無線ブログ集
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東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年8月11日 夜に放送した第535 回分がアップされた。
2022年8月11日(第535回)の特集は「HAMtte交信パーティー2022夏について」。2022年8月13日(土)から27日(土)まで開催される、JARD主催「HAMtte交信パーティー2022夏」の「 パーティー部門 」と、8月28日(日)開催の同「 コンテスト部門 」を案内。続いてYouTubeで配信されているBCLコンテンツ「 かぴとうラジオ 」を紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第535回放送
・QRL Facebookページ

東京都板橋区の「板橋区立教育科学館」に、アマチュア無線体験臨時局「8J1YAP」が開設・開局し、2022年8月3日(水)に開設式が行われたことが同区公式ホームページで紹介された。これまで同館では、板橋区立教育科学館アマチュア無線クラブ(JK1ZIP)により、アマチュア無線技士の資格を有するメンバーたちが公開運用などを行ってきたが、新たに資格を持たない人たちがアマチュア無線の体験交信を行うことができる制度を活用して、このたびアマチュア無線体験臨時局「8J1YAP」のコールサインが総務省関東総合通信局より付与された。「板橋区では今年区制施行90周年を記念し区内各所で様々なイベントが予定されている。教育科学館においても、10月1日(土)、2日(日)の両日、区内小中学生を対象としたアマチュア無線の操作体験会(体験講座)を実施する予定である」と案内している。
体験臨時局とは、ワイヤレスIoT人材育成を目的に2020年4月に電波法の省令改正・告示等が行われ( 2020年4月21日記事 )、有資格者の指揮下で、資格を持たない人たちがアマチュア無線の体験交信できる制度を活用したアマチュア局のことで、アマチュア無線技士の資格を持たない参加者が、体験臨時局を通じて文字通りアマチュア無線によるコミュニケーションの楽しさを味わうことができる。すでに全国各地で多くの体験臨時局が開局し、運用を行っている。
今回、板橋区立教育科学館ではこの制度を利用して、アマチュア無線体験臨時局「8J1YAP」を開設。科学技術への理解を促進するため、区内小中学生を対象に操作体験会(体験講座)を行うとしている。
板橋区公式ホームページによると、開設式当日、訪れた児童や保護者が有資格者の指導のもと、実際のアマチュア無線を体験したと伝えている。また、操作体験促進のために、板橋区内にある株式会社リブランから寄贈されたアイコム株式会社のHF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」を使って、富士山にいたアマチュア無線局との交信を行い、式典を盛り上げたとしている。
板橋区立教育科学館は、10月1日(土曜日)と2日(日曜日)の両日、区内小中学生を対象としたアマチュア無線の操作体験会を実施する計画を進めている。
※2022年8月27日(土)と28日(日)の両日のアマチュア無線の操作体験会は8月15日に締め切られた。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月21日から即日施行>きょうから1.8/3.5MHz帯がバンド拡張、免許手続き簡素化など制度整備も実現
<3月10日の官報に掲載>総務省が「アマチュア無線の社会貢献活動での活用」「小中学生のアマチュア無線の体験機会の拡大」をきょうから施行
●関連リンク:
・令和4年8月3日
板橋区立教育科学館にアマチュア無線体験局「8J1YAP」が開設(板橋区公式ホームページ)
・教育科学館にアマチュア無線体験局「8J1YAP」が開設。(いたばしTIMES)
・板橋区立教育科学館
・【事前申込制(抽選)】アマチュア無線体験講座~電波って何だろう?~(板橋区立教育科学館)
・総務省 アマチュア無線の体験制度
・総務省
アマチュア無線体験制度の一覧(PDF形式)
・総務省
家庭や学校でのアマチュア無線体験運用の概要(リーフレット/PDF形式)

CQ出版社は “別冊CQ ham radioシリーズ”として年4回刊行している「別冊CQ ham radio QEX Japan」の最新号、No.44 を2022年8月19日(金)に発売する。今号は巻頭特別企画として「アマチュア無線機のメインテナンス」を掲載。さらに「FTDX101MPユーザーが語る、八重洲無線FTDX10の魅力と使いこなしチップス」「シガーボックスで作った魅惑の5W QRP AM送信機」「MRF300A/Bプッシュプル完成基板を使った1.8~50MHzリニア・アンプの製作」などの記事も掲載されている。価格は1,980円(税込)。

