無線ブログ集
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神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2025年5月30日の第230回放送は、JK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」はリスナーからのメール紹介(埼玉県で韓国・金浦空港や中国・大連空港の航空無線(ATIS)をEスポで受信した)。
JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」は、ゲーム機のような外観をした小型測定器「 DSO-TC4 」の紹介だった。中国製でオシロスコープ、信号発生器(SG)、トランジスタテスターの機能が搭載され、1万円前後で買えるという。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第230回放送
・QSY Facebookページ
・QSY Xアカウント
・QSY 番組案内ページ
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6月5日、関東総合通信局は、免許を受けずにアマチュア無線機を使用して不法無線局を開設し、電波法第4条の規定に違反した第四級アマチュア無線技士の資格を持つ山梨県南アルプス市在住の運転手(70歳)に対して、その業務に従事することをを48日間停止する行政処分を行った。本件は、山梨県南都留郡山中湖村の国道において、約3か月前の2月27日に山梨県警富士吉田警察署とともに車両に開設した不法無線局の取り締まりを行った際に、電波法違反容疑で摘発した無線従事者に対する処分となる。なお、このときの取り締まりの様子は、既報( 2025年2月27日記事
)のとおり、NHKニュース「山梨 NEWS WEB」や「関東総合通信局YouTube公式チャンネル」で伝えている
※記事下の関連リンクから確認できますが、リンクの公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。
関東総合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省関東総合通信局は、捜査機関との共同取り締まりで摘発した無線従事者に対して電波法違反で行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 山梨県南アルプス市在住(70歳)
違反の概要:
免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条の規定に違反した。
処分の内容:
無線従事者(第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを6月5日から48日間停止する。
2.法的根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
【参考】電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)
第4条
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。 (以下略)
関東総合通信局は「電波利用秩序の維持を図るため、今後も着実な電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
●山梨県富士吉田警察署と共同で不法無線局の取締りを実施(関東総合通信局YouTube公式チャンネル)
※画面をクリックすると動画がスタートします。
↓この記事もチェック!
<1名を電波法違反容疑で摘発>NHKニュース、山梨県内の国道において関東総合通信局と富士吉田警察署が合同で実施した不法無線局の取り締まりの様子を報道
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・関東総合通信局
無線従事者を電波法違反で行政処分(令和7年6月5日付)-無線従事者の従事停止処分-
・山中湖村の国道 不法な無線使用取り締まり(NHK山梨 NEWS
WEB)
・上記ニュースの動画(NHK山梨 NEWS WEB)
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2025年6月8日(日)10時から12時までの2時間、JARL山梨県支部主催の「第20回 山梨コンテスト」が、国内のすべてのアマチュア局を対象に「A部門」が7/21/28/50MHz帯の電信・電話、「B部門」が144/430/1200MHz帯の電信・電話で開催される。山梨県内局と最低1交信以上が絶対条件だが、「県内局のみではなく県外局同士の交信も有効で、マルチはもちろん得点も付く(県内局と1局以上交信しないとチェックログ扱い)」「同一バンドで同一局との交信は、電信・電話それぞれ1交信ずつ有効で得点に加算できる」という特徴がある。「県外局同士の交信も有効です。皆さんの参加をお待ちしています。ログ提出は電子ログ(JARL形式 R1.0)のみを受け付けます。事務処理の省力化にご協力をお願いします」と案内している。
交信対象は山梨県内局、県外局とも「日本国内のすべてのアマチュア局」。県外局同士の交信であっても所定の得点となるが、コンテスト中に山梨県内局1局以上との交信が必要となる。なおルール中の「ニューカマー局」とは、初めて局を開設した個人局であって、局免許年月日が開催日の3年前の同日以降に免許された局とする。
