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hamlife.jp (2024/11/26 16:35:36)
現在データベースには 6126 件のデータが登録されています。
アマチュア無線技士の資格を持ち、「JH1CBX」のコールサインでハムの世界でも活躍中のシンガーソングライター・Masacoが、このほど「2022年 Masaco卓上カレンダー」を制作し、自身のオンラインショップで販売を開始した。2022年1月~12月まで月替わりの12枚とポストカードを含む全14枚の仕様で、カレンダーホルダーとして使える透明プラケースに納められている。税込価格は1,000円(送料別)。なおオンラインショップから注文の場合は希望により表紙にMasacoの直筆サインも入る。
Masacoは兵庫県出身。代表曲「ひたみち」「子午線のみち」などで知られるほか、IBS茨城放送やラジオNIKKEIでレギュラー番組のパーソナリティーを務めるなど多彩な活動を行ってきた。2016年は兵庫県の「TAMEIKE Project」保全活動活性化のイメージソングとして、作詞&歌唱を手がけた「ふるさとの宝」が抜擢。また2018年8月に発売されたCD「晴れおんな」も好評で、2021年4月には新アルバム「ありがとうあなたに」もリリースされた。
アマチュア無線家としても知られるMasacoは、「月刊FBニュース」で全国のアマチュア無線家やクラブを訪問する連載「Masacoの“むせんのせかい”アイボールの旅」や「Masacoの自由帳」などを担当。毎年各地の無線イベントにゲスト出演しているほか、2019年1月から一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のPRを担う“JARL広報大使”も務めている。
そのMasacoが昨年、自身のオンラインショップサイト「Masaco通販♪」を立ち上げ、シングルやアルバムのCDを直販するほか、目玉商品としてオリジナルの「Masaco卓上カレンダー」の販売を行っている。
2022年版の卓上カレンダーはハガキ大のカラー印刷。2022年1月から12月まで月替わりでMasacoのポートレートが楽しめる。2月と4月はハンディ機を持ってポーズを取るシーンになっている。
新しい年を迎えるにあたり、Masacoの卓上カレンダーでシャックに彩りを加えてみてはいかがだろうか。価格は税込み1,000円、送料は別途200円かかるが、Masacoは「5,000円以上で送料無料になるので、よかったらCDも一緒にいかがでしょうか~!?」と呼び掛けている。
●関連リンク:
・2022年 Masaco 卓上カレンダー(Masaco通販♪)
・Masaco通販♪
・Masaco公式サイト
・Masaco Facebookページ
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年12月13日時点で、アマチュア局は「380,593局」の免許情報が登録されている。前回紹介した12月6日時点の登録数から1週間で264局ほど減少した。そしてパーソナル無線局がいよいよ最後の1局となった。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2021年12月13日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「380,593局」の免許状情報が登録されていた。前回、12月6日時点のアマチュア局の登録数は「380,857局」だったので、1週間で登録数が264局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年12月13日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「1局」の免許情報が登録されていた。前回、12月6日時点の登録数は「2局」だったため、この間に1局が免許を失効したと思われる。
なお、この1局が最後のパーソナル無線局となるが、無線局の免許有効期限が今年(2021年)の12月19日までなので、この日をもってパーソナル無線は完全に消滅する。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・残数1:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
世界中の放送局(送信所や周波数など)の最新情報を網羅した貴重な年鑑(書籍)として、1945年から英国で発刊されてきた「WRTH(World Radio TV Handbook)」。世界中のBCLファンのバイブル的存在で非常に著名だが、今年12月初旬に発行された2022年版(最終版)をもって76年の歴史に幕を閉じることを関係者がFacebookページで告知した。2022年版は現在、版元のオンラインショップから直接購入できるが、日本のAmazonでは一時的な品切れ状態となっている。また日本にある一部の無線ショップでは今後入荷する予定のものについて注文を受け付けているようだ。
「WRTH(World Radio TV Handbook)2022」の表紙