「別冊CQ ham radio QEX Japan No.44」表紙
「QEX Japan」は2011年11月創刊、従来同社から刊行されてきた「別冊CQ ham radio」シリーズの誌面を刷新して登場した季刊誌(毎年2、5、8、11月に刊行)。アメリカのアマチュア無線連盟ARRLが発行する技術誌「QEX」のタイトルを同連盟の許可を得て日本版を発行している。国内のアマチュア無線、電子関係の話題はもちろん、ARRLの機関誌「QST」や「QEX」誌からの翻訳記事も収録している。今号のおもな内容は下記の通り。
<巻頭特別企画> アマチュア無線機のメインテナンス
・トリオ TS-130Sのメインテナンス
・トリオ SP-120のスピーカを換装する
・50MHz BPF シンワ1100の修理
・トリオ TS-830の修理のまとめ
・アイコム IC-1201をニコイチで修理
・八重洲無線VX-3のお掃除
<Product Report>
・FTDX101MPユーザーが語る
八重洲無線FTDX10の魅力と使いこなしチップス
<ファースト・インプレッション>
・Xiegu SDRトランシーバ X6100
<外誌に見るアマチュア無線>
・Product Review
Xiegu X6100 HF/6m QRP トランシーバ(QST誌2022年7月号より)
<Topics>
・続・ファンクション・ジェネレータのお気軽活用
SIGLENT「SDG1062X」+DBMで中波Hi-Fi受信を試す
・受信機の設計・製作 応募作品紹介
1球がもたらすものコンペ 第5回
・シガーボックスで作った魅惑の5W QRP AM送信機
<Technical Section>
・小型ベクトルネットワーク・アナライザ活用術
NanoVNAを使ったアンテナ・カップラの測定
・MRF300A/B プッシュプル完成基板を使った
1.8~50MHzリニア・アンプの製作
・5P70 パラ 1kW(PEP)仕様
解説 リニア・アンプの動作点
・オフセンター給電マルチバンド垂直アンテナ[最終編]
・マイクロタワーPCケースに組む
5T31/450THを使ったマルチバンド・リニア・アンプ
同誌の予約・購入は下記のAmazonリンクが確実だ。また詳細は下記関連リンクのCQ出版WebShopにも掲載されている。
●関連リンク: 別冊CQ ham radio QEX Japan(CQ出版WebShop)

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2022年8月3~4日に東京・巣鴨のJARDハム教室で「夏休み特別企画 親子ハム教室」と命名した第4級アマチュア無線技士(4アマ)の養成課程講習会を実施した。小中学生とその保護者、8組17名が受講し全員が修了試験に合格したという。

JARD主催「親子ハム教室」の講習風景(写真提供:JARD)。ベテラン女性講師も加わり、わかりやすく丁寧に教えた
JARDは、アマチュア無線技士の資格取得を目指す小・中学生とその保護者がセットで受講できる「親子ハム教室」を8月3~4日の2日間、東京都豊島区巣鴨のJARDハム教室で実施した。

JARD主催「親子ハム教室」の講習風景(写真提供:JARD)
この養成課程講習会は「法規6時間、無線工学4時間の授業に加え、補講を兼ねた1時間の特別授業を実施」「お子さまの視点に立った、より分かりやすい授業」「一般の養成課程講習会と異なり、ベテラン講師2名が常駐」といった特徴と、「お子さまと一緒に受講いただく保護者にQUOカード(3,000円)をもれなく進呈(無線機などの購入支援)」「別途開催するJARD主催のビギナーズセミナーと初心者交信教室(いずれも無料)に優先案内」といった特典を設けて今回初開催されたもの。

親子ハム教室限定で配布された試験直前攻略本と特製QUOカード
JARDによると、小学4年生から中学生までの子供とその保護者の計17名(8組)が受講。2日目の授業後に行われた修了試験の結果、全員が無事合格したという。このほどJARDホームページにその開催リポートが掲載された。
受講した子供たちからは「先生の話がわかりやすかった」「楽しく学習できました」、また保護者からは「講習会はわかりやすく覚えられるし、いろいろな知識が得られるのでよかった」「子供にわかりやすく丁寧に教えていただいた」といった感想が寄せられたという。

JARDの「親子ハム教室」開催リポートより
こちらの記事も参考に↓(2022年7月6日掲載)
<参加者には2つの特典あり>JARD、8月3~4日に東京・巣鴨で「親子ハム教室(4アマ養成課程講習会)」を開講
●関連リンク:
・夏休み特別企画
4アマ養成課程講習会「親子ハム教室」実施レポート PDF(JARD)
・JARDホームページ

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから6周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も75.3歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2022年8月14日(日)21時30分からの第324回放送。JA1NFQ
中島氏が最近SSTVを楽しみ、JASTAのコンテストに参加しているという話から、SSTVの話題でしばらく盛り上がった。“昔は機器を自作して残像性ブラウン管を使っていた”という思い出も登場。
なお「OMのラウンドQSO」はハムフェア2022会場で8月20日と21日に公開収録を行うという案内があった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に続いてJARDコンテスト委員会のJJ1SSY 柏木氏が登場、8月28日(日)9時から14時59分59秒に初開催される「HAMtte交信パーティー2022夏 コンテスト部門」の案内を行った。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