ナンバー交換は県内局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「運用場所を示す市郡ナンバー」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都道府県ナンバー」となる。
電子ログのみの受け付で6月22日(日)24時までとしている。なお、「入賞対象局には、重複する交信およびマルチプライヤーの確認資料(チェックリスト)、交信または受信時に記入したログ(オリジナルログ)、送信機の名称、測定出力など運用時のデータ、免許関係書類等の提出を求めることがある」としている。2021年から部門優勝局への副賞の贈呈はなくなった。
詳しくは「第20回 山梨コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第20回 山梨コンテスト規約(PDF形式)
・山梨コンテスト事務局
・JARL山梨県支部
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日本時間で2025年6月8日(日)午前3時から6月9日(月)午前8時59分までの30時間にわたり、160/80/40/20/15/10/6mバンドで、ARRL主催の「2025 ARRL International Digital Contest」が開催される。本コンテストはRTTYモードを除くFT8/FT4モードなどのデジタルモードでの交信のみが対象となる(2023年から“RTTYのモードのみで競う”とコンテストとして「ARRL RTTY Roundup」が分離する形で1月に開催)。なおシングルオペで参加する局は、コンテスト開催中に6時間の休憩タイムを取る必要があるため、24時間以上の参加はできない(1回の休憩タイムは30分以上、2回以内に分けて取る)。マルチオペの場合は30時間フル参加が可能。
コンテストのナンバー交換は4桁のグリッドスクエアの交換。すべて交信は1ポイントとなり、バンドが異なれば同一局OK。JA局-JA局も1ポイントとなる。
コンテスト中に6時間以上の休憩を2回以内に分けて取ること(すなわち、運用は最大でも24時間以内となる)、送信出力が「HP:1.5kW(または許可された最大出力)」「LP:100W以下」「QRP:5W以下」の3つのパワー区分で分かれるなどのルールが設けられている。
※DX局は、カリブ海や太平洋のアメリカ統治地域(PAC)、KP4(PR)、KV4(VI)なども得点/マルチになる。詳しくは主催者Webサイトで確認のこと。
なお、ログ提出は日本時間2024年6月16日(月)8時59分まで(コンテスト終了から7日以内)となっている。
●関連リンク:
・ARRL International Digital Contest規約
・ARRL International Digital
Contest規約(PDF形式)
・ARRL主催コンテスト一般規約(ARRL Webサイト 日本語/PDF形式)
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2025年6月7日(土)21時から24時までと、6月8日(日)6時から21時まで、JARL石狩後志支部主催による「2025年度 石狩後志支部コンテスト」が国内のアマチュア無線局とSWLを対象に、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200/2400MHz帯の電信・電話で開催される。なお「今年度より、6月8日(日)の 00:00~06:00はお休み時間とします」と案内している。
コンテストの交信対象は、石狩後志支部管内局が「全国のアマチュア局」、管外局は「石狩後志管内局」で、ナンバー交換は、管内局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す区ナンバー、JCCナンバー(0101を除く)、JCGナンバー」、管外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県支庁ナンバー」となる。
紙ログと電子ログの締め切りは6月30日(月)まで(当日消印有効)。参加証希望局は、QSLカード転送と一緒に発送する。なお参加証の郵送を希望する局は、サマリーシートの意見欄にその旨も明記して、自局の住所、氏名、コールサインを記載し、110円切手を貼った長形3号のサイズの返信用封筒(SASE)を書類に同封すること。
コンテスト結果およびコメント集は支部のホームページへ掲載を行うが、郵送希望の場合は110円切手を貼ったSASEを同封して、サマリーシートの意見欄にその旨を明記すること。参加証郵送とSASEを共用して構わない。
そのほか、コンテストに連続して5回参加してログ提出した局には、連続参加達成賞(賞状)を進呈。希望局は、2021年度より発行の参加証による連続4年分のコピー、送料として140円分の切手に加えて、送料とは別に85円切手1枚を書類に同封すること。参加証、コンテスト結果およびコメント集の郵送を併せて希望する局は、連続参加達成賞と一緒に発送するのでSASEの同封は不要。
さらに「ログを提出した局の中から、抽選で何かいいものを贈呈する(管内・管外1局ずつ)」としている。詳しくは「2025年度 石狩後志支部コンテスト規約」を確認してほしい。
●関連リンク:
・2025年度 石狩後志支部コンテスト規約
・ソフトウェアを使ったロギングとログ提出について資料(PDF形式)
・JARL石狩後志支部
The post <連続して5回参加で「連続参加達成賞」を贈呈>JARL石狩後志支部、6月7日(土)21時~24時と8日(日)6時~21時「2025年度 石狩後志支部コンテスト」を開催 first appeared on hamlife.jp .

