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hamlife.jp (2024/11/27 10:35:21)
現在データベースには 6128 件のデータが登録されています。
アマチュア無線の電子マガジン「月刊FBニュース」は、毎月1回行う連載記事の掲載タイミングを見直し、2017年10月からは“毎月1日更新”と“毎月15日更新”のバランスを考慮するようになった。きょう2022年4月15日には新たにニュース2本が掲載されたほか、「Masacoの自由帳」「テクニカルコーナー」「Short Break」など合計8本の連載記事が公開された。
4月15日、新たに公開されたニュースは「HAMtte交信パーティー2022春 開催」「一般社団法人 YOTA Japan 設立」の2本。その他の連載記事の更新状況は次のとおり。
★テクニカルコーナー
月刊FB
NEWS編集部のスタッフが、アイコムの新型ATU(オートアンテナチューナー)「AH-730」を1.8~50MHz帯の移動運用(車両のルーフ上に取り付け、釣り竿を使った垂直エレメント=約7.14mを仮設)で試用した結果を詳しくリポートしている。
★From Steve’s Workbench
JS6TMW Steve
Fabricant氏による連載。今回は海外のオンライン記事を参考にした「18/24MHz帯用ロータリーダイポール」と「任意長のエンドフェッドマルチバンドアンテナ」の製作を紹介した。
★Summits On The Air(SOTA)の楽しみ 第54回
JH0CJH・JA1CTV 川内
徹氏がナビゲートする連載。今回は「山頂からの7MHzについて-2」と題し、筆者がSOTAで持参している14~28MHz帯をカバーするギボシダイポールに、ローディングコイルを入れることで7MHz帯にもQRV可能とする方法を考察した。
★Topics from Around the World
月刊FB NEWS編集部が「CW用ラウドスピーカー設計上の注意点」と題し、The CW Operators
Clubのニュースレターに掲載されたK1RF Steve Dick氏の記事を翻訳で紹介した。
★Short Break
毎朝、郵便受けに朝刊が配達された際、照明が点灯し「いつもありがとう」というアナウンスが流れるサウンドマシンの製作記事。
★ Masacoの自由帳 第11回
シンガーソングライターのMasaco(JH1CBX)がアマチュア無線に限らず、思いのままを綴るコーナー。今回は「桜咲く
涙咲く
それぞれの春」と題し、東京・井の頭公園の桜が教えてくれたこと、夢を実現するために上京したが日々の生活のためにアルバイトに明け暮れる日々の思い出、世界に笑顔が戻る日についてを綴った。
★ジャンク堂 第11回
JH3NRV
松尾氏による連載。アナログ電子回路の定番であるオペアンプについて技術解説の11回目。今回はオペアンプ回路のさまざまな雑音源を解説した。
★ 頭の体操 詰将棋
それぞれの記事は下記関連リンクから読むことができる。次回の記事更新は5月2日を予定している。
● 関連リンク:
・月刊FBニュース2022年4月号
・月刊FBニュース Facebookページ
羽曳野無線クラブ(JE3YMT)主催により「第34回 羽曳野コンテスト」が、2022年4月17日(日)に「午前の部」として9時から12時まで50/144MHz帯、「午後の部」として13時から16時まで7MHz帯の、それぞれ電信と電話で行われる。バンドごとに開催時間が異なるので注意しよう。
コンテストの参加部門は「7MHz電信電話」「50MHz電信電話」「144MHz電信電話」の3つ。社団局はシングルオペレーターに限られる。
呼び出し方法は電話が「CQ 羽曳野コンテスト」、電信が「CQ HMC TEST」。コンテストのナンバー交換は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「運用場所のJCC/JCGナンバー」。羽曳野無線クラブのメンバーは「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+運用場所のJCC/JCGナンバー」の最後に「M」を付ける。