1945年に創刊された「1946年版」から毎年、収録データを更新して刊行を行い、「LW(長波)、MW(中波)、SW(短波)、およびFMのラジオの世界へ最も正確で完全なガイドであり、あらゆる形式で入手できます」と紹介するBCL向け専門年鑑「WRTH(World Radio TV Handbook)」。昨年刊行された「WRTH2021」は創刊75周年の記念号となっていた。
しかし今回、今年末に出版された「WRTH 2022」をもって、同書は最終版となるというアナウンスが流れた。
以下、WRTH Onlineから「What is WRTH?(WRTHとは何ですか?)」を一部抄訳。
<特徴>
フルカラーで、受信機と付属機器のレビュー、デジタルラジオなどのトピックに関する情報を紹介。さらに放送局へのインタビュー、受信条件、SW(短波)送信所の場所を示すカラーマップ、リスナーとそのほかの関心のあるトピックなどを紹介。
<国内向け放送>
世界中の国内ラジオサービスについて説明。リストは国ごと、LW(長波)、MW(中波)、SW(短波)で放送しているすべての放送局、およびFMで放送しているほとんどの放送局の連絡先などを載。
<国際放送>
海外向けの番組を提供している放送局の情報を記載。国ごとにリスト化され。季節ごとに変わる周波数のなど放送スケジュールは放送局から提供される資料をもとに行っています。
<周波数リスト>
地域内の周波数ごとにグループ化されたMW(中波)周波数リスト、周波数順にすべての国際および国内SW(短波)放送のリスト、英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語の国際SW(短波)放送、およびUTC(国際標準時間)によって表示されるDRM(デジタルラジオ)送信が含まれます。
<テレビ>
主要な地上波全国放送局、大規模な地域ネットワーク、およびいくつかの地方局の詳細が国ごとにアルファベット順に並べられています。
<参照>
国際および国内送信機サイト、標準時間および周波数送信、DXクラブ情報、国際機関。そのほかの重要な情報のリストを紹介。
●関連リンク:
・WRTH Online
・WRTH – World Radio TV Handbook(Facebookページ)
・World Radio TV Handbook(ウィキペディア)
総務省は2021年12月10日、放送法施行規則と無線局免許手続規則の一部を改正する省令を官報で公布、即日施行した。この改正によりアマチュア局の申請時に用いる「無線局免許申請書」「無線局再免許申請書」の様式も変更となった。旧様式の申請書は今後1年間(2022年12月9日まで)は使用できるが、「欠格事由」の項目に手書きで追記が必要になるので注意が必要だ。
今回の無線局免許申請書の変更は、総務省が放送局などの「外資規制」(放送会社は外国人等の有する議決権の割合が20%を超えてはならないという規制。超過すると放送免許が取り消される)の実効性を確保するため、免許申請書や添付書類の様式を変更する方針を固め、放送法施行令、放送法施行規則、無線局免許手続規則の一部を改正、12月10日付けの官報で告示し即日施行したことに伴うもの。
一見するとアマチュア無線とは関係ない改正に思えるが、実はアマチュア局も使用する「無線局免許申請書」や「無線局再免許申請書」の様式も、欠格事由の項目部分が変更されている。
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、JARL Webの12月10日付けNEWS TOPICSコーナーで「無線局免許申請書等の様式が改正」と題し、次のように案内している。
無線局免許申請書等の様式が改正
令和3年12月10日に無線局手続規則で定められている無線局免許申請書等の様式が改正されました。アマチュア局の変更点については次のとおりです。
・電波利用 電子申請・届出システムLiteを利用した場合は、これまでと変更ありません(システム側で対応します)。
・書面により、改正前の申請書等の様式を使用し申請する場合は、「欠格事由」の箇所に手書きで【処分歴なしと記入】の上、ご提出をお願いします。
また、1年後となる令和4年12月10日からは、改正前の申請書等の様式は使用できなくなりますのでご注意ください。
新書式の無線局免許(再免許)申請書のフォーマットは、総務省の電波利用ホームページから入手できる。なおアマチュア局の申請書類は「外資規制の対象外の無線局の場合」の項目からダウンロードすることになる。
今回の改正に関連した、総務省の「放送法施行令の一部を改正する政令案等に関する意見募集」は2021年9月16日から10月15日まで行われ、11月5日に意見募集結果が公表された。アマチュア無線関係では、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)と一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が意見を提出し、その結果、申請書の項目が一部改められ、旧様式の申請書も欠格事由の部分に修補することで施行から1年間は使用できるように改められ、公布に至った経緯がある。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・無線局免許申請書等の様式が改正(JARL Web)
・無線局免許申請書及び再免許申請書ダウンロード(総務省
