無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
hamlife.jp (2024/11/27 10:35:21)
現在データベースには 6128 件のデータが登録されています。
2022年4月23日(土)21時から24日(日)21時までの24時間、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催の「第64回(2022)ALL JAコンテスト」が1.9/3.5/7/14/21/28/50MHz帯の各アマチュアバンドで開催される。2020年秋に行われた規約変更により、前回から1.9MHz帯(電信・電話)での参加が可能になり、さらに50MHz帯のコンテスト使用周波数の変更、書類提出期間の短縮(締め切りは5月6日)、紙ログでの提出は総交信局数が100局までといった変更が実施されているので注意のこと。また「SSBにおいてLSBの場合は 下限周波数、USBの場合は上限周波数にご注意ください」と注意を呼びかけている。
「国内アマチュア局の友好を高めるため」を目的として 64回目を迎えるJARL主催「ALL JAコンテスト」。日本国内のアマチュア局およびSWLを対象に、都府県・地域などのアマチュア無線局とより多く交信(または受信)しマルチを稼ぐという、国内最大級&伝統と歴史あるコンテストの1つだ。
JARLコンテスト委員会では、「JARL主催コンテスト(ALL ASIAN DX、QSOパーティを除く)では、 電波型式ごとに『コンテスト使用周波数帯』を制定しています。 運用にあたって特に注意してほしいのは、SSBにおいてLSBの場合は下限周波数、USBの場合は上限周波数です」「たとえば、7MHzにおけるコンテストの下限周波数は7060kHzですが、LSBですので、ダイヤルに表示される周波数は、7063kHzになります。仮に7060kHzの表示周波数で送信すると7057kHz~7060kHzの範囲の電波を送信したことになり、周波数帯の逸脱になります。14MHzの場合はUSBですので、上限周波数は14297kHzの表示周波数になります。14300kHzの表示で送信すると14300kHz~14303kHzの範囲の電波を送信したことになり、周波数帯の逸脱になります」と注意を呼びかけている。
2020年7月に行ったコンテストに関する意見募集や、同年4月のバンドプランの見直しを踏まえ、第53回理事会でコンテスト規程およびコンテスト規約の見直しを決定。前回からコンテスト使用周波数帯の変更により1.9MHz帯(電信・電話)が加わったほか、50MHz帯の使用周波数の変更、書類提出期間の変更(締め切りを5月6日に繰り上げ)、紙ログは総交信局数が100局まで(100局を超える紙ログは受け付けない)などの改正ルールが適用されている。
JARLでは、電子ログ提出を推奨するため、パソコンで手入力したログをJARLコンテスト用の電子ログとサマリー化し、電子メールで提出できるようにする「E-LOG MAKER」というツールを用意。JARLコンテストの電子ログフォーマットに対応したメールを作成して送信するためのページもある。
詳しくは下記の関連リンクから「コンテスト規定・規約の一部改正について」を参照のこと。ログの提出は5月6日(金)まで。通常より提出期間が短いので注意しよう。
JARLが主催する6つのコンテスト結果発表(確定)後において、その栄誉を称えるとして、「参加記念楯」を有料で作成し希望者へ進呈する「コンテスト参加記念楯制度」がある。
例えば「ALL JAコンテスト電話部門参加」「フィールドデーコンテスト5年連続入賞」など、コンテスト楯にその旨を記することができる。コンテストでは入賞しないと賞状がもらえないが、この「参加記念楯」はコンテストに参加してログ提出をすれば記念として入手できる。詳しくは下記のリンクで確認してほしい。
↓この記事もチェック!
