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hamlife.jp (2024/11/26 22:05:35)
現在データベースには 6126 件のデータが登録されています。
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2021年12月26日に「Ver5.35」としてバージョンアップ(DXエンティティ選択画面の廃止など修正)したが( 2021年12月27日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、3日後の2022年1月9日、さらに1月11日→1月12日→1月16日→1月21日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
12月26日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.35
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2021年12月26日に「Ver5.35」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として2022年1月9日→1月11日→1月12日→1月16日→1月21日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
その後の進捗状況(2022/1/21の更新内容)
※Ver5.34bに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・MessageBox()は常にスクリーン中央に表示されて操作しにくいので、自作してウインドウ中央に表示させるように変更。
・環境設定の設定3でMessageBoxのフォントサイズを調整できるようにしました。
・JT-Get’sで8Q7/JG1MOUのような場合がBefore表示しなかったので修正。
・JT-Get’sの表示メニューにグリッド・ロケーター計算を追加。
Googleマップの地点から緯度経度をコピーし、GLを計算します。
FT8の移動運用で運用地のGLを導き出すことを想定しています。
その後の進捗状況(2022/1/16の更新内容)
※Ver5.34bに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・MessageBox()は常にスクリーン中央に表示されて操作しにくいので、自作してウインドウ中央に表示させるように変更。
・環境設定の設定3でMessageBoxのフォントサイズを調整できるようにしました。
・JT-Get’sで8Q7/JG1MOUのような場合がBefore表示しなかったので修正。
その後の進捗状況(2022/1/11、1/12の更新内容)
※Ver5.34bに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・MessageBox()は常にスクリーン中央に表示されて操作しにくいので、自作してウインドウ中央に表示させるように変更。また、フォントを大きくして見やすくしました。
・環境設定の設定3でMessageBoxのフォントサイズを調整できるようにしました。
その後の進捗状況(2022/1/9の更新内容)
※Ver5.34bに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・MessageBox()は常にスクリーン中央に表示されて操作しにくいので、自作してウインドウ中央に表示させるように変更。また、フォントを大きくして見やすくしました。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.35
・Turbo HAMLOGホームページ
株式会社三才ブックスは1月25日(火 )に月刊誌「ラジオライフ」2022年3月号を刊行する。今号は第3特集に“BCLの神様”こと放送評論家で2008年に逝去した山田耕嗣氏の偉業を、愛機とベリカード、関係者の証言などで振り返る「山田耕嗣 回顧録」を掲載している。巻末付録「BDレコーダーHDD換装 傑作選」がついて価格は880 円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2022年3月号は通巻で493号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第3特集>山田耕嗣 回顧録 ~BCLの神様とともに歩んだラジオライフが送る~
“BCLの神様”こと、山田耕嗣先生が天に召されてから早14年。その間に海外短波放送は局数を減らし、日本製のBCLラジオが消えた。暗い話題の多いBCLだが、山田先生は「ラジオはいいね。もっと聞きなさいよ」と言うに違いない。どんな時でも、笑顔で僕たちにラジオの魅力を伝えてくれた山田先生。ラジオライフは2022年10月号で通巻500号になる。ラジオライフならではのアプローチで思い返してみよう。
・ラジオライフを作った山田先生
・山田耕嗣が愛用したクーガ115
・NASA HF-4Eに迫る
・山田先生が書いていたもの
・山田耕嗣ベリカードコレクションTheBest
・神様からのQSLカード
・山田チルドレンの活動
<徹底使用リポート>
・アルインコ 351MHz帯デジタル簡易無線機 DR-DPM61
<ハンディ機エアーバンド受信インプレ>
・エーオーアール 0.1~1300MHzデジタル受信機 AR-DV10
<ブルーインパルス受信ガイド>
・ホームベース松島基地のドキュメント 後編
<RLエアーバンド インフォメーション>
・仙台空港受信ガイド
<おもしろ無線受信報告所>
・防災/中継所の現地調査で運用周波数を確定
<ヴァイオリン弾き 琴羽しらすの今度は無線で知らせます>
・vol.05 世界に1つだけのコールサインのヒミツ
<ライセンスフリー無線の世界>
・冬場のライセンスフリー現場をリポート
<工作チャレンジ>
・秋月キットの回路をアレンジして操作性を向上「テスト信号発振器」
↓この記事もチェック!