得点は羽曳野市内の局、または羽曳野無線クラブ員との交信が10点、大阪府内の局との交信が2点、大阪府外の局との交信が1点。同一バンドにおいて、同一局とは電信と電話それぞれ一交信ずつ有効となる。マルチプライヤーは異なるJCC/JCGナンバーの数(行政区は不可)。「得点の和」×「マルチプライヤーの和」が総得点。なお、参加時の必須条件として3エリアの局で2点以上を得る必要がある。
コンテスト結果ならびに参加賞を希望の場合は、SASE(120円切手を貼った封筒に返信先を明記)同封して請求。各部門ごと入賞者には賞状と副賞を贈るほか、各部門について3エリア以外の上位局も表彰される。
ログ提出は5月22日(日)まで(消印有効)。詳しくは下記関連リンクから「第34回 羽曳野コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第34回 羽曳野コンテスト規約
・羽曳野クラブ
ウクライナのアマチュア無線家の一人、Dmitry Rezinets氏(UW1GZ)が、Twitterで「私はアマチュア無線がとても恋しいです。どなたかの無線局をリモートで利用して、“貴方の国のプリフィックスのあとに『/UW1GZ』”として運用する機会を与えてほしい。主にCWがオンエアーできれば嬉しいです。73!」と呟いたところ、各国の無線家から多くの応援メッセージが届き話題になっている。
QRZ.comによると、Dmitry Rezinets氏(UW1GZ)は、1985年1月13日にウクライナのヘルソン州で生まれ、わずか10歳(1995年)でアマチュア無線を始めた。最初はクラブ局「UR6GWZ」で腕を磨き、1998年に最初のコールサイン「UR5GFO」を取得。2005年から現在のコールサイン「UW1GZ」でオンエアーしているそうだ。
スウェーデンの友人、Albin Stigo氏(SM6WJM)は「UW1GZは、妻と幼い娘と一緒にロシア軍に占領されたヘルソン州から逃げることができました。彼らはいまウクライナのより安全な地域にいます」とTwitterに書き込んでいる。
Dmitry氏(UW1GZ)はロシアの侵攻で住む地域を追われ、自局の無線設備が使えないことから、Twitterを通じてアマチュア無線を楽しみたいと訴えたのだろう。さらに、戒厳令下のウクライナでアマチュア無線が一時禁止された背景もあり( 2022年3月24日記事 )、他国のアマチュア無線局を利用してリモート運用を行うことを希望したと考えられる。
Dmitry氏(UW1GZ)が2022年4月12日にTwitterで発信した「アマチュア無線が恋しい、貴方の国からリモート運用の機会を提供してほしい」との呟きに、各国から応援メッセージが続々届いている。その甲斐もあって、Albin氏(SM6WJM)によると、翌13日にスペインの無線家、J.Pablo Garcia氏(EA4TX)の無線設備を介して「EA4/UW1GZ」のコールサインで14MHz帯での運用を果たしようだ。
応援メッセージの中には「私は貴方が自宅からアマチュア無線を行えない間、貴方のために喜んでリモート運用に協力します。9A1TT。私の知る限り、クロアチアはCEPTtr61-01ライセンスのおかげで、合法的にリモート操作できる国です」との書き込みもある。
CEPTとは「欧州郵便電気通信主管庁会議(Conference Europeenne des administrations des Postes et des Telecommunications、仏語)」のことで、ヨーロッパにおける郵便や電気通信の標準化を司る組織。CEPTが出した勧告の1つに、「Recommendation T/R 61-01 “CEPT Radio Amateur Licence”」があり、CEPT採択国で一定基準のライセンスを所有していると、ほかのどの採択国からでも、免許の手続きをすることなくアマチュア無線が楽しめる。コールサインは、運用地の国籍識別(プリフィクス)をホームコールの前に「/」で区切って前置する形となる。まさに今回の「EA4/UW1GZ」などがこれに当たるだろう。
応援メッセージの書き込みは現在も増えている。今後、さまざまなプリフィクス「/UW1GZ」のコールサインでDmitry氏の信号が聞けることになるだろう。
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【特別寄稿】日本の1アマは近い将来、欧州などの「CEPT加盟国」で運用できることになる!?