<ALL JA/6D/FD/全市全郡の4大コンテストに対応>JARL、コンテスト参加局データベースと参加証(PDF)ダウンロードサービスを開始
●関連リンク:
・第64回(2022)ALL JAコンテスト規約(JARL Web)
・コンテスト規定・規約の一部改正について(JARL Web)
・JARL主催コンテストの電子ログの提出について【電子ログによる書類提出の解説】(JARL Web)
・JARL主催コンテスト規定(PDF形式/JARL Web)
・コンテストアワード制度について(JARL Web)
・コンテスト参加記念楯制度(JARL Web)
・コンテスト委員会からのお知らせ(JARL Web)
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年4月14日 夜に放送した第518回分がアップされた。
2022年4月14日(第518回)の特集は「ALL JAコンテスト」。4月23日(土)21時から24日(日)21時まで開催される「第64回ALL JAコンテスト」を案内し、学生時代に学校社団局からの同コンテストに参戦した際の思い出や、コンテスト参加上の注意点と攻略方法などを語った。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第518回放送
・QRL Facebookページ
東海総合通信局は、総務大臣の免許を受けずにアマチュア無線局を開設し運用した愛知県と三重県の無線従事者(第三級アマチュア無線技士、第四級アマチュア無線技士)4人に対し、無線設備を操作することを17日間停止する行政処分を行った。本件は、同総合通信局監視課に「アマチュア無線局を不法に運用している者がいる」旨の申告などに基づき、電波監視システム「DEURAS(デューラス)」と不法無線局探索車の監視を実施した結果、無線従事者を特定したものである。
東海総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。
総務省東海総合通信局は、電波法第4条第1項の規定に違反して総務大臣の免許を受けずにアマチュア無線局を開設し運用した無線従事者4名に対し、無線設備を操作することを17日間停止する行政処分を行いました。
1.違反特定の経緯
当局監視課は「アマチュア無線局を不法に運用している者がいる」旨の申告等に基づき、電波監視システム「DEURAS」と不法無線局探索車による監視を続けていたところ、総務大臣の免許を受けずにダンプカーに無線局を開設し運用していた無線従事者を特定しました。
この行為は電波法第4条第1項の規定に違反するものであり、同法第79条第1項に基づき無線従事者の従事。停止処分をするものです。
2.行政処分の内容
本件に係る行政処分は以下のとおりです。
被処分者: 愛知県新城市在住の男性(50歳)
行政処分の内容: 17日間の無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分
被処分者: 愛知県名古屋市南区在住の男性(51歳)
行政処分の内容: 17日間の無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分
被処分者: 三重県四日市市在住の男性(51歳)
行政処分の内容: 17日間の無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分
被処分者: 三重県鈴鹿市在住の男性(59歳)
行政処分の内容:
17日間の無線従事者(第三級アマチュア無線技士及び第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分
【参考】 電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)
第4条第1項 (無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項 (無線従事者の免許の取消し等)
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
(以下略)
東海総合通信局は「電波利用の秩序維持を図るため、引き続き電波監視を行うとともに、電波法違反に対して厳正に対処します」と説明している。
↓この記事もチェック!
【電波の日 特別企画】<写真で見る>違法な電波は許さない!! 関東総通「不法無線局探査車(DEURAS-M)」の全貌
<マイメディア東海>移動可能な電波監視システム(DEURAS)センサ局を使用した初の模擬探査訓練の様子をリポート
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・東海総合通信局
アマチュア無線局を不法に開設した無線従事者に対して行政処分<17日間の無線従事者の従事停止処分に>
・総務省 電波監視システム(DEURAS)の説明(PDF形式)
・総務省 不法無線局の特定から行政処分までの流れ(PDF形式)
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2022年4月17日(日)21時30分からの第307回放送。前半では起床時間と昼寝について。さらに春にやりたいこととしてJA1JRK 谷田部氏はアンテナ整備(40mバンドを4エレ八木に)を挙げ、JH1DLJ 田中氏は鉄道旅行を挙げ、みんなでJR水郡線に乗って旅行しようという話で盛り上がった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に続いてJARD専務理事の坂本純一氏(JJ1JXK)が登場。JARDが行っている3つの事業(技適、保証、養成課程)のうち、保証事業(基本保証とスプリアス確認保証)と養成課程(おもに3・4アマの集合講習、2・3アマのeラーニング)の事業を説明。無線資格でeラーニング養成課程を初導入したのはJARDであることを強調した。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