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2025年5月29日夜に放送した第679回がアップされた。
2025年5月29日の第679回放送の特集は「“電波文化祭 サイクル4” 参加リポート」。5月25日(日)に埼玉県入間市で開催された「 電波文化祭 サイクル4 」の模様を紹介。主催者のJN1GGZ/さやまR16 大瀧さんに現地でインタビューを行った。次回の同イベントは2025年11月に開催予定だという。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第679回放送
・QRL Facebookページ
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八重洲無線株式会社は2025年6月4日、新製品(今月発売開始予定)のHF~430MHz帯オールモードトランシーバー「FTX-1シリーズ」のPDF版カタログを公式サイトに掲載した。カラー8ページで構成され、同製品の特徴を詳しく案内している。

八重洲無線のFTX-1シリーズカタログ表紙
こちらの記事も参考に
(5月18日掲載)
【速報】八重洲無線、新製品「FTX-1シリーズ」実機をJARL神奈川県支部の “フィールドミーティング”
で国内初展示!
(5月14日掲載)
【速報】<追記あり>八重洲無線、日本の公式サイトに「FTX-1シリーズ」の製品情報を掲載
(5月3日掲載)
<国内では2025年6月に発売開始!>八重洲無線、HF~430MHz帯のオールモード機「FTX-1シリーズ」3タイプを正式発表
八重洲無線のFTX-1シリーズは、フィールド運用に対応した10W(付属バッテリー時6W)モデルの「FTX-1 Field」(税込標準価格 159,500円)、後部に付属のATU内蔵パワーアンプを取り付けると50W運用が可能な「FTX-1 optima-50」(同237,600円)、本格的な固定局運用ができる100W(144/430MHz帯50W)タイプの「FTX-1 DX」(同231,000円)の3タイプがラインアップされている。このうち「FTX-1 Field」と「FTX-1 optima-50」には大容量6,400mAhのリチウムイオンバッテリーパック「SBR-52LI」が付属し、短波帯SSB(6W出力)では約9時間の運用が可能だという。

八重洲無線FTX-1シリーズ
昨年8月の「ハムフェア2024」会場で、ポータブル機「FTX-1F」として参考出品された同モデルは順調に開発が進み、今年5月3日に日本国内で「FTX-1シリーズ」として正式発表。米国では5月23日からの「デイトン・ハムベンション」で初展示が行われ、その直前には米国仕様の製品が同国内でいち早く発売が始まった。

デイトン・ハムベンション会場でFTX-1 Fieldを販売するショップもあった
日本では “2025年6月発売予定” と告知され(※販売店筋からの情報によると6月末頃になる模様)、5月後半からは各地のアマチュア無線イベントでも展示が始まっている。

「神奈川フィールドミーティング in 宮ヶ瀬」で日本初展示されたFTX-1 optima(米国仕様)
同社は日本国内での発売開始を前に準備を進め、5月14日には公式サイト内に製品情報を掲載。さらにこのほど6月4日からPDF版カタログの公開が始まった。カタログはカラー8ページで、同機種の特徴を余すところなく伝えている。
まもなく無線ショップでのカタログ配布も始まる模様だ。一足早くPDF版カタログの閲覧・ダウンロードを楽しみたい場合は、下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・FTX-1シリーズ PDF版カタログ(八重洲無線)
・FTX-1シリーズ製品情報(八重洲無線)
The post <カラー8ページで特徴を詳しく案内>八重洲無線、新製品「FTX-1シリーズ」のPDF版カタログを公開 first appeared on hamlife.jp .

日本における、2025年6月4日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。6月に入って、新たに4エリア(中国管内)の中国総合通信局、0エリア(信越管内)の信越総合通信局、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所からそれぞれ更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
The post 中国、信越、沖縄の各エリアで発給進む---2025年6月4日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 first appeared on hamlife.jp .