電波利用ホームページ)
・放送法施行規則及び無線局手続規則の一部を改正する省令(インターネット版官報 12月10日号外)
・放送法施行令の一部を改正する政令案等に関する意見募集(総務省 報道資料 9月15日)
・放送法施行令の一部を改正する政令案等に関する意見募集の結果(総務省 報道資料 11月5日)
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2021年12月12日の第467回放送は「アマチュア無線いろいろランキング」を特集。公表されているアマチュア無線に関する各種データを分析し、得られた結果(ランキング)を紹介するという内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約50分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第467回の配信です
2021年12月14日(火)の夕方に、年間三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」がピークを迎える。13日(月)の夜から流星の出現数が増え始め、14日の16時前後に極大を迎え、活発な状態は15日(水)未明まで続く見込みだ。ふたご座流星群は条件がよい年なら1時間に30個前後、一晩で500個近く観測できる。この機会にVHF帯での流星散乱による遠距離通信や、FM放送のDX受信にも挑戦してはいかがだろうか。
「流星散乱通信」は「流星バースト通信」とも呼ばれ、流星が大気圏に突入して発光した際、周辺の大気が一時的に「電離層」のような高密度の電子層を形成。これがVHF帯の電波を反射(散乱)させて通信ができることを利用したもの。ただし持続時間は数秒程度(長くても十数秒)と非常に短いので、お互いの運用周波数の事前確認や短い交信が基本となる。
アマチュア無線の場合、流星散乱通信は、おもに50MHz帯で実験が行われている(最近はデジタル通信のMSK144モードも利用されている)。交信は難しくても、外部アンテナを接続した受信機を用意し、全国各地に設置された50MHz帯ビーコンの周波数のほか、遠距離(1,000km前後離れた地点が良い)に位置するFMラジオ局、FM補完放送の周波数(90~100MHz)をモニターしてみると、流星に合わせて信号が一瞬聞こえてくることがある。このチャンスにぜひ試してみてはいかがだろうか。
今回の2021年ふたご座流星群は、ピークが14日16時頃と予測されている。「流星電波観測国際プロジェクト」のWebサイトでは、「日本国内では1時から2時頃に輻射点高度が天頂付近を通過するときにエコー数が激減する天頂効果が見られます。ロングエコーもそこそこ見られると思いますので、充実した流星群活動となるでしょう。ただし、予想ピーク時刻は日本時間で14日16時と夕方のため、観測条件はよくありません。13日~14日にかけては増加傾向、14日~15日にかけては減少傾向となるでしょう」と解説している。
ふたご座流星群の観測や、流星の電波観測に役立つサイトを下記関連リンクにまとめておこう。
●関連リンク:
・流星バースト通信(Wikipedia)
・流星電波観測国際プロジェクト
・ふたご座流星群の基本情報・観測条件(流星電波観測国際プロジェクト)
・2021年ふたご座流星群電波観測速報(流星電波観測国際プロジェクト)
・特集 2021年ふたご座流星群(AstroArts)
・ふたご座流星群が極大 2021年12月(国立天文台)
・国内専用6mリアルタイム掲示板2
・でんぱでーた on Web
先週のアクセスランキング1位は、「<社長急逝で7月9日に廃業>エレクトロデザイン株式会社、12月6日から『在庫処分半額特価セール』を開始」というニュース。エレクトロデザインは、米国エレクラフト社の無線機器の日本総代理店として「K1」「K2」「K3」「KX3」「KX2」など同社製品の輸入販売と日本語マニュアルの作成して独自の保証・サポート制度を導入したり、EXPERT社などのSDR無線機器、HEIL SOUNDをはじめとするマイクロホン、欧米各社の電鍵・パドルなど、海外のさまざまな無線機器の輸入販売を行いファンが多かった。しかし、2021年5月9日に代表取締役社長の木下重博氏(JA8CCL)が急逝したことから7月9日をもって廃業。今回、在庫商品の処分を兼ねて、12月6日夕方から公式サイトで「在庫処分半額特価セール」が始まったが、注文が殺到したため「ご注文多数の為在庫を超えた商品が出ております」としてセールを開始して数時間後に一旦停止状態となった。再開は12月13日頃とアナウンスされている。
在庫処分半額特価セールの開始を伝えるエレクトロデザイン株式会社のWebサイト
予約殺到でセール開始数時間で「E-Shopは一旦停止させて頂きます。整理後12月9日又は10日に再開させて頂きます」との案内が出たが、さらに12月9日になって「ご注文多数の為在庫を超えた商品が出ております」という案内とともに「整理後12月13日頃には再開」と告知(エレクトロデザイン株式会社のWebサイトから)