4月19日、北海道総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設していた第四級アマチュア無線技士の資格を有する札幌市在住の無線従事者に対し、4月19日から42日間にわたる無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分を行った。なお本件は、同総合通信局が実施した電波監視により電波法違反の事実が発覚したもの。
北海道総合通信局が発表した内容は次のとおり。
北海道総合通信局は、不法無線局を開設した者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
1.違反発覚の端緒
本件は、当局が実施したアマチュア無線局を対象とした電波監視により電波法違反の事実が発覚したもの。
2.違反の内容および行政処分の内容
被処分者: 北海道札幌市在住の男性(53歳)
違反内容:
免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置したうえ、不法無線局を開設し、運用したもの。
※使用周波数438.12MHz
処分内容 :
令和4年4月19日から42日間、無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分
【参考】電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)
第4条第1項(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項(無線従事者の免許の取消し等)
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 北海道総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分
2022年4月17日(日)に神奈川県足柄上郡松田町で開催された「第24回 松田町ジャンク会」の様子が参加者から届いたので写真で紹介しよう。年2回行われている恒例のイベントだが、2019年の秋に行われる予定だった「第19回」から中止が続き、今回は実に3年ぶりの開催となる。ところが残念なことに天候は良いとは言えず、ジャンク会スタート直前から雨がパラつきだし、あっという間に本降り状態となってしまった。そんな悪状況にもかかわらず、所狭しとお宝グッズが並ぶフリーマーケットが多数出店。訪れた無線家のみなさんが楽しそうに見て回っていた。また、久しぶりのリアルイベントということもあって、会場のあちこらこちらで無線家たちが挨拶を交わす様子が見られた。
※パソコンでご覧になっている場合、小さい画像はクリックすると拡大します。
それでは、当日の様子を参加者から届いたリポートで紹介しよう。
2022年4月17日(日)9時から11時まで、神奈川県湘南や西湘地域のアマチュア無線家の有志らによる「第24回 松田町ジャンク会」が開催されました。
3年ぶりの開催ということもあり、開始前の7時過ぎには駐車スペースがほぼ埋まるような勢いで、開催を待ちに待っていた!という光景が見られました。
出展スペースもコロナ禍ということもあり、余裕をもっての配置です。3年前と比べるとゆったりと回れる工夫が感じられます。
ただ天候はというと、残念なことに開催時間直前の午前8時45分ごろから雨がパラつきだし、午前9時には本降りになってしまいました。商品にビニールシートをかけたり、せっかく並べた商品類を慌てて車に積み込む光景も…。それでも久しぶりの開催ということもあって、会場のあちらこちらで雨にもまけずアイボールQSOを楽しむ姿が見られました。
無線関係のジャンク品以外にも工具やカー用品、パソコン関連、液晶モニター、家電製品など、売られている商品はバラエティーに富んでおり、それもジャンク会の魅力の1つと言えるでしょう。
また会場の河川敷では、平塚市市制90周年特別記念局「8J1H90T」の公開運用が行われ、参加者を楽しませていました。
この日は近隣の東京都羽村市で「第3回 ハムらde無線フェア」が開催されていて、ジャンク会会場の後に、そちらに転戦する参加者も多かったようです。まさに無線イベント満喫の一日と言える日曜日でした。
●関連リンク: 松田町ジャンク会
「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時に東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年4月17日(日)21時からの第172回放送。前半では最近の天候とコロナ禍の状況について。続いて機関誌「JARL NEWS」2022年春号の特集「データで見るJARL会員」の内容を紹介。会員証デザインや会費、会員数などの変遷を説明した。
後半では8月20~21日に開催を予定している「ハムフェア2022」について。現在ブース出展者の募集期間中だが、現時点で50を超える団体から出展申し込みが届いているという。さらにQSOパーティの2・3・4巡目の十二支達成楯の申し込み期間(5月2日まで)と「会員在籍表彰制度」で新たな対象者への案内メールについて。最後に近く開催されるコンテスト(4月23~24日「ALL JAコンテスト」、併催「オール茨城コンテスト 第1部」)の紹介を行った。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年4月17日(日)15時からの第404回放送。久しぶりにJI1KTI 原田美由香が登場し、水田かおりとの女子トークを繰り広げ、最近のテレビドラマの話題で盛り上がった。ドラマの中に登場するモールス信号や、アニメで登場する無線従事者免許証の話も登場した。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