<Kindleや楽天koboほか、読み放題も…>配信スタート! ヤバかった時代(1980年代&1990年代)の月刊誌「ラジオライフ」が電子書籍で蘇る
月刊「ラジオライフ」2022年3月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 月刊ラジオライフ(三才ブックス)
1月17日、東海総合通信局は静岡県静岡南警察署と共同で、静岡県静岡市駿河区の国道150号線などにおいて車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、ダンプカーに不法にアマチュア無線機を設置し、不法な無線局を開設していた1名を電波法違反容疑で摘発した。なお本件は、パトカー警ら方式により不法無線局を捕捉・摘発したものである。
東海総合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省東海総合通信局は、1月17日に、静岡県静岡南警察署と共同で消防・救急無線、鉄道無線、警察無線などへの妨害原因となる不法無線局の取り締まりを実施し、不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発しました。
1.実施日時・場所
1月17日(月)静岡県静岡市駿河区 国道150号線他
2.摘発の概要
被疑者: 不詳
容疑の概要: ダンプカーにアマチュア無線用の無線機を設置し、不法な無線局を開設した。
共同取り締まりの様子(当局職員による簡易測定)
設置されていた無線設備
3.適用条文
(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発<静岡県静岡南警察署と共同取締りを実施>(東海総合通信局 報道資料)
公益財団法人 日本無線協会が、令和4年度(2022年4月~2023年3月)の第一級アマチュア無線技士(1アマ)と第二級アマチュア無線技士(2アマ)の国家試験日程を発表した。従来同様「4月期」「8月期」「12月期」の年3回、全国11か所の試験地で開催されるが、受験申請はインターネットのみになっているので注意が必要だ。
「東京2020オリンピック・パラリンピック」開催の関係で、令和2・3年度の2年間、1・2アマ国家試験は「8月期」が「9月期」に変更されるなどのイレギュラーな実施となっていたが、令和4年度は通常通り「4月期」「8月期」「12月期」の実施となる見込みだ。日程および申請書の受付期間は次のとおり。
★令和4年度4月期
1アマ:4月9日(土)、2アマ:4月10日(日)
受験申請受付期間:2月1日~20日
★令和4年度8月期
1アマ:8月7日(日)、2アマ:8月6日(土)
受験申請受付期間:6月1日~20日
★令和4年度12月期
1アマ:12月3日(土)、2アマ:12月4日(日)
受験申請受付期間:10月1日~20日
試験地は従来同様、東京都、札幌市、仙台市、長野市、金沢市、名古屋市、大阪市、広島市、松山市、熊本市、那覇市の全国11か所で、受験申請受付期間は“試験実施月の2か月前の1~20日”(例:4月期の場合は2月1日~20日)となっている。
この試験から、受験申請は日本無線協会の公式サイトを使ったインターネット申請のみになった。顔写真の画像登録もインターネット上で行い、試験手数料はコンビニ決済またはペイジー(金融機関送金)のいずれかで支払う必要があるので注意が必要だ。また試験結果(合否)に関する通知は電子メールで届くことになり、ハガキによる個別通知は行われない。
詳細は下記関連リンク参照。なお令和4年度の第3級アマチュア無線技士(3アマ)および第4級アマチュア無線技士(4アマ)国家試験日程は1月末から2月頭に公表される見込みだ。
こちらの記事も参考に(2021年8月16日掲載)↓
<今年11月に新しい「無線従事者国家試験申請システム」を導入>日本無線協会、2022年1月実施の国家試験から「インターネット申請」のみに変更
●関連リンク:
・公益財団法人 日本無線協会
・国家試験受験案内(公益財団法人 日本無線協会)
・令和4年度 第一級及び第二級アマチュア無線技士国家試験案内
PDF(公益財団法人 日本無線協会)
・無線従事者国家試験の電子申請(公益財団法人
日本無線協会)
関東総合通信局では、アマチュア無線をはじめとして無線機を不正に使用しないことなどを目的に、2022年1月17日(月)から21日(金)までと、1月24日(月)から28日(金)までの平日の時間帯において、関東エリアのAM、FMラジオ15局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、Tokyo FM、J-WAVE、ラジオ日本、bayfm78、NACK5、FMヨコハマ、LuckyFM 茨城放送、FM GUNMA、FM FUJI、RADIO BERRY/エフエム栃木、山梨放送、栃木放送)のスポットCM(20秒)を通じて、無線機利用のルールを守るように注意喚起を行っている。ラジオCMは「無線機の使用には技適マークの確認を…」とするものと、「アマチュア無線は業務用通信には使えません」の2種類を用意している。