続く2位は、アマチュア無線関連ニュースサイトのパイオニア的存在、読者参加型オンラインマガジン「QTC-Japan.com」が、ハム全盛期(1975年から2000年まで)のアマチュア無線機器関連カタログコレクションを一堂に集めた「Ham Catalog」ページをこのほど開設したニュース。所蔵するメーカー82社、カタログ618点を電子化(PDF形式)して無料で閲覧できるようにした。アマチュア無線機器カタログのコレクションデータは、メーカーごとにアルファベットやアイウエオで並べられ、それぞれ型番で整理されている。すでに存在しないメーカーや、現在はアマチュア無線分野から撤退しているメーカーのカタログも少なくない。
ハム全盛期(1975年から2000年まで)のアマチュア無線機器関連カタログを電子化して一堂に集めた「Ham Catalog」。懐かしいカタログの数々は今では入手困難な資料といえるだろう
3位は、アイコム株式会社が同社公式サイトにおいて、2.4GHz帯および5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機の開発に着手したことを表明したニュース。同社は『これまでは機材、技術的にハードルが高かったSHF帯を、誰もが気軽に運用できるバンドにするために、そしてアマチュア無線の新しい楽しみと可能性を示すために、アイコムは、誰も想像しなかったSHF帯への対応という画期的なアマチュア無線機の開発を進めています。どのようなアイディア、技術が投入されるのか、どのような機能、デザインになるのか、アイコムの新たなる挑戦にご期待ください』と述べている。プロで培った無線技術と、SHF帯の最新デバイスの融合により、どのような製品が登場するか注目だ。
12月10日、アイコムが「ICOM SHF Project~SHF帯への挑戦~ Vol.1」と題したリーフレットを公開。「2.4GHz、5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機の開発に着手しました」との記載がある
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<社長急逝で7月9日に廃業>エレクトロデザイン株式会社、12月6日から「在庫処分半額特価セール」を開始
2)<メーカー82社のカタログ618点を収録>QTC-Japan、1975~2000年のアマチュア無線機器カタログを電子化(PDF)して無料公開
3)<新たなプロジェクトの取り組みをスタート>アイコム、「2.4GHz、5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機」の開発着手を表明
4)<ARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士、12月9日(木)17時33分からノートルダム女学院中学高等学校の生徒たち(8N3ND)との交信に再挑戦
5)日本無線協会、令和3年12月期の1・2アマ国家試験問題および正答を公式発表
6)<「8J」「8N」で始まるコールサイン>2021年12月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報
7)<ダンプカーにアマチュア無線機を不法設置>東海総合通信局、岐阜県下呂市・国道41号線において運転手1名を電波法違反容疑で摘発
8)<アマチュア無線の過去 そして 未来を見据えて>創刊から20年を経てデザインやコンテンツなどを刷新! 読者参加型オンラインマガジン「QTC-Japan」
9)<1アマ国試の合格率は「28.0%」と大幅悪化、4アマ新規取得者は1万人を割り込む>総務省、令和2年度末の「資格別 無線従事者免許取得者数の推移」を公表
10)<8月3日の官報に掲載>「新スプリアス規格への移行期限を当分の間延長」とする総務省令が公布、即日施行
FT8に代表されるデジタル文字通信が世界中で大流行しているが、微弱信号のデコード率に優れ、高度な設定も可能とされる通信用ソフトウェア「JTDX」の最新版、「JTDX 2.2.157」が2021年12月11日(UTC)に公開された。以下、速報で紹介する。なお、もう一つのメジャーな通信用ソフトウェア「WSJT-X」は12月7日に「WSJT-X 2.5.3」が公開されている。
デジタル文字通信(FT8/FT4/JT65/JT9/T10/WSPRなど)の専用ソフトウェアとして「WSJT-X」に次いで利用者が多い「JTDX」が2021年12月11日(UTC)に新バージョンの「JTDX 2.2.157」を公開した。前バージョン「JTDX 2.2.156」から約8か月ぶりの更新となった。公式サイトによると下記の変更・改善(合計34か所)を実現したという。なお従来同様コンテストモードは搭載していない。
<参考:上記内容の日本語機械翻訳>
JTDX 2.2.157 (2021/12/11)変更点
– TCIインターフェイス:ESDR3とRX2のサポートを追加
– TCIインターフェイス:rxlev/outpwrセンサーのレポート期間を短縮
– TCIインターフェイス:WSPRモードでJTDXを起動するためのパッチを追加
– TCIインターフェイス:TXオーディオバッファリングの追加
– TCIの周波数制御でOSの地域設定を扱う
– ESDRからのリグおよびリグオフからのPTTのキャンセルを修正
– トランシーバー制御:TCIオーディオが使用されている場合、TxからRxへの切り替え時のスレッドスリープを無効にした