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<2月24日から発効>ウクライナ、非常事態宣言で「アマチュア無線機の使用禁止」に
<公式サイトに掲載>IARU第1地域が「ウクライナのアマチュア無線局を受信してもQRV情報は流布しないで」と注意喚起
<私たちにできる最善のことは“聞くこと”です>ドイツのアマチュア無線連盟「DARC」、ウクライナ関連の情報を伝える
<「QRZ.com」アマチュア無線局データベース>ロシア局やベラルーシ局が検索できない状態に世界中のDXerが注視
<ウクライナアマチュア無線連盟(UARL)が>世界中のアマチュア無線コミュニティーから多くの励ましのメッセージを受け取ったと報告
<ロシアアマチュア無線協会(SRR)から>ウクライナ情勢に関連して「ロシアのアマチュア無線組織を代表して訴えます」とメッセージ
<米国CQ社が声明>ロシア、ベラルーシ、ウクライナ(ドンバス地域)のアマチュア無線局に対して主催コンテストへの参加を制限
<パドル製作と販売再開を報告>ウクライナのパドル職人・Yury氏(UR5CDX)、自身のネットショップで金銭的な援助を呼び掛け
●関連リンク:
・アマチュア無線が恋しい、貴方の国からリモート運用の機会を提供してほしい(Twitter)
・Dmitry/@uw1gz(Twitter)
・UW1GZ(QRZ.com)
神奈川県湘南、西湘地域のアマチュア無線家の有志らによる「第24回 松田町ジャンク会」が、神奈川県足柄上郡松田町の酒匂川河川敷で2022年4月17日(日)9時から11時まで開催される。通常、年2回行われている恒例のイベントとして、広域から大勢のハムが集うことで知られていているが、2019年の秋に開催予定だったジャンク会は台風の影響で河川敷が増水し、大量の土砂などで使用不能となり中止に。それ以降の2020年、2021年はコロナ禍の影響もあって行われず、今回は実に3年ぶりの開催となる。なお、4月1日から開局した平塚市市制90周年特別記念局「8J1H90T」( 2022年3月28日記事 )、が会場で公開運用を行う予定だ。JARL会員証と従事者免許提示すれば記念局からの運用(10名ほど)が楽しめるとしている。
前回2019年4月14日(日)に行われた「第18回
松田町ジャンク会」の模様。あれから3年が経った
神奈川県の湘南・西湘地域に在住するアマチュア無線家の有志は、毎年春と秋の2回、酒匂川の河川敷で開催されている「ジャンク会」。今回、久しぶりに「第24回 松田町ジャンク会」が2022年4月17日(日)に開催される。現在(2022年4月12日時点)の出展申し込み件数は51件だとしている。
主催者によると今回の開催概要は下記のとおり。
●第24回 松田町ジャンク会
・日時: 2022年4月17日(日)午前9時~11時
※当日、午前7時の時点で雨の場合は中止(午前7時に無線などで案内)
※今回から雨天順延はありません。
※出店者は開始60分前までに集合(出展希望者は必ず連絡をメールや電話で出店を明記してください。
・場所: 神奈川県足柄下郡松田町惣領、酒匂川・川音川の河川敷(足柄大橋北側)
※連絡周波数は433.24MHz
・参加費用: 無料
・出店費用: 無料(ただし寄付はOK。事前に主催者JF1IZA・小島氏へ連絡)
・出展方法:
自由。会場内での飲食を目的とする食べ物と飲み物の販売は禁止(自分用の物は除く)。出店は自分の車両周囲(後方など)のみ
※一般車両も出入りするので、注意してトラブルを起こさないこと(自己責任)
※駐車などはスタッフの指示に従うこと
・問い合わせ先: 代表者 JF1IZA 小島氏
(下記関連リンクにメールアドレス、携帯電話番号記載)
・お願い: 車でこられる方、出展者以外の方は、駐車場には午前8時から入場してください。なお駐車場には限界がありますので乗り合せでお願いします。
当日の「合同ジャンク会」は赤のアイコン付近で開催される(Googleマップより)
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<富士山がくっきり見えるほどの晴天のなか>4月14日(日)開催、「第18回 松田町ジャンク会」写真リポート