「令和3年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「橋本マナミ」を起用
既報のとおり、北海道総合通信局では、この時期にピークを迎える除排雪作業の車両ドライバーに向けて、アマチュア無線を仕事に使わない&コールサインの送出など、アマチュア無線のルールを守るようにラジオCMを通して周知を行った( 2022年1月11日記事 )。
今回、関東総合通信局でも同時期に同様なラジオCMが流れることになり、アマチュア無線の間で話題になっている。
関東総合通信局が行っているラジオ・スポットCM(20秒)のナレーションは女性の声で、内容は以下のとおり(放送は2パターン)。
●パターン1
電波のルールを守りましょう。
無線機の使用には技適マークの確認を
電波の利用には原則免許が必要です。
外国規格の無線機にはご注意を
電波のルールに関するお問い合わせは総務省関東総合通信局へ。
●パターン2
電波の不正利用は犯罪
無免許でのアマチュア局の開設・運用は
1年以下の懲役、または100万円以下の罰金です。
アマチュア無線は業務用通信には使えません。
電波のルールに関するお問い合わせは総務省関東総合通信局へ。
↓この記事もチェック!
<除排雪作業車両のドライバーに向けて>北海道総合通信局、アマチュア無線を仕事で使わないなどルール厳守をラジオCMで周知
<85機種(2台ずつ)を測定、うち77機種が基準超え>総務省、電波法で定める「著しく微弱な電波」の許容値測定「令和2年度無線設備試買テスト結果」を公表
<違法な外国製「ドッグマーカー」を輸入・販売・修理>関東総合通信局、不法無線局を開設運用した法人と取締役を電波法違反容疑で地元警察署へ告発
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・総務省
技適マーク、無線機の購入・使用に関すること
・関東総合通信局
JARL山口県支部主催による「第2回おいでませ山口コンテスト」が、日本国内のアマチュア無線局およびSWLを対象として、2022年1月23日(日)に1.9MHz帯から1200MHz帯までの全アマチュアバンド(3.8/10/18/24MHz帯を除く)の電話と電信で開催される。開催時間帯はV/U/SHF部門が9時から14時まで、HF部門が14時から19時までとなっている。開催時間が2時間拡大し時間帯が部門別に設けられるなど、昨年(2021年)開催した第1回と細かな規約変更が行われているので注意しよう。
呼び出しは電話が「CQ おいでませ山口コンテスト」、電信が「CQ OY TEST」。交信対象は山口県内局(山口県内で運用する局)が日本全国の局、山口県外局(山口県外で運用する局)は山口県内局との交信が有効となる。コンテスト期間内の運用地の変更は自由だが、最初に運用した県と同一県であること。
ナンバー交換は県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市・郡」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「JARL制定の都・府・支庁・県番号」。
参加書類の締め切りは2月15日(火)当日消印有効。電子ログでの受け付けも行っている。参加局数に応じて、各部門の上位の局を表彰する。社団局のコールサインで運用した場合はすべて「社団局部門」となり、全オペレーターのコールサイン(または氏名)をサマリーシートの意見欄に記入すること。
そのほか「50Wを超える局の運用は禁止」「電子ログにデータなど添付は禁止、本文に貼り付けること」「メールはリッチテキスト(HTML)形式は禁止」など、詳しくは関連リンクの「第2回おいでませ山口コンテスト規約」で確認してほしい。
「第2回おいでませ山口コンテスト」の規約
●関連リンク:
・第2回おいでませ山口コンテスト規約
・第2回おいでませ山口コンテスト規約(PDF形式/クリックすると自動的にダウンロードする)
・JARL山口県支部
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年1月13 日夜に放送した第505回分がアップされた。
2022年1月13日(第505回)の特集は「恒例お年玉プレゼントについて」。新春恒例のお年玉プレゼントの賞品と応募要領を発表した。賞品は下記の通り。
①FBサウンド田無 まっつぐ大将(1名)
②コメット 50MHz帯4エレHB9CV「CA-52HB4」(1名)
③アルインコ 32A安定化電源「DM-330MV」(1名)
④フジクラ・ダイヤケーブル 同軸ケーブル「8DFB-Lite」50m+N形コネクタ2個(1名)
⑤GHDキー パドル「GN807F」(1名)
希望者は「今年の抱負または昨年の反省点」を必ず一言書き、氏名、郵便番号、住所、電話番号、コールサインを記載して1月31日までにたメール(送信完了)または郵便(消印有効)で番組まで送る。抽選は“登美子さん”をゲストに2月10日の番組内で行う予定。詳細は下記関連リンクのプレゼント案内ページ参照のこと。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第505回放送