– FT8デコーダー:APマスクを追加して、非標準のMyCallのデコードを改善
– FT8デコーダー:CQ信号のデコードの改善
– FT8デコーダー:CQ信号、着信信号、QSO信号のスペクトルの平均化を実装
– FT8デコーダー:CPUサイクル数を削減するための複数の変更
– FT8デコーダー:誤ったデコードを防ぐためのフィルターを追加
– 0.5秒のポールインターバルを導入
– CAT over TCIまたはHamlibを使って、一部のモデルのトランシーバーでSWR値を表示できるようにした。1.01(Hamlib)または1.1(TCI)から始まるSWR値が表示
– Houndが有効な場合に、スポット情報にF/Hを追加できるようになった(#Hはキーワード)
– メッセージウィンドウを下にスクロールするオプションを追加(Configuration設定のGeneralタブで有効にできる)
– Configuration設定に10桁のグリッドをサポート
– 「自国の大陸からの大陸内メッセージを隠す」オプションを実装
– ダークスタイルを再構築し、通知の色設定をダークスタイルから分離
– ClearDXでRX=TXを行うようにした
– Generalタブのショートカットを変更
– B4のコールサインがwated listにある場合、そのコールサインのメッセージを非表示にしないようにした
– FT8/FT4メッセージ生成:一部の壊れたメッセージの送信を防止
– トランシーバーポーリングのパッチ
– HoundモードでSkipTx1オプションへのアクセスが無効になっていることを確認できる
– レポート付きの着信でQSOが始まった場合、QSO開始時刻にパッチを適用
– シングルショットQSOの終了処理の修正
– CQディレクション:「CQ G」の方向処理を修正。POTA、SOTA、IOTAへの対応
– コールサインに修飾されたグリッドを使用しないようにする
– Eswatini王国の名称を修正
– パッケージ名にアーキテクチャを含める
– UbuntuベースのOSでのWSJT-Xのファイル名との互換性のための変更
– 翻訳の更新
– ALLCALL7、big cty.dat、LoTWリストの更新(20211210時点)
なお、もう一つのメジャーなデジタル通信用ソフトウェア「WSJT-X」は2021年12月7日(UTC)に最新バージョン「WSJT-X 2.5.3」が公開されている。両ソフトウェアの詳細とダウンロードは下記関連リンク参照のこと。
この記事も参考に↓(2020/4/14掲載)
<最新版で初の多言語化>FT8などで人気のデジタル文字通信用ソフト「JTDX」、日本語での機能表記に対応
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が各地で開催している「第三級アマチュア無線技士」養成課程講習会(短縮コース)の、2022年1月期の開催日程を紹介する。
●2022年1月の第三級短縮コース開催日程
東京都豊島区/JARDハム教室(1月16日開催)○
東京都豊島区/JARDハム教室(1月26日開催)○
神奈川県横浜市/マリンハイツ1号館(1月9日開催)○
大分県臼杵市/市浜地区コミュニティセンター(1月23日開催)〇
富山県富山市/不二越工業高等学校研修センター(1月16日開催)○
※受講申込締切日:開講日1週間前の日(その前に定員に達したときは定員に達した日)
〇印は下記リンク先にてWeb申し込みが可能
第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。JARDによると平成23年度の実績は受講者数:4,651名で、合格率は99.0%。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記関連リンクで。
なおJARDでは2017年4月から、4アマ資格のない者でも自宅等からインターネットに接続したパソコンを使って学習ができる「eラーニング方式」の養成課程(3アマ標準コース)を随時開講している。最短なら申し込みの翌日から受講を始められる。修了試験受験者の合格率は100%。詳細はJARDのWebサイトで。
●関連リンク: 一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会
株式会社キューシーキュー企画が東北、関東、信越、北陸、東海、近畿、中国、九州の各エリアで開催している「第三級アマチュア無線技士」養成課程講習会(短縮コース)の、2022年1月期の開催日程を紹介する。
●2022年1月の「第三級アマチュア無線技士 短縮コース」開催日程
<東北エリア> 1月の開催はなし
<関東エリア> 千葉市中央区/千葉商工会議所(1月23日開催)
<信越エリア> 1月の開催はなし
<北陸エリア> 1月の開催はなし
<東海エリア> 名古屋市中村区/愛知県産業労働センター(1月22日開催)
<近畿エリア> 大阪市中央区/エル・おおさか(1月22日開催)
<中国エリア> 広島市中区/JMSアステールプラザ(1月22日開催)
<九州エリア> 1月の開催はなし
第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記リンクで。
●関連リンク: 養成課程講習会のご案内(株式会社キューシーキュー企画)