスポッティングおよび第三者に依頼する行為」を挙げている。
また、注意事項として「同一局との交信は期間中を通じてモード、または運用場所が異なってもメンバー局、一般局とも各1回。ただしACC社団局に限り、期間中に前日まで異なる都道府県または振興局で運用すれば別扱いとする。運用地の変更は自由」としている。
得点は、ACCメンバー局との交信10点、一般局との交信1点。ただし、コールサインに「A」または「C」が含まれていれば1文字に対して+10点(一般局の交信可)。例えば、プリフィックス、サフィックスのコールサインに「A」または「C」が含まれていれば以下の得点が得られる。
例:メンバー局、JA1DTS、JJ1CWX局はAまたはCが含まれているので+10点で20点
例:メンバー局、JA1ECU、JA1CUH局はAまたはCが2文字あるので+20点で30点
例:一般局、JE1AGN、JH1CMG局はAまたはCが含まれているので+10点で11点
例:一般局、AまたはCが含まれていない局は1点(一般局同士でも交信可能)
マルチプライヤーは運用日数(最大7日)で、総得点は各バンドにおける得点の和×運用日数。交信の必要条件としてACCメンバーとの交信数が3局以上を含み、交信局数が5局以上が必要。交信局数が100局以上の場合、チェックリストを提出すること(100局以上でチェックリストがない場合は失格)。
ログの提出締め切りは9月16日(月・祝)までに必着のこと。紙ログのほか、電子メールによる提出も受け付ける。電子メールで提出した局には、参加証が電子メールへの添付PDFファイルで送られる。
詳しくは記事下の「第9回 ACCマラソンコンテスト2024規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第9回 ACCマラソンコンテスト2024規約(PDF形式)
・The International Award Chasers Club(ACC)
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