・2022年の運試し 恒例お年玉プレゼント(QRL)
・QRL Facebookページ
2022年1月30日(日)、大阪市内をコースに「第41回大阪国際女子マラソン」が開催される。関西テレビ放送(カンテレ)が行う同マラソンの生中継では、例年1200MHz帯を一次業務とするFPU(放送事業用無線局)を使用する。このため今回も大阪府と兵庫県内の1200MHz帯D-STARレピータ6局10波などが1月28日(金)から30日(日)の日中に停波を行う。JARL D-STAR NEWSが利用者に注意を呼びかけている。
テレビ局の生中継などで使用する放送事業用無線局(FPU=Field Pickup)が、一次業務として1200MHz帯を使用するケースが増えている。今年も1月30日(日)12時10分から大阪市内をコースに開催される「第41回大阪国際女子マラソン」の生中継のため、干渉の可能性がある1200MHz帯アマチュア無線D-STARレピータ6局などに対し、中継リハーサル期間を含めてのべ3日間にわたる運用調整(停波)の要請があった。
JARL D-STAR NEWSで発表された、停止するレピータと停波要請の時間帯を整理して紹介しよう。なおレピータ局によっては管理上の都合などから、要請のあった時間帯よりも長く停波することもありえる。またD-STAR以外の1200MHz帯アナログFMレピータにも同時間帯に停波する局があるので注意が必要だ。
<停止対象の1200MHz帯D-STARレピータ局>
(1)JP3YID(大阪府大阪市浪速区日本橋)
DV 1291.61MHz、DD 1270.375MHz
(2)JP3YHF(大阪府大阪市住之江区南港北)
DV 1291.65MHz、DD 1290.625MHz
(3)JP3YHH(大阪府大阪市平野区加美鞍作)
DV 1291.63MHz、DD 1290.125MHz
(4)JP3YHJ(大阪府東大阪市山手町)
DV 1291.67MHz、DD 1290.375MHz
(5)JP3YDH(大阪府池田市畑)
DV 1291.57MHz
(6)JR3VK(兵庫県神戸市神戸市灘区六甲山町南六甲)
DV 1291.03MHz
<停波要請時間帯>
2022年1月28日(金)から1月30日(日)の3日間
各日とも午前10時から午後6時の間
※実際の停波時間は各レピータにより前後することがある
※同一時間帯において同様の区域のアナログレピータの1200MHz帯も停波
詳細は下記関連リンクのJARL D-STAR NEWS参照のこと。
●関連リンク:
・大阪府・兵庫県のD-STARレピータの1200MHz帯一時停波のお知らせ(JARL D-STAR NEWS)
・第41回大阪国際女子マラソン
・大阪国際女子マラソン コースマップ
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2022年1月16日(日)21時30分からの第294回放送。前半では茨城県水戸市の無線ショップ「コスモ電子」が1月22日(土)13時から23日(日)16時まで「アイコム新春フェア in コスモ電子」を開催するという告知。同店は茨城県内のアマチュア無線家に親しまれているショップで番組レギュラー陣も利用しているという。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に引き続いてJARD専務理事の坂本純一氏(JJ1JXK)が登場。JARDの役割のひとつに「アマチュア無線家に対する技術的なフォロー」があるとして、JARDが行っている測定サービスや測定器室の開放サービスを紹介した。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。最近FMぱるるんのWebサイトがリニューアルし、番組音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(「CQ ham for girls」「Radio JARL.com」も変更されている)。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
総務省は、空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの導入を可能とするため、電波法施行規則等の一部を改正する省令案等について、2022年1月15日(土)から2月14日(月)までの間、広くパブリックコメント(意見公募)募集を行っている。これは、昨年(2021年)行った「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)に対する意見募集」( 2021年3月26日記事 )で集まった要望や意見などを参考に、一定の要件を満たす屋内での利用について「当該システムを導入するために必要な制度整備を行うため、電波法施行規則等の一部を改正する省令案等を作成しましたので、これらの省令案等に対して意見募集を行います」としている。電力伝送に使用する周波数には、2.4GHz帯や5.7GHz帯(アマチュア業務は二次業務)が含まれることから、無線家の間で不安が広がっている。