<運用は2022年4月1日から1年間>神奈川県平塚市市制90周年記念局「8J1H90T」まもなく開局
●関連リンク:
・第24回 松田町ジャンク会のお知らせ(PDF版ダウンロード)
・第24回
松田町ジャンク会のお知らせ
・8J1H90T(7L1WQOのログです)
2022年4月16日(土)21時から4月17日(日)15時までの18時間、JARL東北地方本部の「第71回 オール東北コンテスト」に併催する形で、JARL岩手県支部は岩手県内在住のアマチュア局を対象とした「第43回 岩手県支部通信コンテスト」を1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯と1200MHz帯以上の各アマチュアバンドの電話と電信で開催する。
参加資格は岩手県内在住のアマチュア局。呼び出し方法やナンバー交換などは、すべて「オール東北コンテスト」に準じる。得点は岩手県内の局との完全な交信で1点、マルチプライヤーは岩手県内の異なる市郡の数となる。部門は「マルチバンド」「VHF・UHFマルチバンド」の2つ。
新規開局者を対象に「新人賞」が発行される。2021年4月1日以降に開局した参加者は免許年月日を記入してほしいと呼びかけている。コンテスト委員会で審査のうえ、数名に新人賞が贈られる(新人賞は一度のみで昨年の受賞者は対象外)。
なお、ログの締め切りは4月25日(月)消印有効。詳しくは「第43回 岩手県支部通信コンテスト規約」を確認してほしい。
●関連リンク:
・第43回 岩手県支部通信コンテスト規約
・JARL岩手県支部
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年4月7日 夜に放送した第517回分がアップされた。
2022年4月7日(第517回)の特集は「JARL通常選挙について」。JARLが現在実施している「令和4年通常選挙」の投票(専用封筒での郵送投票)が4月15日(金)18時必着で締め切りとなるという話題。MCの鈴木氏が立候補者告示を見て感じることを述べ、有権者は締め切りに間に合うように投票を済ませて欲しいと呼び掛けた。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第517回放送
・QRL Facebookページ
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、JARDとJARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)の元会長で2018年6月に91歳で逝去された、故 原 昌三氏(JA1AN)が生前に保有していた真空管および部材の一部を、4月17日(日)に東京都羽村市で開催される「第三回ハムらde無線フェア」の会場で希望者に無償譲渡すると発表した。当日は12時からJARDブースで整理券を配布するという。
JARDの告知より
原 昌三氏は大正15(1926)年9月長崎県生まれ。1952年にJA1ANを開局。同年に日本アマチュア無線連盟(JARL)理事となり、1970年から2012年まで41年間にわたり同連盟の会長を、また1991年8月から2014年6月までJARDの初代会長を務め、2018年6月に91歳で逝去した。
原 昌三氏(2014年8月撮影)
JARDは原氏のご遺族から「アマチュア無線家の方々に役立てていただきたい」と、生前同氏が保有していた無線機器やパーツ類の寄贈を受け、その一部である真空管と部材を記念の意味も込めて広く無償譲渡することにしたもの。
JARDの発表を抜粋・整理して紹介する。
第三回ハムらde無線フェア[特別企画]
~故 原 昌三氏(JA1AN)保有の真空管等の無償譲渡~
2018年6月に逝去されたJARD・JARL元会長であった故 原
昌三氏のご遺族から生前保有されていた無線関係の機器・部材について、アマチュア無線家の方々に役立てていただきたいとしてJARDに寄贈いただきました。
その一部である真空管及び部材について、記念の意味も込めて以下の条件で希望する方に無償配布いたします。
●譲渡条件
・真空管は一人1点とし先着順により配布します
※余りがある場合は複数品の配布も行います
・動作確認は未了であり動作は保証しません
・オークション等での転売は禁止します