8月16日、北海道総合通信局はアマチュア無線を対象とした電波監視で、バンドプランを逸脱し、レピータ用に限り使用することができる周波数(439.02MHz)においてレピータ使用せずに通信し、さらにのコールサインを送出していなかった電波法違反行為が発覚した、北海道石狩市在住の第三級アマチュア無線技士と第四級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者に対して、15日間のアマチュア無線局の運用停止と従事停止の行政処分を行った。
北海道総合通信局が発表した処分内容は次のとおり。
北海道総合通信局は、令和4年8月16日(火曜日)、電波法令違反を行った者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
1.違反発覚の端緒
本件は、当局が実施したアマチュア無線局を対象とした電波監視により電波法令違反の事実が発覚したもの。
2.違反および行政処分の内容
被処分者: 石狩市在住の男性(62歳)
違反内容:
車両に開設したアマチュア無線局により以下の違反運用を行ったもの。
(1)識別信号不送出
(無線局運用規則第10条第3項)
(2)周波数等使用区別違反
(無線局運用規則第258条の2)
レピータ用に限り使用することができる周波数(439.02MHz)において、レピータ使用せずに通信を行った。
処分内容:
(1)アマチュア無線局の運用停止
(電波法第76条第1項)
(2) 無線従事者(第三級アマチュア無線技士および第四級アマチュア無線技士)の業務への従事停止
(電波法第79条第1項)
※停止期間は、いずれも令和4年8月16日から15日間
<関連条文>(電波法)
第76条第1項
総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、三月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、又は期間を定めて運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
(以下省略)
(無線局運用規則)
第10条第3項
無線通信を行うときは、自局の識別信号を付して、その出所を明らかにしなければならない。
第258条の2
アマチユア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別は、別に告示するところによるものとする。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・北海道総合通信局 電波法令違反者に対する行政処分
・アマチュア無線バンドプラン(PDF形式)
・電波型式を決める規則(JARL Web)
・Echolink(ウィキペディア)

2022年8月20日(土)、8月21日(日)に東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催される「ハムフェア2022」会場で、資格のいらないライセンスフリー無線を楽しむサークル「CBCN(CB Radio Communication Network)」が、クラブブース(J-57)に出展。本格派機関誌「AIRTALK 2022(Vol.23)」400部を会場限定で無料配布する。ハムフェア開催に合わせて毎年恒例の同グループ機関誌だが、昨年、一昨年とハムフェアが行われなかったため、3年ぶりの発行となる。毎回品切れ状態が続く人気の機関誌なので、希望者は同ブースへ急ごう!
合法CB(市民バンド)無線や特定小電力無線、デジタル簡易無線など資格のいらない無線を楽しむライセンスフリー無線。その愛好家(フリラー)が集まる「CBCN(CB Radio Communication Network)」では、毎年ハムフェア会場で頒布する機関誌「AIRTALK」の編集作業を進めてきた。今回もCBCNブース限定で無料配布する。
以前は、2日間で限定400~500部が用意し配布してきたが、人気の機関誌だけにあっって、瞬殺で1日分の配布数を越してしまうほど希少性が高い。真のフリラーが執筆と編集にかかわっていることから、内容も充実。さらに、メンバーの1人がプロのデザイナーということから、商業誌と同等レベルの本格的クオリティーが特徴だ。
今号で23号目となる内容は「ハムフェア出展30年記念インタビュー」「中華特小T48レビュー」など。
<CONTENTS>
・思いでの市民ラジオ「CBZ-11」
・中華特小 T48レビュー
・出展30年記念インタビュー
・ハムフェア2019出展報告
なお、「CBCN(CB Radio Communication Network)」のブース番号「J-57」は、「【ハムフェア2022】<企業、クラブなど162団体が参加>事前にチェック! JARL、『ハムフェア2022』会場内のブース配置図(小間割り)を発表」の既存記事( 2022年7月18日記事 )で場所の確認ができる。
●「ハムフェア2022」情報提供のお願い(このバナーをクリック!)
●関連リンク: ハムフェア2022インフォメーション(JARL Web)