アマチュアバンドの2.4GHzと5.6GHz帯が、空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの設定周波数と重なる(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログから)
「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム」とは、いわゆる「ワイヤレス給電」と呼ばれ、有線を使わず電波の送受信により電力を伝送するシステムだ。すでにコイルを利用してスマートフォンなどを充電する方法が実用化されているが、これは「近接結合型」と呼ばれるタイプで、送電部と受電部とを直接接触、または数cm離して電力を供給を行っている。
一方で、「空間伝送型」は、10m以上離れて給電することを想定し、使用する周波数帯は、アマチュアバンドを含む920MHz帯/2.4GHz帯/5.7GHz帯の3つで実用化に係る制度整備を進めている。
今回の制度整備(電波法施行規則等の一部を改正する省令案等)におけるパブリックコメント(意見公募)は“屋内(構内)に限定”したもので、「工場内で利用されるセンサ機器への給電等に利用が見込まれています」と説明している。
“屋外”と比べてアマチュア無線バンドへの影響は限定的だと思われるものの、世界的な電気自動車(EV)の普及促進など、屋外での大容量電力伝送へつながらないかと、アマチュア無線家から不安視する声も少なくない。
総務省が公表した「電波法施行規則等の一部を改正する省令案等についての意見募集―空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの導入のための制度整備―」は以下のとおり(一部抜粋)。
総務省は、空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの導入を可能とするため、電波法施行規則等の一部を改正する省令案等について、令和4年1月15日(土)から令和4年2月14日(月)までの間、意見募集を行います。
1.概要
空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムは、電波の送受信により5~10メートルの距離を電力伝送するものであり、充電ケーブルの接続や電池の交換を行うことなく、小電力の給電が可能となることから、工場内で利用されるセンサ機器への給電等に利用が見込まれています。
総務省ではその技術的条件のうち、一定の要件を満たす屋内での利用について、情報通信審議会から一部答申を受けました。これを受け、当該システムを導入するために必要な制度整備を行うため、電波法施行規則等の一部を改正する省令案等を作成しましたので、これらの省令案等に対して意見募集を行います。
2.意見募集対象
(1)電波法施行規則等の一部を改正する省令案
(2)無線電力伝送用構内無線局の条件を定める告示案
(3)構内無線局のキャリアセンスその他の条件を定める告示案
(4)昭和61年郵政省告示第378号(構内無線局の用途、電波の型式及び周波数並びに空中線電力を定める件)の一部を改正する告示案
(5)昭和61年郵政省告示第381号(構内無線局の申請の単位を定める件)の一部を改正する告示案
(6)平成16年総務省告示第860号(無線局免許申請書等に添付する無線局事項書の無線局の目的コードの欄及び通信事項コードの欄に記載するためのコード表を定める件)の一部を改正する告示案
(7)周波数割当計画(令和2年総務省告示第411号)の一部を変更する告示案
(8)電波法関係審査基準(平成13年総務省訓令第67号)の一部を改正する訓令案
4.意見提出期間
令和4年1月15日(土)から令和4年2月14日(月)まで(必着)
(郵送についても、同日必着とします。)
5.今後の予定
当該省令案等については、意見募集の結果及び電波監理審議会への諮問に対する同審議会の答申を踏まえ、関係省令等の改正等の所要の手続を速やかに進めていく予定です。
●関連リンク:
・総務省
電波法施行規則等の一部を改正する省令案等についての意見募集―空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの導入のための制度整備―
・総務省 電波法施行規則等の一部を改正する省令案(PDF形式)
・空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム(WPT)」についてパブコメの募集(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・10m以上先へ無線で給電!「空間伝送型ワイヤレス電力伝送」が今年度内に制度化(ビジネスネットワーク.jp)