・送付等の扱いはできかねます直接お受け取りいただける方に限ります
●「ハムらde無線フェア」における配布方法
①整理券の配布
JARDブース(B1小ホール)にて12時00分から配布します。
②品物の受け取り
整理券の番号順に、
希望品をお申し出いただきお渡しします。コロナ禍の中、密をさけるため、以下の時間区分で受け付けます。
・12時30分~ 整理券1~10番の方
・13時00分~ 整理券11~20番の方
・13時30分~ 整理券21番以降の方
・14時00分~ 余りがある場合に自由配布します。
③カンパのお願い
青少年支援等のため、賛同される方は、お一人100円以上のカンパをお願いします。JARDブースにカンパ箱があります。
④真空管リスト
本日持参した以外のものを含め真空管のリストをJARDブースにて閲覧できます。リスト内で希望の品がある場合は、JARDブースにお申し出ください。ただし、ご希望に沿えない場合があります。
なお「第三回ハムらde無線フェア」のJARDブースでは、保証手続き等の相談コーナーも設置される予定だ。詳細は下記関連リンク参照。
「第三回ハムらde無線フェア」はこちらの案内記事を参考に↓
<ライセンスフリー無線やドローン、BCLの展示・企画も>「第三回ハムらde無線フェア」4月17日(日)に東京都羽村市で開催
●関連リンク:
・【特別企画】故原昌三氏(JA1AN)所有の真空管等を希望者に無償譲渡(JARD)
・JARDホームページ
・第三回ハムらde無線フェアのご案内(ハムらde無線フェア実行委員会)
日本における、2022年4月13日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局から更新発表あった。北海道総合通信局のコールサイン発給状況の更新は、前回が「2021年10月31日時点」だったので、5か月ぶりとなる。4月に入って更新がないのは、0エリア(信越管内)の信越総合通信局と、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所。さらに、2エリア(東海管内)の東海総合通信局は「2022年1月6日時点」の情報を最後に3か月以上も更新されていない。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
CQ出版株式会社は“受信機や送信機の原点に立ち戻り、真空管を使った回路を組み立ててその動作を解説する”という書籍「現代版 真空管入門」を2022年4月27日(水)に発売する。アナログ回路の動作原理の復習にも役立つ一冊だ。筆者はJA0BZC 矢花隆男氏、B5版136ページで価格は3,190円(税込)。
CQ出版社「現代版 真空管入門」表紙
CQ出版社の告知から抜粋で同書を紹介する。
球で試す小宇宙「現代版 真空管入門」
・筆者: 矢花隆男(JA0BZC)
・仕様: B5判 136ページ
・定価: 3,190円(税込)
・発売予定日: 2022年4月27日
<概要>
真空管の製造が終了し、その後はトランジスタやICなどの半導体が受信機や送信機の主流となりました。しかしその動作原理は集積度が高まるとともにブラックボックスとなっています。本書では受信機や送信機の原点に立ち戻り真空管を使った回路を組み立ててその動作を解説しています。単なるノスタルジーではなくアナログ回路の動作原理の復習にも役立つ一冊です。
<目次>
★写真で見る真空管ミュージアム
★第1章 真空管の歴史とその動作
・1-1 真空管の歴史
・1-2 真空管の動作原理
Column 1 真空管のソケットの名称について
Column 2 真空管回路で使用するテスタ
★第2章 真空管の電源と低周波増幅回路
・2-1 電源
・2-2 6AV6+6AR5アンプ
・2-3 42 Hi-Fiアンプ
★第3章 製作に必要な道具
・3-1 自作に必要な測定器
・3-2 キットを流用したテストオシレータ
Column 1 逓倍と高調波について
★第4章 単同調受信機
・4-1 2極管検波受信機
Column 1 スパイダー・コイルを巻く
・4-2 オーソドックス再生式受信機
Column 1 スクリーン・グリッドについて
・4-3 DC24Vで動く再生式受信機
★第5章 スーパーヘテロダイン受信機