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年8月14日(日)21時からの第189回放送。前半は新型コロナウィルスの感染再拡大や最近の天候について。続いて番組が行った「ハムフェア2022」入場券プレゼントの応募者からのメールを紹介した。
続いて「ハムフェア2022」の案内として、会場内の特設ラジオブースで8月20日(土)の12~13に公開生放送を実施し、このブース前に集まった人に抽選でJARLグッズ(ポロシャツ他)が当たると告知。また当日の入場時にJARL入会手続きを取ると、ハムフェア入場券がプレゼントされ、入会金は無料、抽選でトランシーバーが当たると案内。
なお今回は入場時に「 連絡先記入用紙
」の記入が必要になるので、混雑緩和のため事前にJARL Webから入手し、印刷したものを持参して欲しいと告知した。
後半冒頭では、ハムフェア2022開会式の様子を
インターネットで生中継 を行う(JARL
Webのトップページにリンクを掲載予定)ことと、イベントコーナーでのイベントを案内。続いて青少年とビギナー向けに、JARLブース内に「WAKAMONOビギナー相談コーナー」を設け、特別記念局の8J1HAMは女性・若年層の運用タイムを設け、「屋上アンテナ&特別記念局の見学ツアー」も計画していると告知した。
なおライフメンバー正員限定のメタリックゴールド仕様「プレミアム門標板」はインフォメーションコーナーに展示し申し込みも受け付ける。さらにJARLが協力したケンエレファントの「 モールス電鍵ミ二チュアコレクション
」はPRチラシを置くが、サンプル品の展示については交渉中という。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年8月14日(日)15時からの第421回放送。前回に続いてアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集部の吉澤氏(JS1CYI)が登場し、CQ誌8月号(2022年7月19日発売)の内容紹介(「アマチュア無線の面白チャレンジ」同軸ケーブルにM型コネクタを取り付ける、「ユーザー・レポート 八重洲無線 FTDX10」「ユーザー・レポート アイコム IC-705」「ユーザー・レポート 第一電波工業 DP-NR22L」)だった。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ

2022年8月13日付の読売新聞ニュースサイト「読売新聞オンライン」は、「真珠湾攻撃を命じる暗号『送信』…無線塔・針尾送信所、完成100年後の今も『健在』」というタイトルの記事を掲載した。日本時間1941(昭和16)年12月8日未明、旧日本海軍に対して、アメリカ海軍太平洋艦隊基地のある米ハワイ・オアフ島真珠湾への攻撃を命じる暗号電文を送ったとされる、長崎県佐世保市の「旧佐世保無線電信所(針尾送信所)」が、1922(大正11年)年の完成から100年を迎えたことを伝えている。
※パソコンでご覧の場合、小さい画像はクリックすると拡大します。
高さ135mを誇る1号電波塔。コンクリートには、塩分の少ない川砂や砂利を布で拭いて使うなど時間をかけた、高品質で丁寧な施工が行われた
記事によると、戦争末期、沖縄戦に対する海上特攻を行った戦艦大和が、1945(昭和20)年4月7日に撃沈したときなど、重要な局面に関わった施設だとしている。また「当時の最高水準の技術で建てられた無線塔は大地震でも倒壊しないとされ、地元では“歴史の生き証人”の存在を広く伝えようという動きが進んでいる」とのことだ。
施設内の一部は一般に開放され無料で見学もできる。各施設には案内板が設置されている
電波塔の内部。大型クレーンなどない時代、まわりを積み上げる形で建設していった
針尾送信所の象徴である電波塔(実際はワイヤーアンテナのマスト部分)の高さは、1号塔と2号塔が135m、3号塔が137mで、基部の直径は約12m、コンクリート製で厚さは76cm。3本の配置は約300m間隔の正三角形となっている。以前は電波塔の上に台座(1975年に撤去)が備えられ、長波通信のためのワイヤーアンテナが塔と塔を繋いでいた。
現存する第二次世界大戦以前から建つ塔としては日本一の高さを誇り、2013(平成25)年には、「旧佐世保無線電信所(針尾送信所)」の無線塔(3基)のほか、電信室、油庫(ゆこ)の2棟と附属の土地が国の重要文化財に指定された。現在、施設内の一部は一般に開放され、ボランティアも常駐するなど無料で見学もできる。
●旧佐世保無線電信所(針尾送信所)(Googleマップ)
●旧佐世保無線電信所(針尾送信所)(Googleストリートビュー)
読売新聞オンラインの記事は、下記「関連リンク」から閲覧できるが、公開期間が短いので早めの確認をお勧めする。
●関連リンク:
・真珠湾攻撃を命じる暗号「送信」…無線塔・針尾送信所、完成100後の今も「健在」(読売新聞オンライン)
・旧佐世保無線電信所(針尾送信所)施設の見学について(佐世保市役所)
・針尾送信所(ウィキペディア)
・針尾送信所 針尾無線塔(ながさき旅ネット)
・大和 (戦艦)(ウィキペディア)