日本における、2022年4月18日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所から更新発表あった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
国際アマチュア無線連合 モニタリングシステム第1地域(IARUMS Region1)は3月期のマンスリーニュースレターで、「現在、IARU第1地域において軍事情勢の影響と思われる、不明なモード(電波型式)の信号がHF帯のアマチュア無線バンドで増加していることに気づきました。その多くは“ジャマー(受信を妨害または無効化するために送信される、意図的に送信される信号)”であると思われます。また、ロシアのデジタルモード『T-230-1A(通称「T-2A」)』のように、長い間確認されていなかった軍事用のモードも観測でき、これらの信号のほとんどは、20mバンド(14MHz帯)と40mバンド(7MHz帯)で受信されました」と報告している。
国際アマチュア無線連合(IARU)は、世界各国を代表するアマチュア無線団体で構成され、世界を3つの地域に分けて構成している。なかでも第1地域(Region1)はIARUの3地域の中で、ヨーロッパ、アフリカ、中東、北アジアを含む最も多くの加盟組織を持つグループとなっている(日本は第3地域=Region3に属する)。
今回、アマチュア無線バンド内への侵入電波などのサーベイを行っている「IARU第1地域モニタリングシステム(IARUMS Region1)」が、毎月発行しているニュースレターの3月期リポートの中で、アマチュア無線バンドに軍事的なものと思われる謎の電波の侵入が増加していることを30ページにわたり報告している。
以下、公表されたIARUMS Region1の3月期マンスリーニュースレターの一部を機械翻訳で紹介しよう。
3月、私たちはIARU第1地域で、現在の軍事情勢の影響と思われる以下のことに気づきました。
HF帯のアマチュア無線バンドにおいて、不明なモード(電波型式)での送信が増えています。その多くの場合、受信を妨害、または無効化するために送信される「ジャマー(意図的にほかの信号の上に送信される信号)」であると思われます。
その状況(短時間ではありますが、強力なバーストが組織的かつ反復的に飛び交う電波スペクトル)から考えられるのは「イオノゾンデ(電離層を調べて、HF帯の信号伝送に最適な周波数を決定するためのレーダー)」である可能性です。
さらに、ロシアのデジタルモード「T-230-1A(通称「T-2A」)」のように、長い間確認されていなかった軍事用のモードも観測されています。これらの信号のほとんどは、20mバンドと40mバンドの周波数帯で受信されました。
なお、公表された3月期のマンスリーニュースレターには、主にアマチュア無線家からの報告を元に作成された、周波数や時間、国名、モード(電波型式)、帯域幅、シフト幅などの“謎の電波”をまとめた膨大なリストが掲載されている。
国名は「国際電気通信連合(ITU)」による略号で表記されており、「RUS(ロシア)」や「CHN(中華人民共和国)」が目につく。また、「DETAILS(ディテール)」欄にある「OTHR」とは、HF帯のアマチュア無線バンドなどで無線家を悩ませるパタパタ音、いわゆるウッドペッカー信号の元凶と言われている軍事用の「OTHレーダー」のことだろう。
リストに掲載されている周波数を見ると、14MHz帯や7MHz帯だけでなく、18MHz帯、21MHz帯、28MHz帯、29MHz帯など、さまざまな周波数帯で“謎の電波”の報告がされている。詳しくは、記事下の「関連リンク」から確認してほしい。
↓この記事もチェック!
<パタパタ音の正体>40mバンドで広範囲な干渉を引き起こす「OTHレーダー」
ロシア「OTHレーダー」が妨害源!? アマチュア無線バンド、非常に活発なウッドペッカー信号に悩まされる
<6.999MHzで送信、10kHzの帯域幅>中国のOTHレーダーで40mのアマチュアバンドがQRM状態に
<【動画】度肝を抜かれる飛行映像が>廃墟となった超巨大OTHレーダー(キツツキ)施設が「ドローン」の障害物コースに!
↓この記事もチェック!
<2月24日から発効>ウクライナ、非常事態宣言で「アマチュア無線機の使用禁止」に
<公式サイトに掲載>IARU第1地域が「ウクライナのアマチュア無線局を受信してもQRV情報は流布しないで」と注意喚起
<私たちにできる最善のことは“聞くこと”です>ドイツのアマチュア無線連盟「DARC」、ウクライナ関連の情報を伝える
<「QRZ.com」アマチュア無線局データベース>ロシア局やベラルーシ局が検索できない状態に世界中のDXerが注視
<ウクライナアマチュア無線連盟(UARL)が>世界中のアマチュア無線コミュニティーから多くの励ましのメッセージを受け取ったと報告
<ロシアアマチュア無線協会(SRR)から>ウクライナ情勢に関連して「ロシアのアマチュア無線組織を代表して訴えます」とメッセージ
<米国CQ社が声明>ロシア、ベラルーシ、ウクライナ(ドンバス地域)のアマチュア無線局に対して主催コンテストへの参加を制限
<パドル製作と販売再開を報告>ウクライナのパドル職人・Yury氏(UR5CDX)、自身のネットショップで金銭的な援助を呼び掛け
<各国から応援メッセージ届く>ウクライナの無線家(UW1GZ)、Twitterで「アマチュア無線が恋しい、リモート運用の機会を提供してほしい」と発信
●関連リンク:
・国際アマチュア無線連合
モニタリングシステム第1地域(IARUMS Region1)3月のマンスリーニュースレター(PDF形式)
・International Amateur Radio Union/IARU(国際アマチュア無線連合)
・国際アマチュア無線連合(ウィキペディア)