・5-1 周波数変換について
Column 1 日本独自の6WC5
・5-2 IF増幅回路
・5-3 ジャンクラジオを4球スーパーに作り替える
・5-4 7MHz SSB受信機の概要
★第6章 送信機
・6-1 7MHz CW QRP送信機とIC変調器
Column 1 マジックアイ
・6-2 単球50MHz送信機と6AQ5ハイシング変調器
・6-3 807で作る7MHz(10W)CW/AM送信機
・6-4 6146Bを使った単球リニア・アンプと2球送信機
・6-5 50MHz AMトランシーバの製作
Column 1 低周波トランスの鉄芯
同書の予約・購入は下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 現代版 真空管入門(CQ出版社)
CWコンテストを疑似体験できる、フリーソフト「Morse Runner(モールス・ランナー)」をご存知だろうか。カナダのアマチュア無線家、Alex Shovkoplyas氏(VE3NEA)が開発・無料配布している同ソフトは、自局のコールサインなどを設定するだけで、あたかもCWコンテストに参戦しているかのように、次々とCQに応答する局のコールサインが流れてくる仕組みだ。しかも、周波数の微妙なずれやQSB、QRM、さらにCQやビートをかぶせてきたり…と、実践さながらにゲーム感覚でCW(電信)が上達することから世界中で話題になっている。今回、武藤臣宣氏(JR8PPG)が「Morse Runner(Windows版)」をベースに、ALL JAコンテストや全市全郡コンテストの国内コンテストに対応した「Morse Runner for JA Contest」を開発しリリース。「4月末開催のALL JAコンテスト前にCWの特訓はいかがでしょうか?」と話している。自局をコールする、経験したことのないような猛パイルアップ状態が味わえるだろう。
「Morse Runner」をベースに、ALL JAコンテストや全市全郡コンテストの国内コンテストに対応した「Morse Runner for JA Contest」。設定画面の右上に「WPX」「ALLJA」「ACAG」のチェックボックスがある仕様になっている
一度ハマるとやめらてないという「Morse Runner(モールス・ランナー)」。ゲーム感覚でCW(電信)が上達すると、評価も高い。自己記録の更新にチャレンジするCW愛好家も少なくない。送らてくるコールサインのスピードも任意に変えられるので、ビギナーにもお勧めだ。
今回、コンテスト用ロギングソフトウェア「zLog 令和Edition」の開発者でもある武藤臣宣氏(JR8PPG)が、Alex Shovkoplyas氏(VE3NEA)が開発した「Morse Runner」をベースに、ALL JAコンテストや全市全郡コンテストの国内コンテストに対応した「Morse Runner for JA Contest(Windows版)」を開発しリリースした。
圧縮ファイルをダウンロードして解凍ののち、exeファイルを起動すればOK。実行ファイルだけで動くソフトなので容量も小さく、必要なければフォルダごと消去するだけという手軽さである。
「Morse Runner for JA Contest(Version 1.68.2)」の仕様は以下のとおり(同Webサイトから)。オリジナルのファイルと入れ替えるだけでOK。
・全市全郡(ACAG)コンテスト向けに修正。
・WPXコンテスト、ALL JAコンテスト、全市全郡(ACAG)コンテストを選択できるようにしました。
・全市全郡(ACAG)コンテストは2021年のコンテストログ提出局のコールサイン1943局を収録。
・コンテストナンバーは総務省DBのデータよりそれっぽく作成。
・zLogみたいなキー操作をさらに追加(TAB, DOWN,SHIFT+Z,;)。
・相手局がたまに間違えて訂正してきますが、訂正後001形式のNRを送ってきたのを修正。
・相手局リストのリロード機能はありませんので、最初からするには再起動してください。
●関連リンク:
・Morse Runner for JA Contest Version 1.68.2
・Morse Runner 1.68
・モールス・ランナーが面白い(JH1LMDブログ)