2025年6月に運用が予定されているJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報を紹介しよう。日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林良太氏のブログ(CIC)によると、6月から新規運用を開始するのは「愛西市市制20周年記念局(8J2AISAI)」と「 第8回 北海道ハムフェア記念局(8J8HAM)」の2局だ。なお、大阪で開催されている「大阪・関西万博(EXPO2025)」に合わせて開局したJARL特別記念局「8K3EXPO(固定局、移動局)」は、万博会場に常設されている「8K3EXPO」運用コーナーからのオンエアーが、JARL会員、非会員、アマチュア無線技士の資格を持っていない場合は体験運用で気軽に楽しめる。呼ばれる側となって記念局のオペレートを体験してみてはいかがだろうか( 2025年4月20日記事 )。
●2025年6月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局
上記リストは2025年6月4日現在で有効な無線局免許のある記念局等を抜粋したもの。名称の後のカッコ内の記号は、1:JARL特別記念局、2:JARL特別局、N:JARL以外の記念局、A:ARISS局、E:体験局を意味する。なおこれらの局の違いについては、8j-station.infoの「記念局・臨時局とは」を参考にするとわかりやすい。
↓この記事もチェック!
<万博会場でゲスト運用したい人、交信したい各局へ>大阪・関西万博のアマチュア無線特別記念局「8K3EXPO」最新情報
●関連リンク:
・8j-station.info
・記念局:2024年度総括(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・特別局及び特別記念局の開設基準(PDF形式/JARL Web)
・JARL特別局または特別記念局を開設するには…(JARL
Web)
・いわゆる記念局について(総務省
電波利用ホームページ)
The post <「8J」「8N」で始まるコールサイン>2025年6月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報 first appeared on hamlife.jp .

アイコム株式会社は毎年6月1日に、Webサイトで「生産終了機器リスト」(旧名称:修理受付終了機種リスト)を更新している。同社のアマチュア無線機器は生産終了後生産終了後10年未満の製品の修理を受け付けており、生産終了後10年~15年未満のものは「条件付きで修理受付可能」となり、15年以上が経過した機種は「修理受付終了」で調整や点検も完全に受けられなくなる。このほど「2025年6月1日作成版」のリストが公開され、HF~144MHz帯固定機のIC-7400、FMハンディ機のIC-T7D、IC-S7Dが新たに「修理受付終了」となり、IC-7200とIC-2820DGが「条件付きで修理受付」の扱いとなった。
アイコムは毎年この時期に「生産終了機器リスト」を更新している。同社は生産終了後10年~15年未満の機種は、故障箇所の補修部品在庫があり、かつ調整、修理することで機能や性能の維持が可能と判断した場合に「条件付き」で修理を受け付けている。また生産終了後15年以上を経過した機種は、経年劣化等で動作を保証する修理ができないため、修理品(調整、点検の依頼を含む)の受付をすべて終了している。
今年のリストは下記のとおりで、HF~144MHz帯固定機のIC-7400、144/430MHz帯FMハンディ機のIC-T7D、IC-S7Dが新たに「修理受付終了」となり、HF/50MHz帯固定機のIC-7200、144/430MHz帯のD-STARモービル機(50Wタイプ)IC-2820DGが「条件付きで修理受付」の扱いとなった。

アイコムが公開した生産終了機器リスト(2025年6月1日作成)より
なお同社は、生産終了後5~9年の機種をリスト下部に青文字で表示している。これらは現状では修理受付が行われているが、「部品の廃品などやむを得ない理由により修理をおこなえない場合があるため、生産終了後10年以内の機種の修理をお約束するものではございません。何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけている。
八重洲無線のリストは不定期更新。こちらの記事も参考に(2024年3月29日掲載)↓
<リニアアンプVL-1000 / VP-1000が “サポートに問い合わせ”
扱いに>八重洲無線、5年9か月ぶりに「主な保守対応中のアマチュア無線製品」リストを更新
●関連リンク: アマチュア無線機器の修理に関する重要なお知らせ(アイコム)
The post <新たにIC-7400、IC-T7D、IC-S7Dが “修理受付終了” に>アイコム、2025年最新版の「生産終了機器リスト」を公開 first appeared on hamlife.jp .